JPH0661960B2 - ドツト補間制御装置 - Google Patents

ドツト補間制御装置

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JPH0661960B2
JPH0661960B2 JP59086371A JP8637184A JPH0661960B2 JP H0661960 B2 JPH0661960 B2 JP H0661960B2 JP 59086371 A JP59086371 A JP 59086371A JP 8637184 A JP8637184 A JP 8637184A JP H0661960 B2 JPH0661960 B2 JP H0661960B2
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はドツトマトリクス構造の文字フオント情報を扱
う文書作成装置、文字出力装置等に用いられるドツト補
間制御装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
文書作成装置等、規定されたドツトマトリクス構成の文
字フオントを扱う装置に於いて、規定されたドツトマト
リクス構成の文字フオントを或る倍率で拡大・縮小する
ことのできる機能をもたせる場合、従来では、第1図
(a)乃至(b)に示すように、原文字パターンドツトsd…
から、単純にドツトを増加、又は削除する、所謂、単純
拡大縮小方式が採られていた。
このような従来の拡大・縮小手段は、比較的簡単かつ安
価に実現できるが、例えば斜線部分に於ける階段状の形
成部(括れ)が目立つ等。出力されるパターン形状が本
来の表現すべき文字形態から逸れてしまい、認識し難い
不自然な文字表現になつてしまうという不都合があつ
た。
また、上記したような従来のドツト補間手段に於いて
は、原文字パターン、又は任意の拡大・縮小倍率をもつ
文字パターンを任意の角度をもつて斜形化、又は転回さ
せた変形字体を得たい際に、これを容易に得ることがで
きず、又その変形範囲を大幅に制約しても、変換された
文字パターンに歪みが生じ、変換精度が大幅に低下して
忠実性の高いパターン変換を行なうことができないとい
う不都合があつた。
〔発明の目的〕
本発明は上記実情に鑑みなされたもので、比較的簡単な
構成により、任意の文字を任意の倍率をもつて高い文字
品質を保ち拡大・縮小できるとともに、任意の文字を任
意の傾斜をもつて歪みなく忠実に回転、斜形化でき、文
字の拡大・縮小、転回、斜形化等の各種のパターン変換
を高精度のドツト補間処理により高速に行なうことので
きるドツト補間制御装置を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は、所定ドツトマトリクス構成の文字パターンを
少なくとも主走査方向又は副走査方向にドツト補間する
ドツト補間装置に於いて、補間ドツトのイニシヤルアド
レスを指定する一対のレジスタ、主走査方向のドツト刻
み幅を指定する一対のレジスタ、副走査方向のドツト刻
み幅を指定する一対のレジスタを持ち、これら各レジス
タに、指定された回転角、又は斜角に従う特定の三角関
数データを選択的に含むX成分、Y成分の各データを対
にセツトして、これら各レジスタの内容に従う主走査、
副走査により、指定角度に従う転回文字、斜形化文字等
のドツト補間を行なう構成としたもので、これにより、
比較的簡単な構成にて、任意の文字を任意の拡大縮小倍
率をもつて高文字品質を損うことなく、拡大・縮小でき
るとともに、任意の文字を任意の斜傾をもつて歪みなく
忠実に、転回、斜形化でき、文字の拡大・縮小、転回、
斜形化等、各種のパターン変換を高精度のドツト補間に
より、高速に行なうことができる。
〔発明の実施例〕
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第2図は本発明の一実施例を示す回路ブロツク図であ
る。図中、10はシステム全体の制御を司るCPU、11
はメインメモリ(MM)、12はCPUバスである。1
3は表示制御回路(CRT−C)、14はフレームメモ
リ(FM)、15はパラレルーシリアル変換回路、16
はCRT表示部、17は印字制御部、18はラインバツ
フア、19はシリアルドツトプリンタである。
21はパターン変換時に於ける変換後の副走査方向(第
6図の符号Ss参照)の幅(主走査の間隔×回数)に相
当するサイズ(Vsize;第7図参照)を表わすレジス
タ、22は同主走査方向(第6図の符号Sm参照の幅に
相当するサイズ(Hsize;第7図参照)を表わすレジス
タである。23は上記レジスタ21の内容に従う長さを
もつて下線、傍線のドツトパターンを発生し、ラインバ
ツフア18に書込む下線/傍線制御部である。24は文
字の斜形化、転回時等に於ける指定角度に応じた角度情
報(三角関数データ)を貯える三角関数テーブルであ
る。25はパターン変換時に於いて基準文字高を越えた
