JPH0855720A - 直流電気操作式開閉器制御装置 - Google Patents

直流電気操作式開閉器制御装置

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JPH0855720A
JPH0855720A JP18823694A JP18823694A JPH0855720A JP H0855720 A JPH0855720 A JP H0855720A JP 18823694 A JP18823694 A JP 18823694A JP 18823694 A JP18823694 A JP 18823694A JP H0855720 A JPH0855720 A JP H0855720A
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JP
Japan
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transistor
voltage
switch
exciting coil
discharge
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Application number
JP18823694A
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English (en)
Inventor
Takanori Tsunoda
孝典 角田
Katsuhiko Uno
克彦 鵜野
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H47/00Circuit arrangements not adapted to a particular application of the relay and designed to obtain desired operating characteristics or to provide energising current
    • H01H47/22Circuit arrangements not adapted to a particular application of the relay and designed to obtain desired operating characteristics or to provide energising current for supplying energising current for relay coil
    • H01H47/32Energising current supplied by semiconductor device
    • H01H47/325Energising current supplied by semiconductor device by switching regulator

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  • Relay Circuits (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 開閉器の復帰時間を短縮するとともに、開閉
器の励磁コイルに直列に挿入したトランジスタの開放サ
ージによる破壊を防止する。 【構成】 直流電気操作式開閉器の励磁コイルLxに対
する印加電圧を分圧して制御電圧V3を発生する分圧回
路R2,R3を設け、その制御電圧によって導通するト
ランジスタQ2を還流電流経路に挿入し、このトランジ
スタQ2の遮断時に励磁コイルLxの蓄積エネルギを放
電する放電回路R1,D3を励磁コイルLxの両端間に
設け、この放電回路に流れる電流を変成して前記トラン
ジスタQ2のベース−エミッタ間を逆バイアスさせる電
圧を誘起させる逆バイアス電圧発生回路CT,R4,R
5を設ける。 【効果】 Q2の遮断可能なコレクタ−エミッタ間電圧
が増大するため、Q2の破壊が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、直流電気操作式開閉
器への動作電源を供給し制御する直流電気操作式開閉器
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の直流電気操作式開閉器制御装置の
構成例を図5に示す。一般に、直流電気操作式開閉器は
