JPH01251271A - 伝票入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的１ （産業上の利用分野） 本発明は、伝票入力を行なう装置に関する。

（従来の技術） 従来の伝票入力装置においては、−度伝票用紙に書かれ
たデータを機械で読み取る装置や、入力者が機械からの
指示に従って各項目ごとに順に入力するｌｉｔ等があっ
た。

前者の装置においては、入力用の伝票を必要とし、オペ
レータによるデータ入力作業を代行する装置でしかなか
った。

後者の装置においては、入力用の伝票は必要としないが
、入力方法が機械に依存し、各項目ごとに順に入力しな
ければならないため、入力者が入力操作を学習する必要
があった。

（発明が解決しようとする課題） これまでの装置においては、伝票入力に際して伝票用紙
を必要部したり、伝票用紙を必要としない場合にも機械
に依存した入力方法をとらざるを得す、処理効率、特に
入力効率の面で問題があった。

［発明の構成］ （１題を解決するための手段） 本発明による伝票入力装置は、手書きで指示された位置
に対応した座標データを発生する位置入力手段と、各項
目に分けられた伝票を表示するための表示手段と、前記
各項目には入力可能な文字種を指定するための属性デー
タが割当てられており、前記座標データから、指示され
た項目を判定するための項目判定手段と、前記指示され
た項目に割当てられた属性データと、前記座標データの
列とから文字を認識するための文字認識手段と、および
前記認識された文字を前記判定された項目に表示するた
めの表示制御手段とを具備することを特徴とする。

（作用） 本発明の伝票入力装置では、選択された伝票が表示手段
によって画面に表示される。前記伝票は、各項目に分け
られていて、前記各項目には入力可能な文字種を指定す
るための属性データがそれぞれ割当てられている。前記
画面上に入力されるべき文字を手書きで指示すると、指
示された位置に対応した座標データが位置入力手段によ
って順次発生される。項目判定手段は、前記座標データ
から、指示された項目を判定する。文字認識手段は、前
記判定きれた項目に関連する肩付データと前記座標デー
タの列とから文字を認識する。表示制御手段は、前記認
識された文字を前記判定された項目に表示する。従って
、入力者が位置入力手段により文字の入力位置を直接指
示できる。また任意の項目に任意の順番で文字入力する
ことができ、入力された文字は指示された項目の属性に
従って認識される。このようにして、従来の用紙に層く
操作と全（同様にして伝票入力することができる。

（実施例） 以下に添附図面を参照して本発明による伝票入力装置の
一実施例について詳細に説明する。

第１図は本発明による伝票人力１１ｉｆの実施例のブロ
ックダイアグラムである。第１図を参照して、伝票入力
＠置では基本的には文字が筆記入力される。その筆記入
力される文字のパターンの各位置座標を順に入力するた
めの座標入力装置１と、この座標入力装置１１を介して
筆記入力される文字等の座標位置から伝票上の指定され
た項目を判別し、その項目に設定されている属性情報や
位置座標の系列等からその入力文字を認識する処理ＩＩ
Ｉ　ｆｉｌｌ装置２と、このＩ８！制ｍ装置２にて認識
入力された文字情報等を表示する、例えば液晶デイスプ
レィからなる表示装置３を備えて構成される。尚、外部
記憶装置４は、例えば処理制御装＠２における文字認識
処理必要な認識辞書データ等を格納したものである。

ここで座標入力＠置１の透明タブレットと表示装置３は
、第２図に示されるように、同一寸法で同じ座標値を持
ち、一体化されている。表示装置３に表示された情報は
、透明タブレットを介して視認されることができる。

処理制御Ｉ装置２は、第３図に示されるように、入力部
３ａ、　Ｑ識処理部３ｂ１伝票作成処理部３ｃ、表示制
御部３ｄ、位置データバッファＰ３ｅ、辞書データバッ
ファ３ｆ１出力データバツフア３ｇ、領域データバッフ
ァ３ｈ等を具備して構成される。領域を指定するために
、領域データバッフｙ３ｈは、第４図に示されるように
、領域座標Ｘ始点４ａ、領域座標Ｙ始点４ｂ、領域座標
Ｘ終点４ｃ、領域座標Ｙ終点４ｄの。

各レジスタと、および、レジスタ４ａがら４ｂにより指
定される伝票上の各項目に入力されたデータを格納する
ための領域Ａデータバッファ３ｈ１、領域Ｂデータバッ
ファ３ｈ２、領域Ｃデータバッファ３ｈ３、領域Ｄデー
タバッファ　３ｈ４等により構成される。

