JPH0625174A - 2−オキソキノリン誘導体 - Google Patents

2−オキソキノリン誘導体

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JPH0625174A
JPH0625174A JP5050944A JP5094493A JPH0625174A JP H0625174 A JPH0625174 A JP H0625174A JP 5050944 A JP5050944 A JP 5050944A JP 5094493 A JP5094493 A JP 5094493A JP H0625174 A JPH0625174 A JP H0625174A
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ethyl
methyl
dihydro
alkyl
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JP5050944A
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Werner Mederski
メデルスキ ヴェルナー
Dieter Dr Dorsch
ドルシュ ディーター
Norbert Beier
バイアー ノルベルト
Ingeborg Lues
リュス インゲボルク
Klaus-Otto Dr Minck
ミンク クラウス−オットー
Pierre Schelling
シェリンク ピエール
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Merck Patent GmbH
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 アンギオテンシンIIに対する拮抗的性質を示
し、とくに血圧降下作用を有する、2−オキソキノリン
誘導体およびそれらの塩、およびそれらの製造法を提供
する。 【構成】 下記式I 〔式中、Rは 1はH,A,OA又はSA,R2はH,COOH,CO
OA,CNなど、R3及びR4はH又はA,R5及びR6
H,A,COOH,COOA、シアノアルキルなど、A
はC1〜6アルキル、Xは存在しないか、−NH−CO
−,−CO−NH−,−O−CH(COOH)−などを
示す〕で表される2−オキソキノリン誘導体及びそれら
の塩。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般式I、すなわち、
【0002】
【化6】 (式中、Rは、次の一般式、すなわち、
【0003】
【化7】 であり、R1は、H、A、OAまたはSA、R2は、H、
COOH、COOA、CN、NO2、NH2、NHCOR
7、NHSO27または1H−テトラゾール−5−イル
であり、R3およびR4は、それぞれ、HまたはAであ
り、R5およびR6は、それぞれ、H、A、COOH、C
OOA、シアノアルキル、HOOC−アルキル、AOO
C−アルキル、H2NCO−アルキル、ANHCO−ア
ルキル、A2NCO−アルキル、シアノアルケニル、H
OOC−アルケニル、AOOC−アルケニル、1H−テ
トラゾール−5−イルアルキル、2−オキソ−オキサゾ
リジニルアルキル、Ar−アルキル、AO−アルキル、
ArO−アルキル、Ar−アルキル−O−アルキル、ホ
ルミルアルキル、オキソアルキル、HOOC−オキソア
ルキル、AOOC−オキソアルキル、オキシミノアルキ
ル、O−アルキルオキシミノアルキル、HO−アルキル
またはR89N−アルキルであり、R3およびR5が一結
合を形成していてもよく、R7は、1〜6個のC原子を
有するアルキルであり、ひとつまたはそれ以上のH原子
がFで置換されていることも可能であり、R8は、Hま
たはAであり、R9は、H、A、A−CO、Ar−C
O、COOA、CONH2、CONHA、CONHA
r、CON(A)2またはCONAArであり、Xは、
存在しないか、または−NH−CO−、−CO−NH
−,−O−CH(COOH)−、−NH−CH(COO
H)−、−NA−CH(COOH)−、−CH=C(C
OOH)−、−CH=C(CN)−または−CH=C
(1H−テトラゾール−5−イル)−であり、Aは、1
〜6個のC原子を有するアルキルであり、Arは、置換
されていないフェニル基、またはR7、OR7、Hal、
COOH、COOA、CN、NO2、NH2、NHA、N
(A)2、NHCOR7、NHSO 27または1H−テト
ラゾール−5−イルで一基置換されたフェニル基であ
り、そして、Halは、F、Cl、BrまたはIであ
り、そして、該基の「アルキル」部分または「アルケニ
ル」部分は、それぞれ6個までのC原子を含む。)の新
規の2−オキソキノリン誘導体およびそれらの塩に関す
る。
【0004】
【従来の技術】本発明の目的は、有益な性質を有する新
規の化合物、とくに医薬物の調製のために使用できる新
規の化合物を見出だすことにあった。
【0005】一般式Iの化合物およびそれらの塩は、良
好な耐性とともにきわめて有益な薬理学的性質を有する
ことが見出だされた。とくに、それらはアンギオテンシ
ンIIに対して拮抗的性質を示し、したがって、アンギ
オテンシンII依存性高血圧症、アルドステロン症およ
び心不全さらに中枢神経系障害の治療に用いることがで
きる。これらの効果は、例えばUS特許4 880 804およ
び WO91/14367に記載の方法、さらにA. T. Chiu ら
(J. Pharmacol. Exp. Therap. 250、 867-874、(198
9)およびP.C. Wongら(同上、252、 719-725、 (199
0)、ラットを用いたインビボ実験)によって記載され
ている従来のインビトロまたはインビボ法で決定するこ
とができる。
【0006】一般式Iの化合物は、人間医学および獣医
学において、とくに心臓、循環および血管系疾患、とく
に緊張亢進、心不全およびアルドステロン過剰症、さら
には血管および心臓の肥大および肥厚、狭心症、心筋梗
塞、出血性発作、血管形成術またはバイパス手術後の再
狭窄、アテローム性動脈硬化症、眼底高血圧、緑内障、
黄斑変性、高尿酸血症、腎不全などの腎機能障害、糖尿
病性ネフロパシーまたは糖尿病性網膜症などの糖尿病併
発症、乾癬、女性生殖器におけるアンギオテンシンII
誘発性障害、痴呆、健忘症、記憶機能障害などの認知障
害、恐怖感、鬱および/または癲癇の予防および/また
は治療のための薬剤活性成分として用いることができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、一般式Iの
化合物およびそれらの塩ならびにこれらの化合物および
それらの塩の調製法に関し、調製法は次のように特徴づ
けられる。すなわち、 (a)一般式II、すなわち
【0008】
【化8】 (式中、Eは、Cl、Br、I、遊離のOH基または反
応性を獲得するように官能基修飾されたOH基、そして
2およびXは、請求項1に定義された通りである)の
化合物を一般式III、すなわち H−R III (式中、Rは、請求項1に定義の通りである)の化合物
と反応させる、または (b)Xが−NH−CO−または−CO−NH−である
一般式Iの化合物を調製するために、一般式IV、すな
わち
【0009】
【化9】 (式中、X1は、NH2またはCOOH、そしてRは、請
求項1に定義の通りである)の化合物またはこの化合物
の反応性誘導体を、一般式V、すなわち
【0010】
【化10】 (式中、X2は、COOH(X1がNH2の場合)または
NH2(X1がCOOHの場合)、そしてR2は、請求項
1に定義の通りである)の化合物またはこの化合物の反
応性誘導体と反応させる、または、 (c)一般式Iの化合物をその官能基誘導体のひとつか
ら加溶媒分解剤または水素添加分解剤による処理によっ
て遊離させる、および/または一般式Iの化合物中のひ
とつまたはそれ以上のRおよび/またはR2基をひとつ
またはそれ以上の他のRおよび/またはR2基に変換す
る、および/または一般式Iの塩基または酸をその塩の
ひとつに変換する。
【0011】上記および下記において、とくに記載がな
い限り、基またはパラメターR、R 1〜R9、X、A、A
r、Hal、E、X1およびX2は一般式I、II、IV
およびVに定義された通りである、上記の一般式におい
て、Aは1〜6、好ましくは1、2、3または4個のC
原子を有する。Aは、好ましくは、メチル、あるいはエ
