JPH06161420A - 文字信号発生装置 - Google Patents

文字信号発生装置

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JPH06161420A
JPH06161420A JP4308383A JP30838392A JPH06161420A JP H06161420 A JPH06161420 A JP H06161420A JP 4308383 A JP4308383 A JP 4308383A JP 30838392 A JP30838392 A JP 30838392A JP H06161420 A JPH06161420 A JP H06161420A
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JP
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character
point memory
signal
counter
area
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Withdrawn
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JP4308383A
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English (en)
Inventor
Hironari Hayama
裕也 羽山
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NEC Office Systems Ltd
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NEC Office Systems Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06161420A publication Critical patent/JPH06161420A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/20Drawing from basic elements, e.g. lines or circles
    • G06T11/203Drawing of straight lines or curves

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Image Generation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ワークメモリの記憶容量を増加させることな
く、X方向についても従来より広い範囲で表示できる文
字信号の発生を可能とさせる。 【構成】最小描画領域の各ピクセルに対応した記憶部を
持つスタート点メモリ14Aと、ストップ点メモリ14
Bとをワークメモリ14内に設け、輪郭描画制御部1が
表示命令で指定された描画有効領域をワークメモリ14
で覆う分割領域に分割したとき、対象分割領域の左方の
分割領域で、表示すべき文字の輪郭部の左方部が存在す
ればY座標に対応する記憶部に値1を加算した値を、ま
た、輪郭部の右方が存在するごとに1を減算した値を書
き込むカウンタテーブル5を設け、塗り潰し部2がスタ
ート点メモリ14Aとストップ点メモリ14Bおよびカ
ウンタテーブル5を参照して、ラスタスキャン信号を生
成し、転送部3を介して文字表示信号として出力させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文字信号発生装置に関
し、特にコンピュータなどの情報処理装置で処理した文
字や記号をイメージ信号として画面上またはプリンタな
どに出力するために使用されるストーロークドット方式
の文字信号発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータなどの情報処理装置で処理
した文字や記号をこれらの文字を表わす電子的なイメー
ジ信号として生成する方式としては、従来、ストローク
方式やドット方式、あるいは、ストロークドット方式が
知られている。
【0003】ドット方式はフルドット方式とも称され、
表示すべき文字について与えられている文字符号につい
て、すべてドットの集合である文字パターンを予め作成
し記憶させておき、所望の文字を表示またはプリントす
るときには、その文字を表す文字符号に対応づけられて
記憶している文字パターンを読み出し、この文字のイメ
ージ信号として画面表示部あるいはプリンタに出力して
いる。
【0004】もし、同一の文字であってもその表示すべ
き文字のサイズが異るときには、所望のサイズに相当す
るドットパターンを作成し記憶させておき、このドット
パターンを必要なときに読み出しイメージ信号として出
力させている。従って、サイズの異なる複数種類の文字
を出力させるためには、各文字または記号について、表
示またはプリントさせたいサイズのドットパターンをそ
れぞれの文字サイズに合せて予め作成し記憶させておく
必要がある。
【0005】ストローク方式は文字の輪郭を折線で近似
