JPH057711B2 - - Google Patents

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JPH057711B2
JPH057711B2 JP59170909A JP17090984A JPH057711B2 JP H057711 B2 JPH057711 B2 JP H057711B2 JP 59170909 A JP59170909 A JP 59170909A JP 17090984 A JP17090984 A JP 17090984A JP H057711 B2 JPH057711 B2 JP H057711B2
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JP59170909A
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Hidetoshi Tanaka
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Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH057711B2 publication Critical patent/JPH057711B2/ja
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  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 イ 発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は複写機等の画像形成装置に関する。更
に詳しくは、用紙の両面又は/及び同一面に複数
回の画像形成が可能な画像形成装置に関する。
〔従来の技術〕 以下便宜上画像形成装置として複写機を例にし
て説明する。
用紙の両面に画像形成をする両面複写機能、用
紙の同一面に複数回の画像形成をする多重複写機
能を有する複写機は公知である。
具体的には複写実行機構と、該複写実行機構に
より第1回目の複写を終了した用紙を一旦収納す
る中間トレイと、その中間トレイに収納された第
1回目複写済み用紙を第2回目の複写処理(両面
複写・多重複写)のために再び複写実行機構へ給
送する機構とを有してなる。
第7図は上記のような両面・多重複写機の中間
トレイ部分の略図である。39は中間トレイであ
り、このトレイ上に不図示の複写実行機構により
第1回目の複写処理の終えた用紙P1が導入手段
38を介して導入されて収納される。マルチコピ
ー(複数枚複写)の場合は第1回目複写済み用紙
P1が順次に送り込まれてトレイ39上に次々と
堆積して収納される。上記収納された用紙P1は
その後第2回目の複写処理のために用紙1枚宛分
離給送手段40により1枚宛分離され、シートパ
ス42を介して再び複写実行機構へ給送される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、第1回目複写済み用紙P1は複写実
行機構で一般には熱ローラを通過することにより
画像定着を受けて大なり小なりカールぐせが付い
ており、中間トレイ39には第6図に少し誇張し
て示したようにそのカールぐせの付いている用紙
P1が堆積する。そのために中間トレイ39の見
掛けの用紙収納可能枚数は少なくなる。またある
程度堆積が進むと2点鎖線示のように中間トレイ
に収納された用紙P1のカールしている後端部に
次の送り込み用紙の先端部が突き当つてジヤムト
ラブル等の用紙不整送り込みを発生しやすい。
中間トレイ39に対する用紙収納可能枚数を多
くするには中間トレイ39に対する用紙送り込み
手段38の位置を高くして両者38,39間の空
間を大きくする設計をとることになるが、これに
は次のような問題がある。
中間トレイ39と用紙送り込み手段38との
間に大きな空間をとるために複写機全体の大型
化をまねく。
カールぐせのある用紙P1を多量に正しく収
納させるための機構、例えばトレイ39上に順
次に送り込まれて収納された用紙を上から押え
る機構等を具備させる必要性を生じ、機械の複
雑化をまねく。
