JPH05579U - ステアリング装置の取り付け構造 - Google Patents

ステアリング装置の取り付け構造

Info

Publication number
JPH05579U
JPH05579U JP5562391U JP5562391U JPH05579U JP H05579 U JPH05579 U JP H05579U JP 5562391 U JP5562391 U JP 5562391U JP 5562391 U JP5562391 U JP 5562391U JP H05579 U JPH05579 U JP H05579U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
steering device
mounting
gear housing
gear mount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5562391U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2565305Y2 (ja
Inventor
良 三好
冠 小室
Original Assignee
株式会社アツギユニシア
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社アツギユニシア filed Critical 株式会社アツギユニシア
Priority to JP1991055623U priority Critical patent/JP2565305Y2/ja
Publication of JPH05579U publication Critical patent/JPH05579U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2565305Y2 publication Critical patent/JP2565305Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステアリング装置のギヤマウント部をギヤハ
ウジングとは別体の構造とし、部品の共用化を図ると共
に、生産コストの低減を図ることができるようにしたス
テアリング装置の取り付け構造を得るにある。 【構成】 ステアリング装置を車体に取り付けるための
取付け穴20aを形成したギヤマウント部20を、ステ
アリングシャフト1等を収容配置したギヤハウジング1
5とは別体の構造とし、上記ギヤハウジング部15の一
端部には、段部15bを有するボス部15aが形成され
ており、このボス部15aには、車種別に対応した所定
厚さのカラー18を介してギヤハウジング15とは別体
のギヤマウント部20が段部15aに位置決めされて挿
入されており、上記ギヤマウント部20の取り付け位置
および方向を任意に設定できるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両の操舵装置に用いられる、例えばラック・アンド・ピニオン式 ステアリング装置の取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両の操舵装置に用いられるステアリング装置の取り付け構造には、例 えば、実開昭62−72267号公報に開示されているように数多くの提案がな されており、これによると、ステアリング装置の取り付け構造は、図6に示すよ うになっている。
【0003】 即ち、図6において、ステアリングシャフト1の回動に応動するピニオンと噛 合するラックが形成された操向リンク軸であるラックシャフト4が、上記ステア リングシャフト1などが収容配置されたギヤハウジング5およびシリンダ6から なる外筒部材7内に挿通されており、この外筒部材7の両端開口部には、上記ラ ックシャフト4の両端を囲繞するダストブーツ8,9が一体的に取り付けられて いる。上記シリンダ6の一方の終端部6aには、エンドキャップ10を取り付け 、操向リンク軸であるラックシャフト4を支持している。
【0004】 また、上記ステアリング装置のギヤハウジング5には、車体へ取り付けるため の取付け穴11aを形成したギヤマウント部11が一体に設けられており、この ギヤマウント部11が取付け穴11aに装着した、図示しないマウンテングブッ シュ、およびボルト等を介して車体の所定位置に取り付けることができるように なっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記ステアリング装置のギヤハウジング5に設けたギヤマウン ト部11は、鋳物等によりギヤハウジング5と一体的に形成されており、しかも 、使用される車種によって取り付け位置や向きが異なるために、部品の共用化が できないという問題がある。
【0006】 本考案は、このような従来構造の問題点に着目してなされたもので、部品の共 用化を図ると共に、生産コストの低減を図ることができるようにしたステアリン グ装置の取り付け構造を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本考案のステアリング装置の取り付け構造 は、ステアリング装置を車体に取り付けるための取付け穴が形成されたギヤマウ ント部を、ステアリングシャフト等が収容配置されたギヤハウジングとは別体で 構成し、該ギヤハウジング部にボス部を形成し、該ボス部に前記ギヤマウント部 を挿入し、且つ前記ボス部に前記ギヤマウント部の軸方向位置を位置決めする段 部を形成し構成した。
【0008】
【作用】
したがって、このような構成に基づいて、本考案によれば、ギヤマウント部を ギヤハウジングとは別体に構成したことにより、このギヤマウント部をギヤハウ ジングに挿入する際には、ギヤマウント部とギヤハウジングの段部との間に所定 厚さのカラーを挿入したり、またはこのカラーを挿入しなかったり、或いはギヤ マウント部の向きを選択設定するだけで、他の車種にも対応した取り付け位置、 および取り付け方向を設定することができると共に、ギヤマウント部の取り付け 角度を変更するだけの型改造により多機種の車体にも容易に取り付けることがで きる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】 図1は、本考案の第1の実施例を示すステアリング装置の一部破断した正面図 であり、図において、従来例と対応した同一部品には同じ符号を付して説明する 。
