JPH04322279A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH04322279A
JPH04322279A JP3091816A JP9181691A JPH04322279A JP H04322279 A JPH04322279 A JP H04322279A JP 3091816 A JP3091816 A JP 3091816A JP 9181691 A JP9181691 A JP 9181691A JP H04322279 A JPH04322279 A JP H04322279A
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JP
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feeding
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JP3091816A
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English (en)
Inventor
Shigeru Muramatsu
村 松  繁
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置に関し、特
に、表紙を形成するカバー紙に画像形成を行うカバーモ
ードを有する画像形成装置、に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置、例えば複写機においては
、原稿対応の露光光を予め帯電した感光体上に照射して
原稿対応の静電潜像を形成し、該潜像を現像器で顕像化
した画像を転写紙に転写し、さらに定着器で定着して画
像を形成する。図7は従来の複写機の一般的な定着器の
機構概略を示すものである。図7を参照すると、この定
着器12Cには、互いに対向して配置された定着ローラ
12CAと加圧ローラ12CBが備わっている。これら
のローラは、各々の中心部に配置された軸によって、回
動自在に支持されており、定着処理を行なう際には、定
着ローラ12CA及びローラ12CBは、各々、時計方
向序び反時計方向に回転駆動される。定着処理を受ける
シートは、定着ローラ12CAと加圧ローラ12CBと
の間を通る際に定着処理を受ける。定着ローラ12CA
の中心部にヒータHTが備わり、定着ローラ12CAは
高温度に加熱される。加圧ローラ12CBは、上下方向
に移動可能になっており、それの下方に配置された加圧
カム12CFによって押し上げられるように支持されて
いる。加圧カム12CFの先端部に、加圧調整機構50
が配置されている。なお、12CCは定着ローラ12C
Aにシリコンオイルを塗布するための塗布フェルト、1
2CDは定着ローラの温度を検出するためのサーミスタ
、12CEは定着爪、12CIは排紙センサである。
【0003】ところで、省電力化を要求される複写機の
定着装置に配分される電力には限界があり、100V/
20A機でさえ1000W前後である。図7に示すよう
な一般的な定着器を有する複写機においては、通常、コ
ピー毎に低下する定着ローラ表面温度が一定になるよう
にヒータ制御を行なう。しかし、200枚程度の連続コ
ピーを行なうと定着ローラ表面温度の低下に対してヒー
タの加熱が追従できずに、定着ローラ表面温度が低温限
界を割ってしまう。この状態で定着を行なうと形成画像
の品質が悪くなるので、コピー作業を一時停止し定着ロ
ーラ表面温度が所定温度に上昇するまで待機する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】最近では複写機の多機
能化により、原稿セットの先頭または最後に表紙または
裏表紙を形成するためのカバー紙を転写紙として給紙し
画像を形成するカバーモード、を有する複写機がある。 しかし、表紙または裏表紙に使用する転写紙(カバー紙
)は、通常使用するコピー紙より厚く(例えば、コピー
紙の平均重量64g/m2に対し、カバー紙は209.
