JP2556301B2 - 苗植機の苗載台 - Google Patents
苗植機の苗載台Info
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- JP2556301B2 JP2556301B2 JP6215385A JP21538594A JP2556301B2 JP 2556301 B2 JP2556301 B2 JP 2556301B2 JP 6215385 A JP6215385 A JP 6215385A JP 21538594 A JP21538594 A JP 21538594A JP 2556301 B2 JP2556301 B2 JP 2556301B2
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- seedbed
- placing
- seedlings
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、機体左右方向に複数
個並設した各苗載置部に各々苗床を受けて移送する２つ
の苗送りベルトを設けた苗植機の苗載台に関するもので
ある。
個並設した各苗載置部に各々苗床を受けて移送する２つ
の苗送りベルトを設けた苗植機の苗載台に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】この種従来技術としては、実開昭５６−
３０７２６号公報に示すように、苗載置部の底板に３つ
の苗送りベルトを設けて、苗載置部に載置された苗を送
り出すものがある。
３０７２６号公報に示すように、苗載置部の底板に３つ
の苗送りベルトを設けて、苗載置部に載置された苗を送
り出すものがある。
【０００３】
【従来の技術の課題】併し乍ら、上記従来の苗送りベル
トはそのベルト幅が狭くて、苗の送りが確実に行なわれ
ず欠株や苗崩れの原因となり、更には、苗載置部の苗減
少を検出する手段もなくて、良好な苗植え作業を行なえ
るものではなかった。
トはそのベルト幅が狭くて、苗の送りが確実に行なわれ
ず欠株や苗崩れの原因となり、更には、苗載置部の苗減
少を検出する手段もなくて、良好な苗植え作業を行なえ
るものではなかった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】即ち、上記の課題を解決
するために、請求項１記載の発明は、苗載置部３ａを機
体左右方向に複数個並設し、各苗載置部３ａの底板４に
形成した左右孔４ｄ・４ｄには各々苗床を受けて移送す
る２つの苗送りベルト１１・１１を並設した苗植機の苗
載台において、各底板４の左右孔４ｄ・４ｄ間には苗送
りベルト１１横幅よりも狭くて苗送りベルト１１の上方
及び下方の上側苗床受部４ｂと下側苗床受部４ａとを連
続する中央苗床受部４ｅを形成して、２つの苗送りベル
ト１１・１１がそのベルト横幅よりも狭い間隔にて左右
に並設されるように構成すると共に、苗載置部３ａにお
ける２つの苗送りベルト１１・１１が苗床を受けて苗送
り作用をする部分にて苗載置部３ａに載置された苗の減
少を検出する苗減少検出装置３０を設けたことを特徴と
する苗植機の苗載台とし、請求項２記載の発明は、底板
４と側板５とで苗床載置空間を構成する苗載置部３ａを
機体左右方向に複数個並設し、各苗載置部３ａの底板４
に形成した左右孔４ｄ・４ｄには各々苗床を受けて移送
する２つの苗送りベルト１１・１１を並設した苗植機の
苗載台において、各底板４の左右孔４ｄ・４ｄ間には苗
送りベルト１１の上方及び下方の上側苗床受部４ｂと下
側苗床受部４ａとを連続する中央苗床受部４ｅを形成し
て、２つの苗送りベルト１１・１１が間隔をあけて左右
に並設されるように構成すると共に、苗載置部３ａに載
置された苗の減少を検出する苗減少検出装置３０の苗検
出体２４を苗載置部３ａにおける２つの苗送りベルト１
１・１１が苗床を受けて苗送り作用をする苗床載置空間
に突出して設けたことを特徴とする苗植機の苗載台とし
たものである。
するために、請求項１記載の発明は、苗載置部３ａを機
体左右方向に複数個並設し、各苗載置部３ａの底板４に
形成した左右孔４ｄ・４ｄには各々苗床を受けて移送す
