JPH0531564A - 局部スクイズ鋳造におけるスクイズピンの加圧タイミング制御方法 - Google Patents

局部スクイズ鋳造におけるスクイズピンの加圧タイミング制御方法

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JPH0531564A
JPH0531564A JP19015191A JP19015191A JPH0531564A JP H0531564 A JPH0531564 A JP H0531564A JP 19015191 A JP19015191 A JP 19015191A JP 19015191 A JP19015191 A JP 19015191A JP H0531564 A JPH0531564 A JP H0531564A
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JP
Japan
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squeeze
cavity
squeeze pin
molten metal
pin
Prior art date
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Pending
Application number
JP19015191A
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English (en)
Inventor
Yasushi Oba
靖史 大庭
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/46Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
    • B29C45/57Exerting after-pressure on the moulding material
    • B29C45/572Exerting after-pressure on the moulding material using movable mould wall or runner parts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 個々のショット毎に適正タイミングでキャビ
ティ内の溶湯をスクイズピンで加圧することにより、一
定品質の製品を得るようにする。 【構成】 射出プランジャーによりキャビティ内に溶湯
を充填した後、スクイズシリンダによりスクイズピンを
キャビティ内に突出させて溶湯を局部的に加圧する局部
スクイズ鋳造において、金型温度を型温センサーにより
検出し、この検出温度に基づいてスクイズピンの動作タ
イミングまたは動作速度をフィードバック制御するよう
にした局部スクイズ鋳造におけるスクイズピンの加圧タ
イミング制御方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金型のキャビティ内に
充填される溶湯にスクイズピンにより局部的に加圧を加
えて鋳巣の発生を防止する局部スクイズ鋳造において、
個々のショット毎にスクイズピンを適正タイミングで加
圧させるスクイズピンの加圧タイミング制御方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、ダイカスト鋳物やスクイズカス
ト鋳物を製造する場合、金型のキャビティ内に充填され
た溶湯が冷却されて凝固する際に、その体積が収縮する
ことにより鋳巣が発生する。そこで、従来からこのよう
な鋳巣の発生を防止するために、局部スクイズ鋳造が行
われている。
【0003】上記局部スクイズ鋳造は、図3に示すよう
に、固定金型1と可動金型2により成形されるキャビテ
ィ3の鋳巣が発生しやすい部位に、スクイズシリンダ4
により押込可能なスクイズピン5を設け、射出スリーブ
6内の射出プランジャー7によりキャビティ3内に充填
された溶湯が凝固する直前に、スクイズピン5をスクイ
ズシリンダ4によりキャビティ3内に突出させ、このス
クイズピン5によりキャビティ3内に充填された溶湯を
局部的に加圧することにより鋳巣の発生を防止するよう
にしている。
【0004】従来、上記のようにスクイズピン5をキャ
ビティ3内に突出させ、凝固直前の溶湯を局部的に加圧
する局部スクイズ鋳造において、スクイズピン5をキャ
ビティ3内の溶湯に加圧する場合のスクイズピン5の動
作タイミング或いは動作速度は、予め適正タイミングの
最大公約数を狙ってタイマー、絞り弁等で固定的に設定
されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に、スクイズピン5の動作タイミングをタイマー、絞り
弁等で固定的に設定していると、鋳造初期で金型の温度
が低温のときとショットを累ねた定常状態で金型の温度
が高温のときとでは、図4(a)および(b)に示すよ
うに、キャビティ3内に充填された溶湯の凝固進行状態
が異なるため、個々のショットに対して最適タイミング
とならない。その結果、鋳物内部の欠陥の解消が不十分
なショットが発生するという問題があった。尚、図4
(a)および(b)は鋳造初期の金型の温度が低温の場
合およびショットを累ねた定常状態の金型の温度が高温
の場合で、固定的に設定されたスクイズピン5の動作タ
イミングでのキャビティ3内の溶湯の凝固進行状態を示
しており、8は既に凝固した部分(固層部分)、9は半
分ほど凝固した部分(固液共存層部分)、10は未だ凝固
されていない部分(液層部分)である。
【0006】そこで、上記のような問題を解決するた
め、例えば、特開平2− 75460号公報において、スクイ
ズピンの加圧ストロークを毎ショット計測し、この計測
値から必要な加圧ストロークが確保できる加圧タイミン
グを演算し、以後のスクイズピンの加圧動作を前記加圧
タイミングによって制御するようにしたものが提案され
ているが、金型内にスクイズピンの加圧ストローク計測
手段を設けることは、型設計上、また、スペース的にも
非常に困難であるとともに、各金型にスクイズピンの加
圧ストローク検出手段を設ける必要があるために設備コ
ストのアップに繋がるという問題があった。
【0007】本発明は、従来の上記問題点に鑑みてなさ
れたものであり、個々のショットに対して適正タイミン
グを確保できるようにスクイズピンの加圧タイミングを
設定することにより、一定品質の製品を得ることができ
る局部スクイズ鋳造におけるスクイズピンの加圧制御方
法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、射出プランジャーによりキャビティ内に溶湯
を充填した後、スクイズシリンダによりスクイズピンを
キャビティ内に突出させて溶湯を局部的に加圧する局部
スクイズ鋳造において、金型温度を型温センサーにより
検出し、この検出温度に基づいてスクイズピンの動作タ
イミングまたは動作速度をフィードバック制御するよう
にした局部スクイズ鋳造におけるスクイズピンの加圧タ
イミング制御方法を提供する。
【0009】
【作用】本発明では、スクイズピンの動作の適正タイミ
ングに最も影響の大きいキャビティ内の溶湯の凝固進行
速度の代表値である型温を測定し、この型温に基づいて
スクイズピンの動作タイミングまたは動作速度をフィー
ドバック制御するから、個々の毎ショット毎に適正タイ
ミングが得られる。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る局部スクイズ鋳造におけ
るスクイズピンの加圧タイミング制御方法を図1および
図2に基づいて説明する。
【0011】図1において、11は固定型盤12に保持され
た固定金型、13は可動型盤14に取付けられた可動金型で
あって、その衝合面に製品の形状に対応するキャビティ
15が形成されている。16は固定金型11および固定型盤12
に装着された射出スリーブで、ランナおよびゲートを介
してキャビティ15と連通されている。17は射出スリーブ
16に摺動自在に嵌挿された射出プランジャーで、図示さ
れていない射出シリンダと一体に連結されており、この
射出シリンダの動作によって射出スリーブ16内に供給さ
れた溶湯をキャビティ15内に加圧充填する。18は可動金
型13に摺動自在に支持されたスクイズピンで、その先端
をキャビティ15に臨んで位置するとともに、後端をスク
イズシリンダ19に一体に連結しており、このスクイズシ
リンダ19の動作によって先端をキャビティ15内へ突出す
ることにより該キャビティ内に充填された溶湯の局部的
な加圧が行われるようになっている。20はスクイズシリ
ンダ19に配管21及び配管22を介して接続された油圧ユニ
ットで、配管21を介してスクイズシリンダ19のヘッド側
に高圧油を供給することによりスクイズピン18をキャビ
ティ15内に突出し、また、配管22を介してスクイズシリ
ンダ19のロッド側に高圧油を供給することによりスクイ
ズピン18を後退するようになっている。23は可動金型13
の任意位置、即ち、キャビティ15内の溶湯の局部加圧が
行われる部位の近傍に設けた熱電対等からなる型温セン
サーで、可動金型13の温度に応じて電気出力信号を出力
するようになっている。24は型温センサー23の出力側に
接続された制御装置で、型温センサー23の電気出力信号
を処理して可動金型13の温度を計測し、この測定した値
から経験により予め得ている適正タイミングになるよう
