JPH05342265A - マルチメディア管理装置およびそのメディア提示方法 - Google Patents

マルチメディア管理装置およびそのメディア提示方法

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JPH05342265A
JPH05342265A JP4173749A JP17374992A JPH05342265A JP H05342265 A JPH05342265 A JP H05342265A JP 4173749 A JP4173749 A JP 4173749A JP 17374992 A JP17374992 A JP 17374992A JP H05342265 A JPH05342265 A JP H05342265A
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JP
Japan
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media
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JP4173749A
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Inventor
Koichi Munakata
浩一 宗像
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 提示中のメディアに関連するメディアを迅速
に提示させることが可能なマルチメディア管理装置およ
びそのメディア提示方法を得る。 【構成】 候補メディア決定手段、リンク情報管理手
段、メディア管理手段を有する制御装置、メディア蓄積
装置、メディア指定装置、およびメディア提示装置を備
え、メディア提示装置で提示されたメディアに付けられ
たキーの1つがメディア指定装置で指定されると、当該
キーと組になっているメディアを特定してそれをメディ
ア提示装置に提示するとともに、リンク情報を参照して
次に選択されるであろう候補メディアを推定し、それが
蓄積状態であればあらかじめ提示準備状態に遷移させて
おく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、図面、写真、コンピ
ュータグラフィックス、ビデオ映像、テキスト、音声な
どを含む各種メディアの中の少なくとも1種類あるいは
2種類以上のメディアを蓄積・提示するマルチメディア
管理装置およびそのメディア提示方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図5は例えば特開平2−222990号
公報に示された従来のマルチメディア管理装置を示す構
成図である。図において、1はメディアとしての文書情
報が蓄積される文書情報記憶装置、2は各種情報メディ
アからの情報の入出力を制御するマルチメディア情報制
御装置であり、3は利用者からの要求信号が入力される
入力装置としてのキーボード、4は同じくマウスであ
る。5は利用者からの要求信号に基づいて、マルチメデ
ィア情報制御装置2の出力信号を入力して検索処理する
処理装置(以下CPUという)であり、6はこのCPU
5の出力する検索内容を提示するディスプレイ装置であ
る。
【0003】7はこれら文書情報記憶装置1、マルチメ
ディア情報制御装置2、キーボード3、マウス4、CP
U5、およびディスプレイ装置6を含むハイパーテキス
トシステムである。このハイパーテキストシステム7の
機能により、文書情報記憶装置1に蓄積された文書類
は、単に文書中の前後関係を持つもの、内容的に階層関
係を持つもの、文書中で直接他を参照しているものな
ど、それぞれの相関関係に応じて非線形的な検索バスに
よって接続されている。
【0004】また、8はハイパーテキストシステム7中
のマルチメディア情報制御装置2に接続され、文書情報
記憶装置1に蓄積された個々の文書に関して、映像化お
よび音声化された情報が格納されている映像・音声情報
記憶装置であり、9はマルチメディア情報制御装置2か
らの出力情報が出力されるプリンタ等の出力装置であ
る。10は外部より情報を提供する外部情報提供者ある
いは外部情報源(以下単に外部情報源という)であり、
11はこの外部情報源10をマルチメディア情報制御装
置2に接続している電話回線や光ファイバ等のアクセス
バスである。
【0005】次に動作について説明する。このように構
成されたマルチメディア管理装置において、検索利用者