る２つの苗送りベルト１１・１１を並設した苗植機の苗
載台において、各底板４の左右孔４ｄ・４ｄ間には苗送
りベルト１１横幅よりも狭くて苗送りベルト１１の上方
及び下方の上側苗床受部４ｂと下側苗床受部４ａとを連
続する中央苗床受部４ｅを形成して、２つの苗送りベル
ト１１・１１がそのベルト横幅よりも狭い間隔にて左右
に並設されるように構成すると共に、苗載置部３ａにお
ける２つの苗送りベルト１１・１１が苗床を受けて苗送
り作用をする部分にて苗載置部３ａに載置された苗の減
少を検出する苗減少検出装置３０を設けたことを特徴と
する苗植機の苗載台とし、請求項２記載の発明は、底板
４と側板５とで苗床載置空間を構成する苗載置部３ａを
機体左右方向に複数個並設し、各苗載置部３ａの底板４
に形成した左右孔４ｄ・４ｄには各々苗床を受けて移送
する２つの苗送りベルト１１・１１を並設した苗植機の
苗載台において、各底板４の左右孔４ｄ・４ｄ間には苗
送りベルト１１の上方及び下方の上側苗床受部４ｂと下
側苗床受部４ａとを連続する中央苗床受部４ｅを形成し
て、２つの苗送りベルト１１・１１が間隔をあけて左右
に並設されるように構成すると共に、苗載置部３ａに載
置された苗の減少を検出する苗減少検出装置３０の苗検
出体２４を苗載置部３ａにおける２つの苗送りベルト１
１・１１が苗床を受けて苗送り作用をする苗床載置空間
に突出して設けたことを特徴とする苗植機の苗載台とし
たものである。
【０００５】
【発明の作用効果】この請求項１記載の発明によると、
各底板４の左右孔４ｄ・４ｄ間には苗送りベルト１１横
幅よりも狭くて苗送りベルト１１の上方及び下方の上側
苗床受部４ｂと下側苗床受部４ａとを連続する中央苗床
受部４ｅを形成して、２つの苗送りベルト１１・１１が
そのベルト横幅よりも狭い間隔にて左右に並設されるよ
うに構成しているので、各底板４上に載置された苗Ａは
適確に幅広の２つの苗送りベルト１１・１１にて安定良
く移送され欠株や苗崩れ等が生じることを防止でき、ま
た、苗載置部３ａにおける２つの苗送りベルト１１・１
１が苗床を受けて苗送り作用をする部分にて苗載置部３
ａに載置された苗の減少を検出する苗減少検出装置３０
を設けたので、上述のように適確に安定良く幅広の２つ
の苗送りベルト１１・１１にて受けられて苗の横移動等
が防止されている部分の苗を検出することになるから、
苗載置部３ａに載置された苗の減少を誤検出が防止さた
状態で検出することができ、適切な苗植え作業が行なえ
る。
各底板４の左右孔４ｄ・４ｄ間には苗送りベルト１１横
幅よりも狭くて苗送りベルト１１の上方及び下方の上側
苗床受部４ｂと下側苗床受部４ａとを連続する中央苗床
受部４ｅを形成して、２つの苗送りベルト１１・１１が
そのベルト横幅よりも狭い間隔にて左右に並設されるよ
うに構成しているので、各底板４上に載置された苗Ａは
適確に幅広の２つの苗送りベルト１１・１１にて安定良
く移送され欠株や苗崩れ等が生じることを防止でき、ま
た、苗載置部３ａにおける２つの苗送りベルト１１・１
１が苗床を受けて苗送り作用をする部分にて苗載置部３
ａに載置された苗の減少を検出する苗減少検出装置３０
を設けたので、上述のように適確に安定良く幅広の２つ
の苗送りベルト１１・１１にて受けられて苗の横移動等
が防止されている部分の苗を検出することになるから、
苗載置部３ａに載置された苗の減少を誤検出が防止さた
状態で検出することができ、適切な苗植え作業が行なえ
る。
【０００６】また、請求項２記載の発明によると、底板
４と側板５とで苗床載置空間を構成する苗載置部３ａを
機体左右方向に複数個並設し、各苗載置部３ａの底板４
に形成した左右孔４ｄ・４ｄには各々苗床を受けて移送
する２つの苗送りベルト１１・１１を並設した苗植機の
苗載台において、各底板４の左右孔４ｄ・４ｄ間には苗
送りベルト１１の上方及び下方の上側苗床受部４ｂと下
側苗床受部４ａとを連続する中央苗床受部４ｅを形成し
て、２つの苗送りベルト１１・１１が間隔をあけて左右
に並設されるように構成しているので、各底板４上に載
置された苗Ａは適確に２つの並設された幅広の苗送りベ
ルト１１・１１にて安定良く移送され欠株や苗崩れ等が
生じることを防止でき、また、苗載置部３ａに載置され
