JPH06143502A - 積層樹脂製袋 - Google Patents
積層樹脂製袋Info
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- JPH06143502A JPH06143502A JP3269497A JP26949791A JPH06143502A JP H06143502 A JPH06143502 A JP H06143502A JP 3269497 A JP3269497 A JP 3269497A JP 26949791 A JP26949791 A JP 26949791A JP H06143502 A JPH06143502 A JP H06143502A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 肉厚が０．１〜１０μｍのガスバリヤー性樹
脂を最内層とし、これと最外層の基材を肉厚が１０〜６
０μｍのエチレン系樹脂接着剤層を介して接着積層され
てなるラミネート物素材とし、これをダイロール方式の
自動充填包装機にてヒートシールした袋。 【効果】 ヒートシール温度がガスバリヤー性樹脂の融
点より低い温度であっても、ダイロール方式の自動充填
包装機によるヒートシールであると、１，０００〜６，
０００ｇ／１５ｍｍ幅と高いヒートシール強度が得られ
る。
脂を最内層とし、これと最外層の基材を肉厚が１０〜６
０μｍのエチレン系樹脂接着剤層を介して接着積層され
てなるラミネート物素材とし、これをダイロール方式の
自動充填包装機にてヒートシールした袋。 【効果】 ヒートシール温度がガスバリヤー性樹脂の融
点より低い温度であっても、ダイロール方式の自動充填
包装機によるヒートシールであると、１，０００〜６，
０００ｇ／１５ｍｍ幅と高いヒートシール強度が得られ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ジュース、液体スープ
等の着香成分を含有する食品、湿布薬、膏薬等の医薬品
等の内容物の変質を防止し、かつ、ヒートシール性の優
れた三方ないし四方ヒートシール袋に関するものであ
る。
等の着香成分を含有する食品、湿布薬、膏薬等の医薬品
等の内容物の変質を防止し、かつ、ヒートシール性の優
れた三方ないし四方ヒートシール袋に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の包装材としては最内層が
ポリエチレンかエチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレ
ン・アクリル酸共重合体フィルムで基材がアルミニウム
箔、ポリアミド等のガスバリヤー性材を積層したラミネ
ート物が使用されている。このラミネート物に、前記食
品、医薬品を充填し、ダイロール方式の自動充填包装機
または熱板方式の自動充填包装機で三方ないし四方をヒ
ートシールして試験している。
ポリエチレンかエチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレ
ン・アクリル酸共重合体フィルムで基材がアルミニウム
箔、ポリアミド等のガスバリヤー性材を積層したラミネ
ート物が使用されている。このラミネート物に、前記食
品、医薬品を充填し、ダイロール方式の自動充填包装機
または熱板方式の自動充填包装機で三方ないし四方をヒ
ートシールして試験している。
【０００３】
【従来技術の欠点】これら食品、薬材の袋に用いられた
積層フィルムの最内層のポリエチレンは、成形加工時に
各種添加剤が加えられており、この添加剤が溶出し、包
装された内容物に移行する。又、内容物の着香成分がエ
チレン系樹脂へ吸着され、内容物が変質するという問題
がある。
積層フィルムの最内層のポリエチレンは、成形加工時に
各種添加剤が加えられており、この添加剤が溶出し、包
装された内容物に移行する。又、内容物の着香成分がエ
チレン系樹脂へ吸着され、内容物が変質するという問題
がある。
【０００４】この様な問題を改善するため、ポリエチレ
ンテレフタレート、ナイロン−６、ナイロン６，６等の
ガスバリヤー性樹脂を包装材の最内層に用いると上記問
題は解決するが、これらガスバリヤー性樹脂の融点が２
３８〜２８２℃と高く、ヒートシール性が悪い為、一般