し、この折線の始点と終点とを結び文字パターンとする
ものである。従ってこの方式では出力される文字は輪郭
文字となる。
【0006】また、ストロークドット方式は、たとえ
ば、特開昭50−14230号公報に記載されているよ
うに、ストローク情報で文字の輪郭の部分のパターンを
生成し、閉じられた輪郭内全体をドットパターンとして
塗り潰したものを文字パターンとして出力するものであ
る。
【0007】このストロークドット方式の文字信号発生
装置は、予め定められたサイズについての各文字の輪郭
データを記憶しておき表示すべき文字が記憶している文
字のサイズに比べて何倍になるかの倍率を指定すること
により、記憶されている輪郭データを指定された倍率で
拡大し、その輪郭内部のX座標とY座標とを求め、たと
えば、同一Y座標で前述の輪郭部の内の左側と右側との
X座標をそれぞれ求めその間をドットデータで塗り潰す
ことにより任意のサイズの大きさの文字パターンを生成
することができる。
【0008】このストロークドット方式の文字信号発生
装置はフルドット方式の文字信号発生装置にくらべて文
字パターンの情報を記憶する記憶部の容量を極めて少な
くすることができる。
【0009】本発明の対象とする文字信号発生装置は上
述のストロークドット方式に属する。
【0010】図5は、従来のストロークドット方式の文
字信号発生装置の一例を示すブロック図であり、図6
(A)は図5に示した装置で文字Eを出力するときのワ
ークメモリ内での表示領域の分割の一例を示す説明図で
あり、図6(B)は図5に示されているワークメモリ1
4D内のスタート点メモリ14Eの記憶内容の一例を示
す説明図であり、図6(C)は、同じワークメモリ14
D内のストップ点メモリ14Fの記憶内容の一例を示す
説明図である。
【0011】図5に示す従来のこの種の文字信号発生装
置は、上位装置10により指定された文字についての表
示領域と、ストローク情報を受信すると、輪郭描画につ
いての情報を記憶するワークメモリ14Dと、ワークメ
モリ14D内に指定された情報に従った輪郭描画を書き
込む輪郭描画制御部11と、ワークメモリ14D内に記
憶された輪郭情報を基に出力すべき文字の輪郭内の部分
を塗り潰す情報を生成し描画すべき文字についてのX方
向の位置を一定に保ちY方向にスキャンY方向のスキャ
ンが終了するとX方向の位置を順次一定量だけ同一方向
に移動し、この移動したX方向についてY方向のスキャ
ンを行い描画すべき文字についての塗り潰し部は、たと
えば、高レベルの振幅を持ちそれ以外の部分は低レベル
の振幅を持つラスタスキャン信号として出力する塗り潰
し部12と、塗り潰し部12の出力を外部に設けられて
いる出力装置15に出力する転送部13とから構成され
ている。
【0012】ワークメモリ14Dは外部の出力装置15
上で文字を表示するときの最小単位であるピクセルごと
に情報を記憶する記憶部分で、たとえば、X方向(水平
方向)にNX個、Y方向にNY個の予め与えられたピク
セルに相当する物理的記憶容量をそれぞれ持っているス
タート点メモリ14Eと、ストップ点メモリ14Fとを
備えている。
【0013】これらスタート点メモリ14Eとストップ
点メモリ14Fの各記憶部は、図6(B)および(C)
に示されているように、それぞれ外部の出力装置15で
表示される表示部のピクセルと同一の配列となっている
とする。すなわち、横方向にNX個で縦方向にNY個の
記憶部を持ち、それぞれが出力装置15の表示部のピク
セルと同一の配置となっているとする。
【0014】ここで、NX個のピクセルで表示できる出
力装置15上のX方向の表示範囲をX方向物理構成サイ
ズと称し、NY個のピクセルで表示できる出力装置15
上のY方向の表示範囲をY方向物理構成サイズと称す
る。
【0015】上位装置10により表示装置またはプリン
タなどの外部出力装置15に出力すべき一つの文字につ
いてのストローク情報(文字の輪郭の始点のXおよびY
座標とXおよびY方向へのそれぞれの増分とを複数対で
一つの文字を閉じた輪郭で表示する情報)と、外部の出
力部15でのX方向およびY方向の表示範囲である描画
有効領域(外部出力装置上での文字の出力部15上での
最左限と最右限のX座標と、前述の出力部15上での最
上限と最下限のY座標)とを指定した文字信号出力命令
が輪郭描画制御部1に入力されると、輪郭描画制御部1
1は、この文字信号出力命令で指定された描画有効領域
と、ワークメモリ14Dの持つ物理的記憶容量で表現で
きる出力装置15上での出力範囲とを比較し、たとえ
ば、入力された文字出力命令で指定された表示文字Eの
描画有効領域が図6(A)に示すように、X方向では、
X方向物理構成サイズ内にあり、Y方向では、Y方向物
理構成サイズの3倍であるときには、Y方向の描画有効
領域を図6(A)に示すように分割領域J1とJ2およ
びJ3(何れもY方向物理構成サイズに等しい)に3等
分割した分割領域とし、分割領域J1に対しては、Y方
向のオフセット値Y0(Y0=2NY)をY方向の描画
有効領域の最大値から差引いた値を生成し、オフセット
値Y0を塗り潰し部2に出力する。
【0016】ついで、輪郭描画制御部11は、分割領域
J1内の文字Eの最上部左端のP1点に相当するX座標
であるX1とY座標であるY1からY0を差引いた値に
相当するスタート点メモリ14Eのメモリ領域に値1を
