JP2003085174A - データ検索表示装置およびデータ検索表示プログラム - Google Patents

データ検索表示装置およびデータ検索表示プログラム

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JP2003085174A
JP2003085174A JP2001272618A JP2001272618A JP2003085174A JP 2003085174 A JP2003085174 A JP 2003085174A JP 2001272618 A JP2001272618 A JP 2001272618A JP 2001272618 A JP2001272618 A JP 2001272618A JP 2003085174 A JP2003085174 A JP 2003085174A
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JP2001272618A
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Hitoshi Imazu
均 今津
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Noritake Co Ltd
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Noritake Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ネットワーク内に存在するデータを検索して効
率よく表示し得るデータ検索表示装置およびデータ検索
表示プログラムを提供する。 【解決手段】検索対象となる特許公報の少なくとも一部
がデータ検索表示装置10に備えられているデータ記録
装置26に予め記録されており、データ有無判断手段に
対応するステップS10において検索結果として得られ
た公報番号リストのうち選択された公報の画像がそのデ
ータ記録装置26内に存在するか否かが判断されると、
選択された公報番号が存在していると判断された場合に
は、データ表示手段38によってモニタ28にデータ記
録装置26内の公報イメージが表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク内の
データを効率よく表示するためのデータ検索表示装置お
よびデータ検索表示プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、インターネットやイントラネッ
ト、エクストラネット等のネットワークを介して多数の
データ(例えば特許公報や技術文献等)を記憶したサーバ
にクライアント・コンピュータ(以下、クライアントと
いう)で接続することにより、そのサーバに備えられた
検索手段(検索システム)を用いてそれら多数のデータか
ら検索し、その検索により得られた一乃至複数の該当デ
ータの索引情報、例えばデータ名称等をクライアントに
備えられたモニタ等の表示装置に表示すると共に、その
索引情報から選択された所望のデータの内容を表示装置
に表示することが行われている。ここで、サーバとは、
CPUや記憶装置等を備えた単独のコンピュータ或いは
複数のコンピュータや記憶装置等から成るコンピュータ
・システムのことをいう。上記のようなサーバには例え
ば個々のデータに関連づけられた検索用キーワード・デ
ータが前記多数のデータとは別に記憶されており、その
キーワード・データから検索することによって必要な情
報を効率的に得ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなデータ検索表示方法では、多数のクライアントか
らサーバに接続して同時に検索して該当データを表示さ
せると、サーバの負荷が増大して処理速度が著しく低下
すると共にネットワーク内の情報流通量(トラフィック)
が増大して伝送速度が著しく低下するため、該当データ
の表示効率を低下させる等の問題がある。なお、検索し
て得た該当データをクライアントに表示させる際には、
伝送されてきたそのデータを同時にそのクライアントに
記憶させる(保存する)ことも可能であり、このような保
存済データは、ネットワークの伝送速度の制限とは無関
係に高速表示させ得る。しかしながら、上記のようなデ
ータは、一般に任意のディレクトリにランダムに保存さ
れるので、検索結果が過去に保存したデータを含むか否
かの判断は困難なため、結局、同じデータを繰り返し伝
送させることになる。すなわち、保存したデータは、専
らその名称等の索引情報(例えば、特許公報においては
公報番号等)が判っているときに、個別に手動で捜して
利用できるに過ぎず、検索結果の表示効率の向上には寄
与しなかった。
【0004】一方、必要性の明らかなデータについて
は、それが格納されたCD−ROM等の記録媒体を購入
することも行われているが、このような記録媒体につい
ても上記保存データと同様な問題がある。すなわち、ネ
ットワークに接続して得た検索結果がその記録媒体に記
録されているデータを含むか否かの判断は困難であるた
め、このような記録媒体も検索結果の表示効率向上には
寄与し得ない。なお、このような記録媒体には、汎用或
いは専用の検索プログラムを用いて記録されているデー
タを検索することが可能なものもある。しかしながら、
ネットワーク内のサーバはその管理者によって逐次更新
されることにより最新のデータを含み得るのに対し、記
録媒体は購入時から更新されることが無いためデータが
次第に古くなる。そのため、最新のデータを得るために
はネットワークを利用して検索するのが望ましいことか
ら、その検索結果の表示効率向上は極めて重要な問題と
なるのである。
【0005】例えば、国内外の特許公報は特許庁の特許
電子図書館(IPDL)や米国特許商標庁、欧州特許庁、
各種の商用データベース等を記憶した種々のサーバから
提供されており、インターネットに接続すれば、公報番
号や出願人名等の書誌事項、技術用語、IPC、Fター
ム、FI、USクラス等の種々のキーワードで検索し
て、該当公報を閲覧することができる。しかしながら、
これらに接続する回線容量に対して利用者数が過剰にな
って、接続できなかったり表示速度が著しく遅くなる等
の問題が定常的に発生しているのが現状である。特許公
報は、特許庁からCD−ROM公報としても提供されて
いるが、これを利用する場合にも前述したように最新情
報を入手するためにはネットワークへの接続は避けられ
ない。
【0006】本発明は、以上の事情を背景として為され
たものであって、その目的は、ネットワーク内に存在す
るデータを検索して効率よく表示し得るデータ検索表示
装置およびデータ検索表示プログラムを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための第1の手段】斯かる目的を達成
するため、第1発明のデータ検索表示装置の要旨とする
ところは、所定のネットワークを介して接続されたサー
バに記憶されている多数のデータからそのサーバに備え
られた検索手段を用いて検索する検索指示手段と、その
検索により得られた一乃至複数の該当データの索引情報
を検索結果として表示装置に表示する検索結果表示手段
と、その表示装置に表示された索引情報から選択された
所望のデータの内容を表示装置に表示するための選択デ
ータ表示手段とを備えたデータ検索表示装置であって、
(a)前記多数のデータの少なくとも一部が予め記録され
たデータ記録装置と、(b)前記検索結果に対応するデー
タが前記データ記録装置内に存在しているか否かを判断
するデータ有無判断手段とを備え、(c)前記データ表示
手段は、そのデータ有無判断手段により存在していると
判断されたデータが選択された場合には前記データ記録
装置内の該当するデータの内容を前記選択された索引情
報に応答して前記表示装置に表示させることにある。
【0008】
【課題を解決するための第2の手段】また、前記目的を
達成するための第2発明のデータ検索表示装置の要旨と
するところは、所定のネットワークを介して接続された
サーバに記憶されている多数のデータからそのサーバに
備えられた検索手段を用いて検索する検索指示手段と、
