JPH06203432A - 磁気テープの記録再生装置 - Google Patents

磁気テープの記録再生装置

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JPH06203432A
JPH06203432A JP5000532A JP53293A JPH06203432A JP H06203432 A JPH06203432 A JP H06203432A JP 5000532 A JP5000532 A JP 5000532A JP 53293 A JP53293 A JP 53293A JP H06203432 A JPH06203432 A JP H06203432A
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JP
Japan
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phase difference
output
magnetic tape
signal
phase
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JP5000532A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Teshirogi
和宏 手代木
Yoshitaka Ota
良隆 太田
Masanobu Shimizu
正信 清水
Katsutoshi Sumida
勝利 隅田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録時に対し再生時のテープ走行速度の差が
大きい場合においても、再生時の再生信号と基準信号と
の定常位相編差を小さくすることができる磁気テープの
記録再生装置を提供する。 【構成】 再生時に位相ロック検出回路13により、再
生信号と基準信号との位相差の所定時間当たりの変化が
所定値以下になったことを検出する。そのときの位相差
をラッチ回路15の出力に加算してラッチ回路15に保
持する。保持したラッチ回路15の出力に所定の定数を
乗算して駆動回路5へフィードバックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音声等の情報の記録再生
を行う磁気テープの記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、音声信号をディジタル信号に変換
して磁気テープ上に記録再生する高音質の記録再生装置
の商品化が行われているが、従来のアナログ方式の磁気
テープの記録再生装置に比べ高価であるため、より簡単
な構成で高性能な記録再生装置が望まれている。
【0003】以下に、従来の磁気テープの記録再生装置
について説明する。図6は従来例における磁気テープの
記録再生装置のブロック図である。
【0004】図6において、1は磁気テープ、2はキャ
プスタン、3はピンチローラ、4は駆動回路5によって
キャプスタン2を回転させるキャプスタンモータ、5は
キャプスタン2の回転速度が目標速度31になるように
キャプスタンモータ4を駆動する駆動回路、6はキャプ
スタン回転速度30と目標速度31との差を出力する引
算器で、キャプスタン2の回転速度の検出方法として
は、キャプスタンモータの逆起電力から検出する方法や
回転速度に応じた周波数を発生させる方法等が用いられ
る。7はD/A変換器18の出力と引算器6の出力との
和を出力する加算器、8は磁気テープ1にディジタル信
号を記録再生する磁気ヘッド、9は磁気ヘッド8により
再生された再生信号をディジタル信号に復調する復調回
路、10は再生時のディジタル信号を処理する基準とな
る基準信号を出力する基準信号出力回路、11は復調回
路9の出力から同期信号とアドレス信号とを検出し、基
準信号出力回路10から出力される基準信号との位相差
を出力する位相差検出回路、12は位相差検出回路11
で検出された位相差に駆動回路5にフィードバックする
ためのゲインを乗じる位相ゲイン乗算回路、18は位相
ゲイン乗算回路12のディジタル出力をアナログ電圧に
変換するD/A変換器である。
【0005】以上のように構成された従来の磁気テープ
の記録再生装置について、以下その動作について説明す
る。
【0006】記録時には、駆動回路5,キャプスタンモ
ータ4,キャプスタン2,ピンチローラ3,引算器6か
らなる速度制御ループでキャプスタン2が磁気テープ1
の目標速度に応じた回転速度になるように駆動回路5に
引算器6の出力が入力され、目標速度31とキャプスタ
ン回転速度30との差がフィードバックされ、駆動回路
5によってキャプスタン2を所定の速度で回転させる。
磁気テープ1は、回転するキャプスタン2とピンチロー
ラ3とによって駆動され走行する。次に、記録されるデ
ィジタル信号と前記ディジタル信号の所定の容量毎に付