起動時に要する電圧(起動用電圧)に比べて状態を保持
する電圧(保持用電圧)は低いため、従来の直流電気操
作式開閉器制御装置は、図5に示すように電源を2つ備
えた構成となっている。図5において、電源11は起動
用電圧を出力する電源、電源12は保持用電圧を出力す
る電源である。
【0003】図5において、直流電気操作式開閉器(以
下単に「開閉器」という。)20を起動する時には直流
電気操作式開閉器制御装置は、制御部16でトランジス
タ13をオン、トランジスタ14をオフして、AC/D
Cコンバータ又はDC/DCコンバータからなる電源1
1の出力電圧を出力端子17に接続された開閉器20に
印加する。これにより、開閉器20が応動を開始し(開
の状態から閉の状態への移行を開始する)、その後、開
閉器20が応動を完了すると(開閉器20が閉の状態に
なると)、制御部16は、トランジスタ13をオフ、ト
ランジスタ14をオンして、電源12の出力電圧をダイ
オード15を介し開閉器20に印加して、開閉器20が
閉の状態を保持する保持用電圧を印加する。電源12
は、電源11を入力電源としており、入力電圧を降圧し
て出力するので起動用電圧に比べて低い保持用電圧を開
閉器20に印加することができる。開閉器20は、この
保持用電圧が印加されつづけることにより状態が保持さ
れる。その後、開閉器20を復帰させる際、制御部16
がトランジスタ14をオフすることにより、電源11、
12のどちらからも電圧が印加されなくなり、閉の状態
から開の状態(無励磁の状態)へ移行する。このように
して、直流電気操作式開閉器制御装置は、開閉器20の
状態の制御を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
直流電気操作式開閉器制御装置は、上述したように2つ
の電源を切り替えて開閉器に起動用電圧と保持用電圧を
供給するようにしているために、開閉器が無励磁の状態
のとき、この2つの電源は両方とも開閉器に電力の供給
を行わないので各電源の1次側に供給されている電力を
無駄に消費する。また、起動時や保持時にも一方の電源
が開閉器に電力の供給を行わないために、無駄に電力を
消費することとなり、電力ロスが大きい欠点があった。
【0005】そこで、電源回路をスイッチングレギュレ
ータ等で構成し、スイッチングトランジスタのオンデュ
ーティ比を制御することによって出力電圧を上記起動用
電圧と保持用電圧とに切り替えることが考えられる。ス
イッチングレギュレータ等を用いて電源回路を構成する
と、スイッチング出力電流を直流に変換するときの平滑
性(変換効率)を高めるために出力電流を還流させる還
流電流路を設けるのが一般的である。通常、この還流電
流路は図4の(A)に示すようにスイッチングトランジ
スタQ1の出力側にフライホイールダイオードD1を図
の方向に接続して構成される。しかし、上記のフライホ
イールダイオード等を用いる還流電流路があると、次に
述べるような問題が生じる。すなわち、図4(A)にお
いて、スイッチングトランジスタQ1をオン/オフさせ
れば、チョークコイルLの入力電圧がチョークコイルL
および平滑コンデンサC1によって平滑され、スイッチ
ングトランジスタQ1のオンデューティ比に応じた直流
電圧が開閉器の励磁コイルLxに印加され、励磁電流I
Lが流れて励磁コイルLxが励磁され、開閉器が駆動さ
れる。その後、開閉器を復帰させるためにスイッチング
トランジスタQ1をオフ状態に保てば、励磁コイルに対
する電圧印加が停止するが、その後、開閉器の励磁コイ
ルに蓄積されていたエネルギがフライホイールダイオー
ドD1を通して還流電流I1として放電されるため、そ
の電流I1によって励磁コイルの励磁が続けられ、その
結果、開閉器が復帰するまでの時間(復帰時間)が長く
なってしまう。これを防止するために、図4の(B)に
示すように、上記還流電流I1の経路にトランジスタQ
2を挿入し、励磁コイルLxに対する電圧印加停止に連
動させてトランジスタQ2を遮断させることが考えられ
る。ところがこの場合、トランジスタQ2の遮断時にそ
のトランジスタのコレクタ−エミッタ間に開閉器励磁コ
イルの開放サージ電圧がかかり、その電圧がトランジス
タQ2の安全動作領域を超えた場合にはトランジスタQ
2が破壊してしまう、という問題が発生する。そこでこ
の開放サージを抑制するために、ダイオードD3および
放電用抵抗R1からなる放電回路を励磁コイルの両端間
に設けることが考えられる。このように放電回路を設け
れば、開閉器の励磁コイルに蓄積されていたエネルギが