その検索により得られた一乃至複数の該当データの索引
情報を検索結果として表示装置に表示する検索結果表示
手段と、その表示装置に表示された索引情報から選択さ
れた所望のデータの内容を表示装置に表示するための選
択データ表示手段とを備えたデータ検索表示装置であっ
て、(a)前記多数のデータの少なくとも一部が予め記録
されたデータ記録装置と、(b)前記選択されたデータが
前記データ記録装置内に存在するか否かを判断するデー
タ有無判断手段と、(c)そのデータ有無判断手段による
判断が肯定された場合には前記データ記録装置内の該当
するデータの内容を前記表示装置に表示させるデータ表
示制御手段とを、含むことにある。
【0009】
【第1,第2発明の効果】このようにすれば、検索対象
となるデータの少なくとも一部がクライアントであるデ
ータ検索表示装置に備えられているデータ記録装置に予
め記録されており、データ有無判断手段によって検索結
果或いは検索結果のうち選択されたデータがそのデータ
記録装置内に存在しているか否かが判断されると、存在
していると判断されたデータが選択された場合或いは選
択されたデータが存在していると判断された場合には、
データ表示手段によって表示装置にデータ記録装置内の
データ内容が表示される。そのため、ネットワーク経由
で検索を実行して検索結果が得られると、検索したサー
バに記憶されているデータに代えてデータ記録装置内の
データの内容が表示されることから、サーバの負荷やネ
ットワークの伝送速度の如何に拘わらず、効率よく検索
回答データを表示することができる。
【0010】
【第1,第2発明の他の態様】ここで、好適には、前記
検索結果表示手段は、前記表示装置に一時に表示可能な
範囲を単位とする1頁毎に前記検索結果を表示させるも
のであり、前記データ検索表示装置は、前記検索結果が
複数頁に亘る場合には全ての検索結果を一括して読み込
む一括読込手段を含むものである。このようにすれば、
検索結果が複数頁に亘る場合にもこれが一括してクライ
アントであるデータ検索表示装置に読み込まれるため、
頁をめくる操作をすることなくサーバに接続されてない
状態で検索結果のデータ内容を表示させることができ
る。
【0011】また、好適には、前記検索結果を所定の記
憶装置に保存する検索結果保存手段を含み、前記検索結
果表示手段はその保存された検索結果も表示し得るもの
である。このようにすれば、検索結果が保存され且つそ
の保存された検索結果を表示してそれに対応するデータ
の内容を表示できるので、サーバに接続して同じ検索式
で繰り返し検索する無駄がなくなる利点がある。また、
インターネット等の外部ネットワークのサーバに接続し
て検索した場合において、データ検索表示装置がローカ
ル・エリア・ネットワーク(LAN)に接続されたもので
ある場合には、そのLANに接続された他のクライアン
トからもその検索結果を利用できるため、貴重な検索情
報を共有できる利点もある。また、保存した検索結果を
電子メール等の適当な手段で遠隔地に送り、そこで検索
結果を利用することも可能である。なお、検索結果その
ものはデータの索引情報のみから成る小容量のデータの
ため、検索結果に対応するデータ内容そのものを送る場
合に比較して送受が容易である。一層好適には、前記検
索結果保存手段は、前記検索結果と共に対応する検索式
を関連づけて保存するものである。このようにすれば、
検索式が保存されない場合に比較して検索結果に対応す
る検索条件を別途記載する手間が不要となり、且つ検索
条件と検索結果との対応を錯覚することが抑制される。
【0012】また、好適には、前記データ記録装置は、
データを適宜の分類に従った階層ディレクトリに区分し
て記録したものである。このようにすれば、記録されて
いるデータ数が極めて多い場合にも、検索結果とデータ
記録装置内に存在するデータの索引情報とを速やかに比
較してデータの有無を判断することが可能となる。この
場合、最下層のディレクトリに保存するデータ数は、デ
ータ検索表示装置の処理能力等に応じて適宜定められる
ものであるが、例えば各々5000件、好適には1000件程度
を上限とすれば実質的に瞬時にデータ有無の判断を成し
得る。上記前記データ検索表示装置が例えば特許公報を
検索して表示させるためのものである場合には、特許公
報データを公報種別、発行年度、公報番号等に従った階
層ディレクトリに区分して保存すればよい。
【0013】また、好適には、前記データ検索表示装置
は、前記検索結果の索引情報を、前記データ記録装置内
に記録されているデータの索引情報と同じ形式に変換す
る索引情報変換手段を含むものである。このようにすれ
ば、検索方法やサーバ等の相違に起因して同じデータの
索引情報がデータ記録装置内のデータの索引情報とは異
なる形式と成っている場合にも、データ有無判断の的確
性が高められる。好適には、上記の索引情報変換手段
は、予め記憶された索引情報変換テーブルに従って索引
情報を変換するものである。例えば、特許公報等を検索
する場合において、IPDLの「公開実用新案」と「実
用新案全文形式」のように公報名称が複数存在する場合
には、これらを相互に変換すれば何れが保存されている
場合にも該当データの内容を表示することが可能であ
る。また、同一出願について公開、公告および特許の各
番号を相互に変換すれば、何れが検索結果に含まれてい
る場合にも、何れかが保存されていればそれを表示する
ことで実質的に同一出願の内容を表示することができ
る。
【0014】また、好適には、前記第1発明において、
前記検索結果表示手段は、前記検索結果と共に前記デー
タ有無判断手段の判断結果を表示するものである。この
ようにすれば、検索結果にデータ記録装置内におけるデ
ータの有無が明示されるため、表示できることが明らか
なデータのみを選択して表示することができる。
【0015】また、好適には、前記データ表示制御手段
は、前記データ有無判断手段による判断が否定された場
合には、前記サーバに記憶されているデータの内容を前
記表示装置に表示させるものである。このようにすれ
ば、データ記録装置内に存在しないデータもネットワー
クを介して表示されることになるので、その場合の表示
速度は低下するものの、検索者はサーバおよびクライア
ント(データ検索表示装置)の何れにデータが存在するか
を意識することなく、全ての検索回答データの内容を閲
覧することが可能となる。この場合において、一層好適
には、前記データ検索表示装置は、前記データ有無判断
手段による判断が否定されたデータを、前記データ記録
装置内に保存(記録)するものである。このようにすれ
ば、データ記録装置内に存在しないデータが検索回答に
含まれていた場合には、そのデータが追加されることに
なるので、次回以降の検索結果が同じデータを含む場合
にそのデータが速やかに表示される利点がある。なお、
データの保存は、例えば特許第3017735号公報に
記載されている技術等を用いることによって容易に成し
得る。この場合、サーバの負荷を可及的に軽減すべく、
夜間や早朝等にダウンロードすることが望ましいと考え
られるので、例えば、検索結果のうちデータ記録装置内
に存在しないデータについては直ちにサーバに要求する
のではなくその一覧を作成しておき、適宜のスケジュー
ラ・ソフトを用いて適当な時間にデータ要求を自動実行
させるとよい。
【0016】
【課題を解決するための第3の手段】また、前記目的を
達成するための第3発明のデータ検索表示プログラムの
要旨とするところは、所定のネットワークを介して接続
されたサーバに記憶された多数のデータから検索して表
示するために、予めそのデータの少なくとも一部が予め
記録されたデータ記録装置と表示装置とを備えたコンピ
ュータに、(a)前記ネットワークを介して前記サーバに
接続した状態でそのサーバに備えられた検索手段を用い
て前記データから検索する検索ステップと、(b)その検
索により得られた一乃至複数の該当データの索引情報を
検索結果として前記表示装置に表示する検索結果表示ス
テップと、(c)その検索結果に対応するデータが前記デ
ータ記録装置内に存在しているか否かを判断するデータ
有無判断ステップと、(d)そのデータ有無判断ステップ
において存在していると判断されたデータがその表示装
置に表示された索引情報から選択された場合には前記デ
ータ記録装置内の該当するデータの内容を前記表示装置
