JP2710350B2 - 画像処理装置および画像処理装置の画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置および画像処理装置の画像処理方法

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JP2710350B2 JP63210452A JP21045288A JP2710350B2 JP 2710350 B2 JP2710350 B2 JP 2710350B2 JP 63210452 A JP63210452 A JP 63210452A JP 21045288 A JP21045288 A JP 21045288A JP 2710350 B2 JP2710350 B2 JP 2710350B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ベクトル情報に基づいて図形の塗り潰し
処理する画像処理装置および画像処理方法に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来、この種の画像処理方式としては特開昭60−1322
71号公報等に示されるように、境界線情報と所定の塗り
込みパターンとの排他的論理和処理によりメモリに書込
む場合と、特開昭50−14230号公報に示されるように、
輪郭情報をスキャンして得られるスキャンライン上のド
ットの1から1の間の区間に対応するメモリ上に画素を
塗り込む場合と、昭和59年7月15日発行の「コンピュー
タ・グラフィックス」(日本コンピュータ協会)P466〜
P472に示されているように、作成された輪郭テーブル毎
に基づいてメモリ上に画素を塗り込む場合等の代表的な
方法が提案されている。
第4図(a)〜(e)は従来の閉図形塗り込み処理の
一例を説明する模式図である。同図(a)において、閉
図形50は4本の境界線51〜54により閉図形を構成する。
55は塗り潰しパターンを示し、この塗り潰しパターン55
と境界線51〜54との排他的論理和処理により塗り潰しを
行う。
なお、閉図形50を構成する境界線51〜54は、始点61と
終点62をパラメータとした3本以上のベクトルデータで
表わされ、これらのベクトルデータの始点と終点パラメ
ータに基づいて塗り潰しを行う範囲(図中の1点鎖線エ
リア内)を規定する。
この方式では、各境界線51〜54を順次フルドットメモ
リ(図示しない)に直接書き込むと同時に塗り潰しパタ
ーンの書き込みも行う。
第4図(b)は境界線51だけをフルドットメモリへ書
き込むとともに、この境界線情報から塗り潰しパターン
55を書き込んだ状態を示し、境界線51は始点61から終点
62までを1ドットずつドット発生処理を行い線描画す
る。このとき、1ドット発生毎に隣接する右側のドット
位置から先に規定した塗り潰し範囲内を横方向(x軸方
向)1ラスタ分と塗り潰しパターン55の書き込み処理を
行う。この時メモリへ書き込まれているデータとの排他
的論理和をおとり、フルドットメモリへ書き込む処理を
行う。従って、書き込むパターンが「1」であり、かつ
メモリ上の既データが「1」である場合は、メモリ上に
は「0」データが書き込まれる。
このようにして上記各境界線51〜54の始点61から終点
62までをドット発生させると、同図(b)〜同図(d)
に示されるように順次排他的論理和処理により、閉図形
50内にドット情報が書き込まれる。
第5図は従来の閉図形塗り潰し原理を説明する模式図
であり、65はメモリで、閉図形66が展開された状態に対
応する。
77はスキャンラインを示し、このスキャンライン77に
対する閉図形66との交差間の「0」データを、図中では
〜,〜,〜までの「0」信号を「1」信号
に変換して1ライン上の塗り潰しを実行し、これをスキ
ャン方向に対して順次実行させて閉図形66内を塗り潰
す。
第6図は従来の輪郭テーブルによる塗り潰し処理を説
明する模式図である。
第7図は、第6図に示したベクトルで定義される多角
形の輪郭テーブルを示す説明図である。
これらの図から解るように、ベクトルe1〜e6で囲まれ
る図形80を塗り潰す場合、先ず第6図に示すように全て
のベクトルe1〜e6を下向きにする。次いで、第7図に示
すような輪郭テーブル81を作成する。これは、各y座標
に対してベクトルの小さい方のy座標でソートした後、
そのy座標で始まるベクトルをリンクすることで行う。