加された同期信号とアドレス信号とを、変調回路(図示
せず)によって変調し、内部の基準信号に同期させて磁
気ヘッド8によって磁気テープ1上に記録する。
【0007】再生時には、まず、記録時と同様にして駆
動回路5,キャプスタンモータ4,キャプスタン2,ピ
ンチローラ3,引算器6からなる速度制御ループで駆動
回路5に目標速度31とキャプスタン回転速度30との
差をフィードバックし、磁気テープ1を走行させる。こ
のとき、テープ走行速度は機器によって差があるため、
再生時のテープ走行速度は記録時のテープ走行速度に対
し差が生じる。したがって、再生信号を前記基準信号に
同期させて再生するには、記録時のテープ走行速度にな
るようにテープ走行速度を調整し、前記再生信号と前記
基準信号の位相を合わせなければならない。
【0008】まず、磁気ヘッド8で再生されたディジタ
ル信号を復調回路9によってディジタル信号に復調させ
る。位相差検出回路11は復調回路9の出力から同期信
号とアドレス信号とを検出し、検出した前記同期信号あ
るいはアドレス信号と基準信号出力回路10から出力さ
れる基準信号との位相差を、十分に高い周波数のクロッ
クで測定し出力する。次に、位相ゲイン乗算回路12で
位相差検出回路11の出力に所定の位相ゲインを乗算
し、D/A変換器18によりアナログ電圧に変換し加算
器7に出力する。加算器7では引算器6の出力とD/A
変換器18の出力とを加算し駆動回路5へ入力する。こ
のようにして、磁気テープ1,磁気ヘッド8,復調回路
9,基準信号出力回路10,位相差検出回路11,位相
ゲイン乗算回路12,D/A変換回路18からなる位相
制御ループで駆動回路5に再生信号と基準信号の位相差
をフィードバックすることにより、再生時のテープ走行
速度を記録時のテープ走行速度に合わせ、再生信号の位
相を基準信号に合わせ磁気テープ1を再生していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、記録時のテープ走行速度と再生時の上記
速度制御ループのみで制御したときのテープ走行速度と
に差がある場合は、上記位相制御ループをさらに付加し
た制御によりテープ走行速度は記録時のテープ走行速度
と同じになるが、再生信号の位相は前記基準信号に対し
て前記走行速度差に応じた一定値の位相差(以後、定常
位相偏差と記す)が残る。したがって、すでに記録がな
された磁気テープ1に対して所望の位置から新たなディ
ジタル信号を記録する場合に、あらかじめ記録を開始す
る位置の手前から磁気テープ1を再生状態にし、再生信
号の位相を基準信号に合わせてから記録を行っても、記
録開始位置で前記定常位相偏差を生じるため正確に所望
の位置から記録することができないという課題を有して
いた。さらに、位相差検出回路11での位相差検出範囲
は有限であるので、前記定常位相偏差が前記位相差検出
範囲の限界値に近づくと制御性が低下してしまうという
課題を有していた。
【0010】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、簡単な構成で、記録時のテープ走行速度に対して再
生時のテープ走行速度の差が大きい場合においても、再
生時の再生信号と基準信号との定常位相編差を小さくす
ることができる磁気テープの記録再生装置を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の磁気テープの記録再生装置は、磁気テープを
一定速度で走行させる磁気テープ駆動手段と、再生した
ディジタル信号を処理する基準となる基準信号を出力す
る基準信号出力手段と、前記基準信号出力手段から出力
される基準信号と再生信号の前記同期信号あるいは前記
アドレス信号との位相差を求め出力する位相差検出手段
と、前記位相差検出手段から出力される位相差の所定時
間当たりの変化が所定の値以下となったことを検出する
位相ロック検出手段と、前記位相差検出手段の出力を保
持する位相差ラッチ手段とを備え、磁気テープの再生時
に、前記磁気テープ駆動手段により前記磁気テープを所
定内の一定速度で走行させて前記磁気テープ上に記録さ
れた同期信号とアドレス信号とを再生し、前記位相差検
出手段から出力する位相差に所定の定数を乗算し前記磁
気テープ駆動手段にフィードバックし、前記位相ロック
検出手段により前記位相差の所定時間当たりの変化が所
定値以下になったことを検出したときに前記位相差を前
記位相差ラッチ手段の出力に加算して前記位相差ラッチ
手段により保持し、所定の定数を乗算して前記磁気テー
プ駆動手段へフィードバックする構成となっている。
【0012】また、本発明の磁気テープの記録再生装置
は、位相差検出手段から出力される位相差の値が所定の
値以上となったことを検出する位相偏差検出手段を備
え、磁気テープの再生時に、位相ロック検出手段により
前記位相差検出手段から出力される位相差の所定時間当
たりの変化が所定値以下になったことを検出し、その