に表示する選択データ表示ステップとを、実行させるこ
とにある。
【0017】
【課題を解決するための第4の手段】また、前記目的を
達成するための第4発明のデータ検索表示プログラムの
要旨とするところは、所定のネットワークを介して接続
されたサーバに記憶された多数のデータから検索して表
示するために、そのデータの少なくとも一部が予め記録
されたデータ記録装置と表示装置とを備えたコンピュー
タに、(a)前記ネットワークを介して前記サーバに接続
した状態でそのサーバに備えられた検索手段を用いて前
記データから検索する検索ステップと、(b)その検索に
より得られた一乃至複数の該当データの索引情報を検索
結果として前記表示装置に表示する検索結果表示ステッ
プと、(c)その表示装置に表示された索引情報から選択
されたデータが前記データ記録装置内に存在しているか
否かを判断するデータ有無判断ステップと、(d)そのデ
ータ有無判断ステップにおいて存在していると判断され
た場合には前記データ記録装置内の該当するデータの内
容を前記表示装置に表示する選択データ表示ステップと
を、実行させることにある。
【0018】
【第3,第4発明の効果】このようにすれば、検索対象
となるデータの少なくとも一部がクライアントであるデ
ータ検索表示装置に備えられているデータ記録装置内に
予め記録されており、データ有無判断ステップにおいて
検索結果或いは検索結果のうち選択されたデータがその
データ記録装置内に存在しているか否かが判断される
と、選択データ表示ステップにおいて、存在していると
判断されたデータが選択された場合或いは選択されたデ
ータが存在していると判断された場合に表示装置にデー
タ記録装置内のデータ内容が表示される。そのため、ネ
ットワーク経由で検索を実行して検索結果が得られる
と、検索したサーバに記憶されているデータに代えてデ
ータ記録装置内のデータの内容が表示されることから、
サーバの負荷やネットワークの伝送速度の如何に拘わら
ず、効率よく検索回答データを表示することができる。
【0019】
【第3,第4発明の他の態様】ここで、好適には、前記
検索結果表示ステップは、前記表示装置に一時に表示可
能な範囲を単位とする1頁毎に前記検索結果を表示する
ものであり、前記データ検索表示プログラムは、前記検
索結果が複数頁に亘る場合には、その検索結果表示ステ
ップを実行させる際に全ての検索結果を一括して読み込
む一括読込ステップを実行させるものである。このよう
にすれば、検索結果が複数頁に亘る場合にもこれが一括
してクライアントであるデータ検索表示装置に読み込ま
れるため、頁をめくる操作をすることなくサーバに接続
されてない状態で検索結果のデータ内容を表示させるこ
とができる。
【0020】また、好適には、前記データ検索表示プロ
グラムは、前記検索結果表示ステップを実行させる際に
は前記検索結果を所定の記憶装置に保存する検索結果保
存ステップを実行させると共に、前記検索ステップおよ
びその検索結果表示ステップは、その保存された検索結
果を表示する保存済検索結果表示ステップと択一的に実
行させるものである。このようにすれば、検索結果が保
存され且つその保存された検索結果を表示してそれに対
応するデータの内容を表示できるので、サーバに接続し
て同じ検索式で繰り返し検索する無駄がなくなり、或い
は、LANに接続された他のクライアントからもその検
索結果を利用できるため、貴重な検索情報を共有できる
等の利点がある。一層好適には、前記検索結果保存ステ
ップは、前記検索結果と共に対応する検索式を関連づけ
て保存させるものである。このようにすれば、検索式が
保存されない場合に比較して検索結果に対応する検索条
件を別途記載する手間が不要となり、且つ検索条件と検
索結果との対応を錯覚することが抑制される。
【0021】また、好適には、前記検索データ有無判断
ステップに先立ち、前記検索結果の索引情報を、前記デ
ータ記録装置内のデータの索引情報と同じ形式に変換す
る索引情報変換ステップを実行させるものである。この
ようにすれば、検索方法やサーバ等の相違に起因して同
じデータの索引情報がデータ記録装置内のデータの索引
情報とは異なる形式と成っている場合にも、データ有無
判断の的確性が高められる。好適には、上記の索引情報
変換ステップは、予め記憶された索引情報変換テーブル
を利用して実行される。
【0022】また、好適には、前記第3発明において、
前記検索結果表示ステップは、前記検索結果と共に前記
データ有無判断ステップの判断結果を表示させるもので
ある。このようにすれば、検索結果と共にデータ記録装
置内におけるデータの有無が明示されるため、検索者
は、表示し得るデータのみを選択して表示させることが
可能になる。この場合、データの有無の判断結果の表示
は、例えばデータ記録装置内に存在しないデータおよび
存在するデータのうちの一方に何らかのマークを付けて
表示するものであればよい。また、上記の検索結果表示
ステップは、検索結果のうちデータが存在していると判
断されたもののみを表示するものであってもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
参照して詳細に説明する。
【0024】図1は、本発明のデータ検索表示装置10
を含むネットワークの全体構成を説明する図である。図
において、データ検索表示装置10は、複数台のクライ
アント12およびファイル・サーバ14等で構成されて
おり、DNSサーバ16を介してネットワーク18に接
続されている。ネットワーク18は、特許庁サーバ(I
PDL)20、米国特許商標庁(USPTO)サーバ2
2、欧州特許庁(EPO)サーバ24等が接続された例え
ばインターネットであり、複数台のクライアント12は
ネットワーク18を介してこれらに接続されている。上
記の各サーバ20,22,24は、検索対象となる多数
のデータおよび検索プログラム等で構成されたデータベ
ースを有するものであり、よく知られたウェブ・ブラウ
ザを用いてクライアント12等から操作することによ
り、その検索プログラムを利用してそのデータを検索で
きるようになっている。
【0025】また、上記のファイル・サーバ14には、
HDD(ハードディスクドライブ)やCD−ROM(シー
ディーロム)ドライブ等のデータ記録装置26が備えら
れており、クライアント12からの要求に応じてそのデ
ータ記録装置26内に存在しているデータを供給する。
このデータ記録装置26からクライアント12へのデー
タ伝送速度は例えば5〜20(MB/S)程度であり、ネットワ
ーク18を介したサーバ20等からのデータ伝送速度に
比べると極めて高速である。因みに、サーバ20等から
のデータ伝送速度は、例えば最大速度でも8〜250(KB/S)
程度に過ぎず、ネットワーク18やサーバ20等が混雑
しているときにはその1/10程度以下にもなり得る。すな
わち、データ記録装置26は、検索端末として利用され
るクライアント12に、サーバ20等との接続経路に比
較して極めて伝送速度の高い経路で接続されている。こ
のデータ記録装置26に存在しているデータは、例え
ば、公報番号をファイル名とする日米欧の特許公報デー
タである。
【0026】図2にファイル操作プログラムを用いて閲
覧した特許公報データ構造の一例を示す。例えば、特許
公報データは、「databese」ディレクトリ(フォルダ)内
に、「EPO(欧州特許)」および「US(米国特許)」との名
称の欧・米の特許公報を格納したディレクトリや、「特
開」「再表」「実開」「実公」等の日本の公報種別毎の
ディレクトリ等に区分して記録されており、その公報種
別毎のディレクトリ内には、公報発行年別の下位ディレ
クトリが設けられている。なお、各年度ディレクトリ内
は、例えばマルチTIFF画像やPDF画像等のマルチページ
対応形式の公報1件毎の画像ファイルが最大1000件まで
納められる複数個の連続番号のディレクトリ「nnn」が
設けられており、例えば、YY-001kkkとの公報番号(YYは
年度、kkkは3桁の任意の整数をそれぞれ表す)を有する
ファイルはフォルダ001に格納されている。図示しない
米、欧の特許公報のディレクトリ構成も同様である。こ
れらのデータは、例えば特許庁から提供されているイメ
ージCD−Rの内容を上記分類に従ってHDDに複写し