記憶させる。すなわち、輪郭描画制御部11は、表示す
べき文字Eの内で分割領域J1内で示された部分につい
て、最上方の一行(X方向と平行)の水平方向のスキャ
ンに対応するピクセル相当分について、左方から右方へ
と、文字Eについての輪郭の始まり部を探す、このよう
な輪郭の始まり部(水平方向のスキャンニングを左方か
ら右方へ行う場合には輪郭部の左方部)が無ければスタ
ート点メモリ14Eの対応するピクセルに該当する記憶
部に値0を書込む。図6(A)の分割領域J1の表示文
字Eに関する輪郭の最上部で最左方に相当する位置がP
1点であるとし、このP1点の座標である(Y1が分割
領域J1上で最上部から4番面のピクセルに相当し、X
1が最左方から4番目のピクセルに相当した位置にある
とすると)最上部の第1行目から第3行目までのスター
ト点メモリ14Eのすべての記憶部に値0を書き込み、
第4行目の最左方の記憶部から3番目までの記憶部の値
を0とし、左方から4番目の記憶部の値を1とし、この
第4行目の左方から5番目およびそれより右方にある記
憶部の値をすべて0とする。
【0017】さらに、輪郭描画制御部11は、分割領域
J1で上方から下方へ5行目およびそれ以下の下方の行
でも、左方から4番目のピクセルに相当する部分が文字
Eの輪郭部の最左方であるとすると、それぞれ該当する
スタート点メモリ14Eの記憶部に1を記憶させ、それ
以外の記憶部分には0を図6(B)に示したように、記
憶させる。
【0018】輪郭制御部11は、さらに、分割領域J1
について、文字Eの描画部の終了部の輪郭位置(水平方
向のスキャニングが左方から右方へ行われる場合で該当
する輪郭位置から右方の部分には文字がなくなる境界部
分)を最上部の描画ラインの最上部から横方向の1ライ
ンづづ下方に向って探して行き、文字Eの最上方で最右
方の輪郭部に相当する点P2に相当する点に該当するス
トップ点メモリ14Fの記憶部の値として1を記憶さ
せ、分割領域J1中のP3に相当する点がストップ点メ
モリの上方から8行目で右方から4番目であれば該当す
る記憶部に値1を図6(C)に示したように、記憶させ
る。同様に、分割領域J1の輪郭部の内で、文字Eの右
側の輪郭部に相当するピクセルに相当するストップ点メ
モリ14Fの記憶部に値1を書き込み、他の記憶部分に
はすべて0を書き込む。
【0019】このように輪郭描画制御部11は、スター
ト点メモリ14Eとストップ点メモリ14Fのすべての
記憶部に値を書き込むと、塗り潰し部12にXおよびY
方向のオフセット値を出力すると共に、転送部13に対
して終了信号を出力する。
【0020】転送部13は終了信号を受け取ると、塗り
潰し部12に対して起動信号を出力する。
【0021】塗り潰し部12は、このオフセット値と起
動信号とを受信すると、スタート点メモリ14Eとスト
ップ点メモリ14Fの内容の内で同一行(ライン)の記
憶部同士を参照し記憶部の内でスタート点メモリ14E
が1である位置から同一ライン上でストップ点メモリ1
4Fの値が1となる位置までを塗り潰し画面、たとえ
ば、明るく表示とし、それ以外の部分は暗くするライン
スキャニング信号を生成し、転送部13に出力する。転
送部13はこの入力された信号を外部の出力装置15に
出力する。
【0022】このようにして、塗り潰し部12は、図6
(A)に示されている分割領域J1に相当する部分のす
べての領域についてのラインスキャニング信号を生成し
出力する。
【0023】転送部13は、入力された信号を出力装置
15に出力し、出力装置15により図6(A)に示され
ている領域J1の内部にある文字Eの部分を画面上に表
示させるか、あるいはプリンタにより、たとえば、黒色
で印字させる。
【0024】このとき、塗り潰し部12は輪郭描画制御
部11から受け取ったオフセット値Y0だけ上述のスキ
ャニング信号を画面上の上方にオフセットさせて出力す
る。
【0025】このようにして、分割領域J1についての
スタート点メモリ14Eとストップ点メモリ14Fのす
べての記憶内容が読み出されると、転送部13より終了
信号が輪郭描画制御部11に送出される。
【0026】輪郭描画制御部11はこの終了信号を受け
取ると、図6(A)に示されている分割領域J2につい
ての文字の輪郭部について、分割領域J1について行っ
たと同様な情報をスタート点メモリ14Eとストップ点
メモリ14Fとに書き込む。
【0027】この書き込みが終了すると、塗り潰し部1
2にY方向のオフセット値Y3を出力すると共に転送部
13に終了信号を出力する。
【0028】転送部13はこの終了信号を受信すると、
起動信号を塗り潰し部12に出力し、分割領域J1につ
いてと同様な分割領域J2についてのラスタスキャン信
号を塗り潰し部12より出力させ、出力装置15に転送
する。
【0029】上述のラスタスキャン信号の転送が終了す
ると、転送部13は終了信号を輪郭描画制御部11に出
力する。
【0030】上述したと同様な処理が最後に分割領域J
3についても行われた後に文字Eについてのラインスキ
ャニング信号の出力装置への出力が終了する。
【0031】上述の例では、上位装置10により指定さ
れる描画有効領域の内でX方向について指定することが
できる範囲は、X方向物理構成サイズ、すなわち、スタ
ート点メモリ14Eとストップ点メモリ14Fの有する
X方向の記憶部の最大数であるNX個以内である必要が