は入力装置であるキーボード3やマウス4より要求信号
を入力することにより、ハイパーテキストシステム7に
収納された電子文書はもとより、それに関連した映像・
音声情報、さらには必要に応じて外部提供者あるいは外
部情報源10にアクセスバス11を通じて直接アクセス
することが可能となり、それにより文書情報記憶装置1
および映像・音声情報記憶装置8に格納されていない情
報も呼び出してディスプレイ装置6に提示することがで
きる。また、利用者の検索した内容は要求に応じて出力
装置9により印刷または音声出力される。
【0006】なお、図6はディスプレイ装置6における
データの表示画面の一例を示す説明図である。図におい
て、12は実際の文章が表示される文書表示領域であ
り、13,14はこの文章中で直接引用されている文書
aまたは文書bのそれぞれ文書中のキーワード上に設定
されたボタンである。また、15はこのディスプレイ装
置6の表示画面上に集約された関連文書呼出ボタン、1
6は同じく音声ボタン、17は同じく印刷ボタン、18
は同じく映像情報表示ボタンであり、19は同じく外部
情報アクセスボタンである。
【0007】今、ディスプレイ装置6の表示画面の文書
表示領域12に表示された文章中で直接引用される文書
aまたは文書bは、それに設定されたボタン13あるい
は14を入力装置であるマウス4にてクリックすること
によって呼出すことができる。また、表示された文章の
前後ページまたは上下階層に相当する文書あるいは参照
元は関連文書呼出しボタン15をマウス4でクリックす
ることで呼出せる。さらに、文書表示領域12に示され
た内容は、音声ボタン16のクリックによって音声によ
って発話したり、必要に応じて印刷ボタン17をクリッ
クすることによって出力装置9よりプリンタ出力するこ
ともできる。そして、映像情報表示ボタン18をクリッ
クすれば、その文書に関連した映像を表示することがで
き、文書検索中、外部情報源10にアクセスする必要が
生じたときには、外部情報アクセスボタン19のクリッ
クによってアクセスすることも可能である。
【0008】以上説明したように、このマルチメディア
管理装置においては、電子文書の形式でデータを蓄積す
ることにより、プラント管理運用文書などの膨大なデー
タを小さなスペースに格納することが可能となり、効率
的に管理保管することができるとともに、検索する際に
は、図6に示すように、ディスプレイ装置6の表示画面
上のマイコンで示されたボタン13〜19をマウス4で
クリックするだけで、必要な情報を迅速かつ確実に呼出
すことができるため、保管文書をより自由かつ容易に検
索し運用することが可能となり、プラントの管理業務上
の要求に対する迅速かつ効果的な対応を支援することが
できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のマルチメディア
管理装置は以上のように構成されているので、利用者が
現在提示状態にあるメディアに関連するメディアを、ボ
タン13,14,15,16,18,19のいずれかを
マウス4でクリックすることにより提示させようとした
場合、マウス4でクリックして初めて、どのメディアを
提示するかが文書情報記憶装置1あるいはマルチメディ
ア情報制御装置2に通知されるため、文書情報記憶装置
1、あるいはマルチメディア情報制御装置2は次に提示
するであろうメディアを迅速に提示できるように予め準
備しておくことができず、利用者がマウス4でボタン1
3,14,15,16,18,19のいずれかをクリッ
クしてからメディアが提示されるまでに多くの時間を要
し、その間、利用者が待たされるという問題点があっ
た。
【0010】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、提示しているメディアに関連す
るメディアを迅速に提示させることが可能なマルチメデ
ィア管理装置およびそのメディア提示方法を提示するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係るマルチメディア管理装置は、各種メディアを蓄積す
るメディア蓄積装置、提示すべきメディアを指定するメ
ディア指定装置、および指定されたメディアを提示する
メディア提示装置を設けるとともに、新たにメディアを
提示した際に、利用者によって次に提示されるであろう
候補メディアをリンク情報に基づいて推定する候補メデ
ィア決定手段と、当該リンク情報を管理するリンク情報
管理手段と、候補メディア決定手段にて推定された候補
メディアをあらかじめ提示準備状態に遷移させておくメ