チル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、
sec−ブチルまたはtert−ブチル、あるいはペンチル、
1−、2−または3−メチルブチル、1、1−、1、2
−または2、2−ジメチルプロピル、1−エチルプロピ
ル、ヘキシル、1−、2−、3−または4−メチルペン
チル、1、1−、1、2−、1、3−、2、2−、2、
3−または3、3−ジメチルブチル、1−または2−エ
チルブチル、1−エチル−1−メチルプロピル、1−エ
チル−2−メチルプロピルまたは1、1、2−または
1、2、2−トリメチルプロピルである。したがって、
OA基は、好ましくはメトキシ、あるいはエトキシ、プ
ロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、
sec−ブトキシまたはtert−ブトキシ、そしてSA基
は、好ましくは、メチルチオ、あるいはエチルチオ、プ
ロピルチオ、イソプロピルチオ、ブチルチオ、イソブチ
ルチオ、sec−ブチルチオまたはtert−ブチルチオであ
る。
【0012】Halは好ましくは、F、ClまたはB
r、あるいはIである。
【0013】Ar基は、好ましくは、置換されていない
フェニル基、あるいは好ましくはo−位置において置換
された、またはm−またはp−位置において置換された
フェニル基である。好ましい置換基は、COOH、CO
OA、NO2、NH2およびN(A)2である。したがっ
て、Arは、好ましくはフェニル、(とくに)o−、m
−またはp−カルボキシフェニル、(とくに)o−、m
−またはp−メトキシカルボニルフェニル、(とくに)
o−、m−またはp−エトキシカルボニルフェニル、
(とくに)o−、m−またはp−ニトロフェニル、(と
くに)o−、m−またはp−アミノフェニル、(とく
に)o−、m−またはp−ジメチルアミノフェニル、
(とくに)o−、m−またはp−ジエチルアミノフェニ
ル、あるいは好ましくは、o−、m−またはp−トリ
ル、o−、m−またはp−トリフルオロメチルフェニ
ル、o−、m−またはp−メトキシフェニル、o−、m
−またはp−フルオロフェニル、o−、m−またはp−
クロロフェニル、o−、m−またはp−ブロモフェニ
ル、o−、m−またはp−ヨードフェニル、o−、m−
またはp−シアノフェニル、、o−、m−またはp−メ
チルアミノフェニル、o−、m−またはp−アセトアミ
ドフェニル、o−、m−またはp−トリフルオロアセト
アミドフェニル、o−、m−またはp−メチルスルホン
アミドフェニル、o−、m−またはp−トリフルオロメ
チルスルホンアミドフェニルまたはo−、m−またはp
−(1H−テトラゾール−5−イル)フェニルである。
【0014】R1は、1、2−ジヒドロキノリンに由来
する基、または1、2、3、4−テトラヒドロキノリン
に由来する基であり、すなわちより詳細には、 (a)1、2−ジヒドロ−2−オキソ−3−R6−4−
4−5(または6または7または8)−R1−キノリル
(R3およびR5が一結合になっている場合)、または (b)1、2、3、4−テトラヒドロ−2−オキソ−3
−R5−3−R6−4−R3ー4−R4−5(または6また
は7または8)−R1−キノリル(R3およびR 5がそれ
ぞれ独立して示した基のひとつである場合)。
【0015】したがって、一般式Iの化合物は、一般式
IaおよびIbの化合物を含み、ここでRはそれぞれ
(a)または(b)で定義される通りである。一般式I
aの化合物が好ましい。
【0016】R1基は、好ましくはHまたはA、とくに
メチルまたはエチルが好ましい。
【0017】H以外のR1基は、好ましくはキノリン環
の7−または8−位置に位置していることが好ましい。
【0018】R2基は、好ましくはCN、あるいは好ま
しくは1H−テトラゾール−5−イル、COOH、CO
OCH3、COOC25またはNHSO2CF3である。
【0019】R3およびR4基は、それぞれ好ましくはH
またはメチルである。さらに、R3およびR5は、好まし
くは一結合を形成している。
【0020】R5およびR6基のひとつは、好ましくはH
であり、もうひとつも好ましくはHまたはA(とくにC
3)、COOH、COOA(とくにメトキシカルボニ
ル、エトキシカルボニル)シアノアルキル(とくにシア
ノメチル、2−シアノエチル、3−シアノプロピル)、
カルボキシアルキル(とくにカルボキシルメチル、2−
カルボキシエチル、3−カルボキシプロピル)、AOO
C−アルキル(とくにメトキシカルボニルメチル、エト
キシカルボニルメチル、2−メトキシカルボニルエチ
ル、2−エトキシカルボニルエチル)、カルバモイルア
ルキル(とくにカルバモイルメチル、2−カルバモイル
エチル)、N−アルキルカルバモイルアルキル[とくに
N−メチルカルバモイルメチル、N−エチルカルバモイ
ルメチル、2−(N−メチルカルバモイル)エチル、2
−(N−エチルカルバモイル)エチル]、N、N−ジア
ルキルカルバモイルアルキル[とくにN、N−ジメチル
カルバモイルメチル、N、N−ジエチルカルバモイルメ
チル、2−(N、N−ジメチルカルバモイル)エチル、
2−(N、N−ジエチルカルバモイル)エチル]、シア
ノアルケニル(とくに3−シアノプロプ−2−エン−1
−イル)、カルボキシアルケニル(とくに3−カルボキ
シプロプ−2−エン−1−イル)、アルコキシカルボニ
ルアルケニル(とくに3−メトキシカルボニルプロプ−
2−エン−1−イル、3−エトキシカルボニルプロプ−
2−エン−1−イル)、1H−テトラゾール−5−イル
アルキル[とくに1H−テトラゾール−5−イルメチ
ル、2−(1H−テトラゾール−5−イル)エチル、3
−(1H−テトラゾール−5−イル)プロピル]、2−
オキソオキサゾリジニルアルキル[とくに2−オキソオ
キサゾリジニルメチル、2−(2−オキソオキサゾリジ
ニル)エチル]、Ar−アルキル[とくにベンジル、1
−または2−フェニルエチル、1−、2−または3−フ
ェニルプロピル、1−、2−、3−または4−フェニル
ブチル、o−、m−またはp−フルオロベンジル、(好
ましくは)o−、m−またはp−クロロベンジル、o
−、m−またはp−ブロモベンジル、o−、m−または
p−メチルベンジル、o−、m−またはp−トリフルオ
ロメチルベンジル、o−、m−またはp−メトキシカル
ボニルベンジル、o−、m−またはp−エトキシカルボ
ニルベンジル、(好ましくは)o−、m−またはp−シ
アノベンジル、o−、m−またはp−カルボキシベンジ
ル、o−、m−またはp−ニトロベンジル、(好ましく
は)o−、m−またはp−アミノベンジル、o−、m−
またはp−ジメチルアミノベンジル、(好ましくは)o
−、m−またはp−(1H−テトラゾール−5−イル)
ベンジル]、アルコキシアルキル(とくにメトキシメチ
ル、エトキシメチル、2−メトキシエチル、2−エトキ
シエチル)、Ar−オキシアルキル(とくにフェノキシ
メチル、2−フェノキシエチル)、Ar−アルキルオキ
シアルキル(とくにベンジルオキシメチル、2−ベンジ
ルオキシエチル)、ホルミルアルキル(とくにホルミル
メチル、2−ホルミルエチル)、オキソアルキル(とく
に2−オキソプロピル、2−または3−オキソブチル、
3、3−ジメチル−2−オキソブチル)、カルボキシオ
キソアルキル(とくに2−カルボキシ−2−オキソエチ
ル)、アルコキシカルボニルオキソアルキル(とくに2
−メトキシカルボニル−2−オキソエチル、2−エトキ
シカルボニル−2−オキソエチル)、オキシミノアルキ
ル(とくに2−オキシミノプロピル、2−または3−オ
キシミノブチル、3、3−ジメチル−2−オキシミノブ
チル)、O−アルキルオキシミノアルキル[とくに2−
(O−メチルオキシミノ)プロピル、2−(O−エチル
オキシミノ)プロピル、2−または3−(O−メチルオ
キシミノ)ブチル、3、3−ジメチル−2−(O−メチ
ルオキシミノ)ブチル]、ヒドロキシアルキル(とくに
ヒドロキシメチル、2−ヒドロキシエチル)、アミノア
ルキル(とくにアミノメチル、2−アミノエチル)、ア
ルキルアミノアルキル(とくにメチルアミノメチル、エ
チルアミノメチル、2−メチルアミノエチル、2−エチ
ルアミノエチル)、ジアルキルアミノアルキル(とくに
ジメチルアミノメチル、ジエチルアミノメチル、2−ジ
メチルアミノエチル、2−ジエチルアミノエチル)、ア
ルカノイルアミノアルキル(とくにアセトアミドメチ
ル、プロピオンアミドメチル、2−アセトアミドエチ
ル)、アロイルアミノアルキル(とくにベンズアミドメ
