JPH0555937A - 搬送波切替装置 - Google Patents
搬送波切替装置Info
- Publication number
- JPH0555937A JPH0555937A JP3215680A JP21568091A JPH0555937A JP H0555937 A JPH0555937 A JP H0555937A JP 3215680 A JP3215680 A JP 3215680A JP 21568091 A JP21568091 A JP 21568091A JP H0555937 A JPH0555937 A JP H0555937A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carrier
- carrier wave
- phase
- sent
- switching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Transmitters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】切替時に搬送波の波形が不連続になるのを防止
する。 【構成】高周波高速スイッチ３は、搬送波発振器１１，
１２が出力する搬送波Ｓ１，Ｓ２のいずれか一方を選択
し、位相同期回路５へ送出する。また、他方の搬送波は
終端抵抗４へ送出する。位相同期回路５は、位相比較部
５１と、低域フィルタ５２と、電圧制御発振部（ＶＣ
Ｏ）５３とにより位相同期ループ（ＰＬＬ）を構成し、
入力する搬送波と位相同期した信号を生成して出力端子
６へ送出する。
する。 【構成】高周波高速スイッチ３は、搬送波発振器１１，
１２が出力する搬送波Ｓ１，Ｓ２のいずれか一方を選択
し、位相同期回路５へ送出する。また、他方の搬送波は
終端抵抗４へ送出する。位相同期回路５は、位相比較部
５１と、低域フィルタ５２と、電圧制御発振部（ＶＣ
Ｏ）５３とにより位相同期ループ（ＰＬＬ）を構成し、
入力する搬送波と位相同期した信号を生成して出力端子
６へ送出する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は中波放送機用の搬送波切
替装置に関し、特に互いに独立した複数の搬送波発振器
の出力を切替える搬送波切替装置に関する。
替装置に関し、特に互いに独立した複数の搬送波発振器
の出力を切替える搬送波切替装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来の搬送波切替装置の一例を示
す図であり、２つの搬送波Ｓ１，Ｓ２を切替える場合を
示している。
す図であり、２つの搬送波Ｓ１，Ｓ２を切替える場合を
示している。
【０００３】ここで、搬送波発振器１１，１２は、互い
に独立して動作し、ほぼ同一周波数の搬送波Ｓ１，Ｓ２
を出力している。入力端子１，２に供給された搬送波Ｓ
１，Ｓ２の内、いずれか一方が高周波高速スイッチ３に
よって選択されて出力端子６から送出される。また、他
方の搬送波は終端抵抗４に供給される。
に独立して動作し、ほぼ同一周波数の搬送波Ｓ１，Ｓ２
を出力している。入力端子１，２に供給された搬送波Ｓ
１，Ｓ２の内、いずれか一方が高周波高速スイッチ３に
よって選択されて出力端子６から送出される。また、他
方の搬送波は終端抵抗４に供給される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の搬送波
切替装置では、入力する搬送波の位相が互いに一致して
いないので、高周波高速スイッチによって切替えた瞬間
は、図４に示すように、搬送波の波形が不連続となる。
このため、高調波（スプリアス）が発生するばかりでな
く、この搬送波により動作する固体化電力増幅器がフル
ブリッジ・シングルエンドプッシュプル回路を採用して
いる場合には、動作が不安定となって半導体素子が破損
する可能性があるという問題点を有している。
切替装置では、入力する搬送波の位相が互いに一致して
いないので、高周波高速スイッチによって切替えた瞬間
は、図４に示すように、搬送波の波形が不連続となる。
このため、高調波（スプリアス）が発生するばかりでな
く、この搬送波により動作する固体化電力増幅器がフル
ブリッジ・シングルエンドプッシュプル回路を採用して
いる場合には、動作が不安定となって半導体素子が破損
する可能性があるという問題点を有している。
【０００５】なお、フルブリッジ・シングルエンドプッ
シュプル回路を採用した電力増幅器では、ブリッジ接続
した複数の半導体素子を搬送波に応じてサイクル毎にオ
ンオフ動作させているので、印加する搬送波の波形が乱
れた場合は、オンオフ動作のタイミングがずれて半導体
素子に大電流が流れる可能性がある。
シュプル回路を採用した電力増幅器では、ブリッジ接続
した複数の半導体素子を搬送波に応じてサイクル毎にオ
ンオフ動作させているので、印加する搬送波の波形が乱
れた場合は、オンオフ動作のタイミングがずれて半導体
素子に大電流が流れる可能性がある。
【０００６】本発明の目的は、切替時に搬送波の波形が
不連続になるのを防止できる搬送波切替装置を提供する
ことにある。
不連続になるのを防止できる搬送波切替装置を提供する
ことにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の搬送波切替装置
は、互いに独立した複数の搬送波発振器の出力を切替え
る搬送波切替装置において、前記複数の搬送波発振器の
出力の内いずれか一方を選択するスイッチ手段と、この
スイッチ手段が選択した搬送波を受けて位相同期した信
号を出力する位相同期手段とを備えて構成される。ま
た、前記スイッチ手段が選択した搬送波および前記位相
同期手段が出力する信号の内いずれか一方を選択する手
段を具備して構成してもよい。
は、互いに独立した複数の搬送波発振器の出力を切替え
る搬送波切替装置において、前記複数の搬送波発振器の
出力の内いずれか一方を選択するスイッチ手段と、この
スイッチ手段が選択した搬送波を受けて位相同期した信
号を出力する位相同期手段とを備えて構成される。ま
た、前記スイッチ手段が選択した搬送波および前記位相
同期手段が出力する信号の内いずれか一方を選択する手
段を具備して構成してもよい。
【０００８】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００９】図１は本発明の第１の実施例を示す図であ
り、２つの搬送波Ｓ１，Ｓ２を切替える場合を示してい
る。ここで、搬送波発振器１１，１２は、互いに独立し