ディア管理手段とを、制御装置に持たせたものである。
【0012】また、請求項2に記載の発明に係るメディ
ア提示方法は、メディア提示装置で提示される各メディ
アにキーを付けて、そのメディアを付けられたキーとと
もにメディア提示装置に提示し、キーの1つが指定され
ると当該キーと組になっているメディアを特定してそれ
をメディア提示装置に提示するとともに、リンク情報を
参照して次に選択されるであろう候補メディアを推定
し、その候補メディアが蓄積状態であれば提示準備状態
にあらかじめ遷移させるものである。
【0013】また、請求項3に記載の発明に係るメディ
ア提示方法は、蓄積状態の候補メディアを提示準備状態
へあらかじめ遷移させ、その時、指定されたキーが付け
られたメディアを提示状態のままとするものである。
【0014】また、請求項4に記載の発明に係るメディ
ア提示方法は、蓄積状態の候補メディアを提示準備状態
へあらかじめ遷移させ、その時、指定されたキーが付け
られたメディアを提示状態から提示準備状態に遷移させ
るものである。
【0015】また、請求項5に記載の発明に係るメディ
ア提示方法は、蓄積状態の候補メディアを提示準備状態
へあらかじめ遷移させ、その時、指定されたキーが付け
られたメディアを提示状態から蓄積状態に遷移させるも
のである。
【0016】
【作用】請求項1に記載の発明における制御装置は、メ
ディアの蓄積状態、提示状態および提示準備状態の各状
態間の遷移を制御し、新たにメディアを提示した際、候
補メディア決定手段に、利用者が次に提示するであろう
候補メディアをリンク情報管理手段の管理するリンク情
報を参照して推定させ、推定された候補メディアをメデ
ィア管理手段にてあらかじめ提示準備状態に遷移させて
おくことにより、蓄積状態にあるメディアを提示準備状
態に遷移させるに要する時間だけ、利用者がメディアの
提示のために待たされる時間を短縮することができるマ
ルチメディア管理装置を実現する。
【0017】また、請求項2に記載の発明におけるメデ
ィア提示方法は、提示状態にあるメディアに付けられた
キーの1つが選ばれて指定されると、指定された当該キ
ーと組になっているメディアを特定してそのメディアを
提示するとともに、リンク情報を参照して次に選ばれる
であろう0個以上の候補メディアを決定し、その候補メ
ディアが蓄積状態であれば提示準備状態に遷移させるよ
うにすることにより、利用者が新しく提示されたメディ
アに関連する次のメディアを提示させるために新たなキ
ーを指定した場合、該当するメディアは既に表示準備状
態になっているため、これを表示状態に遷移させるだけ
でメディアが提示され、これによって蓄積状態から表示
準備状態に遷移させる時間分だけ、利用者がメディアが
提示されるのに待たされる時間を短縮できるメディア提
示方法を実現する。
【0018】また、請求項3に記載の発明におけるメデ
ィア提示方法は、提示中のメディアに関連する他のメデ
ィアを提示した際に、最初に提示中であったメディアを
提示状態のままとしておくことにより、ひき続き、最初
に提示中であったメディアに関連する別のメディアを提
示することを可能とする。
【0019】また、請求項4に記載の発明におけるメデ
ィア提示方法は、提示中のメディアに関連する他のメデ
ィアを提示した際に、最初に提示中であったメディアを
提示準備状態に遷移させることにより、最初に提示中で
あったメディアを再度提示しようとした場合の提示を高
速化する。
【0020】また、請求項5に記載の発明におけるメデ
ィア提示方法は、提示中のメディアに関連する他のメデ
ィアを提示した際に、最初に提示中であったメディアを
蓄積状態に遷移させることにより、多数のメディアを処
理しても、表示準備状態のままでいるメディアの数が少
なくて済むため、ハードウェアの資源を有効に使え、資
源が枯渇することを防止する。
【0021】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図に基づいて説
明する。図1において、21は図面、写真、コンピュー
タグラフィックス、ビデオ映像、テキスト、音声などを
含んだ各種メディアの中の少なくとも1種類のメディア
を蓄積する2次記憶装置等によるメディア蓄積装置であ
る。22はそのメディアの中の提示すべきものの指定を
行うメディア指定装置であり、23はこのメディア指定
装置22で指定されたメディアの提示を行うディスプレ
イ装置等のメディア提示装置である。
【0022】24は前記メディアがとる状態、即ち、メ
ディア蓄積装置21に蓄積された蓄積状態、メディア提