変換処理後の文字パターンを上記基準文字高を単位にゾ
ーン分けするためのゾーン指定用のレジスタである。2
6及び27は文字の拡大・縮小倍率に従うドツト刻み幅
(dx,dy)を貯えるレジスタ、28はパターン変換
された文字に対し、0〜7ドツトの範囲で選択的にオフ
セツトを与えるためのオフセツトレジスタ、29はオフ
セツトレジスタ28のオフセツト値に従うドツト数をも
つてオフセツトデータ(非表示を表わす“0”)を生成
するオフセツトデータ生成部である。
31乃至49はそれぞれドツト補間アドレスを生成する
ための構成要素を成すもので、31はx成分を含む副走
査方向のドツト刻み幅(DX1)を貯えるレジスタ、3
2はx成分を含む主走査方向のドツト刻み幅(DX2)
を貯えるレジスタ、33はx成分を含む主走査方向の初
期値(イニシヤルアドレス;X1init)を貯えるレジス
タ、34はy成分を含む副走査方向のドツト刻み幅(D
Y1)を貯えるレジスタ、35はy成分を含む主走査方
向のドツト刻み幅(DY2)を貯えるレジスタ、36は
y成分を含む副走査方向の初期値(イニシヤルアドレ
ス;Yinit)を貯えるレジスタである。上記各レジスタ
31〜36に貯えられるドツト補間アドレスはそれぞれ
整数部のデータと小数部のデータからなる。
37は上記レジスタ31の内容とx成分を含む副走査方
向のドツト位置を示すレジスタ42の内容とを加算する
加算回路(ADD−A)、38は上記レジスタ32の内
容とx成分を含む主走査方向のドツト位置を示すレジス
タ44の内容とを加算する加算回路(ADD−B)、3
9は上記レジスタ34の内容とy成分を含む副走査方向
のドツト位置を示すレジスタ46の内容とを加算する加
算回路(ADD−C)、40は上記レジスタ35の内容
とy成分を含む主走査方向のドツト位置を示すレジスタ
48の内容とを加算する加算回路(ADD−D)であ
る。
41は1文字分のドツト補間処理の開始時に上記レジス
タ33の内容を選択し、以後、一回の主走査が行われる
度に加算回路37の出力を選択するデータセレクタ、4
2はデータセレクタ41で選択されたx成分を含む整数
部と小数部で表わされるドツト補間時の新たなドツトア
ドレスを貯えるレジスタ、43は主走査の開始時に上記
レジスタ42の内容を選択し、以後、1ドツト分の補間
処理毎に加算回路38の出力を選択するデータセレク
タ、44はデータセレクタ43で選択されたx成分を含
むドツト補間時の新たなドツトアドレスを貯えるレジス
タである。45は1文字分のドツト補間処理の開始時に
上記レジスタ36の内容を選択し、以後、一回の主走査
が行われる度に加算回路39の出力を選択するデータセ
レクタ、46はデータセレクタ45で選択されたy成分
を含む整数部と小数部で表わされるドツト補間時の新た
なドツトアドレスを貯えるレジスタ、47は主走査の開
始時に上記レジスタ46の内容を選択し、以後、1ドツ
ト分の補間処理毎に加算回路40の出力を選択するデー
タセレクタ、48はデータセレクタ47で選択されたy
成分を含むドツト補間時の新たなドツトアドレスを貯え
るレジスタである。49は上記各データセレクタ41,
43,45,47を制御する選択制御回路(SC)であ
る。
50は後述する補間値との比較を行なうための比較値、
すなわち、閾値(th)を貯えるレジスタである。
51は漢字を含む所定ドツトマトリクス単位(16×1
6ドツト)の文字パターンデータが格納された漢字パタ
ーンメモリ(KPM)である。52は漢字パターンメモ
リ51より読出された1文字分のドツトパターンを貯え
る。高速RAMにより構成された1文字バツフアであ
り、ここでは1文字分のドツトパターンをその周囲をオ
フドツト(“0")のビツトパターンで埋めた状態で記憶
する。53は1文字バツフア52に貯えられた文字パタ
ーンデータのうち、レジスタ44,48の各整数部の値
に従い、新たなドツトを囲む1格子4点のドツト情報を
選択的に出力するドツト選択回路である。54はビツト
選択回路53より出力される4ビツトの情報を貯えるレ
ジスタである。
55乃至57はビツト選択回路53より出力されるドツ
ト情報のパターンを認識し、4点のドツトで囲まれる新
ドツトの補間値を選択的に切換え制御するドツトパター
ン認識部(DSP)の構成要素をなすもので、55はレジ
スタ54のビツト内容から4点のドツトパターン状態で
認識し、後述する特定のドツトパターン状態である際
に、更にその周囲の特定の2格子分のドツト情報を順次
選択すべくビツト選択回路53を制御する判別制御回
路、56はこの判別制御回路55の制御でビツト選択回
路53より読出された4ビツトの情報を貯えるレジス
タ、57は判別制御回路55の制御で読出された2格子
分のドツト情報とレジスタ54のドツト情報とのドツト
パターン状態に応じた1ビツトの補間値切替選択信号を
出力するドツト判別回路である。
58はレジスタ44に貯えられた小数部の値(5ビツト
のx成分を含む主走査方向オフセツト値)とレジスタ5