中間トレイ39上の収納用紙量が多量の場合
には、その多量の用紙を最後の1枚まで安定・
確実に複写実行機構へ1枚宛分離再給送させる
ことが難しくなり、信頼性の欠けるものとなり
やすい。
さらに、1回目複写時又は2回目複写時に用
紙の重送が発生した場合を考えると中間トレイ
39から用紙P1が全数送り出された後、第1
回目複写時の用紙給送枚数と、中間トレイ39
からの用紙再給送枚数を比較することにより重
送の発生を検出出来るが、第2回目複写済み用
紙中から重送紙をさがす場合は枚数が多いと作
業が大変であり、又まとめて再度複写する場合
も無駄になる枚数が多い。
そこで上記のような問題をさけるために、実際
の両面・多重複写機に於ける中間トレイ39の用
紙収納可能枚数は比較的少ない設計のものが多
い。
しかし中間トレイ39の用紙収納可能枚数が比
較的少ないものであると、連続的に処理できる両
面・多重複写の最大枚数もその中間トレイ39の
少ない用紙収納可能枚数までに制限されたものと
なる。
そのために、中間トレイ39の用紙収納可能枚
数(=連続的に処理できる両面・多重複写最大枚
数)をmとし、必要とする複写枚数をnとしたと
き、実際の複写作業上m<nのケースを生じる頻
度が多くなる。
このような場合の両面・多重複写は複写作業を
2回又はそれ以上に分けて行い、最終的に必要と
する枚数nの複写物を作成することになり、原稿
を原稿台に対して何回も置き直す等しなければな
らず、作業性・能率が悪い。
具体的に第8図はm<n≦2mの複写の場合の
複写作業フロー図である。
ステツプ=第1回目複写用のA原稿を複写機
の原稿台上にセツトする。
ステツプ=両面又は多重の複写モード選択指
定。
ステツプ=複写枚数置数キーにより複写枚数
を中間トレイ39の用紙収納可能枚数であるmに
セツト。
ステツプ=複写ボタンを押してA原稿の複写
実行。これによりm枚の第1回目複写済み用紙P
1が中間トレイ39内に収納される。
ステツプ=原稿台上からA原稿を取り去り、
第2回目複写用のB原稿をセツトする。
ステツプ=複写ボタンを押す。これにより中
間トレイ39から第1回目複写済み用紙P1が複
写実行機構へ1枚宛再給送され、その用紙に対す
る第2回目の複写処理が実行され、複写機外へm
枚の両面又は多重複写物が順次に出力される。
ステツプ=原稿台上からB原稿を取り去り、
再びA原稿を再セツトする。
ステツプ=複写枚数置数キーにより残りの複
写枚数(n−m)をセツトする。
ステツプ=複写ボタンを押してA原稿の複写
実行。これにより(n−m)枚の第1回目複写済
み用紙P1が中間トレイ39内に収納される。
ステツプ=原稿台上からA原稿を取り去り、
B原稿を再セツトする。
ステツプ=複写ボタンを押す。これにより
中間トレイ39から第1回目複写済み用紙P1が
複写実行機構へ1枚宛再給送され、その用紙に対
する第2回目の複写処理が実行され、複写機外へ
(n−m)枚の両面又は多重複写物が順次に出力
される。
而して上記の全作業により最終的に必要とする
n枚の両面又は多重複写物が得られる。尚上記の
フローに於てステツプ〜の手順はどれが先で
もよい。
又n>2mの場合はステツプ〜を2回以上
必要回数繰り返した後、ステツプ〜を行つ
て最終的にn(>2m)枚の両面又は多重複写物を
得る手順となる。
本発明は上記に鑑みて提案されたもので、中間
トレイ39の用紙収納可能枚数mが比較的少な
く、上記のようなm<nの複写条件の場合のとき
でもそのn枚の必要枚数複写を原稿の置き直し作
業なしに自動的に連続して実行させることができ
るようにした、従つて作業性・能率の非常によい
この種の画像形成装置を提供することを目的とす
る。
ロ 発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、原稿台上に並べて載置セツトした第
1原稿と第2原稿とを別々に走査するA・Bスキ
ヤン機能と、画像形成実行機構により第1原稿に
ついての画像形成のなされた用紙を中間トレイに
給送して収納させ、その中間トレイの収納用紙を
該用紙に対して第2原稿についての画像形成を行
うべく画像形成実行機構へ再給送することにより
同一用紙に対して両面又は多重画像形成を行う機
能と、を有し、A・Bスキヤンモード、両面又は