ある。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の文字信
号発生装置では、ワークメモリ14Dが持っているスタ
ート点メモリ14Eとストップ点メモリ14FのもつX
方向の記憶部(記憶要素)の数以上の横方向のピクセル
数を持つ描画有効領域を指定することはできなかった、
より大なる横方向(X方向)の有効描画領域を指定した
いときには、ワークメモリ14Dが持つ前述の2種のメ
モリ部14Eと14Fの記憶容量を指定しようとする横
方向描画有効領域の最大値に相当するだけ備えている必
要があるが、このように描画有効領域を広く指定するた
めには、極めて多くの記憶容量をスタート点メモリ14
Eとストップ点メモリ14Fのそれぞれに対して用意し
なければならないという欠点を有している。
【0033】本発明の目的は、ワークメモリ内の2種の
メモリ部の記憶容量を従来のこの種の文字信号発生装置
のもつワークメモリの記憶容量と同一に保ち、しかも、
従来より広い描画有効領域を指定しその範囲で一つの文
字を表示させることのできる文字信号発生装置を提供す
ることにある。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明の文字信号発生装
置は、上位装置から表示すべき一文字についての輪郭を
指定するストローク信号と有効描画領域を指定した表示
命令が加えられると、前記表示命令で指定された有効描
画領域内で前記一文字についての文字の輪郭内について
の塗り潰し情報を生成記憶し、前記塗り潰し情報を読み
出し前記一文字を表示するラスタスキャン信号に変換し
転送部により外部の出力装置に出力する文字信号発生装
置において、予め与えられたXおよびY方向の範囲内の
方形の描画領域の文字情報をピクセル単位で記憶するス
タート点メモリと、前記スタート点メモリとそれぞれ同
一の記憶容量を持つストップ点メモリと、前記スタート
点メモリが記憶できるY方向座標の各ピクセルに対応し
た記憶部を有するカウンタテーブルと、前記表示命令で
指定された有効描画領域を前記スタート点メモリとスト
ップ点メモリが記憶できる描画領域で覆うように複数の
分割領域に分割し、前記分割領域の一つづつについて順
次それぞれの分割領域に対応した表示すべき前記一文字
の水平方向のスキャンに対して文字領域が開始される第
1の輪郭部に対応する位置のピクセルに対応する前記ス
トップ点メモリの記憶部の値を1としそれ以外の前記ス
トップ点メモリの値を0とし、前記表示すべき一文字の
輪郭部の内で水平方向のスキャン方向に対して文字の表
示部が終了する第2の輪郭部に対応する前記ストップ点
メモリ中の該当する記憶部の値を1としそれ以外のスト
ップ点メモリの記憶部の値を0とし対象とする分割領域
外で水平方向のスキャン開始側に分割領域が存在すると
きには、その領域中の前記第1と第2の輪郭部を検出し
前記第1の輪郭部を検出するごとに前記カウンタテーブ
ル中の該当する記憶部の値を1づつ加算し前記第2の輪
郭部を検出するごとに前記該当するカウンタテーブル内
の値を1づつ減じるカウンタ設定命令を出力し、対象と
する分割領域についての前記処理が終了すると前記分割
領域についてのオフセット値と出力指令信号と第1の終
了信号を出力し第2の終了信号を受信すると予め定めら
れた順序で他の分割領域についての同様な処理に移行す
る輪郭描画制御部と、前記X方向およびY方向のオフセ
ット値と起動信号が入力されるごとに前記カウンタテー
ブルの内容を内蔵するカウンタに読み込み、同一Y座標
上の位置に該当するスタート点メモリとストップ点メモ
リおよび前記内蔵カウンタテーブルの内容をすべてのY
座標の上部から下方に向って参照し、前記スタート点メ
モリとストップ点メモリについてY方向の各位置につい
てX方向に順次スキャンしスキャン中に前記スタート点
メモリが1であればカウンタ値に1を加算し、前記スト
ップ点メモリが1である点に達するとカウンタの値を1
だけ減算し、前記カウンタの値が1以上である間は前記
塗り潰し信号を生成し前記入力されたオフセット信号に
応じて変位させた前記塗り潰し部と塗り潰し部以外の部
分を持つラスタスキャン信号を出力する塗り潰し部と、
前記塗り潰し部の出力するラスタスキャン信号を外部の
出力装置に出力し前記出力が終了すると前記第2の終了
信号と前記起動信号とを出力する転送部と、前記カウン
タ設定信号を受信すると前記カウンタ設定信号の内容に
応じて前記カウンタテーブルの内容を更新し前記出力指
令信号を受信すると前記カウンタテーブルの内容を読み
出し前記塗り潰し部に出力するカウンタテーブルコント
ロール部とを備えて構成されている。
【0035】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0036】図1は本発明の文字信号発生装置の一実施
例を示すブロック図であり、図2は図1に示した文字信
号発生装置によって表示すべき文字Eとその有効描画領
域および分割領域の関係を示す説明図であり、図3
(A)は図2に示した分割領域の一つと他の有効描画領
域との関係を示す説明図であり、図3(B)は図3
(B)に示された文字とワークメモリの一つであるスタ
ート点メモリの記憶内容とカウンタテーブルの記憶内容
の関係を示す説明図であり、図3(C)はワークメモリ
