JPH05326621A - Tabフィルム及びそのtabフィルムを用いた半導体装置 - Google Patents
Tabフィルム及びそのtabフィルムを用いた半導体装置Info
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- JPH05326621A JPH05326621A JP4128996A JP12899692A JPH05326621A JP H05326621 A JPH05326621 A JP H05326621A JP 4128996 A JP4128996 A JP 4128996A JP 12899692 A JP12899692 A JP 12899692A JP H05326621 A JPH05326621 A JP H05326621A
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- Japan
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- inner lead
- layer
- semiconductor chip
- tab film
- lead
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L23/00—Details of semiconductor or other solid state devices
- H01L23/48—Arrangements for conducting electric current to or from the solid state body in operation, e.g. leads, terminal arrangements ; Selection of materials therefor
- H01L23/488—Arrangements for conducting electric current to or from the solid state body in operation, e.g. leads, terminal arrangements ; Selection of materials therefor consisting of soldered or bonded constructions
- H01L23/498—Leads, i.e. metallisations or lead-frames on insulating substrates, e.g. chip carriers
- H01L23/4985—Flexible insulating substrates
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2924/00—Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
- H01L2924/0001—Technical content checked by a classifier
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- Physics & Mathematics (AREA)
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Wire Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は半導体装置の高集積化に適したTAB
フィルムとそのTABフィルムを用いた半導体装置を提
供することを目的とする。 【構成】第一パッド2及び第二パッド3の二列配置の半
導体チップ1を二層構造のインナ−リ−ドを有するTA
Bフィルムにより実装する。第一インナ−リ−ド5と第
二インナ−リ−ド6は絶縁されかつ重なる部分を有して
おり、第二インナリ−ド6はインナリ−ド終端以前にス
ル−ホ−ル7構造等の手法により第一インナ−リ−ド5
と同層に変換されている。第一インナ−リ−ド5は第一
パッド2に、第二インナ−リ−ド6は第二パッド3にそ
れぞれ接続される。
フィルムとそのTABフィルムを用いた半導体装置を提
供することを目的とする。 【構成】第一パッド2及び第二パッド3の二列配置の半
導体チップ1を二層構造のインナ−リ−ドを有するTA
Bフィルムにより実装する。第一インナ−リ−ド5と第
二インナ−リ−ド6は絶縁されかつ重なる部分を有して
おり、第二インナリ−ド6はインナリ−ド終端以前にス
ル−ホ−ル7構造等の手法により第一インナ−リ−ド5
と同層に変換されている。第一インナ−リ−ド5は第一