たものである。但し、そのイメージCD−Rを多連装の
CD−ROMドライブに装填してそのまま用いることも
可能であり、その場合には、イメージCD−Rのディレ
クトリ構造に応じて適宜読み出しロジックを変更すれば
よい。因みに、TIFF形式の場合には公報1頁が60(KB)程
度の大きさになるため、平均で7頁/1件程度と仮定する
と、1件当り420(KB)程度の容量となる。したがって、1
万件で4.2(GB)程度、10万件で42(GB)程度の容量となる
ので、HDDをデータ記録装置26として利用する場合
には、現在普及している60(GB)程度の容量のHDDに10
万件以上の公報を保存できる。PDF形式の場合には必要
な容量がこれよりも2割程度少なくなる。
【0027】また、前記のクライアント12は、例えば
CPU,ROM,RAM,入出力インターフェイス、モ
ニタ28等を備えた所謂パーソナル・コンピュータであ
る。クライアント12のCPUは、操作者のキー操作或
いはマウス操作に応じた発生した入力信号をROMに記
憶され或いはRAMに一時的に読み込まれたプログラム
に従ってそのRAM等の一時記憶機能を利用しつつ処理
することにより、入出力インターフェイスを介してファ
イル・サーバ14やDNSサーバ16に指示を与えると
共に、それらファイル・サーバ14およびDNSサーバ
16から供給されたデータをモニタ28に表示させる。
なお、これらクライアント12、ファイル・サーバ1
4、およびDNSサーバ16は、例えばLANを構成し
ている。
【0028】図3は、上記データ検索表示装置10の主
要部分を成すクライアント12の機能を説明するブロッ
ク線図である。図において、検索指示手段30は、クラ
イアント12に対して検索条件が入力されるとサーバ2
0等に対して検索指示を送信し、サーバ20等は、その
検索指示に応じた検索結果の索引情報(例えばデータ名
称等から成る回答集合)をデータ検索表示装置10に送
信する。検索はサーバ20等に備えられている検索プロ
グラムを用いるので、可能な検索キーワードはサーバ毎
に異なる。IPDL20に対してはFタームやIPC等
で検索することが可能であり、USPTOサーバ22に
対してはフルテキスト等で検索することが可能である。
検索結果表示手段32は、送信されてきた検索結果(回
答集合)を前記のモニタ28に表示する。このとき、一
括読込手段34は、検索結果がモニタ28で表示し得る
1頁を越える場合に複数頁を一括して自動的に読み込
み、検索結果表示手段32に表示させる。索引情報変換
手段36は、送信されてきた検索結果の索引情報が前記
データ記録装置26内に存在するデータの索引情報と相
違する場合には、検索結果の索引情報を同じ形式に変換
してこれをRAMやHDDに記憶し、或いは変換済の検
索結果を検索結果表示手段32に表示させる。
【0029】また、データ表示手段38は、表示された
検索結果のうちから選択された索引情報に対応するデー
タの内容をモニタ28に表示させる。データ有無判断手
段40は、検索結果の索引情報とデータ記録装置26内
のデータの索引情報とを対比することにより、検索結果
に対応するデータがデータ記録装置26内に存在してい
るか否かを判断する。また、存在している場合には、そ
のパス情報(位置情報)を作成する。上記のデータ表示手
段38は、そのデータ有無判断手段40によってデータ
記録装置26内にデータが存在していると判断された場
合には、上記パス情報を用いてデータ記録装置26内の
データをモニタ28に表示させる。なお、データが存在
しない場合には、例えば「該当データはありません」等
のエラー表示をさせる。また、検索結果保存手段44
は、表示され或いは読み込まれた検索結果をRAMや記
録可能なデータ記録装置26(例えばHDD)に保存する
と共に、要求に応じてその保存した検索結果を検索結果
表示手段32に渡す。
【0030】このとき、検索結果は一般にHTMLソー
スとして送信されてくるので、上記検索結果保存手段4
4は、そのソースを分析して必要な情報、例えば公報番
号や検索結果の表示頁数の情報(頁情報)等を保存するこ
とになる。前記の一括読込手段34は、この頁情報に基
づいて複数頁に亘る検索結果を一括して取り込む。この
ように、データ有無判断手段40の判断の如何に拘わら
ず、サーバ20等に記憶されているデータがモニタ28
に表示されることはない。サーバ20等に接続する回線
速度が低い場合やサーバ20等が混雑している場合に
も、データ記録装置26内に存在するデータは瞬時に、
例えば1秒以下で速やかに表示されることとなる。因み
に、IPDLでは7頁程度の公報を閲覧するのに5分以
上必要となる場合もあるので、表示効率が著しく高めら
れることが判る。
【0031】図4は、以上のように構成されたデータ検
索表示装置10の作動すなわちこれに記憶されたデータ
検索表示プログラムの処理手順を説明するフローチャー
トである。このデータ検索表示プログラムは、クライア
ント12の電源が投入され且つブラウザの起動操作が為
されると実行される。
【0032】プログラムが起動すると、先ず、ステップ
S1では、ブラウザで接続操作を行うことにより、サー
バ20等の所望の検索頁に接続する。図5は、検索頁、
例えば「特許・実用新案 4)FI・Fターム検索」に
接続した際のブラウザの表示内容を示す図である。ここ
に表示される内容は、特許庁が提供している検索頁その
ものである。この画面では、資料型、テーマ、公知年、
条件等を入力して検索するようになっている。
【0033】続くステップ2では、上記図5の画面で検
索を実施する。この検索処理は、例えば、図6に示され
るフローチャートに従って実行される。すなわち、ステ
ップSA1において前記のような検索条件を入力し、ス
テップSA2において例えば検索画面の下方に備えられ
た検索ボタン46をマウスでクリック(以下、単にクリ
ックという)することにより検索データをサーバ20に
送信する。サーバ20における検索処理が終了すると、
ステップSA3において、検索ボタン46の上側に設け
られた件数表示欄48に検索条件に合致するデータの件
数(ヒット件数)が表示される。ステップSA4において
は、このヒット件数でリストを表示してよいか否かが操
作者により或いは自動的に判断される。この判断が否定
された場合には、ステップSA1に戻って検索条件を入
力し直すが、肯定された場合には検索ルーチンが終了さ
せられる。この検索頁ではヒット件数が500件以下のと
きにリスト表示が可能であるため、上記の判断は少なく
ともヒット件数が500件を越えるときには否定される。
本実施例では、上記のステップSA2が検索指示手段3
0に対応する。
【0034】図4に戻って、ステップS3においては、
前記検索ボタンの右側に設けられているリスト・ボタン
50がクリックされることにより、検索結果すなわち公
報番号リストがブラウザに表示される。図7は、この状
態を示しており、公報番号リストはウィンドウの左端に
配されている。本実施例においては、このステップS3
が検索結果表示手段32に対応する。
【0035】ステップS4においては、上記の番号リス
トが変数に格納される。すなわち、番号リストのHTM
Lソースから公報番号や頁情報が抽出されると共に、検
索結果保存手段44によってその読み込まれた番号リス
トがRAMの検索集合格納バッファに一時的に記憶され
或いはクライアント12やファイル・サーバ14のHD
Dに検索条件と共に保存される。なお、図5に示される
ような「FI・Fターム検索」では、ブラウザの1頁内
に全ての番号リストが取り込まれ、上下に表示をスクロ
ールさせることでヒットした全ての公報番号を表示でき
るようになっているが、例えば、IPDLの「公報テキ
スト検索」、USPTOの「Advanced Search」、EP
Oの「esp@cenet」等のように、ブラウザの1頁に表示
し得る数よりもヒット件数が多くなると複数頁に亘って
(すなわち分割して)公報番号が表示されるものでは、後
に頁送り操作を必要とすることが無いように全ての公報
番号が検索集合格納バッファに格納される。この処理
は、前記の一括読込手段34によって、例えば、自動的
に頁送りを実行しつつ表示されている番号リストを記憶
するものであり、例えば特許第3017735号公報に