4g/m2)、熱容量が大きいため、定着性が悪い。こ
れに加えてカバー紙が給紙されるのは連続コピー時であ
り、定着ローラ表面温度が低温限界に達していなくても
、通常より定着ローラ表面温度が低い状態の時が多く、
良質の画像が得られない。
【0005】この対策としてニップ(定着ローラと加熱
ローラの咬み合う領域)を増やす方法があるが、この方
法は転写紙のシワやジャムの発生等につながり、リスク
が大きい。また電力に余裕のある複写機では、ローラ表
面温度の初期設定を高温にして連続コピー時の定着温度
の低下をおさえる場合もあるが、普通紙の通紙時にホッ
トオフセット現像が発生する。また、特開昭60−25
2380号公報に定着性を高める複写機が開示されてい
るが、複写プロセス速度や定着温度を変化するため、一
定画像および均質的定着性が得られない。
【0006】本発明は、一般紙通紙時の定着性能および
ジャム性能に悪影響を与えずに、熱容量の大きなカバー
紙の定着性を高めることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置は
、原稿対応の露光光を予め帯電した感光体(121)上
に照射して原稿対応の静電潜像を形成する手段(110
,120);感光体(121)上の潜像を現像する現像
手段(124);感光体(121)上の、現像により顕
像化した画像を転写紙に転写する転写手段(126);
厚みが異った複数種の転写紙の一種を指定する指定手段
(400);指定された種の転写紙を転写手段(126
)に供給する給紙手段(130);および、転写手段(
126)が転写を終えた転写紙を定着処理する、定着ロ
ーラ(12CA)および該定着ローラ(12CA)を加
熱するヒータ(HT)を有する定着器(12C);を備
える画像形成装置において、前記指定手段(400)が
厚い転写紙を指定したときには、前記給紙手段(130
)による、先の転写紙の給送開始から後の転写紙の給送
開始までの時間を、薄い転写紙の給送時間間隔よりも長
く設定する給紙ピッチ変更手段(400);を備える。 なお、カッコ内の記号は後述する実施例の対応要素であ
る。
【0008】
【作用】これによれば、給紙ピッチ変更手段(400)
が、指定手段(400)が厚い転写紙を指定したときに
は、前記給紙手段(130)による、先の転写紙の給送
開始から後の転写紙の給送開始までの時間を、薄い転写
紙の給送時間間隔よりも長く設定する。従って、厚い転
写紙(カバー紙)が給紙される際に、前給紙時との給紙
間隔が広がる。この時間に定着ローラ表面の熱量の蓄積
が行なわれるので、その後カバー紙の定着の際に従来よ
りも十分な熱量で定着が行なわれ、定着性が向上する。 また、通常、普通紙を給紙する際は従来と同様の処理が
行なわれるので定着性能およびジャム性能等に悪影響を
与えることがない。
【0009】本発明の好ましい実施例においては、原稿
対応の露光光を予め帯電した感光体(121)上に照射
して原稿対応の静電潜像を形成する手段(110,12
0);感光体(121)上の潜像を現像する現像手段(
124);感光体(121)上の、現像により顕像化し
た画像を転写紙に転写する転写手段(126);厚みが
異った複数種の転写紙の一種を選択的に転写手段(12
6)に供給する給紙手段(130);および、転写手段
(126)が転写を終えた転写紙を定着処理する、定着
ローラ(12CA)および該定着ローラ(12CA)を
加熱するヒータ(HT)を有する定着器(12C);を
備える画像形成装置において、カバーモードの指示を入
力するカバーモード指示手段(7,8);カバーモード
の指示があると、複数枚でなる原稿セットの、最上部お
よび最下部の少くとも一方の原稿に対して前記給紙手段
(130)に厚い転写紙の給紙を指示し、他の原稿に対
して薄い転写紙の給紙を指示する転写紙選択手段(40
0);および、該転写紙選択手段(400)が厚い転写
紙を指示したときには、前記給紙手段(130)による
、先の転写紙の給送開始から後の転写紙の給送開始まで
の時間を、薄い転写紙の給送時間間隔よりも長く設定す
る給紙ピッチ変更手段(400);を備える。
【0010】従ってカバーモード指示手段の指示により
所定のタイミングで厚い転写紙または薄い転写紙が給紙
され、厚い転写紙(カバー紙)の給紙時においては、前
給紙時との給紙間隔が広がる。この時間に定着ローラ表