トランジスタQ2の遮断時に放電回路を通して電流I4
として放電され、励磁コイルの蓄積エネルギが放電用抵
抗R1によって消費される。その際、励磁コイルLxに
流れる電流の変化率が小さくなるため、L(di/d
t)により定まるサージ電圧が抑制される。ここで放電
用抵抗R1の値を小さくする程、上記電流変化率が小さ
くなるため、トランジスタQ2にかかる開放サージ電圧
が小さくなるが、放電用抵抗R1の値を小さくする程、
放電電流I4が大きくなり、放電電流によって励磁コイ
ルの励磁が継続されることになり、前述の還流電流によ
る問題と同様に開閉器の復帰時間が長くなる問題が生じ
る。すなわち、放電用抵抗R1の値により変化する、開
閉器復帰時間の遅延と開放サージ電圧とはトレードオフ
の関係にある。そこで通常は、要求される開閉器の復帰
時間を満足するための放電用抵抗R1の値を先ず定め、
それによって定まる開放サージ電圧に耐える耐圧特性を
有するトランジスタQ2を選定することになる。しか
し、開閉器の復帰時間をある程度以上短くしようとする
と、放電用抵抗R1の値を充分大きくしなければなら
ず、その結果トランジスタQ2として非常に高耐圧の大
型のものを用いなければならないことになる。
【0006】この発明の目的は、直流電気操作式開閉器
に対する通電電流の開放時間を早めて、直流電気操作式
開閉器の復帰応答遅れを防止した直流電気操作式開閉器
制御装置を提供することにある。
【0007】この発明の他の目的は、直流電気操作式開
閉器のインダクタンス成分により生じる還流電流を遮断
するトランジスタの破壊を防止して、信頼性を高めた直
流電気操作式開閉器制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の直流電気操作
式開閉器制御装置は、直流電気操作式開閉器の励磁コイ
ルに流す電流をスイッチング電源部で生成する直流電気
操作式開閉器制御装置であって、前記励磁コイルに対す
る通電経路にトランジスタを挿入し、前記直流電気操作
式開閉器が復帰するときに該トランジスタを遮断する遮
断回路と、前記励磁コイルの両端間に接続され、前記ト
ランジスタの遮断時に前記励磁コイルの蓄積エネルギを
放電する放電用抵抗を備える放電回路と、この放電回路
に流れる電流を変成して電圧を生成し前記トランジスタ
のベース−エミッタ間に逆バイアス電圧として印加する
逆バイアス電圧印加回路とを設けてなることを特徴とす
る。
【0009】図1はこの発明の直流電気操作式開閉器制
御装置の構成例を示す。図1においてLxは開閉器の励
磁コイル、R2,R3は励磁コイルLxに対する印加電
圧を分圧して制御電圧を発生する分圧回路、Q2は励磁
コイルLxに対する通電経路に挿入したトランジスタで
ある。R1およびD3は励磁コイルLxとともに、励磁
コイルLxの蓄積エネルギを放電させる放電回路を構成
する。CTはこの放電回路に流れる放電電流I4を変成
する変流器、抵抗R4,R5はCTとともに上記放電回
路に流れる電流を変成してトランジスタQ2のベース−
エミッタ間を逆バイアスさせる逆バイアス電圧発生回路
を構成する。なお、図1においてトランジスタQ1、チ
ョークコイルL、フライホイールダイオードD1および
平滑コンデンサC1は降圧型のスイッチングレギュレー
タを構成する。
【0010】
【作用】この発明の直流電気操作式開閉器制御装置にお
いては、トランジスタが導通して直流電気操作式開閉器
の励磁コイルが通電されたとき直流電気操作式開閉器が
応動する。その後、前記トランジスタが遮断したとき励
磁コイルの蓄積エネルギが放電回路により放電され、ま
た励磁コイルの逆起電力によって前記トランジスタに開
放サージ電圧が印加される。これと同時に放電回路に流
れる電流が変成されて前記トランジスタのベース−エミ
ッタ間に逆バイアス電圧が与えられる。
【0011】図1において開閉器を起動させるために励
磁コイルLxに所定の電圧を印加すれば、抵抗R2,R
3からなる分圧回路の出力電圧V3が規定電圧に達して
トランジスタQ2がオンし、励磁コイルLxに電流IL
が通電されて開閉器が応動する。その後、開閉器を復帰
させるために励磁コイルLxに対する電圧印加を停止す
れば、抵抗R2,R3からなる分圧回路の出力電圧V3
が低下してトランジスタQ2が遮断する。これによりI
1で示す還流電流が生じなくなり、還流電流I1による
励磁コイルLxの励磁が防止される。このときトランジ
スタQ2のコレクタ−エミッタ間に開放サージ電圧がか