ここで、リンクされるベクトルの情報としては、そのベ
クトルのy座標値の最大値,x座標値の最小値および変化
量,次のベクトルのポイント等である。このようにし
て、作成された輪郭テーブル81に対し、小さなy座標か
ら順に評価し、2つのベクトルに挟まれる部分、例えば
第6図に示すスキャンライン上の区間(x座標値が2〜
4および7〜13)を塗り潰す。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記従来の塗り潰し処理に対しては以下に
記述する問題点があった。
スキャンの「1」信号間の「0」信号を「1」信号に
変換する塗り潰し処理においては、処理およびハード構
成が簡単である反面、その処理のために事前に輪郭を展
開するためのメモリが必要となり、その結果大きな閉図
形を塗るためには大容量のメモリが必要であった。ま
た、その結果としてハード回路コストを大幅に引き上げ
てしまう。さらにスキャンラインと輪郭線の頂点とが交
差する場合は、すなわち輪郭線との交差点数が奇数個の
場合は、その点において例外処理を実行しなければなら
ない。
また、排他論理和処理により塗り潰し処理を行う場合
には、処理が簡単なので処理スピードは速いが、塗り潰
しする必要のない部分まで排他的論理和がとられるの
で、小さな図形の場合はあまり問題はないが、図形の大
きさが大きくなると、反転するエリアが2乗に比例して
大きくなるため、処理時間が飛躍的にかかってしまう。
また、図形が入り組んでくると、反転回数が増え処理時
間がかかる。
さらに、輪郭テーブルによる塗り潰し処理において
は、比較的小さなメモリで大サイズの図形の塗り潰しが
行えるが、処理に時間がかかる。さらに図形形状が複雑
になるにつれて輪郭点数、つまりは多角形を構成するベ
クトル数が増え、設定された輪郭テーブル容量を越えた
場合には、所定の輪郭点数間引き処理が行われ、オリジ
ナルの図形形状とは異なる近似形状の塗り潰し処理とな
って、印字の品位を低下させてしまう等の問題点があっ
た。
この発明は、上記の問題点を解決するためになされた
もので、パターンメモリ上の閉じた図形内のドットを塗
り潰す際に、被塗り潰し対象となる図形の出力サイズに
最適な塗り潰し処理を選択することにより、メモリを効
率よく利用して閉図形の出力サイズに最適な塗り潰し手
段を使い分けて図形をできるだけ高速に出力することが
できる画像処理装置および画像処理装置の画像処理方法
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る画像処理装置は、閉図形の輪郭情報に
基づいて前記閉図形内の塗り潰し処理を実行する複数の
塗り潰し処理手段と、前記閉図形の出力サイズに基づい
て前記複数の塗り潰し手段からいずれかの塗り潰し処理
手段を選択する選択手段と、前記選択手段により選択さ
れた塗り潰し手段を用いて出力すべき閉図形パターンを
パターンメモリに展開する展開手段とを有するものであ
る。
また、前記選択手段は、前記出力サイズが第1のサイ
ズ以下の場合、前記輪郭情報に基づき輪郭を書き込み、
書き込まれた輪郭の位置から所定のパターンで所定方向
に排他的論理和して塗り潰しを行う塗り潰し処理手段を
選択し、前記出力サイズが第1のサイズより大きく第2
のサイズ以下の場合、前記輪郭情報に基づき輪郭を書き
込み、書き込まれた輪郭と輪郭との間に塗り潰しを行う
塗り潰し手段を選択し、前記出力サイズが第2のサイズ
より大きい場合、輪郭テーブルを作成し、作成された輪
郭テーブルに基づき塗り潰しを行う塗り潰し手段を選択
するものである。
この発明に係る画像処理装置の画像処理方法は、閉図
形の輪郭情報に基づいて前記閉図形内の塗り潰し処理を
実行する複数の塗り潰し処理手段を有する画像処理装置
の画像処理方法において、前記閉図形の出力サイズに基
づいて異なるいずれかの塗り潰し処理手段を選択する選
択工程と、該選択された塗り潰し手段を用いて出力すべ
き閉図形パターンをパターンメモリに展開する展開工程
とを有するものである。
また、前記選択工程は、前記出力サイズが第1のサイ
ズ以下の場合、前記輪郭情報に基づき輪郭を書き込み、
書き込まれた輪郭の位置から所定のパターンで所定方向
に排他的論理和して塗り潰しを行う塗り潰し処理手段を
選択し、前記出力サイズが第1のサイズより大きく第2
のサイズ以下の場合、前記輪郭情報に基づき輪郭を書き
込み、書き込まれた輪郭と輪郭との間に塗り潰しを行う
塗り潰し手段を選択し、前記出力サイズが第2のサイズ