の熱板式ヒートシール及びインパルスシール式によるシ
ール方式では、ヒートシール温度に高温（２４８〜３０
０℃）が必要となり、積層フィルムの表面層が熱で収縮
し外観が悪くなったり、包装スピードが極端に低下す
る。又高温でシールしたとしてもシール強度が不十分
（３０〜５００ｇ／１５ｍｍ幅）で実用上使用が困難で
ある。
ンテレフタレート、ナイロン−６、ナイロン６，６等の
ガスバリヤー性樹脂を包装材の最内層に用いると上記問
題は解決するが、これらガスバリヤー性樹脂の融点が２
３８〜２８２℃と高く、ヒートシール性が悪い為、一般
の熱板式ヒートシール及びインパルスシール式によるシ
ール方式では、ヒートシール温度に高温（２４８〜３０
０℃）が必要となり、積層フィルムの表面層が熱で収縮
し外観が悪くなったり、包装スピードが極端に低下す
る。又高温でシールしたとしてもシール強度が不十分
（３０〜５００ｇ／１５ｍｍ幅）で実用上使用が困難で
ある。
【０００５】すなわち、これら袋を保管や輸送のために
何段も積み重ねたとき、袋にかかる荷重により袋のヒー
トシール部が剥れる欠点がある。
何段も積み重ねたとき、袋にかかる荷重により袋のヒー
トシール部が剥れる欠点がある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、収納される
内容物の変質、着香成分の包装材への移行を防止し、袋
のヒートシール強度の高い包装袋を提供するものであ
る。
内容物の変質、着香成分の包装材への移行を防止し、袋
のヒートシール強度の高い包装袋を提供するものであ
る。
【０００７】
【課題を解決する具体的手段】肉厚が０．１〜１０μｍ
のガスバリヤー性樹脂を最内層とし、これと最外層の基
材を肉厚が１０〜６０μｍのエチレン系樹脂接着剤層を
介して接着積層されてなるラミネート物素材とし、これ
をダイロール方式の自動充填包装機にて三方ないし四方
をヒートシールして得られたシール強度が１，０００〜
６，０００ｇ／１５ｍｍ幅の積層樹脂製袋を提供するも
のである。
のガスバリヤー性樹脂を最内層とし、これと最外層の基
材を肉厚が１０〜６０μｍのエチレン系樹脂接着剤層を
介して接着積層されてなるラミネート物素材とし、これ
をダイロール方式の自動充填包装機にて三方ないし四方
をヒートシールして得られたシール強度が１，０００〜
６，０００ｇ／１５ｍｍ幅の積層樹脂製袋を提供するも
のである。
【０００８】ガスバリヤー性樹脂フィルムとしては、ポ
リエチレンテレフタレート系樹脂、ポリブチレンテレフ
タレート系樹脂、グルコース変性ポリエチレンテレフタ
レート系樹脂、酸変性ポリエチレンテレフタレート系樹
脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ナイロン６、ナイロ
ン６，６等のポリアミド系樹脂、ポリビニリデン塩化物
樹脂、ポリビニル樹脂、ポリビニルアセテート系樹脂、
ポリアセタール系樹脂、ポリアクリロニトリル系樹脂、
エチレン−ビニルアルコール系樹脂である。
リエチレンテレフタレート系樹脂、ポリブチレンテレフ
タレート系樹脂、グルコース変性ポリエチレンテレフタ
レート系樹脂、酸変性ポリエチレンテレフタレート系樹
脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ナイロン６、ナイロ
ン６，６等のポリアミド系樹脂、ポリビニリデン塩化物
樹脂、ポリビニル樹脂、ポリビニルアセテート系樹脂、
ポリアセタール系樹脂、ポリアクリロニトリル系樹脂、
エチレン−ビニルアルコール系樹脂である。
【０００９】これらの中でも、非結晶性ないし低結晶性
ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリブチレンテレ
フタレート系樹脂、エチレン−ビニルアルコール系樹脂
が好ましい。エチレン−ビニルアルコール系樹脂はエチ
レン含有量が４０〜６０モル％のものが好ましい。４０
モル％未満ではヒートシールに要する温度が高くなるた
め実用的でなく、また６０モル％を越える場合には、内
容物の着香成分を吸着する傾向が高くなる。このガスバ
リヤー性樹脂は、ＡＳＴＭ Ｄ３９８５（２０℃、相対
湿度６５％の条件下、厚み１２μｍのもの）規格で１〜
１００ｃｃ／ｍ 2 ２４時間・気圧のものもある。
ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリブチレンテレ
フタレート系樹脂、エチレン−ビニルアルコール系樹脂
が好ましい。エチレン−ビニルアルコール系樹脂はエチ
レン含有量が４０〜６０モル％のものが好ましい。４０
モル％未満ではヒートシールに要する温度が高くなるた
め実用的でなく、また６０モル％を越える場合には、内
容物の着香成分を吸着する傾向が高くなる。このガスバ
リヤー性樹脂は、ＡＳＴＭ Ｄ３９８５（２０℃、相対
湿度６５％の条件下、厚み１２μｍのもの）規格で１〜
１００ｃｃ／ｍ 2 ２４時間・気圧のものもある。
【００１０】この最内層（Ａ）のガスバリヤー性樹脂の
厚みは、０．１〜１０μであり、好ましくは１〜３μｍ
である。基材層（Ｃ）としては、ポリエチレンテレフタ
レートフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリアミド
フィルム、ＢＯＰＰ、紙、アルミニウム箔等が使用で
き、これらは単独で又は２種以上を積層した構成で使用
される。
厚みは、０．１〜１０μであり、好ましくは１〜３μｍ
である。基材層（Ｃ）としては、ポリエチレンテレフタ
レートフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリアミド
フィルム、ＢＯＰＰ、紙、アルミニウム箔等が使用で
き、これらは単独で又は２種以上を積層した構成で使用
される。
【００１１】接着層のエチレン系樹脂層（Ｂ）として
は、最内層のガスバリヤー性樹脂よりもより低い融点を
有するヒートシール性が良好な樹脂が使用される。具体
的には、低密度ポリエチレン、直鎖状ポリエチレン、中
密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレン５０
モル％以上と酢酸ビニル、アクリル酸、アクリル酸エス
テル、メタクリル酸、メタクリル酸エステル等より選ば
れた単量体等を共重合して得られるエチレン共重合体樹
脂、アイオノマーなどが挙げられる。
は、最内層のガスバリヤー性樹脂よりもより低い融点を
有するヒートシール性が良好な樹脂が使用される。具体
的には、低密度ポリエチレン、直鎖状ポリエチレン、中
密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレン５０
モル％以上と酢酸ビニル、アクリル酸、アクリル酸エス
テル、メタクリル酸、メタクリル酸エステル等より選ば
れた単量体等を共重合して得られるエチレン共重合体樹
脂、アイオノマーなどが挙げられる。
【００１２】エチレン系樹脂接着層の厚みは、１０〜６
０μｍである。上記最内層のガスバリヤー性樹脂層
（Ａ）と、エチレン系樹脂接着層（Ｂ）との層間の接着
強度を高める為に、必要に応じ第１図に示すように、不
飽和カルボン酸あるいはその無水物で変性した変性ポリ
オレフィン樹脂層（Ｄ）を１〜１０μｍの厚みで設けて
も良い。
０μｍである。上記最内層のガスバリヤー性樹脂層
（Ａ）と、エチレン系樹脂接着層（Ｂ）との層間の接着
強度を高める為に、必要に応じ第１図に示すように、不
飽和カルボン酸あるいはその無水物で変性した変性ポリ
オレフィン樹脂層（Ｄ）を１〜１０μｍの厚みで設けて
も良い。
【００１３】かかる変性ポリオレフィン樹脂としては、
無水マレイン酸グラフトエチレン・酢酸ビニル共重合
体、無水マレイン酸グラフトポリエチレン、無水マレイ
ン酸ポリプロピレン、アクリル酸グラフトポリエチレ
ン、メタクリル酸グラフトポリエチレン等が利用でき
る。袋形成素材のラミネート物を製造する方法として
は、公知の押出ラミネート法、ドライラミネート法等を
単独もしくは組み合わせて利用し製造することができ
る。
無水マレイン酸グラフトエチレン・酢酸ビニル共重合
体、無水マレイン酸グラフトポリエチレン、無水マレイ
ン酸ポリプロピレン、アクリル酸グラフトポリエチレ
ン、メタクリル酸グラフトポリエチレン等が利用でき
る。袋形成素材のラミネート物を製造する方法として
は、公知の押出ラミネート法、ドライラミネート法等を
単独もしくは組み合わせて利用し製造することができ
る。
【００１４】ラミネート物の肉厚は２３〜１４０μｍ、
好ましくは６０〜１００μｍである。この図１に示され
