JPH06266886A - 手書き文字入力の文字認識処理装置およびその方法 - Google Patents

手書き文字入力の文字認識処理装置およびその方法

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JPH06266886A
JPH06266886A JP5423193A JP5423193A JPH06266886A JP H06266886 A JPH06266886 A JP H06266886A JP 5423193 A JP5423193 A JP 5423193A JP 5423193 A JP5423193 A JP 5423193A JP H06266886 A JPH06266886 A JP H06266886A
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Yoshiyuki Miura
浦 佳 之 三
Kenji Suzuki
木 謙 二 鈴
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2文字目以降の文字を検切り枠に入力できる
ようにしたものである。 【構成】 指示入力に対応した座標値を入力する位置入
力手段24と、この位置入力手段24と重合わされ各種
入力操作領域の指示表示を含む各種情報を表示する表示
手段26と、前記位置入力手段24の手書き文字入力領
域への指示操作により入力された座標値列からなる手書
き文字を認識する手書き文字認識手段25と、この手書
き文字認識手段25が認識した手書き文字のサイズを記
憶する文字サイズ記憶手段39n、39oと、この文字
サイズ記憶手段39n、39oが記憶した文字のサイズ
に基づき、次に入力される手書き文字を認識するための
文字認識枠のサイズを設定・表示する文字認識枠設定手
段25とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位置入力装置と表示装
置とが一体化され、位置入力装置上に入力する文字を認
識する場合、初めに入力された文字のサイズに基づき、
それ以降に入力する文字のための文字認識枠を自動的に
設定および表示をする手書き文字入力の文字認識処理装
置およびその方法に係り、特に、入力インターフェース
の向上、認識速度・入力速度の向上を図ための手書き文
字入力の文字認識処理装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来技術】これまでの手書き文字入力装置においては
入力領域に文字認識枠を設けず、フリーフォーマット領
域内に手書き文字を入力する文字認識方法と入力領域に
文字認識枠を設けこの文字認識枠に文字を入力する文字
認識方法とがあった。
【0003】前者の方法は、文字入力領域内の任意位置
に任意のサイズで入力を行い、1文字毎に入力し、しば
らく間次の入力を待ち、その待ち時間により文字認識の
ための文字の検切りを行い認識を行うというものでっ
て、ユーザーが自由に文字入力領域を選定し、かつ、自
由名サイズの文字を入力できるものである。
【0004】また、後者の方法は、文字入力領域内に文
字認識枠を設定し、この文字認識枠内に文字を入力し、
枠検切りにより文字の検切りを行い認識するとものであ
って、入力速度あるいは認識速度の向上を図るものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の方法には一長一短があって、ヒューマンインタ
ーフェースとして見たときにいずれも良好なものとは言
いにくいものである。
【0006】まず、文字入力位置の特定しないフリーフ
ォーマット領域上に手書き入力した文字を認識する方法
は、ユーザが任意位置に任意のサイズの文字を入力する
ことができるという点ではヒューマンインターフェース
として優れたものである。
【0007】しかし、この方法は、時間により文字の検
切りを行うため、1文字の入力が終了してもその文字が
認識されるまで次の文字の入力を行うことができない。
そのため入力時間がかかるという問題がありヒューマン
インターフェースの良いものとは言えなかった。
【0008】また、文字入力領域内に文字認識枠を設け
て認識する方法は、その枠にうまくはめ込んで文字入力
すると、認識率も高い上に認識速度・入力速度が向上す
る。
【0009】しかし、この方法はユーザが文字を任意位
