JPH0584245B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0584245B2
JPH0584245B2 JP61053476A JP5347686A JPH0584245B2 JP H0584245 B2 JPH0584245 B2 JP H0584245B2 JP 61053476 A JP61053476 A JP 61053476A JP 5347686 A JP5347686 A JP 5347686A JP H0584245 B2 JPH0584245 B2 JP H0584245B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiator
horizontal mounting
plate
cylindrical
upper mount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61053476A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62210126A (ja
Inventor
Takahisa Hiraide
Toshiaki Abe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP5347686A priority Critical patent/JPS62210126A/ja
Publication of JPS62210126A publication Critical patent/JPS62210126A/ja
Publication of JPH0584245B2 publication Critical patent/JPH0584245B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ラジエータの上部を車体のラジエ
ータコア上部に車体の振動を抑制可能に取付ける
ためのアツパーマウント構造に関するものであ
る。
(従来の技術) この種のアツパーマウント構造としては、例え
ば特開昭57−84223号公報に開示された様なもの
がある。この公報には、第8図乃至第10図に示
した様なラジエータのマウント構造であつて、車
体の低周波振動を抑制するためのマウント構造が
図示されている。
この第8図において、ラジエータ1は車体2の
エンジンルーム3の前端部に配設されている。そ
して、ラジエータ1の上部は車体2のフアースト
クロスメンバー4上にロアーマウントラバー5を
介して装着され、ラジエータ1の上部は車体2の
ラジエータコアサポート6の上部にアツパーマウ
ント部材7を介して取付られている。
このアツパーマウント部材7は第9図に示した
如くアツパーマウントラバー8の互いに反対側の
面に鋼板製の取付板9,10を固着したもので、
取付板部9には孔9a,9aが穿設され、取付板
10にはボルト12が植立固定されている。しか
も、ラジエータコアサポート6にはボルト11が
植立固定されている。そして、このボルト11を
孔9aに挿通した後、ボルト11の先端部にナツ
ト(図示せず)を螺合することにより、取付板9
はラジエータコアサポート6に固定される。ま
た、ボルト12をラジエータ1の上部に突設した
取付板部13の切欠溝14に挿通して、ボルト1
2の先端部にナツト(図示せず)を螺合すること
により、取付板10は取付板部13に固定され
る。
しかしながら、上述した取付板9,10はアツ
パーマウントラバー8に焼付により固着していた
ため、アツパーマウント部材7の製作に防錆処理
方法の限定等手間がかかるものであつた。
これを解決するには、例えば実開昭53−69924
号公報、又は、実開昭50−137725号公報に開示さ
れた様な板ゴムを用いて、ラジエータ1の上部を
ラジエータコアサポート6の上部に取付けること
が考えられる。この例としては第10図に示した
様なマウント構造が考えられている。
第10図は、板状でL字状のアツパーマウント
ラバー15を用いてラジエータ1をラジエータコ
アサポート6に取り付けた例を示したものであ
る。この第10図におけるアツパーマウントラバ
ー15は水平取付部15aと垂直取付部15bか
らL字に形成されている。そして、水平取付部1
5aの端部はラジエータコアサポート6にボルト
16で固定され、垂直取付部15bはラジエータ
1の取付板部13にボルト17で固定されてい
る。尚、18はボルト16の頭部16aと水平板
部15aとの間に介装された押え板、19はボル
ト17の頭部17aと垂直取付部15bとの間に
介装された押え板である。
この様なマウント構造においては、車体2が低
周波で振動させられた場合、アツパーマウントラ
バー15の水平取付部15aが第11図乃至第1
3図の破線の如く上下框に変動して、ラジエータ