示装置23に提示された提示状態、および蓄積状態から
提示状態に遷移するのに比して短時間で提示状態に遷移
できる提示準備状態の間の遷移を制御して、新たにメデ
ィアを提示した際、利用者が次に提示するであろう候補
メディアをメディアのリンク情報をもとに推定し、推定
された候補メディアをあらかじめ提示準備状態に遷移さ
せておく制御装置である。25は前記提示準備状態に遷
移したメディアが格納されるメインメモリ等の記憶装置
である。
【0023】また、制御装置24内において、31は各
メディア間の関係を示すリンク情報を管理するリンク情
報管理手段であり、32は新たにメディア提示装置23
にメディアを提示した際に、次に提示が指定されるであ
ろう候補メディアを、リンク情報管理手段31の管理す
るリンク情報に基づいて推定する候補メディア決定手段
である。33はメディアの前記各状態間の遷移を管理
し、前記候補メディア決定手段32の推定した候補メデ
ィアが蓄積状態にある場合には、それを記憶装置25に
格納して、蓄積状態から提示準備状態にあらかじめ遷移
させておくメディア管理手段である。
【0024】また、図2はリンク情報管理手段31によ
って管理されるリンク情報で規定される、各メディア間
の参照関係の一例を示す説明図である。図において、4
1〜47はそれぞれメディア蓄積装置21に蓄積される
各種文書情報等のメディアである。41aはメディア4
1の文中の単語などに付けられたキーであり、それに関
連するメディア42と組になっている。41bはメディ
ア41に付けられてメディア43と組になっているキー
であり、41cは同じくメディア41に付けられてメデ
ィア44と組になっているキーである。42aおよび4
2bはメディア42に付けられてメディア45もしくは
メディア46と組になっているキーであり、44aはメ
ディア44に付けられてメディア47と組になっている
キーである。
【0025】さらに、図3はメディア管理手段33で管
理されるメディアの状態の遷移を示す説明図である。図
において、51はメディアがメディア蓄積装置21に蓄
積された蓄積状態であり、後に説明する提示状態と提示
準備状態とから遷移することができる。52はメディア
がメディア蓄積装置21から記憶装置25に読み込まれ
て、提示する準備段階にある提示準備状態であり、前記
蓄積状態51と後述する提示状態とから遷移することが
できる。53はメディアがメディア提示装置23に提示
された提示状態であり、前記提示準備状態52からのみ
遷移することができる。
【0026】また、図4はメディア提示装置への提示例
を示す説明図である。図において、23はディスプレイ
装置等のメディア提示装置であり、22はメディア指定
装置の一例としてのマウス、61はこのマウス22が指
し示す座標位置を示すカーソルである。41はメディア
提示装置23上に提示された前記メディアであり、41
a〜41cはメディア41に付けられた前述のキーであ
る。
【0027】次に動作について説明する。図1におい
て、メディアは通常メディア蓄積装置21に蓄積されて
蓄積状態51にあるが、メディア管理手段33によって
これを記憶装置25に読み込むことにより、当該メディ
アは提示準備状態52となる。さらにメディア提示装置
23で、この記憶装置25上のメディアを提示させるこ
とにより、そのメディアは提示状態53となる。また、
記憶装置25上にあって提示準備状態52にあるメディ
アの占有するメモリ領域を解放することにより、当該メ
ディアは蓄積状態51になる。
【0028】図4に示すように、メディア提示装置23
によってメディア41が提示されている状態で、利用者
が当該メディア41のキー41aをマウス22でクリッ
クすると、このマウス22のクリックで指定されたキー
41aは制御装置24に通知される。制御装置24は通
知されたキー41aをもとに、リンク情報管理手段31
で管理されているリンク情報を参照して、当該キー41
aと組になっているメディア42を特定する。メディア
管理手段33はこの特定されたメディア42の状態を調
べ、それがメディア蓄積装置21に蓄積されている蓄積
状態51にある場合には、当該メディア42を記憶装置
25に読み込んで提示準備状態52にした後、メディア
提示装置23によってそれを利用者に提示する。一方、
特定されたメディア42がすでに記憶装置25上にあっ
て提示準備状態52にあれば、直ちに提示状態に遷移さ
せてメディア提示装置23によってそのメディア42を
提示する。
【0029】そのとき、候補メディア決定手段32はリ
ンク情報管理手段31で管理されている図2に示すリン