た苗の減少を検出する苗減少検出装置３０の苗検出体２
４を苗載置部３ａにおける２つの苗送りベルト１１・１
１が苗床を受けて苗送り作用をする苗床載置空間に突出
して設けたので、該苗床載置空間に突出した苗検出体２
４が上述のように適確に安定良く幅広の２つの苗送りベ
ルト１１・１１にて受けられて苗床の横移動等が防止さ
れている部分の苗床に接当して検出することになるか
ら、苗載置部３ａに載置された苗の有無を誤検出が防止
さた状態で検出することができ、適切な苗植え作業が行
なえる。
４と側板５とで苗床載置空間を構成する苗載置部３ａを
機体左右方向に複数個並設し、各苗載置部３ａの底板４
に形成した左右孔４ｄ・４ｄには各々苗床を受けて移送
する２つの苗送りベルト１１・１１を並設した苗植機の
苗載台において、各底板４の左右孔４ｄ・４ｄ間には苗
送りベルト１１の上方及び下方の上側苗床受部４ｂと下
側苗床受部４ａとを連続する中央苗床受部４ｅを形成し
て、２つの苗送りベルト１１・１１が間隔をあけて左右
に並設されるように構成しているので、各底板４上に載
置された苗Ａは適確に２つの並設された幅広の苗送りベ
ルト１１・１１にて安定良く移送され欠株や苗崩れ等が
生じることを防止でき、また、苗載置部３ａに載置され
た苗の減少を検出する苗減少検出装置３０の苗検出体２
４を苗載置部３ａにおける２つの苗送りベルト１１・１
１が苗床を受けて苗送り作用をする苗床載置空間に突出
して設けたので、該苗床載置空間に突出した苗検出体２
４が上述のように適確に安定良く幅広の２つの苗送りベ
ルト１１・１１にて受けられて苗床の横移動等が防止さ
れている部分の苗床に接当して検出することになるか
ら、苗載置部３ａに載置された苗の有無を誤検出が防止
さた状態で検出することができ、適切な苗植え作業が行
なえる。
【０００７】
【実施例】つぎに、この発明の一実施例を図面に基づき
説明する。１は機体で、図１のように、主植付部ミッシ
ョンケース１ａとこれから後方へ向けて所定の間隔で一
体的に設けられた副植付部ミッションケース１ｂ…とに
より構成され、この副植付部ミッションケース１ｂ…の
後端部にはクランクと揺動杆とによって苗植付杆２ａが
上下に楕円状の運動をする苗植付装置２…が設けられて
いる。
説明する。１は機体で、図１のように、主植付部ミッシ
ョンケース１ａとこれから後方へ向けて所定の間隔で一
体的に設けられた副植付部ミッションケース１ｂ…とに
より構成され、この副植付部ミッションケース１ｂ…の
後端部にはクランクと揺動杆とによって苗植付杆２ａが
上下に楕円状の運動をする苗植付装置２…が設けられて
いる。
【０００８】３は苗載台で、図４のように、底板４と側
板５とで平面視で縦方向に長く作られた苗載置部３ａが
左右に前記苗植付装置２…の数だけ連接されている。そ
して、この苗載台３の構造は、左右側端部の側板５は左
右に広い合成樹脂枠で構成され、中間部の側板５は左右
に狭い合成樹脂枠で構成され、底板４は下側苗床受部４
ａと上側苗床受部４ｂと左右苗床受部４ｃ・４ｃと孔４
ｄ・４ｄと孔４ｄ・４ｄ間に残された中央苗床受部４ｅ
とからなっていて、前記側枠５…間に敷設してリベット
などで固着し構成している。
板５とで平面視で縦方向に長く作られた苗載置部３ａが
左右に前記苗植付装置２…の数だけ連接されている。そ
して、この苗載台３の構造は、左右側端部の側板５は左
右に広い合成樹脂枠で構成され、中間部の側板５は左右
に狭い合成樹脂枠で構成され、底板４は下側苗床受部４
ａと上側苗床受部４ｂと左右苗床受部４ｃ・４ｃと孔４
ｄ・４ｄと孔４ｄ・４ｄ間に残された中央苗床受部４ｅ
とからなっていて、前記側枠５…間に敷設してリベット
などで固着し構成している。
【０００９】６は、前記底板４の下側部分４ａ、上側部
分４ｂ及び中央苗床受部４ｅ部分に上方へ突出するよう
設けられた突起条であって、載置する苗床底面に喰込む
ように上端が尖っている。７はリブで、図５のように、
前記中央苗床受部４ｅの下部に突出し、中央苗床受部４
ｅが左右狭幅なるために補強するものである。
分４ｂ及び中央苗床受部４ｅ部分に上方へ突出するよう
設けられた突起条であって、載置する苗床底面に喰込む
ように上端が尖っている。７はリブで、図５のように、