る積層樹脂フィルムより三方シール袋を形成するには、
例えば図２に示す公知のダイロール方式の自動充填包装
機を用い、積層樹脂フィルム１の内層（Ａ）側を上側
に、基材（Ｃ）が下側となるように積層樹脂フィルム１
をガイドロール２に供給し、リード３により積層樹脂フ
ィルム１を二つ折りし、この二つ折りした積層樹脂フィ
ルム間に図示していない充填機で内容物を充填し、縦シ
ールロール４で二つ折りした積層樹脂フィルムの左端の
縦方向をヒートシールする。
好ましくは６０〜１００μｍである。この図１に示され
る積層樹脂フィルムより三方シール袋を形成するには、
例えば図２に示す公知のダイロール方式の自動充填包装
機を用い、積層樹脂フィルム１の内層（Ａ）側を上側
に、基材（Ｃ）が下側となるように積層樹脂フィルム１
をガイドロール２に供給し、リード３により積層樹脂フ
ィルム１を二つ折りし、この二つ折りした積層樹脂フィ
ルム間に図示していない充填機で内容物を充填し、縦シ
ールロール４で二つ折りした積層樹脂フィルムの左端の
縦方向をヒートシールする。
【００１５】ついで、横シール６した後、内容物を一定
量充填されたら横シールロール５で横方向にヒートシー
ルし、前記横方向のヒートシール部６をナイフ７でカッ
ティングし、内容物が充填された三方シール袋８を製造
する。四方シール型のダイロール方式の自動充填包装機
を用いれば四方シール袋が得られる。
量充填されたら横シールロール５で横方向にヒートシー
ルし、前記横方向のヒートシール部６をナイフ７でカッ
ティングし、内容物が充填された三方シール袋８を製造
する。四方シール型のダイロール方式の自動充填包装機
を用いれば四方シール袋が得られる。
【００１６】
【作用】本発明の積層樹脂製袋は、内容物と接する積層
フィルムの最内層にガスバリヤー性樹脂を使用する為、
内容物中の着香成分の吸着が防止される。又、最内層で
あるガスバリヤー性樹脂層を０．１〜１０μｍとし、こ
れと最外層の基材を肉厚が１０〜６０μｍのエチレン系
樹脂を接着剤層を介して接着積層されてなるラミネート
物素材としこれをダイロール方式の自動充填包装機にて
三方または四方をヒートシールするので、袋のヒートシ
ール強度が１，０００〜６，０００ｇ／１５ｍｍ幅と高
く、耐圧強度の高い包装袋が得られる。
フィルムの最内層にガスバリヤー性樹脂を使用する為、
内容物中の着香成分の吸着が防止される。又、最内層で
あるガスバリヤー性樹脂層を０．１〜１０μｍとし、こ
れと最外層の基材を肉厚が１０〜６０μｍのエチレン系
樹脂を接着剤層を介して接着積層されてなるラミネート
物素材としこれをダイロール方式の自動充填包装機にて
三方または四方をヒートシールするので、袋のヒートシ
ール強度が１，０００〜６，０００ｇ／１５ｍｍ幅と高
く、耐圧強度の高い包装袋が得られる。
【００１７】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
する。 〔実施例１〕二軸延伸ナイロン−６フィルム ／直鎖線
状低密度ポリエチレン（密度０．９１０ｇ／ｃｍ3 、Ｍ
ＦＲ １０ｇ／１０分）／無水マレイン酸グラフトエチ
レン・酢酸ビニル共重合体“モディック”（密度０．９
１ｇ／ｃｍ3 、ＭＦＲ ７ｇ／１０分、三菱油化（株）
の商品名）／エチレン−ビニルアルコール系共重合体樹
脂（融点約１６０℃、エチレン含有量４７モル％、エバ
ールＥＰ−Ｇ１１０：（株）クラレの商品名）の積層フ
ィルム（各層の肉厚はそれぞれ１５μｍ／５５μｍ／１
μｍ／１μｍ）を製造した。
する。 〔実施例１〕二軸延伸ナイロン−６フィルム ／直鎖線
状低密度ポリエチレン（密度０．９１０ｇ／ｃｍ3 、Ｍ
ＦＲ １０ｇ／１０分）／無水マレイン酸グラフトエチ
レン・酢酸ビニル共重合体“モディック”（密度０．９
１ｇ／ｃｍ3 、ＭＦＲ ７ｇ／１０分、三菱油化（株）
の商品名）／エチレン−ビニルアルコール系共重合体樹
脂（融点約１６０℃、エチレン含有量４７モル％、エバ
ールＥＰ−Ｇ１１０：（株）クラレの商品名）の積層フ
ィルム（各層の肉厚はそれぞれ１５μｍ／５５μｍ／１
μｍ／１μｍ）を製造した。
【００１８】この積層フィルムを用いてダイロール方式
の自動充填包装機にて１３５℃でヒートシールして、オ
レンジ果汁が２０ｍｌ入った三方シール袋（縦８０ｍ
