JPH0532064U - 車体前部の外気導入構造 - Google Patents

車体前部の外気導入構造

Info

Publication number
JPH0532064U
JPH0532064U JP8962391U JP8962391U JPH0532064U JP H0532064 U JPH0532064 U JP H0532064U JP 8962391 U JP8962391 U JP 8962391U JP 8962391 U JP8962391 U JP 8962391U JP H0532064 U JPH0532064 U JP H0532064U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hood
engine room
air
outside air
vehicle body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8962391U
Other languages
English (en)
Inventor
孝史 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Corp
Original Assignee
Araco Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Araco Corp filed Critical Araco Corp
Priority to JP8962391U priority Critical patent/JPH0532064U/ja
Publication of JPH0532064U publication Critical patent/JPH0532064U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】車体前部の外気導入構造において、エンジンル
ームと外部とを区画するラジエータサポートの上方とエ
ンジンルームを覆蓋するフードのインナパネルの下方と
の間に配置されてエアクリーナに連通するエアダクトを
省略して、乗員の下方視界の限界を大きくする。 【構成】エンジンルームの上方開口部を開閉するフード
11の前部を構成するインナパネル11bの下面側にエ
ンジンルームの内外にそれぞれ開口する前後一対の開口
部p1,p2を設けて、フード11のインナパネル11b
とフードパネル11a間に車体の前端に位置するラジエ
ータグリル17を通してエンジンルーム内に至る通気路
Pを形成し、エンジンルームに配設したエアクリーナ1
4の通気路P側への連結開口部13aをフード11の閉
止時における通気路Pの後側開口部p2に連結可能に位
置させた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車体前部の外気導入構造に関する。
【0002】
【従来技術】
車体前部の外気導入の従来の構造においては図3および図4に示すように、車 体の前部に形成したエンジンルームと外部とを区画するラジエータサポート1の 上方とエンジンルームを覆蓋するフード2のインナパネル2aの下方との間を通 してエアダクト3が配設されていて、同エアダクト3の前側開口部3aがエンジ ンルームの外側に開口し、かつ後側開口部がエンジンルームに配設したエアクリ ーナ4に連結されている。かかる構造においては、ラジエータグリル5から侵入 した外気がエアダクト3を通してエアクリーナ4に導入されるように構成されて いる。
【0003】 また、実開昭52−110024号にて示された外気導入構造は上記した構造 とは異なる特殊な構造のものであり、当該外気導入構造においてはフードにおけ るインナパネルの後方の部位に導風板が固定されていて、導風板とフードパネル との間に通気路を形成している。導風板はラジエータサポートの上部に位置し、 従って通気路はラジエータサポートの上部に形成されている。かかる通気路にお いては、前側開口部がエンジンルームの外側に開口し、かつ後側開口部がエンジ ンルームに配設したエアクリーナに連結されている。かかる構造においては、ラ ジエータグリルから侵入した外気が通気路を通してエアクリーナに導入されるよ うに構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、これらの外気導入構造のうち前者の外気導入構造においては、ラジ エータサポートの上部に介在するエアダクトに起因してフードの位置が高くなっ て、下方視界の限界に影響を及ぼすおそれがある。また、上記エアダクトの前側 開口部は前方に向かって開口しているため、ラジエータグリルから侵入する外気 中に水、雪等が混在している場合には、これらに起因してエアクリーナに目詰り を発生させるおそれがある。また、後者の外気導入構造においても通気路の前側 開口部が前方に向かって開口しているため、上記したごときエアクリーナの目詰 りを発生させるおそれがあり、さらには通気路は従来のフードのインナパネルの 後方に形成されているため、フードそれ自体が長くなるという不具合がある。従 って、本考案の目的はこれらの問題を解決することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る車体前部の外気導入構造は、車体の前部に形成したエンジンルー ムの上方開口部を開閉するフードの前部を構成するインナパネルの下面側に前記 エンジンルームの内外にそれぞれ開口する前後一対の開口部を設けて、前記フー ドのインナパネルとフードパネル間に車体の前端に位置するラジエータグリルを 通して前記エンジンルーム内に至る通気路を形成し、前記エンジンルームに配設 したエアクリーナの前記通気路側への連結開口部を前記フードの閉止時における 前記通気路の後側開口部に連結可能に位置させたことを特徴とするものである。
【0006】
【考案の作用・効果】
かかる構成の外気導入構造においては、フードの閉止により通気路がエアクリ ーナに連通して同エアクリーナに外気が導入可能となる。しかして、当該外気導 入構造においては、ラシエータサポートの上部に位置するフードを構成するフー ドパネルとインナパネル間に通気路が形成されているため、従来の前者の構造の エアダクトの配設を省略することができて、フードの高さを低くすることが可能 であるとともに、従来の後者の構造のごときフードが長くなることもない。さら にまた、当該外気導入構造においては、通気路の前後各開口部はいずれも下方に 向かって開口しているため、ラジエータグリルから侵入する外気は通気路内で流 動方向を反転され、エアクリーナにストレートに導入されることがなく、エアク リーナの水、雪等の混在に起因する目詰りの発生が抑制される。
【0007】
【実施例】
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明するに、図1に本考案に係る外気 導入構造が示され、また図2には車体の前部の構造が概略的に示されている。当 該外気導入構造においては、通気路Pがエンジンルームの上方開口部を覆蓋する フード11を構成するフードパネル11aとインナパネル11bとの間に形成さ れている。インナパネル11bはフード11の前端部におけるラジエータサポー ト12の上部に位置し、インナパネル11bの下面には同ラジエータサポート1 2の前後の部位に前後一対の開口部p1,p2が形成されている。各開口部p1, p2のうち前側開口部p1はエンジンルームの外側にて下方に向かって開口し、か つ後側開口部p2はエンジンルームの内側にて下方に向かって開口している。
【0008】 かかる通気路Pにおいては、後側開口部p2にて第1連結パイプ13を介して エアクリーナ14に連通される。エアクリーナ14はラジエータサポート12の 後部にてラジエータ15の一側に配設されていて、第2連結パイプ16を介して エンジン側に連結されている。第1連結パイプ13はその下端部にてエアクリー ナ14に連結されており、かつその上端部が蛇腹式のパイプ形状に形成されて上 方に向かって開口している。第1連結パイプ13の開口部13aはフード11の 閉止時における後側開口部p2に対抗する部位に位置し、フード11の閉止時に はインナパネル11bに図1に示すように圧接される。これにより、第1連結パ イプ13は通気路Pに連結されて、エアクリーナ14が通気路Pに連通する。
【0009】 かかる構成の外気導入構造においては、フード11の開放時には通気路Pとエ アクリーナ14との連通が解除されているが、フード11の閉止によりインナパ ネル11bが第1連結パイプ13の上端開口部13aに圧接され、第1連結パイ プ13を介して通気路Pとエアクリーナ14とが連通する。これにより、ラジエ ータグリル17から侵入する外気が通気路P内に導入され、かつ第1連結パイプ 13を介してエアクリーナ14に導入される。
【0010】 しかして、当該外気導入構造においては、ラシエータサポート12の上部に位 置するフード11を構成するフードパネル11aとインナパネル11b間に通気 路Pが形成されているため、従来の外気導入構造で採用しているエアダクトの配 設を省略することができて、フードの高さを低くすることが可能であるとともに 、フード11が長くなることもない。さらにまた、当該外気導入構造においては 、通気路Pの前後各開口部p1,p2はいずれも下方に向かって開口しているため 、ラジエータグリル17から侵入する外気は通気路P内で流動方向を反転され、 エアクリーナ14にストレートに導入されることがなく、エアクリーナ14の水 、雪等の混在に起因する目詰りの発生が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る外気導入構造の概略を
示す縦断側面図である。
【図2】同外気導入構造を採用した車両前部の一部省略
斜視図である。
【図3】従来の外気導入構造の一例を示す図1に対応す
る縦断側面図である。
【図4】同外気導入構造を採用した車両前部の図2に対
応する斜視図である。
【符号の説明】
11…フード、11a…フードパネル、11b…インナ
パネル、12…ラジエータサポート、13…第1連結パ
イプ、13a…上端開口部、14…エアクリーナ、17
…リジエータグリル、P…通気路、p1…前側開口部、
p2…後側開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の前部に形成したエンジンルームの上
    方開口部を開閉するフードの前部を構成するインナパネ
    ルの下面側に前記エンジンルームの内外にそれぞれ開口
    する前後一対の開口部を設けて、前記フードのインナパ
    ネルとフードパネル間に車体の前端に位置するラジエー
    タグリルを通して前記エンジンルーム内に至る通気路を
    形成し、前記エンジンルームに配設したエアクリーナの
    前記通気路側への連結開口部を前記フードの閉止時にお
    ける前記通気路の後側開口部に連結可能に位置させたこ
    とを特徴とする車体前部の外気導入構造。
JP8962391U 1991-10-04 1991-10-04 車体前部の外気導入構造 Pending JPH0532064U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8962391U JPH0532064U (ja) 1991-10-04 1991-10-04 車体前部の外気導入構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8962391U JPH0532064U (ja) 1991-10-04 1991-10-04 車体前部の外気導入構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0532064U true JPH0532064U (ja) 1993-04-27