パッド2に、第二インナ−リ−ド6は第二パッド3にそ
れぞれ接続される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体チップの実装技術
に係わり、特にTAB(Tape Automated Bon-ding )を
用いた半導体チップの実装に関するものである。
に係わり、特にTAB(Tape Automated Bon-ding )を
用いた半導体チップの実装に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の高集積化、高機能化に伴い
半導体装置パッケ−ジの多ピン化は必須なものである。
しかし、半導体チップに設けられるパッドとリ−ドをワ
イヤボンディングによる接続方法を用いたプラスチック
パッケ−ジでは、パッドピッチ、ワイヤ−長の兼ね合い
から限界の状況にある。そこで、LCD(Liquid Cryst
alDisplay )ドライバ用及びASIC用の多ピン化に対
応できるパッケ−ジとしてTCP(テ−プキャリアパッ
ケ−ジ)がある。
半導体装置パッケ−ジの多ピン化は必須なものである。
しかし、半導体チップに設けられるパッドとリ−ドをワ
イヤボンディングによる接続方法を用いたプラスチック
パッケ−ジでは、パッドピッチ、ワイヤ−長の兼ね合い
から限界の状況にある。そこで、LCD(Liquid Cryst
alDisplay )ドライバ用及びASIC用の多ピン化に対
応できるパッケ−ジとしてTCP(テ−プキャリアパッ
ケ−ジ)がある。
【0003】従来技術によるTAB実装を示す。図4は
半導体チップを従来のTABフィルムによる実装を示す
平面図である。TABフィルムは、フィルム21を送る
ためのスプロケット孔22がフィルム21の左右端にあ
り、デバイス孔23及びアウタ−リ−ド孔24が設けら
れており、また、インナ−リ−ド25及びアウタ−リ−
ド26はフィルム21に接着されており、アウタ−リ−
ド26はテストパッド27と接続している。半導体チッ
プ28には一辺に対して一列のパッド配置がされてい
る。
半導体チップを従来のTABフィルムによる実装を示す
平面図である。TABフィルムは、フィルム21を送る
ためのスプロケット孔22がフィルム21の左右端にあ
り、デバイス孔23及びアウタ−リ−ド孔24が設けら
れており、また、インナ−リ−ド25及びアウタ−リ−
ド26はフィルム21に接着されており、アウタ−リ−
ド26はテストパッド27と接続している。半導体チッ
プ28には一辺に対して一列のパッド配置がされてい
る。
【0004】次に、図5に半導体チップ28とインナ−
リ−ド25が接続される状態を詳細に示す。半導体チッ
プ28に設けられているパッド29にバンプ30を立
て、インナ−リ−ド25と熱圧着して接続する。インナ
−リ−ド25及びアウタ−リ−ド26は接着剤31を介
してフィルム21接着されている(同図(a))。一つ
のパッド29に対して一つのインナ−リ−ド25が接続
されており、このようにTAB実装された際のパッドピ
ッチをa(同図(b))とすると、現状の実用的技術で
は限界パッドピッチはa=80μmである。
リ−ド25が接続される状態を詳細に示す。半導体チッ
プ28に設けられているパッド29にバンプ30を立
て、インナ−リ−ド25と熱圧着して接続する。インナ
−リ−ド25及びアウタ−リ−ド26は接着剤31を介
してフィルム21接着されている(同図(a))。一つ
のパッド29に対して一つのインナ−リ−ド25が接続
されており、このようにTAB実装された際のパッドピ
ッチをa(同図(b))とすると、現状の実用的技術で
は限界パッドピッチはa=80μmである。
【0005】しかしながら、半導体チップの内部素子の
微細化の進行が速いため、半導体チップの大きさは、パ
ッドの数とパッドピッチ、即ち、実装技術により決定す
る。つまり、半導体チップの内部素子が微細化するにも
係わらず、デッドスペ−スの広い半導体チップとなって
しまう場合が多く見られる。
微細化の進行が速いため、半導体チップの大きさは、パ
ッドの数とパッドピッチ、即ち、実装技術により決定す
る。つまり、半導体チップの内部素子が微細化するにも
係わらず、デッドスペ−スの広い半導体チップとなって
しまう場合が多く見られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、半導体
チップを小型化する場合に、実装技術が要因となり難し
い。即ち、パッドピッチの縮小化は限界であるため、半
導体チップを小型化するには半導体チップの一辺に対し
垂直にパッドを2列配置とすればよいが、ワイヤボンデ
ィングによる実装技術及び従来のTAB実装方法では、
一辺に対し2列配置されたパッドを有する半導体チップ