置に入力を行うことができず、文字認識枠のサイズが予
め決められているために、文字認識処理速度を向上させ
るために設定した枠がユーザに合わず、文字認識枠より
大きなサイズの文字を入力した場合(入力文字が文字認
識枠からは見出した場合)、途中で認識が開始され、こ
れが誤認識となり入力速度を遅らせヒューマンインター
フェースの良いものとは言えるものではなかった。
【0010】本発明は、上記従来技術の有する問題点に
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、操作
性と認識速度とをともに良好にする手書き文字入力の文
字認識処理装置およびその方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の手書き文字入力
の文字認識処理装置は、指示入力に対応した座標値を入
力する位置入力手段と、この位置入力手段と重合わされ
各種入力操作領域の指示表示を含む各種情報を表示する
表示手段と、前記位置入力手段の手書き文字入力領域へ
の指示操作により入力された座標値列からなる手書き文
字を認識する手書き文字認識手段と、この手書き文字認
識手段が認識した手書き文字のサイズを記憶する文字サ
イズ記憶手段と、この文字サイズ記憶手段が記憶した文
字のサイズに基づき、次に入力される手書き文字を認識
するための文字認識枠のサイズを設定・表示する文字認
識枠設定手段とを備えることを特徴とする手書き文字入
力の文字認識処理装置を提供することにある。
【0012】また、指示入力に対応した座標値を入力す
る位置入力手段により手書き文字入力領域の任意の位置
に入力された座標列からなる手書き文字を認識するステ
ップと、この認識された手書き文字のサイズを記憶する
ステップと、この記憶された文字のサイズに基づき、次
に入力される手書き文字を認識するための文字認識枠の
サイズを設定・表示するステップとを有することを特徴
とする手書き文字入力の文字認識処理方法を提供するこ
とにある。
【0013】
【作用】本発明によれば、指示入力に対応した座標値を
入力する位置入力手段により手書き文字入力領域の任意
の位置に入力された座標列からなる入力手書き文字を認
識し、この認識された手書き文字のサイズを記憶した
後、この記憶された文字のサイズに基づいて、次に入力
される手書き文字を認識するための文字認識枠を特定の
サイズに設定・表示する。
【0014】これにより、入力位置が特定されていない
従来のフリーフォーマットの手書き文字認識の場合に比
べてユーザに違和感を与えること無く入力を促すことが
でき、時間検切りのみならず枠検切りを付加することに
より文字認識速度を向上させる。
【0015】また、通常の文字入力枠内に文字検切り
(文字認識)枠が設定されているものにユーザが入力し
た場合と比べ、初めに入力した文字のサイズに対応し
て、それ以降の認識枠が設定されるため、ユーザの希望
に沿った認識処理を行う。これにより、誤認識の減少、
入力速度の向上を図りヒューマンインターフェース面で
の優れた手書き文字入力の文字認識処理装置およびその
方法を得ることができる。
【0016】
【実施例】以下に本発明の実施例について図面を参照し
つつ説明する。
【0017】図8は本発明の一実施例に係る手書き文字
入力装置の概略構成を示すものである。
【0018】この手書き文字入力の文字認識処理装置は
位置入力装置24、処理制御装置25、表示装置26お
よび外部記憶装置27とを備えている。
【0019】位置入力装置24は手書き入力された文字
の位置座標を入力するものである。
【0020】表示装置26は位置入力装置24より入力
された座標値列(文字)あるいは認識された文字などを
表示するものである。
【0021】処理制御装置25は初めに入力された手書
き文字サイズからこれに対応した文字認識枠と認識枠情
報の設定を行う機能およびオンライン手書き文字認識方
式の制御機能を備えている。この処理制御装置25は位
置入力装置24を介して手書き入力された指示座標値列
を文字として認識し、かつ、その結果を表示装置26に
表示させる等の各種の処理を行うものである。
【0022】外部記憶装置27は位置入力装置24より
入力された文字を認識するための辞書、本装置駆動用の
システムアプリケーション等が格納されている。
【0023】図9は手書き文字入力装置の概要が示され
