JPH0622619A - 苗植機における苗供給装置 - Google Patents

苗植機における苗供給装置

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JPH0622619A
JPH0622619A JP9942993A JP9942993A JPH0622619A JP H0622619 A JPH0622619 A JP H0622619A JP 9942993 A JP9942993 A JP 9942993A JP 9942993 A JP9942993 A JP 9942993A JP H0622619 A JPH0622619 A JP H0622619A
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JP
Japan
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seedling
seedlings
bottom plate
endless belts
plate
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Pending
Application number
JP9942993A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Ishida
石田  伊佐男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0622619A publication Critical patent/JPH0622619A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 苗の送りが確実で欠株や苗崩れ等を防止した
苗植機における苗供給装置を得ることを目的とする。 【構成】 左右に側板13a・13aが設けられた底板
13b…のそれぞれに苗A…が載せられる苗載台13
と、それぞれの上下一対のローラ24・23に巻き掛け
られた2つの苗縦送り無端帯21・21とを備え、苗載
台13は傾斜した姿勢で左右に移動するように設けら
れ、2つの苗縦送り無端帯21・21は底板13bに対
して無端帯の左右横幅よりも狭い間隔を置いて横並びで
上面がその底板13bからやや上に突出するとともに苗
載台13が横端に来たときに上に乗った平板状苗Aを下
に送り出す方向に回るように設けられた苗植機における
苗供給装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、平板状の苗群から一
株分の苗を欠ぎ取って移植する苗植機に用いるものであ
る。
【0002】
【従来技術とその課題】この種の従来技術としては、実
開昭56−30726号公報に示すように、底板に2つ
の苗縦送り無端帯を設けて、それにより底板上の平板状
苗を送り出すものがある。併し乍ら、該従来の2つの苗
縦送り無端帯はその横幅よりも幅広い間隔をおいて底板
に対して配設されているために、苗の送りが確実に行な
われず欠株や苗崩れの原因となって実用化できるもので
はなかった。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、従来の課題
を解決するために、左右に側板13a・13aが設けら
れた底板13b…のそれぞれに苗A…が載せられる苗載
台13と、それぞれの上下一対のローラ24・23に巻
き掛けられた2つの苗縦送り無端帯21・21とを備
え、苗載台13は傾斜した姿勢で左右に移動するように
設けられ、2つの苗縦送り無端帯21・21は底板13
bに対して無端帯の左右横幅よりも狭い間隔を置いて横
並びで上面がその底板13bからやや上に突出するとと
もに苗載台13が横端に来たときに上に乗った平板状苗
Aを下に送り出す方向に回るように設けられていること
を特徴とする苗植機における苗供給装置としたものであ
る。
【0004】
【発明の作用効果】この発明によると、2つの苗縦送り
無端帯21・21は、底板13bに対して無端帯の左右
横幅よりも狭い間隔を置いて横並びで上面がその底板1
3bからやや上に突出するとともに苗載台13が横端に
来たときに上に乗った平板状苗Aを下に送り出す方向に
回るように設けられているので、各底板13b…上に載
置された苗A…は適確に送られ欠株や苗崩れ等が生じる
ことを防止でき、適切な苗植え作業が行なえる。
【0005】
【実施例】この発明の一実施例である乗用型田植機を図
面に基づき詳細に説明する。1は、乗用牽引車で、その
機体2の前側上部に搭載されていてボンネット3で覆わ