4に貯えられた4点のドツト情報とドツト判別回路57
より出力される1ビツトの補間値切替選択信号とを入力
情報として、前記4点のドツト情報で囲まれた領域内に
於ける新たなドツトの補間値(Qxy)を出力する補間テ
ーブルROMであり、ここでは256Kビツト(32K×
8ビツト)のマスクROMを用い、前記した15ビツト
の読出しアドレスに従い、8ビツト(0〜255レベ
ル)の補間値を出力する。
59は補間テーブルROM58より出力される補間値と
レジスタ50に貯えられた閾値との比較をとるコンパレ
ータであり、補間値が比較値、即ち閾値を越えた際にオ
ンドツト(輝点)を示す“1”レベルの信号を出力す
る。60はコンパレータ59より出力されたドツト情報
を順次貯え、文字パターンが展開されるメモリの書込み
ドツト単位(ここでは8ビツト単位とする)毎にCPU
バス12上に出力するシフトレジスタである。
第3図乃至第11図はそれぞれ上記一実施例の動作を説
明するための図である。
第3図(a)乃至(f)はそれぞれ補間処理により生成される
新たなドツトを囲む1格子4点のドツト情報(ドツトパ
ターン)と補間テーブルROM58に設定された補間値
のレベル区分とテーブルタイプとの関係を示す図であ
り、ここでは、補間値を0〜255段階の輝度(明暗レ
ベル)で表わし、その区分された一部の領域を等高線で
示している。
第4図は前記1格子4点のドツトパターンのうち、1ド
ツトのみがオン(“1")又はオフ(“0")である際のテ
ブルタイプの選択切換例を説明するためのもので、ドツ
トパターン認識部(DSP)は、例えば周囲4点のドツ
ト(D0,D1,D2,D3)のうち、1点のみがオ
フ、即ち“0”(図では白抜きで示すD0)である際、
更にその周囲の格子の特定ドツト(Da,Db)のオン
・オフ状態を認識し、Da,Db=“1”であれば、第
3図(d)に示すようなコーナタイプのテーブル(T1)
を選択し、又、Da,Dbの少なくとも何れか一方が
“0”であれば、第3図(f)に示すような斜形タイプの
テーブル(T0)を選択する。このように、4点のドツ
ト領域内に位置する新たなドツトの補間値は、その4点
のドツトが第4図に示すような特定のパターンをなすと
き、更にその周囲のドツト状態によつて定められる。
第5図(a)乃至(d)は各種のパターン変換例を示すもの
で、図中、Smは主走査方向、Ssは副走査方向をそれ
ぞれ示し、図(a)は正体(又は長体、平体)、図(b)は斜
体、図(c)は下揃え斜体、図(d)は回転体をそれぞれ示し
ている。
第6図(a),(b)は、ドツト補間処理の出力対象即ちイメ
ージ出力対象と、その際のドツト補間時に於ける主走査
方向(Sm)及び副走査方向(Ss)との関係を説明す
るための図であり、図(a)はCRT表示の際のドツト補
間時に於ける主走査、及び副走査の方向、図(b)はプリ
ントアウトの際のドツト補間時に於ける主走査、及び副
走査の方向をそれぞれ示している。このように、CRT
表示出力時のドツト補間処理と、プリントアウト時のド
ツト補間処理とでは主走査方向と副走査方向とが互に入
替わつた状態となる。
第7図は各種設定データの対応関係を示す図である。
第8図はドツト補間処理によりパターン変換された文字
と、その文字に外接する長方形(正方形を含む)との関
係を示す図である。
第9図は各種変形文字に対する文字ピツチ(CP)及び
行ピツチ(LP)の設定例を示す図である。
第10図は各種変形文字に対する下線の展開例を示す図
である。
第11図はゾーン指定動作を説明するための図である。
ここで、一実施例の動作を説明する。ドツト補間時に於
いて、CPU10は、外部より入力されたドツト補間指定
情報に従い、各種レジスタの初期設定を行なう。即ち、
CPU10は、補間テーブルROM58より生成される補
間値との比較を行なうための比較値即ち閾値(th)を
レジスタ50にセツトした後、指定された拡大縮小倍率
に従う基準となるドツト刻み幅(dx,dy;拡大縮小
倍率の逆数値)を算出して、これをレジスタ26,27
にセツトし、更に、回転又は斜体の際は、その指定角度
に従う三角関数データ(sin,cos,tan)を三角関数テ
ーブル24にセツトする。その後、これらレジスタ2
6,27、及び三角関数テーブル24の設定データ(si
n,cos,tan)をもとに、ドツト補間アドレスを生成す
るための初期値(イニシヤルアドレス;X1init,Y1
init)、及びドツト刻み幅(DX1,DY1,DX2,
DY2)を算出し、これらのデータをレジスタ31乃至
36にセツトするとともに、拡大、転回等のパターン変
換によつて生ずる文字高、文字幅の変動に伴うVサイ
ズ、Hサイズの各データ(V size,H size)を算出
して、これをレジスタ21,22にセツトし、更に、ゾ
ーン分けが生ずる際は、そのゾーン数を算出して、この
データをレジスタ25にセツトする。更に、ドツト補間
された文字をその出力時に1〜7ドツトの範囲内で移動
させる場合(例えばドツト補間されたルビ文字、半角文