より大きい場合、輪郭テーブルを作成し、作成された輪
郭テーブルに基づき塗り潰しを行う塗り潰し手段を選択
するものである。
〔作用〕
この発明に係る画像処理装置においては、閉図形の出
力サイズに基づいて選択手段が複数の塗り潰し手段から
選択したいずれかの塗り潰し処理手段を用いて展開手段
が出力すべき閉図形パターンをパターンメモリに展開す
るので、メモリを効率よく利用して閉図形の出力サイズ
に最適な塗り潰し手段を使い分けて図形をできるだけ高
速に出力する。
また、前記選択手段は、前記出力サイズが第1のサイ
ズ以下の場合、前記輪郭情報に基づき輪郭を書き込み、
書き込まれた輪郭の位置から所定のパターンで所定方向
に排他的論理和して塗り潰しを行う塗り潰し処理手段を
選択し、前記出力サイズが第1のサイズより大きく第2
のサイズ以下の場合、前記輪郭情報に基づき輪郭を書き
込み、書き込まれた輪郭と輪郭との間に塗り潰しを行う
塗り潰し手段を選択し、前記出力サイズが第2のサイズ
より大きい場合、輪郭テーブルを作成し、作成された輪
郭テーブルに基づき塗り潰しを行う塗り潰し手段を選択
して、閉図形の出力サイズに最適な塗り潰し手段を自動
的に選択する。
この発明に係る画像処理装置の画像処理方法において
は、閉図形の出力サイズに基づいて異なるいずれかの塗
り潰し処理手段を選択し、該選択された塗り潰し手段を
用いて出力すべき閉図形パターンをパターンメモリに展
開して、メモリを効率よく利用して閉図形の出力サイズ
に最適な塗り潰し手段を使い分けて図形をできるだけ高
速に出力する。
また、前記選択工程は、前記出力サイズが第1のサイ
ズ以下の場合、前記輪郭情報に基づき輪郭を書き込み、
書き込まれた輪郭の位置から所定のパターンで所定方向
に排他的論理和して塗り潰しを行う塗り潰し処理手段を
選択し、前記出力サイズが第1のサイズより大きく第2
のサイズ以下の場合、前記輪郭情報に基づき輪郭を書き
込み、書き込まれた輪郭と輪郭との間に塗り潰しを行う
塗り潰し手段を選択し、前記出力サイズが第2のサイズ
より大きい場合、輪郭テーブルを作成し、作成された輪
郭テーブルに基づき塗り潰しを行う塗り潰し手段を選択
して、閉図形の出力サイズに最適な塗り潰し手段を自動
的に選択する。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示す画像処理装置の構
成を説明するブロック図であり、1は指示手段で、定形
図形(閉じた多角形図形)メモリ2に対して塗り潰し対
象となる図形コードを入力する。定形図形(閉じた多角
形図形)メモリ2には、閉じた多角形図形を構成するた
めに輪郭線情報およびその属性情報(例えば輪郭点数
等)を記憶している。3は判定手段で、定形図形メモリ
2から選出された閉じた多角形図形の属性情報を抽出し
て、塗り潰し処理手段選択情報を選択手段5に出力す
る。
4は塗り潰し処理部で、第1の塗り潰し処理手段4a,
第2の塗り潰し処理手段4b,第3の塗り潰し処理手段4c
からなり、第1の塗り潰し処理手段4aは、あらかじめ記
憶された塗り潰しパターンと輪郭線情報との排他的論理
和をワークメモリ4d上でとりながら塗り潰し処理を行
い、塗り潰された図形データを選択手段5に出力する。
なお、塗り潰し処理部4に少なくとも1文字分のドット
イメージを展開するワークメモリ4dが存在し、上記第1
の塗り潰し処理手段4a,第2の塗り潰し処理手段4b,第3
の塗り潰し処理手段4cにより塗り潰されて作成された1
文字分のドットイメージの展開記憶や輪郭テーブル,塗
り潰しパターンの記憶等に必要に応じて分割して利用さ
れる。選択手段5は、転送されたドットイメージや輪郭
テーブルを後述する展開手段またはパターンメモリ7に
転送する。
第2の塗り潰し処理手段4bは、定形図形メモリ2から
読出された輪郭情報をワークメモリ4d上にビットマップ
として展開し、さらにそれをライン処理して検出された
「1」のビットと「1」のビット間の「0」ビットを
「1」に変換して塗り潰し処理を行い、塗り潰された図
形データを選択手段5に出力する。
第3の塗り潰し処理手段4cは、定形図形メモリ2から
読出された輪郭情報に基づいてワークメモリ4d上に輪郭
テーブルを作成し、その輪郭テーブルに対応する塗り潰
しデータを選択手段5に出力する。6は展開手段で、選
択手段5が判定手段3から出力される塗り潰し処理手段
選択情報に基づいて第1の塗り潰し処理手段4a,第2の
塗り潰し処理手段4b,第3の塗り潰し処理手段4cから出