れた原動機によって伝動回転される左右一対の前車輪4
・4と後車輪5・5とが下側部に設けられ、ボンネット
3の後側にステアリングポストを設けてこれにハンドル
6を設け、そのハンドルの後方に操縦席7を設けてい
る。8は、チエンケースで、機体2の一部を構成するミ
ッションケースの左右から斜後下に伸び、その下端に前
記の後車輪5・5が装着されている。
【0006】9は、操縦席7の支枠で、左右のチエンケ
ース8・8を連結して背視面で門型に設けられている。
10は、予備苗載置台で、前記支枠9の左右両側に設け
られている。11は、照準器で、前記ボンネット3の中
央の前部上に設けられている。そして、この照準器11
にはランプLが内装されており、後述する苗タンク内に
苗が少なくなったときにランプLが点灯して信号(警
告)を発するようになっている。
【0007】12は、田植機枠で、主植付ミッションケ
ース12aが主体となっており、この機枠12の上部に
左右に往復移動するよう苗載台13を後方が下位になる
よう斜設してあり、機枠12の後端側に苗植付装置14
…を装着している。即ち、第3図は、4条用の苗載台1
3で、左右に側板13a・13aが設けられた4枚の底
板13b…で構成され、底板13b…の後端と前端とは
いずれも開放されている。
【0008】15・16は、苗載台13の裏面を支持し
て左右に往復動可能とした支持体である。17は、衝立
枠で、側面視で略々L字状になっていて前記支持体15
と一体に設けられ、前記苗載台13の下端で田植機枠1
2に固着され、苗載台13の全幅よりも長く設けられ、
それぞれの底板13b…に対応して苗分割口18…が設
けられている。
【0009】また、苗植付装置14…は、苗載台13の
下側に位置する主植付ミッションケース12aから左右
に所定の間隔をおいて後方へ延ばした一対の副植付ミッ
ションケース12b・12bの後端に左右にクランク1
5・15と揺動作動体16・16とによって取付けら
れ、その植付爪14a…が前記苗分割口18…を上から
下に向って通り抜けるように旋回して苗を欠ぎ取り、下
の土壌面へ植付けるように設けられている。
【0010】19・20・20は、中央部及び側部の整
地フロートで前記田植機枠12の下部に前部が上下動自
在に設けられている。21…は、苗縦送り無端帯で、突
起aが多数設けられた広幅のゴムベルトからなり、前記
苗載台13の下側位の底板13b…の左右中央部を縦方
向に少し残して(苗縦送り無端帯21の横幅よりも幅狭
に残して)前後に長く穿った長孔22…内に上面が底板
13b…よりも上に突出するよう設けられていて、これ
らの無端帯21…が巻き掛けている上下一組のローラ2
4…および23…が苗載台13に一体に架設されてい
る。そして、この下側のローラ23…は、ラチェット
(図示せず)が介装される軸25によって支架され、そ
のラチェットレバー26が、前記主植付ミッションケー
ス12aの側部で回転している駆動回転子27に係合す
るとき、ローラ23…が回転して無端帯21…を矢印イ
方向に回転するよう設けられている。そして、該回転子
27とラチェットレバー26とは、苗載台13が左右の
横端に至ったときにのみ係合するように設けられてい
る。
【0011】28…は、検出器で、マイクロスイッチ2
9…と作動体30…とからなり、それぞれの作動体30
が前記の左右一対の無端帯21・21間に残された苗タ
ンク底板13bに穿たれた孔31から無端帯21の上面
位よりも高く突出した形態にばね32で弾持されてい
る。そして、作動体30は、側面視で、ローラ23・2
4間の無端帯21が直線的な位置で起立している。33
は、作動体30の回転支軸である。マイクロスイッチ2
9…は、苗載台13の底板13bの裏側に取付けられて
いて、前記作動体30…が平板状苗Aの重量で押付けら
れるとスイッチ29…がOFFとなり、押付けられない
とばね32…の附勢力によってスイッチ29…がONす
るように設けられている。
【0012】そして、第4図に示した通りの電気回路で
各検出器28のマイクロスイッチ29は、ランプLに通
電されている。34は、メインスイッチである。35
は、昇降リンクで、上リンク35aと下リンク35bの
基部を前記支柱枠9に枢着し、両リンクの先端部を縦リ
ンク35cで連結して、この縦リンク35cに前記田植
機枠12をローリング軸を介して回動自由に取付けてい
る。
【0013】36は、油圧シリンダー装置で、牽引車1
の機体側にシリンダーの基部が枢着され、ピストンの先
端と前記上リンク35aに止着のアームとを連結して、
昇降リンク35を上下に作動させて田植機枠12を上下