チル、2−ベンズアミドエチル)、アルコキシカルボニ
ルアミノアルキル(とくにメトキシカルボニルアミノメ
チル、エトキシカルボニルアミノメチル、2−メトキシ
カルボニルアミノエチル、2−エトキシカルボニルアミ
ノエチル)、ウレイドアルキル(とくにウレイドメチ
ル、2−ウレイドエチル)、N−アルキルウレイドアル
キル(とくにN−メチルウレイドメチル、N−エチルウ
レイドメチル、2−N−メチルウレイドエチル、2−N
−エチルウレイドエチル)、N、N−ジアルキルウレイ
ドアルキル(とくにN、N−ジメチルウレイドメチル、
N、N−ジエチルウレイドエチル、2−N、N−ジメチ
ルウレイドエチル、2−N、N−ジエチルウレイドエチ
ル)、N−Ar−ウレイドアルキル(とくにN−フェニ
ルウレイドメチル、2−N−フェニルウレイドエチル)
またはN−アルキル−N−Ar−ウレイドアルキル(と
くにN−メチル−N−フェニルウレイドメチル、N−エ
チル−N−フェニルウレイドメチル)である。
【0021】R7基は、好ましくはトリフルオロメチ
ル、あるいは好ましくはメチルまたはエチルなどのA、
あるいはフルオロメチル、ジフルオロメチル、ペンタフ
ルオロエチルまたはヘプタフルオロプロピルである。
【0022】R8基は、好ましくはH、あるいは好まし
くはメチルまたはエチルである。
【0023】R9基は、好ましくはH、A(とくにメチ
ルまたはエチル)またはA−CO(とくにアセトアミ
ド)である。
【0024】X基は、好ましくは存在しない。
【0025】該基の「アルキル」部分は、好ましくは−
CH2−または−CH2CH2−、あるいは好ましくは−
CH(CH3)−、−(CH23−、−(CH24−、
−(CH25−または−(CH26−であり、「アルケ
ニル」部分は好ましくは−CH2−CH=CHである。
【0026】一般式Iの化合物は、ひとつまたはそれ以
上の対掌性中心を有することができ、したがって、異な
る型で存在することができる(光学活性または光学不活
性)。一般式Iはこれらの型のすべてを含む。
【0027】したがって、本発明はとくに、該基の少な
くともひとつが上記された好ましい意味のひとつを有す
る一般式Iの化合物に関する。化合物のいくつかの好ま
しい群を次の部分一般式Ic、Id、Ie、Iac、I
ad、Iae、Ibc、Ibd、Ibe、Icd、Ic
e、Ide、Iacd、Ibcd、Iace、Ibc
e、Iade、Ibde、Icde、Iacdeおよび
Ibcdeで表すことができるが、これらは一般式Iお
よびIaおよびIbに対応し、より詳細に記述されてい
ない基は一般式IおよびIaおよびIbに定義された通
りである。すなわち、加えて式中のR1がH、メチルま
たはエチルであることを除いては一般式IおよびIaお
よびIbの化合物に対応する、一般式IcおよびIac
およびIbcの化合物、加えて式中のR2がCNまたは
(好ましくは)1H−テトラゾール−5−イルであるこ
とを除いては一般式IおよびIa、Ib、Ic、Iac
およびIbcに対応する、一般式IdおよびIad、I
bd、Icd、IacdおよびIbcdの化合物、加え
て式中のR3がHまたはCH3であってR4がHであるこ
とを除いては一般式I、Ia、Ib、Ic、Iac、I
bc、Iad、Ibd、Icd、IacdおよびIbc
dに対応する、一般式IeおよびIae、Ibe、Ic
e、Ide、Iace、Ibce、Iade、Ibd
e、Icde、IacdeおよびIbcdeの化合物。
【0028】一般式Iの化合物およびそれらの調製のた
めの出発材料もまた、さらに、文献(例えば、Houben-W
eyl、 Methoden der Organischen Chemie (Methods of O
rganic Chemistry)、 Georg-Thieme-Verlag、 Stuttgar
t、とくに欧州特許出願A2-0 430 709および米国特許4 8
80 804に見られる標準法)に記載の既知の方法によって
該反応に適しているような既知の反応条件下で調製され
るが、ここでは詳述されていない既知の変法を利用する
こともまた可能である。
【0029】必要であれば、出発材料をまた、反応混合
物から分離することなく直ちにさらに反応させて一般式
Iの化合物を得るようにその場で形成することもでき
る。
【0030】一般式Iの化合物は、好ましくは、一般式
IIの化合物を一般式IIIの化合物と反応させること
によって得ることができる。
【0031】一般式IIの化合物において、Eは好まし
くはCl、Br、Iまたは反応性を獲得するように官能
基修飾されたOH基、例えば、1〜6個のC原子を有す
るアルキルスルホニルオキシ(好ましくはメチルスルホ
ニルオキシ)または6〜10個のC原子を有するアリル
スルホニルオキシ(好ましくはフェニル−またはp−ト
リル−スルホニルオキシ)である。
【0032】IIのIIIとの反応は、CH3OHなど
のアルコール中またはジメチルホルムアミド(DMF)
などのアミド中のCH3ONaまたはtert−ブチルカリ
ウムなどのアルカリ金属アルコラート、またはDMF中
のNaHなどのアルカリ金属水素化物またはアルカリ金
属アルコラートなどを用いる、塩基による処理によって
最初にIIIを塩に変換し、次いで該塩をDMFまたは
ジメチルアセトアミドなどのアミド、またはジメチルス
ルホキシド(DMSO)などのスルホキシドなどの不活
性溶媒中で適宜に−20〜100℃、好ましくは10〜
30℃の温度でIIと反応させることによって適宜に行
われる。他の適当な塩基は、Na2CO3またはK2CO3
などのアルカリ金属炭酸塩、またはNaHCO3または
KHCO3などのアルカリ金属炭酸水素塩などがある。
【0033】出発材料のいくつか、とくに一般式III
の化合物、は既知である。それらが既知でない場合に
は、既知の物質と同様にして既知の方法で調製すること
ができる。
【0034】一般式Iの酸アミド(X=−NH−CO−
または−CO−NH−)はまた、一般式IVの化合物
(またはその反応性誘導体)の一般式V(またはその反
応性誘導体)の化合物との反応によって得られる。
【0035】一般式IVおよびVのカルボン酸(X1
たはX2=COOH)の適当な反応性誘導体は、対応す
る塩化物、臭化物または無水物であることが有利であ
る。反応は、塩化メチレン、クロロホルム、トリクロロ
エタンまたは1、2−ジクロロエタンなどのハロゲン化
炭化水素、またはテトラヒドロフラン(THF)または
ジオキサンのようなエーテルなどの不活性溶媒の存在下
で0〜150℃、好ましくは20〜80℃の温度で適宜
に行う。酸ハロゲン化物を反応させる場合には、例えば
トリエチルアミン、ピリジンまたは4ージメチルアミノ
ピリジンなどの三級アミンのような塩基を加えることが
推奨される。
【0036】一般式Iの化合物はまた、加溶媒分解(例
えば加水分解)剤または水素添加分解剤による処理によ
ってその官能基誘導体のひとつから遊離することができ
る。このように、既述した方法のひとつを用いて、一般
式Iを有するがテトラゾール−5−イル基が1−位置で
官能基が修飾されたテトラゾール−5−イル基で置換さ
れている化合物(保護基によって保護されている)を調
製することが可能である。適当な保護基の例としては、
メタノールまたはエーテル/塩化メチレン/メタノール
などの不活性溶媒または溶媒混合物中でHClまたはギ
酸を用いて切断され得るトリフェニルメチル、水/TH
F中でNaOHを用いて切断され得る2−シアノエチ
ル、およびエタノール中でH2/ラネーニッケルを用い
て切断され得るp−ニトロベンジルがあげられる(欧州
特許出願A2 0 291 969を対照されたい)。
【0037】また、Rおよび/またはR2基のひとつま
たはそれ以上を他のRおよび/またはR2基に変換する
ことによって一般式Iのひとつの化合物を一般式Iの他
の化合物に変換することも可能であり、この変換は例え
ば、ニトロ基をアミノ基に還元することによって(例え
ば、メタノールまたはエタノールなどの不活性溶媒中で
ラネーニッケルまたは木炭上Pd上で水素添加を行
う)、および/または遊離のアミノ基および/または水
酸基の官能基修飾する、および/または官能基修飾した
アミノ基および/または水酸基を加溶媒分解または水素
添加分解によって遊離させる、および/またはハロゲン
原子をCN基で置換する(例えばシアン化銅(I)との
反応による)、および/またはニトリル基をCOOH基
に加水分解するか、ニトリル基を、例えばN−メチルピ
ロリドン中のアジ化ナトリウムまたはトルエン中のアジ