最初に、座標入力＠置１について説明すると、座標入力
装置１は、例えば第５図（ａ）に示されるように静電型
の透明タブレットを有する。この静電型の透明タブレッ
トでは、一対の透明ガラス板１ａ、　ｌｂの片面には複
数本の帯状の透明電極１ｃ、１ｄがそれぞれ所定の間隔
で平行に配設して構成されている。一対の透明ガラス板
１ａ１１ｂは透明電極１０．１ｄを互いに直交するむき
に向い合わされ、かつ図示されない絶縁保護膜を介して
接合されてタブレットが形成される。タブレットには、
シフトコントローラ１ｅの６１　ｔ［Ｉを受けて動作す
るシフトレジスタ１ｒ、１ｇが接続されており、これに
より透明電極１ｃ、　１ｄは順次所定の電圧が印加され
る。このようにして、電圧が印加された透明１１１ｉ１
ｃ、１ｄの交差点はタブレット面の全域を走査される。

すなわち、走査は、一方の透明電極１Ｃに順に選択的に
所定の電圧を印加すると共に、透明電極１Ｃのひとつに
所定の電圧が印加されている間に、これに直交する他方
の透明電極１ｄの全てに順に所定の電圧を印加すること
によって行われる。つまり、他方の透明電極１ｄの全て
に順に所定の電圧を印加して透明Ｎ極１ｄを走査する都
度、所定の電圧を印加する透明電極１Ｃを順にずらすこ
とによって透明型ｔ１１ｃ、１ｄが構成するマトリック
ス平面（タブレット面）の全域が順に走査される。カウ
ンタ１ｈは、このような走査に同期してカウント動作し
、その計数値にてマトリックス平面上の位置座標を表現
する。

ベン１１により指示されたタブレット面上の座標位置は
、透明電極１ｃ、　１ｄの走査によって印加される電圧
とベン１１とのｆａ？４結合により検出される。

検出された信号は、前置増幅器１ｊにより増幅された後
、フ、イルタ（ＦＩＬ）ｌｋを介してその雑音成分がフ
ィルタリング除去され、指示位置検出信号としてカウン
タ１ｈに与えられる。カウンタ１ｈは、指示位置検出信
号を受け、そのときの計数値をベン１１にて指示された
タブレット面上の指示位置座標情報として出力する。そ
の指示位置座標情報により、第１図に示される表示装置
３に表示される伝票上の項目も同時に検出されることが
できる。

ベン１１を用いてタブレット面上に文字パターンを筆記
した場合には、筆記ストロークを示す情報がベン１１に
よるｊ旨示位置の繋がり、すなわち指示された位置座標
の繋がり（位置座標の系列）として入力される。

こにょうにして座標入力装置１を介して笛記入力された
文字パターンの情報、すなわち位Ｉｌ！座標の系列は処
理制御装置２を介して表示装置３に与えられる。位置座
標の系列に従って、後述するように表示装置ｆｔ！３の
同一位置座標が表示駆動される。

この表示制御によってタブレット面に第２入力された文
字パターンがその筆記の軌跡として同時に表示され、あ
たかもベンを用いて紙面に文字を記載するように文字情
報の入力が行われる。

次に、本発明による伝票入力装置の動作を第６図に示さ
れる処理手順に従って説明する。

木Ｖ装置の電源が投入されると、表示装置には例えば第
７図（ａ）に示されるように初期画面が表示される（ス
テップ６Ａ１）。初期画面には、各項目に対応した入力
領域が伝票用紙゛°とおなしように表示される。処理制
御装置２には第３図に示されるように領域データバッフ
ァ３ｈに領域情報が設定される（ステップ６Δ２）。こ
れにより、第４図に示される領域座標Ｘ始点４ａ、　”
ｙ’始点４ｂ、　Ｘ終点４ｃ、Ｙｌ１点４ｄ、および手
ｆＩｉ！属性データ４ｃｌが第３図に示されるｆＲ域Ａ
データバッファ　３ｈ１、領ｂｌｊ　［３データバツフ
ア３［１２、領域Ｃデータバッファ３ｈ３、領域Ｄデー
タバッファ　３ｈ４の伝票上の各項目ごとの領域データ
バッファ３ハに設定される。手書き属性データ　４ｅｌ
には、伝票上の項目に対して手書き文字ｒｇ諏を行なう
か、あるいは座標データのままかが設定される。実流例
では、第７図（ａ）に示されるように伝票画面の領域Ａ
、Ｂ、Ｃを文字認識、領域りをドツトデータのままで格
納するように設定されている。