後、前記位相偏差検出手段により前記位相差が所定の値
以上となったことを検出したときに、前記位相差を前記
位相差ラッチ手段の出力に加算して前記位相差ラッチ手
段に保持し、所定の定数を乗算して前記磁気テープ駆動
手段へフィードバックする構成となっている。
【0013】また、本発明の磁気テープの記録再生装置
は、所定の周期で前記位相差ラッチ手段に保持指令を出
力する周期信号出力手段を備え、磁気テープの再生時
に、位相ロック検出手段により前記位相差検出手段から
出力される位相差の所定時間当たりの変化が所定値以下
になったことを検出し、その後、前記周期信号出力手段
から出力する保持指令により前記位相差を前記位相差ラ
ッチ手段の出力に加算して前記位相差ラッチ手段に保持
し、所定の定数を乗算して前記磁気テープ駆動手段へフ
ィードバックする構成となっている。
【0014】
【作用】本発明は上記した構成により、再生時に位相ロ
ック検出手段により再生信号と基準信号との位相差の所
定時間当たりの変化が所定値以下になったことを検出
し、そのときの位相差を位相差ラッチ手段の出力に加算
して前記位相差ラッチ手段により保持し所定の定数を乗
算して前記磁気テープ駆動手段へフィードバックするこ
とにより、記録時のテープ走行速度に対して再生時のテ
ープ走行速度の差が大きい場合においても再生信号と基
準信号との定常位相編差を小さくすることができる。
【0015】また、本発明は上記した構成により、再生
時に位相ロック検出手段により再生信号と基準信号との
位相差の所定時間当たりの変化が所定値以下になったこ
とを検出し、その後、位相偏差検出手段により前記位相
差が所定の値以上となったことを検出したときに、前記
位相差を前記位相差ラッチ手段の出力に加算して前記位
相差ラッチ手段に保持し、所定の定数を乗算して前記磁
気テープ駆動手段へフィードバックするようにしたた
め、徐々に記録時のテープ走行速度が変化した場合の磁
気テープの再生においても、すばやく再生信号と基準信
号との定常位相編差を所定の値以下にすることができ
る。
【0016】また、本発明は上記した構成により、再生
時に位相ロック検出手段により再生信号と基準信号との
位相差の所定時間当たりの変化が所定値以下になったこ
とを検出し、その後、周期信号出力手段から出力する保
持指令により所定の周期で前記位相差を前記位相差ラッ
チ手段の出力に加算して前記位相差ラッチ手段に保持
し、所定の定数を乗算して前記磁気テープ駆動手段へフ
ィードバックするようにしたため、徐々に記録時のテー
プ走行速度が変化した場合の磁気テープの再生において
も、再生信号と基準信号との定常位相編差を小さくする
ことができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0018】図1は本発明の第1の実施例における磁気
テープの記録再生装置のブロック図、図2は位相差検出
回路11の内部構成例のブロック図、図3は位相ロック
検出回路13の内部構成例のブロック図を示すものであ
る。
【0019】図1において、1は磁気テープ、2はキャ
プスタン、3はピンチローラ、4はキャプスタンモー
タ、5は駆動回路、6は引算器、7は第1の加算器、8
は磁気ヘッド、9は復調回路、10は基準信号出力回
路、11は位相差検出回路、12は位相ゲイン乗算回
路、18はD/A変換器、30はキャプスタン回転速
度、31は目標速度で、これらは従来例と同様のもので
ある。13は位相差検出回路11から出力される位相差
の所定時間当たりの変化が所定の値以上の場合はLレベ
ルを、所定値以下の場合はHレベルを出力する位相ロッ
ク検出回路、14はラッチ回路15の出力と位相差検出
回路11の出力との和を出力する第2の加算器、15は
位相ロック検出回路13の出力信号のLレベルからHレ
ベルへの立上がりエッジで第2の加算器14の出力を保
持するラッチ回路、16はラッチ回路15の出力を速度
エラーのオフセットデータとして駆動回路5にフィード
バックするためのゲインを乗じるオフセットゲイン乗算
回路、17は位相ゲイン乗算回路12の出力とオフセッ
トゲイン乗算回路16の出力との和を出力する第3の加
算器である。
【0020】図2において、101はクロック発生器、
102は基準信号出力回路10から出力される基準信号
41の立下がりでクリアされ、クロック発生器101の
出力を計数するカウンタ、103はアドレス検出信号4
3の立上がりエッジでカウンタ102のカウントデータ
を保持するラッチ回路、104は復調回路9から出力さ
れる再生信号42から同期信号あるいはアドレス信号を
検出しアドレス検出信号43として所定幅のHレベルの
パルスを出力するアドレス検出回路、105はラッチ回
路103の出力と位相差目標値44との差を出力する引
算器であり、ラッチ回路103には基準信号41の立上
がりエッジからアドレス検出信号43の立上がりエッジ
の期間にクロック発生器101で出力されたクロックパ