を実装することができない。それ故に、本発明は半導体
チップの高集積化に適したTABフィルムとそのTAB
を用いた半導体装置を提供することを目的とする。
チップを小型化する場合に、実装技術が要因となり難し
い。即ち、パッドピッチの縮小化は限界であるため、半
導体チップを小型化するには半導体チップの一辺に対し
垂直にパッドを2列配置とすればよいが、ワイヤボンデ
ィングによる実装技術及び従来のTAB実装方法では、
一辺に対し2列配置されたパッドを有する半導体チップ
を実装することができない。それ故に、本発明は半導体
チップの高集積化に適したTABフィルムとそのTAB
を用いた半導体装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】半導体チップに形成され
るパッドは、辺方向に2列かつ辺と垂直方向に重なるよ
うに配置されている。該半導体チップを実装するための
TABフィルムは、インナ−リ−ドの構造を2層構造と
する。該インナ−リ−ドの上層と下層は層間材を介し絶
縁されており、上層のインナ−リ−ドは、半導体チップ
方向からみてインナ−リ−ド終端以前に、言い換えれば
デバイス孔とアウタ−リ−ド孔の間のTABフィルムに
接着されているインナ−リ−ドにおいて、スル−ホ−ル
構造等により下層のインナ−リ−ドと同じ面上に変換さ
れるように形成される。
るパッドは、辺方向に2列かつ辺と垂直方向に重なるよ
うに配置されている。該半導体チップを実装するための
TABフィルムは、インナ−リ−ドの構造を2層構造と
する。該インナ−リ−ドの上層と下層は層間材を介し絶
縁されており、上層のインナ−リ−ドは、半導体チップ
方向からみてインナ−リ−ド終端以前に、言い換えれば
デバイス孔とアウタ−リ−ド孔の間のTABフィルムに
接着されているインナ−リ−ドにおいて、スル−ホ−ル
構造等により下層のインナ−リ−ドと同じ面上に変換さ
れるように形成される。
【0008】パッドと接続するインナ−リ−ドの先端付
近の形状は、半導体チップの辺端側のパッドと接続する
下層のインナ−リ−ドより半導体チップの中心側のパッ
ドと接続する上層のインナ−リ−ドを突出するように形
成する。このような形状のインナ−リ−ドを半導体チッ
プに接続する場合、パッドにバンプを立てる際に、辺端
側のパッドより中心側のパッドに形成されるバンプが高
くなるようにする。
近の形状は、半導体チップの辺端側のパッドと接続する
下層のインナ−リ−ドより半導体チップの中心側のパッ
ドと接続する上層のインナ−リ−ドを突出するように形
成する。このような形状のインナ−リ−ドを半導体チッ
プに接続する場合、パッドにバンプを立てる際に、辺端
側のパッドより中心側のパッドに形成されるバンプが高
くなるようにする。
【0009】別のインナ−リ−ドの形状として、上層の
インナ−リ−ドの先端が下層のインナ−リ−ドの先端と
同一面にある。このような形状のインナ−リ−ドを半導
体チップに接続する場合、パッドにバンプを形成する際
に、辺端側及び中心側のパッドに同じ高さのバンプを立
てる。
インナ−リ−ドの先端が下層のインナ−リ−ドの先端と
同一面にある。このような形状のインナ−リ−ドを半導
体チップに接続する場合、パッドにバンプを形成する際
に、辺端側及び中心側のパッドに同じ高さのバンプを立
てる。
【0010】
【作用】上記の構成において、インナ−リ−ドを2層構
造とすることにより、一辺と垂直方向に2列配置された
パッドを有する半導体チップをTAB実装することが可
能となる。インナ−リ−ドをパッドと接続するにも、従
来と同様に熱圧着等により接合可能である。従って、半
導体チップの小型化を図ることができる。
造とすることにより、一辺と垂直方向に2列配置された
パッドを有する半導体チップをTAB実装することが可
能となる。インナ−リ−ドをパッドと接続するにも、従
来と同様に熱圧着等により接合可能である。従って、半
導体チップの小型化を図ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明による一実施例を図面を参照し
て、詳細に説明する。図1に示すように、半導体チップ
1上に形成されるパッドは、半導体チップ1の辺方向に
2列でありかつ各列毎に対応するパッドは各辺と垂直方
向に重なりあうように配置されている。これらの二列配
置のパッドのうち、辺端側の列のパッドを第一パッド
2、中心側の列のパッドを第二パッド3とする。このよ
うに配置されたパッドを有する半導体チップ1を二層構
造のインナ−リ−ドを有するTABフィルムにより実装
する。半導体チップ1とインナリ−ドとの接続を図2よ
り説明する。同図において、斜線部分はフィルム4に直