記載されているような方法で実行することができる。こ
のように検索結果を格納することにより、サーバ20等
との接続を断った後にも、上記の番号リストを用いて後
述するように公報イメージを表示することが可能とな
る。HDDに記憶させることは必須ではないが、そのよ
うにした場合には、データ検索表示装置10或いはクラ
イアント12の電源を一旦切った後も番号リストを利用
でき、また、LAN上の他のクライアント12等との間
で得られた番号リストを共有することもできる。
【0036】なお、番号リストのHTMLソースは、例
えば図8に示すようなJavaScriptで記載されたものであ
る。記憶或いは保存される番号リストは、ソース内の番
号情報部58を解析することにより作成される。作成さ
れる番号リストの形式は、例えば公報番号毎にカンマで
区切られた「特開平11-000101,特開平11-000102,特開平
11-000103,・・・」の如きものである。
【0037】上記のように番号リストが格納された後、
ブラウザに備えられているビューア・ボタン52(図7
参照)がクリックされると、ステップS5において、ブ
ラウザからビューアに画面が切り替えられ、格納された
変数すなわち番号リストがそのビューアのリスト・ビュ
ー・コントロール60に表示される。図9は、この段階
を示している。図9に示されるウィンドウのうち、左端
の公報番号が縦に並んだ部分がリスト・ビュー・コント
ロール60であり、その右側でウィンドウの大部分の占
める空白部分が公報イメージを表示するためのイメージ
・エディット・コントロール62である。
【0038】また、ビューアの上部には操作のためのツ
ール・バーが配されている。なお、公報番号の各々の左
側には「□」のチェック・ボックス64が設けられてい
るが、これは複数の公報を同時に選択する際にクリック
してチェックするためのものである。これを利用するこ
とにより、選択した公報のみを全て印刷し、或いはLA
N内の任意のクライアント12やファイル・サーバ14
のHDD内の別のディレクトリ(フォルダ)に一括して複
写することができる。また、リスト・ビュー・コントロ
ール60に表示されている公報番号リストは、例えばフ
ァイルに書き出すことができるが、全てを書き出す他、
上記のチェック・ボックス64を利用して選択した公報
番号だけを書き出すことも可能である。検索結果保存手
段44は、このように操作に応じて全件或いは任意のも
のの公報番号を書き出すものであっても良い。例えば閲
覧者が公報内容を順次確認して必要な公報のみのチェッ
ク・ボックス64にチェック・マークを入れ、選択的に
番号リストの一部を保存すれば、選択済の有用な番号リ
ストのみを保存して後に利用できる利点がある。
【0039】なお、上記の公報番号リストの保存は、例
えば検索結果を格納するステップS4において自動的に
実行してもよいが、検索者等の手動操作で実行すること
ができる。この保存処理は、例えば、以下の手順で行わ
れる。
【0040】先ず、集合管理DB起動ステップでは、上
記のようにビューアに公報番号リストが表示された状態
で、そのツール・バーの左から2番目に配されている逆
三角形の拡張ツール・ボタン90をクリックし、表示さ
れたツール・メニュー(図示を省略した)から「集合管理
DB」をクリックすることによって「公報集合管理D
B」を起動する。但し、起動方法はこれに限られず、メ
ニューやランチャー等から、或いはWindows(米国 Micro
soft社の登録商標)等においてはデスクトップに作成さ
れたショートカット等から起動することもできる。何れ
の場合にも、この段階ではビューアおよ集合管理DBが
共に起動させられた状態となる。図10は、表示される
「公報集合管理DB」画面の一例である。この画面は、
過去に保存された多数の公報番号リストの一覧を表示す
るものであり、画面の下半分の「リスト一覧」欄には保
存されている公報番号リストのタイトル等が1行に1件
ずつ表示され、現在選択されている左端に横向き三角形
を付した公報番号リストの内容が右上の「番号表示」欄
に表示されている。なお、公報番号リストのデータベー
スは、例えば公報番号毎に対応するリストのIDを対応
づけたものである。
【0041】次いで、情報入力ステップでは、集合管理
DBの新規入力ボタン92をクリックすることにより、
新しく保存する番号リストの関連情報を入力できる状態
にする。すなわち、図10では集合ID番号が1の情報
が表示されている状態を示しているが、新規入力ボタン
92をクリックすると、左上に位置する「集合ID」欄
に1から始まる連続番号のうち未使用且つ最小の値がセ
ットされると共に、「作成日」欄には本日の日付がセッ
トされ、「作成者」欄、その右側の「作成者ID」欄、
「タイトル」欄、「コメント」欄、「検索式」欄が未記
入の状態になる。ここで、検索者は、氏名や保存しよう
とする番号リストに対応する関連情報、例えば検索内容
に相応しいタイトルやコメント、或いは検索式等を入力
する。前記の「リスト一覧」に表示されているタイトル
やコメント等は、このようにして入力されたものであ
る。
【0042】続いて、読込登録ボタン94をクリックす
ると、ビューアのリスト・ビュー・コントロール60に
表示されている検索結果の公報番号リストが、入力され
た関連情報を付加された状態で前述した公報番号リスト
のデータベースに転記される。このとき、前記のチェッ
ク・ボックス64の情報を利用すれば、例えば公報選択
方法の確認メッセージを表示させ、チェックされた公報
のみを登録するか、反対にチェックされていない公報の
みを登録するかの選択等が可能である。この場合、全く
チェックしていない状態で後者を選択すれば、全ての公
報番号がデータベースに追加されることとなる。なお、
図10に示されるように公報番号リストが選択された状
態では、読込登録ボタン94は文字がグレーで表示され
て利用できない状態にあるので、図には斜線をかけて示
した。
【0043】図4に戻って、ステップS6においては、
「ブラウザへの切替」、「データの表示」、および「終
了」の何れかの指示が出されるまで待機し、その指示に
従って次の各ステップに進む。ビューアのブラウザ・ボ
タン66がクリックされると、「ブラウザへの切替」が
選択されたものと判断され、検索を再度行うためにブラ
ウザに戻る。すなわち、ステップ2に戻って前記の図7
に示される画面が表示される。また、ビューア右上の
「×」印がクリックされる等により、ビューアの終了操
作すなわち一連の検索およびデータ表示の操作の終了指
示が為されると、「終了」が選択されたものと判断さ
れ、プログラムが終了させられる。
【0044】一方、上記のステップS6において、例え
ばリスト・ビュー・コントロール60のデータ68がク
リックすなわち選択されると、「データ表示」が選択さ
れたものと判断され、ステップS7においてクリック・
イベントにより公報番号比較ロジックが動作させられ、
データの索引情報の変換が為される。本実施例において
索引情報は、例えば特許公報等の画像データのファイル
名であり、前述したように公報番号である。すなわち、
選択されたそのデータの公報番号の形式がデータ記録装
置26内に存在する公報番号の形式に整合させられる。
ここで、データ記録装置26内には、データ検索表示装
置10の許容するファイル形式に従って公報番号が記録
されている。一方、前記のようにしてHTMLソースか
ら抽出した番号リストは、JavaScript(「java」は米国S
un Microsystems社の登録商標)に定められた形式の範囲
で公報番号が記載されており、必ずしも一致しない。例
えば、番号リスト内には、空白文字や「/」等のファイ
ル名に適さない文字を含む公報番号が存在する場合もあ
る。これらの文字は、例えば「_」等の使用可能な文字
に置き替えた公報番号でデータ記録装置26内に記録さ
れていることから、これらを一致させるために選択され
た公報番号の変換を必要に応じて行う。例えば、「再表
94/000123」のような「/」を含む公報番号は、「/」を
「_」に置換して「再表94_000123」等に変換される。
【0045】また、欧州特許庁サーバ24には、日本の
特許公報が「JP11000101」等の形式で保存されており、
国内公報をここから検索することも可能である。これを