字等を例えばプリントアウト時に1〜7ドツトの範囲を
もつて上下移動させる場合等)、又はパターン変換され
た文字の主走査方向ドツト数が、その出力対象となるイ
メージメモリの書込み幅(8ドツト)の倍数とならず、
イメージメモリ側のバイト境界(書込み幅)と合わせる
必要が生じた場合等に於いては、オフセツト用のレジス
タ28に1〜7ドツトの範囲内でオフセツト値がセツト
される。
上記したような各レジスタの初期設定を終了した後、C
PU10は以下のようなドツト補間アドレスの生成処理を
開始する。
ここでは、先ず、ドツト補間が第5図(a)に示すような
正体(又は長体、平体)を出力対象として行われる場合
(例えば単純な拡大・縮小)を例にとり全体の動作を説
明する。このドツト補間時に於いては、レジスタ31に
「0」、レジスタ32のドツト刻み幅「dx」、レジスタ
33に主走査方向(Sm)の初期値「sx」、レジスタ3
4にドツト刻み幅「dy」、レジスタ35に「0」、レジ
スタ36に副走査方向(Ss)の初期値「sy」がそれぞ
れセツトされる。
ここで上記レジスタ32,34にセツトされるドツト刻
み幅(dx,dy)は拡大縮小倍率の逆数値として与えられ
る。又、レジスタ33には、〔Ix=(dx-1)/2〕で
なるIxが初期値(sx)として与えられ、レジスタ36
には、〔Iy=(dy-1)/2〕でなるIyが初期値(s
y)として与えられるもので、dx又はdyが「1」以下
のとき(即ち拡大時)は、Ix又はIyが負となつて1
文字バツフア52の原文字パターン格納領域外のアドレ
スを示し、dx又はdyが「1」以上のとき(即ち縮小
時)はIx又はIyが正となって1文字バツフア52の
原文字パターン格納領域内のアドレスを示す。又、レジ
スタ50には補間テーブルROM58より出力される補
間値と比較をとり、新ドツトの何れのレベル以上のもの
を意味のあるドツトとするかを決定するための任意レベ
ル(0〜255レベル)の比較値即ち閾値(th)がセツ
トされる。
更にCPU10は、漢字パターンメモリ51より、ドツト
補間対象となる1文字分のドツトパターンデータを読出
し、この文字パターンデータを1文字バツフア52に書
込む。この際、1文字バツフア52には、上述したよう
に、ドツト補間対象となる1文字分のドツトパターンデ
ータが、その周囲を意味の無い“0”のドツトで囲まれ
た状態で記憶される。
上記レジスタ31〜36へのデータセツト、及び1文字
バツフア52への補間対象文字パターンの取出しが終了
した後、選択制御回路49の制御の下に、レジスタ3
3,36に貯えられたイニシヤルドツトアドレスとなる
データ(sx,sy)が選択回路41,45により選択さ
れ、それぞれ対応するレジスタ42,46に貯えられ
る。更に主走査の開始にあたつて、上記レジスタ42,
46に貯えられたデータ(sx,sy)が選択回路43,4
7により選択され、それぞれ対応するレジスタ44,4
8に貯えられる。
このレジスタ44,48に貯えられたデータ(sx,sy)
はその整数部の値がビツト選択回路53に与えられ、小
数部の値が補間テーブルROM58に与えられる。
ビツト選択回路53は上記入力された整数部の値にもと
づいて1文字バツフア52より、1格子4点のドツト情
報を選択し、補間テーブルROM58に供給する。この
際、拡大時(dx,dy,<1)に於いては、ビツト選択回
路53に、1文字バツフア52の原文字パターン格納領
域外のアドレスを示す負の値が与えられることから、原
文字パターン格納領域外のドツトを含む1格子4点のド
ツト情報よりドツト選択を開始する。又、縮小時(dx,
dy>1)に於いては、ビツト選択回路53に、1文字バ
ツフア52の原文字パターン格納領域内のアドレスを示
す正の値が与えられることから、原文字パターン格納領
域内の1格子4点のドツト情報よりドツト選択を開始す
る。
補間テーブルROM58は、上記レジスタ44,48か
らの各オフセツト値(計10ビツト)と、ビツト選択回
路53からの周囲4点のドツト情報と、ドツトパターン
認識部(DSP)からの1ビツトの補間値切替選択信号と
を入力情報として、その内容に従う8ビツトの補間値
(Qxy)を出力する。この際、ビツト選択回路53より
出力された1格子4点のドツトパターンがドツトパター
ン認識部(DSP)により認識され、第4図に示す如く、
特定のドツトパターンである際は、更にその周囲の格子
の特定ドツトのオン・オフ状態を認識して、そのドツト
状態に応じた1ビツトの補間値切替選択信号を出力す
る。即ち、例えば第4図に示す如く、周囲4点のドツト
(D0,D1,D2,D3)のうち、1点のみがオフ即
ち“0”(図では白抜きで示すD0)である際は、更に
その周囲の格子の特定ドツト(Da,Db)のオン・オ
フ状態を認識し、Da,Db=“1”であれば、第3図
(d)に示すようなコーナタイプのテーブル(T1)を選
択し、又、Da,Dbの少なくとも何れか一方が“0”
であれば、第3図(f)に示すような斜形タイプのテーブ