ている。
【0024】一般的に、位置入力装置24には例えば透
明タブレット等の座標入力装置とスタイラスペン23が
備えられている。表示装置26は例えば液晶ディスプレ
イから構成され、位置入力装置24と表示装置26とは
同一寸法の同一座標面を有している。
【0025】この透明タブレットは表示装置26の表側
に配置して重合され積載構造となって一体化されてい
る。これにより表示装置26に表示された情報が透明タ
ブレット等の位置入力装置24により確認できるように
なっている。
【0026】図12〜14は処理装置制御25の内部構
造が概略的に示されている。
【0027】処理制御装置25には、図12に示すよう
に、入力制御部39a、認識処理部39b、認識枠設定
処理部39c、表示制御部39d、位置データ部39
m、入力文字サイズデータ部39n、検切り枠データ部
39oおよび出力データ部39p等が備えられている。
【0028】入力文字サイズデータ部39nには、図1
3に示すように、始点X座標データ部40a、始点Y座
標データ部40b、入力文字Xサイズデータ部40cお
よび入力文字Yサイズデータ部40d等が備えられてい
る。
【0029】また、検切り枠データ部39oには、図1
4に示すように、枠個数データ部41および枠始点X座
標データ部42a、枠始点Y座標データ部42b、枠終
点X座標データ部42c、枠終点Y座標データ部42d
を1枠分とした座標データ部が備えられ、この座標デー
タ部が枠の個数分だけ備えられるようになっている。
【0030】つぎに上記各部について詳細に説明する。
【0031】まず、図10、11は位置入力装置24と
処理制御装置25における関連部分の構成を示すもので
ある。
【0032】透明タブレット等の位置入力装置24は、
図10に示すように、静電型のものであって一対の透明
ガラス板28、29が図示しない絶縁保護層により接合
されたものである。透明ガラス板28、29には、それ
ぞれ複数本の透明電極30a〜30nと32a〜32n
が所定の間隔で平行に配置されており、透明ガラス板2
8、29は透明電極30a〜30nと透明電極32a〜
32nとが互いに直交通するように接合されている。こ
れら透明電極30a〜30n、透明電極32a〜32n
は、図11に示すように、それぞれシフトコントローラ
36の制御を受けて動作するシフトレジスタ31、33
に接続されている。
【0033】この位置入力装置24は、水平方向座標
(X方向)を測定する場合には、シフトレジスタ33に
接続された透明電極32a〜32nに端から順次所定の
電圧が印加される。電圧が印加されている透明電極32
a〜32nにスタイラスペン23が近づくと透明電極3
2a〜32nとスタイラスペン23との間で形成される
静電容量によってスタイラスペン23に静電誘導電圧が
誘起される。この静電誘導電圧が増幅器37により増幅
され、フィルタ38により高周波成分が除去され、安定
な指示位置検出信号がカウンタ35に送られる。カウン
タ35は透明電極32a〜32nのうち最も原点側に位
置する電極に所定の電圧が印加されたときにカウントを
開始し、ある一定値以上の指示位置検出信号が入力され
たときにカウント終了する。このような動作を行うこと
によってスタイラスペン23の座標が時間に換算して検
出される。
【0034】水平方向の座標測定が終了すると、垂直方
向座標(Y方向)の座標測定が開始される。垂直方向の
座標測定では水平方向の座標測定と同様にシフトレジス
タ31に接続された透明電極30a〜30nに端から順
次所定の電圧が印加される。電圧が印加されている透明
電極30a〜30nにスタイラスペン23が近づくと透
明電極30a〜30nとスタイラスペン23との間で形
成される静電容量によってスタイラスペン23に静電誘
導電圧が誘起される。この静電誘導電圧を増幅器37に
より増幅し、フィルタ38により高周波成分を除去し、
指示位置検出信号をカウンタ35に送る。カウンタ35
は透明電極30a〜30nに所定の電圧が印加されたと
きにカウントを開始し、ある一定値以上の指示位置検出
信号が入力されたときにカウント終了する。このような
動作を行うことによってスタイラスペン23の座標をカ
ウンタ35により時間に換算して検出される。
【0035】スタイラスペン23を用いて位置入力装置
24の文字入力表示部に文字、その他のパターンを筆記
入力した場合、筆記ストロークを表示する情報がスタイ