接接着されているインナ−リ−ドを示している。インナ
−リ−ドは第一パッド2と接続する第一インナ−リ−ド
5と第二パッドと接続する第二インナ−リ−ド6の二層
構造である。第一インナ−リ−ド5は第二インナ−リ−
ド6と重なる部分を有しており、第二インナリ−ド6は
インナリ−ド終端以前にスル−ホ−ル7構造等の手法に
より第一インナ−リ−ド5と同層に変換されている。
て、詳細に説明する。図1に示すように、半導体チップ
1上に形成されるパッドは、半導体チップ1の辺方向に
2列でありかつ各列毎に対応するパッドは各辺と垂直方
向に重なりあうように配置されている。これらの二列配
置のパッドのうち、辺端側の列のパッドを第一パッド
2、中心側の列のパッドを第二パッド3とする。このよ
うに配置されたパッドを有する半導体チップ1を二層構
造のインナ−リ−ドを有するTABフィルムにより実装
する。半導体チップ1とインナリ−ドとの接続を図2よ
り説明する。同図において、斜線部分はフィルム4に直
接接着されているインナ−リ−ドを示している。インナ
−リ−ドは第一パッド2と接続する第一インナ−リ−ド
5と第二パッドと接続する第二インナ−リ−ド6の二層
構造である。第一インナ−リ−ド5は第二インナ−リ−
ド6と重なる部分を有しており、第二インナリ−ド6は
インナリ−ド終端以前にスル−ホ−ル7構造等の手法に
より第一インナ−リ−ド5と同層に変換されている。
【0012】次に、第一インナ−リ−ド及び第二インナ
−リ−ドと半導体チップ1上に設けられるパッドとの接
続を図2におけるA−A断面を図3に示す。但し、アウ
タ−リ−ドまで含めた断面図である。第一インナ−リ−
ド5は第二インナ−リ−ド6と層間材8を介して絶縁さ
れている。第二インナ−リ−ド6はデバイス孔9とアウ
タ−リ−ド孔10との間のフイルム4の領域上で、スル
−ホ−ル構造等の手法により第一インナ−リ−ド5と同
層に変換され、第二アウタ−リ−ド11に続いている。
つまり第一インナ−リ−ド5から続く第一アウタ−リ−
ド(図示せず)と、第二アウタ−リ−ド11は同一面上
に形成されている。また、第一インナ−リ−ド5、第二
のインナリ−ド6、第一アウタ−リ−ド及び第二アウタ
−リ−ド11は接着剤12を介してフィルム4と接着さ
れる。
−リ−ドと半導体チップ1上に設けられるパッドとの接
続を図2におけるA−A断面を図3に示す。但し、アウ
タ−リ−ドまで含めた断面図である。第一インナ−リ−
ド5は第二インナ−リ−ド6と層間材8を介して絶縁さ
れている。第二インナ−リ−ド6はデバイス孔9とアウ
タ−リ−ド孔10との間のフイルム4の領域上で、スル
−ホ−ル構造等の手法により第一インナ−リ−ド5と同
層に変換され、第二アウタ−リ−ド11に続いている。
つまり第一インナ−リ−ド5から続く第一アウタ−リ−
ド(図示せず)と、第二アウタ−リ−ド11は同一面上
に形成されている。また、第一インナ−リ−ド5、第二
のインナリ−ド6、第一アウタ−リ−ド及び第二アウタ
−リ−ド11は接着剤12を介してフィルム4と接着さ
れる。
【0013】パッドと接続するインナ−リ−ドの先端付
近の形状は、同図(a)によれば、第一インナ−リ−ド
5と第二インナ−リ−ド6は同一面となるように形成さ
れている。第一パッド2及と第二パッド3に同一の高さ
のバンプ13を各々立て、第一パッド2には第一インナ
−リ−ド5、第二パッド3には第二インナ−リ−ド6が
それぞれ熱圧着により接続される。
近の形状は、同図(a)によれば、第一インナ−リ−ド
5と第二インナ−リ−ド6は同一面となるように形成さ
れている。第一パッド2及と第二パッド3に同一の高さ
のバンプ13を各々立て、第一パッド2には第一インナ
−リ−ド5、第二パッド3には第二インナ−リ−ド6が
それぞれ熱圧着により接続される。
【0014】また、同図(b)によれば、第一インナ−
リ−ド5より第二インナ−リ−ド6の方が半導体チップ
1の中心側に長く形成され、同一面になることはない。
第一パッド2に立てられるバンプ13よりも、第二パッ
ド3に立てられるバンプ13の方が高くなるようにし、
それぞれ熱圧着により接続される。このような先端の形
状にすることにより、先端の形成を容易にすることがで
きる。
リ−ド5より第二インナ−リ−ド6の方が半導体チップ
1の中心側に長く形成され、同一面になることはない。
第一パッド2に立てられるバンプ13よりも、第二パッ
ド3に立てられるバンプ13の方が高くなるようにし、
それぞれ熱圧着により接続される。このような先端の形
状にすることにより、先端の形成を容易にすることがで
きる。
【0015】いうまでもなく、二層構造のインナ−リ−
ドに限らず三層以上でもよく、より多層化することによ
り半導体チップの小型化に対応したてAB実装された半