ク情報を参照して、メディア42に付けられたキー42
aと組になっているメディア45とキー42bと組にな
っているメディア46とを、次に指定されるであろう候
補メディアとして決定する。メディア管理手段33はこ
の候補メディア決定手段で候補メディアに決定されたメ
ディア45および46の状態を調べ、蓄積状態51にあ
るものがあれば、それをメディア蓄積装置21から記憶
装置25に読み込むことによって蓄積状態51から提示
準備状態52に遷移させる。
【0030】実施例2.なお、上記実施例1では、提示
状態53にあるメディア41に付けられたキー41aを
クリックして、当該キー41aと組になるメディア42
を提示状態53に遷移させた後の、メディア41の状態
遷移について特定はしていないが、このメディア41を
メディア管理手段33によって提示状態53のままとす
るようにしてもよい。このように提示状態53のままと
することによって、利用者が引き続き、最初に提示中で
あったメディア41に関連する別のメディア43あるい
はメディア44を提示することが可能となる。
【0031】実施例3.また、上記実施例2では、メデ
ィア42を提示状態53に遷移させた後も、最初に提示
されていたメディア41をそのまま提示状態53にして
おく場合について述べたが、最初に提示されていたメデ
ィア41をメディア提示装置23に提示することをや
め、提示状態53から提示準備状態52に遷移させるよ
うにしてもよい。このようにすることで、利用者が再び
最初に提示中であったメディア41を提示しようとした
場合の提示を高速に行うことができる。
【0032】実施例4.なお、上記実施例2および3で
は、メディア42を提示状態53に遷移させた後、最初
に提示されていたメディア41を提示状態53のまま、
もしくは提示準備状態52に遷移させる場合について述
べたが、最初に提示されていたメディア41をメディア
提示装置23に提示することをやめるとともに、メディ
ア41が占有していた記憶装置25のメモリ領域を解放
して、提示状態53から蓄積状態51に遷移させるよう
にしてもよい。このようにすることで、多数のメディア
を処理しても、提示準備状態52のままでいるメディア
の数が少なくなり、ハードウェア資源を有効に活用する
ことができる。
【0033】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、メディア間の関係を示すリンク情報を管理する
リンク情報管理手段、新たにメディアを提示した際、次
に提示が指定されるであろう候補メディアをリンク情報
に基づいて推定する候補メディア決定手段、およびメデ
ィアの各状態間の遷移を管理して、前記候補メディアが
蓄積状態にある場合にはあらかじめ蓄積状態から提示準
備状態に遷移させるメディア管理手段を、制御装置に持
たせるように構成したので、利用者が次にメディアを提
示しようとする際、蓄積状態にあるメディアを提示準備
状態に遷移させるに要する時間だけ、メディアの提示ま
でに待たされる時間を短縮することができるマルチメデ
ィア管理装置が得られる効果がある。
【0034】また、請求項2に記載の発明によれば、メ
ディアがメディア提示装置で提示されると、リンク情報
に基づいて次に提示されるであろう候補メディアを決定
し、これを予め提示準備状態に遷移させておくように構
成したので、利用者が次にメディアを提示しようとした
際に、メディアを蓄積状態から表示準備状態に遷移させ
る時間だけ、メディアが提示されるのに待たされる時間
が短縮できるメディア提示方法が得られる効果がある。
【0035】また、請求項3に記載の発明によれば、利
用者が提示中のメディアに関連する他のメディアを提示
した際に、最初に提示中であったメディアを提示状態の
ままとしておくように構成したので、利用者がひき続き
最初に提示中であったメディアに関連する別のメディア
を提示することが可能となる。
【0036】また、請求項4に記載の発明によれば、利
用者が提示中のメディアに関連する他のメディアを提示
した際に、最初に提示中であったメディアを提示準備状
態に遷移させるように構成したので、利用者が再び最初
に提示中であったメディアを提示しようとした際に、そ
れを高速に提示することができる。
【0037】また、請求項5に記載の発明によれば、利
用者が提示中のメディアに関連する他のメディアを提示
した際に、最初に提示中であったメディアを蓄積状態に
遷移させるように構成したので、多数のメディアを処理
しても、表示準備状態のままでいるメディアの数が少な
くて済むため、ハードウェアの資源を有効に使え、資源