動するよう構成したものである。上例の構成において、
マット状に成育した平面視で長方形の平板状苗A…を苗
タンク13a…上に上に載置して田植機を稼動する。
【0014】このとき、それぞれの作動体30…は、平
板状苗A…の下にあって倒伏し、それぞれのスイッチ2
9…がOFFとなってランプLが消えている。ここに、
その平板状苗A…の下端が衝立枠13の内壁面に接触し
た状態で苗載台13が左右に移動するので、苗分割口1
8…を上から下に通り抜けている植付爪14a…でそれ
ぞれ一株分の苗が欠ぎ取られ、この欠ぎ取られた苗は、
そのまま下降して下の泥面に差し込まれる。それぞれの
平板状苗A…は、横向に一株分ごと欠ぎ取られ、苗載台
13が横端に達したとき、横の一列分が欠ぎ取られる
が、このとき、回転子27がラチェットレバー26を押
し回し、軸25が下のローラ23…を回し、無端帯21
…が矢印イ方向に旋回し、平板状苗A…が欠ぎ取られた
分だけ下降する。このようにして田植作業が進むと、平
板状苗A…の上端が下降し、その1つが作動体30の上
を通り過ぎる。すると、作動体30がばね32で引かれ
て起立し、マイクロスイッチ29がONしてランプLが
灯火する。オペレータは、この灯火されたランプLを見
て、田植機の運転を止め、予備苗載台10上の予備の平
板状苗Aを、上記の作動体30が起立している底板13
b上に載せてその上の平板状苗Aの上端に継ぎ足す。
【0015】このとき、左右の平板状苗A…のうち、そ
の上端が無端帯21…の上端にかかって、無端帯21…
の上端が現れているものがあると、ランプLが灯火して
いなくても、その上に新たな平板状苗Aを継ぎ足し、田
植機の運転を停止する頻度を少くして能率の良い作業を
行う。そして、特に、2つの苗縦送り無端帯21・21
は底板13bに対して無端帯の左右横幅よりも狭い間隔
を置いて横並びで上面がその底板13bからやや上に突
出するとともに苗載台13が横端に来たときに上に乗っ
た平板状苗Aを下に送り出す方向に回るように設けられ
ているので、各底板13b…上に載置された苗A…は適
確に送られ欠株や苗崩れ等を生じることがなくて、適切
な苗植え作業が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用型田植機の全体側面図である。
【図2】要部の一部断面側面図である。
【図3】要部の平面図である。
【図4】電気回路図である。
【符号の説明】
13 苗載台 13a 側板 13b 底板 14a 植付爪 21 苗縦送り無端帯 23 下ローラ 24 上ローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右に側板13a・13aが設けられた
    底板13b…のそれぞれに苗A…が載せられる苗載台1
    3と、それぞれの上下一対のローラ24・23に巻き掛
    けられた2つの苗縦送り無端帯21・21とを備え、苗
    載台13は傾斜した姿勢で左右に移動するように設けら
    れ、2つの苗縦送り無端帯21・21は底板13bに対
    して無端帯の左右横幅よりも狭い間隔を置いて横並びで
    上面がその底板13bからやや上に突出するとともに苗
    載台13が横端に来たときに上に乗った平板状苗Aを下
    に送り出す方向に回るように設けられていることを特徴
    とする苗植機における苗供給装置。
JP9942993A 1993-04-26 1993-04-26 苗植機における苗供給装置 Pending JPH0622619A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5770149A (en) * 1995-10-31 1998-06-23 Baxter International Extracorporeal blood oxygenation system having integrated blood pump, heat exchanger and membrane oxygenator
US7029179B2 (en) 2001-10-24 2006-04-18 Sony Corporation Bearing unit, and motor using same

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5630726B2 (ja) * 1975-02-05 1981-07-16
JPS5711919B2 (ja) * 1978-05-25 1982-03-08

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