面の熱量の蓄積が行なわれるので、その後カバー紙の定
着の際に従来よりも十分な熱量で定着が行なわれ、定着
性が向上する。また、通常、普通紙を給紙する際は従来
と同様の処理が行なわれるので定着性能およびジャム性
能等に悪影響を与えることがない。本発明の他の目的お
よび特徴は図面を参照した以下の実施例の説明により明
らかになろう。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例の複写装置は、図1に示す
複写機本体100と図2に示す自動原稿送り装置200
とにより構成される。複写機の本体100は、原稿固定
式の静電転写型複写装置であり、光学系110,作像系
120,給紙系130、および、再給紙系140等でな
る。光学系110は、コンタクトガラス111およびそ
の下方に配置された露光ランプ112,第1ミラー11
3A,第2ミラー113B,第3ミラー113C,第4
ミラー113D,第5ミラー113E,第6ミラー11
3F,レンズ114ならびに防塵ガラス115等でなり
、作像系120は感光体ドラム121およびその周囲の
配設された帯電チャージャ122,イレーサ123,現
像器124,転写前チャージャ126,分離チャージャ
127,分離爪128,クリーニング前除電チャージャ
129ならびにクリーナ12A、および、感光体ドラム
121の下流に配置された搬送ベルト12Bならびに定
着器12C等でなる。給紙系130は5段であり、手差
給紙台131,第1トレイ131A,第2トレイ131
B,第3トレイ131C,第4トレイ131Dおよび各
トレイ毎(ただし手差給紙台131は第1トレイ131
Aと共用している)に備わる呼出しコロ132A,13
2B,132C,132D,給紙コロ133A,133
B,133C,133D、ならびに逆転コロ134A,
134B,134C,134D、および、レジストロー
ラ135,ガイドマイラ136ならびに各種ガイドおよ
び中間ローラ等でなる。再給紙系140は、切換爪14
1,接離ローラ142,反転ガイド143,反転ローラ
144,ゲート爪145,中間トレイ146,先端寄セ
コロ147,ペーパストッパ148,呼出しコロ149
,給紙コロ14A,逆転コロ14Bおよび排紙コロ14
C等でなる。
【0012】原稿がコンタクトガラス111上にセット
されスタート指示があると、給紙クラッチがオンとなっ
てそのとき選択しているトレイの呼出しコロが記録紙を
給紙コロに送り出す。給紙コロはその逆方向に回転する
ので、重送が防止されて最上の1枚の記録紙のみがレジ
ストローラ135に向けて送られる。この間、光学系1
10はコンタクトガラス111上の原稿を走査し、露光
ランプ112により照明した原稿の反射光を第1ミラー
113A,第2ミラー113B,第3ミラー113C,
レンズ114,第4ミラー113D,第5ミラー113
E,第6ミラー113Fおよび防塵ガラス115を介し
て感光体ドラム121の感光面に導びく。
【0013】感光体ドラム121は、図示時計方向に回
転しており、その感光面は、光学系110より原稿反射
光の反射を受ける前に、帯電チャージャ122により一
様に帯電され、イレーサ123による除電で潜像領域が
形成されている。したがって、この潜像領域に原稿の反
射光が照射されるとその強弱に応じて光電導を生じ、静
電潜像が形成される。この静電潜像は現像器124によ
り現像され、原稿の濃度に応じてトナーが付着したトナ
ー像となる。このトナー像は、レジストローラ135か
ら繰り出される記録紙に転写されるが、転写を容易にす
るため、PTL125により転写前の除電がなされる。
【0014】レジストローラ135が繰り出した記録紙
は、ガイドマイラ136により感光体ドラム121の感
光面に密着され、転写チャージャ126の直上でトナー
像が転写される。この直後、記録紙は分離チャージャ1
27により感光面から分離されるが、このとき分離が不
充分であると、分離爪128により強制的に分離される
。記録紙の分離後、感光体ドラム121の感光面はクリ
ーナ12Aにおいて残存トナーが除去され、記録紙は搬
送ベルト12Bにより定着器12Cに送られる。定着器
12Cは、定着ローラ12CAおよび加圧ローラ12C
Bを備え、トナー像が転写された記録紙を圧力を加えな
がら加熱し(約185℃)、トナー像を定着させる。な
お、定着器12Cは図7に示す従来の一般的な定着器と
同じ構成である。