て動作し、ほぼ同一周波数の搬送波Ｓ１，Ｓ２を出力し
ている。
り、２つの搬送波Ｓ１，Ｓ２を切替える場合を示してい
る。ここで、搬送波発振器１１，１２は、互いに独立し
て動作し、ほぼ同一周波数の搬送波Ｓ１，Ｓ２を出力し
ている。
【００１０】さて、入力端子１，２に供給された搬送波
Ｓ１，Ｓ２の内、いずれか一方が高周波高速スイッチ３
によって選択され、位相同期回路５を経由して出力端子
６から送出される。また、他方の搬送波は終端抵抗４に
供給される。
Ｓ１，Ｓ２の内、いずれか一方が高周波高速スイッチ３
によって選択され、位相同期回路５を経由して出力端子
６から送出される。また、他方の搬送波は終端抵抗４に
供給される。
【００１１】ところで、位相同期回路５は、位相比較部
５１と、低域フィルタ５２と、電圧制御発振部（ＶＣ
Ｏ）５３とにより位相同期ループ（ＰＬＬ）を構成して
おり、入力する搬送波と周波数および位相が一致した信
号を生成して出力端子６へ送出する。また、応答速度を
適当に設定することにより、波形の急激な変化を平滑化
できる。従って、切替時に不連続な波形となった搬送波
を位相同期回路５に入力することにより、滑かな波形の
搬送波にすることができる。
５１と、低域フィルタ５２と、電圧制御発振部（ＶＣ
Ｏ）５３とにより位相同期ループ（ＰＬＬ）を構成して
おり、入力する搬送波と周波数および位相が一致した信
号を生成して出力端子６へ送出する。また、応答速度を
適当に設定することにより、波形の急激な変化を平滑化
できる。従って、切替時に不連続な波形となった搬送波
を位相同期回路５に入力することにより、滑かな波形の
搬送波にすることができる。
【００１２】図２は本発明の第２の実施例を示す図であ
り、図１に示した位相同期回路５をバイパスするための
高周波高速スイッチ７を付加した構成となっている。
り、図１に示した位相同期回路５をバイパスするための
高周波高速スイッチ７を付加した構成となっている。
【００１３】高周波高速スイッチ７は、切替時点で位相
同期回路５の出力を選択し、ＰＬＬがロックした後、高
周波高速スイッチ３が選択した搬送波に切替える。この
場合、搬送波の位相は互いに一致しているので、切替時
に波形の不連続は生じない。
同期回路５の出力を選択し、ＰＬＬがロックした後、高
周波高速スイッチ３が選択した搬送波に切替える。この
場合、搬送波の位相は互いに一致しているので、切替時
に波形の不連続は生じない。
【００１４】このようにすることにより、第１の実施例
と同様な効果が得られると共に、位相同期回路５が故障
した場合でも搬送波を送出できる。
と同様な効果が得られると共に、位相同期回路５が故障
した場合でも搬送波を送出できる。
【００１５】なお、本実施例では、２つの搬送波を切替
える場合について説明したが、切替える搬送波が３以上
であっても同様に動作させることができる。
える場合について説明したが、切替える搬送波が３以上
であっても同様に動作させることができる。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、切
替によって波形に不連続が生じた搬送波を位相同期回路
に入力して平滑化することにより、高調波（スプリア
ス）の発生を抑えることができるばかりでなく、フルブ
リッジ・シングルエンドプッシュプル回路を採用してい
る固体化電力増幅器の動作が不安定となって半導体増幅
素子が破損するのを防止できる。
替によって波形に不連続が生じた搬送波を位相同期回路
に入力して平滑化することにより、高調波（スプリア
ス）の発生を抑えることができるばかりでなく、フルブ
リッジ・シングルエンドプッシュプル回路を採用してい
る固体化電力増幅器の動作が不安定となって半導体増幅
素子が破損するのを防止できる。
【００１７】また、位相同期回路をバイパスするスイッ
チを設けることにより、位相同期回路が故障した場合で
も搬送波を送出できる。
チを設けることにより、位相同期回路が故障した場合で
も搬送波を送出できる。
【図１】本発明の第１の実施例を示す図である。
【図２】本発明の第２の実施例を示す図である。
【図３】従来の搬送波切替装置の一例を示す図である。
【図４】切替時点の搬送波の波形の一例を示す図であ
る。
る。
３，７ 高周波高速スイッチ ５ 位相同期回路 Ｓ１，Ｓ２ 搬送波
Claims (2)
- 【請求項１】 互いに独立した複数の搬送波発振器の出
力を切替える搬送波切替装置において、前記複数の搬送
波発振器の出力の内いずれか一方を選択するスイッチ手
段と、このスイッチ手段が選択した搬送波を受けて位相
同期した信号を出力する位相同期手段とを備えることを
特徴とする搬送波切替装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の搬送波切替装置におい
て、前記スイッチ手段が選択した搬送波および前記位相
同期手段が出力する信号の内いずれか一方を選択する手
段を具備することを特徴とする搬送波切替装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3215680A JPH0555937A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 搬送波切替装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3215680A JPH0555937A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 搬送波切替装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0555937A true JPH0555937A (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=16676385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3215680A Pending JPH0555937A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 搬送波切替装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0555937A (ja) |
-
1991
- 1991-08-28 JP JP3215680A patent/JPH0555937A/ja active Pending
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