多重画像形成モードでの複数枚画像形成処理を実
行させた場合において、第1原稿についての画像
形成行程が設定した所要の画像形成枚数回実行さ
れる途中過程で中間トレイに給送収納される第1
原稿についての画像形成済み用紙が中間トレイの
用紙収納可能枚数に達した場合は、その枚数回ま
でで第1原稿についての画像形成行程を中断さ
せ、中間トレイに収納された用紙を順次に画像形
成実行機構へ再給送させてそれ等の用紙に対する
第2原稿についての画像形成を実行させ、その後
再び上記の第1原稿についての画像形成、第2原
稿についての画像形成のサイクルを、最初に設定
した所要の画像形成枚数の両面又は多重画像形成
処理用紙が出力されるまで自動的に実行させるよ
うに構成した、ことを特徴とする画像形成装置を
要旨とする。
〔作用〕
原稿台上に並べて載置セツトした第1の原稿と
第2の原稿とを別々に走査する所謂A・Bスキヤ
ン方式・機構自体は公知であり、その詳細説明は
省略するが、第2図のように原稿台1上に並べて
載置セツトした第1の原稿A面(本例は本原稿
OBの左ページ面)と第2の原稿B面(同、右ペ
ージ面)とをミラー・光電読取り素子等の走査部
材(不図示)により夫々別々に走査処理a1,a2
(b1,b2は走査部材の戻り)するものである。
本発明はこのA・Bスキヤンを活用することに
より単一の走査で中間トレイ39の用紙収納可能
枚数以上の多数枚の両面又は多重画像形成も自動
的に連続させて実行することを可能にしたもので
ある。即ち第3図にフロー図で示したように、 ステツプ=原稿台上に第1原稿としてのA原
稿及び第2原稿としてのB原稿を並べて載置セツ
トする。
ステツプ=両面複写モード又は多重複写モー
ド選択。
ステツプ=A・Bスキヤンモード選択。
ステツプ=所要複写枚数セツト。
ステツプ=複写ボタン−オン。
以上のステツプにより以後は前記の自動制御に
より、中間トレイ39の用紙収納可能枚数が比較
的少ない場合であつても設定した所要全枚数分の
両面又は多重画像形成物が、途中で原稿の置き直
し作業なしに出力される。
〔実施例〕
第1図は一実施例装置(両面・多重複写可能な
電子複写機)の概略構成を示す縦断正面図であ
る。
1は複写機外装筐の上面に配設した透明ガラス
板等の固定の原稿台であり、原稿はこの原稿台上
面の所定位置に複写すべき画像面を下向きにして
載置し、その上から不図示の原稿圧着板をかぶせ
てセツト状態にする。A・Bスキヤンモードによ
る複写実行の場合は該原稿台1上にA原稿及びB
原稿を左右に並べて載置セツトする。
2は上記原稿台1上に載置セツトした下向き画
像面を走査する移動光学系であり、A・Bスキヤ
ン機能を有する。
3は矢示方向に所定の周速度で回転駆動される
ドラム型感光体であり、帯電器4による一様帯電
→光学系2による原稿画像露光(スリツト露光)
→感光体面に形成された静電潜像の第1現像器5
又は第2現像器6による現像作用、を受けること
により感光体周面に原稿画像に対応したトナー画
像が形成される。そのトナー画像形成面は引続く
感光体の回転駆動により転写前帯電器7(感光体
上の電位を転写前に均一安定化させる)の位置を
通過し、次いで転写用帯電器8の位置を通過す
る。この転写用帯電器8位置の通過過程で、感光
体の回転と同期して感光体3と帯電器8の間に給
送された転写材の面に感光体3面のトナー画像が
順次に転写される。転写用帯電器8位置を通過し
た転写材部分は剥離用帯電器9の作用により感光
体面から順次に分離される。転写材の剥離された
感光体面は転写残りトナーを感光体面から除去し
易くするための帯電器10の作用を受け、次いで
クリーナ11により転写残りトナーの除去を受
け、再び画像形成のための帯電器4の作用を受け
る。
転写材は本例の場合、手差し給紙台12からの
給紙、第1カセツト17からの給紙、第2カセツ
ト20からの給紙の3つの給紙系統から選択的に
給紙される。手差し給紙台12に手差しセツトし
た転写材は給紙ローラ13・補助タイミングロー
ラ対14により第1シートパス15を通して主タ
イミングローラ対16へ搬送され、該主タイミン
グローラ対16により感光体3上のトナー画像先
端とタイミング合せされて感光体3と帯電器8と
の間の転写部へ給送される。第1カセツト17内
