JPH0576412U - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH0576412U
JPH0576412U JP1566192U JP1566192U JPH0576412U JP H0576412 U JPH0576412 U JP H0576412U JP 1566192 U JP1566192 U JP 1566192U JP 1566192 U JP1566192 U JP 1566192U JP H0576412 U JPH0576412 U JP H0576412U
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JP
Japan
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color flow
data
flow processing
ultrasonic diagnostic
processing data
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Pending
Application number
JP1566192U
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English (en)
Inventor
通 島崎
広ニ 見山
Original Assignee
横河メディカルシステム株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレームレートを低下させずにS/Nが良い
カラーフローイメージングが行える超音波診断装置を提
供する。 【構成】 カラーフローイメージングを行う超音波診断
装置において、受信信号をドプラ検波してカラーフロー
処理データを出力するカラーフロー処理手段3と、複数
画像分のカラーフロー処理データを格納するシネメモリ
4と、所定のタイミングに同期してカラーフロー処理デ
ータをシネメモリ4に格納するコントローラ10と、シ
ネメモリ4に格納された複数画像分のカラーフロー処理
データを加算平均するデータ処理手段5とを備えたこと
を特徴とする超音波診断装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は超音波診断装置に関し、特に超音波診断装置のカラーフローイメージ ングのS/Nの改善に関する。
【0002】
【従来の技術】
超音波診断装置は、超音波探触子から超音波信号を被検体内に照射して、比肩 体内の組織や病変部から反射されてくる信号を超音波探触子で受波し、その反射 信号により形成される断層像をCRTに表示する装置である。
【0003】 この超音波診断装置において、カラーフローイメージングとは移動する反射体 からのドプラ偏移を受けた反射信号によりその反射体の移動方向及び移動速度を 測定し、移動速度若しくは移動方向に応じて着色を行う表示である。これにより 、たとえば血流の方向などを知ることができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、カラーフローイメージングでは、パルスドプラ法に比べてデータ数 が少ないために、S/Nが十分ではないという問題がある。また、データ数を増 やせばS/Nは良くなるが、フレームレートが落ちることになる。
【0005】 例えば、心臓のようにフレームレートがある程度(20〜30FPS)必要な 場合には、フレームレートが落ちると満足な血流の測定が行えないといった問題 がある。
【0006】 本考案は上記課題を解決するためのもので、少ないデータ数であってもS/N が良い超音波診断装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決する手段は、カラーフローイメージングを行う超音波診断装置 において、 受信信号をドプラ検波してカラーフロー処理データを出力するカラーフロー処 理手段と、 複数画像分のカラーフロー処理データを格納するシネメモリと、 所定のタイミングに同期してカラーフロー処理データをシネメモリに格納する コントローラと、 シネメモリに格納された複数画像分のカラーフロー処理データを加算平均する データ処理手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
本考案において、所定のタイミングに同期した複数画像分のカラーフロー処理 データがシネメモリに格納され、これらのカラーフロー処理データがデータ処理 手段で加算,平均される。そして、加算,平均されたデータから表示用の映像信 号が生成される。
【0009】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明する。 図1は本考案の一実施例を示す構成図である。この図において、1は送波信号 を超音波に変換して被検体内に送波し、被検体内から反射されて戻ってきた超音 波信号を電気信号に変換する超音波探触子である。2は送信信号を増幅して超音 波探触子1に送り、受波された受信信号を受信部に送る送受信回路である。3は 送受信回路2の出力を受け、反射体の移動速度若しくは移動方向に応じて着色表 示を行うための周波数偏移信号(カラーフロー処理データ)を生成するカラーフ ロー処理部である。4は複数画面分のカラーフロー処理データを格納可能なシネ メモリである。5はシネメモリ4に格納された複数画面分のカラーフロー処理デ ータを加算,平均するデータ処理を実行するデータ処理部である。6はデータ処 理部5の出力信号をテレビジョンモードの映像信号に変換するDSC(ディジタ ル・スキャン・コンバータ)で、その出力はCRT8に表示される。8はECG 信号を取得するためのECG電極、9はECG電極8の検出結果に応じてトリガ 信号を生成するECG回路である。