【0015】トナー像が定着された記録紙は、再給紙系
140に渡される。再給紙系140は、両面モードの第
1面のコピー以外では、切換爪141の作用によりその
記録紙を排紙コロ14Cに導びくが、両面モードの第1
面のコピーでは反転ガイド143に導びく。この後、記
録紙の後端が切換爪141を通過すると、切換爪141
が切換わり、接離ローラ142が接となって記録紙を反
転ローラ144に送り、反転ローラ144はゲート爪1
45に送る。ゲート爪145は4つあり、記録紙サイズ
に応じたゲート爪が開くことにより、記録紙は中間トレ
イ146に放出される。中間トレイ146に落ちた記録
紙は、先端寄せコロ147によりペーパストッパ148
に当接するまで寄せられてその先端が揃えられ、スタッ
クされる。中間トレイ146にスタックされた記録紙は
、両面モードの第2面のコピースタート時に、呼出しコ
ロ149により給紙コロ14Aと逆転コロ14Bとによ
りその最上の1枚がレジストローラ135に送られる。 なお図中のPSNは、現像器124のトナー濃度検出を
行なうPセンサである。
【0016】次に図2を参照して自動原稿送り装置(以
下、RDHと称す)200を説明する。RDH200は
、光学走査開始前に原稿を自動的にコンタクトガラス1
11上に給送し光学走査終了後に排出する自動原稿給排
装置の一種であり、排出した原稿を最後尾(本実施例で
は上)に再セットして同一原稿の繰り返し給排を可能に
することにより、両面原稿のコピーやミスフィード時に
取りなおしコピーの便宜を図ったものである。この装置
は、原稿載置台210,原稿給送系220,原稿再セッ
ト系230,および反転系240等でなる。
【0017】原稿載置台210には、リサイクルレバー
駆動モータ211,その軸に結合されたリサイクルレバ
ー212およびリサイクルレバー212の回転を検出す
るセンサ213が備わっている。原稿がセットされてコ
ピースタートが指示されるとモータ211がリサイクル
レバー212を回転して最終原稿の上に載せる。この後
、終最原稿が給送されてレバー212が自重により回転
し、その先端が原稿載置台210に穿設された切欠から
落下するとき、その直前でセンサ213がレバー212
を検出する。つまり、センサ213は当初に載置された
一連の原稿の1サイクルを検出するまた、原稿の給排サ
イクルが2サイクル以上のときは、その最終原稿を最後
尾に再セットしたときにその上にレバー212を載せて
各サイクルを検出する。
【0018】給送系220は、半月ローラ221,送り
ベルト222,分離ベルト223,搬送ローラ224,
搬送ベルト225および押えコロ226,および、原稿
センサ227,給紙センサ228ならびに給紙レジスト
センサ229等を備える。原稿センサ227が原稿を検
知していると、所定タイミングで本体100よりフィー
ドイン信号が送られて来る。これにより、原稿の給送動
作が開始され、まず、半月ローラ221により原稿捌き
を行なう。この原稿は複数枚が重なっていることがある
ので、送りベルト222と分離ベルト223の作用で最
下枚の原稿のみを搬送ローラ224に送る。搬送ローラ
224はこの原稿を搬送ベルト225に渡し、搬送ベル
ト225はさらにそれを送る。このとき、レジストセン
サ229がこの原稿の後端を検出すると所定の停止タイ
ミングを設定して原稿の給紙を停止する。これにより、
原稿がコンタクトガラス111上に位置決めされる。な
お、給紙センサ228はミスフィードを検出する。
【0019】再セット系230は、変向板231,排出
ローラ232,233および234等を備える。再セッ
トは光学走査の終了により行なわれ、変向板231によ
り排出ガイド235を選択した後、搬送ベルト225を
逆転する。これにより、原稿載置台上の原稿の最後尾(
最上)に排出される。
【0020】反転系240は、スイッチバックローラ2
41,反転センサ242,反転レジストセンサ243お
よび原稿給送系220ならびに原稿再セット系230の
一部を併用してなる。ここでは、原稿再セット系230
による排出において、原稿後端が排出ガイド235を通
過した時点を反転センサ242により検出し、排出ロー
ラ232,233および234を逆転することにより原
稿をスイッチバックローラ241に導く。スイッチバッ
クローラ241は、原稿を一担反転ガイド244に導い
た後、反転してそれを反転給紙ガイド245に導く。こ