ラスペン23による指示位置、すなわち、指示された位
置座標(位置座標系列)として入力される。
【0036】以上のようにして、位置入力装置24を介
して筆記入力された文字、あるいは、その他のパターン
情報等の位置座標の系列が処理制御装置25を介して表
示位置26の同一位置座標に表示駆動されるようになっ
ている。この表示制御により、位置入力装置24に筆記
入力されたパターンがその筆記入力軌跡として同時表示
され、あたかもペンを用いて紙面上に書くように、文字
あるいはその他のパターン入力が行われるようになって
いる。
【0037】次に、文字入力・認識と認識枠の設定処理
とを図1によって説明する。
【0038】まず、手書き文字入力の文字認識処理装置
20が作動させられると図7に示すように初期画面が表
示される(S1)。この初期画面には手書き文字入力用
の文字入力表示部21とコマンド入力部22とが分割さ
れた状態で表示される。文字入力表示部21には文字入
力を行うフリーホーマット領域部が形成され、コマンド
入力部22には各種のコマンドメニュー22a、22b
…が形成されている。
【0039】この状態でユーザが文字入力表示部21に
スタイラスペン23のスイッチ状態および座標値の検出
を行い(S2)、(S3)、(S4)、文字認識用フラ
グの設定を行う(S5)。また、これと同時にあらかじ
め検切り枠データ部39oに格納されている検切り枠デ
ータをセットする。
【0040】このような状態で文字入力表示部21にス
タイラスペン23により文字入力を行いその文字認識処
理をする(S6)。文字認識処理は文字入力が1文字目
ならば(S7)、時間による検切り処理を行い、2文字
目ならば検切り枠処理を行う(S8)。入力が終了し、
スタイラスペン23が文字入力表示部外で、かつ、文字
認識用フラグがセットされていたならばそのフラグのリ
セットを行う(S9)、(S10)。
【0041】このような処理によりユーザが入力した文
字サイズにより文字入力表示部21には検切り枠が順次
形成され、文字認識速度を向上することができる。
【0042】ここで文字認識処理、検切り枠設定処理に
ついて詳細に説明する。
【0043】図2においてユーザが文字入力表示部21
の表示画面上に手書き入力を行うと、処理制御装置25
がスタイラスペン23のスイッチON状態を検出する
(S20)。このとき位置入力装置24を介して検出さ
れた指示位置の位置データが入力制御部39aを通して
位置データ部39mに格納される(S21)。文字検切
りは、1文字目の場合、スタイラスペン23のスイッチ
がOFF状態になり、OFF時間があらかじめ設定され
た一定時間を越えた場合に時間検切り処理を行う(S2
2)、(S23)。
【0044】また、続く2文字目以降の場合は、設定さ
れる認識枠データにより、認識枠をスタイラスペン23
のスイッチがON状態のまま枠外に出、枠外でOFF状
態になった場合に枠検切り処理により文字検切りを行い
格納する(S24)(S25)。
【0045】このとき位置データ部39mに格納された
位置データは、同時に出力データ部39pに転送され、
表示装置26にそのデータに対応した位置に表示するこ
とにより筆跡パターン情報として表示される。このよう
に、1文字分の位置データ系列が位置データ部39mに
求められると(S26)、認識処理部39bで位置デー
タの解析処理を行い(S27)、文字認識を行う(S2
8)。
【0046】文字認識は、位置データ系列をスタイラス
ペン23のスイッチ状態により筆記ストローク毎に分割
し、各筆記ストローク毎にその特徴を示す方向値系列を
求める。このような筆記ストロークの方向系値列変換処
理、位置コード変換処理により求められた情報と外部記
憶装置27に格納されている手書き文字認識辞書とを参
照して認識結果を算出し設定を行う(S29)。以上の
ようにして認識された結果を出力データ部39pに格納
し、表示位置27に表示させる。
【0047】1文字目(初めに入力された文字)の文字
認識処理を行った際、入力文字の始点座標および文字サ
イズデータを入力文字サイズデータ部39nに格納する
(S30)(S31)。その認識結果を表示後(S3
2)メインルーチンに戻す。
【0048】認識枠設定処理を図3により説明する。こ
の図においてユーザが入力した1文字目の文字を時間検
切りにより手書き文字認識を行う。その認識結果を表示
後、入力文字サイズデータ部39nに格納された入力文