【0011】 まず、ステアリングシャフト1の回動に応動するピニオンと噛合するラックが 形成されたラックシャフト4が、ギヤハウジング15およびシリンダ16からな る外筒部材17に挿通されている。そして、上記ギヤハウジング15の一端側に は、段部15bを有するボス部15aが形成されており、このボス部15aには 、カラー18を介して、ギヤハウジング15とは別体で構成するギヤマウント部 20が段部15bに位置決めされて挿入されると共に、外筒部材17が圧入され ている。上記カラー18はギヤマウント部20に形成した取付け穴20aの軸方 向位置を調整するものであり、車種に対応して厚みの異なる数種類のカラー18 が用意されており、したがって、車種によってカラー18を必要としない場合が ある。また、ギヤマウント部20のボス部15aへの挿入は、圧入方式としても 良いが、ピン結合とする場合等も考えられる。そして、図2に示すように、上記 ギヤマウント部20に形成した取付け穴20aには、ゴム等のマウンテングブッ シュ19が嵌着されており、締め付けボルト21により車体に装着されるもので ある。
【0012】 したがって、本考案の第1の実施例に示したステアリング装置の取り付け構造 では、ギヤマウント部20をギヤハウジング15と別体に構成して組み付けたこ とにより、カラー18を用いないで行ったりカラー18の厚みを設定するだけで 軸方向の取り付け位置を調整することができると共に、ギヤマウント部20をギ ヤハウジング15に組み付ける際に、ギヤマウント部20の向きを変更するだけ で車体への取り付け方向を設定することができるので、他の車種にも容易に取り 付けることができる。
【0013】 なお、上記ギヤマウント部20は、鋳物等により成型されるのが一般的である が、これに限定するものではなく、プレス成型品、または、溶接構造により成型 することも可能であり、極めて自由度が高いものである。
【0014】 図3は本考案の第2の実施例を示すステアリング装置の正面図、図4は図3の IV−IV線断面図である。この実施例では、ギヤハウジング部20に形成した車体 への取付け穴20aの位置が、上下でずれていると共に、円周上に所定の角度を 有して形成された場合を示しており、しかも、車体への取付けに際し、アイブッ シュ23,23を用いる場合を示しているが、第1の実施例と同様に組み付けら れて、同等の作用効果が得られる。
【0015】 図5は、第1の実施例および第2の実施例において、ギヤハウジング15の一 端側に形成したボス部15aに、カラー18を介してギヤマウント部20を挿入 した場合、ギヤマウント部20の締結を確実にするために、ギヤマウント部20 およびギヤハウジング15のボス部15aの両者間にピンまたはキー22を装着 したものである。したがって、ギヤマウント部20をギヤハウジング15に組み 付ける際に、ギヤマウント部20の軸方向の位置および取り付け方向を確実に固 定することができる。そして、本例も、車体への取付けには、アイブッシュ23 ,23を使用している。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によるステアリング装置の取り付け構造は、例え ばラック・アンド・ピニオン式のステアリング装置のギヤマウント部をギヤハウ ジングとは別体の構造としたため、カラーを用いなかったりカラーの厚みを適正 に選定したり、或いはギヤマウント部のみを車種別に対応した取り付け位置や方 向に合わせてギヤハウジングに組み付けることにより、部品の共用化を図り、生 産コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示すステアリング装置
の一部破断した正面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】本考案の第2の実施例を示すステアリング装置
の正面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】本考案の第3の実施例を示す図1のV −V 線断
面図である。
【図6】従来例のステアリング装置の取り付け構造を示
す一部破断した正面図である。
【符号の説明】
1 ステアリングシャフト 15 ギヤハウジング 15a ボス部 15b 段部 20 ギヤマウント部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ステアリング装置を車体に取り付けるた
    めの取付け穴が形成されたギヤマウント部を、ステアリ
    ングシャフト等が収容配置されたギヤハウジングとは別
    体で構成し、該ギヤハウジング部にボス部を形成し、該
    ボス部に前記ギヤマウント部を挿入し、且つ前記ボス部
    に前記ギヤマウント部の軸方向位置を位置決めする段部
    を形成したことを特徴とするステアリング装置の取り付
    け構造。
JP1991055623U 1991-06-21 1991-06-21 ステアリング装置の取り付け構造 Expired - Lifetime JP2565305Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991055623U JP2565305Y2 (ja) 1991-06-21 1991-06-21 ステアリング装置の取り付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991055623U JP2565305Y2 (ja) 1991-06-21 1991-06-21 ステアリング装置の取り付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05579U true JPH05579U (ja) 1993-01-08
JP2565305Y2 JP2565305Y2 (ja) 1998-03-18