ｍ、横７０ｍｍ、シール幅５ｍｍ）を作製した。この三
方シール袋を４０℃雰囲気中に２０日間放置し、ついで
開封し、オレンジ果汁の臭いをかぎ、次のように評価し
た：（ブランクとして、オレンジ果汁２０ｍｌを容積３
０ｍｌのガラス瓶に保存し、４０℃で２０日間放置し同
様の評価を実施した。） オレンジ果汁の香気評価方法 ○：香気良好、ガラス瓶にて保存したオレンジ果汁の香
気成分と同等の香気成分の強さを有する。 ×：リモネン等の香気が失していて香気が弱い。 結果を表１に示す。
の自動充填包装機にて１３５℃でヒートシールして、オ
レンジ果汁が２０ｍｌ入った三方シール袋（縦８０ｍ
ｍ、横７０ｍｍ、シール幅５ｍｍ）を作製した。この三
方シール袋を４０℃雰囲気中に２０日間放置し、ついで
開封し、オレンジ果汁の臭いをかぎ、次のように評価し
た：（ブランクとして、オレンジ果汁２０ｍｌを容積３
０ｍｌのガラス瓶に保存し、４０℃で２０日間放置し同
様の評価を実施した。） オレンジ果汁の香気評価方法 ○：香気良好、ガラス瓶にて保存したオレンジ果汁の香
気成分と同等の香気成分の強さを有する。 ×：リモネン等の香気が失していて香気が弱い。 結果を表１に示す。
【００１９】〔実施例２〕実施例１において、エチレン
−ビニルアルコール系共重合体樹脂の代りに低結晶性ポ
リエチレンテレフタレート樹脂（ＰＥＴ Ｇ６７６３、
イーストマンコダック（株）の商品名）に変更した他は
同様にして袋を形成し、評価した。
−ビニルアルコール系共重合体樹脂の代りに低結晶性ポ
リエチレンテレフタレート樹脂（ＰＥＴ Ｇ６７６３、
イーストマンコダック（株）の商品名）に変更した他は
同様にして袋を形成し、評価した。
【００２０】〔実施例３〕実施例１において、エチレン
−ビニルアルコール系共重合体樹脂の厚みを５μｍに変
更した他は同様に行った。
−ビニルアルコール系共重合体樹脂の厚みを５μｍに変
更した他は同様に行った。
【００２１】〔実施例４〕実施例１において、エチレン
−ビニルアルコール系共重合体樹脂の代りにポリアクリ
ロニトリル樹脂（バレックス２０９０、三井東圧化学
（株）商品名）に変更した他は同様に行った。
−ビニルアルコール系共重合体樹脂の代りにポリアクリ
ロニトリル樹脂（バレックス２０９０、三井東圧化学
（株）商品名）に変更した他は同様に行った。
【００２２】〔実施例５〕実施例１で変性ポリオレフィ
ン樹脂を用いない他は同様に行った。
ン樹脂を用いない他は同様に行った。
【００２３】〔比較例１〕実施例１において、ヒートシ
ールをダイロール方式に代えて熱板式ヒートシーラーに
変更し、表１に示す条件で行った他は同様に行って袋を
形成し、評価した。
ールをダイロール方式に代えて熱板式ヒートシーラーに
変更し、表１に示す条件で行った他は同様に行って袋を
形成し、評価した。
【００２４】〔比較例２〕実施例２でダイロール方式の
ヒートシールの代りに熱板式ヒートシーラーに変更した
他は同様に行った。
ヒートシールの代りに熱板式ヒートシーラーに変更した
他は同様に行った。
【００２５】〔比較例３〕実施例３でダイロール方式の
ヒートシールを熱板式ヒートシーラーに変更した他は同
様に行った。
ヒートシールを熱板式ヒートシーラーに変更した他は同
様に行った。
【００２６】〔比較例４〕実施例４でダイロール方式の
ヒートシールを熱板式ヒートシーラーに変更した他は同
様に行った。
ヒートシールを熱板式ヒートシーラーに変更した他は同
様に行った。
【００２７】〔比較例５〕実施例１でエチレン−ビニル
アルコール系共重合体樹脂の厚みを１５μに変更した他
は同様に行った。
アルコール系共重合体樹脂の厚みを１５μに変更した他
は同様に行った。
【００２８】〔比較例６〕実施例５でエチレン−ビニル
アルコール系共重合体樹脂を用いない他は同様に行っ
た。
アルコール系共重合体樹脂を用いない他は同様に行っ
た。
【００２９】これらの評価結果を表１に示す。
【００３０】
【表１】
【００３１】
【効果】肉厚が０．１〜１０μｍのガスバリヤー性樹脂
を最内層とし、これと最外層の基材を肉厚が１０〜６０
μｍのエチレン系樹脂接着剤層を介して接着積層されて
なるラミネート物素材とし、これをダイロール方式の自
動充填包装機にて三方ないし四方をヒートシールした袋
は、ヒートシール温度がガスバリヤー性樹脂の融点より
低い温度であってもヒートシール強度が１，０００〜