の転写材は給送ローラ18により1枚宛繰り出さ
れ、第2シートパス19を通して主タイミングロ
ーラ対16へ搬送される。第2カセツト20内の
転写材は給送ローラ12により1枚宛繰り出さ
れ、第3シートパス22・副タイミングローラ対
23を通して主タイミングローラ対16へ搬送さ
れる。
転写部8を通過し帯電器9で感光体3面から順
次に分離された転写材は搬送ベルト24により定
着ローラ対25のニツプに案内されてローラ対間
を通過してトナー画像の定着を受ける。
26は定着ローラ対25間を出た転写材の進路
切換え用第1デフレクタであり、実線示の第1切
換え姿勢と2点鎖線示の第2切換え姿勢に選択的
に切換え制御される。
上記の第1デフレクタ26は片面のみの複写モ
ード時、及び両面又は多重複写モードであつて第
2回目複写行程時は第2切換え姿勢に保持されて
いて、定着ローラ対25を出た片面複写済み転写
材、或は両面又は多重複写済み転写材は該デフレ
クタ26の上面側を通つて第4シートパス27→
排紙ローラ対28→排紙口29の経路で機外のト
レイ30に対して排出される。
一方、両面又は多重複写モードであつて第1回
目複写行程時は、上記の第1デフレクタ26は第
1切換え姿勢に保持されており、定着ローラ対2
5を出た第1回目複写済み転写材は該デフレクタ
26の下面側を通つて第5シートパス31へ導入
される。
33はその第5シートパス31の途中に配設し
た転写材の進路切換え用第2デフレクタであり、
実線示の第1切換え姿勢と2点鎖線示の第2切換
え姿勢に選択的に切換え制御される。32は第1
デフレクタ26と第2デフレクタ33との間の第
5シートパス31の途中部に配設した転写材中継
ぎ搬送ローラ対である。
上記の第2デフレクタ33は両面複写モード時
は第1切換え姿勢に保持されていて、第5シート
パス31へ入つた転写材は該デフレクタ33の左
側面側を通り、その時点では正転駆動aされてい
る正逆転ローラ対(スイツチバツクローラ対)3
4を経て第6シートパス(スイツチバツクシート
パス)35へ搬送される。そしてその搬送転写材
の後端辺が第2デフレクタ33位置を通過し終つ
た時点で正逆転ローラ対34が逆転駆動bに転じ
られ、これにより第6シートパスへ搬入された転
写材が逆搬送され、第2デフレクタ33の下面側
を通つた中間トレイ39に対する転写材の第1導
入ローラ対36へ案内される。38は上記第1導
入ローラ対36の前方に配設した第2導入ローラ
対、37は上記第1と第2の導入ローラ対36,
38間に配設した転写材の進路切換え用第3デフ
レクタであり、使用転写材のサイズが大きい、或
は長さが長いものであるときは実線示の第1切換
え姿勢に保持されており、転写材は第1導入ロー
ラ対36から直接に画像面上向きで中間トレイ3
9上に導入収納される。又使用転写材のサイズが
小さい、或は長さが短いものであるときは2点鎖
線示の第2切換え姿勢に保持されており、第1導
入ローラ対36から出た転写材は該デフレクタ3
7の上面を通つて第2導入ローラ対38へ案内さ
れ、該第2導入ローラ対38から画像面上向きで
中間トレイ39上に導入収納される。多数枚両面
複写の場合は該中間トレイ39上に第1回目複写
済み転写材が上記の経路で順次に導入されて堆積
して収納される。
一方多重複写モード時は第2デフレクタ33は
第2切換え姿勢に保持されており、第5シートパ
ス31へ入つた転写材は該デフレクタ33の上面
側を通つて第1導入ローラ対36へ案内され、該
第1導入ローラ対36から直接に、或は第2切換
え姿勢の第3デフレクタ37の上面→第2導入ロ
ーラ対38を経て中間トレイ39に画像面下向き
で導入収納される。多数枚多重複写の場合は該中
間トレイ39上に第1回目複写済み転写材が上記
の経路で順次に導入されて堆積して収納される。
40は中間トレイ39の先端辺側に配設した、
給送ローラ40aと重送防止ローラ40bとから
なる転写材1枚宛分離給送ローラ機構であり、該
中間トレイ39上の収納複写材が本例の場合下の
ものから1枚宛引き出されて中継ぎ搬送ローラ対
41→第7シートパス42→補助タイミングロー
ラ対23→主タイミングローラ対16の経路で転
写部8へ再給送される。
この場合、上記したように両面複写モードの場
合は中間トレイ39に対する第1回目複写済み転