1の質量により車体2の振動が抑制される。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、アツパーマウントラバー15は
水平取付部15aと垂直取付部15bの連設部
(屈曲部)が開閉して、屈曲部の角度αが変化す
る様な変形モードをとるため、アツパーマウント
ラバー15の荷重撓み特性が線形とならず非線形
となり、ラジエータ1を用いたダイナミツクダン
パの振動抑制特性が狂い易い。
また、車体2の前後方向に急激な加減速度が加
わつたような場合のほか、前部が障害物等に軽衝
突した場合、ラジエータ1の上部側が慣性力によ
りラジエータコアサポート6側に変位させられ
て、アツパーマウントラバー15の水平取付部1
5aが第13図の破線の如く上方に座屈変形する
虞れもある。この場合には、ラジエータ1がラジ
エータコアサポート6と干渉して(衝突して)、
ラジエータ1が変形したり破損したりする虞れも
ある。
そこで、この発明は、ラジエータ上部をラジエ
ータコアサポートに振動抑制可能に取付けるアツ
パーマウント部材のL字状のアツパーマウントラ
バーの荷重撓み特性を線形にでき、ラジエータが
他の部品と干渉するのを防止できるラジエータの
アツパーマウント構造を提供することを目的とす
るものである。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するため、この発明は、上部水
平取付部と此の上部水平取付部の一端部に下方に
向けて連設された垂直取付部とからなるL字状の
弾性部材製アツパーマウントラバーを設け、該ア
ツパーマウントラバーをラジエータコアサポート
の上部とラジエータ上部との間に介装したラジエ
ータのアツパーマウント構造において、筒状部と
該筒状部に連設された当板部からL字状に形成し
た支持部材の筒状部を前記上部水平取付部の一端
部に嵌着し、前記当板部を前記垂直取付部の背面
に沿わせ前記当板部を前記ラジエータ上部に取付
けると共に、前記上部水平取付部の一端部近傍の
部分に抜防止突部を設けたパツド付パネルへの部
品取付構造としたことを特徴とするものである。
(作用) この様な構成において、支持部材を上部水平取
付部に取付ける場合は、支持部材の筒状部に上部
垂直取付部を他端部側から挿入して、筒状部で抜
防止突部を弾性変形させながら此の筒状部を上部
水平取付部の一端部すなわち連設部側端部に移動
させることにより、筒状部を上部水平取付部の一
端部に嵌着する。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を第1図〜第7図に
基づいて説明する。
第7図において、20は自動車の車体、21は
車体20のフアストクロスメンバー、22は車体
20のラジエータコアサポート、23は車体20
のエンジンルーム、24はエンジンルーム23の
前端部に配設されたラジエータ、25はラジエー
タ24のロアータンク、26はラジエータ24の
アツパータンク、27はアツパータンク26に固
着された取付板部である。この取付板部27はア
ツパータンク26により上方に突出している。そ
して、第1図に示した如くラジエータコアサポー
ト22の上壁22a下面にはナツト28が溶接固
定され、取付板部27の前面にはナツト29が溶
接固定されている。また、取付板部27のナツト
29より下側部分には第2図の如く板挿入孔27
aが形成されている。
ラジエータ24のロアータンク25は第7図に
示した如くフアストクロスメンバー21上にロア
ーマウントラバー25aを介して支持され、ラジ
エータ24のアツパータンク26とラジエータコ
アサポート22との間にはアツパーマウント部材
30が配設されている。
アツパーマウント部材30は、第1図に示した
如く側面形状が略L字状に形成された板状のアツ
パーマウントラバー31(制振部材)と、金属製
の略L字状に形成されたラバー支持部材32と、
アツパーマウントラバー31の上方に配設された
金属製の押板33を備えている。
アツパーマウントラバー31は、上部水平取付
部34と此の上部水平取付部34の一端部34a
に下方に向けて連設された垂直取付部35とから
側面形状が略L字状に形成されている。しかも、
上部水平取付部34と垂直取付部35の上端部と
の連設部分には段部36が形成され、上部水平取
付部34の一端部34a近傍の部分には抜防止突
部37が突設されている。尚、38は上部水平取
付部34の他端部には上下に貫通する挿通孔であ
る。
ラバー支持部材32は、水平板部39と、水平
板部39の両側に突設された一対の折曲片40,
40と、水平板部39の後部に下方に向けて連設
された当板部41と、当板部41の下端中央に連
設され且つ水平板部39の延びる方向に折曲され
た係止爪42と、当板部41の下部側に穿設され
たボルト挿通孔43を有する。しかも、折曲片4
0,40は先端部同士が互いに突き合わせられて
筒状部44を形成している。
