JPH0562309U - 自動車のドア構造 - Google Patents

自動車のドア構造

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JPH0562309U
JPH0562309U JP325892U JP325892U JPH0562309U JP H0562309 U JPH0562309 U JP H0562309U JP 325892 U JP325892 U JP 325892U JP 325892 U JP325892 U JP 325892U JP H0562309 U JPH0562309 U JP H0562309U
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door
corner bracket
corner
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勲 寺本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成でコーナブラケットを安定して支
持することができる自動車のドア構造を提供する。 【構成】 ドアサッシュ1のコーナ部にアウタ部材10
とインナ部材11とからなるコーナブラケット3が設置
されてなる自動車のドア構造において、上記アウタ部材
10およびインナ部材11の下端部に相対向するフラン
ジ部15,18を突設し、この両フランジ部15,18
をドア本体1内に配設されるベルトラインレインフォー
スメント6にスポット溶接等の手段で接合することによ
り、上記コーナ部3の下端部を支持するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ドアサッシュのコーナ部にコーナブラケットが設置されてなる自動 車のドア構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば実開昭63−134814号公報に示されるように、インナパネ ルおよびアウタパネルからなるドア本体と、その上端部に突設されたドアサッシ ュとを有する自動車のドア構造において、上記ドアサッシュのコーナ部にウイン ドガラスを昇降自在に案内する案内レールを設置するとともに、この案内レール とドアサッシュとの間にコーナブラケットを設置することが行なわれている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記コーナブラケットの下端部は、ドア本体の上辺部に形成された開口部内に 嵌入されて接合されるが、この接合部がドア本体の内部に位置しており、この部 分をスポット溶接することは困難であるため、上記従来の技術では、ドア本体を 構成するアウタパネルおよびインナパネルの上端部に接合用の折り返し片を上下 に突設し、この折り返し片にコーナブラケットの下端部を溶接するようにしてい る。上記の構成によれば、ドア本体のアウタパネルおよびインナパネルの上辺部 の形状が部分的に変化する特殊な形状となり、その製造作業が複雑化するととも に、上方に突設された上記折り返し片と、コーナブラケットとの接合部がドア本 体の上方に露出して外観が悪化するという問題がある。
【0004】 本考案は、上記問題点を解決するためになされたものであり、簡単な構成でコ ーナブラケットを安定して支持することができる自動車のドア構造を提供するこ とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は、ドアサッシュのコーナ部にアウタ部材とインナ部材とからなるコー ナブラケットが設置される自動車のドア構造において、上記アウタ部材およびイ ンナ部材の下端部に相対向するフランジ部を突設し、この両フランジ部をドア本 体内に配設されるベルトラインレインフォースメントに接合したものである。
【0006】
【作用】
上記構成の本考案によれば、コーナブラケットの下端部がドア本体の上辺部に 形成された開口部からドア本体に嵌入されるとともに、上記コーナブラケットの 下端部に突設されたフランジ部がベルトラインフォースメントに接合されて支持 されることになる。
【0007】
【実施例】
図1は、本考案に係る自動車のドア構造の実施例を示している。この自動車構 造は、車体の側面後部に取付けられる後部ドアのドア本体1と、このドア本体1 の上辺部に立設されたドアサッシュ2と、このドアサッシュ2および上記ドア本 体1の上辺部によって区画された領域の下部後方のコーナ部に設置されたコーナ ブラケット3とを備えている。
【0008】 上記ドア本体1は、図2および図3に示すように、所定形状のアウタパネル4 およびインナパネル5によって構成され、その上端部内方には、車体の前後方向 に伸びるベルトラインレインフォースメント6が配設されている。このベルトラ インレインフォースメント6は、ドア本体1のアウタパネル4に接合される接合 部7と、その上辺部に立設された基板部8とからなり、この基板部8の上端部が 上記ドア本体1の上辺部に形成されたドアウインド昇降操作用の開口部9の下方 に位置するように配設され、上記ドア本体1のベルトライン部を補強するものあ る。
【0009】 上記コーナブラケット3は、相対向して設置される略三角形状のアウタ部材1 0とインナ部材11とからなり、このアウタ部材10およびインナ部材11の後 縁部には、断面L字状部12,13が設けられている。そして上記L字状部12 ,13の先端部同士が重合されて接合されることにより、断面コ字状の連結部1 4が形成され、この連結部14がドアサッシュ2の後部内面に形成された凹部内 に嵌入されて取付けられるように構成されている。