写材の導入収納は画像面上向きでなされているか
ら、該転写材の転写部8への再給送は転写材の第
1回目複写済み面とは反対側の面が感光体面に対
面して給送され、その面に対して第2回目の複写
がなされ、排紙トレイ30には両面複写物が出力
される。又多重複写モードの場合は、中間トレイ
39に対する第1回目複写済み転写材の導入収納
は画像面下向きでなされているから、該転写材の
転写部8への再給送は転写材の第1回目複写済み
面が感光体面に対面して給送され、その面に対し
て第2回目の複写がなされ、排紙トレイ30には
多重複写物が出力される。
第4図は複写機の操作盤部の平面図を示すもの
で、43はA・Bスキヤンモード選択キー、44
は両面複写モード選択キー、45は多重複写モー
ド選択キー、46は複写枚数置数用テンキー、4
7はクリアーキー、48は枚数表示器、49は複
写ボタンである。その他濃度調節ダイアル、転写
材サイズ選択キー、変倍用キー等を有するもので
あるが図には省略した。
第5図はモード選択に伴なう制御回路系の動作
フローである。
ステツプ=キー44又は45により両面複写
モード又は多重複写モードが選択されると、制御
回路系はその選択モード実行系になる。
ステツプ=キー44又は45が何れも解除さ
れていときは、制御回路系は通常の片面複写モー
ド実行系になる。この場合は原稿台1に原稿をセ
ツトし所要の複写枚数nを設定し、複写ボタン4
9を押せば設定枚数分の片面複写が自動的に連続
的に実行される。
ステツプ=両面又は多重複写モードが選択さ
れ、且つキー43によりA・Bスキヤンモードが
選択されると制御回路系はその選択モード実行系
になる。
ステツプ=次いでキー46により所要の複写
枚数nが設定されると、その枚数nと、中間トレ
イ39の転写材収納可能枚数mとの比較がなされ
る。
ステツプ=n>mであつたときは、設定枚数
分の全ての第1回目複写済み転写材を中間トレイ
39に収納させることは不能であるから、前述し
たような本発明に従う自動回分式複写モードでの
両面又は多重複写が実行される。
ステツプ=n≦mであつたときは、設定枚数
分の全ての第1回目複写済み転写材を中間トレイ
39に収納させ得るから、この場合は通常の自動
複写モードでの両面又は多重複写が実行される。
ステツプ=ステツプに於てA・Bスキヤン
モードが選択されず、次いで所要の複写枚数nが
設定された場合、即ち両面複写又は多重複写のた
めのA原稿とB原稿につき先ずA原稿を原稿台に
載置セツトして第1回目の複写処理を実行させ、
その後原稿台のA原稿をB原稿に取り替えて第2
回目の複写処理を実行する手順で両面複写又は多
重複写を行う場合である。この場合も設定複写枚
数nと中間トレイ39の転写材収納可能枚数mと
の比較がなされる。
ステツプ=n≦mであつたときは上記のA・
Bスキヤンによらない手順による両面又は多重複
写処理が実行可能となる。
ステツプ=n>mであつたときは、設定枚数
分の全ての第1回目複写済み転写材を中間トレイ
39に収納させることは不能であるから、上記の
手順による両面又は多重複写処理は不能であり、
その旨の表示等がなされる。具体的には、枚数表
示器48にエラーコード等により複写不可である
ことを表示させる、別に警告表示部を設けて例え
ば「MAX○○マイマデ」等の複写不可表示を行
わせる、枚数表示部48をフリツカー等させて異
常であることを表示させ、それでも複写ボタン4
9が押された場合は中間トレイ39に収納可能枚
数分の第1回目の複写を実行させた後、残りの枚
数分を表示させる等である。
第6図は上記の第5図フローに於けるステツプ
の更に詳しいフロー図である。
複写ボタン49が押されると、残りの複写必要
枚数を示すカウンタlが設定複写枚数nにセツト
され、又中間トレイ中の転写材枚数カウンタkが
0にセツトされる(ステツプ〜)。
A・Bスキヤン機能により、原稿台1上に並べ
てセツトされているA原稿及びB原稿のうちのA
原稿についての複写(第1回目複写)が実行さ
れ、その第1回目複写済み転写材が順次に中間ト
レイ39に収納される(ステツプ・)。
1複写実行される毎にlは1づつ減算され、k
は1づつ加算される(ステツプ)。その手段と
して例えば中間トレイ39へ導入される第1回目
