JPH05340795A - 電子秤の重量設定装置 - Google Patents

電子秤の重量設定装置

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JPH05340795A
JPH05340795A JP17755192A JP17755192A JPH05340795A JP H05340795 A JPH05340795 A JP H05340795A JP 17755192 A JP17755192 A JP 17755192A JP 17755192 A JP17755192 A JP 17755192A JP H05340795 A JPH05340795 A JP H05340795A
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JP
Japan
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weight
key
tare
corrected
actual
Prior art date
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Pending
Application number
JP17755192A
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English (en)
Inventor
Tomohiko Oota
與彦 太田
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Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テンキーを備えていない簡易な電子秤を用い
て風袋重量などを設定する場合において、分銅の種類を
減らすとともに、キー操作の手間を少なくし、さらに、
短時間で重量の設定を可能にする。 【構成】 まず、ロードセルのような重量検出手段1で
実際に計った重量を実重量演算手段3で求める。修正重
量演算手段6は、上記実際の重量をupキー12およびdo
wnキー13からの加減情報Δw+,Δw−により修正し
て修正重量を求める。風袋キー14を押すことにより、
上記修正重量が風袋重量として設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、風袋重量や目標重量
などを設定する電子秤の重量設定装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】高級な電
子秤では、たとえば目標重量を設定する場合、テンキー
から入力して目標重量の設定を行う。しかし、テンキー
を備えている分だけ、電子秤のコストがアップする。そ
のため、簡易な電子秤では、以下の2つの方法のいずれ
かにより、目標重量等の設定を行っている。
【0003】その1つは、予め、目標重量に応じた分銅
を多数用意し、そのうちの1つを電子秤に載置した後、
目標重量キーを押すことで、目標重量を設定する実重量
設定方式である。しかし、この実重量設定方式では、目
標重量の数つまり商品の種類に応じた多数の分銅や、分
銅の保管場所を用意する必要があるうえ、この分銅の管
理が面倒になる。
【0004】他の1つは、upキーとdownキーを設け、up
キーおよびdownキーを操作することにより、0gから目標
重量になるまでupキーを押し続け、その後に、目標重量
キーを押すことで、目標重量を設定するup/down方式で
ある。しかし、このup/down方式では、0gから目標重
量になるまでupキーを押し続けるので、キー操作が面倒
で、かつ、目標重量の設定に時間がかかる。
【0005】この種の問題は、目標重量の設定に限ら
ず、許容する上限重量や下限重量の設定の場合にも生じ
る。また、風袋重量についても、体重計などにおいて
は、同様な問題が生じる。
【0006】この発明は、上記従来の欠点に鑑みてなさ
れたもので、テンキーを備えていない簡易な電子秤で風
袋重量などを設定する場合において、分銅の種類を減ら
すとともに、キー操作の手間が少なくなり、かつ、短時
間で重量の設定を行うことができる重量設定装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、重量検出手段からのアナログ信号に基
づいて被計量物の実際の重量を求める実重量演算手段
と、上記実際の重量をupキーおよびdownキーからの加減
情報により修正して修正重量を求める修正重量演算手段
と、上記修正重量を設定重量として記憶させるための設
定キーとを備えている。
【0008】
【作用】この発明では、まず、分銅を乗せて得た実際の
重量を、upキーまたはdownキーからの加減情報により修
正するので、商品や風袋の種類ごとに分銅を用意する必
要がなく、また、upキーを0gから押し続ける必要もな
い。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面にしたがっ
て説明する。図2において、操作盤10には、液晶表示
パネルからなる表示器11の他に、upキー12,downキ
ー13や風袋キー14,目標キー15,上限キー16,
下限キー17などの設定キーが設けられている。
【0010】図1において、重量検出手段1は、たとえ
ばロードセルからなり、荷重に応じたアナログ信号aを
アンプ(図示せず)を介して、A/D変換手段2に出力
する。上記A/D変換手段2は、アナログ信号aをデジ
タル量に変換したデジタル信号dを実重量演算手段3に
出力する。この実重量演算手段3は、デジタル信号dに
基づいて、つまり、上記アナログ信号aに基づいて、被
計量物の実際の重量を演算し、さらに表示処理を行っ
て、表示器11(図2)に表示させる。上記実重量演算
手段3は、実重量メモリ4、修正重量演算手段6および
メモリ選択手段7などと共に、マイクロコンピュータ2
0に内蔵されている。
