JPH061017B2 - 自動車のリツドロツク装置 - Google Patents

自動車のリツドロツク装置

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JPH061017B2
JPH061017B2 JP11474385A JP11474385A JPH061017B2 JP H061017 B2 JPH061017 B2 JP H061017B2 JP 11474385 A JP11474385 A JP 11474385A JP 11474385 A JP11474385 A JP 11474385A JP H061017 B2 JPH061017 B2 JP H061017B2
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JP
Japan
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opening
hook
closing knob
lid
striker
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JP11474385A
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政二 高杉
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Mazda Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車のリッドロック装置、特に詳細には、車
室内のパネル部材に形成された開口を覆うリッド部材を
ロックするリッドロック装置に関するものである。
(従来技術) 自動車の車室内のパネル部材に形成された開口(例えば
グローブボックス等)は、通常リッド部材によって覆わ
れるようになっており、そして一般にこのリッド部材
は、リッドロック装置によってロックされるようになっ
ている。
このようなリッドロック装置として従来より、例えば実
開昭59−177669号公報に示されるようなものが
知られている。このリッドロック装置は、上記開口の縁
部とリッド部材との一方にストライカを取り付け、他方
には、突起を有し回動自在とされた開閉ノブと、この開
閉ノブの回動軸線と略直交する方向に延びる軸部材と、
この軸部材に回動自在に支持され上記ストライカに係合
するフック部材とを設けてなるものである。このリッド
ロック装置において上記開閉ノブが回動操作されると、
該開閉ノブの上記突起がフック部材を押圧して回動さ
せ、それにより該フック部材がストライカから離脱し
て、リッド部材が開かれうるようになる。
ところで以上述べたリッドロック装置においては、盗難
防止のためにキーロック装置が設けられることが多い
が、この場合キーロック状態であるか、あるいはロック
解除状態であるか、外部から判断し難いことが多い。そ
のため、キーロック状態であるにもかかわらず、リッド
部材を開こうとして開閉ノブを大きな力で回動操作し、
この開閉ノブや前記フック部材を破損してしまうことが
あった。こうしてフック部材が破損されるとリッドロッ
クが解除されてしまい、リッド部材は簡単に開かれてし
まうことになる。
(発明の目的) 本発明は上記のような事情に鑑みてなされたものであ
り、キーロック時に誤って開閉ノブが大きな力で回動操
作されても、リッドロックが解除されてしまうことがな
いリッドロック装置を提供することを目的とするもので
ある。
(発明の構成) 本発明の自動車のリッドロック装置は、前述したように
パネル部材の開口の縁部とリッド部材との一方にストラ
イカが取り付けられ、他方に開閉ノブと、軸部材と、フ
ック部材とが取り付けられてなるリッドロック装置にお
いて、 上記開閉ノブ、軸部材およびフック部材とともにキーシ
リンダを取り付け、 このキーシリンダの回動軸に、キーロック時フック部材
を上記軸部材に沿って開閉ノブから離れる方向に移動さ
せ、該開閉ノブが回動されたときこの開閉ノブの前記突
起を空振りさせるカム部材を設けたことを特徴とするも
のである。
(作用) 上述のように、キーロック時開閉ノブが回動されても該
開閉ノブの突起が空振りすれば(すなわちフック部材に
当接しなければ)、フック部材が破損されることはない
から、該フック部材とストライカとの係合が解除されて
しまうことがない。
(実施例) 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を詳細に説明
する。
第1,2,3および4図は本発明の一実施例による自動
車のリッドロック装置を示すものである。まず第1図お
よび第2図に示されるように、自動車の車室内のインス
トルメントパネル10には、一例としてグローブボックス
となる開口11が形成されており、この開口11はリッド部
材12によって覆われるようになっている。このリッド部