６，０００ｇ／１５ｍｍ幅と高い。
を最内層とし、これと最外層の基材を肉厚が１０〜６０
μｍのエチレン系樹脂接着剤層を介して接着積層されて
なるラミネート物素材とし、これをダイロール方式の自
動充填包装機にて三方ないし四方をヒートシールした袋
は、ヒートシール温度がガスバリヤー性樹脂の融点より
低い温度であってもヒートシール強度が１，０００〜
６，０００ｇ／１５ｍｍ幅と高い。
【図１】袋を形成するに用いる積層フィルムの断面図で
ある。
ある。
【図２】ダイロール方式の自動充填包装機を用いて三方
ヒートシール袋を製造する工程を示すフローシート図で
ある。
ヒートシール袋を製造する工程を示すフローシート図で
ある。
Ａ ガスバリヤー性樹脂最内層 Ｂ エチレン系樹脂接着層 Ｃ 基材層 Ｄ 変性ポリオレフィン層 １ 積層フィルム ２ ロール ３ リード ４ 縦シールロール（金属） ５ 横シールロール（金属） ６ シール部 ７ ナイフ ８ 三方シール袋
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成３年１１月１２日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００３０
【補正方法】変更
【補正内容】
【００３０】
【表１】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成４年１０月２１日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００３１
【補正方法】変更
【補正内容】
【００３１】
【効果】肉厚が０．１〜１０μｍのガスバリヤ−性樹脂
を最内層とし、これと最外層の基材を肉厚が１０〜６０
μｍのエチレン系樹脂接着剤層を介して接着積層されて
なるラミネ−ト素材とし、これをダイロ−ル方式の自動
充填包装機にて三方ないし四方をヒ−トシ−ルした袋
は、ヒ−トシ−ル温度がガスバリヤ−性樹脂の融点より
低い温度であってもヒ−トシ−ル強度が１，０００〜
６，０００ｇ／１５ｍｍ幅と高い。
を最内層とし、これと最外層の基材を肉厚が１０〜６０
μｍのエチレン系樹脂接着剤層を介して接着積層されて
なるラミネ−ト素材とし、これをダイロ−ル方式の自動
充填包装機にて三方ないし四方をヒ−トシ−ルした袋
は、ヒ−トシ−ル温度がガスバリヤ−性樹脂の融点より
低い温度であってもヒ−トシ−ル強度が１，０００〜
６，０００ｇ／１５ｍｍ幅と高い。
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】袋を形成するに用いる積層フィルムの断面図で
ある。
ある。
【図２】ダイロ−ル方式の自動充填包装機を用いて三方
ヒ−トシ−ル袋を製造する工程を示すフロ−シ−ト図で
ある。
ヒ−トシ−ル袋を製造する工程を示すフロ−シ−ト図で
ある。
【符号の説明】 Ａ ガスバリヤ−性樹脂最内層 Ｂ エチレン系樹脂接着層 Ｃ 基材層 Ｄ 変性ポリオレフィン層 １ 積層フィルム ２ ロ−ル ３ リ−ド ４ 縦シ−ルロ−ル（金属） ５ 横シ−ルロ−ル（金属） ６ シ−ル部 ７ ナイフ ８ 三方シ−ル袋
フロントページの続き (72)発明者 波多野 敬一 福岡県福岡市博多区祇園町11−４ 丸東産 業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 肉厚が０．１〜１０μｍのガスバリヤー
性樹脂を最内層とし、これと最外層の基材を肉厚が１０
〜６０μｍのエチレン系樹脂接着剤層を介して接着積層
されてなるラミネート物素材とし、これをダイロール方
式の自動充填包装機にて三方ないし四方をヒートシール
して得られたシール強度が１，０００〜６，０００ｇ／
１５ｍｍ幅の積層樹脂製袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26949791A JP3157561B2 (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 積層樹脂製袋 |
Applications Claiming Priority (1)
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