JPH0679080A - 半回転式釜ミシンの大釜 - Google Patents
半回転式釜ミシンの大釜Info
- Publication number
- JPH0679080A JPH0679080A JP23573592A JP23573592A JPH0679080A JP H0679080 A JPH0679080 A JP H0679080A JP 23573592 A JP23573592 A JP 23573592A JP 23573592 A JP23573592 A JP 23573592A JP H0679080 A JPH0679080 A JP H0679080A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shuttle
- main body
- sewing machine
- resin body
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製造工程数が少なく安価で且つ従来の機枠ベ
ッドに容易に装備できる大釜を提供する。 【構成】 ドライバー軸を回動可能に且つ嵌合の遊隙を
小さく保持し下軸の回転運動をドライバー軸に円滑に伝
達させる金属製軸受部1は、中釜の摺動運動をガイドす
る樹脂製の本体部2が射出成形される際にインサートさ
れ一体化される。
ッドに容易に装備できる大釜を提供する。 【構成】 ドライバー軸を回動可能に且つ嵌合の遊隙を
小さく保持し下軸の回転運動をドライバー軸に円滑に伝
達させる金属製軸受部1は、中釜の摺動運動をガイドす
る樹脂製の本体部2が射出成形される際にインサートさ
れ一体化される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半回転式釜ミシンの大
釜に関する。
釜に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半回転式釜ミシンの大釜は、鋳造
された金属素材例えば鋳鉄製の素材を穴明け、リーマ、
旋削、フライス、ネジ穴加工等の機械加工をすることに
より製造されていた。しかし、上記技術のもとでは、加
工工程数が多くなり製造コストを低く抑えることが困難
であつた。そこで、実開平1ー99380号公報に示さ
れるように、機枠ベッド上にドライバー軸を固着し、そ
の軸上にドライバーを回転可能に装嵌させ、樹脂製大釜
はドライバー軸周辺の機枠ベッド上にその軸に直交する
取付部を有する樹脂製大釜装置が提案された。
された金属素材例えば鋳鉄製の素材を穴明け、リーマ、
旋削、フライス、ネジ穴加工等の機械加工をすることに
より製造されていた。しかし、上記技術のもとでは、加
工工程数が多くなり製造コストを低く抑えることが困難
であつた。そこで、実開平1ー99380号公報に示さ
れるように、機枠ベッド上にドライバー軸を固着し、そ
の軸上にドライバーを回転可能に装嵌させ、樹脂製大釜
はドライバー軸周辺の機枠ベッド上にその軸に直交する
取付部を有する樹脂製大釜装置が提案された。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載された技術のもとでは、大釜を機枠ベッドに装
備する際にそのミシンの釜駆動機構を大幅に変更する必
要があった。
報に記載された技術のもとでは、大釜を機枠ベッドに装
備する際にそのミシンの釜駆動機構を大幅に変更する必
要があった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、製造工程数が少なく安価で且つ
従来の機枠ベッドに容易に装備できる大釜を提供するこ
とを目的としている。
になされたものであり、製造工程数が少なく安価で且つ
従来の機枠ベッドに容易に装備できる大釜を提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の大釜は、ドライバー軸を回動可能に保持する
金属製軸受部と、中釜の摺動運動をガイドする樹脂製の
本体部と、その樹脂製本体部と前記金属製軸受部を一体
的に固定する手段を備えている。
に本発明の大釜は、ドライバー軸を回動可能に保持する
金属製軸受部と、中釜の摺動運動をガイドする樹脂製の
本体部と、その樹脂製本体部と前記金属製軸受部を一体
的に固定する手段を備えている。
【0006】
【作用】上記の構成を有する本発明のドライバー軸用の
金属製軸受部は、ドライバー軸を回動可能に且つ嵌合の
遊隙を小さく保持し、下軸の回転運動をドライバー軸に
円滑に伝達させる。樹脂製の本体部は、中釜の摺動運動
をガイドする。固定手段は、前記軸受部と前記樹脂製の
本体部を一体的に固定する。これによって、製造工程数
の少ない安価で且つ従来の機枠ベッドに容易に装備でき
る大釜が得られるようになる。
金属製軸受部は、ドライバー軸を回動可能に且つ嵌合の
遊隙を小さく保持し、下軸の回転運動をドライバー軸に
円滑に伝達させる。樹脂製の本体部は、中釜の摺動運動
をガイドする。固定手段は、前記軸受部と前記樹脂製の
本体部を一体的に固定する。これによって、製造工程数
の少ない安価で且つ従来の機枠ベッドに容易に装備でき
る大釜が得られるようになる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。図1において軸受部1は、金属製の
素材例えば真ちゅう材を旋削加工することにより、ある
いは焼結工法により形成され、ドライバー軸を回転可能
に且つ嵌合の遊隙を小さく保持するものである。樹脂製
本体部2と接する端部1aには、樹脂製本体部2との一
体化を強固にするためにローレットを設けておく。中釜
の摺動運動をガイドする樹脂製の本体部2は、樹脂材料
を射出成形することにより形成されるが、その際、前記
軸受部1がインサートされ一体成形される。なお、金属
製軸受部1と樹脂製の本体部2の一体化は熔着、接着あ
るいは金属製軸受部1にネジ穴を設けて樹脂製の本体部
をネジ止めすることによりなされても良い。
参照して説明する。図1において軸受部1は、金属製の
素材例えば真ちゅう材を旋削加工することにより、ある
いは焼結工法により形成され、ドライバー軸を回転可能
に且つ嵌合の遊隙を小さく保持するものである。樹脂製