ルス数が保持、出力され、引算器105により位相差目
標値44を引いた値が位相差信号45として出力され
る。位相差目標値44は、基準信号41の立上がりエッ
ジから立下がりエッジの期間に相当するクロックパルス
数が設定され、位相差信号45は、アドレス検出回路1
04の出力信号の立上がりエッジが基準信号41の立上
がりエッジと等しい場合は零となり、それより早い場合
は負の値、遅い場合は正の値となる。基準信号41と再
生信号42との位相差が所定の値より大きい場合は、基
準信号41の立下がりでカウンタ102がリセットされ
てから、アドレス検出信号43の立上がりエッジがラッ
チ回路103に入力される前に、カウンタ102がオー
バーフローを起こす。したがって、カウンタ102がオ
ーバーフローを起こす位相差が位相差検出範囲の限界と
なる。
【0021】図3において、201は位相差検出回路1
1から出力される位相差信号45をアドレス検出信号4
3がHレベルの期間分の時間を遅延する遅延回路、20
2は位相差検出回路11から出力されるアドレス検出信
号43の立上がりエッジで遅延回路201によって遅延
された位相差信号45を保持するラッチ回路、203は
ラッチ回路202の出力と位相差信号45との差の絶対
値を出力する引算器、204は引算器203の出力とロ
ック基準信号46とを比較し、引算器203の出力のほ
うが大ならばLレベルを出力し引算器203の出力のほ
うが小ならばHレベルを出力する比較器、205は比較
器204の出力信号がLレベルの時はカウント値をリセ
ットし、比較器204の出力信号がHレベルの時はアド
レス検出信号43のLレベルからHレベルへの立上がり
エッジをカウントし、このカウント値が所定の値より小
であればLレベルを出力し大であればHレベルを位相ロ
ック信号47として出力するカウンタである。
【0022】以上のように構成された本実施例の磁気テ
ープの記録再生装置について、以下その動作について説
明する。
【0023】記録時は従来例と同様の方法で行うため、
再生時について説明する。再生時のテープ走行速度を記
録時のテープ走行速度に合わせ、再生信号の位相を内部
の基準信号に合わせるために、まず、記録時と同様にし
て駆動回路5,キャプスタンモータ4,キャプスタン
2,ピンチローラ3,引算器6からなる速度制御ループ
で駆動回路5にキャプスタン回転速度30と目標速度3
1との差をフィードバックし、キャプスタン2を所定内
の速度で回転させる。磁気テープ1は、回転するキャプ
スタン2とピンチローラ3とによって駆動され走行す
る。テープ走行速度がデータを再生できる速度になる
と、磁気ヘッド8で再生された再生信号は復調回路9に
よってディジタルの再生信号42に復調される。つぎ
に、位相差検出回路11で、再生信号42から同期信号
あるいはアドレス信号を検出してアドレス検出信号43
を出力し、基準信号出力回路10から出力される基準信
号41との位相差を十分に高い周波数のクロックで測定
し、位相差信号45として出力する。ここで、位相差信
号45はテープから再生信号42が復調されるまでは零
で出力される。次に、位相ゲイン乗算回路12で、位相
差信号45に所定の位相ゲインを乗算し出力し、D/A
変換器18を介して第1の加算器7に入力し駆動回路5
へフィードバックする。
【0024】このようにして、磁気テープ1,磁気ヘッ
ド8,復調回路9,基準信号出力回路10,位相差検出
回路11,位相ゲイン乗算回路12,D/A変換回路1
8からなる位相制御ループで駆動回路5に再生信号42
と基準信号41の位相差をフィードバックすることによ
り、再生時のテープ走行速度を記録時のテープ走行速度
に合わせ、再生信号の位相を基準信号に合わせ再生信号
の位相を基準信号に合わせるように磁気テープ1が制御
される。このとき、位相差検出回路11から出力される
位相差信号45の所定時間当たりの変化が所定の値以下
になると、位相ロック検出回路13からHレベルが位相
ロック信号47として出力される。位相差信号45の値
は、記録時のテープ走行速度と上記速度制御ループのみ
で制御した場合のテープ走行速度との差に対応した定常
位相偏差に収束する。
【0025】ラッチ回路15では、位相ロック信号47
のLレベルからHレベルへの立上がりエッジで第2の加
算器14の出力を保持する。ここで、再生時に最初に位
相ロック信号47がHレベルになるまではラッチ回路1
5には零データが保持される。したがって、このとき第
2の加算器14からは位相差信号45がそのまま出力さ
れ、ラッチ回路15に位相差信号45が保持される。
【0026】つぎに、オフセットゲイン乗算回路16で
ラッチ回路15の出力に所定の値をオフセットゲインと
して乗算する。このオフセットゲインの値は、記録時の
テープ走行速度と再生時の速度制御ループのみで制御し
た場合のテープ走行速度との差分を速度オフセットして
駆動回路5にフィードバックするためのゲインである。
