JPH07116875B2 - グロ−ブボックスの施解錠操作装置 - Google Patents

グロ−ブボックスの施解錠操作装置

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JPH07116875B2
JPH07116875B2 JP14677887A JP14677887A JPH07116875B2 JP H07116875 B2 JPH07116875 B2 JP H07116875B2 JP 14677887 A JP14677887 A JP 14677887A JP 14677887 A JP14677887 A JP 14677887A JP H07116875 B2 JPH07116875 B2 JP H07116875B2
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JP
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glove box
key cylinder
handle
lid
locking
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JP14677887A
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克也 角田
大輔 森岡
英秋 佐久野
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 −産業上の利用分野− 本発明は自動車のグローブボックスに関し、特に、同グ
ローブボックスの開閉体を施解錠操作するための装置に
関する。
−従来の技術− 周知のように、自動車のインスツルメントパネルに設け
るグローブボックスにおいては、例えば実開昭60−1438
56号公報に開示されているように、同グローブボックス
のリッドの幅方向中央部にロック装置及びハンドルを配
置して運転者等に開閉させるのが普通である。即ち、第
6図及び第7図は同公報に開示されたグローブボックス
であり、インスツルメントパネルAの一側に設けられる
グローブボックスのリッドBは下部をインスツルメント
パネルAに開閉可能にヒンジ接手され、同リッドBの幅
方向中央部上縁には、グローブボックス内部のストライ
カCに係合するロック装置Dが組込まれる。そして、同
ロック装置Dに対応したリッドBのエスカッション部b
には、前記ロック装置Dを強制的に解錠するハンドルE
を位置し、同ハンドルEの操作レバーeを前記ロック装
置Dのドッグdに接続している。また、図示は省略する
けれども、キイにより施解錠できるキイシリンダFは、
前記ハンドルEに近接してリッドBに付設され、キイシ
リンダFの一端をハンドルEに臨ませてある。
−発明が解決しようとする問題点− しかしながら、この構造の施解錠操作装置では、リッド
Bの幅方向中央部にロック装置Dを設けるので、インス
ツルメントパネルAにリッドBを確実に鎖錠できる利点
はあるが、ハンドルE及びキイシリンダFは運転者から
遠い位置にあるから、リッドBの開閉や施解錠の場合、
運転者は上体をリッド側に充分に延ばして操作する必要
があり、運転者にとって使い勝手のよい構造ではなかっ
た。そして、このような構造では、外観上のハンドルE
の位置は、リッドBを2分する位置となるので、インス
ツルメントパネルAの全体外観設計上、変化のない外観
となり、商品価値のある外観構成が得られ難かった。ま
た、キイによりリッドBが鎖錠された状態では、キイシ
リンダFによりハンドルEの運動が拘束されるため、そ
の施錠状態を知らずに、ハンドルEが無理に操作される
と、故障を起すおそれがあった。
本発明の目的は、以上に述べたような従来のグローブボ
ックスの施解錠操作装置の問題に鑑み、運転者にとって
使い勝手がよく、外観的な変化性に富み、ハンドルの無
理な操作により故障が起きずらいグローブボックスの施
解錠操作装置を得るにある。
−問題点を解決するための手段− この目的を達成するため、本発明は、グローブボックス
の開閉体の幅方向中央部に配置されるロック装置と、同
開閉体の運転席側に設けられるハンドルとを備えるグロ
ーブボックスにおいて、前記ロック装置を操作する操作
ロッドの操作側端部を前記ハンドルの近傍に位置される
取付フレームに摺動可能に支持し、同取付フレームに固
定したキイシリンダハウジングのキイシリンダにキイ操
作で回動制御される連係レバーを固定し、前記キーシリ
ンダの解錠時に前記ハンドルの操作レバーの運転範囲内
に位置されかつ施錠時に同操作レバーの運動範囲外に退
避される従動アーム、並びに、前記キーシリンダの解錠
時に前記操作側端部に運動範囲内に位置されかつ前記施
錠時に前記操作側端部の運動範囲外に退避される操作ア
ームを前記連係レバーに設けたグローブボックスの施解
錠操作装置を提案するものである。
−実 施 例− 以下、第1図から第5図について本発明の実施例の詳細
を説明する。
第1図から第5図において、インスツルメントパネル1
の一側に設けるグローブボックスの開閉体としてのリッ