力される塗り潰し図形データのうち、いずれか1つの塗
り潰し図形データが選択されて出力される。展開手段6
は出力された塗り潰し図形データを塗り潰し方式に応じ
てパターンメモリ7にビットマップ展開させる。
8は表示装置で、パターンメモリ7に展開された図形
パターンをビットマップに表示する。9は印刷装置で、
パターンメモリ7にビットマップ展開された図形パター
ンをドットイメージで記録媒体に印字する。
次に動作について説明する。
閉図形の塗り潰し処理および定形図形メモリ2に記憶
された図形のコードが指示手段1より入力されると、判
定手段3が閉図形の図形属性を判定し、その判定結果に
基づいて選択手段5が第1〜第3の塗り潰し処理手段4a
〜4cのうち、いずれか1つを選択する。なお、その選択
条件は、輪郭情報の形状難易度,大きさ(図形面積),
尖った頂点数等の組み合わせ条件等から判定し、通常図
形面積が十分大きい場合には第3の塗り潰し処理手段4c
を選択し、比較的図形面積が小さい場合や尖った頂点数
が多い場合(輪郭点が走査ラインに対して奇数個が交わ
る点が多い場合)には第1の塗り潰し処理手段4aを選択
し、図形面積の大きさが中間的な場合や輪郭情報の形状
難易度が高い場合には、第2の塗り潰し処理手段4bを選
択させる。そして、選択された塗り潰し処理手段から出
力される閉図形パターンを、展開手段6がパターンメモ
リ7にドットパターンを展開させ、表示装置8にビット
マップ表示または印刷装置9からドットイメージとして
印刷させる。
また、選択条件として、ベクトルフォント(文字の輪
郭をベクトルで定義したもの)の場合、JISコード第2
水準のようにベクトルフォントの部首が複雑な場合に
は、第1の塗り潰し処理手段4aを選択し、ベクトルフォ
ントが記号または括弧のように単純な場合には、第2の
塗り潰し処理手段4bを選択させるように構成しても良
い。
さらに、文字サイズを拡大する変更要求があった場合
には、優先して第3の塗り潰し処理手段4cを選択するよ
うに構成しても良い。
第2図は輪郭情報に基づくベクトルフォントを発生出
力する文書装置の一例を示すブロック図であり、11は制
御部で、マイクロコンピュータ等のCPU11a,CPU11aの制
御プログラム(後述する第3図のフローチャート等)や
各種データ等を記憶しているROM11b,CPU11aのワークエ
リアとして各種データの一時保存を行うRAM11c,フォン
トメモリ(輪郭情報メモリ)11d等を有する。なお、フ
ォントメモリ11dには、文字コードに対応する文字等の
フォントデータをベクトルフォント(文字の輪郭を示す
ベクトル情報)が属性情報とともに記憶されている。ま
た、RAM11cには128ポイントのサイズの1文字分のドッ
トイメージを展開するワークエリア(ワークメモリ4d)
が常駐されており、このワークメモリ4dに所望とする文
字を上記第1〜第3の塗り潰し処理手段4a〜4cにより発
生させるように構成されている。
12はビットマップとして構成されるイメージメモリ
で、文字のドットイメージが展開される。13はCRT装置
で、ビデオメモリ17に展開されたビットイメージを高精
細に表示する。15aはプリンタ装置で、インタフェース
部15bを介して受信したドットイメージを印字する。
なお、キーボード14a,ポインティングデバイス14b
は、文書処理装置の指示手段であり、またデータ入力源
して機能する。
次に第3図を参照しながらこの発明による塗り潰し処
理手段切り換え選択処理について説明する。
第3図はこの発明を適用して文字サイズ情報から塗り
潰し処理手段を切り換えて選択する処理手順の一例を説
明するフローチャートである。なお、(1)〜(20)は
各ステップを示す。
先ず、文字コードがキーボード14aまたは図示しない
外部メモリまたはホストから入力されるのを待機し
(1)、入力されたら、輪郭処理メモリ11dをアクセス
し(2)、属性情報,輪郭情報を判定手段3,塗り潰し処
理部4に出力する(3)。
次いで、属性情報を受信終了を待機し(4)、受信を
完了したら、属性情報の解析を開始し(5)、文字の大
きさが、例えば64ポイント以下のサイズかどうかを判断
し(6)、NOならば文字の大きさが、例えば128ポイン
ト以下のサイズかどうかを判断し(7)、NOならば文字
の大きさが128ポイントより大きい場合なので第3の塗
り潰し手段4cを選択し、ワークメモリ4dに輪郭テーブル
を作成する(9)。次いで、輪郭テーブルに従ってパタ