【0027】つぎに、オフセットゲイン乗算回路16の
出力信号を第3の加算器17により位相ゲイン乗算回路
12の出力信号に加算し、D/A変換器18を介して第
1の加算器7に入力し駆動回路5へフィードバックす
る。
【0028】このようにして、磁気テープ1,磁気ヘッ
ド8,復調回路9,基準信号出力回路10,位相差検出
回路11,第2の加算器14,ラッチ回路15,オフセ
ットゲイン乗算回路16,D/A変換回路18からなる
速度オフセット制御ループで、記録時のテープ走行速度
と再生時の速度制御ループのみによる制御でのテープ走
行速度との速度差分をオフセットデータとして駆動回路
5にフィードバックすることにより、位相制御ループで
の定常位相偏差の値が零になるように磁気テープ1が制
御される。
【0029】つぎに、磁気テープ1の途中で記録時のテ
ープ走行速度が変化している場合について説明する。ま
ず、位相ロック検出信号47は一旦Lレベルになり、位
相制御ループでの制御で位相差信号45の値が所定時間
当たり所定の値以下になってから再びHレベルになる。
位相ロック検出信号47が再びHレベルになると、第2
の加算器14によりラッチ回路15の出力と位相差信号
45とを加算しラッチ回路15に保持し、オフセットゲ
イン乗算回路16でラッチ回路15の出力に所定の値を
オフセットゲインとして乗算し、第3の加算器17によ
り位相ゲイン乗算回路12の出力信号に加算し、D/A
変換器18を介して第1の加算器7に入力し駆動回路5
へフィードバックし、位相制御ループでの定常位相偏差
の値が零になるように磁気テープ1が再び制御される。
【0030】以上のように本実施例によれば、位相差信
号45の所定時間当たりの変化が所定の値以下になった
ことを検出し、その時の位相差信号45に所定のゲイン
を乗算し駆動回路5にフィードバックするようにしたた
め、記録時のテープ走行速度に対して再生時のテープ走
行速度の差が大きい場合においても、再生信号42と基
準信号41との定常位相編差を小さくすることができ
る。
【0031】図4は本発明の第2の実施例における磁気
テープの記録再生装置のブロック図を示すものである。
図4において、1は磁気テープ、2はキャプスタン、3
はピンチローラ、4はキャプスタンモータ、5は駆動回
路、6は引算器、7は第1の加算器、8は磁気ヘッド、
9は復調回路、、10は基準信号出力回路、11は位相
差検出回路、12は位相ゲイン乗算回路、13は位相ロ
ック検出回路、14は第2の加算器、15はラッチ回
路、16はオフセットゲイン乗算回路、17は第3の加
算器、18はD/A変換器、30はキャプスタン回転速
度、31は目標速度であり、これらは第1の実施例と同
様のものである。32は定常位相偏差を駆動回路5にフ
ィードバックするための下限値を表す定常偏差下限値、
19は定常偏差下限値32と位相差信号45とを比較
し、位相差信号45が小ならばLレベルを出力し位相差
信号45が大ならばHレベルを出力する比較器、20は
位相ロック検出回路13から出力される位相ロック信号
47と比較器19の出力信号とを入力し、両信号ともH
レベルの時にのみHレベルを出力しどちらか一方がLレ
ベルの時はLレベルを出力する論理積回路である。
【0032】以上のように構成された本実施例の磁気テ
ープの記録再生装置について、以下その動作について説
明する。
【0033】記録時は従来例と同様の方法で行うため、
再生時について説明する。再生時のテープ走行速度を記
録時のテープ走行速度に合わせ、再生信号の位相を内部
の基準信号に合わせるために、まず、記録時と同様にし
て駆動回路5,キャプスタンモータ4,キャプスタン
2,ピンチローラ3,引算器6からなる速度制御ループ
で駆動回路5にキャプスタン回転速度30と目標速度3
1との差をフィードバックし、キャプスタン2を所定内
の速度で回転させる。磁気テープ1は、回転するキャプ
スタン2とピンチローラ3とによって駆動され走行す
る。テープ走行速度がデータを再生できる速度になる
と、磁気ヘッド8で再生された再生信号は復調回路9に
よってディジタルの再生信号42に復調される。つぎ
に、位相差検出回路11で、再生信号42から同期信号
あるいはアドレス信号を検出してアドレス検出信号43
を出力し、基準信号出力回路10から出力される基準信
号41との位相差を十分に高い周波数のクロックで測定
し、位相差信号45として出力する。位相差信号45は
テープから再生信号42が復調されるまでは零で出力さ
れる。次に、位相ゲイン乗算回路12で、位相差信号4
5に所定の位相ゲインを乗算し出力し、D/A変換器1
8を介して第1の加算器7に入力し駆動回路5へフィー
ドバックする。
【0034】このようにして、磁気テープ1,磁気ヘッ
ド8,復調回路9,基準信号出力回路10,位相差検出
回路11,位相ゲイン乗算回路12,D/A変換回路1
8からなる位相制御ループで駆動回路5に再生信号42
と基準信号41の位相差をフィードバックすることによ
