JPH0545090Y2 - - Google Patents

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JPH0545090Y2
JPH0545090Y2 JP16324287U JP16324287U JPH0545090Y2 JP H0545090 Y2 JPH0545090 Y2 JP H0545090Y2 JP 16324287 U JP16324287 U JP 16324287U JP 16324287 U JP16324287 U JP 16324287U JP H0545090 Y2 JPH0545090 Y2 JP H0545090Y2
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coil
holder
drum
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connector
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案コイルユニツトを以下の項目に従つて説
明する。
A 産業上の利用分野 B 考案の概要 C 従来技術[第7図、第8図] D 考案が解決しようとする問題点[第7図、
第8図] E 問題点を解決するための手段 F 実施例[第1図乃至第6図] a コイルユニツト[第1図乃至第5図] a−1 コイル体[第1図、第2図、第5
図] a−2 コネクタユニツト[第1図乃至第5
図] a−3 コイル体とコネクタユニツトとの結
合[第2図、第5図] b 使用例[第5図、第6図] b−1 固定ドラム[第5図] b−2 回転ドラム[第5図] c プリント基板[第5図、第6図] c−1 コイルユニツトとプリント基板との
接続[第5図] G 考案の効果 (A 産業上の利用分野) 本考案は新規なコイルユニツトに関する。詳し
くはブラシレスモータに使用するのに好適なコイ
ルユニツトに関し、小径化を図ることができ、従
つてこれを使用する装置自体の小型化を可能にす
る新規なコイルユニツトを提供しようとするもの
である。
(B 考案の概要) 本考案コイルユニツトは、複数のコイルを備え
たコイル体の各コイルに給電するための手段、例
えば、フレキシブルなプリント回路板とコイル体
との間を接続するためのコネクタユニツトを筒状
の保持体とこれに保持される複数の端子ピンによ
つて構成し、端子ピンを接触部とピン部とがL字
状に連続するように形成し、そして、ピン部を保
持体の軸方向に貫通させてその先端部を保持体の
平面を為す一方の端面から突設させ、接触部を保
持体の他方の端面に沿つてかつ保持体の軸を中心
とする円の接線方向に延びるように位置させ、こ
れによつて、端子ピンの接触部が小さな外径内に
納まるようにし、端子ピンの接触部の配置径が小
さくなつた分コイルの有効面積が減少させること
なくコイルユニツトの小径化を図ることができ
る。
(C 従来技術)[第7図、第8図] 例えば、ビデオテープレコーダ(以下、
「VTR」と云う。)やデジタルオーデイオテープ
レコーダ(以下、「DAT」と云う。)等において
は、その形状をより薄形にするために、回転ドラ
ムを回転させるモータとして扁平な所謂ブラシレ
スモータを用いることが多い。
第7図及び第8図はそのようなモータを備えた
従来の回転ヘツド装置の各別の例を示すものであ
る。
第7図は下側に回転ドラム、上側に固定ドラム
を有する所謂下ドラム回転タイプの回転ヘツド装
置の一例aを示すものである。
bは回転ドラムであり軸心部には取付孔cが形
成されており、該取付孔cの両端部には軸受d,
dが圧入されている。
eは図示しないメカシヤーシに固定された支持
軸であり、その略中間部が上記軸受部d,dに圧
入され、これによつて、回転ドラムbは支持軸e
に回転自在に支持されている。
fは固定ドラムであり、上記支持軸eの上端部
に固定されている。
gはローターマグネツトでありバツクヨークと
共に回転ドラムbに固着されている。
hは回転ヨークであり上記したローターマグネ
ツトgに対向した状態で回転ドラムbに固着され
ている。
i,iは図示しない複数のコイルが支持軸eを
囲んで環状に配列されて成るコイル体であり、そ
のコイル配置部がローターマグネツトgと回転ヨ
ークhとの間に位置され、回転ドラムbの外周縁
よりさらに外方に突出するように延設された被支
持部j,j,……がメカシヤーシに固定されたコ
イル支持部k,k,……にネジ止めにより支持さ
れている。
第8図は、上部に回転ドラム、下部に固定ドラ
ムが配置された所謂上ドラム回転タイプのヘツド
装置の一例lを示すものである。
mは回転ドラムであり、その軸心部に設けられ