【0011】上記実重量メモリ4は、実重量演算手段3
で求めた実際の重量を記憶するもので、修正重量演算手
段6に、その値が重量信号wとして出力される。上記修
正重量演算手段6は、キー入力値レジスタ61および加
減算手段62を備えている。上記加減算手段62は、up
キー12からのアップ信号Δw+またはdownキー13か
らのダウン信号Δw−を受けて、キー入力値レジスタ6
1に一時的に記憶している値(設定レジ)を1重量単位
(たとえば0.01g)ずつ更新していく。さらに、上
記修正重量演算手段6は、上記重量信号wと上記設定レ
ジとを加算して、つまり、実際の重量をupキー12およ
びdownキー13からの加減情報により修正して、修正重
量を求め、修正重量信号w1をメモリ選択手段7に出力
する。
【0012】上記upキー12およびdownキー13は、そ
れぞれ、1回押釦操作される度に、アップ信号Δw+お
よびダウン信号Δw−を出力するとともに、押され続け
ている場合は、上記各信号Δw+,Δw−を連続的に出
力する。
【0013】上記風袋キー14,目標キー15,上限キ
ー16および下限キー17は、修正重量を設定重量とし
て選択させて記憶させるためのもので、押釦操作され
て、それぞれ、風袋信号sa,目標信号sb,上限信号
sc,下限信号sdをメモリ選択手段7に出力する。上
記メモリ選択手段7は、これらの選択信号sa,sb,
scまたはsdと、上記修正重量信号w1とを受けて、
風袋重量メモリ24,目標重量メモリ25,上限重量メ
モリ26または下限重量メモリ27に、修正重量信号w
1を出力して、修正重量を記憶させる。たとえば、メモ
リ選択手段7は、風袋キー14からの風袋信号saを受
けて、修正重量信号w1を風袋重量メモリ24に出力す
ることで、修正重量を風袋重量(設定重量)として風袋
重量メモリ24に記憶させる。
【0014】なお、記憶された風袋重量は、被計量物
(商品)の計量時に、商品の重量から風袋引きされる。
また、上限重量および下限重量とは、目標重量に対して
許容される重量差を考慮した値をいう。
【0015】つぎに、上記構成の動作を図3および図4
のフローチャートを用いて説明する。図3のメインのフ
ローにおいて、電源を投入すると、ステップS1では、
設定レジ、つまり、図1のキー入力値レジスタ61の値
を0にする。つづいて、図3のステップS2に進み、被
計量物を載せると、計量処理がなされる。つまり、図1
の重量検出手段1が荷重に比例したアナログ信号aをA
/D変換手段2に出力し、このアナログ信号aが実重量
演算手段3により重量値に変換される。つづいて、図3
のステップS3に進み、表示器11(図2)に重量を表
示するための表示処理が行われる。つづいて、ステップ
S4に進み、表示器11(図2)に表示した表示値が図
1の実重量メモリ4に記憶され、図3のステップS5の
キー処理に進む。
【0016】上記キー処理は、図4に示すフローに従っ
て行われる。図4のステップS6で、キー入力がなされ
ていなければ、図3のメインのフローのステップS2に
戻る。一方、図4のステップS6で、キー入力がなされ
ていれば、ステップS7に進む。
【0017】ステップS7〜S11では、それぞれ、入
力されたキー(押されたキー)が、upキー12,downキ
ー13,風袋キー14,目標キー15または上限キー1
6(図2)か否かを判断し、判断の結果、当該キーでな
ければ次のステップに進む。なお、ステップS12にお
いては、入力されたキーが下限キー17(図2)でなけ
れば、図3のメインのフローのステップS5に戻る。な
お、図4のステップS8とS9との間には他のキー処理
が存在するが、この発明との特別な関係がないので、そ
の説明および図示を省略する。
【0018】一方、上記ステップS7で、upキー12
(図2)が押された場合は、ステップS17に進む。ス
テップS17では、図1の加減算手段62がアップ信号
Δw+を受けて、キー入力値レジスタ61の値(設定レ
ジ)に1を加算して、この加算した値をキー入力値レジ
スタ61が記憶することで、設定レジが更新される。
【0019】つづいて、図4のステップS16に進み、
図1の修正重量演算手段6が、実重量メモリ4に記憶さ
れた実重量と、キー入力値レジスタ61に一時的に記憶
された設定レジとから、修正した重量を演算し、修正重
量信号w1がメモリ選択手段7に出力されるとともに、
修正重量が表示器(図2)に表示されステップS6に戻
る。上記修正重量の計算は、以下のようになされる。 修正重量=実重量+(設定レジ×重量単位) たとえば、実重量が30g、設定レジが4、重量単位が
0.01gの場合には、修正重量は30.04gにな
る。
【0020】図4の上記ステップS8で、downキー13
(図1)が押された場合は、ステップS18に進む。ス
テップS18では、図1の加減算手段62がダウン信号Δ
w−を受けて、キー入力値レジスタ61の値(設定レ
ジ)から1を減算して、この減算した値をキー入力値レ
ジスタ61が記憶することで、設定レジが更新され、前
述と同様に、図4のステップS16に進む。
【0021】上記ステップS9で、風袋キー14(図
1)が押された場合は、ステップS19に進む。ステッ
プS19では、図1のメモリ選択手段7が風袋キー14
から入力された風袋信号saを受けて、修正重量信号w
1を出力し、修正重量が風袋重量として、風袋重量メモ
リ24に記憶され、図4のステップS23に進む。
【0022】上記ステップS10,S11またはS12
において、それぞれ、目標キー15, 上限キー16また
は下限キー17(図1)が押された場合は、ステップS
20,S21またはS22に進み、同様に、修正重量が
目標重量、上限重量または下限重量として、図1の目標
重量メモリ25,上限重量メモリ26または下限重量メ
モリ27に記憶され図4のステップS23に進む。
【0023】ステップS23では、図1のキー入力値レ
ジスタ61の設定レジが0クリアされ、図3のメインの
フローに戻る。これらの動作を繰り返すことで、以下の