ル(T0)を選択すべく補間値切替選択信号を出力す
る。又、周囲4点のドツト(D0,D1,D2,D3)
のうち、1点のみがオン即ち“1”(図では黒点で示す
D0)である際は、更にその周囲の格子の特定ドツト
(Da,Db)のオン・オフ状態を認識し、Da,Db
=“0”であれば、第3図(a)に示すようなコーナタイ
プのテーブル(T1)を選択し、又、Da,Dbの少な
くとも何れか一方が“1”であれば、第3図(e)に示す
ような斜形タイプのテーブル(T0)を選択すべく補間
値切替選択信号を出力する。このように、4点のドツト
領域内に位置する新たなドツトの補間値は、その4点の
ドツトが上記したような特定のパターンをなすとき、更
にその周囲のドツト状態によつて定められる。そして上
記補間テーブルROM58より出力された8ビツト(0
〜255レベル)の補間値はコンパレータ59に入力さ
れて、レジスタ36に貯えられた比較値即ち閾値と比較
され、補間値が閾値を越えていれば、意味のあるドツト
であることを示す。“1”レベルの信号を出力し、又、
補間値が閾値を越えていなければ、意味の無いドツトで
あることを示す。“0”レベルの信号を出力する。
一方、補間テーブルROM58より1ドツトの補間値が
出力された後、レジスタ44の内容とレジスタ32の内
容とが加算回路38により加算されるとともに、レジス
タ48の内容とレジスタ35の内容とが加算回路40に
より加算され、その各加算結果のデータが選択制御回路
49の制御のもとにそれぞれ対応するデータセレクタ4
3,47により選択されて、レジスタ44,48に貯え
られる。この際、主走査方向のドツト刻み幅を示すレジ
スタ32,35のうち、レジスタ32には、指定された
拡大縮小倍率に従うドツト刻み幅(dx)が設定されてい
るが、レジスタ35には、正体(又は長体、平体)のド
ツト補間であることから上述した如く「0」が設定され
ており、従つて、レジスタ44の内容(ドツトアドレ
ス)は、1ドツトの補間処理毎に、指定された拡大縮小
倍率に従うドツト刻み幅(dx)をもつて逐次更新される
が、レジスタ48の内容は結果的に更新されず初期設定
時のデータがそのまま保持される。又、1回の主走査が
終了する毎に、レジスタ42の内容とレジスタ31の内
容とが加算回路37により加算されるとともに、レジス
タ46の内容とレジスタ34の内容とが加算回路39に
より加算され、その各加算結果のデータが選択制御回路
49の制御のもとにそれぞれ対応するデータセレクタ4
1,45により選択されて、レジスタ42,46に貯え
られる。この際、副走査方向のドツト刻み幅を示すレジ
スタ31,34のうち、レジスタ34には、指定された
拡大縮小倍率に従うドツト刻み幅(dy)が設定されてい
るが、レジスタ31には、正体(又は長体、平体)のド
ツト補間であることから上述した如く「0」が設定され
ており、従つて、レジスタ46の内容(ドツトアドレ
ス)は、1回の主走査が行われる毎に、指定された拡大
縮小倍率に従うドツト刻み幅(dy)をもつて更新される
が、レジスタ42の内容は結果的に更新されず初期設定
時のデータがそのまま保持される。
このようにして、順次、補間テーブルROM58より、
新たなドツトアドレスに対する補間値が出力され、この
補間値が、コンパレータ59により、レジスタ50の閾
値(th)と比較されて、新たなドツト情報が生成され
る。
そして上記コンパレータ59より出力された補間処理後
の新ドツト情報は、順次、シフトレジスタ60に貯えら
れ、1バイト単位でCPUバス12上に送出される。
この際、CPUバス12上に送出されるドツト補間処理
された文字パターンデータが、例えばプリントアウト用
として印字制御部17のラインバツフア18に書込まれ
る場合であつて、かつオフセツトレジスタ28に1〜7
ドツト範囲内のオフセツト値がセツトされている場合
(例えばドツト補間されたルビ文字をプリントアウト時
に(i=1,2,…,7)ドツト下方へ移動させる場
合)、又は、パターン変換された文字の主走査方向ドツ
ト数が、その出力対象となるイメージメモリの書込み幅
(8ドツト)の倍数とならず、イメージメモリ側のバイ
ト境界(書込み幅)と合わせる必要が生じ、オフセツト
レジスタ28に、そのオフセツト値(i)が設定されてい
る場合等に於いては、そのオフセツトレジスタ28のオ
フセツト値(i)に従い、オフセツトデータ生成部29よ
りオフセツトデータ(i個の“0”)が生成されて、該
データが主走査の開始に先立ち、シフトレジスタ60に
セツトされ、その後に続いてドツト補間されたデータ即
ち、変換処理された文字パターンドツトが書込まれる。
上記した動作は正体(又は長体、平体)を出力対象とし
た場合であつたが、例えば回転体を出力対象とした場合
のドツト補間アドレスの生成処理時に於いては、レジス
タ31〜36の全てに、指定回転角に従う三角関数テー
ブル24内の所定三角関数データが一要素として含まれ
るデータがセツトされる。