ド2は、その下部をインスツルメントパネル1にヒンジ
接手されるものであって、その幅方向上縁中央部にはロ
ック装置3が組付けてある。このロック装置3は、前記
リッド2の内部に固定するロック装置本体4を有し、同
ロック装置本体4には戻しばね5で第5図の反時計方向
に付勢したポウル6がポウル軸7を中心として回動可能
に支持される。このポウル6はインスツルメントパネル
1の一部を形成するグローブボックス本体の開口部下面
に配置するストライカ8に係合できる一対の鎖錠爪6a,6
b及びロック装置本体4に設けるドッグ9により係止さ
れる係合部6cを有している。第1図示のように、同ドッ
グ9は付勢ばね10により前記ポウル6に向つて付勢され
た状態で前記ロック装置本体4に摺動可能に支持され、
その先端係止爪9aによりポウル6を実線示の施錠位置に
係止する。また、前記ロック装置本体4から突出される
ドッグ9の基端部9bには、後述する連係レバー11に従動
される操作ロッド12の従動側端部12aが接続される。
また、前記リッド2の上部右側表面にはエスカッション
部2aが形成され、このエスカッション部2aには手で操作
できるハンドル13が配置される。このハンドル13は、第
1図及び第3図から理解されるように、リッド2の内部
に組込む取付フレーム14のヒンジ軸15により上部を回動
可能に支持されるもので、同ヒンジ軸15に嵌めるヒンジ
スプリング16により第4図の反時計方向に付勢される。
同取付フレーム14の一部にはキイシリンダハウジング17
が一体成形されており、このキイシリンダハウジング17
には図示を省略するキイにより回転操作されるキイシリ
ンダ18が支持され、このキイシリンダ18の一端はリッド
2の表面に露呈される。そして、第3図に示すように、
前記キイシリンダハウジング17の一端にはキイシリンダ
18により強制回動される連係レバー11が支持される。こ
の連係レバー11は従動アーム11aを有し、この従動アー
ム11aの先端の運動軌跡範囲には、前記ハンドル13の上
部に直角に一体成形した操作レバー13aが臨ませてあ
る。前記連係レバー11はその基部に一体成形する弾性爪
11bをもち、この弾性爪11bの先端は前記キイシリンダハ
ウジング17の周面に接触させてあり、同弾性爪11bの移
動範囲に対応したキイシリンダハウジング17の周面には
キイシリンダハウジング17の不容易な移動を防止する突
起19が一体成形される。したがって、この突起19の存在
により連係レバー11は第3図の時計方向には一定範囲で
しか自由に回動することができないけれども、キイシリ
ンダ18により同連係レバー11が強制的に時計方向に回動
されると、弾性爪11bが突起19を乗越え、連係レバー11
が仮想線示の鎖錠位置におかれ、連係レバー11の従動ア
ーム11aはハンドル13の操作レバー13aの運動範囲外に退
却する。
一方、前記取付フレーム14には前記操作ロッド12の操作
側端部12bに固定するスライダ20を案内する案内溝21が
形成され、前述したようにドッグ9の付勢ばね10で一方
向に付勢された操作ロッド12の操作側端部12bは、前記
連係レバー11に一体成形する操作アーム11cの運動範囲
内に突出される。したがって、運転者等の手でハンドル
13が操作されると、同ハンドル13の操作レバー13aによ
り連係レバー11の従動アーム11aが下向きに押圧され、
連係レバー11が第3図の反時計方向に回動されて同連係
レバー11の操作アーム11cでスライダ20が左方向へ移動
され、操作ロッド12によりドッグ9がポウル6から退避
され、ポウル6がポウル軸7を中心として回動し、リッ
ド2が開放される。
図示実施例によるグローブボックスの施解錠操作装置
は、以上のような構造であるから、取付フレーム14に対
する連係レバー11の組立状態では、突起19の存在により
連係レバー11の第3図時計方向の自由な回動運動が抑制
され、かつ、同連係レバー11が反時計方向の回動運動が
スライダ20により規制されることになる。このため、取
付フレーム14に対してハンドル13を組付ける場合に、連
係レバー11の従動アーム11aが第3図の仮想線示のよう
に移動して、組立ミスによりハンドル13が無効化するの
を未然に防止できる。
また、組立完了後のグローブボックスのリッド2は、ロ
ック装置3により幅方向中央部を鎖錠されるので、車体
振動等に対して安定した鎖錠状態を得ることができ、ハ
ンドル13及びキイシリンダ18は運転者側に寄つたリッド
2の一側に配置されるから、運転者は手を伸ばすだけ
で、リッド2を開閉できる。即ち、リッド2を開放する
には、ハンドル13に手を掛けて引くと、このハンドル13
の操作レバー13aにより連係レバー11が第1図の時計方
向に回動され、操作ロッド12が第1図の右方向に牽引さ
れるから、付勢ばね10の力に抗してドッグ9がポウル6
から退却され、ポウル6の戻しばね5の力でストライカ
8が押出され、リッド2が開く。逆に、リッド2を閉じ
る場合にあっては、リッド2をインスツルメントパネル
1に向つて強く押圧すれば、ストライカ8の侵入により