の一つであるストップ点メモリの記憶内容と図3(A)
で示された分割領域内の文字との関係を示す説明図であ
る。
【0037】図4(A)は図3(A)とは異る図2に示
されている分割領域を示す説明図であり、図4(B)は
図4(A)で示されている分割領域に含まれる文字の位
置と、スタート点メモリおよびカウンタテーブル内の記
憶内容との関係を示す説明図であり、図4(C)は図4
(A)内の文字部分とストップ点メモリ内の記憶内容と
の関係を示す説明図である。
【0038】本実施例の文字信号発生装置は、図1に示
すように、ワークメモリ14が備えているスタート点メ
モリ14Aとストップ点メモリ14B、および、カウン
タテーブル14Cとを有するワークメモリ14と、上位
装置10から出力される表示命令で指定された一つの文
字についてのストローク情報と有効描画領域との指定を
受け取ると、ワークメモリ14内のスタート点メモリ1
4Aおよびストップ点メモリ14B内に適切な値を書き
込み必要に応じてカウンタ設定信号と出力指令信号を出
力し、また、有効描画領域を複数の分割領域に分割した
ときの分割領域についてのX方向とY方向のオフセット
値を出力する輪郭描画制御部1と、カウンタ設定信号を
受け取るとカウンタテーブル14C内に描画すべき各ラ
イン別にカウンタ値を書き込み、出力指令信号を受け取
ると、カウンタテーブル14Cの内容を読み出し出力す
るカウンタテーブルコントロール部4と、輪郭描画制御
部1からXおよびY方向のオフセット値を受け取ると、
スタート点メモリ14Aとストップ点メモリ14Bの内
容を読み取り、さらに、カウンタテーブル14Cから送
出された内容を内蔵するカウンタに記憶し、内蔵カウン
タの内容とワークメモリ14内のスタート点メモリ14
Aとストップ点メモリ14Bの内容を読み取り塗り潰し
を行い、ラインスキャニング信号を生成し出力する塗り
潰し部2と、塗り潰し部2から出力される信号を外部の
出力装置15に出力する転送部3とから構成されてい
る。
【0039】スタート点メモリ14Aとストップ点メモ
リ14Bは何れも、互いに同一の記憶容量を持ってお
り、外部の出力装置15で表示させるための描画領域の
一部をを覆うピクセル数と等しい記憶部を持っている。
【0040】この最小の描画領域は図2に示されたよう
に、横方向(X方向)にX方向物理構成サイズXLと縦
方向(Y方向)にY方向物理構成サイズYLとを持つ方
形の領域の内でスタート点メモリ14Aまたはストップ
点メモリ14Bの内の何れか一方の一部をカウンタテー
ブル14Cとし、カウンタテーブル14Cに割り当てた
領域を差し引いた部分を描画領域用のメモリ部分として
いる。
【0041】カウンタテーブル14Cは、塗り潰し部2
が生成するラスタスキャン信号の一つのY方向ラインに
一つづつ対応する記憶部を持ち、図2に示す場合には上
述したスタート点メモリ14Aかストップ点メモリ14
Bの内の何れか1方でそれぞれのX方向の1スキャニン
グライン当り図2で4示しZの部分の記憶領域(たとえ
ば8ビット分)を使用する。
【0042】これらのスタート点メモリ14Aとストッ
プ点メモリ14Bとはそれぞれすでに図5において説明
したスタート点メモリ14Eおよびストップ点メモリ1
4Fと同様な記憶部を持っている。
【0043】図1に示されている塗り潰し部2が生成す
るラスタスキャン信号は一定のY方向位置において出力
装置15で表示するとき対象となる文字を左方から右方
へ(X方向へ)とスキャンしつつ順次Y方向の位置を上
から下へと変化して行くものとする。
【0044】以下には、図2に示されている文字Eを表
示すべき一文字とし、この文字Eのストローク情報と分
割領域D1〜D4にまたがった有効描画領域を指定した
表示命令が上位装置10から輪郭描画制御部1に加えら
れた場合について、図1に示されている文字信号発生装
置の動作について説明する。
【0045】上述の表示命令を輪郭描画制御部1が受け
取ると、この輪郭描画制御部1は、スタート点メモリ1
4Aとストップ点メモリ14Bが有するメモリの容量に
対応する前述の最小描画領域で指定された有効描画領域
(図2の分割領域D1〜D4)全体を以下のようにして
分割領域D1からD4に分割する。
【0046】すなわち、X方向の分割数=有効描画領域
のX方向のピクセル数/(NX−8)、ただし小数点以
下は切り上げる。Y方向の分割数=有効描画領域のY方
向のピクセル数/NY、ただし小数点以下は切り上げ
る。
【0047】ここで、X方向の分割数を示す式の中でN
Xより8を減算するのは、カウンタテーブル14Cとし
て使用する分が8ピクセルである場合であり、この値は
カウンタテーブル14Cで使用する記憶量により8の代
りに適切な値を設定することもできる。
【0048】図2に示す例では、X方向およびY方向と
も分割数は2である。このようにして輪郭描画制御部1
は、有効描画領域を図2に示したように分割領域D1か
らD4までの4つの領域に分割し、予め定められた順序
として、たとえば、輪郭描画制御部1は、カウンタテー
ブルコントロール部4に対してリセット信号を送り、カ
ウンタコントロール部4によりカウンタテーブル14C
の内容をすべてクリアさせ、すべての記憶部分の記憶内
容を0とし、図3(A)に示すように、まず分割領域D
1に含まれている文字EについてのY方向を上から下
