JPH062013Y2 - 部品係着装置 - Google Patents

部品係着装置

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JPH062013Y2
JPH062013Y2 JP1986077212U JP7721286U JPH062013Y2 JP H062013 Y2 JPH062013 Y2 JP H062013Y2 JP 1986077212 U JP1986077212 U JP 1986077212U JP 7721286 U JP7721286 U JP 7721286U JP H062013 Y2 JPH062013 Y2 JP H062013Y2
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JP
Japan
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mounting wall
mounting plate
component mounting
plate
hole
Prior art date
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Application number
JP1986077212U
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English (en)
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JPS62188608U (ja
Inventor
義己 岩村
澄夫 大畑
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は例えば換気扇のケーシング等の本体部材に取
付けられる付属部品の係着装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第6図および第7図は実開昭60-65539号公報に示された
従来の部品係着装置を示し,第6図の場合には外箱(21)
の一側壁に切起し爪(22)とこれによる係止溝(23)を対向
状態に形成させ,両切起し爪で形成された係止溝(23)間
に部品取付け板(24)を挿入係止させるようにしており,
また第7図の場合は外箱(21)の一側壁に係止穴(25)を設
け,部品取付け板(24)にはその一部の折曲げによって抱
い込み爪(26)とこれら爪による係止溝(27)を形成させて
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の部品係着装置は以上のように構成されているの
で,第6図の切起し爪(22),第7図の抱い込み爪(26)の
いずれの場合においても爪相互の間隔およびその折曲げ
作業には係着後の「ガタ」をなくすためには高精度の寸
法管理を必要とするばかりでなく,外箱(21)の一側壁に
開設された係止穴(25)の開口縁部には切起し時の「バ
リ」が残り,これが部品取付け板(24)の組立て時の「バ
ラツキ」になるという問題点もあった。
この考案はこのような高精度の折曲げ作業が要求される
切起し爪や抱い込み爪によらない部品取付け板の係着手
段を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案の場合は,本体部材の取付け壁(1a)には係止穴
(2)を,また部品取付け板(3)には前後および上下方向に
齟齬させた折曲げ舌片(3a)と当て板(3b)を一体に設け,
かつこの当て板には位置決め用のストッパー片(3c)を切
起しにより形成させている。
〔作用〕
この考案の場合は,部品取付け板(3)の係着状態で,そ
の折曲げ舌片(3a)が本体部材の取付け壁(1a)の背面に重
合し,また当て板(3b)は取付け壁の正面に当接してこれ
らの間に本体部材の取付け壁(1a)が挟着され,また部品
取付け板(3)の係着状態への位置決めは,折曲げ舌片(3
a)を係止穴(2)の横穴(2a)に嵌め込み挿入し縦穴(2b)に
そって引上げ,部品取付板(3)が係着状態となった後に
縦穴(2b)と反対側の横穴(2a)の開口縁(2c)に係合し,部
品取付板(3)を取付け壁(1a)に非着脱状態とすることに
よって行なわれる。
〔実施例〕
以下,この考案の部品係着装置の一実施例について説明
する。
すなわち,第1図ないし第3図において,(1)は例えば
換気扇等におけるケーシング等の本体部材,(2)はその
一側壁をなす取付け壁(1a)にL字形及び逆L字形に打抜
かれ,たがいに相反する外側に向けて左右対称に配設さ
れた係止穴で,巾の広い横穴(2a)と巾の狭い縦穴(2b)と
でL字形及び逆L字形に形成されている。(3)は部品取
付け板で,これには上記各係止穴(2)に挿入され,係着
状態で上記穴(2b)における取付け壁(1a)の背面に重合さ
れる左右の折曲げ舌片(3a)と,これら舌片に対して前後
および上下方向に齟齬し上記の係着状態で上記取付け壁
(1a)の正面に当接される左右方向に長い当て板(3b)が一
連に設けられている。(3c)はこの当て板に押出し形成さ
れたストッパー片で,このストッパー片(3c)は部品取付
け板(3)の上記所定の係着状態で,上記本体部材(1)の取
付け壁(1a)に設けた上記各係止穴(2)の開口縁(2c)に係
合して当該部品取付け板(3)をその係着位置に保持する