導体装置を提供することができる。
ドに限らず三層以上でもよく、より多層化することによ
り半導体チップの小型化に対応したてAB実装された半
導体装置を提供することができる。
【0016】
【発明の効果】本発明によると、例えば、パッドピッチ
80μm(均一)、パッド数を300(4辺配置)の半
導体チップを従来のTABフィルムにより実装すると、
半導体チップの一辺は6.0mm程度が限界であるが、
本発明の二層構造のインナ−リ−ドを有するTABフィ
ルムにより実装することにより、半導体チップの一辺を
3.1mm程度とすることができる。つまり、多層のイ
ンナ−リ−ドを有するTABフィルムにより実装するこ
とができるため、パッドピッチが限界にあるにもかかわ
らず、半導体チップに複数列のパッドを形成でき、パッ
ド数を増すことができる。従って、内部素子の微細化に
対応して半導体チップの小型化が可能となり、半導体チ
ップの集積度を飛躍的に向上させることができる。
80μm(均一)、パッド数を300(4辺配置)の半
導体チップを従来のTABフィルムにより実装すると、
半導体チップの一辺は6.0mm程度が限界であるが、
本発明の二層構造のインナ−リ−ドを有するTABフィ
ルムにより実装することにより、半導体チップの一辺を
3.1mm程度とすることができる。つまり、多層のイ
ンナ−リ−ドを有するTABフィルムにより実装するこ
とができるため、パッドピッチが限界にあるにもかかわ
らず、半導体チップに複数列のパッドを形成でき、パッ
ド数を増すことができる。従って、内部素子の微細化に
対応して半導体チップの小型化が可能となり、半導体チ
ップの集積度を飛躍的に向上させることができる。
【図1】複数列のパッドを有する半導体チップの平面図
である。
である。
【図2】本発明による一実施例における半導体チップと
インナ−リ−ドの接続を表す平面図である。
インナ−リ−ドの接続を表す平面図である。
【図3】図2中のA−A断面において、インナ−リ−ド
の先端付近の形状の第一例(a)及び第二例(b)を表
す断面図である。
の先端付近の形状の第一例(a)及び第二例(b)を表
す断面図である。
【図4】従来のTABフィルム実装時の平面図である。
【図5】従来のTABフィルム実装時における半導体チ
ップとインナ−リ−ドとの接続を示す断面図(a)と平
面図(b)である。
ップとインナ−リ−ドとの接続を示す断面図(a)と平
面図(b)である。
1…半導体チップ、2…第一パッド、3…第二パッド、
4…フィルム、5…第一インナ−リ−ド、6…第二イン
ナ−リ−ド、7…スル−ホ−ル、8…層間材、9…デバ
イス孔、10…アウタ−リ−ド孔、11…第二アウタ−
リ−ド、12…接着剤、13…バンプ。
4…フィルム、5…第一インナ−リ−ド、6…第二イン
ナ−リ−ド、7…スル−ホ−ル、8…層間材、9…デバ
イス孔、10…アウタ−リ−ド孔、11…第二アウタ−
リ−ド、12…接着剤、13…バンプ。
Claims (6)
- 【請求項1】 複数のインナ−リ−ド及びアウタ−リ−
ドを有するフィルム基材を備え、互いに隣接する上記イ
ンナ−リ−ドは、半導体チップのバンプと接続する近傍
において絶縁物を介して重なる上層及び下層の二層構造
を含むことを特徴とするTABフィルム。 - 【請求項2】 上記インナ−リ−ドは上記フィルム基材
に対し同一面に変換された一層構造を含むことを特徴と
する請求項1記載のTABフィルム。 - 【請求項3】 上記二層構造における上記インナ−リ−
ドは、上層のインナ−リ−ドの先端が下層のインナ−リ
−ドの先端を上記絶縁物を介し覆い、かつ上記上層のイ
ンナ−リ−ドの先端と上記下層インナ−リ−ドの先端が
上記フィルム基材に対し同一面となることを特徴とする
請求項1記載のTABフィルム。 - 【請求項4】 上記二層構造における上記インナ−リ−
ドは、上層のインナ−リ−ドが下層のインナ−リ−ドよ
り長く、かつ上記上層のインナ−リ−ドの先端と上記下
層のインナ−リ−ドの先端が上記フィルム基材に対し異
なる面であることを特徴とする請求項1記載のTABフ
ィルム。 - 【請求項5】 少なくとも対向する二辺に設けられ、辺
端側及び中心側にそれぞれ配置され、少なくとも二列に
配列されたバンプを有する半導体チップと、複数のイン
ナ−リ−ド及びアウタ−リ−ドを有するフィルム基材を
備え、上記インナ−リ−ドが上層及び下層の二層構造を
含むTABフィルムとからなる半導体装置において、 上記辺端側のバンプは、上記下層のインナ−リ−ドと接
続されると共に、 上記中心側のバンプは、上記上層のインナ−リ−ドと接
続され、 しかも、上記辺端側のバンプの高さと上記中心側のバン