材12は、例えばその下縁部において略水平に設けられた
揺動軸12aを中心として、第1図の矢印A方向に揺動さ
れて上記開口11を開閉する。
そしてこのリッド部材12の上縁部には、略水平に延びる
1対の張出部13が設けられ、これらの張出部13の下面に
は、支持片14の一対の水平部15が、例えばビス止め等に
よって固定されている。この支持片14の水平部15にはそ
れぞれピン受部16が形成されており、これらのピン受部
16には、開閉ノブ18を回動自在に支持するピン17の両端
が支承される。この開閉ノブ18の内側(開口11の奥方
側)には1対の突起19が設けられ、これらの突起19の基
部に設けられたピン穴20に上記ピン17が挿通されてい
る。それにより該開閉ノブ18は、このピン17の中心を回
動軸線として、リッド部材12に対して第1図の矢印B方
向に回動可能となっている。
また第1図と第3図に示されるように支持片14の垂直部
21には、上記開閉ノブ18側に突出しピン17に対して略直
交する方向に延びる軸部材22が固定されている。この軸
部材22には、支持片14から開閉ノブ18側に順次、コイル
スプリング23、第1フック部材24、第2フック部材25、
トーションばね26が嵌装されている。第1フック部材24
はフック部24aと、横方向に突出した押圧部24bと、当接
部24cとを有し、一方第2フック部材25は上記フック部2
4a、押圧部24bに対しそれぞれ反対方向を向くフック部2
5a、押圧部25bとを有している。またトーションばね26
は、その両端部がそれぞれ上記押圧部24b,25bを下側か
ら支持するように配されている。そしてコイルスプリン
グ23は、その一端が支持片14に掛止され他端がトーショ
ンばね26に掛止されることにより、このトーションばね
26と第1フック部材24および第2フック部材25を支持片
14側に引張り付勢している。なお第3図においては、支
持片14の水平部15と、リッド部材12の張出部13とは省略
されている。
またリッド部材12には、キー27によって矢印C方向に回
転されるキーシリンダ28が取り付けられており、このキ
ーシリンダ28の回動軸28aには、一例として扇形のカム
部材29が固定されている。このカム部材29は第5図に詳
しく示すように、開閉ノブ18側の面が、第1当接面29a
と、この第1当接面29aよりも手前側(開閉ノブ18側)
に突出した第2当接面29bと、これら両当接面29a,29b
を連続させる斜めの案内面29cとからなるカム面とさ
れ、このカム面が前記第1フック部材24の当接部24cに
当接する位置に配されている。
他方第1図、第2図に示されるようにインストルメント
パネル10には、開口11の上縁部において略コの字状のス
トライカ30が固定されている。リッド部材12が開かれた
状態から、該リッド部材12を揺動軸12aまわりに揺動さ
せ、開口11を閉じる位置まで押し込むと、第1、第2フ
ック部材24,25のフック部24a,25aの上端面が上記スト
ライカ30に押され、これらフック部材24,25はそれぞれ
トーションばね26の弾力に抗しながら第1図の矢印D,
E方向に回動し、フック部24a,25aはストライカ30を乗
り越えて該ストライカ30に係合する。このようにフック
部24a,25aがストライカ30に係合することにより、リッ
ド部材12は開口11を閉じた状態に保持される。このとき
キーシリンダ28の回動軸28aがロック解除の位置に設定
されているとすると、カム部材29は第3図図示の状態、
すなわちその第2当接面29bが第1フック部材24の当接
部24cと当接する状態となっている。
次いで開口11を開くため、開閉ノブ18の下端部を把持し
て手前側(第1図において右方)に引き、該ノブ18をピ
ン17まわりに回動させると、その突起19により第1、第
2フック部材24,25の押圧部24b,25bがそれぞれ下方に
押圧される。それにより第1、第2フック部材24,25
は、トーションばね26の弾力に抗してそれぞれ矢印D,
E方向に回動し、フック部24a,25aがストライカ30から
外れる。そこでこのまま開閉ノブ18を手前側に引けば、
リッド部材12は揺動軸12aまわりに揺動して、開口11を
開く状態になる。
一方、前述のようにしてリッド部材12を閉状態にしてフ
ック部24a,25aをストライカ30に係合させた後、盗難防
止のためキー27によりキーシリンダ28の回動軸28aが左
回りに(第1図においては右回りに)回動されると、該
回動軸28aに固定されたカム部材29が回動し、その第1
当接面29aが第1フック部材24の当接部24cと当接する状
態となる(第4図図示の状態)。つまりこのとき、コイ
ルスプリング23の付勢力により、第1、第2フック部材
24,25はトーションばね26とともに軸部材22に沿って支
持片14側に移動し、それらの押圧部24b,25bは、突起19
の先端よりも支持片14側に離れてしまう。したがって、