のとき、変向板231により反転給紙ガイド245を選
択し、原稿を搬送ベルト225に送る。なお、この場合
の原稿の停止タイミングは反転レジストセンサ243の
検出により決定する。
【0021】以上の原稿給送系220,原稿再セット系
230および反転系240の動作により、原稿を通常に
給送し、通常に排出する“正給正排モード”,原稿を反
転して給送し、そのまま排出する“反給正排モード”,
原稿を通常に給送し、反転して排出する“正給反排モー
ド”,原稿を反転して給送し、反転して排出する“反給
反排モード”,単に反転のみを行なう“反転モード”が
可能になる。
【0022】図3は、この複写機本体100に備わる操
作ボード150の外観の一部を示す。各キーおよび表示
について説明する。符号1はコピースタート指示を入力
するプリントスタートキー、符号2は複写機の各モード
をクリアするモードクリアキー、符号3はコピーセット
枚数のクリア及びコピー中断等の指示を入力するストッ
プ/クリアキー、符号4はコピーセット枚数等を入力す
るためのテンキー、符号5は原稿セット枚数の7セグメ
ント表示器、符号6はコピー処理枚数の7セグメント表
示器をそれぞれ示す。また、符号7は表カバーモードを
指示する表カバーモードキー、符号8は表カバーモード
を指示する裏カバーモードキーである。なお、操作ボー
ド150上には他にも濃度調整,変倍,両面モードキー
等、種々のキーおよび表示器があるが、ここでは省略す
る。
【0023】図4は複写機100の電気制御系の概略を
示す。この電気制御系は、メイン制御部400を中心に
記憶部410,光学制御部420,AC制御部430,
操作制御部440,およびRDH制御部450,ソータ
制御部460等でなる。メイン制御部400は、本体1
00の各部に備わる各種センサ420を監視して各部の
ソレノイドやモータ等の負荷を制御する。光学制御部4
20は、レンズ114を駆動するレンズモータや光学走
査を行なうためのスキャナモータを制御し、AC制御部
430は、露光ランプ112や定着器12Cのヒータ,
メインモータ,現像モータ,搬送モータおよび給紙モー
タ等の交流負荷を制御する。操作制御部440は、操作
&表示ボード150のキー操作読取りおよび表示制御を
行なう。また、RDH制御部450はRDH200の制
御を行ない、ソータ制御部460は複写機外部に装着可
能なソータユニット(ここでは省略)の制御を行なう。
【0024】以下に、本発明のカバーモードについて説
明する。一般にカバーモードは、複数の原稿をコピーす
る際に通常のコピー用の転写紙(普通紙)の先頭または
最後に別の転写シート(カバー紙)を用いてコピーを行
なうモードである。しかし、連続コピー中にカバー紙を
通常のタイミングで給紙したのでは、カバー紙の定着時
に必要な熱容量が大であるために定着器がこれに対応で
きず、定着性が悪い。このため本実施例では、カバー紙
を定着する時は定着器のローラの表面の熱エネルギーが
十分に蓄えられてから定着を行なうように、定着の間隔
を通常コピー時より広げるようにしている。
【0025】通常、転写紙を搬送する場合、各々のトレ
イからの搬送系路の長さの違いを合わせるため、転写紙
をレジストローラ135で一時停止し、プロセスの動作
と同期した所定のタイミングでレジストローラ135を
駆動して搬送を行なう。このため、定着間隔を通常コピ
ー時より広げる場合、レジストローラの駆動開始から定
着器までの転写紙の移動時間を変化させることより、レ
ジスローラ到達前でタイミング制御を行なう方が容易で
ある。従って、本実施例のカバーモードにおいては、カ
バー紙の給紙時に、トレイからの給紙タイミングを制御
し定着器の定着間隔を制御してカバー紙の定着性の向上
を図っている。
【0026】なお、本実施例においてはトレイ113A
〜113Cに普通紙がセットされ、トレイ131Dにカ
バー紙がセットされている。これは、画像形成を行なう
プロセス側に近い位置にある給紙トレイに普通紙をセッ
トし、画像形成を行なうプロセス側に遠い位置にある給
紙トレイにカバー紙をセットすることで、使用頻度の高
い普通紙の給紙時間を短縮し、通常コピーにおける1枚
のコピー時間が短縮できる。また、カバー紙の給紙タイ
ミングを制御する(遅らせる)のに都合がよい。
【0027】図5にメイン制御部400の制御フローチ
ャートを示す。まず、入力設定を行なう(ステップ1:
以下カッコ内ではステップと言う語は省略する)。この
設定では、操作ボード150よりキー入力された入力に
対応してコピーセット枚数、倍率、濃度、モード等の設
定を行なう。次にRDH200に原稿がセットされたか
をチェックし(2)、スタート指示があるまで待機する
。なお、この間に操作ボード150に入力があると、再
度、入力設定を行なう。
【0028】スタート指示があると(3)、初期設定を
行なう。この初期設定では、原稿枚数カウンタをクリア
し、搬送モータの駆動を開始する。その後、RDH20
0に原稿給紙を指示して原稿の給紙を行ない(5)、原
稿が給紙されると、転写紙の給紙制御(S1)、複写(
6)、転写紙排出(7)の処理をセット枚数回行ない(
8)、RDH200により原稿を排出する(9)。転写
紙の給紙制御(S1)についての詳細は後述する。また
、複写(6)、転写紙の排出(7)は、図1を参照して
説明したプロセスと同様のプロセスである。
【0029】ステップ5〜9の処理を原稿セット内の各
原稿に対して実行し(10)、同様に原稿セットが複数
ある場合は、上述した処理を原稿セットの数だけ行なう
(11)。その後、後処理を行なう(12)。この後処
理は外部にソータユニット(図示しない)が装着されて
いる場合に、排出された転写紙に対してソート処理やス
テープル処理等の処理を行なうものである。
【0030】図6に転写紙の給紙制御(S1)のフロー
チャートを示す。原稿セットの先頭原稿が給紙され表カ
バーモードが指示されている場合、複数の原稿セットの
最初の原稿セットの処理(第1ジョブ)であればカバー
紙をトレイ131Dより給紙し(a1,a2,a3,a
6)、第1ジョブでないとタイマTにより所定時間経過
後にカバー紙をトレイ131Dより給紙する(a4〜a
6)。また、原稿セット内の最終原稿で裏カバーモード
が指示されている場合、タイマTにより所定時間経過後
にカバー紙をトレイ131Dより給紙する(a7〜a1
1)。上述以外は普通紙を所定のタイミングでトレイ1
31Aより給紙する(a1,a2,a7,a8,a11
)。
【0031】以上のようにこの給紙制御においては、表
または裏カバーモードの設定により原稿に対応してカバ
ー紙または普通紙を給紙し、普通紙の給紙に続いてカバ
ー紙給紙を給紙する場合は、タイマTにより所定時間だ
けタイミングをずらして給紙を行なう。なお、タイマT
の時間は、トレイ131Aからの搬送時間とトレイ13
1Dからの搬送時間の差と、カバー紙のサイズや定着器
12Cのローラ12CAのローラ周長等により決定され
るローラ12CAのエネルギー蓄積時間、を考慮して決
定される時間である。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、カバー紙
が給紙される際に前給紙時との給紙間隔が広がる。この
時間に定着ローラ表面の熱量の蓄積が行なわれるので、
その後カバー紙の定着の際に従来よりも十分な熱量で定
着が行なわれ、定着性が向上する。また、通常、普通紙
を給紙する際は従来と同様の処理が行なわれるので定着
性能およびジャム性能等に悪影響を与えることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の複写装置の複写機本体100の構
成概略を示す側面図である。
【図2】  複写機本体100の上部に搭載される自動
原稿送り装置(RDH)200の構成概略を示す側面図
である。
【図3】  複写機本体100に備わる操作ボード15
0の一部の概略を示す平面図である。
【図4】  本発明の制御系の概略を示すブロック図で
ある
【図5】  メイン制御部400の制御フローチャート
である。
【図6】  図5に示す給紙制御(S1)の制御フロー
チャートである。
【図7】  一般的な複写機に備わる定着器の機構概略
を示す側面図である。
【符号の説明】
100:複写機本体 110:光学系                  
    120:作像系(110,120:静像を形成
する手段)124:現像器(現像手段)       
   126:転写チャージャ(転写手段) 12C:定着器(定着器)            1
2CA:定着ローラHT:ヒータ 130:給紙系(給紙手段)          14
0:再給紙系150:操作ボード 7,8:カバーモードキー(カバーモード指示手段)2