化トリメチル錫などのアジ化水素酸誘導体を用いてテト
ラゾリル基に変換することによって行われる。
【0038】このように、例えば、遊離のアミノ基を従
来の方法で酸塩化物または無水物を用いてアシル化する
ことができるか、または、遊離の水酸基および/または
NH基を置換されていないあるいは置換されたアルキル
またはAr−ハロゲン化アルキルまたはホルムアルデヒ
ドなどのアルデヒドを用いてNaBH4またはギ酸など
の還元剤の存在下で、便宜的には塩化メチレンまたはT
HFなどの不活性溶媒中で、および/またはトリエチル
アミンまたはピリジンなどの塩基の存在下で−60〜+
30℃の温度で、アルキル化することができる。
【0039】必要であれば、一般式Iの化合物における
官能基修飾されたアミノ基および/または水酸基は、従
来の方法を用いて加溶媒分解または水素添加分解するこ
とによって遊離することができる。このように、例え
ば、NHCOR7またはCOOA基を含む一般式Iの化
合物を、代わりにNH2またはCOOH基を含む一般式
Iの対応する化合物に変換することができる。エステル
基は、例えばNaOHまたはKOHを用いて水、水/T
HFまたは水/ジオキサン中で0〜100℃の温度で鹸
化することができる。
【0040】一般式I(R2=CNまたはR5またはR6
=シアノアルキル)のニトリルをアジ化水素酸誘導体と
反応させて、一般式I(R2=1H−テトラゾール−5
−イルおよび/またはR5またはR6=1H−テトラゾー
ル−5−イルアルキル)のテトラゾール化合物が得られ
る。アジ化トリメチル錫などのアジ化トリアルキル錫
を、例えばトルエンのような芳香族炭化水素などの不活
性溶媒中で20〜150℃の温度で、好ましくは80〜
140℃の温度で、またはアジ化ナトリウムをN−メチ
ルピロリドン中で約100〜200℃の温度で、用いる
ことが好ましい。
【0041】なお、一般式I(R5およびR6=例えばオ
キソアルキル)のケトンを、対応するオキシムまたはO
−アルキルオキシムに、ヒドロキシルアミンまたはO−
アルキルヒドロキシルアミンとの反応によって便宜的に
不活性溶媒中で10〜30℃で変換することが可能であ
る。
【0042】一般式Iの塩基は、酸を用いて、対応する
酸付加塩に変換することができる。この反応に用い得る
酸は、とくに生理学的に容認できる塩を生ずるものであ
る。すなわち、硫酸、硝酸、塩酸または臭化水素酸など
のハロゲン化水素酸、オルト燐酸などの燐酸、およびス
ルファミン酸などの無機酸を、更に有機酸、とくに、脂
肪族、脂環式、アル脂肪族、芳香族化合物または複素環
式一塩基または多塩基のカルボン酸、スルホン酸または
硫酸、例えば、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、ピバル酸、
ジエチル酢酸、マロン酸、コハク酸、ピメリン酸、フマ
ール酸、マレイン酸、乳酸、酒石酸、リンゴ酸、クエン
酸、グルコン酸、アスコルビン酸、ニコチン酸、イソニ
コチン酸、メタンまたはエタンスルホン酸、エタンジス
ルホン酸、2−ヒドロキシエタンスルホン酸、ベンゼン
スルホン酸、p−トルエンスルホン酸、ナフタレンモノ
スルホン酸およびジスルホン酸およびラウリル硫酸など
を用いることが可能である。例えばピクラートなどの生
理学的に容認できない塩を、一般式Iの化合物の分離お
よび/または精製に用いることができる。
【0043】一方、COOHまたはテトラゾリル基を含
む一般式Iの化合物を、塩基(例えば水酸化ナトリウム
もしくはカリウムまたは炭酸ナトリウムもしくはカリウ
ムなど)を用いて対応する金属塩、とくにアルカリ金属
もしくはアルカリ土類金属塩に、または対応するアンモ
ニウム塩に変換することができる。テトラゾリル誘導体
のカリウム塩がとくに好ましい。
【0044】一般式Iの新規の化合物およびそれらの生
理学的に容認できる塩は、少なくともひとつの賦形剤ま
たは補助剤とともに、必要であれば、ひとつまたはそれ
以上の他の活性成分とともに、適切な投薬成形物に組み
入れることによって、薬剤調製物の製造に用いることが
できる。得られる調製物は、ヒト用または動物用医薬物
として用いることができる。用い得る賦形剤は、経腸的
(例えば経口や経直腸)もしくは非経腸的投与または吸
入スプレーのかたちによる投与に適しており、かつ新規
の化合物と反応しない、有機または無機物質であって、
例えば、水、植物油、ベンジルアルコール、ポリエチレ
ングリコール、グリセリン三酢酸および他の脂肪酸グリ
セリド、ゼラチン、大豆レシチン、乳糖またはデンプン
などの炭水化物、ステアリン酸マグネシウム、タルクお
よびセルロースなどがあげられる。錠剤、被覆錠剤、カ
プセル、シロップ、ジュースまたはドロップなどが、と
くに経口的投与に用いられ、胃液に対して抵抗性の被覆
剤または外皮剤によって被覆された錠剤およびカプセル
はとくに有用である。座剤が経直腸投与に、溶液、好ま
しくは油性または水性溶液、および懸濁液、乳濁液また
はインプラントが非経腸的投与に用いられる。吸入スプ
レーとしての投与には、プロペラントまたはプロペラン
ト混合物(例えばプロパンまたはブタンなどの炭化水素
またはヘプタフルオロプロパンなどのフルオロカーボ
ン)中に溶解または懸濁させた活性成分を含むスプレー
を用いることが可能である。ここで活性成分を微細化し
たかたちで用いることは都合がよく、ひとつまたはそれ
以上のエタノールなどの生理学的適合性溶媒を追加して
存在させることが可能である。吸入溶液は、従来の吸入
器を用いて投与することができる。新規の化合物はま
た、凍結乾燥することができ、得られる凍結乾燥物は、
例えば注射用調製物の製造に用いられる。既述の調製物
は、滅菌ができ、および/または、保存料、安定剤およ
び/または湿潤剤、乳化剤、浸透圧に影響する塩、緩衝
剤および着色剤および/または香味剤などの補助剤を含
むことができる。必要であれば、これらは、例えばひと
つまたはそれ以上のビタミン、利尿剤または消炎剤など
の、ひとつまたはそれ以上の他の活性成分を含むことも
また可能である。
【0045】本発明の物質は、通常、市販の他の既知の
調製物と同様にして、ただし、とくに米国特許4 880 80
4に記載の化合物と同様にして、好ましくは用量単位当
り約1mg〜1g、とくに50〜500mg、が投与さ
れる。日用量は、好ましくは約0.1〜100mg/k
g体重、とくに1〜50mg/kg体重である。しか
し、それぞれの個々の患者の特定の用量は、きわめて広
範な種々の要因、例えば、使用される特定の化合物の効
能、年齢、体重、一般的な健康状態、性別、食餌、投与
時間および方法、***回数、併用薬剤および治療対象の
特定疾患の軽重などによって異なる。経口投与が好まし
い。
【0046】上記および下記において全ての温度は摂氏
で示される。以下の実施例において、「従来法による精
製」とは、必要であれば水を加え、必要であれば最終製
品の構成によってpHを2〜10に調整して、抽出を酢
酸エチルまたは塩化メチレンを用いて行い、有機相を分
離して、硫酸ナトリウム上で乾燥させて、蒸発させてか
らシリカゲル上でのクロマトグラフィーおよび/または
結晶化によって精製することを意味する。Rf=シリカ
ゲル上のRf(薄層クロマトグラフィーによる。溶出
液:酢酸エチル/ヘキサン9:1)。
【0047】
【実施例】
[実施例1] (a) 12.5gのカリウムtert−ブトキシドを、2
0.3gの7−エチル−1、2、3、4−テトラヒドロ
−4、4−ジメチル−2−オキソキノリン[融点120
℃、m−エチルアニリンを塩化3、3−ジメチルアクリ
ロイルのトルエン/塩化メチレン中で反応させてN−
(3、3−ジメチルアクリロイル)−m−エチルアニリ
ン(融点90℃)を得て60〜100℃でAlCl3
用いて環化することによって得られる]の700mlの
DMF溶液に20℃で加える。混合物を45分間攪拌し
て、30.5gの4−ブロモメチル−2′−シアノビフ
ェニルの300mlのDMF溶液を次いで滴下して加え
て、混合物を一晩攪拌して、蒸発させて、従来の方法で
精製して、1−(2′−シアノビフェニル−4−イルメ
チル)−7−エチル−1、2、3、4−テトラヒドロ−
4、4−ジメチル−2−オキソキノリンを得る。融点:
171〜172℃。
【0048】同様にして、次のような1−(2′−シア
ノビフェニル−4−イルメチル)−2−オキソキノリン
が得られる。
【0049】1、2−ジヒドロ−2−オキソキノリン
(融点198℃)から:1、2−ジヒドロ−体を、融点