次に、座標入力装ｆｆ１１から指示位置座標情報（座標
値）が入力されるとベン１１がＯＮ状態にあるかどうか
を検出しくステップ６Ａ３）、この時の座１１ｆｌから
伝票作成処理部３Ｃではその指示位置座標が表示されて
いる伝票画面のどの項目部分を指示しているかを判定し
、対応する項目についての領域情報を領域データバッフ
ァ３ｈから取出す（ステップ６Ａ４）。

入力された伝票上の項目における領域Ｊｉ＋！は手書き
文字入力かを判定しくステップ６Ａ５）、その項目が手
書き文字入力でなければ手書き文字入力を駆動させず（
ステップ６Ａ６）、手書き文字入力であれば手書き文字
入力を駆動させる（ステップ６Ａ７）。また、指示され
ている項目の領域情報列から手書き１性が設定される（
ステップ６△８）。手書き文字入力の処理を行なうこと
により各領域に依存せずに手古き文字入力を自動的にオ
ンし、オフすることができる。

指示されている項目が領域ＡからＤのどこであるかを判
定しくステップ６Ａ９〜６Ａ１２）、もし指示されてい
る項目がＷ４域Ａならば処理Ａが実行される（ステップ
６Ａ１２、ステップ６　Ａ　１３）、ｆＲ域Ｂが検出さ
れたならば処理Ｂが実行され（ステップ６Ａ　１０．ス
テップ６Ａ１４）、領域Ｃが検出されたならば処理Ｃが
実行され（ステップ６Ａ１１．ステップ６Ａ１５）、領
域りが検出されたならば処理りが実行され（ステップ６
Ａ１２゜ステップ６Ａ１６）、その後フローは再びステ
ップ６Ａ３の座標入力に戻る。

ここで処理Ａは第６図（ｂ）、第７図（ｂ）および（Ｃ
）に示される文字入力処理である。第６図（ｂ）を参照
して、座標入力装［１から、手書き文字があるブロック
内に入力される（ステップ６Ｂ１）。次に入力された手
書き文字の座標値列は、認識処理部３ｂにより、オンラ
イン手回き文字ｎ　２＆され、対応する文字データおよ
び文字の入力位置座標が得られる（ステップ６ｂ２）。

得られた文字位置座標よりｆａ域情報から領域Ａが検出
されると、領域Ａデータバッファ　３Ｍ上の対応するバ
ラフッ位置に文字データが格納され（ステップ６Ｂ３）
、文字位置に対応する表示画面上の座標位置に文字デー
タに対応する文字が表示される（ステップ６Ｂ４）。処
理Ｂ、Ｃ１Ｄにおいても処理Ａと同様に文字の入力文字
データのバッファへの格納、および表示画面への表示が
行なわれる。

処理りではオンライン手書き文字ｆｌａｔを行なわず、
座標データのまま格納される。また領域Ａでは漢字、領
域Ｂではカタカナ、領域Ｃでは数値のみを認識するよう
に、第４図に示される手１き層性データに設定されてい
る。

この実施例では、ブロック内に手書きで文字が１かれる
と、それに対応する文字がブロック内に表示される。従
って入力された文字は残らない。

しかし、！ｉ域Ａの下方にスペースを取り、そのスペー
スに文字を手書きし、それに対応する文字がブロック内
に表示されるようにすることができる。

それにより、手書き文字を残すことができ、またブロッ
ク内には対応する文字を表示することができる。また、
領域Ａは漢字にみを認識すると説明したが、漢字とひら
かな、あるいは漢字と片仮名というように複数の文字種
を認識するように設定することが可能である。これは領
域Ｂ、Ｃ，Ｄについても同様である。

ｍ後に、位置入力装置１を介して筆記入力される文字情
報を認識処理する処理制御装＠２の手書き文字入力処理
について、第８図に示される処理手続きに従って説明す
る。

処理制御装置！！２は、ベン１１のオン状態を検出して
（ステップａ２）、位置入力装置１により検出される指
示位置の座標データを入力部３ａに取込み、位置データ
バッファ３ｅに格納する（ステップａ２）。

この座標データの格納は、ベン１１がオフされ一文字の
区切りが検出されるまで繰返し行われる（ステップａ５
）。この区切りは、ベン１１がオフされることにより検
出され、これによって−文字分の文字パターンを示す位
置データの系列のすべてが入力されたことが確認される
。位置データバッファ３０に格納された座標データの系
列は、同時に出力バッファ３ｇに転送され、前述したよ
うに表示装！！３に筆記パターンの情報として同時に表
示される。この実施例では手書き文字が枠内に記載され
ているが、枠の外、例えば下方にスペースを確保し、そ
こに記載するようにすることもできる。その橋な構成で
あれば、筆跡を残すことも可能であり、表示はコードに
基づいてなされることができる。