即ち、指定された回転角を〔θ〕、原フオントのx方
向ドツト数を〔a+1〕、原フオントのy方向ドツト数
を〔b+1〕とすると、 レジスタ31には、DX1=−dy・sinθ レジスタ32には、DX2= dx・cosθ レジスタ34には、DY1= dy・cosθ レジスタ35には、DY2=−dx・sinθ がそれぞれセツトされる。
又、レジスタ33(X1init)、及びレジスタ36(Y
1init)には、 (1)、0゜≦θ≦90゜のとき、 (2)、90≦θ≦180゜のとき、 (3)、180゜≦θ≦270゜のとき、 (4)、270゜<θ<360゜のとき、 をそれぞれセツトする。
上述の如くして、転回角度(θ)に従う三角関数デー
タを含むドツト刻み幅、イニシヤルアドレス等の各設定
値(DX1,DX2,DY1,DY2,X1init,Y1
init)を算出し、それぞれ対応するレジスタ31〜36
にセツトした後、上述したような主走査方向、及び副走
査方向に対するドツト補間アドレス生成処理を順次実行
することにより、指定角度(θ)に従つた転回文字パ
ターンドツトが得られる。
又、斜形化文字を出力対象とした場合のドツト補間アド
レスの生成処理時に於いては、レジスタ31〜36のう
ちの特定のレジスタに、指定傾斜角に従う三角関数テー
ブル24内の所定三角関数データを一要素として含んだ
データがセツトされる。
即ち、指定された斜体角〔θ〕、原フオントのx方向
ドツト数を〔a+1〕、原フオントのy方向ドツト数を
〔b+1〕とすると、 0゜<θ<90゜の範囲で、 レジスタ31には、DX1=dx・tanθ レジスタ32には、DX2=dx レジスタ34には、DY1=dy レジスタ35には、DY2=0 がそれぞれセツトされ、 又、レジスタ33には レジスタ36には、 がそれぞれセツトされる。
上述の如くして、傾斜角度〔θ〕に従う三角関数デー
タを含むドツト刻み幅、イニシヤルアドレス等の各設定
値(DX1,DX2,DY1,DY2,X1init,Y1
init)を算出し、それぞれ対応するレジスタ31〜36
にセツトした後、上述したような主走査方向、及び副走
査方向に対するドツト補間アドレス生成処理を順次実行
することにより、指定角度(θ)に従つて斜形化され
た斜体文字パターンドツトが得られる。
上述したような、指定角度(θ)に従う三角関数デー
タを含むドツト刻み幅、イニシヤルアドレス等の各設定
値(DX1,DX2,DY1,DY2,X1init,Y1
init)をもとに、上述したような主走査方向、及び副走
査方向に対するドツト補間アドレス生成処理を順次実行
して、その生成されたドツト補間アドレスをもとに新た
なドツト情報を得る。この新たなドツト情報は、上記同
様に、順次シフトレジスタ60に貯えられ、バイト(8
ビツト)単位でCPUバス12を経由し、出力対象とな
る。例えば印字制御部17のラインバツフア18に書込
まれる。
この際、ラインバツフア18は、通常印字文字高のドツ
ト構成に対応するビツト幅(例えば縦8×3=24ドツ
ト)で構成されており、従つて上述したような回転体文
字、斜体文字等の変形文字に対しては、縮小パターンの
場合を除き、24ドツトのサイズには収まらない。そこ
で、このような場合は、上述したレジスタ初期設定の際
に、新たに生成される文字パターンを複数のゾーンに分
けるべく、CPU10が、指定された変換字体及びその角
度、拡大縮小倍率等をもとに変換された文字に対しての
ゾーン数を算出し、このゾーン数を表わすデータをゾー
ン指定用のレジスタ25にセツトして、ゾーン単位のパ
ターン書込み毎に上記レジスタ25の内容をデクリメン
ト(−1)し、その内容が「0」となるまでは、各ゾー
ンデータを同一文字パターンとして扱う。即ち、ゾーン
指定用レジスタ25により指定されたゾーンに対して
は、その各パターン間に空白エリア(即ち行間隔)を介
在させず、連続するビツト印字指定を行なう。この際の
ゾーン分けの一例を第11図に示している。
上記ゾーン数の算出手段は、第7図、及び第8図に示す
ように、指定された、回転角度/斜体角度/拡大縮小倍
率等から、変換(変形)された文字に対して外接するx
・y方向の長方形(正方形を含む)の大きさを求め、そ
の方形の互に接する2辺の各ドツト数(x・yドツト
数)を求めて、これを前述したレジスタ初期設定の際
に、Vサイズ(Vsize)、Hサイズ(Hsize)のデータと
して、レジスタ21,22にセツトしておくことによ
り、容易に認識できる。即ち、或る角度をもつて変換さ
れた文字に対しては、その文字の書込み(取扱い)が、
当該文字に外接する水平・垂直線上の長方形のエリアを
ベースとして行われるもので、例えばプリントアウトの
際のドツト補間処理時に於いては、レジスタ22に貯え
られたHサイズ(Hsize)のデータをラインバツフア1
8のビツト幅「24」で除算することにより、容易に上
記ゾーン数を求めることができ、又、表示出力の際のド
ツト補間処理時に於いては、レジスタ21に貯えられた
Vサイズ(V size)のデータを1表示行のビツト幅