前記中央苗床受部４ｅの下部に突出し、中央苗床受部４
ｅが左右狭幅なるために補強するものである。
【００１０】８は支枠で、図５および図７のように、鉄
板で作られ、前記側板５・５のつば部の裏面にボルトで
固着されている。８ａは下側軸受孔、８ｂは上側の案内
部であって、案内部８ｂは、支枠８の下から切り欠がれ
て出来ている。９ａは駆動軸、９ｂは従動軸であり、図
３のように駆動軸９ａには外周に軸方向のＶ溝イが設け
られている。
板で作られ、前記側板５・５のつば部の裏面にボルトで
固着されている。８ａは下側軸受孔、８ｂは上側の案内
部であって、案内部８ｂは、支枠８の下から切り欠がれ
て出来ている。９ａは駆動軸、９ｂは従動軸であり、図
３のように駆動軸９ａには外周に軸方向のＶ溝イが設け
られている。
【００１１】１０ａと１０ｂは駆動ローラと遊動ローラ
で、図３および図５のように、下側の駆動ローラ１０ａ
には前記の駆動軸９ａが挿通して固定され、上側の遊動
ローラ１０ｂには従動軸９ｂが遊転自由に設けられてい
る。１１は苗送りベルトで、図３および図６のように、
前記苗載置部３ａの底板４に穿設された孔４ｄ・４ｄの
左右幅に相当する広い幅を有していて、その外表面には
マット状苗の苗床底面に喰込む突起１１ａが多数設けら
れている。そして、この苗送りベルト１１…は、前記の
駆動ローラ１０ａ…と遊動ローラ１０ｂ…とに巻掛けら
れている。
で、図３および図５のように、下側の駆動ローラ１０ａ
には前記の駆動軸９ａが挿通して固定され、上側の遊動
ローラ１０ｂには従動軸９ｂが遊転自由に設けられてい
る。１１は苗送りベルトで、図３および図６のように、
前記苗載置部３ａの底板４に穿設された孔４ｄ・４ｄの
左右幅に相当する広い幅を有していて、その外表面には
マット状苗の苗床底面に喰込む突起１１ａが多数設けら
れている。そして、この苗送りベルト１１…は、前記の
駆動ローラ１０ａ…と遊動ローラ１０ｂ…とに巻掛けら
れている。
【００１２】さらに、従動軸９ｂ…は、案内部８ｂ…に
沿ってばね１２…で上方に引かれ、苗送りベルト１１…
が張られている。このとき、ベルト１１は、前記孔４ｄ
・４ｄ部に張設され、その外周の上面が底板４の上面に
略々等しいか、やや、上方へ突出するよう設けられてい
る。１３は苗受止板で、図３のように、断面がＬ型にな
っていて、前記苗載台３の下端に対向させてその底板部
を受け、苗載置部３ａ上に載置する苗が落下しないよう
支持し、前記苗植付装置２の苗植付杆２ａの先が介入す
る苗分割口１４…が設けられている。
沿ってばね１２…で上方に引かれ、苗送りベルト１１…
が張られている。このとき、ベルト１１は、前記孔４ｄ
・４ｄ部に張設され、その外周の上面が底板４の上面に
略々等しいか、やや、上方へ突出するよう設けられてい
る。１３は苗受止板で、図３のように、断面がＬ型にな
っていて、前記苗載台３の下端に対向させてその底板部
を受け、苗載置部３ａ上に載置する苗が落下しないよう
支持し、前記苗植付装置２の苗植付杆２ａの先が介入す
る苗分割口１４…が設けられている。
【００１３】１５はラチエット機構で、図９のように、
前記駆動軸９ａの左右に設けられていて、該軸９ａに楔
着されるラチエットホイル１５ａと、このホイル１５ａ
の外側で軸９ａのまわりに回動自在に枢着された作動レ
バー１５ｂと、この作動レバー１５ｂに取付けられたラ
チエット爪１５ｃと、作動レバー１５ｂを反矢印ニ方向
へ回動するよう弾持するばね１５ｄとからなっている。
前記駆動軸９ａの左右に設けられていて、該軸９ａに楔
着されるラチエットホイル１５ａと、このホイル１５ａ
の外側で軸９ａのまわりに回動自在に枢着された作動レ
バー１５ｂと、この作動レバー１５ｂに取付けられたラ
チエット爪１５ｃと、作動レバー１５ｂを反矢印ニ方向
へ回動するよう弾持するばね１５ｄとからなっている。
【００１４】１６は調節装置で、図３のように、前記作
動レバー１５ｄに一端が取付けられたロッド１６ａと、
このロッド１６ａの他端を挿通する孔が設けられた前記
支枠８に止着のブラケット１６ｂと、ロッド１６ａの端
部にロッドの方向へ位置変更調節可能に設けられたスト
ッパー１６ｃとからなり、ロッド１６ａに穿ったピン孔
にピン１７を介してストッパー１６ｃの位置を上下に調