複写済み転写材の第1導入ローラ対36への到達
或は通過を光電センサ50(第1図)等で検出
し、その信号によりl及びkを1づつ減算、加算
する等が考えられる。
中間トレイ39への第1回目複写済み転写材の
順次導入が進行してk=mになると(ステツプ
)、それ以上のA原稿についての第1回目複写
行程は一時中断される。そして今度は原稿台1上
のB原稿についての走査がなされると共に、中間
トレイ39から上記A原稿についての複写済み転
写材(第1回目複写済み転写材)が1枚宛順次に
再給送され、その再給送転写材に対してB原稿に
ついての複写(第2回目複写)が中間トレイ39
内の全ての即ちm枚の転写材がなくなるまで実行
されて排紙トレイ30にA・B両原稿についての
両面又は多重複写物が出力される(ステツプ〜
)。中間トレイ39内の全ての転写材が再給送
されたことは中間トレイ39の転写材有無センサ
51によつて検知される。或は第7シートパス4
2の途中部に転写材通過検知センサ52を配設し
て転写材通過検知毎にkを1づつ減算してkが0
になることにより検出するようにすることもでき
る。この場合はk=0の時点で中間トレイ39の
転写材有無センサ51が転写材無しを検出してい
るか否かによつてA原稿複写過程とB原稿複写過
程で生じることのある転写材の重送を検出するこ
とができる。
中間トレイ39内の最後の1枚の転写材が再給
送され、それに対する第2回目の複写処理が終了
すると、ステツプに戻つてkが0にセツトさ
れ、残りの複写枚数lについてそれが0(ステツ
プ)になるまでステツプ〜が繰り返し
て実行され、最終的に排紙トレイ30に設定枚数
nの両面又は多重複写物が出力されて全複写サイ
クルを終了する(ステツプ)。
ステツプに於て、kがmに達していない場合
でも、残りの複写枚数lが0になれば(ステツプ
)、それ以上の複写は不必要となるから、B
原稿の複写行程に入る。kがmに達しておらず、
残り複写枚数が残つている場合はA原稿の複写が
継続される。
原稿サイズの検出手段を有する複写機では、セ
ツト原稿がA・Bスキヤンモードによる複写実行
不可のサイズの場合、その旨を表示させたり、可
能サイズの原稿の場合はA・Bスキヤンモードを
選択すれば多数枚の両面又は多重複写処理が可能
である旨を表示させたりすることも可能である。
又A・Bスキヤンモードを選択しての複写処理の
場合、原稿台1に対するA原稿・B原稿相互の載
置セツト位置・方向等によつてB原稿について第
1回目複写処理をし、A原稿について第2回目複
写処理をするようにすることもできる。
A・Bスキヤンモードでの複写を行う場合に於
て、原稿台1に対するA原稿・B原稿2枚の原稿
の載置セツトを自動原稿送り装置によつて自動的
に行わせることもできる。
第9図はその具体的な自動原稿送り装置の一例
の概略図、第10図はその部分拡大図、第11図
は該装置で通常の原稿送り(原稿を1枚づつ原稿
台に対して自動給送・排出するモード)をする場
合の動作タイムチヤート、第12図は2枚の原稿
を連続して送るモードの場合の動作タイムチヤー
トである。
60は原稿台1の右辺側に配設したシート原稿
積載トレイで、該トレイ上に複数枚のシート原稿
Oを画像面を下向きにして積載セツトする。
(1) 通常の原稿送りの場合 制御回路からの原稿給送スタート信号により
第1の電磁クラツチCL1(不図示)がオン(第
11図)して原稿給送ローラ61及び分離ロー
ラ62が回転駆動される。これによりトレイ6
0上の積載原稿Oのうち最下位のものが1枚だ
け分離されて原稿台1に向けて送り出される。
63は給送原稿センサである。該センサ63
により原稿先端到達が検出されると、その信号
により第2の電磁クラツチCL2(不図示)がオ
ン(第11図)して中継ぎ搬送ローラ対64、
及び原稿台1の上面に右辺側から左辺側にかけ
て接触している原稿搬送用無端回動ベルト65
が矢示方向に回転駆動される。65a,65b
は該ベルトの駆動ローラとターンローラであ
る。
第1の電磁クラツチCL1はセンサ63により
原稿先端の到達が検知されてから所定の時間t0
後(機械配置構成によつて決定される時間)に
オフになり、原稿給送ローラ61及び分離ロー
ラ62の回転は停止する。ただし給送された原
稿の先端部はその間に既に中継ぎ搬送ローラ対