「24」で除算することにより、容易にゾーン数を求め
ることができる。
又、上記ゾーン指定用のレジスタ25に任意のゾーン指
定データを固定的に付与することにより、指定された同
一ゾーンのイメージデータを連続的に繰返しイメージ展
開することができる。これにより、上記ドツト補間処理
によつて変形された文字パターンを更に、その一部又は
全部を冗長化した変形文字パターンとして印字又は表示
出力することもできる。
又、上記したVサイズ(Vsize)、Hサイズ(Hsize)
のデータは、文字ピツチの設定時、下線/傍線の処理時
等に於いても参照される。即ち、上記したような、走査
方向に任意の傾斜角度をもつドツト補間によつて得られ
る斜形、転回等の文字は、その文字全体の高さ(文字
高)及び幅(文字幅)が、傾斜角度、更にはそれに加え
た拡大縮小倍率等によつて様々に変化する。従つて上記
したような変形文字を通常の行、桁方向(x,y方向)
をもつてイメージ出力した際、文字ピツチ、更には下線
/傍線等を、既存の固定的なパラメータ指定手段で定め
ることができない。
そこで、ここでは、文字ピツチ、下線/傍線等の処理に
対しても上述したような外接する長方形を文字のボデイ
フエースとして取扱う。以下にこれらの処理手段を説明
する。
先ず文字ピツチの処理動作を説明する。上述の如くし
て、1文字分のドツト補間処理が行われ、その新たに生
成された1文字分のドツトイメージが、出力対象となる
例えば印字制御部17内のラインバツフア18に展開さ
れる(書込まれる)度に、CPU10は、レジスタ21の
内容(Vsize)が更新されたか否かを判断する。そし
て、上記レジスタ21の内容が更新されていなければ、
レジスタ21に貯えられたデータ(Vsize)に、更にそ
の1/2の値を加えたデータを文字ピツチを示す制御デ
ータとして印字制御部17に供給し、ラインバツフア1
8上に展開される文字のピッチを制御する。又、上記レ
ジスタ21の内容が更新される際は、その更新前のデー
タを特定レジスタ領域に保管しておき、その更新時に於
いて特定レジスタ領域に保管した更新前のデータと更新
されたデータとの和の1/4の値を、更に上記レジスタ
21に貯えられた更新後のデータに加え、これを文字ピ
ツチを示す制御データとして印字制御部17に供給し、
ラインバツフア18上に展開される文字のピツチを制御
する。
このように、或る角度をもつて変換された文字に対して
は、その文字の書込み(取扱い)が当該文字に外接する
水平・垂直線上の長方形のエリアをベースとして行われ
ることから、その長方形の横幅(プリントアウトの場合
はVsize、表示出力の場合はHsize)をもとに、隣接す
る文字との間のピツチが定められる。行ピツチに対して
も上記同様のピツチ制御が行なわれる。この際の各種変
形文字に対する文字ピツチ(CP)、及び行ピツチ(L
P)の設定例を第9図に示している。
尚、上記したピツチ制御は、常に隣接する文字の占める
エリア(外接する長方形)を考慮しながらピツチを定め
たが、処理を簡素化するため、単純にその時々のレジス
タ21(又はレジスタ22)値をもとにピツチを定める
制御手段をとつてもよい。
次に、上記した外接する長方形をもとに、下線/傍線を
出力する際の動作を説明する。この際、プリントアウト
の場合は、レジスタ21に貯えられたデータ(Vsize)
が参照され、表示出力の場合は、レジスタ22に貯えら
れたデータ(Hsize)が参照される。ここではプリント
アウトの場場合を例にとつて下線/傍線の処理動作を説
明する。印字制御部17に設けられた下線/傍線制御部
23は、CPUバス12を介して入力される印字制御情
報に含まれる下線/傍線の指示に従い、ラインバツフア
18上に下線又は傍線のドツトを展開するが、上述した
ような転回、斜体等の変形文字に対しては通常の文字幅
によるライン展開では対応がとれない。そこでレジスタ
21の内容(Vsize)を常時入力し、下線/傍線の指示
があると、そのときのレジスタ21の更新データ内容に
従うライン長をもつて下線/傍線のドツトパターンを生
成し、ラインバツフア18上に該当文字に対応させてパ
ターン展開する。この際の各種変形文字に対する下線の
展開例を第10図に示す。
〔発明の効果〕
以上詳記したように本発明によれば、所定ドツトマトリ
クス構成の文字パターンを少なくとも主走査方向又は副
走査方向にドツト補間するドツト補間装置に於いて、補
間ドツトのイニシヤルアドレスを指定する一対のレジス
タ、主走査方向のドツト刻み幅を指定する一対のレジス
タ、副走査方向のドツト刻み幅を指定する一対のレジス
タを持ち、これら各レジスタに、指定された回転角、又
は斜角に従う特定の三角関数データを選択的に含むx成
分、y成分の各データを対にセツトして、これら各レジ
スタの内容に従う主走査、副走査により、指定角度に従
う転回文字、斜形化文字等のドツト補間を行なう構成と
したことにより、比較的簡単な構成にて、任意の文字を