かる。しかしその際、放電用抵抗R1およびダイオード
D3からなる放電回路に放電電流I4が流れ、これを変
成した電圧がトランジスタQ2のベース−エミッタ間に
逆バイアス電圧として印加されるため、トランジスタQ
2の耐圧特性が比較的低くとも下記の理由によりトラン
ジスタQ2の耐圧が高まり、上記開放サージ電圧に耐え
ることができるようになる。
【0012】すなわち、一般にトランジスタは逆バイア
ス状態でコレクタ−エミッタ間に電圧印加がなされと耐
圧が高くなる特性を持つが、図1に示したように、トラ
ンジスタQ2が遮断して放電回路に放電電流I4が流れ
た際、CT、R4,R5からなる逆バイアス電圧発生回
路が、トランジスタQ2のエミッタ電位に対するベース
電位を負とする逆バイアス電圧を発生させる。これによ
り、トランジスタQ2の遮断可能なコレクタ−エミッタ
間の最大電圧VCEX (耐圧)が増大する。そのため、耐
圧特性の低い比較的小型のトランジスタを用いることが
でき、また逆に上記VCEX の増大を利用して放電用抵抗
R1の値をその分大きくすれば、放電電流I4による励
磁が十分小さくなり、これにより開閉器の復帰時間を短
縮させることができる。
【0013】
【実施例】この発明の実施例に係る直流電気操作式開閉
器制御装置の構成を図2に示す。図2においてACは交
流電源、DBはダイオードブリッジ回路である。図2に
示す装置は電源の出力側に直列に第1のトランジスタQ
1とチョークコイルLと平滑コンデンサC1とをこの順
に接続し、第1のトランジスタQ1側から見てチョーク
コイルLと平滑コンデンサC1とに並列になるようにフ
ライホイールダイオードD1を接続し、平滑コンデンサ
C1の両端に開閉器の励磁コイルLxと第2のトランジ
スタQ2の直列回路を接続している。第1のトランジス
タQ1はトランジスタ制御回路6から出力される制御信
号S1によってスイッチング制御される。平滑コンデン
サC1の両端には抵抗R2,R3からなる分圧回路を接
続し、その分圧電圧を制御電圧V3として第2のトラン
ジスタQ2のベースに接続している。開閉器の励磁コイ
ルLxにはダイオードD3と放電用抵抗R1からなる放
電回路を接続している。この放電回路とトランジスタQ
2のベース間には、放電回路に流れる放電電流を変成し
てトランジスタQ2のベース−エミッタ間に逆バイアス
電圧を誘起させる、変流器CTと抵抗R4,R5からな
る逆バイアス電圧発生回路を設けている。ここでR5は
変流器用電圧変換抵抗、R4は変流器用制限抵抗であ
り、放電回路に放電電流I4が流れることによって変流
器変換電流I3が流れる。
【0014】図2に示した回路各部の波形および状態を
図3に示す。図3中の各記号は図2中の各記号にそれぞ
れ対応する。図2に示したトランジスタ制御回路6はt
1のタイミングで開閉器を起動する際、t2までの一定
時間だけ第1のトランジスタQ1をオン状態に保ち、励
磁コイルに対して起動用電圧を印加する。これにより開
閉器が起動する。その後、開閉器の応動が完了するt2
以降は一定のオンデューティ比で第1のトランジスタQ
1をオン/オフさせ、開閉器の状態を保持するための保
持用電圧を励磁コイルに印加する。ここで、チョークコ
イルの入力端電圧をV1 、トランジスタQ1を一定のオ
ンデューティ比でオン/オフさせたときの平滑コンデン
サの電圧をV2 とし、トランジスタQ1のオン/オフ周
期をT、オン時間をTonとすると、V2 =(Ton/T)
*V1 となる。
【0015】これは、トランジスタQ1がオンしたとき
に電流がチョークコイルLおよび平滑コンデンサC1に
供給されて負荷電流が流れ、このときチョークコイルL
に蓄積されたエネルギがトランジスタQ1がオフしたと
きにフライホイールダイオードD1を通して放出される
ことによる。
【0016】t3のタイミングで開閉器を復帰させる
際、トランジスタQ1をオフ状態に保つ。t3以降は第
2のトランジスタQ2に対する制御電圧(ベース電圧)
として与えられる分圧電圧V3が低下する。この電圧V
3がトランジスタQ2のオン状態を保つに要する制御電
圧を下回ったときトランジスタQ2がオフする。トラン
ジスタQ2がオフすることにより、図2のI1で示され
る還流電流が生じなくなり、これによる励磁コイルLx
による励磁が防がれる。このときトランジスタQ2のコ
レクタ−エミッタ間に開放サージ電圧が印加されること
になるが、上記放電回路に放電電流が流れることによっ
て、変流器変換電流I3が流れ、抵抗R3による降下電
圧がトランジスタQ2のベース−エミッタ間に逆バイア