プの高さとが同一であることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項6】 上記辺端側のバンプの高さより上記中心
側のバンプの高さがと高いことを特徴とする請求項5記
載の半導体装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4128996A JPH05326621A (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | Tabフィルム及びそのtabフィルムを用いた半導体装置 |
US08/546,826 US5598030A (en) | 1992-05-21 | 1995-10-23 | Semiconductor device having multilevel tab leads |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4128996A JPH05326621A (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | Tabフィルム及びそのtabフィルムを用いた半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05326621A true JPH05326621A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=14998562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4128996A Pending JPH05326621A (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | Tabフィルム及びそのtabフィルムを用いた半導体装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5598030A (ja) |
JP (1) | JPH05326621A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007329278A (ja) * | 2006-06-07 | 2007-12-20 | Oki Electric Ind Co Ltd | 半導体装置 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3484554B2 (ja) * | 1995-02-28 | 2004-01-06 | 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社 | 半導体装置 |
JP3270807B2 (ja) * | 1995-06-29 | 2002-04-02 | シャープ株式会社 | テープキャリアパッケージ |
JP3404446B2 (ja) * | 1996-04-24 | 2003-05-06 | シャープ株式会社 | テープキャリアパッケージ及びそのテープキャリアパッケージを備えた液晶表示装置 |
JP2000269386A (ja) * | 1999-03-15 | 2000-09-29 | Texas Instr Japan Ltd | 半導体装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02310956A (ja) * | 1989-05-26 | 1990-12-26 | Hitachi Ltd | 高密度実装半導体パツケージ |
USH1267H (en) * | 1990-07-05 | 1993-12-07 | Boyd Melissa D | Integrated circuit and lead frame assembly |
-
1992
- 1992-05-21 JP JP4128996A patent/JPH05326621A/ja active Pending
-
1995
- 1995-10-23 US US08/546,826 patent/US5598030A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007329278A (ja) * | 2006-06-07 | 2007-12-20 | Oki Electric Ind Co Ltd | 半導体装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5598030A (en) | 1997-01-28 |
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