特許庁サーバ20に保存されている「特開平11-00010
1」等の形式に変換するテーブルを用意することによ
り、欧州特許庁サーバ24内のデータとデータ記録装置
26内に記録されているデータとの整合もとれる。ま
た、USPTOサーバ22では、例えば「4,567,890」
のように「,」含む公報番号で表示されるので、「,」を
除去すると共に先頭に「US」を付して「US4567890」等
に変換する。
【0046】また、同一の出願案件についての公開公
報、公告公報、登録公報、実開全文、公開実用新案等の
公報番号の変換テーブルを用意することにより、これら
のうち少なくとも一つの公報がデータ記録装置26内に
記録されていれば、番号リストに挙げられた公報が存在
しない場合にもその番号をそれに代替する公報番号に置
き替えることができる。例えば、IPDL20のFター
ム検索では実用新案法域について明細書の全文(実開全
文)のみを表示可能であり、これに対応する公報イメー
ジをデータ記録装置26内に記録して用意しようとする
と、所謂要部公開の公報イメージに比較して頁数が多く
なる不都合がある。そのため、要部公開形式のデータの
みを用意しておき、公報番号を変換することで占有容量
の増大を抑制できる利点がある。要するに、公報番号の
変換は、例えばサーバ20,22,24から複数の形式
で供給される公報番号を、同一の出願のものであればそ
の形式に拘わらずデータ記録装置26内の一つの出願の
ファイル名に結びつけるものである。なお、このような
変換処理は検索結果の表示前や格納前に番号リスト全体
に対して実行し、変換済データを表示し或いは格納して
も良い。本実施例では、このステップS7が索引情報変
換手段36に対応する。
【0047】公報番号すなわち公報イメージ・データの
索引情報が変換された後、データ有無判断手段40に対
応するステップS8では、選択された公報番号の画像が
データ記録装置26内に存在するか否かが判断される。
該当画像データが存在する場合にはこの判断が肯定さ
れ、その画像データの位置情報が、例えば、「c:\datab
ase\特開\平11\000\特開平11-000101.tif」等のルート
・ディレクトリからのフルパスでRAMに記憶され、ス
テップS9に進む。該当画像データが存在しない場合に
は、ステップS10に進んで「データがありません」等
のエラー・メッセージを表示する。
【0048】データ表示手段38に対応するステップS
9に進むと、イメージ・エディット・コントロール62
のイメージ・プロパティに上記ファイル名がフルパスで
代入されることにより、そこに画像が表示される。すな
わち、サーバ20等に保存されている画像に代えて、デ
ータ記録装置26内に記録されている画像が表示され
る。図11は、前記の図9において一番上に表示されて
いる特開平11-354349号公報の画像が表示された状態を
示している。このようにしてデータ画像或いはエラー・
メッセージが表示されると、ステップS6に戻って、再
び処理の選択を待つことになる。ここで、リスト・ビュ
ー・コントロール60の別の公報番号がクリックされる
と、上記の場合と同様にしてステップS8に進み、該当
する公報画像ファイルがあれば現在表示されている公報
画像に代えてその公報番号の画像が表示される。
【0049】なお、公報画像が表示されている状態で
は、上記のステップS6における待機中において公報の
頁送り等の他の処理も可能となる。例えば図11では表
示されている公報が全5頁から成るので、マウスを用い
て頁送り操作を行うことによって他の頁を順次表示させ
ることができる。ビューアの上部に備えられているツー
ル・バーには、次頁を表示させるための次頁送りボタン
70,前頁を表示させるための前頁送りボタン72,先
頭頁(1頁)を表示させるための先頭頁ボタン74,およ
び最終頁を表示させるための最終頁ボタン76等が備え
られており、これらのボタンをクリックすることによっ
て表示される頁を変更できる。現在表示している頁およ
び全頁数は、次頁送りボタン70と前頁送りボタン72
との間に設けられている頁表示部78に「表示頁/全頁
数」の形式で表示されている。また、先頭頁ボタン74
の左側および最終頁ボタン76の右側には、前公報ボタ
ン80および次公報ボタン82がそれぞれ設けられてお
り、これらをクリックすると、リスト・ビュー・コント
ロール60に表示されている公報番号のうち現在画像が
表示されているものの前の番号または次の番号の公報の
画像が表示される。また、ツール・バーのうちイメージ
・エディット・コントロール62の左上には拡大ボタン
84,縮小ボタン86等が備えられており、画像を適宜
の倍率で拡大および縮小して表示できるようになってい
る。
【0050】なお、前述した図7においてブラウザの右
下部に設けられている「JP/Pat」ボタン88は、特許情
報データベースである日本パテントデータサービス(株)
のJPNET或いは(株)パトリスのPatolisに接続して検索を
実行するためのものである。これらに接続して得られた
番号リストも、上述したように特許庁サーバ20に接続
して得られた番号リストと同様にリスト・ビュー・コン
トロール60に表示し、データ記録装置26内に記録さ
れているものについてはイメージ・エディット・コント
ロール62に表示させることができる。
【0051】要するに、本実施例においては、検索対象
となる特許公報の少なくとも一部がデータ検索表示装置
10に備えられているデータ記録装置26に予め記録さ
れており、データ有無判断手段に対応するステップS1
0において検索結果として得られた公報番号リストのう
ち選択された公報の画像がそのデータ記録装置26内に
存在するか否かが判断されると、選択された公報番号の
公報イメージが存在していると判断された場合には、デ
ータ表示手段38によってモニタ28にデータ記録装置
26内の公報イメージが表示される。そのため、ネット
ワーク18経由で検索を実行して公報番号リストが得ら
れると、検索したサーバ20等に記憶されている公報イ
メージに代えてデータ記録装置26内の公報イメージが
表示されることから、サーバ20等の負荷やネットワー
ク18の伝送速度の如何に拘わらず、検索して得られた
公報番号リストから効率よく公報イメージを表示するこ
とができる。
【0052】また、本実施例によれば、番号リストが複
数頁に亘る場合にもこれが一括してクライアント12に
読み込まれるため、頁をめくる操作をすることなくサー
バ20等に接続されてない状態で検索結果の番号リスト
に対応する公報イメージを表示させることができる。
【0053】また、本実施例においては、検索結果であ
る公報番号リストが検索条件と共にHDD等に保存され
るので、検索情報をLAN内で共有できると共に、これ
を利用することで過去に検索した条件と同じ条件で重複
して検索する無駄を回避し得る。なお、この番号リスト
の利用は、例えば、図12に示されるように、前述した
集合管理DBを用いた一連のステップを実行することで
行われる。先ず、ステップS11では、前記の図10に
示される集合管理DBを適宜の方法で起動する。次い
で、ステップS12では、表示されているリスト一覧か
ら利用したい番号リストを選択する。ステップS13で
は、例えばビューア・ボタン96をクリックすることに
よりビューアを起動する。なお、ビューアが既に起動済
の場合には、起動処理に代えてビューアへの切替処理が
為される。そして、ステップS14では、データベース
に保存されている多数の番号リストのうち、上記のステ
ップS12で選択されたものがビューアのリスト・ビュ
ー・コントロール60に転記され、検索した場合と同様
に図9に示されるビューア画面に表示される。この後の
処理は、検索した場合の図4におけるステップS6以下
と同様である。上記の説明では先に集合管理DBが起動
されるものとしたが、ビューアを先に起動し、ビューア
から集合管理DBを起動してもよい。
【0054】また、本実施例においては、データ記録装
置26には、特許公報等が発行年度で分類された階層デ
ィレクトリに区分して記録されているため、記録されて
いる公報イメージが極めて多い場合にも、検索結果の番
号リストとデータ記録装置26内に存在する公報イメー
ジの公報番号とを速やかに比較して該当公報の有無を判
断することが可能となる。