に、また、X方向について左方から右方へと、スキャン
し、上位装置10から指定されているストローク情報に
基づいて文字Eの輪郭の内の左側輪郭、すなわち、この
輪郭部の左方の部分は文字領域外であり、右方部分が文
字領域である輪郭部に該当するピクセルがY方向の上か
ら何番目であり、X方向の左方から何番目に当るかを捜
し、該当するスタート点メモリ14A内の記憶部の値に
図3(B)に示すように、値1を書き込み、その他のス
タート点メモリ14A内のすべての記憶部に値0を書き
込む。
【0049】このとき、輪郭描画制御部1は、現在対象
としている分割領域D1以外の領域の内で、X方向のス
キャンが左方から右方であれば、現在対象としている領
域より左方の対象外の領域中で文字なし部から文字を領
域へと移行する左側輪郭部と右側輪郭部が存在するか否
かを調べ、左側輪郭部が存在すれば、そのような左側輪
郭部が1つ存在するごとにカウンタテーブル14Cの記
憶部の内で現在対象としているY方向位置に対応する記
憶部の内容を1だけ増加させる、また、文字描画部から
文字なし部へ移行する右側輪郭部があれば、このような
右側輪郭部が1つ存在するごとに該当するY方向位置の
カウンタテーブル14C内の記憶部の値より1だけ減じ
るカウンタ設定信号を出力させる、カウンタテーブル1
4Cの値はこのカウンタ設定信号により増減された値を
記憶する。
【0050】図3(A)に示す分割領域D1の左方に
は、分割領域はないので、カウンタテーブル14Cのす
べての記憶部には値0が書き込まれている。
【0051】図3(B)では値1が書込まれているスタ
ート点メモリ14Aの記憶部は、上から3番目以降で左
方から4番目の記憶部であり、それ以外の記憶部の値に
はすべて0が書き込まれている。
【0052】さらに、輪郭描画制御部1は、分割領域D
1に含まれる文字Eの右側輪郭部が存在するときは、ス
トップ点メモリ14Bの記憶部の内でこの右側輪郭部に
該当する記憶部に値1を書き込み、それ以外の記憶部に
0を書き込む。
【0053】以上の処理が対象とする分割領域D1のす
べてについて終了すると、輪郭描画制御部1は、X方向
のオフセット値(この場合は0)と、Y方向のオフセッ
ト値YLとを塗り潰し部2に出力し、また、出力指令信
号をカウンタテーブルコントロール部4に出力すると共
に終了信号を転送部3に出力する。
【0054】カウンタテーブルコントロール部4が出力
指令信号を受け取ると、カウンタテーブル14Cの内容
を読み出し塗り潰し部2に出力する。
【0055】塗り潰し部2はワークメモリ14中のカウ
ンタテーブル14Cと同一の記憶領域を持つ図示されて
いないカウンタを内蔵しており、カウンタテーブル14
Cの記憶内容がカウンタテーブルコントロール部4から
送られて来ると、このカウンタ部に記憶する。
【0056】塗り潰し部2は、X方向とY方向のオフセ
ット値と前述の起動信号とを受け取ると、スタート点メ
モリ14Aとストップ点メモリ14Bおよびカウンタテ
ーブル14Cから受け取った内容をX方向の各ラインに
ついて左方から右方へと順次調ベ、スキャンすべきライ
ンに該当する内蔵するカウンタテーブルの記憶内容が1
以上であれば、塗り潰し信号を生成し、スキャン中に同
一X方向のライン上でスタート点メモリ14Aが1の部
分があれば現在スキャンしているラインに相当する内蔵
カウンタ値を1だけ加算し、ストップ点メモリ14Bの
記憶部が1となる点では該当する内蔵カウンタの値を1
だけ減算する処理をX方向の各スキャンごとに行ない、
内蔵するカウンタの値が1以上である部分を塗り潰し、
内蔵カウンタの値が0である部分は塗り潰しを行わぬ処
理を行い前述の塗り潰し処理を行った部分を、たとえ
ば、明るく表示させそれ以外の部分を暗くする信号につ
いて輪郭描画制御部1から受け取ったXおよびY方向の
オフセット値だけ変位させたラスタスキャン信号を出力
する。
【0057】転送部3はこのラスタスキャン信号を出力
装置15に転送し、対象とする描画領域(図2の領域D
1)についてのラスタスキャン信号の出力を終了する
と、終了信号を輪郭描画制御部1に出力する。
【0058】上述の処理が終了すると、次に、輪郭描画
制御部1は、カウンタテーブルコントロール部4に対し
てカウンタテーブル14Cのすべての記憶領域の内容を
リセットするカウンタ設定信号を出力して、カウンタテ
ーブルコントロール部4によりカウンタテーブル14C
の記憶内容をすべてリセットさせる。すなわち、カウン
タテーブル14Cのすべての記憶部の値を0とする。
【0059】次いで、輪郭描画制御部1は、図4(A)
に示されている分割領域D2に含まれる文字Eの表示部
分についての左側輪郭が対象とする分割領域D2内に存
在するか否かを調べ、存在すれば、該当するスタート点
メモリ14の記憶部に値1を書き込み、それ以外の記憶
部には値0を書き込む。
【0060】また、同時に、対象とする分割領域D2の
対象外である左方の領域(分割領域D1)でX方向スキ
ャンを行い、文字Eの左側輪郭部と右側輪郭部の存在の
有無を調べ、左側輪郭部が存在するごとに1だけ該当す
るカウンタテーブル14Cの記憶部の内容を増加させ、
右側輪郭部が1つ存在するごとに前述のカウンタテーブ
ル14Cの該当するX方向のライン上に対応する記憶部
の値を1だけ減算するカウンタ設定信号をカウンタテー
ブルコントロール部4に出力する。カウンタテーブルコ