任意の拡大縮小倍率をもつて高文字品質を損うことな
く、拡大・縮小できるとともに、任意の文字を任意の傾
斜をもつて歪みなく、忠実に転回、斜形化でき、文字の
拡大・縮小、転回、斜形化等、各種のパターン変換を高
精度のドツト補間により、高速に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)乃至(c)は、それぞれ従来のドツト補間処理手
段を説明するための図、第2図は本発明の一実施例に於
ける要部の構成を示すブロツク図、第3図乃至第11図
はそれぞれ上記実施例の動作を説明するためのもので、
第3図(a)乃至(f)はそれぞれドツト補間処理により生成
される新たなドツトを囲む1格子4点のドツト情報(ド
ツトパターン)と補間テーブルROMに設定された補間
値のレベル区分とテーブルタイプとの関係を示す図、第
4図はテーブルタイプの選択切替動作を説明するための
図、第5図(a)乃至(d)はそれぞれパターン変換例を示す
図、第6図(a),(b)はCRT表示の際の主・副走査方向
とプリントアウトの際の主・副走査方向とを対比して示
す図、第7図は各種設定データの関係を示す図、第8図
はドツト補間処理によりパターン変換された文字と、そ
の文字に外接する長方形との関係を示す図、第9図は各
種変形文字に対するピツチ及び行ピツチの設定例を示す
図、第10図は各種変形文字に対する下線の展開例を示
す図、第11図はゾーン分け手段を説明するための図で
ある。 10……CPU、11……メインメモリ(MM)、12…
…CPUバス、13……表示制御回路(CRT−C)、
14……フレームメモリ(FM)、15……パラレルー
シリアル変換回路(P−S)、16……CRT表示部、
17……印字制御部、18……ラインバツフア、19…
…シリアルドツトプリンタ、21,22,25,26,
27,28,31,32,33,34,35,36,4
2,44,46,48,50,54,56……レジス
タ、23……下線/傍線制御部、24……三角関数テー
ブル、29……オフセツトデータ生成部、37,38,
39,40……加算回路(ADD−A,ADD−B,A
DD−C,ADD−D)、41,43,45,47……
データセレクタ、49……選択制御回路(SC)、51
……漢字パターンメモリ(KPM)、52……1文字バ
ツフア、53……ビツト選択回路、55……判別制御回
路、57……ドツト判別回路、58……補間テーブルR
OM、59……コンパレータ、60……シフトレジス
タ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定ドットマトリクス構成の文字パターン
    を少なくとも主走査方向又は副走査方向にドット補間す
    るドット補間装置に於いて、文字のドット刻み幅、サイ
    ズ、及び角度成分の情報をもとに主走査方向の初期値及
    びドット刻み幅を算出する第1の演算手段と、この第1
    の演算手段により算出された主走査方向の初期値を記憶
    する第1の記憶手段と、前記第1の演算手段により算出
    された主走査方向のドット刻み幅を記憶する第2の記憶
    手段と、前記主走査方向のドット位置情報を貯える第3
    の記憶手段と、前記第1の記憶手段に貯えられた情報を
    前記第3の記憶手段に初期設定した後、前記第2,第3
    の記憶手段の内容をもとに主走査方向のドット位置を算
    出し前記第3の記憶手段に貯える第2の演算手段と、文
    字のドット刻み幅、サイズ、及び角度成分の情報をもと
    に副走査方向の初期値及びドット刻み幅を算出する第3
    の演算手段と、この第3の演算手段により算出された副
    走査方向の初期値を記憶する第4の記憶手段と、前記第
    3の演算手段により算出された副走査方向のドット刻み
    幅を記憶する第5の記憶手段と、前記副走査方向のドッ
    ト位置情報を貯える第6の記憶手段と、前記第4の記憶
    手段に貯えられた情報を前記第6の記憶手段に初期設定
    した後、前記第5,第6の記憶手段の内容をもとに副走
    査方向のドット位置を算出し前記第6の記憶手段に貯え
    る第4の演算手段とを具備し、前記第3,第6の記憶手
    段に貯えられた各ドット位置情報に従い斜体文字又は転
    回文字のパターン変換処理を実行することを特徴とした
    ドット補間制御装置。
JP59086371A 1984-04-28 1984-04-28 ドツト補間制御装置 Expired - Lifetime JPH0661960B2 (ja)

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KR1019850000080A KR900004892B1 (ko) 1984-04-28 1985-01-09 도트 보간장치
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