り、再生時のテープ走行速度を記録時のテープ走行速度
に合わせ、再生信号の位相を基準信号に合わせ再生信号
の位相を基準信号に合わせるように磁気テープ1が制御
される。このとき、位相差検出回路11から出力される
位相差信号45の所定時間当たりの変化が所定の値以下
になると、位相ロック検出回路13からHレベルが位相
ロック信号47として出力される。位相差信号45の値
は、記録時のテープ走行速度と上記速度制御ループのみ
で制御した場合のテープ走行速度との差に対応した定常
位相偏差に収束する。
【0035】つぎに、位相差信号45が定常偏差下限値
32より小のときは比較器19からLレベルが出力さ
れ、論理積回路20はLレベルが出力され、ラッチ回路
15は零データのままとなる。位相差信号45が定常偏
差下限値32より大のときは比較器19からHレベルが
出力され、論理積回路20はHレベルが出力され、ラッ
チ回路15に第2の加算器14の出力、すなわち、位相
差信号45が保持される。つぎに、オフセットゲイン乗
算回路16でラッチ回路15の出力に所定の値をオフセ
ットゲインとして乗算し、オフセットゲイン乗算回路1
6の出力信号を第3の加算器17により位相ゲイン乗算
回路12の出力信号に加算し、D/A変換器18を介し
て第1の加算器7に入力し駆動回路5へフィードバック
する。
【0036】このようにして、磁気テープ1,磁気ヘッ
ド8,復調回路9,基準信号出力回路10,位相差検出
回路11,第2の加算器14,ラッチ回路15,オフセ
ットゲイン乗算回路16,D/A変換回路18からなる
速度オフセット制御ループで、記録時のテープ走行速度
と再生時の速度制御ループのみによる制御でのテープ走
行速度との速度差分に対応したオフセットデータを駆動
回路5にフィードバックすることにより、位相制御ルー
プでの定常位相偏差の値が定常偏差下限値32以下にな
るように磁気テープ1が制御される。
【0037】つぎに、記録時にテープ走行速度が徐々に
変化した磁気テープ1の再生動作について説明する。こ
の場合、位相ロック信号47はHレベルのままであるが
前記定常位相偏差は徐々に大きくなる。まず、位相差信
号45が定常偏差下限値32より大になると比較器19
からHレベルが出力され、論理積回路20はHレベルが
出力される。つぎに、第2の加算器14によりラッチ回
路15の出力信号と位相差信号45とを加算し、ラッチ
回路15により論理積回路20のLレベルからHレベル
への立上がりエッジで第2の加算器14の出力を保持す
る。つぎに、オフセットゲイン乗算回路16でラッチ回
路15の出力に所定の値をオフセットゲインとして乗算
し、オフセットゲイン乗算回路16の出力信号を第3の
加算器17により位相ゲイン乗算回路12の出力信号に
加算し、D/A変換器18を介して第1の加算器7に入
力し駆動回路5へフィードバックする。このようにし
て、徐々に記録時のテープ走行速度が変化した場合の磁
気テープ1の再生においても、すばやく位相制御ループ
での定常位相偏差の値が定常偏差下限値32以下になる
ように磁気テープ1が制御される。
【0038】以上のように本実施例によれば、位相差信
号45の所定時間当たりの変化が所定の値以下であると
きの再生信号42と基準信号41との定常位相偏差が定
常偏差下限値32より大となったことを検出し、その時
の位相差信号45に所定のゲインを乗算し駆動回路5に
フィードバックするようにしたため、記録時のテープ走
行速度に対して再生時のテープ走行速度の差が大きい場
合においても、また、徐々に記録時のテープ走行速度が
変化した場合の磁気テープ1の再生においても、すばや
く再生信号42と基準信号41との定常位相編差を所定
の値より小さくすることができる。
【0039】図5は本発明の第3の実施例における磁気
テープの記録再生装置のブロック図を示すものである。
図5において、1は磁気テープ、2はキャプスタン、3
はピンチローラ、4はキャプスタンモータ、5は駆動回
路、6は引算器、7は第1の加算器、8は磁気ヘッド、
9は復調回路、10は基準信号出力回路、11は位相差
検出回路、12は位相ゲイン乗算回路、13は位相ロッ
ク検出回路、14は第2の加算器、15はラッチ回路、
16はオフセットゲイン乗算回路、17は第3の加算
器、18はD/A変換器、20は論理積回路、30はキ
ャプスタン回転速度、31は目標速度であり、これらは
第1の実施例と同様のものである。21は駆動回路5,
キャプスタンモータ4,キャプスタン2,ピンチローラ
3,引算器6からなる速度制御ループの応答速度よりも
遅い周期のクロック信号を出力する更新信号出力回路で
ある。
【0040】以上のように構成された本実施例の磁気テ
ープの記録再生装置について、以下その動作について説
明する。
【0041】記録時は従来例と同様の方法で行うため、
再生時について説明する。再生時のテープ走行速度を記
録時のテープ走行速度に合わせ、再生信号の位相を内部