このようにしてＷｇ識処ＩＩ！　ｉ！　３ｂは、−文字
分の座標データの系列が位置データバッフｐ３ｅに得ら
れると、その位置データの系列を解析して、その入力文
字を認識する（ステップａ６）。この文字認識は、例え
ば座標データの系列の各位置座標データ間の距離からス
トロークの切れ目を判定して座標データの系列を筆記ス
トロークごとに分け、各筆記ストローク毎にその特徴を
示す方向値の系列に変換する。ここで上記方向値は、例
えば第９図に示されるように８つの向き（方向値）にｍ
子化して与えられる。各筆記ストロークを示す座標デー
タの系列がどのような方向値の系列で示されるかが求め
られ、同一の向き（方向値）が連続する場合には、それ
らの方向値を１つの方向値で代表させることにより位置
座標データの系列は圧縮され、方向値の系列に変換され
る。

この認識処理によって、位置入力装置１を介して筆記入
力された文字パターンが、その筆記ストローク毎に方向
値の系列としてそれぞれ表現されることができる。その
侵、求められた方向値の系列の情報と、外部記憶装Ｗ１
４に格納された文字認識辞書とを照合してその入力文字
が認識される。

この認識処理に供される文字認識辞書は、例えば第１０
図に示されるように認識対象とする文字を構成するスト
ロークの特徴を方向値の系列で表現し、各文字を構成す
るストローク数ごとに分類して各文字コードと対応付け
て構成される。認識処理部３ｂは、文字認識辞書を参照
し、筆記入力された文字のストロークの特徴に該邑する
文字コードを認識結果として求めている（ステップａ７
）。得られた文字コード及び入力座標位置をリターン値
としてセットしくステップａ８）、その後メインルーチ
ンに戻る。

尚、本発明は上述した実施例に限定されるものではない
。例えば、位置入力装［１は感圧型のタブレットや、１
！磁型のタブレットなど、別の方法のものを用いても構
わない。表示装ｅ３については、プラズマデイスプレィ
などによって構成されるものであってもよい。文字入力
においてのオンライン手古き文字認識の方式に関しても
別の方式を用いてもよい。また伝票の項目に関しても、
様々な項目を組合わせ、何項目あっても良い。また入力
処理も手履き文字認識による入力だけとは限らない。要
するに本発明は、その要旨を透設しない範囲で種々変形
して用いることができる。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、これまでの伝票
入力のように伝票用紙を必要としたり、機械に依存して
順に１項目ずつ入力することが必要でなくなる。すなわ
ち、従来用紙に直接書くのと同じ操作で入力位置を直接
指示でき、入力された座標値によって伝票上の各項目ご
とに設定された入力領域およびデータの属性を自助的に
判別できるため、入力者の任意の項目へのデータ入力に
応じて処理形態を対応させることができ、従来の伝票用
紙のイメージでの直接的な入力が可能となる。また手古
き文字入力において、各領域に対応する認識属性を自動
的に設定することにより、入力操作性を低下させること
なく文字認識率、処理速度を向上させることができ、伝
票入力装置として実用上多大な効果を秦する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の伝票入力装置にかかる実施例の概略
構成部、第２図は実施例の装置の構造的特徴を示す図、
第３図は処理制卸装置の構成部、第４図は領域情報の構
成部、第５図（ａ）と（ｂ）は位置入力装置の構成部、
第６図（ａ）と（ｂ）は伝票入力の流れを示す図、第７
図（ａ）から（ｅ）は伝票入力時の表示装置の表示携帯
を示す図、第８図は文字認識の流れを示す図、第９図（
ａ）と（ｂ）は筆記ストロークの向きを表現する方向の
例′を示す図、第１０図は認識辞書の構成例を示す図・
である。 １・・・座標入力＠置（透明タブレット）、２・・・液
晶デイスプレィ、３・・・処理υｊ罪装置、４・・・外
部記憶装置 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 ｗＥ１図 第２図 宵３図 （ｂ） 第６図 （ｄ） 第７図 第８図 （ａ）　　　　　　　　　　　　（ｂ）第９図 第１０図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 手書きで指示された位置に対応した座標データを発生す
   る位置入力手段と、 各項目に分けられた伝票を表示するための表示手段と、
   前記各項目には入力可能な文字種を指定するための属性
   データが割当てられており、前記座標データから、指示
   された項目を判定するための項目判定手段と、 前記指示された項目に割当てられた属性データと、前記
   座標データの列とから文字を認識するための文字認識手
   段と、および 前記認識された文字を前記判定された項目に表示するた
   めの表示制御手段と を具備することを特徴とする伝票入力装置。