節するとき、前記作動レバー１５ｂの位置が上下方向に
ずれて設定されるよう設けられている。
動レバー１５ｄに一端が取付けられたロッド１６ａと、
このロッド１６ａの他端を挿通する孔が設けられた前記
支枠８に止着のブラケット１６ｂと、ロッド１６ａの端
部にロッドの方向へ位置変更調節可能に設けられたスト
ッパー１６ｃとからなり、ロッド１６ａに穿ったピン孔
にピン１７を介してストッパー１６ｃの位置を上下に調
節するとき、前記作動レバー１５ｂの位置が上下方向に
ずれて設定されるよう設けられている。
【００１５】１８は左右往復動機構で、図２のように前
記主植付部ミッションケース１ａ内に設けられていて、
伝動回転されるリードカム１９と、このカム溝に係合す
るリード爪が取付けられるリードメタル２０と、このリ
ードメタル２０に止着されて左右往復動する移動棒２１
とからなり、この移動棒２１の左右端側はミッションケ
ース１ａの外側から突出していて、これに前記苗載台３
の裏面を連結体２２で連結して苗載台３が左右に往復す
るよう構成している。
記主植付部ミッションケース１ａ内に設けられていて、
伝動回転されるリードカム１９と、このカム溝に係合す
るリード爪が取付けられるリードメタル２０と、このリ
ードメタル２０に止着されて左右往復動する移動棒２１
とからなり、この移動棒２１の左右端側はミッションケ
ース１ａの外側から突出していて、これに前記苗載台３
の裏面を連結体２２で連結して苗載台３が左右に往復す
るよう構成している。
【００１６】２３は回転アームで、前記主植付部ミッシ
ョンケース１ａの左右の外側に突出して回転する軸に止
着され、前記苗載台３が横端に達したときに前記作動レ
バー１５ｂに係合し、該レバー１５ｂを矢印ニ方向へ回
動するものである。２４は苗検出体で、図３のように、
前記中央苗床受部４ｅの左右リブ７・７間に介在させて
止着したマイクロスイッチ２５に基部側が回動自在に止
着されていて、中央苗床受部４ｅに穿設した苗床受部孔
２６から底板４と側板５とで構成される苗載置部３ａの
苗床載置空間に突出している。そして、前記マイクロス
イッチ２５は、苗検出体２４が苗載置部３ａ中に載置中
の苗床下面で押圧されているときはＯＦＦになり、押圧
されないとＯＮになって適宜警告器でこれを警報するよ
う設けている。この苗検出体２４及びマイクロスイッチ
２５より苗減少検出装置３０が構成されている。
ョンケース１ａの左右の外側に突出して回転する軸に止
着され、前記苗載台３が横端に達したときに前記作動レ
バー１５ｂに係合し、該レバー１５ｂを矢印ニ方向へ回
動するものである。２４は苗検出体で、図３のように、
前記中央苗床受部４ｅの左右リブ７・７間に介在させて
止着したマイクロスイッチ２５に基部側が回動自在に止
着されていて、中央苗床受部４ｅに穿設した苗床受部孔
２６から底板４と側板５とで構成される苗載置部３ａの
苗床載置空間に突出している。そして、前記マイクロス
イッチ２５は、苗検出体２４が苗載置部３ａ中に載置中
の苗床下面で押圧されているときはＯＦＦになり、押圧
されないとＯＮになって適宜警告器でこれを警報するよ
う設けている。この苗検出体２４及びマイクロスイッチ
２５より苗減少検出装置３０が構成されている。
【００１７】図中記号、２７は中央部整地フロート、２
８・２９は側部整地フロートを示す。次に、上例の作用
について説明する。苗載台３の各苗載置部３ａ中へマッ
ト状苗（ポット状の土付板状苗でも可）を載置収容させ
たのち、牽引車体（図示せず）側から主植付部ミッショ
ンケース１ａの入力軸へ動力を伝達しながら、各整地フ
ロート２７・２８・２９を土壌面へ接地させた状態で牽
引すると、苗載台３は左右往復横移動機構１８によって
移動棒２１及び連結体２２を介して左右に往復横移動さ
れ、載置収容されたマット状苗の下端側は苗受止板１３
に受止められた状態で摺接横移動され、苗分割口１４…
へ次々と繰出される。このとき、苗植付装置２の分離爪
部が上方からこの苗分割口１４…へ介入して苗を一株分
づつ次々と分離係合し、下方の土壌面へ植付けて行く。
８・２９は側部整地フロートを示す。次に、上例の作用
について説明する。苗載台３の各苗載置部３ａ中へマッ
ト状苗（ポット状の土付板状苗でも可）を載置収容させ