ポウル6が第5図の時計方向へ回動され、同ポウル6の
係合部6cにドッグ9の先端爪が落込み、同ドッグ9によ
りポウル6の復帰が阻止され、リッド2がインスツルメ
ントパネル1に鎖錠されることになる。
さらに、ハンドル13によるリッド2の開放を禁止するに
は、キイによりキイシリンダ18を操作して、連係レバー
11を第3図の仮想線示の位置にすればよい。即ち、キイ
シリンダ18で連係レバー11を強制的に第3図の実線示の
位置から仮想線示の位置に移動させると、この間に連係
レバー11の弾性爪11bが突起19を乗越えるから、操作者
は感触でキイシリンダ18が鎖錠位置になったことを知る
ことができる。換言すれば、連係レバー11のこの位置で
は、連係レバー11の操作アーム11cがハンドル13の操作
レバー13aの運動軌跡外に退避されることになる。した
がって、手でハンドル13を操作しても、ハンドル13が自
由に回動するだけで、リッド2の鎖錠状態は解消されな
いから、ハンドル13が無理に操作されるのを回避でき
る。勿論、キイシリンダ18により連係レバー11を第3図
の実線示の位置に戻してリッド2を解錠状態とするとき
にも、連係レバー11の弾性爪11bが突起19を乗越えるか
ら、操作者は、感触でリッド2の解錠状態を明確に知る
ことができる。
第2図から理解できるように、図示実施例によるグロー
ブボックスの外観は、ハンドル13及びキイシリンダ18が
リッド2の一側に寄つた配置となるから、変化に富んだ
外観となり、商品性も高くなる。
なお、前記実施例においては、リッドタイプのグローブ
ボックスに本発明を施した例を説明したけれども、本発
明は、所謂バケットタイプのグローブボックスにも適用
可能であるのは指摘するまでもない。
−発明の効果− 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、外観
が変化に富み、運転者が操作し易いグローブボックスの
施解錠操作装置を得ることができる。また、本発明によ
れば、ロック時に、操作レバー及びロック装置に無理な
力が加わらず、耐久性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による施解錠操作装置の正面図、第2図
は同施解錠操作装置を組込んだグローブボックスの全体
斜視図、第3図は同施解錠操作装置の裏面図、第4図は
第1図のIV−IV線に沿う断面図、第5図は第1図のV−
V線に沿う断面図、第6図は従来のグローブボックスの
全体斜視図、第7図は第6図のVII−VII線に沿う断面図
である。 2……リッド、 3……ロック装置、 9……ドッグ、 11……連係レバー、 11a……従動アーム、 11c……操作アーム、 12……操作ロッド、 13……ハンドル、 18……キイシリンダ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐久野 英秋 東京都大田区蒲田2丁目8番2号 国産金 属工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−130576(JP,A) 特開 昭61−274070(JP,A) 実開 昭60−143856(JP,U) 実開 昭56−169062(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グローブボックスの開閉体の幅方向中央部
    に配置されるロック装置と、同開閉体の運転席側に設け
    られるハンドルとを備えるグローブボックスにおいて、
    前記ロック装置を操作する操作ロッドの操作側端部を前
    記ハンドルの近傍に位置される取付フレームに摺動可能
    に支持し、同取付フレームに固定したキイシリンダハウ
    ジングのキイシリンダにキイ操作で回動制御される連係
    レバーを固定し、前記キーシリンダの解錠時に前記ハン
    ドルの操作レバーの運動範囲内に位置されかつ施錠時に
    同操作レバーの運動範囲外に退避される従動アーム、並
    びに、前記キーシリンダの解錠時に前記操作側端部の運
    動範囲内に位置されかつ前記施錠時に前記操作側端部の
    運動範囲外に退避される操作アームを前記連係レバーに
    設けたことを特徴とするグローブボックスの施解錠操作
    装置。
JP14677887A 1987-06-12 1987-06-12 グロ−ブボックスの施解錠操作装置 Expired - Lifetime JPH07116875B2 (ja)

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JPS63312483A JPS63312483A (ja) 1988-12-20
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JPH061017B2 (ja) * 1985-05-28 1994-01-05 マツダ株式会社 自動車のリツドロツク装置

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