字始点座標、文字サイズデータを取り出す(S40)。
その取り出したデータを基に認識枠のサイズを決定する
(S41)。
【0049】例えば、図4に示すように1文字目“あ”
がX座標値100ドット、Y座標値100ドットを始点
としてXサイズ30ドット、Yサイズ38ドットでユー
ザが入力した場合、2文字目…の“い”の検切り枠がX
サイズ30ドット、Yサイズ38ドットより若干余裕を
もってXサイズ32ドット、Yサイズ40ドットの検切
り枠に設定する。この設定された検切り枠の個数データ
および始点X座標値データ、始点Y座標値データ、終点
X座標値データ、終点Y座標値データを検切り枠データ
に格納する(S42)。この格納された検切り枠データ
により検切り処理を行うとともに枠データを格納し処理
をメインに戻す。
【0050】以上説明したように本発明の手書き文字入
力の文字認識処理装置では1文字目の入力を時間により
検切りを行い、2文字目を1文字目に入力した文字のサ
イズにより検切り枠を設定しこれに2文字目の文字を入
力するようにしたから、文字入力の認識速度を向上する
ことができる。
【0051】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではない。例えば、位置入力装置24は感圧型ま
たは不透明タブレットであっても良いし、表示装置26
については液晶ディスプレイの他にプラズマディスプレ
イ等によって構成されたものであっても良い。
【0052】また、文字入力処理において、入力後の認
識結果表示については上述した実施例以外の表示位置、
表示サイズであっても良い。それは内部で自動的に設定
しても良いし、ユーザに設定させるようにしても良い。
入力した筆跡は認識後、消去してもしなくても良い。検
切り枠については実施例のうおうに1文字目の始点座標
データおよび文字サイズデータを格納するのではなく入
力が他の段に移動したと判断した際に格段の1文字目の
データし、各段毎に検切り枠の設定を行うようにしても
良い。
【0053】また、実施例にように横方向ではなく縦方
向に設定しても良いし、両方に設定してもよそして設定
された枠は表示しなくても良い。
【0054】なお、上記実施例では1文字目の入力文字
サイズを基準に2文字目以降の認識枠のサイズを順次決
定するようにした。しかし、1文字目の入力文字サイズ
を基準に2文字目の認識枠のサイズを決定したら、2文
字目の入力文字サイズを基準に3文字目の認識枠のサイ
ズを決定するようにしてもよい。
【0055】この認識枠のサイズの決定は図1に示した
処理とほぼ同様である。
【0056】まず、コマンド入力部22のコマンドメニ
ュー、例えば、22aをを操作し認識処理枠の設定を順
次作成するものに切り換える。このようにすると図15
に示すように文字認識処理(S6)が2文字目の認識枠
のサイズを決定したら、その2文字目の入力文字サイズ
を基準に3文字目の認識枠のサイズの設定処理を行い
(S50)、以後の処理を図1のように戻す。
【0057】これにより各認識枠のサイズが、常時、入
力中の文字サイズに合わせて次の認識枠のサイズが決定
されるから異なる文字のサイズであっても認識速度を高
めることができる。
【0058】
【発明の効果】本発明の手書き文字入力の文字認識処理
装置は、指示入力に対応した座標値を入力する位置入力
手段と、この位置入力手段と重合わされ各種入力操作領
域の指示表示を含む各種情報を表示する表示手段と、前
記位置入力手段の手書き文字入力領域への指示操作によ
り入力された座標値列からなる手書き文字を認識する手
書き文字認識手段と、この手書き文字認識手段が認識し
た手書き文字のサイズを記憶する文字サイズ記憶手段
と、この文字サイズ記憶手段が記憶した文字のサイズに
基づき、次に入力される手書き文字を認識するための文
字認識枠のサイズを設定・表示する文字認識枠設定手段
とを備えたから、1文字目に入力した文字サイズにより
2文字目以降に入力する文字サイズの検切り枠を設定
し、この検切り枠に入力する文字の順次認識する。その
ため文字認識速度を向上するとともにヒューマンインタ
ーフェース面で優れた手書き文字の入力ができる。
【0059】また、本発明の手書き文字入力の文字認識
処理方法は、指示入力に対応した座標値を入力する位置
入力手段により手書き文字入力領域の任意に位置に入力
された座標列からなる手書き文字を認識するステップ