たのち、牽引車体（図示せず）側から主植付部ミッショ
ンケース１ａの入力軸へ動力を伝達しながら、各整地フ
ロート２７・２８・２９を土壌面へ接地させた状態で牽
引すると、苗載台３は左右往復横移動機構１８によって
移動棒２１及び連結体２２を介して左右に往復横移動さ
れ、載置収容されたマット状苗の下端側は苗受止板１３
に受止められた状態で摺接横移動され、苗分割口１４…
へ次々と繰出される。このとき、苗植付装置２の分離爪
部が上方からこの苗分割口１４…へ介入して苗を一株分
づつ次々と分離係合し、下方の土壌面へ植付けて行く。
【００１８】そして、苗載台３が横移動端の折返し位置
に達するとき、常時回転中の回転アーム２３へ作動レバ
ー１５ｂが係合し、該作動レバー１５ｂを矢印ニ方向へ
回動させる。すると、ラチエット機構１５を介して駆動
軸９ａが回転され、駆動ローラ１０ａを回転し、苗送り
ベルト１１…が一斉に所定量回転され、この苗送りベル
ト１１…上に載せられているマット状苗が下方へ送り出
される。
に達するとき、常時回転中の回転アーム２３へ作動レバ
ー１５ｂが係合し、該作動レバー１５ｂを矢印ニ方向へ
回動させる。すると、ラチエット機構１５を介して駆動
軸９ａが回転され、駆動ローラ１０ａを回転し、苗送り
ベルト１１…が一斉に所定量回転され、この苗送りベル
ト１１…上に載せられているマット状苗が下方へ送り出
される。
【００１９】このようにして、苗載台３が横移動端に達
するときに必ず縦送りが加えられ、適確に載置する土付
板状苗は苗分割口１４へ繰出されるのであるが、この場
合、苗送りベルト１１は苗載置部３ａの底板部の左右中
間部の幅狭な中央苗床受部４ｅを残してその左右側に張
設されているから、苗底の裏面は略々全面的に苗送りベ
ルト１１で縦送りがかけられ確実に送られるのである。
するときに必ず縦送りが加えられ、適確に載置する土付
板状苗は苗分割口１４へ繰出されるのであるが、この場
合、苗送りベルト１１は苗載置部３ａの底板部の左右中
間部の幅狭な中央苗床受部４ｅを残してその左右側に張
設されているから、苗底の裏面は略々全面的に苗送りベ
ルト１１で縦送りがかけられ確実に送られるのである。
【００２０】そして、苗植付け作業中、苗送りベルト１
１は、下側の駆動ローラ１０ａで駆動されるので、マッ
ト状苗を送る上面が張り側となって平面が保たれ、中央
部がたれ下ることがなく苗の送り出しが安定する。ま
た、駆動ローラ１０ａと遊動ローラ１０ｂとは苗送りベ
ルト１１が掛け回されたのち、苗載台３に下方から取り
付けれるので、作業性がいちじるしく向上する。
１は、下側の駆動ローラ１０ａで駆動されるので、マッ
ト状苗を送る上面が張り側となって平面が保たれ、中央
部がたれ下ることがなく苗の送り出しが安定する。ま
た、駆動ローラ１０ａと遊動ローラ１０ｂとは苗送りベ
ルト１１が掛け回されたのち、苗載台３に下方から取り
付けれるので、作業性がいちじるしく向上する。
【００２１】そして、特に、各底板４の左右孔４ｄ・４
ｄ間には苗送りベルト１１横幅よりも狭くて苗送りベル
ト１１の上方及び下方の上側苗床受部４ｂと下側苗床受
部４ａとを連続する中央苗床受部４ｅを形成して、２つ
の苗送りベルト１１・１１がそのベルト横幅よりも狭い
間隔にて左右に並設されているので、各底板４上に載置
された苗Ａは適確に幅広の２つの苗送りベルト１１・１
１にて安定良く移送され欠株や苗崩れ等が生じることを
防止できる。
ｄ間には苗送りベルト１１横幅よりも狭くて苗送りベル
ト１１の上方及び下方の上側苗床受部４ｂと下側苗床受
部４ａとを連続する中央苗床受部４ｅを形成して、２つ
の苗送りベルト１１・１１がそのベルト横幅よりも狭い
間隔にて左右に並設されているので、各底板４上に載置
された苗Ａは適確に幅広の２つの苗送りベルト１１・１
１にて安定良く移送され欠株や苗崩れ等が生じることを
防止できる。
【００２２】また、苗載置部３ａに載置された苗の減少
を検出する苗減少検出装置３０の苗検出体２４を苗載置
部３ａにおける２つの苗送りベルト１１・１１が苗床を
受けて苗送り作用をする苗床載置空間に突出して設けた
ので、該苗床載置空間に突出した苗検出体２４が上述の
ように適確に安定良く幅広の２つの苗送りベルト１１・