ーンメモリ7にデータを展開する(10)。次いで、生成
されたベクトルフォントデータをCRT装置13にビットマ
ップ表示する(11)。次いで、印字指令入力を待機し
(12)、入力されたら、印字処理を実行し(13)、処理
を終了する。
一方、ステップ(7)の判断で、YESの場合は文字の
大きさが64ポイントより大きく128ポイント以下なの
で、第2の塗り潰し手段4bを選択し(14)、ワークメモ
リ4dに輪郭をドット展開し(15)、輪郭のビットのライ
ン出力の1のビットから1のビットを1にし(16)、パ
ターンメモリ7に展開し、ステップ(11)に戻る。
一方、ステップ(6)の判断でYESの場合は、文字の
大きさを中間的なサイズと判定し、第1の塗り潰し手段
4aを選択し(17)、ワークメモリ1に1文字分の輪郭情
報をロードし(18)、塗り潰しパターンをRAM11cのワー
クメモリ2に入れ入る(19)。次いで、RAM11cのワーク
メモリ3にワークメモリ1のデータを用いて輪郭を追跡
しながらワークメモリ2のパターンとワークメモリ3と
を排他的論理和(EXOR)を取り(20)、パターンメモリ
7となるイメージメモリ12またはビデオメモリ17に展開
し、ステップ(11)に戻る。
これにより、処理対象と閉図形(ベクトルフォントを
含む)の属性に対応した最適な塗り潰し処理手段を選択
でき、単一の塗り潰し処理手段のみでは、対処しにくい
塗り潰し処理を常に最適な塗り潰し方式で処理可能とな
る。
なお、上記実施例においては、ベクトルフォントから
なる文字処理装置の処理の場合を例にして説明したが、
ベクトル情報として閉図形が定義されていれば、文字で
あっても純粋な多角形図形であっても、この発明を適用
できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の画像処理装置によれ
ば、閉図形の出力サイズに基づいて選択手段が複数の塗
り潰し手段から選択したいずれかの塗り潰し処理手段を
用いて展開手段が出力すべき閉図形パターンをパターン
メモリに展開するので、メモリを効率よく利用して閉図
形の出力サイズに最適な塗り潰し手段を使い分けて図形
をできるだけ高速に出力することができる。
また、前記選択手段は、前記出力サイズが第1のサイ
ズ以下の場合、前記輪郭情報に基づき輪郭を書き込み、
書き込まれた輪郭の位置から所定のパターンで所定方向
に排他的論理和して塗り潰しを行う塗り潰し処理手段を
選択し、前記出力サイズが第1のサイズより大きく第2
のサイズ以下の場合、前記輪郭情報に基づき輪郭を書き
込み、書き込まれた輪郭と輪郭との間に塗り潰しを行う
塗り潰し手段を選択し、前記出力サイズが第2のサイズ
より大きい場合、輪郭テーブルを作成し、作成された輪
郭テーブルに基づき塗り潰しを行う塗り潰し手段を選択
するので、閉図形の出力サイズに最適な塗り潰し手段を
自動的に選択することができる。
この発明に係る画像処理装置の画像処理方法によれ
ば、閉図形の出力サイズに基づいて異なるいずれかの塗
り潰し処理手段を選択し、該選択された塗り潰し手段を
用いて出力すべき閉図形パターンをパターンメモリに展
開するので、メモリを効率よく利用して閉図形の出力サ
イズに最適な塗り潰し手段を使い分けて図形をできるだ
け高速に出力することができる。
また、前記選択工程は、前記出力サイズが第1のサイ
ズ以下の場合、前記輪郭情報に基づき輪郭を書き込み、
書き込まれた輪郭の位置から所定のパターンで所定方向
に排他的論理和して塗り潰しを行う塗り潰し処理手段を
選択し、前記出力サイズが第1のサイズより大きく第2
のサイズ以下の場合、前記輪郭情報に基づき輪郭を書き
込み、書き込まれた輪郭と輪郭との間に塗り潰しを行う
塗り潰し手段を選択し、前記出力サイズが第2のサイズ
より大きい場合、輪郭テーブルを作成し、作成された輪
郭テーブルに基づき塗り潰しを行う塗り潰し手段を選択
するので、閉図形の出力サイズに最適な塗り潰し手段を
自動的に選択することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す画像処理装置の構成
を説明するブロック図、第2図は輪郭情報に基づくベク
トルフォントを発生出力する文書装置の一例を示すブロ
ック図、第3図はこの発明による塗り潰し処理手段切り
換え選択処理手順の一例を説明するフローチャート、第
4図(a)〜(e)は従来の閉図形塗り込み処理の一例
を説明する模式図、第5図は従来の閉図形塗り潰し原理