Family

ID=13975884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8962391U Pending JPH0532064U (ja) 1991-10-04 1991-10-04 車体前部の外気導入構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0532064U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003072396A (ja) * 2001-08-31 2003-03-12 Honda Motor Co Ltd 車両のフロントグリル周りの吸気構造
JP2016050497A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 ダイハツ工業株式会社 自動車の吸気装置の吸気口配置構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003072396A (ja) * 2001-08-31 2003-03-12 Honda Motor Co Ltd 車両のフロントグリル周りの吸気構造
JP2016050497A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 ダイハツ工業株式会社 自動車の吸気装置の吸気口配置構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2541881B2 (ja) 車両通風装置用の新鮮な空気供給システム
JP2521188B2 (ja) 自動車のエンジンボンネット
JPH01240382A (ja) 車両の前部車体構造
JPH0532064U (ja) 車体前部の外気導入構造
JPH0413231Y2 (ja)
JP3345062B2 (ja) 自動車の空気取入装置
JPS5816422Y2 (ja) 自動車の外気導入装置
JPH0572285B2 (ja)
JPH0224704Y2 (ja)
JPH01195111A (ja) 自動車の外気取入れ構造
JPH0446968Y2 (ja)
JPS6013692Y2 (ja) 車両用エアダクト構造
JPH0114499Y2 (ja)
JPH0123855Y2 (ja)
JPS5835528Y2 (ja) カウル内のダクト水入り防止構造
JPH0485183A (ja) 自動車用エアボックスサイド部構造
JP2505720Y2 (ja) キャブのボディ構造
JPS5918894Y2 (ja) 車輛用カウルベンチレ−タ
JPS6233618Y2 (ja)
JPS632326Y2 (ja)
JP3922925B2 (ja) フォークリフトの冷却構造
JPS5811606Y2 (ja) 空調装置の外気取入部構造
JPS6343131Y2 (ja)
JPH08168Y2 (ja) 自動車の外気導入構造
JPH0217922Y2 (ja)