と、この認識された手書き文字のサイズを記憶するステ
ップと、この記憶された文字のサイズに基づき、次に入
力される手書き文字を認識するための文字認識枠のサイ
ズを設定・表示するステップとしたから、2文字目以降
に入力する文字の認識速度を向上させるとともにヒュー
マンインターフェースの点で優れた手書き文字の入力が
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明手書き文字入力の文字認識処理装置の文
字認識処理を示すフロチャート。
【図2】図1の文字認識処理の1部を示すフロチャー
ト。
【図3】図1の文字認識処理の他の1部を示すフロチャ
ート。
【図4】本発明手書き文字入力の文字認識処理装置の文
字の入力例を示す説明図。
【図5】本発明手書き文字入力の文字認識処理装置の文
字の入力例を示す説明図。
【図6】本発明手書き文字入力の文字認識処理装置の文
字の入力例を示す説明図。
【図7】本発明手書き文字入力の文字認識処理装置の平
面図。
【図8】本発明手書き文字入力の文字認識処理装置の主
要部を示すブロック線図。
【図9】本発明手書き文字入力の文字認識処理装置の主
要部を示す概略構成図。
【図10】本発明手書き文字入力の文字認識処理装置の
位置入力装置の一部を示す斜視図。
【図11】本発明手書き文字入力の文字認識処理装置の
処理制御装置の概略を示すブロック線図。
【図12】本発明手書き文字入力の文字認識処理装置の
記憶部を示す説明図。
【図13】本発明手書き文字入力の文字認識処理装置の
他の記憶部を示す説明図。
【図14】本発明手書き文字入力の文字認識処理装置の
さらに他の記憶部を示す説明図。
【図15】本発明手書き文字入力の文字認識処理装置の
他の文字認識処理を示すフロチャート。
【符号の説明】
23 スタイラスペン 24 位置入力装置 25 処理制御装置 26 表示装置 27 外部記憶装置 28、29 透明ガラス板 30a〜30n、32a〜32n 透明電極 31、33 シフトレジスタ 35 カウンタ 36 シフトコントローラ 39a 入力制御部 39b 認識処理部 39c 認識枠設定処理部 39d 表示制御部 39m 位置データ部 39n 入力文字サイズデータ部 39p 検切り枠データ部39o 39p 出力データ部39p

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】指示入力に対応した座標値を入力する位置
    入力手段と、 この位置入力手段と重合わされ各種入力操作領域の指示
    表示を含む各種情報を表示する表示手段と、 前記位置入力手段の手書き文字入力領域への指示操作に
    より入力された座標値列からなる手書き文字を認識する
    手書き文字認識手段と、 この手書き文字認識手段が認識した手書き文字のサイズ
    を記憶する文字サイズ記憶手段と、 この文字サイズ記憶手段が記憶した文字のサイズに基づ
    き、次に入力される手書き文字を認識するための文字認
    識枠のサイズを設定・表示する文字認識枠設定手段と、 を備えることを特徴とする手書き文字入力の文字認識処
    理装置。
  2. 【請求項2】指示入力に対応した座標値を入力する位置
    入力手段により手書き文字入力領域の任意の位置に入力
    された座標列からなる手書き文字を認識するステップ
    と、 この認識された手書き文字のサイズを記憶するステップ
    と、 この記憶された文字のサイズに基づき、次に入力される
    手書き文字を認識するための文字認識枠のサイズを設定
    ・表示するステップと、 を有することを特徴とする手書き文字入力の文字認識処
    理方法。
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JP (1) JPH06266886A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013097737A (ja) * 2011-11-04 2013-05-20 Sharp Corp 表示装置および表示プログラム
WO2013084687A1 (ja) * 2011-12-09 2013-06-13 日本電気株式会社 情報処理装置

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