１１にて受けられて苗床の横移動等が防止されている部
分の苗床に接当して検出することになるから、苗載置部
３ａに載置された苗の有無を誤検出が防止さた状態で検
出することができ、適切な苗植え作業が行なえる。
を検出する苗減少検出装置３０の苗検出体２４を苗載置
部３ａにおける２つの苗送りベルト１１・１１が苗床を
受けて苗送り作用をする苗床載置空間に突出して設けた
ので、該苗床載置空間に突出した苗検出体２４が上述の
ように適確に安定良く幅広の２つの苗送りベルト１１・
１１にて受けられて苗床の横移動等が防止されている部
分の苗床に接当して検出することになるから、苗載置部
３ａに載置された苗の有無を誤検出が防止さた状態で検
出することができ、適切な苗植え作業が行なえる。
【図１】苗植機の要部側面図
【図２】図１の要部断面図
【図３】要部の一部断面側面図
【図４】要部平面図
【図５】要部の一部断面底面図
【図６】要部底面図
【図７】要部斜面図
【図８】要部斜面図
【図９】要部の一部断面平面図
３ 苗載台 ３ａ 苗載置部 ４ 底板 ４ａ 下側苗床受部 ４ｂ 上側苗床受部 ４ｄ 孔 ４ｅ 中央苗床受部 ５ 側板 １１ 苗送りベルト ２４ 苗検出体 ３０ 苗減少検出装置
Claims (2)
- 【請求項１】 苗載置部３ａを機体左右方向に複数個並
設し、各苗載置部３ａの底板４に形成した左右孔４ｄ・
４ｄには各々苗床を受けて移送する２つの苗送りベルト
１１・１１を並設した苗植機の苗載台において、各底板
４の左右孔４ｄ・４ｄ間には苗送りベルト１１横幅より
も狭くて苗送りベルト１１の上方及び下方の上側苗床受
部４ｂと下側苗床受部４ａとを連続する中央苗床受部４
ｅを形成して、２つの苗送りベルト１１・１１がそのベ
ルト横幅よりも狭い間隔にて左右に並設されるように構
成すると共に、苗載置部３ａにおける２つの苗送りベル
ト１１・１１が苗床を受けて苗送り作用をする部分にて
苗載置部３ａに載置された苗の減少を検出する苗減少検
出装置３０を設けたことを特徴とする苗植機の苗載台。 - 【請求項２】 底板４と側板５とで苗床載置空間を構成
する苗載置部３ａを機体左右方向に複数個並設し、各苗
載置部３ａの底板４に形成した左右孔４ｄ・４ｄには各
々苗床を受けて移送する２つの苗送りベルト１１・１１
を並設した苗植機の苗載台において、各底板４の左右孔
４ｄ・４ｄ間には苗送りベルト１１の上方及び下方の上
側苗床受部４ｂと下側苗床受部４ａとを連続する中央苗
床受部４ｅを形成して、２つの苗送りベルト１１・１１
が間隔をあけて左右に並設されるように構成すると共
に、苗載置部３ａに載置された苗の減少を検出する苗減
少検出装置３０の苗検出体２４を苗載置部３ａにおける
２つの苗送りベルト１１・１１が苗床を受けて苗送り作
用をする苗床載置空間に突出して設けたことを特徴とす
る苗植機の苗載台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6215385A JP2556301B2 (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 苗植機の苗載台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6215385A JP2556301B2 (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 苗植機の苗載台 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0837848A JPH0837848A (ja) | 1996-02-13 |
| JP2556301B2 true JP2556301B2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=16671432
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6215385A Expired - Lifetime JP2556301B2 (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 苗植機の苗載台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2556301B2 (ja) |