た取付孔nの両端部には軸受o,oが圧入されて
いる。
pは図示しないメカシヤーシから立設された支
持軸であり、該支持軸pに前記軸受o,oが圧入
され、これによつて、回転ドラムmが支持軸pに
回転自在に支持される。
qは固定ドラムであり、中心部が支持軸pに固
定されている。
rは回転ドラムmに固定されたローターマグネ
ツトである。
sは回転ドラムmの上端部に固定された回転ヨ
ークであり、ローターマグネツトrと間隔を空け
た状態で平行に対向している。
tは図示しない複数のコイルが支持軸pを囲む
ように配置されて成るコイル体であり、このコイ
ル配置部がローターマグネツトrと回転ヨークと
の間に位置された状態で中心部が上記支持軸pに
固定されている。
uは円筒状をしたコネクタユニツトであり、L
字状をした端子ピンv,v,……が保持されてお
り、該端子ピンv,v,……の水平に延びる接触
部w,w,……半径方向に延びその先端はコネク
タユニツトuの外周縁から外方に突出している。
そして、コネクタユニツトuは端子ピンv,
v,……の接触部w,w,……の先端部がコイル
体tに設けられた各コイルへの給電接点x,x,
……にハンダ付され、端子ピンv,v,……のピ
ン部y,y,……の上端部がプリント基板zの接
点とハンダ付けされ、これによりコイル体tのコ
イルとプリント基板zとの間の電気的な接続がな
されることになる。
(D 考案が解決しようとする問題点)[第7図、
第8図] しかしながら、従来の回転ヘツド装置にあつて
は前記したa,lいずれのタイプにおいても外径
がせいぜい30mm程度までしか小型化することがで
きないという問題がある。
即ち、下ドラム回転タイプの回転ヘツド装置a
にあつてはドラムの外径外に設けられたコイル支
持部k,k,……が回転ヘツド装置全体の外径を
増加させることになり、このコイル支持部k,
k,……が他の機構、例えばローデイング機構等
の配置に関し、位置的制限を加える等の不都合が
生じることになる。
また、上ドラム回転タイプの回転ヘツド装置l
にあつては、上記したような装置の外径を増加さ
せる要因は有しないが、コイル体の外径を小さく
することができないため結局ドラムを小径にする
ことができない。
つまり、コイル体tとコネクタユニツトuに設
けられた端子ピンv,v,……の接触部w,w,
……がコイル体tの半径方向に向いた状態でコイ
ル体tの給電接点x,x,……にハンダ付される
ため、コイル体tの径を小さくするとコイルの有
効面積が減少し、所要のトルクが得られなくな
り、これを避けるためには結局コイル体tの外径
を増加しなければならないからである。
さらに、このタイプlではコネクタユニツトu
とプリント基板zとの間に空間Aが形成されてプ
リント基板zの接続部が大部分浮いた状態となる
ため、プリント基板zに、例えば、可撓性のある
フレキシブルプリント基板を用いた場合等におい
て中心付近における基板の保持が確実でないとい
う問題もある。
(E 問題点を解決するための手段) そこで、本考案コイルユニツトは、上記した問
題点を解決するために、複数のコイルを備えたコ
イル体の各コイルに給電するための手段、例え
ば、フレキシブルなプリント回路板とコイル体と
の間を接続するためのコネクタユニツトを筒状の
保持体とこれに保持される複数の端子ピンによつ
て構成し、端子ピンを接触部とピン部とがL字状
に連続するように形成し、そして、ピン部を保持
体の軸方向に貫通させてその先端部を保持体の平
面を為す一方の端面から突設させ、接触部を保持
体の他方の端面に沿つてかつ保持体の軸を中心と
する円の接線方向に延びるように位置させたもの
である。
従つて、本考案コイルユニツトによれば、端子
ピンの接触部が小さな外径内に納まるようにする
ことができるので、端子ピンの接触部の配置径が
小さくなつた分コイルの有効面積を減少させるこ
となしにコイルユニツトの小径化を図ることがで
きる。
依つて、例えば本考案コイルユニツトをブラシ
レスモータに使用した場合、当該ブラシレスモー
タを使用した装置の小型化を図ることが可能であ
る。例えば、前述したaやlの如き回転ヘツド装
置に適用した場合には、従来その外径が30mm程度
に止まつていたものがその略2分の1の15mmに迄
小型化することができる。しかも、本考案コイル
ユニツトを使用したブラシレスモータは下ドラム
回転タイプ、上ドラム回転タイプのいづれの回転
ヘツド装置にも適用することができる。
また、コネクタユニツトの一端が平面に形成さ
れているため、該平面部に給電用プリントの基板
の接続部を安定した状態で載置することができ
る。
(F 実施例)[第1図乃至第6図] 以下、本考案コイルユニツトの詳細を添付図面
に示した実施例に従つて説明する。
(a コイルユニツト)[第1図乃至第5図] 1はコイルユニツトであり、複数のコイルを有