ような運用により、風袋重量、目標重量などの設定がな
される。
【0024】以下の運用では、風袋重量の場合を例にと
って説明する。設定すべき風袋重量が10gから30g
までの間に50種類あるとすると、たとえば15g,2
0g,25gの3つの基準分銅を用意する。設定する風
袋重量が17.50gの場合は、まず、15gの分銅を電子秤
に載置する。この時、図2の表示器11は、15.00gを表
示する。つづいて、upキー12を押し続けると、表示器
11の値が 0.01gずつ連続的に上昇し、やがて17.50gの付
近になると、upキー12またはdownキー13を間欠的に
押して、表示を17.50gにする。その後、風袋キー14を押
すと、修正重量17.50gが風袋重量として、図1の風袋重
量メモリ24に記憶される。その後、分銅を降ろし、箱
(風袋)詰めされた商品を電子秤に載置すると、自動的
に風袋引きされた商品の重量が表示される。
【0025】このように、この電子秤では、実重量演算
手段3で求めた実際の重量を、修正重量演算手段6がup
キー12またはdownキー13からの加減算情報により修
正するので、分銅とupキー12およびdownキー13とを
併用して、風袋重量や目標重量を設定することができ
る。したがって、多種類の風袋重量に対応した分銅を用
意しなくても、数種類の分銅を用意しておけば、必要な
重量の設定を行うことができる。したがって、分銅の数
が著しく少なくなるとともに、その保管スペースも小さ
くなるうえ、分銅の管理も容易になる。なお、上限重量
や下限重量は目標重量に近い値なので、そのための分銅
は、必要でなくなる。
【0026】その一方で、分銅を載せた後にupキー12
などを押せばよいので、0gからupキー12を押し続け
る場合と異なり、重量の設定が簡単になるとともに、時
間も短くなる。さらに、テンキーを備えているものと異
なり、操作盤の構造が簡単になって、電子秤のコストが
安くなる。
【0027】ところで、上記実施例では、設定重量が風
袋重量、目標重量、上限重量および下限重量である場合
について述べたが、この発明では、設定重量を上記のい
ずれか1つとしてもよい。また、設定重量は、上記以外
のものであってもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、実重量演算手段で求めた被計量物の実際の重量を、
upキーおよびdownキーからの加減情報により修正して、
修正重量を求め、この修正重量を設定重量とするから、
テンキーで入力する電子秤と異なり、操作盤の構造が簡
単で、かつ、upキーまたはdownキーで重量を細く設定で
きるので、分銅を少なくすることができるとともに、全
てをupキーまたはdownキーで操作する場合と異なり、手
間がかからず、短時間で重量設定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す電子秤の重量設定装
置の概略構成図である。
【図2】電子秤の操作盤を示す平面図である。
【図3】計量のメインフローを示すフローチャートであ
る。
【図4】重量設定のフローを示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…重量検出手段、3…実重量演算手段、6…修正重量
演算手段、12…upキー、13…downキー、14〜17
…設定キー、a…アナログ信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷重に応じたアナログ信号を出力する重
    量検出手段と、 上記アナログ信号に基づいて、被計量物の実際の重量を
    求める実重量演算手段と、 上記実際の重量をupキーおよびdownキーからの加減情報
    により修正して修正重量を求める修正重量演算手段と、 上記修正重量を設定重量として記憶させるための設定キ
    ーとを備えた電子秤の重量設定装置。
JP17755192A 1992-06-10 1992-06-10 電子秤の重量設定装置 Pending JPH05340795A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17755192A JPH05340795A (ja) 1992-06-10 1992-06-10 電子秤の重量設定装置

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JP17755192A JPH05340795A (ja) 1992-06-10 1992-06-10 電子秤の重量設定装置

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Publication Number Publication Date
JPH05340795A true JPH05340795A (ja) 1993-12-21

Family

ID=16032933

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JP17755192A Pending JPH05340795A (ja) 1992-06-10 1992-06-10 電子秤の重量設定装置

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JP (1) JPH05340795A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016148532A (ja) * 2015-02-10 2016-08-18 大和製衡株式会社 計量装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016148532A (ja) * 2015-02-10 2016-08-18 大和製衡株式会社 計量装置

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