175℃。
【0050】1、2、3、4−テトラヒドロ−2−オキ
ソキノリン(融点168℃)から:1、2、3、4−テ
トラヒドロ−体を、融点97℃。
【0051】1、2、3、4−テトラヒドロ−4、4−
ジメチル−2−オキソキノリン(融点114〜115
℃)から:1、2、3、4−テトラヒドロ−4、4−ジ
メチル−体を、融点139℃。
【0052】7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチ
ル−2−オキソキノリン[融点180℃。3−エチルア
ニリンを2、2、6−トリメチル−1、3−ジオキシン
−4−オンと120℃で反応させて3−エチル−N−
(3−オキソブチリル)アニリン(Rf0.52)を得
てH2SO4を用いて20℃で環化することによって得ら
れる]から:7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチ
ル−体を、7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチル
−3−p−ニトロベンジル−2−オキソキノリン[融点
284℃。3−エチル−N−(3−オキソブチリル)−
アニリンを塩化p−ニトロベンジルと反応させて3−エ
チル−N−(2−p−ニトロベンジル−3−オキソブチ
リル)−アニリンを得て環化することによって得られ
る]から:7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチル
−3−p−ニトロベンジル−体を、融点171℃。
【0053】3、7−ジエチル−1、2−ジヒドロ−4
−メチル−2−オキソキノリンから:3、7−ジエチル
−1、2−ジヒドロ−4−メチル−体を、3−カルボキ
シ−7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチル−2−
オキソキノリンから:3−カルボキシ−7−エチル−
1、2−ジヒドロ−4−メチル−体を、7−エチル−
1、2−ジヒドロ−3−メトキシカルボニル−4−メチ
ル−2−オキソキノリンから:7−エチル−1、2−ジ
ヒドロ−3−メトキシカルボニル−4−メチル−体を、
3−シアノメチル−7−エチル−1、2−ジヒドロ−4
−メチル−2−オキソキノリンから:3−シアノメチル
−7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチル−体を、
3−カルボキシメチル−7−エチル−1、2−ジヒドロ
−4−メチル−2−オキソキノリンから:3−カルボキ
シメチル−7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチル
−体を、7−エチル−1、2−ジヒドロ−3−メトキシ
カルボニルメチル−4−メチル−2−オキソキノリン
(融点209℃)から:7−エチル−1、2−ジヒドロ
−3−メトキシカルボニルメチル−4−メチル−体を、
(融点115℃)。
【0054】7−エチル−1、2−ジヒドロ−3−カル
バモイルメチル−4−メチル−2−オキソキノリン(融
点289℃)から:7−エチル−1、2−ジヒドロ−3
−カルバモイルメチル−4−メチル−体を二水化物とし
て、融点253℃。
【0055】7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチ
ル−3−N、N−ジメチルカルバモイルメチル−2−オ
キソキノリン(融点232℃)から:7−エチル−1、
2−ジヒドロ−4−メチル−3−N、N−ジメチルカル
バモイルメチル−の1.5水化物が、融点193℃。
【0056】7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチ
ル−3−N、N−ジエチルカルバモイルメチル−2−オ
キソキノリン(融点228℃)から:7−エチル−1、
2−ジヒドロ−4−メチル−3−N、N−ジエチルカル
バモイルメチル−体が、融点188℃。
【0057】3−(3−カルボキシ−2−プロペン−1
−イル)−7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチル
−2−オキソキノリンから:3−(3−カルボキシ−2
−プロペン−1−イル)−7−エチル−1、2−ジヒド
ロ−4−メチル−体が、7−エチル−1、2−ジヒドロ
−3−(3−メトキシカルボニル−2−プロペン−1−
イル)−4−メチル−2−オキソキノリンから:7−エ
チル−1、2−ジヒドロ−3−(3−メトキシカルボニ
ル−2−プロペン−1−イル)−4−メチル−体が、7
−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチル−2−オキソ
−3−(1H−5−テトラゾリルメチル)−キノリンか
ら:7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチル−3−
(1H−5−テトラゾリルメチル)−体が、7−エチル
−1、2−ジヒドロ−4−メチル−2−オキソ−3−
(2−オキソ−5−オキサゾリジニルメチル)−キノリ
ンから:7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチル−
3−(2−オキソ−5−オキサゾリジニルメチル)−体
が、7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチル−3−
o−ニトロベンジル−2−オキソキノリンから:7−エ
チル−1、2−ジヒドロ−4−メチル−3−o−ニトロ
ベンジル−体が、7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−
メチル−3−m−ニトロベンジル−2−オキソキノリン
から:7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチル−3
−m−ニトロベンジル−体が、3−o−カルボキシベン
ジル−7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチル−2
−オキソキノリンから:3−o−カルボキシベンジル−
7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチル−体が、7
−エチル−1、2−ジヒドロ−3−o−メトキシカルボ
ニルベンジル−4−メチル−2−オキソキノリンから:
7−エチル−1、2−ジヒドロ−3−o−メトキシカル
ボニルベンジル−4−メチル−体が、7−エチル−1、
2−ジヒドロ−3−p−メトキシカルボニルベンジル−
4−メチル−2−オキソキノリン(融点236℃)か
ら:7−エチル−1、2−ジヒドロ−3−p−メトキシ
カルボニルベンジル−4−メチル−体が三水和物、融点
98℃で、7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチル
−3−o−ジメチルアミノベンジル−2−オキソキノリ
ンから:7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチル−
3−o−ジメチルアミノベンジル−体が、7−エチル−
1、2−ジヒドロ−3−メトキシメチル−4−メチル−
2−オキソキノリンから:7−エチル−1、2−ジヒド
ロ−3−メトキシメチル−4−メチル−体が、3−ベン
ジルオキシメチル−7−エチル−1、2−ジヒドロ−4
−メチル−2−オキソキノリンから:3−ベンジルオキ
シメチル−7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチル
−体が、7−エチル−3−ホルミルメチル−1、2−ジ
ヒドロ−4−メチル−2−オキソキノリンから:7−エ
チル−3−ホルミルメチル−1、2−ジヒドロ−4−メ
チル−体が、7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチ
ル−2−オキソ−3−(2−オキソプロピル)−キノリ
ンから:7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチル−
3−(2−オキソプロピル)−体が、7−エチル−1、
2−ジヒドロ−4−メチル−3−(3、3−ジメチル−
2−オキソ−ブチル)−2−オキソキノリンから:7−
エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチル−3−(3、3