ス電圧として印加されるため、トランジスタQ2の遮断
可能なコレクタ−エミッタ間の最大電圧VCEX (耐圧)
が増大する。したがって、破壊耐量の限られた比較的小
型のトランジスタを用いることができる。また、トラン
ジスタQ2がオフしたとき、ダイオードD3および放電
用抵抗R1からなる放電回路と励磁コイルLxからなる
ループに放電電流I4が流れるが、トランジスタQ2の
コレクタ−エミッタ間の耐電圧が高くなるため、放電用
抵抗R1の抵抗値をその分大きく設定することができ、
そのことによって放電電流を充分小さくすることがで
き、放電電流による開閉器の復帰遅れを充分短くするこ
とができる。
【0017】図3の例では、励磁コイルに対して保持用
電圧が印加されている状態で開閉器を復帰させる例を示
したが、励磁コイルに対して起動用電圧が印加されてい
るt1〜t2の期間でその電圧印加を直ちに停止するよ
うな場合にも同様の効果が得られる。
【0018】なお、本願発明は開閉器の起動時に起動用
電圧を印加してその後に保持用電圧に切り替える装置に
限定されるものではなく、単一の駆動用電圧を印加する
ものにも適用できる。また、本発明は、電圧が印加され
た時に開放状態から閉鎖状態に移行する開閉器にのみ限
定されるものではなく、電圧が印加された時に閉鎖状態
から開放状態に移行する開閉器にも適用できる。
【0019】
【発明の効果】この発明の直流電気操作式開閉器制御装
置によれば、トランジスタが導通して直流電気操作式開
閉器の励磁コイルが通電され、その後にトランジスタが
遮断したとき励磁コイルの蓄積エネルギが放電回路によ
り放電される際、その放電回路が上記励磁コイルに発生
する開放サージ電圧を抑制し、また上記トランジスタの
ベース−エミッタ間に逆バイアス電圧が与えられるた
め、そのトランジスタの遮断可能なコレクタ−エミッタ
間の最大電圧VCEX (耐圧)が増大する。これにより上
記トランジスタの安全動作領域が広がり、同トランジス
タが破壊に至るのを防ぐことができる。従って、耐圧の
限られた比較的小型のトランジスタを用いることによっ
て、装置を大型化することもなく且つコストも上げるこ
とがない。また、上記VCEX (耐圧)が増大する分、放
電回路の放電用抵抗を大きく設定することによって放電
電流を充分小さくして、放電電流による開閉器の復帰遅
れを充分短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の直流電気操作式開閉器制御装置の構
成例を示す図である。
【図2】この発明の実施例に係る直流電気操作式開閉器
制御装置の構成を示す図である。
【図3】図2に示す直流電気操作式開閉器制御装置の各
部の波形および状態を示す図である。
【図4】直流電気操作式開閉器の電源回路をスイッチン
グレギュレータで構成した例を示す図である。
【図5】従来の直流電気操作式開閉器制御装置の構成を
示す図である。
【符号の説明】
6−トランジスタ制御回路 DB−ダイオードブリッジ Q1−第1のトランジスタ Q2−第2のトランジスタ L−チョークコイル C1−平滑コンデンサ D1−フライホイールダイオード Lx−直流電気操作式開閉器の励磁コイル R1−放電用抵抗 (R1,D3)−放電回路 CT−変流器 (CT,R4,R5)−逆バイアス電圧発生回路 I1−還流電流 I4−放電電流

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電気操作式開閉器の励磁コイルに流
    す電流をスイッチング電源部で生成する直流電気操作式
    開閉器制御装置であって、 前記励磁コイルに対する通電経路にトランジスタを挿入
    し、前記直流電気操作式開閉器が復帰するときに該トラ
    ンジスタを遮断する遮断回路と、前記励磁コイルの両端
    間に接続され、前記トランジスタの遮断時に前記励磁コ
    イルの蓄積エネルギを放電する放電用抵抗を備える放電
    回路と、この放電回路に流れる電流を変成して電圧を生
    成し前記トランジスタのベース−エミッタ間に逆バイア
    ス電圧として印加する逆バイアス電圧印加回路とを設け
    てなる直流電気操作式開閉器制御装置。
JP18823694A 1994-08-10 1994-08-10 直流電気操作式開閉器制御装置 Pending JPH0855720A (ja)

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