【0010】 このように構成された装置の動作を説明する。 送受信回路2からの送波信号は超音波探触子1で超音波に変換されて図外の被 検体内に照射される。被検体での反射波は超音波探触子1で電気信号に変換され て送受信回路3を経てカラーフロー処理部3に入力される。カラーフロー処理部 3は入力された信号を増幅,ドプラ検波し、ドプラ効果による偏移周波数信号( カラーフロー処理データ)として出力する。このカラーフロー処理データは、1 画像分ずつシネメモリ4の所定のエリアに格納される。
【0011】 ここで、コントローラ10はECG電極8からのトリガ信号により心拍中の時 相を検出している。そして、心拍中の時相が一致するように、数心拍分のカラー フロー処理データを取得するようタイミング制御している。
【0012】 このようにしてシネメモリ4に格納された複数のカラーフロー処理データを、 データ処理部5が加算,平均する。ここでは、コントローラ10のタイミング制 御により、複数のカラーフロー処理データは被検体の心拍の時相に同期したもの になっている。
【0013】 加算,平均するデータがn画面分あるとすると、各データが相関を有している ため、加算,平均処理によりデータのレベルはn倍になる。一方、ノイズ成分は 振幅がランダムであるため、n回加算することによりレベルが√n倍になる。従 って、n画面分のデータの加算,平均によりデータのS/Nは√n(=n/√n )倍になる。
【0014】 このようなデータ処理が行われたデータ処理部5の処理出力はDSC6で映像 信号に変換されて、CRT8に表示される。 以上説明したように、ECG信号を用いて心拍の時相に同期した複数のカラー フローデータを加算,平均することにより、S/Nが向上する。また、データ数 が増えたと等価になるが、フレームレートは一定に保たれ低下することはない。
【0015】 この結果、心臓の血流測定のようにフレームレートがある程度必要な場合にも フレームレートが落ちることはなく、満足な血流の測定が行える。 尚、上記の説明では、データ処理部5が加算,平均処理を行うことによりS/ Nの向上を図ったが、最大値検出を行うことにより微細血流の表示を行うことも 可能である。
【0016】 図2は本考案の第二の実施例の構成を示す構成図である。この図に示す実施例 では、カラーフロー処理以前の音線データを複数画像分データバッファ11に格 納し、これら複数の音線データで加算,平均処理を行ってからカラーフロー処理 を行うようにしている。
【0017】 この実施例においても、上記実施例と同様にフレームレートが低下することな くS/Nの向上を図れる。
【0018】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、心拍同期で得たデータを加算,平均することでフ レームレートを低下させずにS/Nが良いカラーフローイメージングが行える超 音波診断装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一の実施例の構成を示す構成図であ
る。
【図2】本考案の第二の実施例の構成を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 超音波探触子 2 送受信回路 4 シネメモリ 5 データ処理部 6 DSC 7 CRT 9 ECG回路 10 コントローラ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラーフローイメージングを行う超音波
    診断装置において、 受信信号をドプラ検波してカラーフロー処理データを出
    力するカラーフロー処理手段(3)と、 複数画像分のカラーフロー処理データを格納するシネメ
    モリ(4)と、 所定のタイミングに同期してカラーフロー処理データを
    シネメモリ(4)に格納するコントローラ(10)と、 シネメモリ(4)に格納された複数画像分のカラーフロ
    ー処理データを加算平均するデータ処理手段(5)とを
    備えたことを特徴とする超音波診断装置。
JP1566192U 1992-03-25 1992-03-25 超音波診断装置 Pending JPH0576412U (ja)

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JP1566192U JPH0576412U (ja) 1992-03-25 1992-03-25 超音波診断装置

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JPH0576412U true JPH0576412U (ja) 1993-10-19

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ID=11894930

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JP1566192U Pending JPH0576412U (ja) 1992-03-25 1992-03-25 超音波診断装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006158732A (ja) * 2004-12-08 2006-06-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 超音波診断装置
JP2012210316A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 超音波診断装置及びその制御プログラム
JP2014144370A (ja) * 2014-04-07 2014-08-14 Hitachi Medical Corp 超音波診断装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6382634A (ja) * 1986-09-26 1988-04-13 株式会社東芝 超音波血流イメ−ジング装置

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