−ジメチル−2−オキソ−ブチル)−体が、3−(2−
カルボキシ−2−オキソ−エチル)−7−エチル−1、
2−ジヒドロ−4−メチル−2−オキソキノリンから:
3−(2−カルボキシ−2−オキソ−エチル)−7−エ
チル−1、2−ジヒドロ−4−メチル−体が、3−(2
−エトキシカルボニル−2−オキソ−エチル)−7−エ
チル−1、2−ジヒドロ−4−メチル−2−オキソキノ
リンから:3−(2−エトキシカルボニル−2−オキソ
−エチル)−7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチ
ル−体が、7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチル
−3−(2−オキシミノプロピル)−2−オキソキノリ
ンから:7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチル−
3−(2−オキシミノプロピル)−体が、7−エチル−
1、2−ジヒドロ−4−メチル−3−(3、3−ジメチ
ル−2−オキシミノ−ブチル)−2−オキソキノリンか
ら:7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチル−3−
(3、3−ジメチル−2−オキシミノ−ブチル)−体
が、7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチル−3−
(2−O−メチル−オキシミノ−プロピル)−2−オキ
ソキノリンから:7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−
メチル−3−(2−O−メチル−オキシミノ−プロピ
ル)−体が、7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチ
ル−3−(3、3−ジメチル−2−O−メチル−オキシ
ミノ−ブチル)−2−オキソキノリンから:7−エチル
−1、2−ジヒドロ−4−メチル−3−(3、3−ジメ
チル−2−O−メチル−オキシミノ−ブチル)−体が、
7−エチル−1、2−ジヒドロ−3−ヒドロキシメチル
−4−メチル−2−オキソキノリンから:7−エチル−
1、2−ジヒドロ−3−ヒドロキシメチル−4−メチル
−体をそれぞれ得る。 (b) (a)によって得られた化合物の3.94g、
20.6gのアジ化トリメチル錫および200mlのト
ルエンの混合物を24時間煮沸して、次いで蒸発させ
る。残滓を100mlのメタノールHClに取り出し
て、混合物を20℃で2時間攪拌して、蒸発させて、従
来の方法で精製して、7−エチル−1、2、3、4−テ
トラヒドロ−4、4−ジメチル−2−オキソ−1−
[2′−(1H−5−テトラゾリル)−ビフェニリル−
4−メチル]−キノリン、三水化物、融点200℃、を
得る。
【0058】同様にして、上記の(a)に記述のシアノ
化合物から、アジ化トリメチル錫を用いて次の2−オキ
ソ−1−[2′−(1H−5−テトラゾリル)ビフェニ
ル−4−メチル]−キノリンが得られる。
【0059】1、2−ジヒドロ−体、融点265℃。
【0060】1、2、3、4−テトラヒドロ−体、融点
236℃。
【0061】1、2、3、4−テトラヒドロ−4、4−
ジメチル−体、融点176℃。
【0062】7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチ
ル−体、融点260℃。
【0063】7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチ
ル−3−p−ニトロベンジル体−、四水化物、融点22
9℃。
【0064】3、7−ジエチル−1、2−ジヒドロ−4
−メチル−体。
【0065】3−カルボキシ−7−エチル−1、2−ジ
ヒドロ−4−メチル−体。
【0066】7−エチル−1、2−ジヒドロ−3−メト
キシカルボニル−4−メチル−体。3−シアノメチル−
7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチル−[対応す
る3−(1H−5−テトラゾリル−メチル)化合物とと
もに]。
【0067】3−カルボキシメチル−7−エチル−1、
2−ジヒドロ−4−メチル−体、三水化物、融点262
℃。
【0068】7−エチル−1、2−ジヒドロ−3−メト
キシカルボニルメチル−4−メチル−体、融点215
℃。
【0069】7−エチル−1、2−ジヒドロ−3−カル
バモイルメチル−4−メチル−体、融点262℃。
【0070】7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチ
ル−3−N−N−ジメチルカルバモイルメチル−体、四
水化物、融点225℃。
【0071】7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチ
ル−3−N−N−ジエチルカルバモイルメチル−体、融
点165℃。
【0072】3−(3−カルボキシ−2−プロペン−1
−イル)−7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチル
−体。
【0073】7−エチル−1、2−ジヒドロ−3−(3
−メトキシカルボニル−2−プロペン−イル)−4−メ
チル−体。
【0074】7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチ
ル−3−(1H−5−テトラゾリル−メチル)−体。
【0075】7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチ
ル−3−(2−オキソ−5−オキサゾリジニル−メチ
ル)−体。
【0076】7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチ
ル−3−o−ニトロベンジル−体。7−エチル−1、2
−ジヒドロ−4−メチル−3−m−ニトロベンジル−
体。3−o−カルボキシベンジル−7−エチル−1、2
−ジヒドロ−4−メチル−体。
【0077】7−エチル−1、2−ジヒドロ−3−o−
メトキシカルボニルベンジル−4−メチル−体。
【0078】7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチ
ル−3−o−ジメチルアミノベンジル−体。
【0079】7−エチル−1、2−ジヒドロ−3−メト
キシメチル−4−メチル−体。
【0080】3−ベンジルオキシメチル−7−エチル−
1、2−ジヒドロ−4−メチル−体。
【0081】7−エチル−3−ホルミルメチル−1、2
−ジヒドロ−4−メチル−体。
【0082】7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチ
ル−3−(2−オキソ−プロピル)−体。
【0083】7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチ
ル−3−(3、3−ジメチル−2−オキソ−ブチル)−
体。
【0084】3−(2−カルボキシ−2−オキソ−エチ
ル)−7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチル−
体。
【0085】3−(2−エトキシカルボニル−2−オキ
ソ−エチル)−7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メ
チル−体。
【0086】7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチ
ル−3−(2−オキシミノプロピル)−体。
【0087】7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチ
ル−3−(3、3−ジメチル−2−オキシミノブチル)
−体。
【0088】7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチ
ル−3−(2−O−メチル−2−オキシミノプロピル)
−体。
【0089】7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチ
ル−3−(3、3−ジメチル−2−O−メチル−オキシ
ミノ−ブチル)−体。
【0090】7−エチル−1、2−ジヒドロ−3−ヒド
ロキシメチル−4−メチル−体。 [実施例2] (a) 実施例1と同様にして、7−エチル−1、2−