を説明する模式図、第6図は従来の輪郭テーブルによる
塗り潰し処理を説明する模式図、第7図は、第6図に示
したベクトルで定義される多角形の輪郭テーブルを示す
説明図である。 図中、1は指示手段、2は定形図形メモリ、3は判定手
段、4は塗り潰し処理部、4aは第1の塗り潰し処理手
段、4bは第2の塗り潰し処理手段、4cは第3の塗り潰し
処理手段、5は選択手段、6は展開手段、7はパターン
メモリ、8は表示装置、9は印刷装置である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬戸 邦雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 白坂 昭史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】閉図形の輪郭情報に基づいて前記閉図形内
    の塗り潰し処理を実行する複数の塗り潰し処理手段と、
    前記閉図形の出力サイズに基づいて前記複数の塗り潰し
    手段からいずれかの塗り潰し処理手段を選択する選択手
    段と、前記選択手段により選択された塗り潰し手段を用
    いて出力すべき閉図形パターンをパターンメモリに展開
    する展開手段とを有することを特徴とする画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】前記選択手段は、前記出力サイズが第1の
    サイズ以下の場合、前記輪郭情報に基づき輪郭を書き込
    み、書き込まれた輪郭の位置から所定のパターンで所定
    方向に排他的論理和して塗り潰しを行う塗り潰し処理手
    段を選択し、 前記出力サイズが第1のサイズより大きく第2のサイズ
    以下の場合、前記輪郭情報に基づき輪郭を書き込み、書
    き込まれた輪郭と輪郭との間に塗り潰しを行う塗り潰し
    手段を選択し、 前記出力サイズが第2のサイズより大きい場合、輪郭テ
    ーブルを作成し、作成された輪郭テーブルに基づき塗り
    潰しを行う塗り潰し手段を選択する、 ことを特徴とする請求項(1)記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】閉図形の輪郭情報に基づいて前記閉図形内
    の塗り潰し処理を実行する複数の塗り潰し処理手段を有
    する画像処理装置の画像処理方法において、 前記閉図形の出力サイズに基づいて異なるいずれかの塗
    り潰し処理手段を選択する選択工程と、 該選択された塗り潰し手段を用いて出力すべき閉図形パ
    ターンをパターンメモリに展開する展開工程と、 を有することを特徴とする画像処理装置の画像処理方
    法。
  4. 【請求項4】前記選択工程は、前記出力サイズが第1の
    サイズ以下の場合、前記輪郭情報に基づき輪郭を書き込
    み、書き込まれた輪郭の位置から所定のパターンで所定
    方向に排他的論理和して塗り潰しを行う塗り潰し処理手
    段を選択し、 前記出力サイズが第1のサイズより大きく第2のサイズ
    以下の場合、前記輪郭情報に基づき輪郭を書き込み、書
    き込まれた輪郭と輪郭との間に塗り潰しを行う塗り潰し
    手段を選択し、 前記出力サイズが第2のサイズより大きい場合、輪郭テ
    ーブルを作成し、作成された輪郭テーブルに基づき塗り
    潰しを行う塗り潰し手段を選択する、 ことを特徴とする請求項(3)記載の画像処理装置の画
    像処理方法。
JP63210452A 1988-08-26 1988-08-26 画像処理装置および画像処理装置の画像処理方法 Expired - Fee Related JP2710350B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57157370A (en) * 1981-03-25 1982-09-28 Fujitsu Ltd Dot extraction processing system in closed loop
JPS61256483A (ja) * 1985-05-09 1986-11-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 扇形図形のぬりつぶし回路

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