【0010】 上記アウタ部材10の下端部には、上記ドア本体1の開口部9からドア本体1 内に導入される台形状のフランジ部15が突設されている。また、上記インナ部 材11の下端部には、アウタ部材10のフランジ部15に対向する位置において 外方に向けて伸びる突片16と、その先端部から下方に伸びる接合片17とから なるフランジ部18が突設されている。
【0011】 そして、上記アウタ部材10のフランジ部15を上記ベルトラインレインフォ ースメント6の基板部8の内面に当接させるとともに、上記インナ部材11のフ ランジ部18(接合片17)を上記アウタ部材10のフランジ部15の内面に当 接させた状態で、これらをスポット溶接等の手段で一体に接合するように構成さ れている。なお、上記コーナブラケット3のアウタ部材10およびインナ部材1 1の前端部には、図外のウインドガラスの昇降自在に支持する案内レール(図示 せず)が設置される開口部20が形成されている。
【0012】 このようにドアサッシュ2のコーナ部に設置されるコーナブラケット3を構成 するアウタ部材10およびインナ部材11の下端部に相対向するフランジ部15 ,18を突設し、この両フランジ部15,18をドア本体1内に配設されるベル トラインレインフォースメント6に接合したため、上記コーナブラケット3の下 端部を上記ベルトラインレインフォースメント6により安定して支持することが できる。
【0013】 また、上記のように下端部が支持されて剛性が確保されたコーナブラケット3 の後部の連結部14をドアサッシュ2の後部内面に取付けることにより、このド アサッシュ2の後部を上記コーナブラケット3によって補強し、その剛性を効果 的に向上させることができる。
【0014】 また、上記両フランジ部15,16は、ドア本体1内に配設される上記ベルト ラインレインフォースメント6にスポット溶接されるように構成されているため 、ドアの製造後には、ドア本体1のアウタパネル4およびインナパネル5によっ て上記溶接部が隠蔽され、この溶接部が外部に露出することによるドアの外観の 悪化を防止することができる。
【0015】 なお、上記実施例では、自動車の後部ドアに本考案の構造を適用した場合につ いて説明したが、ドアサッシュとドア本体の上辺部とによって区画される領域の 前部下方のコーナ部にコーナブラケットが設置されてなる自動車の前部ドアにお いても本考案の構成を採用することができる。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、ドアサッシュのコーナ部に設置されるコーナブ ラケットを構成するアウタ部材およびインナ部材の下端部に、相対向するフラン ジ部を突設し、この両フランジ部をドア本体内に配設されるベルトラインレイン フォースメントに接合したため、上記コーナブラケットの下端部を上記ベルトラ インレインフォースメントにより安定して支持することができるとともに、ドア 本体の上端部に突設されたドアサッシュの後部を上記コーナブラケットによって 補強し、その剛性を効果的に向上させることができる。
【0017】 また、上記両フランジ部をドア本体内に配設される上記ベルトラインレインフ ォースメントにスポット溶接等の手段で接合したため、この接合部が外部に露出 することによるドアの外観の悪化を防止することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車のドアの全体構成を示す正面図である。
【図2】本考案に係る自動車のドア構造の実施例の要部
を示す斜視図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 ドア本体 2 ドアサッシュ 3 コーナブラケット 6 ベルトラインレインフォースメント 10 アウタ部材 11 インナ部材 15 アウタパネルのフランジ部 18 インナパネルのフランジ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアサッシュのコーナ部にアウタ部材と
    インナ部材とからなるコーナブラケットが設置されてな
    る自動車のドア構造において、上記アウタ部材およびイ
    ンナ部材の下端部に相対向するフランジ部を突設し、こ
    の両フランジ部をドア本体内に配設されるベルトライン
    レインフォースメントに接合したことを特徴とする自動
    車のドア構造。
JP1992003258U 1992-01-31 1992-01-31 自動車のドア構造 Expired - Lifetime JP2593627Y2 (ja)

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JPH0562309U true JPH0562309U (ja) 1993-08-20
JP2593627Y2 JP2593627Y2 (ja) 1999-04-12

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040045126A (ko) * 2002-11-22 2004-06-01 현대자동차주식회사 자동차의 쿼드런트 레인포스의 결합구조
JP2016088426A (ja) * 2014-11-10 2016-05-23 本田技研工業株式会社 車両用ドア構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6114896U (ja) * 1984-07-03 1986-01-28 株式会社東芝 リアクトル始動装置
JPS6441423U (ja) * 1987-09-08 1989-03-13

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