の基準信号に合わせるために、まず、記録時と同様にし
て駆動回路5,キャプスタンモータ4,キャプスタン
2,ピンチローラ3,引算器6からなる速度制御ループ
で駆動回路5にキャプスタン回転速度30と目標速度3
1との差をフィードバックし、キャプスタン2を所定内
の速度で回転させる。磁気テープ1は、回転するキャプ
スタン2とピンチローラ3とによって駆動され走行す
る。テープ走行速度がデータを再生できる速度になる
と、磁気ヘッド8で再生された再生信号は復調回路9に
よってディジタルの再生信号42に復調される。つぎ
に、位相差検出回路11で、再生信号42から同期信号
あるいはアドレス信号を検出してアドレス検出信号43
を出力し、基準信号出力回路10から出力される基準信
号41との位相差を十分に高い周波数のクロックで測定
し、位相差信号45として出力する。位相差信号45は
テープから再生信号42が復調されるまでは零で出力さ
れる。次に、位相ゲイン乗算回路12で、位相差信号4
5に所定の位相ゲインを乗算し出力し、D/A変換器1
8を介して第1の加算器7に入力し駆動回路5へフィー
ドバックする。
【0042】このようにして、磁気テープ1,磁気ヘッ
ド8,復調回路9,基準信号出力回路10,位相差検出
回路11,位相ゲイン乗算回路12,D/A変換回路1
8からなる位相制御ループで駆動回路5に再生信号42
と基準信号41の位相差をフィードバックすることによ
り、再生時のテープ走行速度を記録時のテープ走行速度
に合わせ、再生信号の位相を基準信号に合わせ再生信号
の位相を基準信号に合わせるように磁気テープ1が制御
される。このとき、位相差検出回路11から出力される
位相差信号45の所定時間当たりの変化が所定の値以下
になると、位相ロック検出回路13からHレベルが位相
ロック信号47として出力される。位相差信号45の値
は、記録時のテープ走行速度と上記速度制御ループのみ
で制御した場合のテープ走行速度との差に対応した定常
位相偏差に収束する。つぎに、更新信号出力回路21に
より駆動回路5,キャプスタンモータ4,キャプスタン
2,ピンチローラ3,引算器6からなる速度制御ループ
より遅い周期のクロック信号が出力され、前記クロック
信号の周期で論理積回路20からHレベルが出力され、
ラッチ回路15に第2の加算器14の出力信号が保持さ
れる。つぎに、オフセットゲイン乗算回路16でラッチ
回路15の出力に所定の値をオフセットゲインとして乗
算し、オフセットゲイン乗算回路16の出力信号を第3
の加算器17により位相ゲイン乗算回路12の出力信号
に加算し、D/A変換器18を介して第1の加算器7に
入力し駆動回路5へフィードバックする。
【0043】このようにして、磁気テープ1,磁気ヘッ
ド8,復調回路9,基準信号出力回路10,位相差検出
回路11,第2の加算器14,ラッチ回路15,オフセ
ットゲイン乗算回路16,D/A変換回路18からなる
速度オフセット制御ループで、記録時のテープ走行速度
と再生時の速度制御ループのみによる制御でのテープ走
行速度との速度差に対応したオフセットデータを所定の
周期で駆動回路5にフィードバックすることにより、位
相制御ループでの定常位相偏差の値が零になるように磁
気テープ1が制御される。
【0044】以上のように本実施例によれば、駆動回路
5,キャプスタンモータ4,キャプスタン2,ピンチロ
ーラ3,引算器6からなる速度制御ループより遅い周期
で、その時の位相差信号45に所定のゲインを乗算し駆
動回路5にフィードバックするようにしたため、記録時
のテープ走行速度に対して再生時のテープ走行速度の差
が大きい場合においても、また、徐々に記録時のテープ
走行速度が変化した場合の磁気テープ1の再生において
も、再生信号42と基準信号41との定常位相編差を小
さくすることができる。
【0045】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、再生
時に再生信号と基準信号との位相差の所定時間当たりの
変化が所定値以下になったことを検出し、そのときの位
相差をラッチ回路の出力に加算して前記ラッチ回路に保
持し、所定の定数を乗算して駆動回路へフィードバック
することにより、記録時のテープ走行速度に対して再生
時のテープ走行速度の差が大きい場合においても再生信
号と基準信号との定常位相編差を小さくすることができ
る。
【0046】また、本発明は、再生時に再生信号と基準
信号との位相差の所定時間当たりの変化が所定値以下に
なったことを検出し、その後、前記位相差が所定の値以
上となったことを検出し、そのときの位相差をラッチ回
路の出力に加算して前記ラッチ回路に保持し、所定の定
数を乗算して駆動回路へフィードバックするようにした
ため、記録時のテープ走行速度に対して再生時のテープ
走行速度の差が大きい場合においても、また、徐々に記
録時のテープ走行速度が変化した場合の磁気テープの再
生においても、すばやく再生信号と基準信号との定常位