するコイル体とコネクタユニツトとから成る。
(a−1 コイル体)[第1図、第2図、第5図] 2はコイル体である。
3は円帯状を為す接続部であり、一方の面の中
心孔4を囲んだ位置に円周方向に等間隔離間して
給電接点5,5,……が形成されている。
6,6,……は上記接続部3を囲んで環状に配
列されたコイルであり、各コイル6,6,……に
は上記給電接点5,5,……を介して給電される
ようになつている。
そして、コイル体2は接続部3とコイル6,
6,……が一体に又は一体的に結合されて成る。
かかるコイル体2の製造のし方は種々あるが、
例えば、環状に配列されたコイルパターンがプリ
ント形成されたプリント基板を数層、例えば、3
層に積層して形成することができる。その他、給
電接点等がプリント形成されたコイルベースを用
意し、これに細線をコイルリングして成るコイル
を配置固定する等種々の方法によつて形成するこ
とが可能である。
(a−2 コネクタユニツト)[第1図乃至第5
図] 7はコネクタユニツトであり、コネクタホルダ
ーとコネクタピンとから成る。
8は絶縁性を有する合成樹脂から成るコネクタ
ホルダーであり、円筒状を為し、中心部に中心孔
9が形成され、一方の面10は平坦面に、また、
他方の面11は略平坦面に形成されている。
コネクタホルダー8の他方の面11のうち円周
方向に等間隔に離間した位置には外縁から中心孔
9に近接した位置にまで達した浅い凹部12,1
2,……が形成されている。
13,13,……はコネクタピンであり、上下
方向に延びるピン部13a,13a,……と該ピ
ン部13a,13a,……の他端から水平に延び
る接触部13b,13b,……とがL字状を成す
ように一体に形成されて成る。そして、これらコ
ネクタピン13,13,……はそのピン部13
a,13a,……の他半部がコネクタホルダー8
に埋込状に保持されピン部13a,13a,……
の一半部が一方の面10から突出され、そして、
接触部13b,13b,……が他方の面11の凹
部12,12,……内に位置している。そして、
これら接触部13b,13b,……は平面で見て
コネクタホルダー8の中心を中心とする円の接線
方向に延びるように配置されている。
尚、コネクタホルダー8とコネクタピン13,
13,……とは、例えば、アウトサート成形によ
つて一体化される。
(a−3 コイル体とコネクタユニツトとの結
合)[第2図、第5図] しかして、コイル体2の一方の面にコネクタユ
ニツト7が互いの中心孔4,9が一致するように
重ね合わせさ、そして、コネクタピン13,1
3,……の接触部13b,13b,……がコイル
体2の接続部3一方の面に形成された給電接点
5,5,……にハンダ付等により接続される。
14は円管状をした合成樹脂製のスリーブであ
り、コネクタユニツト7の中心孔9及びコイル体
2の中心孔4に圧入され、一端部がコネクタユニ
ツト7の一方の面10より突出している。また、
他端部もコイル体2から僅かに突出している。こ
れによつて、コイル体2とコネクタユニツト7と
が確実に結合される。尚、このスリーブ14とコ
イル体2及びコネクタユニツト7との結合は圧入
だけによらず、これに加えて、あるいはこれとは
別に、接着や超音波熱融着手段等の固着手段を用
いても良く、更には、コネクタホルダー8とスリ
ーブ14とを一体成形により形成しても良い。
(b 使用例)[第5図、第6図] 次に、本考案コイルユニツト1を回転ヘツド装
置に使用した使用例について説明する。
15がVTRやDAT等の回転ヘツド装置であ
る。該回転ヘツド装置は固定ドラム、磁気ヘツド
を備えた回転ドラム、固定ドラムに固定されると
共に本考案に係るコイルユニツト1を支持した支
持軸、ロータリートランス等から成る。
(b−1 固定ドラム)[第5図] 16は固定ドラムである。
固定ドラム16は厚手の円板状に形成されると
共に、下面に開口した円帯状の凹部17が形成さ
れ、中心部には上記凹部17によつて囲まれたボ
ス部18が形成されている。そして、該固定ドラ
ム16の中心には取付孔19が貫設されている。
更に、上記ボス部18の下端面には取付孔19に
近接して環状の突条20が形成されている。
21は図示しないメカシヤーシから立設された
ドラム支持体であり、該ドラム支持体21の上片
21aに固定ドラム16の上面が固定されてい
る。
22は支持軸であり、その上端部が固定ドラム
16の取付孔19に圧入状に固定されている。
(b−2 回転ドラム)[第5図] 23は回転ドラムである。
回転ドラム23は厚手の円板状に形成されてお
り、その上面に浅い凹部24が形成され、かつ、
下面中心部からボス部25が突設されている。ま
た、上面中央部とボス部25下面に凹部26,2
7が形成され、それぞれの凹部26,27にボー