Citations (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4723538U (ja) * | 1971-04-09 | 1972-11-16 | ||
| JPS5243622A (en) * | 1975-10-01 | 1977-04-05 | Iseki Agricult Mach | Automatic seedling feede for rice transplanting machine |
| JPS558500U (ja) * | 1979-08-08 | 1980-01-19 | ||
| JPS5535937U (ja) * | 1978-08-26 | 1980-03-07 | ||
| JPS5588609A (en) * | 1978-12-23 | 1980-07-04 | Sato Zoki Co Ltd | Vertical conveying device of nursery plant |
| JPS5716604A (en) * | 1980-06-30 | 1982-01-28 | Iseki Agricult Mach | Nursery plant transplanter |
| JPS5711919B2 (ja) * | 1978-05-25 | 1982-03-08 | ||
| JPH0260290A (ja) * | 1988-08-26 | 1990-02-28 | Canon Inc | テレビ電話装置 |
| JPH0446526A (ja) * | 1990-06-11 | 1992-02-17 | Sanyo Electric Co Ltd | 加熱器具のヒーター切換装置 |
| JPH0579281A (ja) * | 1991-09-13 | 1993-03-30 | Taisei Corp | シールド掘進工法 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53109632U (ja) * | 1977-02-09 | 1978-09-02 | ||
| JPS619534Y2 (ja) * | 1978-10-16 | 1986-03-26 | ||
| JPS6314596Y2 (ja) * | 1979-06-07 | 1988-04-23 | ||
| JPS56129217U (ja) * | 1980-02-28 | 1981-10-01 | ||
| JPS6140091Y2 (ja) * | 1980-06-25 | 1986-11-17 |
-
1994
- 1994-09-09 JP JP6215385A patent/JP2556301B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS558500U (ja) * | 1979-08-08 | 1980-01-19 | ||
| JPS5716604A (en) * | 1980-06-30 | 1982-01-28 | Iseki Agricult Mach | Nursery plant transplanter |
| JPH0260290A (ja) * | 1988-08-26 | 1990-02-28 | Canon Inc | テレビ電話装置 |
| JPH0446526A (ja) * | 1990-06-11 | 1992-02-17 | Sanyo Electric Co Ltd | 加熱器具のヒーター切換装置 |
| JPH0579281A (ja) * | 1991-09-13 | 1993-03-30 | Taisei Corp | シールド掘進工法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0837848A (ja) | 1996-02-13 |
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