この状態下で開閉ノブ18が回動操作されても、その突起
19は上記押圧部24b,25bを押圧できず空振りしてしまう
ので、第1、第2フック部材24,25とストライカ30との
係合状態が維持され、リッド部材12を開くことはできな
い。またこのとき、キーロック状態にあることが分から
ず、開閉ノブ18が極めて大きな力で回動操作され、たと
え該開閉ノブ18が破損されるようなことがあっても、第
1、第2フック部材24,25には何ら破損が及ぶことがな
いから、リッド部材12が開かれてしまうことがない。
なお以上説明した実施例においては、2つのフック部材
24,25が設けられているが、フック部材は1つだけ設け
るようにしてもよい。そして上記実施例においては、イ
ンストルメントパネル10側にストライカ30が設けられ、
リッド部材12側に開閉ノブ18、軸部材22、フック部材2
4,25、およびキーシリンダ28が設けられているが、こ
れとは反対にリッド部材12側にストライカ30を設け、イ
ンストルメントパネル10側に開閉ノブ18、軸部材22、フ
ック部材24,25およびキーシリンダ28を設けるようにし
てもよい。
さらに上記実施例においては、コイルスプリング23によ
り第1、第2フック部材24,25を支持片14側に付勢して
いるが、上記スプリング23の代わりに圧縮スプリングを
用いて第1、第2フック部材24,25を開閉ノブ18側に付
勢するとともに、カム部材29を、第2フック部材25に開
閉ノブ18側から(第3図において下方側から)当接する
ように配し、キーロック時にはカム部材29によってこの
第2フック部材25および第1フック部材24を支持片14側
に押し込んで、突起19から離間させるようにしてもよ
い。また第1フック部材24と第2フック部材25とを、軸
部材22に沿って共に移動できるようにし、そしてカム部
材29を、当接部24cを前後方向(第3図において上下方
向)から把持し、回転されることにより該当接部24cを
前後方向に移動させるように形成しておけば、上記コイ
ルスプリング23や圧縮スプリングを省くことも可能であ
る。
(発明の効果) 以上詳細に説明した通り本発明の自動車のリッドロック
装置によれば、キーロックされたとき開閉ノブが操作さ
れても、その突起はフック部材に対して空振りするの
で、たとえ大きな力で開閉ノブが回動操作されるような
ことがあってもフック部材が破損することがなく、した
がってリッドロック状態は確実に維持され、キーロック
による盗難防止効果がより一層高められる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の一実施例装置を示す分解斜視
図と立面図、 第3図、第4図はそれぞれ、上記実施例装置のキーロッ
ク時状態とキーロック解除時状態を示す一部破断平面
図、 第5図は上記実施例装置の一部を示す斜視図である。 10…インストルメントパネル 11…開口 12…リッド部材 17…ピン 18…開閉ノブ 19…突起 22…軸部材 24,25…フック部材 28…キーシリンダ 28a…キーシリンダ回動軸 29…カム部材 30…ストライカ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車室内のパネル部材に形成された開口を覆
    うリッド部材のロック装置であって、 前記開口の縁部とリッド部材との一方にストライカが取
    り付けられ、 他方に、突起を有し回動自在とされた開閉ノブと、この
    開閉ノブの回動軸線と略直交する方向に延びる軸部材
    と、この軸部材に回動自在に支持され前記ストライカに
    係合するフック部材と、キーシリンダとが取り付けら
    れ、 前記フック部材が、前記開閉ノブの回動時この開閉ノブ
    の前記突起に押圧されて回動して前記ストライカから離
    脱するように形成され、 前記キーシリンダの回動軸に、キーロック時前記フック
    部材を前記軸部材に沿って前記開閉ノブから離れる方向
    に移動させ、該開閉ノブが回動されたとき前記突起を空
    振りさせるカム部材が設けられていることを特徴とする
    自動車のリッドロック装置。
JP11474385A 1985-05-28 1985-05-28 自動車のリツドロツク装置 Expired - Lifetime JPH061017B2 (ja)

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JPH07116875B2 (ja) * 1987-06-12 1995-12-18 日産自動車株式会社 グロ−ブボックスの施解錠操作装置

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JPS61274070A (ja) 1986-12-04

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