64にくわえ込まれており、該ローラ対の回転
力で引続き給送状態にある。
次いで原稿台1と回動ベルト65との間に入
り、ベルト65の回動力で原稿台1の上面を滑
りながら原稿台左辺側へ搬送されていく。
センサ63はその後給送原稿の後端通過を検
出する。而して該センサ63が給送原稿の先端
到達を検知してから、その後同後端通過を検知
するまでの時間Tによつて、制御回路の演算部
により給送された原稿のサイズ(送り方向長
さ)が検出される。
第1の電磁クラツチCL2はセンサ63で給送
原稿の後端通過が検知された時点から更に、通
過原稿サイズと機械配置によつて決定される時
間t1が経過するまでオンに保たれ、その時間経
過時点でオフにされ、ローラ対64及び回動ベ
ルト65の駆動が停止される。この時点に於て
原稿台1上に給送された原稿の先端は原稿台面
の左辺側の基準位置に丁度到達した状態にあ
り、原稿は原稿台1に対して所定位置にセツト
状態となる。
次いで複写機本機側にて上記セツト原稿につ
いての複写処理がなされ、その終了後再び上記
の〜の動作により次の原稿の自動給送が行
われ、それに伴ない原稿台1上の複写済み原稿
は回動ベルト65の再回動で原稿台左辺側の排
紙トレイ66に自動的に排出される。
(2) 2枚の原稿を連続して送る場合 A・Bスキヤン選択キー43が押されると原
稿給送制御回路系がこのモード系になる。
上記(1)項の場合の〜と同じ動作でまず1
枚目の原稿O1が自動給送される。
1枚目の原稿の後端部通過がセンサ63で検
知された時点で第1の電磁クラツチCL1が再び
オン(第12図)する。これにより2枚目の原
稿の給送が開始される。
又1枚目の原稿の後端通過がセンサ63によ
り検知された時点から所定の時間t2(機械配置
構成によつて決定される時間)が経過した時点
で第2の電磁クラツチCL2がオフとなり1枚目
の原稿O1の給送が一時停止される。このとき
該原稿O1はその後端が第10図示のように中
継ぎ搬送ローラ対64を丁度抜け出た状態で待
機している。
上記で給送された2枚目の原稿O2の先端
のセンサ63位置への到達が検知されてから時
間t3経過後に第2の電磁クラツチCL2が再びオ
ンする。この時点では2枚目の原稿O2の先端
は中継ぎ搬送ローラ対64のニツプ部に到達し
ており、該第2の電磁クラツチCL2のオンによ
り1枚目と2枚目の原稿O1とO2は互いに実質
的につながつた状態で原稿台1上を原稿台左辺
側へ回動ベルト65の搬送力で搬送されてい
く。
第1の電磁クラツチCL1は2枚目の原稿O2
先端がセンサ63により検知されてから時間t0
後にオフする。ただし2枚目の原稿O2は既に
中継ぎ搬送ローラ対64間にくわ込まれている
から引続き搬送される。
上記の第2の電磁クラツチCL2が再びオン
された時点から時間t4後に該クラツチCL2がオ
フになり1枚目及び2枚目の原稿O1,O2の給
送が停止される。これにより第9図示のように
原稿O1,O2の2枚の原稿が原稿台1の所定の
位置に左右に並べられた状態で自動給送・セツ
ト状態となる。
上記原稿O1,O2についての複写が終了した
後、次の2枚の原稿について上記〜の動作
により自動給送がなされる。このときの回動ベ
ルト65の再回動により複写済みの2枚の原稿
O1,O2はトレイ66上に順次に自動的に排出
される。
尚、第11,12図のタイムチヤートに於て、
t3=t2であり、T4はt1−t2で計算される時間であ
る。
第13図は、原稿サイズ自動検知により自動的
にモードが切換つたり、実行不可表示をするフロ
ーを示すものである。原稿が原稿台上に2枚設置
可能なサイズを小サイズとすると、原稿が小サイ
ズでn>mでない場合は通常の両面・多重動作
(モード)となり、n>mの場合でA・Bスキ
ヤンが選択されていても、いなくても自動的に
A・Bスキヤン両面・多重動作(モード)にな
り、自動原稿送り装置からは2枚の原稿が連続に
送られ、本発明の動作により多数枚の自動両面多
重複写が可能となる。又原稿サイズが小サイズで
ない場合は、A・Bスキヤンが選択されていれば
不可表示(モード)とし、選択されていなくて
もn>mの場合も前述した様な不可表示等をする
ものである。
なお本発明は、上記の実施例に限定されるもの