本体部2と接する端部1aには、樹脂製本体部2との一
体化を強固にするためにローレットを設けておく。中釜
の摺動運動をガイドする樹脂製の本体部2は、樹脂材料
を射出成形することにより形成されるが、その際、前記
軸受部1がインサートされ一体成形される。なお、金属
製軸受部1と樹脂製の本体部2の一体化は熔着、接着あ
るいは金属製軸受部1にネジ穴を設けて樹脂製の本体部
をネジ止めすることによりなされても良い。
【0008】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の大釜によれば、複雑な形状の本体部が樹脂成形に
より形成されるので加工の工数低減がなされよってコス
トの低減が可能となるとともに、ドライバー軸用の軸受
部が金属製なのでドライバー軸を回動可能に且つ嵌合の
遊隙を小さく保持することができ、下軸の回転運動をド
ライバー軸に円滑に伝達させることができる。また、樹
脂製本体部と金属製軸受部を一体にしたため、大幅な釜
駆動機構の変更なく従来の機枠ベッドに容易に装備でき
る。
発明の大釜によれば、複雑な形状の本体部が樹脂成形に
より形成されるので加工の工数低減がなされよってコス
トの低減が可能となるとともに、ドライバー軸用の軸受
部が金属製なのでドライバー軸を回動可能に且つ嵌合の
遊隙を小さく保持することができ、下軸の回転運動をド
ライバー軸に円滑に伝達させることができる。また、樹
脂製本体部と金属製軸受部を一体にしたため、大幅な釜
駆動機構の変更なく従来の機枠ベッドに容易に装備でき
る。
【図1】本発明の一実施例を示す大釜の正面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
1 軸受部 1a 端部 2 本体部
Claims (1)
- 【請求項1】 半回転式釜ミシンおいて、ドライバー軸
を回転可能に保持する金属製軸受部と、中釜の摺動運動
をガイドする樹脂製の本体部と、その樹脂製本体部と前
記金属製軸受部を一体的に固定する手段とからなる大
釜。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23573592A JPH0679080A (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 半回転式釜ミシンの大釜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23573592A JPH0679080A (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 半回転式釜ミシンの大釜 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0679080A true JPH0679080A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=16990450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23573592A Pending JPH0679080A (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 半回転式釜ミシンの大釜 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0679080A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5954532A (en) * | 1997-06-27 | 1999-09-21 | Yazaki Corporation | Slidably fitting type connector |
US5975929A (en) * | 1997-06-27 | 1999-11-02 | Yazaki Corporation | Slidably fitting type connector |
US5975930A (en) * | 1997-08-11 | 1999-11-02 | Yazaki Corporation | Slide fit connector |
US6030236A (en) * | 1997-06-27 | 2000-02-29 | Yazaki Corporation | Electrical connector assembly slidably mating via internal lever |
WO2021161763A1 (ja) * | 2020-02-14 | 2021-08-19 | 住友電装株式会社 | レバー式コネクタ |
-
1992
- 1992-09-03 JP JP23573592A patent/JPH0679080A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5954532A (en) * | 1997-06-27 | 1999-09-21 | Yazaki Corporation | Slidably fitting type connector |
US5975929A (en) * | 1997-06-27 | 1999-11-02 | Yazaki Corporation | Slidably fitting type connector |
US6030236A (en) * | 1997-06-27 | 2000-02-29 | Yazaki Corporation | Electrical connector assembly slidably mating via internal lever |
US5975930A (en) * | 1997-08-11 | 1999-11-02 | Yazaki Corporation | Slide fit connector |
WO2021161763A1 (ja) * | 2020-02-14 | 2021-08-19 | 住友電装株式会社 | レバー式コネクタ |
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