が枯渇するようなことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す構成図である。
【図2】上記実施例における、リンク情報で規定される
メディア間の参照関係の一例を示す説明図である。
【図3】上記実施例における、メディアの状態の遷移を
示す説明図である。
【図4】上記実施例における、メディア提示装置への提
示例を示す説明図である。
【図5】従来のマルチメディア管理装置を示す構成図で
ある。
【図6】そのメディア表示画面の一例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
21 メディア蓄積装置 22 メディア指定装置 23 メディア提示装置 24 制御装置 25 記憶装置 31 リンク情報管理手段 32 候補メディア決定手段 33 メディア管理手段 41〜47 メディア 41a〜41c,42a,42b,44a キー 51 蓄積状態 52 提示準備状態 53 提示状態

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図面、写真、コンピュータグラフィック
    ス、ビデオ映像、テキスト、音声を含む各種メディアの
    中の少なくとも1種類のメディアを蓄積するメディア蓄
    積装置と、前記メディアの中の提示すべきものの指定を
    行うメディア指定装置と、指定された前記メディアの提
    示を行うメディア提示装置と、前記メディアの持つ、前
    記メディア蓄積装置に蓄積された蓄積状態、メディア提
    示装置に提示された提示状態、および前記蓄積状態から
    前記提示状態に遷移するのに比べて短時間で前記提示状
    態に遷移できる提示準備状態の各状態間の遷移を制御
    し、前記メディア間の関係を示すリンク情報を管理する
    リンク情報管理手段、新たに前記メディア提示装置にメ
    ディアを提示した際に、次に提示が指定されるであろう
    候補メディアを前記リンク情報に基づいて推定する候補
    メディア決定手段、および前記候補メディア決定手段の
    推定した候補メディアが前記蓄積状態にある場合、それ
    を当該蓄積状態から前記提示準備状態に遷移させるメデ
    ィア管理手段を有する制御装置と、前記提示準備状態に
    あるメディアが格納される記憶装置とを備えたマルチメ
    ディア管理装置。
  2. 【請求項2】 メディア蓄積装置に蓄積された状態にあ
    る蓄積状態、メディア提示装置に提示された状態にある
    提示状態、および前記蓄積状態から提示状態に遷移する
    のに比べて短時間で提示状態に遷移できる提示準備状態
    をとるメディアを、前記各状態を遷移させて前記メディ
    ア提示装置に提示するメディア提示方法において、前記
    メディア提示装置で提示される前記各メディアにキーを
    付けて、当該メディアをそれに付けられた前記キーとと
    もに前記メディア提示装置に提示し、前記キーの1つが
    指定されると、そのキーが付けられた前記メディアと関
    連のある、当該キーと組になっているメディアの特定を
    行い、そのメディアを前記メディア提示装置に提示する
    とともに、前記メディアのリンク情報を参照し、前記特
    定されたメディアを手掛かりにして次に選択されるであ
    ろう候補メディアを推定し、当該候補メディアが前記蓄
    積状態にある場合には、それを提示準備状態に遷移させ
    ることを特徴とするメディア提示方法。
  3. 【請求項3】 前記蓄積状態にあった前記候補メディア
    の提示準備状態への遷移を行うとともに、前記指定され
    たキーの付けられたメディアを、提示状態のままとする
    ことを特徴とする請求項2に記載のメディア提示方法。
  4. 【請求項4】 前記蓄積状態にあった前記候補メディア
    の提示準備状態への遷移を行うとともに、前記指定され
    たキーの付けられたメディアを、提示状態から提示準備
    状態に遷移させることを特徴とする請求項2に記載のメ
    ディア提示方法。
  5. 【請求項5】 前記蓄積状態にあった前記候補メディア
    の提示準備状態への遷移を行うとともに、前記指定され
    たキーの付けられたメディアを、提示状態から蓄積状態
    に遷移させることを特徴とする請求項2に記載のメディ
    ア提示方法。
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