【0055】また、本実施例においては、検索結果の番
号リストの公報番号が、データ記録装置26内に記録さ
れている公報イメージの公報番号(すなわちファイル名)
と同じ形式に変換する索引情報変換手段36が備えられ
ているため、サーバ20等の相違に起因して同じ出願の
公報番号がデータ記録装置26内の公報イメージの公報
番号とは異なる形式と成っている場合にも、ステップS
10のデータ有無判断手段40における判断の的確性が
高められる。
【0056】図13は、番号リストに挙げられた公報が
データ記録装置26内に存在するか否かの判定を、その
番号リストが得られたときに直ちに実施する場合のフロ
ーチャートの要部である。この例では、検索結果を格納
するステップS4とビューアに切り替えるステップS5
との間にデータの有無を判定するステップS14が設け
られる。このステップS14では、番号リスト内の公報
番号がデータ記録装置26内に存在するか否かが一つず
つ順に判定され、例えば番号リストのHTMLソースに
その情報が付加される。付加される情報は、例えば、公
報イメージが存在する場合にはそのフルパスであり、存
在しない場合にはエラー・メッセージ表示ルーチンへの
リンクである。または、その判定結果がRAMに一時的
に記憶され或いはHDDにファイルとして保存されても
よい。そのため、データ有無の判断は、このステップS
14で実質的に行われているので、ステップS10は、
HTMLソースに記載されている情報に従い、公報イメ
ージが存在するか否かに応じてステップS11、S12
の何れかに進ませるための分岐処理を実行するものとな
る。
【0057】なお、上述した実施例は、IPDLで国内
公報をFターム検索する場合について説明したが、デー
タ検索表示装置10は、IPDLにおける他の検索やU
SPTOサーバ22、EPOサーバ24における公報検
索にも同様に用い得る。これらの場合にも、検索回答
は、細部は異なるものの前述した図8に示されるものと
同様に頁情報および公報番号情報を含むHTMLソース
で提供されるので、そのHTMLソースからそれら頁情
報および公報番号情報を抽出することによって、同様に
ビューアのリスト・ビュー・コントロール60に番号リ
ストを表示させ、イメージ・エディット・コントロール
62にその番号に対応する公報イメージを表示させるこ
とができる。
【0058】以上、本発明を図面を参照して詳細に説明
したが、本発明は更に別の態様でも実施できる。
【0059】例えば、実施例においては、IPDL20
等に接続して特許公報を検索する場合について説明した
が、本発明は、提供される検索回答の形式に応じて図4
等に示されるフローチャートや各ステップにおける具体
的処理を適宜変更することにより、特許公報以外の技術
文献情報その他の種々のデータベースの検索および内容
表示に同様に利用することができる。
【0060】また、実施例においては、ビューアに表示
されている公報番号をクリックすることによって公報イ
メージを表示するように構成されていたが、ブラウザに
表示されている公報番号をクリックすることで直ちに公
報イメージが表示されるように構成することもできる。
また、公報番号リストをビューアとは別に用意されたフ
レームやウィンドウに表示させ、そこに表示された番号
をクリックするように構成してもよい。
【0061】また、データ記録装置26に記録されてい
る公報イメージ等のデータは、それぞれの頁情報と共に
記録してもよい。このようにすれば、その頁情報を参照
することにより、請求の範囲(クレーム)が記載された
頁、図面が記載された頁等を任意に表示させることがで
きる。
【0062】また、データ記録装置26内のデータに
は、注記、メモ、画像等のコメントを記入する手段を適
宜設けてもよい。例えば、コメントの記入は、CADソ
フトのレイヤーのように透明シートに行ってこれを画像
データと重ね合わせればよい。なお、レイヤーを分ける
ことによって一方のレイヤーのもののみ、例えば公報イ
メージのみを印刷することが可能になると共に、公報イ
メージと同一レイヤーに書き込む場合に比較してコメン
トの編集や削除が容易となる利点もある。
【0063】また、実施例においては、データ記録装置
26内に記録されているデータすなわち公報イメージは
図2に示されるような階層構造となっていたが、その構
造は適宜変更することができる。また、階層構造にする
場合のデータの分類は利用目的に応じて適宜定めるべき
ものであり、速やかに検索可能な状態になっていれば、
サーバ20等と一致させる必要もない。すなわち、どの
ような形態でも構わない。
【0064】また、実施例においては、LAN内のクラ
イアント12からサーバ20等に接続する場合について
説明したが、検索対象となるデータが保存されているサ
ーバにインターネットやエクストラネット等を介して接
続可能になっていれば、LAN等には接続されていない
独立して利用されるデータ検索表示装置にも本発明は同
様に適用される。
【0065】また、実施例においては、LAN内のファ
イル・サーバ14にデータ記録装置26が設けられてい
たが、検索および表示を実施するクライアント12等か
ら利用可能であり且つ検索対象となるデータおよび検索
プログラムを有するサーバ20等からの伝送速度よりも
高速にデータを伝送できる範囲で、検索対象となるデー
タを予め記録しておく場所は任意に選ぶことができる。
例えば、クライアント12に備えられているHDDや、
他のクライアント12に備えられ或いは接続されている
HDDやCD−ROM装置、イントラネットやインター
ネットを介して高速回線でクライアント12に接続され
ている任意のサーバに備えられたHDD等であってもよ
い。
【0066】また、実施例においては、一括読込手段3
4,索引情報変換手段36,検索結果保存手段44等が
データ検索表示装置10に備えられていたが、これらは
必須ではない。例えば、サーバ20等が存在するインタ
ーネット等の外部ネットワークに常時接続されている利
用環境では、操作者の指示に応じて逐次次頁の索引情報
(例えば番号リスト)を要求し、送信された索引情報を表
示するようにしても、利用料金面で不都合の生じること
もなく、また、索引情報の送信が完了するまでの待ち時
間も、全体としてみれば一括して読み込む場合と何ら変
わらない。
【0067】また、サーバ20等に保存されているデー
タの索引情報とデータ記録装置26内に記録されている
データの索引情報とが一致していることが明らかな場合
には、索引情報変換手段36は無用である。
【0068】また、サーバ20等のデータの更新が頻繁
に為される等の理由で常に最新の検索結果を必要とする
場合等であって、検索結果を繰り返し利用する可能性が
極めて低い場合には、検索結果保存手段44は無用であ
る。
【0069】また、実施例においては、選択されたデー
タ(公報番号の画像ファイル)がデータ記録装置26内に
存在しない場合には、「データがありません」等のエラ
ー表示を出すように構成されていたが、これに代えてサ
ーバ20等に保存されているデータを表示させるように
してもよく、或いは、その表示時にまたはスケジューリ
ングされた別の時間に該当データをサーバ20等から伝
送させてデータ記録装置26内に保存するようにしても
よい。
【0070】その他、一々例示はしないが、本発明は、
その主旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得るもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ検索表示装置を含むネットワー
ク構成を説明する図である。
【図2】図1に示されるデータ記録装置内のデータ構造
を説明する図である。
【図3】図1のデータ検索表示装置における検索表示機
能を説明する機能ブロック線図である。
【図4】図1のデータ検索表示装置の作動すなわちデー
タ検索表示プログラムの処理手順を説明するフローチャ
ートである。
【図5】ブラウザの検索初期画面の一例である。
【図6】図4における検索ステップを詳細に説明するフ
ローチャートである。
【図7】ブラウザに検索結果(番号リスト)が表示された
状態を示す図である。
【図8】番号リストのHTMLソースの要部を説明する
図である。
【図9】ビューアに画面が切り替えられた状態を示す図
である。