ルベアリング28,28′が支持されている。尚、
各ボールベアリング28,28′はそのアウター
レース28a,28′aが上記凹部26,27に
圧入されている。尚、凹部26と27との間には
挿通孔23aが形成され、これによつて、凹部2
6と27との間にアウターレース28a,28′
aの厚さ分の棚部23bが形成される。
29は回転ドラム23の上面に形成された浅い
凹部24内に配置されたヘツド基板であり、その
外周縁部に記録再生用の磁気ヘツド30,30が
支持されており、該磁気ヘツド30,30の外
端、即ち、ヘツドギヤツプが形成された部分は回
転ドラム23の外周面と略同じ面内に位置されて
いる。
31は外径が回転ドラム23の外径より稍小さ
く形成されたバツクヨークであり、回転ドラム2
3のボス部25に外嵌された状態で回転ドラム2
3の下面に固着されている。
32は上記バツクヨーク31の下面側に固着さ
れたメインマグネツトであり、その外径はバツク
ヨーク31の外径より稍小さく形成されている。
33は円筒状をしたヨークホルダーであり、バ
ツクヨーク31の外周を囲むように回転ドラム2
3の下面外周縁に沿つて固定されると共に、その
高さがバツクヨーク31とメインマグネツト32
の厚さを加えた分より大きくされている。
34はヨークホルダー33の下端より稍上方に
取着された回転ヨークであり、ヨークホルダー3
3の内側から中心に向つて延びメインマグネツト
32に平行に対向されており、該回転ヨーク34
の中央部より稍ヨークホルダー33寄りの位置に
は回転ドラム23の回転位相を検出するための
PG(パルスジエネレーター)マグネツト35,3
5′が取着されている。
上記した回転ドラム23はそれに支持されたボ
ールベアリング28,28′に支持軸22の固定
ドラム16のボス部18下端から突出した部分が
挿通されることによつて、支持軸22に回転自在
に支持される。尚、ボールベアリング28,2
8′のインナーレース28b,28′bと支持軸2
2との関係は互いに摺動が許容される関係になつ
ている。
そして、支持軸22の回転ドラム23が支持さ
れた部分の下方に上記コイルユニツト1のスリー
ブ14が接着により固定される。このときスリー
ブ14は上方へ押圧され、上記ボールベアリング
28,28′に与圧がかけられる。即ち、スリー
ブ14が上方に向つて押圧されると、上側のボー
ルベアリング28のインナーレース28bは固定
ドラム16のボス部18下端に形成された突条2
0によつて下方へ押されるがアウターレース28
aはその下端が凹部26,27間の棚部23bに
よつて下方への移動を阻止され、また、下側のボ
ールベアリング28′のインナーレース28′bは
スリーブ14の上端によつて上方へ押されるがア
ウターレース28′aは上記棚部23bによつて
上方への移動を阻止されるため、2つのボールベ
アリング28,28′に与圧が与えられることに
なる。
尚、36はロータリートランスであり、該ロー
タリートランス36は固定ドラム16の下面の凹
部17内に設けられた固定側コイル部37と回転
ドラム23のヘツド基板29の上に設けられた回
転側コイル部38とから成る。
(c プリント基板)[第5図、第6図] 39はコイル6,6,……に給電する手段とし
てのフレキシブルプリント基板であり、円板状の
接続部40と、該接続部40の外周縁の一部から
連続して延びる延長部41(図面では一部のみ示
してある。)とから成る。
接続部40の中央にはコイルユニツト1のスリ
ーブ14の外径に略等しい中心孔40aが形成さ
れると共に、該中心孔40aの周囲にはコネクタ
ユニツト7のコネクタピン13,13,……のピ
ン部13a,13a,……が挿通されフレキシブ
ルプリント基板39に形成された給電用導体4
2,42,……に電気的に接続されるように接続
孔43,43,……が形成されている。
尚、給電用導体42,42,……は図示しない
駆動制御回路に接続されている。
44はコイルユニツト1のコネクタユニツト7
とフレキシブルプリント基板39との間に介在さ
れた補強板であり、その形状がプリント基板39
の接続部40の形状と略同一とされ、接続部40
の中心孔40a及び接続孔43,43,……に対
応する位置にそれぞれ中心孔44a及び挿通孔4
4b,44b,……が形成されている。
(c−1 コイルユニツトとプリント基板との接
続)[第5図] しかして、コイルユニツト1とプリント基板3
9との接続は以下のようになされる。
まず、補強板44の中心孔44aはコイルユニ
ツト1のスリーブ14が挿通されると共に、補強
板44の挿通孔44b,44b,……にコネクタ
ピン13のピン部13a,13a,……が各々挿
通された後に、補強板44がコネクタホルダー8
一端面10に密着して取着される。
