JPH0619330Y2 - Dc−dcコンバータ - Google Patents

Dc−dcコンバータ

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JPH0619330Y2
JPH0619330Y2 JP2973888U JP2973888U JPH0619330Y2 JP H0619330 Y2 JPH0619330 Y2 JP H0619330Y2 JP 2973888 U JP2973888 U JP 2973888U JP 2973888 U JP2973888 U JP 2973888U JP H0619330 Y2 JPH0619330 Y2 JP H0619330Y2
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JP
Japan
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coil
transformer
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transistor
primary
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JP2973888U
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JPH01134986U (ja
Inventor
正文 永見
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株式会社カンセイ
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、トランスを使用し、安全回路を備えている
DC−DCコンバータに関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種のDC−DCコンバータとしては、例えば
第3図に示すようなものがある。このDC−DCコンバ
ータは回路がショートモードで発振停止した場合、過電
流によりヒューズを断線させ、発火、発煙を防止する安
全回路を備えている。
即ち、図において、1は電圧VINの入力端子、2はヒ
ューズ2Aを利用した安全回路、3はトランス、C3は
トランス3の一次側に設けられた平滑コンデンサ、R1
は起動用の抵抗、TR1,TR2はダーリントン構成の
トランジスタ、R3,D2は抵抗、ダイオード、R2,
C1はトランス3の一次側と二次側の間に接続された自
励発振用フィードバックループを形成する抵抗及びコン
デンサ、ZDはツェナーダイオード、D1,D2はトラ
ンス3の二次側に設けられたダイオード、コンデンサで
ある。
次に上記安全回路2を備えたDC−DCコンバータのフ
ォワードコンバータ動作につき説明する。
(1)入力端子1に電圧VINが印加されると起動抵抗R
1を介しトランジスタTR2がオンし、またこれに応じ
てトランジスタTR1がオンする。
(2)トランジスタTR1のオンによりトランス3の一次
側に電流が流れ、トランスコアに磁束エネルギーが蓄積
される。また同時に抵抗R2、コンデンサC1を介し正
帰還がかかる。
(3)前記トランスコアが磁束飽和に向かうと、トランス
3の二次側より負帰還がかかり、トランジスタTR2を
オフ方向へ制御するようになる。
(4)トランジスタTR2がオフし、これに応じてトラン
ジスタTR1がオフすると、トランス3の二次側へマイ
ナス電位が発生し、ダイオードD1に電流Iが流れてコ
ンデンサC2に電荷が蓄積される。
(5)トランジスタTR1がオフするとまた、トランス3
の二次側より抵抗R2、コンデンサC1を介し正帰還が
かかり、トランジスタTR2,TR1がオン方向に制御
される。
(6)上記(2)〜(5)の動作中に、ツェナーダイオードZD
によりフィードバック(出力定電圧制御)がかかり、ト
ランジスタTR2,TR1をオフ方向に制御する(磁束
エネルギーが蓄積されないので、トランスの二次側の電
位は低くなる)。
上述した動作にしたがって前記RCC動作が実行される
が、トランジスタTR1,TR2、抵抗R2、コンデン
サC1による自励発振用フィードバックループ、トラン
ス3、その他の配線、二次側負荷に異常が生じてトラン
ジスタTR1がオン状態で発振停止した場合、ヒューズ
2Aの安全回路2、トランジスタTR1を介して大電流
である電流IIが流れ、そのためヒューズ2Aが断線し、
安全回路2が働いてフェールセーフ機能をもつようにな
っている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のDC−DCコンバータ
にあっては安全回路が働いてヒューズが断線した場合、
その安全回路の交換、即ち、ヒューズの交換を行う必要
があり、或いはまたそのコンバータユニットの交換を行
う必要があるという問題点があった。
この考案は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、コンバータ回路の発振状態を判断し、その判
断結果に応じてスイッチ回路を作動させ、トランスの一
次側への電力供給を停止制御することにより、上記問題
点を解決することを目的としている。
〔実施例〕