でなく、例えば、自動原稿送り装置の原稿の定位
置停止法は従来種々なものが知られており、その
技術を本発明の原稿2枚連続送りに適応すること
が可能である。
ハ 発明の効果 以上のように本発明に依れば、中間トレイの用
紙収納可能枚数mが比較的少なく、従つて小型な
画像形成装置であつても、mよりも多量の両面又
は多重画像形成処理を途中で原稿の置き直し作業
なしに自動的に連続して実行させることができ、
従つて、作業性・能率が非常によく、所期の目的
がよく達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例装置の概略構成を示
す縦断正面図、第2図はA・Bスキヤンモードの
説明図、第3図は両面又は多重複写手順フロー
図、第4図は操作盤の平面図、第5図は動作フロ
ー図、第6図は自動制御フロー図、第7図は中間
トレイ部分の拡大側面図、第8図は従来の両面又
は多重複写手順フロー図、第9図は自動原稿給送
装置の概略図、第10図はその部分的拡大図、第
11図、第12図は夫々自動給送のタイムチヤー
ト、第13図は原稿サイズ検出による複写モード
切換えフロー図。 1は原稿台、3は感光体、39は中間トレイ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原稿台上に並べて載置セツトした第1原稿と
    第2原稿とを別々に走査するA・Bスキヤン機能
    と、 画像形成実行機構により第1原稿についての画
    像形成のなされた用紙を中間トレイに給送して収
    納させ、その中間トレイの収納用紙を該用紙に対
    して第2原稿についての画像形成を行うべく画像
    形成実行機構へ再給送することにより同一用紙に
    対して両面又は多重画像形成を行う機能と、 を有し、A・Bスキヤンモード、両面又は多重画
    像形成モードでの複数枚画像形成処理を実行させ
    た場合において、第1原稿についての画像形成行
    程が設定した所要の画像形成枚数回実行される途
    中過程で中間トレイに給送収納される第1原稿に
    ついての画像形成済み用紙が中間トレイの用紙収
    納可能枚数に達した場合は、その枚数回までで第
    1原稿についての画像形成行程を中断させ、中間
    トレイに収納された用紙を順次に画像形成実行機
    構へ再給送させてそれ等の用紙に対する第2原稿
    についての画像形成を実行させ、その後再び上記
    の第1原稿についての画像形成、。第2原稿につ
    いての画像形成のサイクルを、最初に設定した所
    要の画像形成枚数の両面又は多重画像形成処理用
    紙が出力されるまで自動的に実行させるように構
    成した。 ことを特徴とする画像形成装置。 2 給送した原稿のサイズを自動的に検出する機
    能を有する自動原稿送り装置を具備させ、同一用
    紙に複数回の画像を形成するモードが選択され、
    画像形成設定枚数が中間トレイ収納可能枚数をこ
    えた場合において、原稿サイズが原稿台上に2枚
    載置可能な場合には原稿送り装置で2枚の原稿を
    続けて原稿台上に給送させる、ことを特徴とする
    特許請求の範囲1項に記載の画像形成装置。
JP59170909A 1984-08-16 1984-08-16 画像形成装置 Granted JPS6148828A (ja)

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JP59170909A JPS6148828A (ja) 1984-08-16 1984-08-16 画像形成装置

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JPS6148828A JPS6148828A (ja) 1986-03-10
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JPH08328318A (ja) * 1995-05-30 1996-12-13 Ricoh Co Ltd 複写機
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