JPH05270792A - クレ−ンのフック過巻自動停止回路 - Google Patents

クレ−ンのフック過巻自動停止回路

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JPH05270792A
JPH05270792A JP9592292A JP9592292A JPH05270792A JP H05270792 A JPH05270792 A JP H05270792A JP 9592292 A JP9592292 A JP 9592292A JP 9592292 A JP9592292 A JP 9592292A JP H05270792 A JPH05270792 A JP H05270792A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
boom
winding
relay
over
Prior art date
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Pending
Application number
JP9592292A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Hotta
正典 堀田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】フック過巻時において、ブーム下げの誤操作に
よる吊荷やフックの落下事故を防止できるクレ−ンのフ
ック過巻自動停止回路を提供する。 【構成】ブ−ムの頂部付近に取り付けられたフック過巻
検出スイッチ5aと、該フック過巻検出スイッチ5aの
作動により駆動されるリレ−20と、該リレ−20の作
動により巻上ウインチモータ10aの巻上回転動作を停
止させる電磁方向切換弁21と、過負荷信号によりブー
ム起伏ウインチモータ11aのブーム2下げ方向の動作
を停止させる電磁方向切換弁22とを持つ油圧駆動クレ
ーンにおいて、前記リレ−20の接点をブ−ム起伏ウイ
ンチモータ11aの下げ方向の動作を停止させる電磁方
向切換弁22に接続し、フック過巻時にフック3巻上げ
動作とブ−ム2の下げ動作を同時に自動停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧駆動方式クレ−ン
におけるフック過巻自動停止回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の油圧クロ−ラクレ−ンで吊
荷作業を行っている状態を示す側面図である。図2に示
すように、クレ−ン本体1は吊荷4を吊下げたフック3
を上下するためのウィンチ10と、ブ−ム2を起伏する
ためのウィンチ11を有している。フック3の巻上げ用
ロ−プ6は、ブ−ム2の先端のシ−ブ2a、2bを介し
て該フック3のシ−ブ3aに掛け回されており、前記ウ
ィンチ10で該ロ−プ6を巻取り、または繰出すことに
よりフック3が上下する。また、ブ−ム2の先端に一端
を接続したペンダントロ−プ7の他端をブライドル9に
接続し、ブライドル9とAフレ−ム30上のシ−ブブロ
ック31との間に掛け回したロ−プ8をウィンチ11に
巻き、該ウインチ11でロープ8を巻取り、または繰出
すことにより、ブーム2を起伏させる。
【0003】このようなクレ−ンでは、吊荷作業中にフ
ック3を巻上げ過ぎてブ−ム2を破損しないように、フ
ック3の過巻防止装置5を設けている。この過巻防止装
置5は、ブーム2の頂部付近に鎖により吊り下げられた
錘にスイッチ操作部が接続されたマイクロスイッチから
なるフック過巻検出スイッチ5aを有し、通常時は錘に
より鎖が張られてマイクロスイッチ5aはオンになって
いるが、フック3が過巻になると、フック3は錘を押上
げ、鎖が弛んでフック過巻検出スイッチ5aをオフとす
るものである。
【0004】図3はフック3の上下駆動の従来の油圧回
路図である。10aは巻上ウィンチ10駆動用の油圧式
ウインチモ−タ、17、18は該巻上ウインチモータ1
0aに作動油を供給する油圧ポンプ、14、15は油圧
ポンプ17、18と巻上ウインチモータ10aとの間の
管路に挿入したコントロ−ル弁、12はこれらのコント
ロール弁14、15の操作弁、12aはその操作レバー
であり、該操作弁12とコントロール弁14、15の操
作室との間の巻上側操作管路23には電磁切換弁21が
挿入され、該電磁切換弁21のソレノイドは、フック過
巻時に閉じるリレー20のb接点40を介して電源42
に接続されている。
【0005】この回路において、フック3が過巻にな
り、フック過巻検出スイッチ5aがオフになると、リレ
−20のb接点40が閉じ、これにより電磁切換弁21
のソレノイドへ電流が通じ、電磁切換弁21は左位置に
切換わり、フック3上下用操作弁12からコントロール
弁14、15への操作油を遮断される。この状態になる
と、該操作弁12のレバ−12aが上げの位置に有って
も巻上げコントロ−ル弁14、15は図示の中立位置に
戻り、フック3の巻上げは自動的に停止する。自動停止
した後、レバ−12aを下げにしてウィンチ10からロ
−プ6を繰出し、フック3を下げることで通常状態に戻
すことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