【図10】検索情報の管理画面を示す図である。
【図11】ビューアで一つのデータを選択して表示した
状態を示す図である。
【図12】保存済番号リストを利用する場合のフローチ
ャートの要部を説明する図である。
【図13】本発明の他の実施例を実施するためのフロー
チャートの要部を説明する図である。
【符号の説明】
10:データ検索表示装置 12:クライアント 14:ファイル・サーバ 20:特許庁サーバ 26:データ記録装置 32:検索結果表示手段 38:データ表示手段 40:データ有無判断手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のネットワークを介して接続された
    サーバに記憶されている多数のデータからそのサーバに
    備えられた検索手段を用いて検索する検索指示手段と、
    その検索により得られた一乃至複数の該当データの索引
    情報を検索結果として表示装置に表示する検索結果表示
    手段と、その表示装置に表示された索引情報から選択さ
    れた所望のデータの内容を表示装置に表示するための選
    択データ表示手段とを備えたデータ検索表示装置であっ
    て、 前記多数のデータの少なくとも一部が予め記録されたデ
    ータ記録装置と、 前記検索結果に対応するデータが前記データ記録装置内
    に存在しているか否かを判断するデータ有無判断手段と
    を備え、 前記データ表示手段は、そのデータ有無判断手段により
    存在していると判断されたデータが選択された場合には
    前記データ記録装置内の該当するデータの内容を前記選
    択された索引情報に応答して前記表示装置に表示させる
    ことを特徴とするデータ検索表示装置。
  2. 【請求項2】 所定のネットワークを介して接続された
    サーバに記憶されている多数のデータからそのサーバに
    備えられた検索手段を用いて検索する検索指示手段と、
    その検索により得られた一乃至複数の該当データの索引
    情報を検索結果として表示装置に表示する検索結果表示
    手段と、その表示装置に表示された索引情報から選択さ
    れた所望のデータの内容を表示装置に表示するための選
    択データ表示手段とを備えたデータ検索表示装置であっ
    て、 前記多数のデータの少なくとも一部が予め記録されたデ
    ータ記録装置と、 前記選択されたデータが前記データ記録装置内に存在し
    ているか否かを判断するデータ有無判断手段とを備え、 前記データ表示手段は、そのデータ有無判断手段により
    存在していると判断された場合には前記データ記録装置
    内の該当するデータの内容を前記選択された索引情報に
    応答して前記表示装置に表示させることを特徴とするデ
    ータ検索表示装置。
  3. 【請求項3】 前記検索結果表示手段は、前記表示装置
    に一時に表示可能な範囲を単位とする1頁毎に前記検索
    結果を表示させるものであり、 前記検索結果が複数頁に亘る場合には全ての検索結果を
    一括して読み込む一括読込手段を含むものである請求項
    1または請求項2のデータ検索表示装置。
  4. 【請求項4】 前記検索結果を所定の記憶装置に保存す
    る検索結果保存手段を含み、前記検索結果表示手段はそ
    の保存された検索結果も表示し得るものである請求項1
    乃至請求項3の何れかのデータ検索表示装置。
  5. 【請求項5】 前記検索結果の索引情報を、前記データ
    記録装置に記録されているデータの索引情報と同じ形式
    に変換する索引情報変換手段を含むものである請求項1
    乃至請求項4の何れかのデータ検索表示装置。
  6. 【請求項6】 所定のネットワーク内のサーバに記憶さ
    れた多数のデータから検索して表示するために、そのデ
    ータの少なくとも一部が予め記録されたデータ記録装置
    と表示装置とを備えたコンピュータに、 前記ネットワークを介して前記サーバに接続した状態で
    そのサーバに備えられた検索手段を用いて前記データか
    ら検索する検索ステップと、 その検索により得られた一乃至複数の該当データの索引
    情報を検索結果として前記表示装置に表示する検索結果
    表示ステップと、 その検索結果に対応するデータが前記データ記録装置内
    に存在しているか否かを判断するデータ有無判断ステッ
    プと、 そのデータ有無判断ステップにおいて存在していると判
    断されたデータが前記表示装置に表示された索引情報か
    ら選択された場合には前記データ記録装置内の該当する
    データの内容をその表示装置に表示する選択データ表示
    ステップと を、実行させることを特徴とするデータ検索表示プログ
    ラム。
  7. 【請求項7】 所定のネットワーク内のサーバに記憶さ
    れた多数のデータから検索して表示するために、そのデ
    ータの少なくとも一部が予め記録されたデータ記録装置
    と表示装置とを備えたコンピュータに、 前記ネットワークを介して前記サーバに接続した状態で
    そのサーバに備えられた検索手段を用いて前記データか
    ら検索する検索ステップと、 その検索により得られた一乃至複数の該当データの索引
    情報を検索結果として前記表示装置に表示する検索結果
    表示ステップと、 その表示装置に表示された索引情報から選択された所望
    のデータが前記データ記録装置内に存在しているか否か
    を判断するデータ有無判断ステップと、 そのデータ有無判断ステップにおいて存在していると判
    断された場合には前記データ記録装置内の該当するデー
    タの内容を前記表示装置に表示する選択データ表示ステ
    ップとを、実行させることを特徴とするデータ検索表示
    プログラム。
  8. 【請求項8】 前記検索結果表示ステップは、前記表示
    装置に一時に表示可能な範囲を単位とする1頁毎に前記
    検索結果を表示するものであり、 前記検索結果が複数頁に亘る場合には、その検索結果表
    示ステップを実行させる際に全ての検索結果を一括して
    読み込む一括読込ステップを実行させるものである請求
    項6または請求項7のデータ検索表示プログラム。
  9. 【請求項9】 前記検索結果表示ステップを実行させる
    際には前記検索結果を所定の記憶装置に保存する検索結
    果保存ステップを実行させると共に、前記検索ステップ
    およびその検索結果表示ステップは、その保存された検
    索結果を表示する保存済検索結果表示ステップと択一的
    に実行させるものである請求項6乃至請求項8の何れか
    のデータ検索表示プログラム。
  10. 【請求項10】 前記データ有無判断ステップに先立
    ち、前記検索結果の索引情報を、前記データ記録装置に
    記録されているデータの索引情報と同じ形式に変換する
    索引情報変換ステップを実行させるものである請求項6
    乃至請求項9の何れかのデータ検索表示プログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100922437B1 (ko) 2007-08-14 2009-10-16 주식회사 마크프로 메인 리스트 화면 및 다분할 화면 데이터 연동 상표검색결과 출력방법 및 시스템, 그리고, 상기 방법프로그램을 저장한 저장매체
JP2010055488A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Nec Corp 情報処理装置、ウィンドウ表示方法及びプログラム
US7836013B2 (en) 2004-03-01 2010-11-16 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Data transmission apparatus incorporating key that specifies recipient and system therefor

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