以下、この考案を図面に基づいて説明する。第1図はこ
の考案の一実施例を示す図である。尚、第1図中、第3
図で説明した従来例と同一符号は同一または相当部分を
示し、その説明を簡略にする。
先ず構成を説明すると、この実施例では、安全回路2及
びトランス3の構成が第3図の従来例と相違している。
しかして、トランス3は、安全回路用二次側コイル3
1,一次側コイル32及び二次側コイル33とから成っ
ている。また安全回路2は、二次コイル31の一端と入
力端子VINとにエミッタが、またコンデンサC3の非
接地側にコレクタが接続され、さらにベースが抵抗R
4、ダイオードD3を直列に介して二次コイル31の他
端に接続されて、該二次コイル31に流れる電流をオ
ン、オフ制御するトランジスタTR3(スイッチング素
子)、このトランジスタTR3のエミッタ−ベース間に
接続される抵抗R5、上記抵抗R4とダイオードD3と
の接続点に一端が接続され、他端が接地されたコンデン
サC4から構成され、またトランジスタTR3のコレク
タは一次側コイル31に接続されている。その他の構成
は第3図の従来回路と同一である。
次に第2図のタイムチャートを参照して動作を説明す
る。入力端子1への電圧VINがオフ時であって低電位
であるときには、抵抗R4とコンデンサC4との接続点
の電圧Vは、電圧VINと同電位になっている。次に
電圧VINがオンし、高電位になると、抵抗R5,R4
を介してコンデンサC4に充電電流が流れるので、抵抗
R5によってトランジスタTR3のエミッタ−ベース電
位が急激に発生し、トランジスタTR3がオンする。し
たがってトランス3の一次側コイル31のV点に電圧
INが供給され、電力が供給される。そして一次側が
発振すると、二次コイル31は電圧VINに対してマイ
ナス電圧を発生し、ダイオードD3に電流が流れて、コ
ンデンサC4を放電させ、前記電圧Vの大きさは固定
され、トランジスタTR3のオン状態を持続させる。他
方、一次側が発振しない場合には、トランジスタTR3
は前記時定数の時間経過後、オフする。しかしてこのこ
とは一次側が途中で変則的に発振停止した場合にも同様
にトランジスタTR3はオフする。したがってトランジ
スタTR3のオフ動作によってDC−DCコンバータの
安全回路3によるフェールセーフ動作が実行されること
になる。
以上説明してきたように、この考案によれば、その構成
を、コンバータ回路の一次側発振状態により、一次側へ
の電力供給を制御する安全回路を備えたものとしたた
め、一次側が発振停止した場合には、安全回路が働いて
発火、発煙を防止でき、また再起動も容易にできるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の回路図、第2図はそのタ
イムチャート、第3図は従来例の回路図である。 2は安全回路、TR3はトランジスタ(スイッチング素
子)、R4,C4は抵抗、コンデンサ(制御回路)、3
はトランス、31は二次側第1コイル、32は一次側コ
イル、33は二次側第2コイル、TR1,TR2はトラ
ンジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】二次側第1コイル(31)と、該第1コイ
    ル(31)に接続された一次側コイル(32)と、二次
    側第2コイル(33)とからなるトランス(3)を備
    え、前記一次側コイル(32)に前記二次側第2コイル
    (33)に発生する電圧が正帰還され、前記二次側第1
    コイル(31)及び一次側コイル(32)に直流電圧を
    印加することによって発振を開始し、直流電圧を出力す
    るDC−DCコンバータであって、前記二次側第1コイ
    ル(31)は、その端子間に、前記一次側コイル(3
    2)に流れる電流をON・OFF制御するスイッチング
    素子(TR3)と該スイッチング素子のON状態及びO
    FF状態を、前記二次側第1コイル(31)に流れ込む
    電流の一部を積分し、その積分値の大きさで切換制御す
    る制御回路(R4,C4)との直列回路が接続され、か
    つ前記一次側コイル(32)は前記スイッチング素子
    (TR3)から給電されて発振を開始することを特徴と
    するDC−DCコンバータ。
JP2973888U 1988-03-08 1988-03-08 Dc−dcコンバータ Expired - Lifetime JPH0619330Y2 (ja)

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JPH01134986U JPH01134986U (ja) 1989-09-14
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JP2010259283A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 New Japan Radio Co Ltd スイッチング電源装置

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JPH01134986U (ja) 1989-09-14

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