押板33は、基部に下方に向けて設けられた筒
部45と、両側に下方に向けて設けられた側壁4
6,46と、先端部に下方に向けて設けられた板
部47と、側壁46,46の一方に設けられた位
置決板48を有する。
この様なラバー支持部材32の筒状部44は、
上部水平取付部34の一端部34aに嵌着されて
いると共に、抜防止突部37により抜けるのが防
止されている。しかも、当板部41の上部は垂直
取付部35の背面に沿つて当接している。そし
て、係止爪42は取付板部27の板挿入孔27a
に挿入係合され、ボルト挿通孔43に挿通された
ボルト49はナツト29に螺合されている。これ
によりラバー支持部材32は、ラジエータ24の
取付板部27に固定されている。さらに、押板3
3の筒部45は上部水平取付部34の挿通孔38
に嵌合され、この上部水平取付部34は側壁4
6,46間に配設されている。また、筒部45に
挿通したボルト50は、ナツト28に螺合され
て、押板33及び上部水平取付部34をラジエー
タコアサポート22の上壁22aに固定してい
る。
次に、この様な構成のラジエータ用リザーブタ
ンク装置の作用を説明する。
この様な構成において、ラジエータ24が車体
20に対して上下に振動した場合、上部水平取付
部34の中間部のみが上下に変形して、ラジエー
タ24の上下振動を吸収する。従つて、上部水平
取付部34の中間部の荷重撓み特性が線形とな
る。
また、上部水平取付部34の中間部は板厚より
僅かに長めであるので、車体20の前後方向に急
激な加減速度が加わつたような場合や、前部が障
害物等に衝突した場合に、ラジエータ24の上部
が慣性力にによりラジエータコアサポート22側
に変位させられても、上下に座屈することがな
い。
さらに、ラバー支持部材32を上部水平取付部
34に取付ける場合は、ラバー支持部材32の筒
状部44に上部水平取付部34を他端部側から挿
入して、筒状部44で抜防止突部37を弾性変形
させながら此の筒状部44を上部水平取付部34
の一端部34aすなわち連設部側端部に移動させ
ることにより、筒状部44を上部水平取付部34
の一端部34aに簡易に嵌着することができる。
(考案の効果) この考案は、以上説明したように、筒状部と該
筒状部に連設された当板部からL字状に形成した
支持部材の筒状部を前記上部水平取付部の一端部
に嵌着し、前記当板部を前記垂直取付部の背面に
沿わせ、前記当板部を前記ラジエータ上部に取付
けると共に、前記上部水平取付部の一端部近傍の
部分に抜防止突部を設けた構成としたので、ラジ
エータ上部をラジエータコアサポートに振動抑制
可能に取付けるアツパーマウント部材を簡易に制
作できると共に、簡易にくみつけることができ
る。また、このアツパーマウント部材のL字状の
アツパーマウントラバーの荷重撓み特性を線形に
でき、ラジエータが他の部品と干渉するのを防止
できる。
しかも、支持部材の筒状部に上部垂直取付部を
他端部側から挿入して、筒状部で抜防止突部を弾
性変形させながら此の筒状部を上部水平取付部の
一端部すなわち連設部側端部に移動させることに
より、筒状部を上部水平取付部の一端部に簡易に
嵌着することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るラジエータのアツパー
マウント構造の一実施例を示す側面図、第2図は
第1図の平面図、第3図は第1図の右側面図、第
4図は第1図に示したアツパーマウント構造の要
部分解図、第5図は第4図に示したラバー支持部
材の平面図、第6図は第4図に示したラバー支持
部材の右側面図、第7図は第1図に示したアツパ
ーマウント構造を備える自動車の一部を破断して
示した部分側面図、第8図は従来のラジエータの
アツパーマウント構造の説明図、第9図は第8図
の要部分解斜視図、第10図は第9図の各部品を
組みつけて示した要部断面図、第11図〜第13
図は第8図〜第10図に示したアツパーマウント
構造の作動説明図である。 22……ラジエータコアサポート、24……ラ
ジエータ、27……取付板部、30……アツパー
マウント部材、31……アツパーマウントラバ
ー、32……ラバー支持部材、34……上部水平
取付部、35……垂直取付部、37……抜防止突
部、41……当板部、44……筒状部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上部水平取付部と此の上部水平取付部の一端
    部に下方に向けて連設された垂直取付部とからな
    るL字状の弾性部材製アツパーマウントラバーを
    設け、該アツパーマウントラバーをラジエータコ
    アサポートの上部とラジエータ上部との間に介装
    したラジエータのアツパーマウント構造におい
    て、 筒状部と該筒状部に連設された当板部からL字
    状に形成した支持部材の筒状部を前記上部水平取
    付部の一端部に嵌着し、前記当板部を前記垂直取
