JPH03103111A

JPH03103111A - 施肥田植機の施肥装置

Info

Publication number: JPH03103111A
Application number: JP24043389A
Authority: JP
Inventors: Isao Ishida; 伊佐男石田; Toshio Tamai; 利男玉井; Takahide Shiozaki; 孝秀塩崎; Michinori Seike; 理伯清家; Hisashi Kamiya; 寿神谷
Original assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 1989-09-16
Filing date: 1989-09-16
Publication date: 1991-04-30
Anticipated expiration: 2012-10-29
Also published as: JP2669560B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野】本発明は、走行車体が具備するリンク装置に作業機部分
を装着した施肥田植機の施肥装置に関す［従来の技術１作業機部分にｆＩＩ植装置と施肥装置とを一体に組み付
け、苗の植付けと施肥を同時に行なうようにした施肥田
植機において、全長の短縮化や虫罎バランスの改善等を
目的として、肥料タンクと繰出し機とからなる施肥装置
の本体部を機体の上部、例えば操縦席の後方部に設け，
そこから田植装置のｔＷ載台の裏側（前側）に沿って配
設した施肥パイプで圃場面に臨む施肥口に肥料を導〈よ
うにしたものが考えられている．［発明が解決しようとする課題］上記構或の施肥田植機は、必然的に施肥パイプが長くな
るので、施肥パイプ内の肥料詰まりが発生しやすく，植
付開始時等に肥料が圃場に供給されない無肥料区が生じ
るという問題点があった．［課題を解決するための手段
］上記課題を解決するために、本発明は次のような構成と
した．すなわち，本発明にかかる施肥田植機の施肥装置は、走
行車体の後部に上下に回動自在にリンク装置を設け、該
リンク装置の後端部に作業機部分を装着するようにした
施肥田植機の施肥装置であって，肥料を容れておく肥料
タンクと、該肥料タンク内の肥料を順次下方に繰り出す
繰出し機と、該繰出し機によって繰り出された肥料を圃
場面に臨む施肥口に導く施肥パイプと、施肥パイプ内に
送風して肥料を繰出し機側から施肥口側へ強制的に搬送
するブロワと，植付開始用の操作を検出する作業開始セ
ンサとを備え，該センサの検出結果に基づいて前記ブロ
ワが起動されるようにしたことを特徴としている．［作　用］１０植装置の起動に先立って必然的に行なわれる操作、
例えばリンク装置の回動や植付レバーの植付側への切替
え等を検出する作業開始センサが設けられ、このセンサ
の検出結果に基づいてプロワが起動するようになってい
るため、実際の作業時には施肥パイプ内の風醍，風圧が
適正となっており、植付開始と同時に肥料が圃場に供給
される．［実施例］第１図は本発明にかかる施肥田植機の１実施例をあらわ
すもので、この施肥田植機１は、走行車体２の後部に設
けたリンク装置３に，田植および施肥用の作業機部分４
が装着されている。

走行車体２は、車体の左右中心を通る前後方向の縦パイ
ブ６と、該縦パイプの後端部に直交一体化する横パイブ
７とで平而視Ｔ字形のフレームを構成し、縦パイプ６の
上にミッションヶースｉｏ，デフケース１１，エンジン
１２等が設けられている．なお、エンジン１２は縦パイ
プ６の後部寄り上而に固着したエンジン台１２ａの上に
設置されている．そして，デフケース１１から左右両側
方部に突設したフロントアクスルヶース１４．１４の端
部に前輪支持ケース１５．１５が設けられ、その下端部
に前輪１６．１６が軸支されている．また、横バイプ７
の両端部には後輪支持ケースｌ７，１７が設けられ、こ
れに後輪１８．１８が軸支されている．後輪支持ケース
１７　．１７は、車体の左右側方部に露出して設けた後
輪伝動軸１９，１９を介してミッションケースｌＯから
伝動されている。

これらシャシの上にはポディ３０が被せられている。そ
して、エンジン１２等が収納されるエンジンルーム３ｌ
の上に操縦席３２が設置され，車体前端部から上方に突
設したステアリングポスト力バー３４にステアリングホ
イール３５、油圧植付レバー３６等が取り付けられてい
る．リンク装置３は、前記横パイプ７の上に立設された
支持枠４０に上リンク４１と下リンク４２がｊｉｊｌ動
自在に支持され、これら−Ｉ二下リンクの後端部に連結
枠４４が取り付けられている．そして、この連結枠４４
に作業機部分４がローリング可能に装着されている。リ
ンク装置３の駆動手段である油圧シリンダ４７は、その
ノ，（部４７ａが前記エンジン台１２ａの背面部に枢着
され、ピストンロッド４７ｂがＬリンク４１の基部から
これと一体にＩト設したアーム４８の先端部に連結され
ている．この油圧シリンダ４７を伸縮させると、連結枠
４５がほぼ一定姿勢に保持されたまま上下動させられ、
これに装着した作業機部分４が昇降させられる．作業機部分４は、田植装置として、ＰＴＯ軸（図示を省
略）を介して走行車体側から伝動される伝動ケース７０
と、該伝動ケースの前方に前側が」二位となるように傾
斜して設けられている苗載台７ｌと、１条当り２組づつ
の植付杆７２，・・・とを備え、萌載台７ｌが左右に往
復動して台上の菌を所定の苗取出口に１株分づつ供給し
つつ、植付杆７２が所定の軌跡を描きながら上下運動を
行ない、前記苗取出口に供給された苗を植付杆の先端部
に設けられた植付爪７２ａで挾持して圃場に植え付けて
ゆくようになっている．なお、ｌ￥１・戒台７ｌが左右
行程の端部に到達して横ｌ列分の苗を１４取出口に供給
し終えると、ベルト式の苗送り装置７４が作動して苗を
１列分だけ下方に移送する。