そして、同様にしてフレキシブルプリント基板
39の接続部40の中心孔40a及び接続孔4
3,43,……にスリーブ14及びコネクタピン
13,13,……のピン部13a,13a,……
が各々挿通された後、コネクタピン13,13,
……のピン部13a,13a,……と接続孔4
3,43,……の周りの給電用導体42,42,
……との間がハンダ付される。
こうして、プリント基板39がコイルユニツト
1に固定される共にコイル6,6,……が図示し
ない駆動制御回路と電気的に接続されることにな
る。
(G 考案の効果) 以上に記載したところから明らかなとおり、本
考案コイルユニツトは、中心部に位置した接続部
の周囲に複数のコイルが環状に配列され上記接続
部の一方の面に上記各コイルへの給電接点が形成
されたコイル体と、筒状の保持体に複数の端子ピ
ンが保持されて成り、端子ピンは接触部とピン部
とがL字状に連続されて成り、ピン部は保持体を
軸方向に貫通してその先端部は保持体の平面を為
す一方の端面から突設され、接触部は保持体の他
方の端面に沿つてかつ保持体の軸を中心とする円
の接線方向に延びるように位置したコネクタユニ
ツトとを備え、コイル体とコネクタユニツトとが
コイル体の給電接点にコネクタユニツトの端子ピ
ンの接触部が接触した状態で固定されたことを特
徴とする。
従つて、本考案コイルユニツトによれば、端子
ピンの接触部が小さな外径内に納まるようにする
ことができるので、端子ピンの接触部の配置径が
小さくなつた分コイルの有効面積を減少させるこ
となしにコイルユニツトの小径化を図ることがで
きる。
依つて、例えば本考案コイルユニツトをブラシ
レスモータに使用した場合、当該ブラシレスモー
タを使用した装置の小型化を図ることが可能であ
る。例えば、前述したaやlの如き回転ヘツド装
置に適用した場合には、従来その外径が30mm程度
に止まつていたものがその略2分の1の15mmに迄
小型化することができる。しかも、本考案コイル
ユニツトを使用したブラシレスモータは下ドラム
回転タイプ、上ドラム回転タイプのいづれの回転
ヘツド装置にも適用することができる。
また、コネクタユニツトの一端が平面に形成さ
れているため、該平面部に給電用プリント基板の
接続部を安定した状態で載置することができる。
尚、上記した実施例では、本考案コイルユニツ
トを回転ヘツド装置に適用した使用例を示した
が、本考案コイルユニツトの使用が回転ヘツド装
置に限られることを示すものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案コイルユニツトの実
施の一例を示すもので、第1図は分解斜視図、第
2図は斜視図、第3図はコネクタユニツトの平面
図、第4図は第3図の−線に沿う断面図、第
5図及び第6図は本考案コイルユニツトの使用例
を示すもので、第5図は縦断面図、第6図はコイ
ルへの給電手段の平面図、第7図及び第8図は従
来のコイルユニツトとその使用例のそれぞれ各別
の例を示す縦断面図である。 符号の説明、1……コイルユニツト、2……コ
イル体、3……接続部、5……給電接点、6……
コイル、7……コネクタユニツト、8……保持
体、10……一方の端面、11……他方の端面、
13……端子ピン、13a……ピン部、13b…
…接触部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中心部に位置した接続部の周囲に複数のコイル
    が環状に配列され上記接続部の一方の面に上記各
    コイルへの給電接点が形成されたコイル体と、 筒状の保持体に複数の端子ピンが保持されて成
    り、端子ピンは接触部とピン部とがL字状に連続
    されて成り、ピン部は保持体を軸方向に貫通して
    その先端部は保持体の平面を為す一方の端面から
    突設され、接触部は保持体の他方の端面に沿つて
    かつ保持体の軸を中心とする円の接線方向に延び
    るように位置したコネクタユニツトとを備え、 コイル体とコネクタユニツトとがコイル体の給
    電接点にコネクタユニツトの端子ピンの接触部が
    接触した状態で固定された ことを特徴とするコイルユニツト。
JP16324287U 1987-10-26 1987-10-26 Expired - Lifetime JPH0545090Y2 (ja)

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JP4623430B2 (ja) * 2006-02-01 2011-02-02 日本電産株式会社 ブスバーユニット、電動モータおよびブスバーユニットの製造方法
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