ジヒドロ−4−メチル−2−オキソキノリンおよび4−
ブロモメチル−2′−(2−トリフェニルメチル−2H
−テトラゾール−5−イル)ビフェニルから、7−エチ
ル−1、2−ジヒドロ−4−メチル−2−オキソ−1−
[2′−(2−トリフェニルメチル−2H−テトラゾー
ル−5−イル)ビフェニル−4−イルメチル]キノリ
ン、融点165℃、を得る。 (b) (a)によって得られる産物(1g)を10m
lのギ酸および90mlのメタノールと50℃で2時間
攪拌する。得られる溶液を蒸発させて、従来の方法で精
製して、7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチル−
2−オキソ−1−[2′−(1H−テトラゾール−5−
イル)ビフェニル−4−イルメチル]キノリン、融点2
61℃、を得る。 [実施例3」実施例1と同様にして、1.87gの7−
エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチル−2−オキソキ
ノリンおよび2.98gの3−(p−ブロモメチルフェ
ニル)−2−フェニルアクリロニトリル[融点178
℃。p−トリルアルデヒドとフェニルアセトニトリルと
を縮合させて2−フェニル−3−p−トリルアクリロニ
トリル(融点61℃)を得て、塩化メチレン中でN−ブ
ロモスクシンイミドを用いて臭素化することによって得
られる。]から、1−(p−(2−シアノ−2−フェニ
ルビニル)ベンジル]−7−エチル−1、2−ジヒドロ
−4−メチル−2−オキソキノリン、融点227℃を得
る。 [実施例4]2.52gの1−p−アミベンジル−1、
2、3、4−テトラヒドロ−2−オキソキノリン(1、
2、3、4−テトラヒドロ−2−オキソキノリンを臭化
p−ニトロベンジルと反応させて1、2、3、4−テト
ラヒドロ−1−p−ニトロベンジル−2−オキソキノリ
ンを得て、次いで水素添加を行うことによって得られ
る)、1.48gの無水フタール酸および50mlのク
ロロホルムの混合物を、20℃で16時間攪拌する。沈
澱した1−[4−(2−カルボキシベンズアミド)ベン
ジル]1、2、3、4−テトラヒドロ−2−オキソキノ
リンを濾過分離する。 [実施例5]2.52gの1−p−アミベンジル−1、
2、3、4−テトラヒドロ−2−オキソキノリン、3m
lのトリエチルアミン、0.5gの4−ジメチルアミノ
ピリジンおよび120mlの塩化メチレンの混合物を5
℃まで冷却して、2.88gの塩化o−トリフルオロメ
タンスルホンアミドベンゾイルの20mlの塩化メチレ
ン溶液を滴下して加える。混合物を20℃でさらに16
時間攪拌して、蒸発させて、従来の方法で精製して、
1、2、3、4−テトラヒドロ−2−オキソ−1−[4
−(2−トリフルオロメタンスルホンアミドベンズアミ
ド)ベンジル]キノリンを得る。 [実施例6]2.81gの1−p−カルボキシベンジル
−1、2、3、4ーテトラヒドロ−2−オキソキノリ
ン、10gの塩化チオニルおよび35mlのクロロホル
ムの混合物を6時間沸騰して、蒸発させる。得られる粗
酸塩化物をトルエンに数回溶解して蒸発させることによ
って塩化チオニル残滓を除去し、80mlのTHFに溶
解する。この溶液を1.7gのアントラニル酸および
0.8gのNaOHの100ml水溶液に滴下して加え
て、混合物を24時間攪拌して、塩酸でpH5に酸性化
する。従来の精製によって1−[p−(2−カルボキシ
アニリノカルボニル)ベンジル]−1、2、3、4−テ
トラヒドロ−2−オキソキノリンを得る。 [実施例7]1gの1、2、3、4ーテトラヒドロ−1
−[4−(α−メトキシカルボニルベンジルオキシ)ベ
ンジル]−2−オキソキノリン(1、2、3、4−テト
ラヒドロ−2−オキソキノリンを臭化−p−ベンジルオ
キシベンジルと反応させて1−p−ベンジルオキシベン
ジル誘導体を得て、水素添加分解することによって1−
p−ヒドロキシベンジル−1、2、3、4−テトラヒド
ロ−2−オキソキノリンを得てα−ブロモフェニル酢酸
メチルとのエステル化によって得られる)、12mlの
2NのNaOH水溶液および48mlのエタノールの混
合物を2時間沸騰して、次いで蒸発させて、従来の方法
(塩酸水溶液でpH3/塩化メチレン)で精製して、1
−[4−(α−カルボキシベンジルオキシ)−ベンジ
ル]−1、2、3、4−テトラヒドロ−2−オキソキノ
リンを得る。 [実施例8]1gの7−エチル−1、2−ジヒドロ−4
−メチル−3−o−ニトロベンジル−2−オキソ−1−
[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニ
ル−4−イルメチル]キノリンの25mlのエタノール
溶液を、計算された量のH2が取り込まれるまで0.3
gの5%木炭上Pdの上で20℃で常圧で水素添加す
る。触媒を濾過除去して、濾液を蒸発させて、得られる
3−o−アミノベンジル−−7−エチル−1、2−ジヒ
ドロ−4−メチル−2−オキソ−1−[2′−(1H−
テトラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イルメチ
ル]キノリンをクロマトグラフィーによって精製する。
【0091】同様にして、次のような1−(2′−シア
ノビフェニル−4−イルメチル)−2−オキソキノリ
ン、すなわち3−o−アミノベンジル−7−エチル−
1、2−ジヒドロ−4−メチル−体、3−m−アミノベ
ンジル−7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチル−
体、3−p−アミノベンジル−7−エチル−1、2−ジ
ヒドロ−4−メチル−体、および次のような2−オキソ
−1−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフ
ェニル−4−イルメチル]キノリン、すなわち3−m−
アミノベンジル−7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−
メチル−体、3−p−アミノベンジル−7−エチル−
1、2−ジヒドロ−4−メチル−体、融点166℃が対
応するニトロ化合物の水素添加によって得られる。 [実施例9]0.3mlの36%HCHO水溶液、15
0mlのH2SO4、0.5mlの水および5mlのTH
Fの溶液を、483mgの3−o−アミノベンジル−1
−(2′−シアノビフェニル−4−イルメチル)−7−
エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチル−2−オキソキ
ノリン、200mgのNaBH4および10mlのTH
Fの混合物に、10〜30℃で攪拌しながら滴下して加
える。混合物を20℃で16時間攪拌して、KOHを用
いてアルカリ性にして、従来の方法で精製して、1−
(2′−シアノビフェニル−4−イルメチル)−3−o
−ジメチルアミノベンジル−7−エチル−1、2−ジヒ
ドロ−4−メチル−2−オキソキノリンを得る。 [実施例10]434mgの1−(2′−シアノビフェ
ニル−4−イルメチル)−7−エチル−1、2−ジヒド
ロ−4−メチル−2−オキソ−3−(2−オキソプロピ
ル)キノリン、167mgの塩酸O−メチルヒドロキシ
ルアミン、0.16mlのピリジンおよび25mlのエ
タノールの混合物を20℃で48時間攪拌する。それを
蒸発させて、従来の方法で精製して、1−(2′−シア
ノビフェニル−4−イルメチル)−7−エチル−1、2
−ジヒドロ−4−メチル−3−(2−O−メチルオキシ
ミノプロピル)−2−オキソキノリンを得る。
【0092】以下の実施例は、一般式Iまたはそれらの
塩の活性成分を含む薬剤調製物に関する。 [実施例A]:錠剤および被覆錠剤 以下の組成の錠剤を、従来の方法で圧縮して製造する。
必要に応じて、従来の方法で糖衣錠にする。
【0093】 一般式Iの活性成分 100 mg 微結晶セルロース 278.8mg 乳糖 110 mg トウモロコシ澱粉 11 mg ステアリン酸マグネシウム 5 mg 微細分割(qinely divided)二酸化ケイ素 0.2mg [実施例B]:ハードゼラチンカプセル 二部から成る従来のハードゼラチンカプセルのそれぞれ
に次の組成分を充填する。
【0094】 一般式Iの活性成分 100 mg 乳糖 150 mg セルロース 50 mg ステアリン酸マグネシウム 6 mg [実施例C]:ソフトゼラチンカプセル 従来のソフトゼラチンカプセルに50mgの活性成分お
よび250mgのオリーブオイルからなる混合物をそれ