00:自動原稿送り装置 400:メイン制御部(指定手段,転写紙選択手段,給
紙ピッチ変更手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿対応の露光光を予め帯電した感光体上
    に照射して原稿対応の静電潜像を形成する手段;感光体
    上の潜像を現像する現像手段;感光体上の、現像により
    顕像化した画像を転写紙に転写する転写手段;厚みが異
    った複数種の転写紙の一種を指定する指定手段;指定さ
    れた種の転写紙を転写手段に供給する給紙手段;および
    、転写手段が転写を終えた転写紙を定着処理する、定着
    ローラおよび該定着ローラを加熱するヒータを有する定
    着器;を備える画像形成装置において、前記指定手段が
    厚い転写紙を指定したときには、前記給紙手段による、
    先の転写紙の給送開始から後の転写紙の給送開始までの
    時間を、薄い転写紙の給送時間間隔よりも長く設定する
    給紙ピッチ変更手段、を備えることを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】原稿対応の露光光を予め帯電した感光体上
    に照射して原稿対応の静電潜像を形成する手段;感光体
    上の潜像を現像する現像手段;感光体上の、現像により
    顕像化した画像を転写紙に転写する転写手段;厚みが異
    った複数種の転写紙の一種を選択的に転写手段に供給す
    る給紙手段;および、転写手段が転写を終えた転写紙を
    定着処理する、定着ローラおよび該定着ローラを加熱す
    るヒータを有する定着器;を備える画像形成装置におい
    て、カバーモードの指示を入力するカバーモード指示手
    段;カバーモードの指示があると、複数枚でなる原稿セ
    ットの、最上部および最下部の少くとも一方の原稿に対
    して前記給紙手段に厚い転写紙の給紙を指示し、他の原
    稿に対して薄い転写紙の給紙を指示する転写紙選択手段
    ;および、該転写紙選択手段が厚い転写紙を指示したと
    きには、前記給紙手段による、先の転写紙の給送開始か
    ら後の転写紙の給送開始までの時間を、薄い転写紙の給
    送時間間隔よりも長く設定する給紙ピッチ変更手段、を
    備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】原稿対応の露光光を予め帯電した感光体上
    に照射して原稿対応の静電潜像を形成し、該潜像を現像
    器で顕像化した画像を転写紙に転写し、さらに定着器で
    定着して画像を形成する画像形成手段に、複数枚の原稿
    セットの、先頭または最後の原稿に対して表紙または裏
    表紙を形成するカバー紙を転写紙として選択給紙し、他
    の原稿に対して普通紙を転写紙として選択給紙するにお
    いて、普通紙を給紙した後に連続してカバー紙を給紙す
    るときに、給紙手段の給紙開始タイミングを所定時間だ
    け遅らせることを特徴とする、画像形成における給紙制
    御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010091673A (ja) * 2008-10-06 2010-04-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US8433212B2 (en) 2009-02-03 2013-04-30 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus setting different target temperatures of an image heating device depending on the image forming modes

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JP2010091673A (ja) * 2008-10-06 2010-04-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
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