また、施肥装′ｔｉ８０は、肥料を容れておく肥料タン
ク８ｌと、該肥料タンク内の肥料を下方に繰り出す繰出
し機８２と、該繰出し機から繰り出された肥料を後記作
溝器９４によって形成された圃場面の施肥用溝内に導く
施肥パイプ８３とを備えている。肥料タンク８ｌと繰出
し機８２とからなる本体部は操縦席３２の後方部に設け
られ、繰出し機のホッパ８２ａの下端部が施肥パイプ８
３の前端部に臨んでいる．施肥パイプ８３は、そこから
後方に延びた後、苗載台７１の裏面（前面）に沿って下
方に垂下され、その下端部に施肥用溝に臨む施肥口８３
ａが設けられている．さらに，エンジンルーム３１には
，該ルーム内の熱気を吸引してこれを施肥パイプ８３の
前端部に吹き込むブロワ８５が設けられている．第２図
はこのブロワ８５の電気回路図で，図中の８６はバッテ
リ、８７はリレー、８８は感知スイッチである．感知ス
イッチ８８は植付開始に先だって必然的に行なわれる操
作を検出する作業開始センサであって、図示例のものは
上リンク４１の回動経路に沿って設けられ、リンク装置
３が上げ位置から下げ位置に回動し始めるとプロワ８５
がオンになる．すなわち、操縦者が油圧植付レバー３６
を操作してリンク装置３が下動を開始してから植付作業
が行なわれるまでに若干の昨間（２秒程度）があるので
、植付作業開始に先だって予めブロワ８５を作動させて
おくことにより、植付けが開始されるときには既に施肥
パイプ８３内に適正な送風が行なわれているようになっ
ている．したがって、植付開始待に施肥が行なわれない
無肥料区の発生や施肥量不足が生じないのである．また
、このプロワ８５でエンジンルーム３ｌ内の熱気を外部
に排出することにより、エンジンルーム内が高温になる
ことが防止され、エンジン効率も向上する．なお、植付
開始時の動作を検出する作業開始センサとしては、図示
例のようにリンク装Ｎ３の動作を検出する方法の他に、
油圧植付レバー３６の操作に起因してスイッチが入るよ
うにしてもよい．要は、実際に植付けおよび施肥作業が
開始されるに前にブロワ８５が作動を開始するように構
威されていればよい。

伝動ケース７０の下側にはこれら作業機部分の本体部を
水田面上に支持するセンターフロート９０と左右一対の
サイドフロート９ｆ，９１が上下に回動自在に枢着され
ている．前記連結枠４４の底部から油圧シリンダ４７の
油圧バルブ９２が垂設されており．センターフロート７
０の前端部の上下動によってこのバルブ９２が駆動され
る．フロートが上動すると前記油圧シリンダ４７を伸長
させる方向に油圧バルブ９２が駆動され、作業機部分４
が上昇する．また、フロートが下動すると油圧シリンダ
４７を収縮させる方向にバルプ９２が駆動され、作業機
部分４が下降する．各フロートには，圃場面に施肥用の
溝を形戊する作溝器９４，・・・が植付位置に対応させ
て取り付けられている．［発明の効果１以上に説明したように、本発明にかかる施肥田Ｍ機の施
肥装置は，ブロワで施肥パイプ内に送風を行ない、該パ
イプ内の肥料を繰出し機側から施肥口側へ強制的に搬送
するようになっているので，施肥パイプが長い場合でも
、パイプ内で肥料詰まりが生じることなく、確実な施肥
を行なうことができるようになった．また、前記プロワ
は，植付開始用操作時に作動を開始するようになってい
るので、植付開始時における無肥料区の発生や施肥量不
足を防止することができる．

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１例である施肥田植機の側面図、第２
図はブロワの電気回路図である．１・・・施肥田植機、
２・・・走行車体、３・・・リンク装置、４・・・作業
ａ部分、１２・・・エンジン、ｌ６・・・前輪、ｌ８・
・・後輪、８０・・・施肥装置、８ｌ・・・肥料タンク
、８２・・・繰出し機、８３・・・施肥パイプ、８３ａ
・・・施肥口、８５・・・ブロワ，８８・・・感知スイ
ッチ（作業開始センサ）。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）走行車体の後部に上下に回動自在にリンク装置を
設け、該リンク装置の後端部に作業機部分を装着するよ
うにした施肥田植機の施肥装置であって、肥料を容れて
おく肥料タンクと、該肥料タンク内の肥料を順次下方に
繰り出す繰出し機と、該繰出し機によって繰り出された
肥料を圃場面に臨む施肥口に導く施肥パイプと、施肥パ
イプ内に送風して肥料を繰出し機側から施肥口側へ強制
的に搬送するブロワと、植付開始用の操作を検出する作
業開始センサとを備え、該センサの検出結果に基づいて
前記ブロワが起動されるようにしたことを特徴とする施
肥田植機。