ぞれ充填する。 [実施例D]:アンプル 200gの一般式Iの活性成分を2kgのプロパン−
1、2−ジオールに溶解した溶液を水で10リットルに
して、各アンプルが20mgの活性成分を含むようにア
ンプルに充填する。 [実施例E]:経口投与用の水懸濁液 水懸濁液を従来の方法で調製する。単位投与量(5m
l)は100mgの活性成分、100mgのナトリウム
カルボキシメチルセルロース、5mlの安息香酸ナトリ
ウムおよび100mgのソルビトールを含む。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴェルナー メデルスキ ドイツ連邦共和国 デー−6100 ダルムシ ュタットアム フランクフルター シュト ラーセ 250 (72)発明者 ディーター ドルシュ ドイツ連邦共和国 デー−6100 ダルムシ ュタットアム フランクフルター シュト ラーセ 250 (72)発明者 ノルベルト バイアー ドイツ連邦共和国 デー−6100 ダルムシ ュタットアム フランクフルター シュト ラーセ 250 (72)発明者 インゲボルク リュス ドイツ連邦共和国 デー−6100 ダルムシ ュタットアム フランクフルター シュト ラーセ 250 (72)発明者 クラウス−オットー ミンク ドイツ連邦共和国 デー−6100 ダルムシ ュタットアム フランクフルター シュト ラーセ 250 (72)発明者 ピエール シェリンク ドイツ連邦共和国 デー−6100 ダルムシ ュタットアム フランクフルター シュト ラーセ 250

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式I、すなわち、 【化1】 (式中、 Rは、次の一般式、すなわち、 【化2】 であり、 R1は、H、A、OAまたはSA、 R2は、H、COOH、COOA、CN、NO2、N
    2、NHCOR7、NHSO27または1H−テトラゾ
    ール−5−イルであり、 R3およびR4は、それぞれ、HまたはAであり、 R5およびR6は、それぞれ、H、A、COOH、COO
    A、シアノアルキル、HOOC−アルキル、AOOC−
    アルキル、H2NCO−アルキル、ANHCO−アルキ
    ル、A2NCO−アルキル、シアノアルケニル、HOO
    C−アルケニル、AOOC−アルケニル、1H−テトラ
    ゾール−5−イルアルキル、2−オキソ−オキサゾリジ
    ニルアルキル、Ar−アルキル、AO−アルキル、Ar
    O−アルキル、Ar−アルキル−O−アルキル、ホルミ
    ルアルキル、オキソアルキル、HOOC−オキソアルキ
    ル、AOOC−オキソアルキル、オキシミノアルキル、
    O−アルキルオキシミノアルキル、HO−アルキルまた
    はR89N−アルキルであり、 R3およびR5が一結合を形成してもよく、 R7は、1〜6個のC原子を有するアルキルであり、ひ
    とつまたはそれ以上のH原子がFで置換されていること
    も可能であり、 R8は、HまたはAであり、 R9は、H、A、A−CO、Ar−CO、COOA、C
    ONH2、CONHA、CONHAr、CON(A)2
    たはCONAArであり、 Xは、存在しないか、または−NH−CO−、−CO−
    NH−,−O−CH(COOH)−、−NH−CH(C
    OOH)−、−NA−CH(COOH)−、−CH=C
    (COOH)−、−CH=C(CN)−または−CH=
    C(1H−テトラゾール−5−イル)−であり、 Aは、1〜6個のC原子を有するアルキルであり、 Arは、置換されていないフェニル基、またはR7、O
    7、Hal、COOH、COOA、CN、NO2、NH
    2、NHA、N(A)2、NHCOR7、NHSO 27
    たは1H−テトラゾール−5−イルで一基置換されたフ
    ェニル基であり、そして、 Halは、F、Cl、BrまたはIであり、そして、 該基の「アルキル」部分または「アルケニル」部分は、
    それぞれ6個までのC原子を含む。)の新規の2−オキ
    ソキノリン誘導体およびそれらの塩。
  2. 【請求項2】a) 1、2−ジヒドロ−2−オキソ−1
    −[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフェニ
    ル−4−イルメチル]キノリン、 b) 1、2、3、4−テトラヒドロ−2−オキソ−1
    −[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフェニ
    ル−4−イルメチル]キノリン、 c) 7−エチル−1、2−ジヒドロ−4−メチル−2
    −オキソ−1−[2′−(1H−テトラゾール−5−イ
    ル)ビフェニル−4−イルメチル]キノリン、 d) 1、2、3、4−テトラヒドロ−4、4−ジメチ
    ル−2−オキソ−1−[2′−(1H−テトラゾール−
    5−イル)ビフェニル−4−イルメチル]キノリン、お
    よび e) 7−エチル−1、2、3、4−テトラヒドロ−
    4、4−ジメチル−2−オキソ−1−[2′−(1H−
    テトラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イルメチ
    ル]キノリン。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の一般式Iの2−オキソ
    キノリン誘導体およびそれらの塩の調製法であって、次
    のように特徴づけられる。すなわち、 (a)一般式II、すなわち 【化3】 (式中、 Eは、Cl、Br、I、遊離のOH基または反応性を獲
    得するように官能基修飾されたOH基、そしてR2およ
    びXは、請求項1に定義された通りである)の化合物を
    一般式III、すなわち H−R III (式中、 Rは、請求項1に定義の通りである)の化合物と反応さ
    せる、 または (b)Xが−NH−CO−または−CO−NH−である
    一般式Iの化合物を調製するために、 一般式IV、すなわち 【化4】 (式中、 X1は、NH2またはCOOH、そしてRは、請求項1に
    定義の通りである)の化合物またはこの化合物の反応性
    誘導体を、一般式V、すなわち 【化5】 (式中、 X2は、COOH(X1がNH2の場合)またはNH2(X
    1がCOOHの場合)、そしてR2は、請求項1に定義の
    通りである)の化合物またはこの化合物の反応性誘導体
    と反応させる、 または、 (c)一般式Iの化合物をその官能基誘導体のひとつか
    ら加溶媒分解剤または水素添加分解剤による処理によっ
    て遊離させる、 および/または一般式Iの化合物中のひとつまたはそれ
    以上のRおよび/またはR2基をひとつまたはそれ以上
    の他のRおよび/またはR2基に変換する、および/ま
    たは一般式Iの塩基または酸をその塩のひとつに変換す
    る。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の一般式Iの化合物およ
    び/または生理学的に容認できるその酸付加塩を少なく
    ともひとつの固体、液体または半固体賦形剤または補助
    剤とともに適当な投薬成形物に組み込むことを特徴とす
    る、薬剤調製物の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の一般式Iの化合物の少
    なくともひとつおよび/または生理学的に容認できるそ
    の酸付加塩を含むことを特徴とする、薬剤調製物。
  6. 【請求項6】 疾病コントロールのための、請求項1に
    記載の一般式Iの化合物および生理学的に容認できるそ
    れらの酸付加塩。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の一般式Iの化合物およ
    び/または生理学に容認できるそれらの酸付加塩の、薬
    剤調製のための使用。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の一般式Iの化合物およ
    び/または生理学に容認できるそれらの酸付加塩の、疾
    病コントロールにおける使用。
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