    付部の背面に沿わせ、前記当板部を前記ラジエー
    タ上部に取付けると共に、前記上部水平取付部の
    一端部近傍の部分に抜防止突部を設けたことを特
    徴とするラジエータのアツパーマウント構造。
JP5347686A 1986-03-11 1986-03-11 ラジエ−タのアツパ−マウント構造 Granted JPS62210126A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5347686A JPS62210126A (ja) 1986-03-11 1986-03-11 ラジエ−タのアツパ−マウント構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5347686A JPS62210126A (ja) 1986-03-11 1986-03-11 ラジエ−タのアツパ−マウント構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62210126A JPS62210126A (ja) 1987-09-16
JPH0584245B2 true JPH0584245B2 (ja) 1993-12-01

Family

ID=12943905

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5347686A Granted JPS62210126A (ja) 1986-03-11 1986-03-11 ラジエ−タのアツパ−マウント構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62210126A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07117494A (ja) * 1993-09-06 1995-05-09 Toyoda Gosei Co Ltd ラジエータサポートブラケット
KR100471489B1 (ko) * 2002-10-31 2005-03-08 현대자동차주식회사 자동차의 냉각수단 마운팅 구조
DE102010005763A1 (de) * 2010-01-25 2011-07-28 Behr GmbH & Co. KG, 70469 Lager

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6067744A (ja) * 1983-09-21 1985-04-18 Nippon Denso Co Ltd 空燃比制御方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6067744A (ja) * 1983-09-21 1985-04-18 Nippon Denso Co Ltd 空燃比制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62210126A (ja) 1987-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0326983Y2 (ja)
US5823287A (en) Mounting assembly for a transmission cross member of a motor vehicle
JPH0584245B2 (ja)
JPS6343246B2 (ja)
JP3493155B2 (ja) ダイナミックダンパー
JP3953680B2 (ja) 車両のフロントアンダランプロテクタの取付構造
JP4256414B2 (ja) ステアリングホイールのダイナミックダンパ
JPS603405Y2 (ja) 自動車のパワ−プラント支持装置
JPS5838326B2 (ja) エンジンマウントのストッパ構造
JPH11348689A (ja) 車体構造
JPH0447464Y2 (ja)
JPS6354568B2 (ja)
JP3162317B2 (ja) ダイナミックダンパ
JPH0616810Y2 (ja) 排気系マウント構造
JPH0323856Y2 (ja)
JP2003011680A (ja) ラジエータの支持構造
WO2020164033A1 (en) Bracket element attaching wheel housing to the rear parcel shelf
JP2526838Y2 (ja) エンジン支持構造
JPH0249401Y2 (ja)
JPH0749099Y2 (ja) 自動車のエンジンマウント
JP2697446B2 (ja) ラジエータの支持構造
JPS6341223Y2 (ja)
JPS6119937Y2 (ja)
JPH0238817Y2 (ja)
JP2646494B2 (ja) エンジンマウント装置