役目をしている。また図中の(3d)は部品取付け板(3)に
設けた付属部品の取付け穴を示す。
上記構成において部品取付け板(3)の取付けに際しては
第1図の状態から左右の折曲げ舌片(3a)を図示矢印のよ
うにそれぞれ穴(2a)に嵌め込み挿入し,そして第2図の
状態からこれを図示矢印のように引き上げて,第3図の
ように各折曲げ舌片(3a)を穴(2b)において本体部材の取
付け壁(1a)の背面に重合させる。然るときは部品取付け
板(3)の当て板(3b)は穴(2a)において取付け壁(1a)の正
面に当接され,そしてこの当て板(3b)に設けたストッパ
ー片(3c)は穴(2a)の開口縁(2c)に図のように係合して部
品取付け板(3)を当該係着位置に保持するようになる。
なお部品取付け板(3)の取外しに際しては,ストッパー
片(3c)の係合を外して,取付け時の逆の動作をすればよ
い。
さらに,第4図は上記の係止穴(2)を上下反転させて設
けたこの考案の他の実施例を示し,また第5図は部品取
付け板(3)が係着される相手方の本体部材(1)が形状を異
にし,そしてその取付け壁が水平状態になっているこの
考案のさらに他の実施例を示すものである。
(考案の効果〕 この考案の部品係着装置は以上のように構成されている
ので,本体部材の取付け壁に対する部品取付け板の係着
は,前後および上下方向に齟齬する左右の折曲げ舌片と
当て板とで行われることになり,そしてこれら両者間の
前後間隔の寸法の設定がきわめて簡単にでき,かつ左右
の2つの係止穴と舌片で係着され、その上ストッパー片
で係着終了部である係止穴の横穴の開口縁に係合してい
るので,係着後の上下方向の「ガタ」は,舌片の上端と
ストッパー片の下端との間隔を,縦穴の上縁と横穴の下
縁との間隔と一致させることにより,横方向の「ガタ」
は,左右舌片の折曲げ部間の間隔と左右係止穴の内側縁
間の間隔を一致させることにより,それぞれなくすこと
ができる。また係着状態での部品取付け板の位置決めに
はストッパー片を用いているので振動等による部品取付
け板の弛み方向の移動を確実に防止することができ,さ
らに舌片を横穴に嵌め込み挿入し縦穴に沿って引上げる
ようにして部品取付板を装着するようにしたので,部品
取付板の装着が前後上下の移動のみで極めて容易に行な
えるとともに,この舌片を挿入するための横穴をストッ
パー片を係合するために利用しているので,新たに部品
取付板を非着脱状態にするための構成を取付壁に設ける
必要がないという特有の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図および第3図はこの考案の係着装置にお
ける部品取付け板の係着動作を説明するための斜視図,
第4図および第5図はこの考案の他の実施例を示す分解
斜視図,第6図および第7図は従来の部品係着装置を示
す分解斜視図である。 なお,図中,(1)は本体部材,(1a)はその取付け壁,(2)
は係止穴,(2a)は巾広横穴,(2b)は巾狭縦穴,(2c)は開
口縁,(3)は部品取付け板,(3a)は折曲げ舌片,(3b)は
当て板,(3c)はストッパー片を示すものである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】L字形及び逆L字形で,巾広の横穴が巾狭
    の縦穴からたがいに相反する外側に向けて左右対称に配
    設された係止穴をその取付け壁に有する本体部材,上記
    各係止穴の横穴にそれぞれ嵌め込み挿入されて上記縦穴
    に沿い引上げられた係着状態で上記取付け壁の背面に重
    合される左右の折曲げ舌片と,これら舌片に対して前後
    および上下方向に齟齬し係着状態で上記取付け壁の正面
    に当接される当て板とを一体に有する部品取付け板を備
    え,これら折曲げ舌片と当て板とで上記本体部材の取付
    け壁を挟着すると共に,上記当て板に,上記舌片を上記
    横穴に挿入し,上記部品取付板が係着状態となった後に
    上記縦穴と反対側の上記横穴の開口縁に係合し,上記部
    品取付板を上記取付け壁に非着脱状態とする位置決めス
    トッパー片を形成させたことを特徴とする部品係着装
    置。
JP1986077212U 1986-05-22 1986-05-22 部品係着装置 Expired - Lifetime JPH062013Y2 (ja)

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JP1986077212U JPH062013Y2 (ja) 1986-05-22 1986-05-22 部品係着装置

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JPS62188608U JPS62188608U (ja) 1987-12-01
JPH062013Y2 true JPH062013Y2 (ja) 1994-01-19

Family

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Families Citing this family (1)

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JPS62188608U (ja) 1987-12-01

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