Family

ID=13003911

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991055623U Expired - Lifetime JP2565305Y2 (ja) 1991-06-21 1991-06-21 ステアリング装置の取り付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2565305Y2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006256575A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Showa Corp 舵取装置のマウント構造
KR100792824B1 (ko) * 2002-03-25 2008-01-14 주식회사 만도 스티어링 시스템용 기어박스의 마운팅부시
KR100816416B1 (ko) * 2001-12-27 2008-03-25 주식회사 만도 스티어링용 기어박스의 마운팅 부시
WO2019111954A1 (ja) * 2017-12-08 2019-06-13 いすゞ自動車株式会社 ステアリングギヤボックスの取付構造
JP2019116122A (ja) * 2017-12-26 2019-07-18 株式会社ジェイテクト 車両用ステアリング装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6413007U (ja) * 1987-07-11 1989-01-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6413007U (ja) * 1987-07-11 1989-01-24

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100816416B1 (ko) * 2001-12-27 2008-03-25 주식회사 만도 스티어링용 기어박스의 마운팅 부시
KR100792824B1 (ko) * 2002-03-25 2008-01-14 주식회사 만도 스티어링 시스템용 기어박스의 마운팅부시
JP2006256575A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Showa Corp 舵取装置のマウント構造
JP4648737B2 (ja) * 2005-03-18 2011-03-09 株式会社ショーワ 舵取装置のマウント構造
WO2019111954A1 (ja) * 2017-12-08 2019-06-13 いすゞ自動車株式会社 ステアリングギヤボックスの取付構造
JP2019104269A (ja) * 2017-12-08 2019-06-27 いすゞ自動車株式会社 ステアリングギヤボックスの取付構造
CN111448122A (zh) * 2017-12-08 2020-07-24 五十铃自动车株式会社 转向齿轮箱的安装构造
JP2019116122A (ja) * 2017-12-26 2019-07-18 株式会社ジェイテクト 車両用ステアリング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2565305Y2 (ja) 1998-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1266773B1 (en) Automobile body frame structure
JP5823854B2 (ja) 自動二輪車の樹脂部品取付構造
US5960512A (en) Windshield wiper assembly with a noise and vibration-damping fastener
JPH05579U (ja) ステアリング装置の取り付け構造
US7077027B2 (en) Composite steering column housing
US6161451A (en) Link assembly
KR20030005032A (ko) 자동차용 조향 기구
JPH0581476B2 (ja)
EP1170485B1 (en) Electronic throttle body with insert molded actuator motor
JP3988068B2 (ja) ブッシュ
JPH0389036A (ja) 防振ブッシュの固定方法
JP3585188B2 (ja) 履帯式トラクタの懸架装置
KR0152734B1 (ko) 자동차의 쇽업소버 지지장치
JPS607989Y2 (ja) 自動二輪車におけるリヤフオ−クの軸受装置
JP2934730B2 (ja) 自動二輪車等のハンドル取付け構造
JPH0679080A (ja) 半回転式釜ミシンの大釜
JPH0722885U (ja) ラック・ピニオン式ステアリング装置
KR20030077178A (ko) 스티어링 시스템용 기어박스의 마운팅부시
JPH08296681A (ja) 防振装置
JP2785024B2 (ja) 自動2輪車のリヤスウィングアーム
JPH071340Y2 (ja) ラックピニオン式ステアリング装置のラックコラムの取付部構造
JPH11325169A (ja) ダイナミックダンパ
JPH055085Y2 (ja)
JP3150551B2 (ja) ロッカアーム用ブッシュ
KR200163523Y1 (ko) 리어 와이퍼모터용 기어하우징의 요크부 구조