ントロール部4は、カウンタテーブル14Cの該当する
記憶部の値を入力されたカウンタ設定信号に応じて更新
する。
【0061】さらに、同時に輪郭描画制御部1は、分割
領域D2に対して、X方向の各ラインについて文字の右
側輪郭部が存在するか否かを調べ、このような輪郭部が
あれば、ストップ点メモリ14Cの該当する記憶部に1
を、その他の部分には0を書き込む。
【0062】このような値を書き込まれたスタート点メ
モリ14Aとカウンタテーブル14Cの状態が図4
(B)に示されている。
【0063】次に、輪郭描画制御部1は、分割領域D2
についてのX方向のオフセット値XLと、Y方向のオフ
セット値YLとを塗り潰し部2に出力し、カウンタテー
ブルコントロール部4に出力指令信号を送ると共に転送
部3に終了信号を出力する。
【0064】カウンタテーブルコントロール部4は出力
指令信号を受け取るとカウンタテーブル14Cの内容を
塗り潰し部2に出力し、塗り潰し部2が内蔵する図示さ
れていないカウンタにその内容を記憶させる。
【0065】転送部3は終了信号を輪郭描画制御部1よ
り受け取ると、起動信号を塗り潰し部2に送出する。
【0066】塗り潰し部2はこれらオフセット値と起動
信号を受け取ると、スタート点メモリ14Aとストップ
点メモリ14Bおよび内蔵する図示されていないカウン
タの内容を読み取り、描画すべき画像のX方向の各ライ
ンに相当するスタート点メモリ14Aの内容を順次調
べ、値が1である記憶部があるごとに、このX方向のラ
インに相当するカウンタの値を1だけ増加させ、同じX
方向のラインに相当するストップ点メモリの内容が1で
ある記憶部が存在するごとに1だけ前述の内蔵カウンタ
の値を減算させる処理を行いつつX方向のライン別に、
内蔵カウンタの値が1以上である領域に対しては塗り潰
しを行ない、内蔵カウンタの値が0である部分領域につ
いては塗り潰しを行わないラスタスキャン信号を生成
し、さらにX方向とY方向とについての入力されたオフ
セット値を加算したラスタスキャン信号を転送部3に出
力する。
【0067】転送部3は、受け取ったラスタスキャン信
号を出力装置15に出力し、対象とする分割領域D2に
ついてのラスタスキャン信号の転送を終了すると、終了
信号を輪郭描画制御部1に出力する。
【0068】以後、図1に示されている文字信号発生装
置は同様な処理を分割領域D3とD4について、この順
序で行い上位装置10から加えられた文字Eに対する表
示命令に対する処理を終了することになる。
【0069】以上の実施例においては、ラスタスキャン
の方向を左方から右方へ順次Y方向の値を変化させた状
態で行う場合について説明したが、ラスタスキャンの水
平方向(X方向)の向きが右方から左方へと行う場合に
は、スタート点メモリ14Aには、対象とする文字の輪
郭部の右の部分、すなわち、この輪郭部より右方の部分
には文字部がなく、輪郭部より左方が文字の表示部分で
ある輪郭部すなわち右側輪郭部に該当する記憶部に1を
記憶させ、左側輪郭部に対応するストップ点メモリ14
Bの記憶部に1を記憶させ、さらに、輪郭描画制御部1
により、対象とする文字の分割領域を水平方向にスキャ
ンし、この水平方向のライン上で右側輪郭部が存在する
ごとに初期値がすべて0であるカウンタテーブル14C
の該当する記憶部の内容を1づつ増加させ、左側輪郭部
が存在するごとにカウンタテーブル14C中の前述のラ
インに相当する記憶部の内容を1づつ減じた値とさせ、
このようなカウンタテーブル14Cの内容を塗り潰し部
2が内蔵する図示されていないカウンタ部に記憶させ、
各水平方向のラスタスキャンごとにこの水平方向のラス
タスキャンに該当するスタート点メモリ14Aとストッ
プ点メモリ14Bおよび塗り潰し部2の内蔵するカウン
タの値を参照して塗り潰し範囲を決めたラスタスキャン
信号を塗り潰し部2により出力させることもできること
は明らかである。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の文字信号
発生装置は、ワークメモリ4としてストップ点メモリと
スタート点メモリの他にカウンタテーブルを設け、ワー
クメモリ14の記憶部により描画するより広い有効描画
領域が指定されたときには、上位装置からの表示命令に
指定されている有効描画領域をX方向とY方向に分割
し、分割した各領域について順次ラスタスキャン信号を
生成して出力させるが、Xの左方から右方へとスキャン
するときには、対象とする分割領域中には、表示すべき
文字の輪郭部の左方部分が存在しないときには、対象と
している分割領域外で左方に隣接する分割領域内で輪郭
部の左方部があるときには、このような輪郭部が存在す
るごとにこの輪郭部と等しいY座標に対応するカウンタ
テーブルの記憶部の値を1づつ増加させ、さらに輪郭部
の右方部が存在するごとに該当するカウンタ内の記憶部
の値を1づつ減少させておき、このカウンタテーブルに
記憶させた値を併用して使用することにより、スタート
点メモリとストップ点メモリの記憶容量が従来と同一で
あっても、X方向およびY方向の両方に対して従来より
広い有効描画領域に文字を表示できるという効果を有し
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文字信号発生装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】本実施例の文字信号発生装置により表示すべき