に(図2参照)、スクイズシリンダ19を作動させる油圧
ユニット20に制御信号を出力してタイマー(図示せず)
によりスクイズピン18の動作タイミングを自動設定する
か、または、油圧ユニット20からスクイズシリンダ19へ
高圧油を供給する配管21の途中に設けた流量制御弁25の
弁開度を調整してスクイズピン18の動作速度を自動設定
するようになっている。
【0012】上記構成において、本発明方法を次のよう
に実施する。
【0013】先ず、固定金型11と可動金型13を閉じてキ
ャビティ13を形成した後、射出スリーブ16内に供給され
た溶湯を射出プランジャー17によりキャビティ15内に加
圧充填する。これと同時に、制御装置24により可動金型
13の温度を型温センサー23を介して計測し、この計測し
た値から油圧ユニット20に制御信号を出力してタイマー
によりスクイズピン18の動作タイミングを設定するか、
または、配管21の途中に設けた流量制御弁25の弁開度を
調整してスクイズピン18の動作速度を設定し、この設定
された動作タイミングか動作速度でスクイズシリンダ19
よりスクイズピン18をキャビティ15内に突出させて局部
的に溶湯を加圧する。その後、加圧状態を所定時間保持
してキャビティ15内の溶湯を凝固させる。そして、キャ
ビティ15内の溶湯が凝固した後、油圧ユニット21により
管路22を介してスクイズシリンダ19のロッド側に高圧油
を供給してスクイズピン18を元の位置に戻す。このよう
に、スクイズピン18が元の位置に戻ると、固定金型11と
可動金型13の型開きを行って鋳造品を取出す。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
型温センサーにより金型の温度を検出し、この検出した
温度値からスクイズピンの動作タイミング或いは動作速
度を設定するようにしたので、個々のショット毎に適正
タイミングが得られて製品の品質にバラツキがなくな
り、生産条件に左右されずに常に一定品質の製品を得る
ことができる。また、金型に設けるのは型温センサーだ
けなのでスペース的に、型設計上容易であるとともに、
キャビティ内の加圧したい部位の溶湯の充填状態の検出
手段としてスクイズピンおよびスクイズシリンダを用い
ているため、各金型毎には型温センサーだけ設ければ良
いので設備コストのダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施する局部スクイズ鋳造装置を
示す図面である。
【図2】型温とスクイズピンの動作タイミングおよび動
作速度との関係を示す線図てある。
【図3】従来方法を実施する局部スクイズ鋳造装置を示
す図面である。
【図4】(a)は鋳造初期の金型の温度が低温の場合で
のキャビティ内の溶湯の凝固進行状態を示す説明図、
(b)はショットを累ねた定常状態の金型の温度が低温
の場合でのキャビティ内の溶湯の凝固進行状態を示す説
明図である。
【符号の説明】
11 固定金型 13 可動金型 15 キャビティ 17 射出プランジャー 18 スクイズピン 19 スクイズシリンダ 20 油圧ユニット 21 配管 22 配管 23 型温センサー 24 制御装置 25 流量制御弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29C 45/56 6949−4F

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 射出プランジャーによりキャビティ内に
    溶湯を充填した後、スクイズシリンダによりスクイズピ
    ンをキャビティ内に突出させて溶湯を局部的に加圧する
    局部スクイズ鋳造において、 金型温度を型温センサーにより検出し、この検出温度に
    基づいてスクイズピンの動作タイミングまたは動作速度
    をフィードバック制御するようにしたことを特徴とする
    局部スクイズ鋳造におけるスクイズピンの加圧タイミン
    グ制御方法。
JP19015191A 1991-07-30 1991-07-30 局部スクイズ鋳造におけるスクイズピンの加圧タイミング制御方法 Pending JPH0531564A (ja)

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JP19015191A JPH0531564A (ja) 1991-07-30 1991-07-30 局部スクイズ鋳造におけるスクイズピンの加圧タイミング制御方法

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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