相編差を所定の値以下にすることができる。
【0047】また、本発明は、再生時に再生信号と基準
信号との位相差の所定時間当たりの変化が所定値以下に
なったことを検出し、その後、所定の周期で前記位相差
をラッチ回路の出力に加算して前記ラッチ回路に保持
し、所定の定数を乗算して駆動回路へフィードバックす
るようにしたため、記録時のテープ走行速度に対して再
生時のテープ走行速度の差が大きい場合においても、ま
た、徐々に記録時のテープ走行速度が変化した場合の磁
気テープの再生においても、再生信号と基準信号との定
常位相編差を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における磁気テープの記
録再生装置の構成を示すブロック図
【図2】同第1の実施例における位相差検出回路11の
内部構成例を示すブロック図
【図3】同第1の実施例における位相ロック検出回路1
3の内部構成例を示すブロック図
【図4】本発明の第2の実施例における磁気テープの記
録再生装置の構成を示すブロック図
【図5】本発明の第3の実施例における磁気テープの記
録再生装置の構成を示すブロック図
【図6】従来例における磁気テープの記録再生装置の構
成を示すブロック図
【符号の説明】
1 磁気テープ 2 キャプスタン 3 ピンチローラ 4 キャプスタンモータ 5 駆動回路 6 引算器 7 第1の加算器 8 磁気ヘッド 9 復調回路 10 基準信号出力回路 11 位相差検出回路 12 位相ゲイン乗算回路 13 位相ロック検出回路 14 第2の加算器 15 ラッチ回路 16 オフセットゲイン乗算回路 17 第3の加算器 18 D/A変換器 19 比較器 20 論理積回路 21 更新信号出力回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 隅田 勝利 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル信号に所定の容量毎に同期信
    号とアドレス信号とを付加して前記磁気テープ上に記録
    再生を行う磁気テープの記録再生装置であって、 磁気テープを一定速度で走行させる磁気テープ駆動手段
    と、 再生したディジタル信号を処理する基準となる基準信号
    を出力する基準信号出力手段と、 前記基準信号出力手段から出力される基準信号と再生信
    号の前記同期信号あるいは前記アドレス信号との位相差
    を求め出力する位相差検出手段と、 前記位相差検出手段から出力される位相差の所定時間当
    たりの変化が所定の値以下となったことを検出する位相
    ロック検出手段と、 前記位相差検出手段の出力を保持する位相差ラッチ手段
    とを備え、 磁気テープの再生時に、前記磁気テープ駆動手段により
    前記磁気テープを所定内の一定速度で走行させて前記磁
    気テープ上に記録された同期信号とアドレス信号とを再
    生し、前記位相差検出手段から出力する位相差に所定の
    定数を乗算し前記磁気テープ駆動手段にフィードバック
    し、前記位相ロック検出手段により前記位相差の所定時
    間当たりの変化が所定値以下になったことを検出したと
    きに前記位相差を前記位相差ラッチ手段の出力に加算し
    て前記位相差ラッチ手段により保持し、所定の定数を乗
    算して前記磁気テープ駆動手段へフィードバックする磁
    気テープの記録再生装置。
  2. 【請求項2】 位相差検出手段から出力される位相差の
    値が所定の値以上となったことを検出する位相偏差検出
    手段を備え、 磁気テープの再生時に、位相ロック検出手段により前記
    位相差検出手段から出力される位相差の所定時間当たり
    の変化が所定値以下になったことを検出し、その後、前
    記位相偏差検出手段により前記位相差が所定の値以上と
    なったことを検出したときに、前記位相差を前記位相差
    ラッチ手段の出力に加算して前記位相差ラッチ手段に保
    持し、所定の定数を乗算して前記磁気テープ駆動手段へ
    フィードバックする請求項1記載の磁気テープの記録再
    生装置。
  3. 【請求項3】 所定の周期で前記位相差ラッチ手段に保
    持指令を出力する周期信号出力手段を備え、 磁気テープの再生時に、位相ロック検出手段により前記
    位相差検出手段から出力される位相差の所定時間当たり
    の変化が所定値以下になったことを検出し、その後、前
    記周期信号出力手段から出力する保持指令により前記位
    相差を前記位相差ラッチ手段の出力に加算して前記位相
    差ラッチ手段に保持し、所定の定数を乗算して前記磁気
    テープ駆動手段へフィードバックする請求項1記載の磁
    気テープの記録再生装置。
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