文字の有効描画領域と分割領域との関係を示す説明図で
ある。
【図3】図2に示されている分割領域D1についての文
字部とワークメモリおよびカウンタテーブルの記憶内容
の関係を示す説明図である。
【図4】図2に示されている分割領域D2の文字部とワ
ークメモリおよびカウンタテーブルの記憶内容の関係を
示す説明図である。
【図5】従来のこの種の文字信号発生装置の一例を示す
ブロック図である。
【図6】図5に示した文字信号発生装置で表示すべき文
字の有効描画領域と分割領域およびワークメモリ内の記
憶内容の関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 輪郭描画制御部 2 塗り潰し部 3 転送部 4 カウンタテーブルコントロール部 14 ワークメモリ 14A スタート点メモリ 14B ストップ点メモリ 14C カウンタテーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置から表示すべき一文字について
    の輪郭を指定するストローク信号と有効描画領域を指定
    した表示命令が加えられると、前記表示命令で指定され
    た有効描画領域内で前記一文字についての文字の輪郭内
    についての塗り潰し情報を生成記憶し、前記塗り潰し情
    報を読み出し前記一文字を表示するラスタスキャン信号
    に変換し転送部により外部の出力装置に出力する文字信
    号発生装置において、予め与えられたXおよびY方向の
    範囲内の方形の描画領域の文字情報をピクセル単位で記
    憶するスタート点メモリと、前記スタート点メモリとそ
    れぞれ同一の記憶容量を持つストップ点メモリと、前記
    スタート点メモリが記憶できるY方向座標の各ピクセル
    に対応した記憶部を有するカウンタテーブルと、前記表
    示命令で指定された有効描画領域を前記スタート点メモ
    リとストップ点メモリが記憶できる描画領域で覆うよう
    に複数の分割領域に分割し、前記分割領域の一つづつに
    ついて順次それぞれの分割領域に対応した表示すべき前
    記一文字の水平方向のスキャンに対して文字領域が開始
    される第1の輪郭部に対応する位置のピクセルに対応す
    る前記ストップ点メモリの記憶部の値を1としそれ以外
    の前記ストップ点メモリの値を0とし、前記表示すべき
    一文字の輪郭部の内で水平方向のスキャン方向に対して
    文字の表示部が終了する第2の輪郭部に対応する前記ス
    トップ点メモリ中の該当する記憶部の値を1としそれ以
    外のストップ点メモリの記憶部の値を0とし対象とする
    分割領域外で水平方向のスキャン開始側に分割領域が存
    在するときには、その領域中の前記第1と第2の輪郭部
    を検出し前記第1の輪郭部を検出するごとに前記カウン
    タテーブル中の該当する記憶部の値を1づつ加算し前記
    第2の輪郭部を検出するごとに前記該当するカウンタテ
    ーブル内の値を1づつ減じるカウンタ設定命令を出力
    し、対象とする分割領域についての前記処理が終了する
    と前記分割領域についてのオフセット値と出力指令信号
    と第1の終了信号を出力し第2の終了信号を受信すると
    予め定められた順序で他の分割領域についての同様な処
    理に移行する輪郭描画制御部と、前記X方向およびY方
    向のオフセット値と起動信号が入力されるごとに前記カ
    ウンタテーブルの内容を内蔵するカウンタに読み込み、
    同一Y座標上の位置に該当するスタート点メモリとスト
    ップ点メモリおよび前記内蔵カウンタテーブルの内容を
    すべてのY座標の上部から下方に向って参照し、前記ス
    タート点メモリとストップ点メモリについてY方向の各
    位置についてX方向に順次スキャンしスキャン中に前記
    スタート点メモリが1であればカウンタ値に1を加算
    し、前記ストップ点メモリが1である点に達するとカウ
    ンタの値を1だけ減算し、前記カウンタの値が1以上で
    ある間は前記塗り潰し信号を生成し前記入力されたオフ
    セット信号に応じて変位させた前記塗り潰し部と塗り潰
    し部以外の部分を持つラスタスキャン信号を出力する塗
    り潰し部と、前記塗り潰し部の出力するラスタスキャン
    信号を外部の出力装置に出力し前記出力が終了すると前
    記第2の終了信号と前記起動信号とを出力する転送部
    と、前記カウンタ設定信号を受信すると前記カウンタ設
    定信号の内容に応じて前記カウンタテーブルの内容を更
    新し前記出力指令信号を受信すると前記カウンタテーブ
    ルの内容を読み出し前記塗り潰し部に出力するカウンタ
    テーブルコントロール部とを備えることを特徴とする文
    字信号発生装置。
JP4308383A 1992-11-18 1992-11-18 文字信号発生装置 Withdrawn JPH06161420A (ja)

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