フック3の過巻状態になると、未熟な作業者はあわてて
操作を誤り、フック3上下用のレバ−12aを操作せ
ず、ブ−ム2起伏用のレバ−を操作して、ブ−ム2を図
2「イ」から「ロ」に下げることで過巻状態から回復し
ようとする恐れが有る。このように、フック3が過巻に
なった状態で、矢印方向にブ−ム2を下げると、ロ−プ
6の長さはLからL1に引っ張られて、ロ−プ6がシ−
ブ2aから外れたり、伸び限界を越えた時点で破断し、
吊荷4やフック3が落下する大事故が発生する恐れがあ
る。
【0007】本発明は、上記の問題点に鑑み、誤操作に
よる吊荷やフックの落下事故を防止できるクレ−ンのフ
ック過巻自動停止回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、ブ−ムの頂部付近に取り付けられたフック
過巻検出スイッチと、該フック過巻検出スイッチの作動
により駆動されるリレ−と、該リレ−の作動により巻上
ウインチモータの巻上回転動作を停止させる電磁方向切
換弁と、過負荷信号によりブーム起伏ウインチモータの
ブーム下げ方向の動作を停止させる電磁方向切換弁とを
持つ油圧駆動クレーンにおいて、フック過巻時にフック
巻上げ動作とブ−ムの下げ動作を同時に自動停止させる
構成としたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明は、上記回路を有するので、フック過巻
によりフック過巻検出スイッチが作動すると、フック巻
上げのみならず、ブーム下げ動作もできなくなる。
【0010】
【実施例】図1は本発明によるクレーンのフック過巻自
動停止回路の一実施例である。この回路は、図2に示し
た従来の回路を基本として、リレ−20の同期接点を1
個追加し2個とし、追加したb接点41をブ−ム2起伏
用のウィンチ11の油圧回路に接続したものである。1
1aはウィンチ11駆動用の油圧式ブーム起伏ウインチ
モ−タ、19は該モータ11a駆動用油圧ポンプ、16
はウインチモータ11a用のコントロ−ル弁である。図
1に示すように、リレ−20のb接点41は、ブ−ム起
伏コントロ−ル弁16とブ−ム2起伏用操作弁13との
間のブーム下げ時に操作油が供給される巻き下げ側操作
管路24に挿入された電磁切換弁22のソレノイドに接
続する。
【0011】この回路でフック3が過巻状態になると、
フック3が過巻防止装置5のフック過巻検出スイッチ5
aの錘を押し上げてフック過巻検出スイッチ5aをオフ
にする。フック過巻検出スイッチ5aがオフになると、
リレ−20のb接点40、41が閉じ、これにより、電
磁切換弁21、22のソレノイドに電源42からの電流
を通じ、それぞれの弁を左位置に変えて、操作弁12と
巻上コントロール弁14、15との間の巻上側操作管路
23と、操作弁13とブーム起伏コントロール弁16と
の間のブーム下げ側操作管路24を遮断する。
【0012】このように、操作管路23、24が遮断さ
れることにより、操作弁12の操作レバ−12aが巻上
側にあっても、巻上げコントロ−ル弁14、15は図示
の中立位置に戻り、フック3の巻上げが自動的に停止す
ると同時に、ブ−ム2を下げる操作ができなくなる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、フックの過巻防止装置
が作動してフックの巻上げが停止した時点で、ブ−ムを
起伏する操作ができなくなるので、未熟な作業者が誤っ
て過巻状態からの回復操作をブ−ムを下げて行おうとし
てもブ−ムは作動せず、ブ−ムが作動した時に発生する
恐れがあった巻き上げロ−プのシ−ブからの外れ、また
は破断による吊荷やフックの落下事故を防止し、クレ−
ン操作を安全に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるクレ−ンのフック過巻自動停止回
路の一実施例を示す回路図である。
【図2】従来のクレ−ンのフック過巻自動停止装置を設
けたクレーンの側面図である。
【図3】従来のクレ−ンのフック過巻自動停止回路を示
す回路図である。
【符号の説明】
1 クレ−ン本体 2 ブ−ム 3 フック 4 吊荷 5 過巻防止装置 5a フック過巻検出スイッチ 6 ロ−プ 10 巻上ウインチ 10a ウインチモータ 11 ブーム起伏ウインチ 11a ウインチモ−タ 12、13 操作弁 14〜16 コントロ−ル弁 17〜19 油圧ポンプ 20 リレ− 21、22 切換弁 23 巻上側操作管路 24 ブーム下げ側操作管路 40、41 接点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブ−ムの頂部付近に取り付けられたフック
    過巻検出スイッチと、該フック過巻検出スイッチの作動
    により駆動されるリレ−と、該リレ−の作動により巻上
    ウインチモータの巻上回転動作を停止させる電磁方向切
    換弁と、過負荷信号によりブーム起伏ウインチモータの
    ブーム下げ方向の動作を停止させる電磁方向切換弁とを
    持つ油圧駆動クレーンにおいて、前記リレ−の接点をブ
    −ム起伏ウインチモータの下げ方向の動作を停止させる
    電磁方向切換弁に接続し、フック過巻時にフック巻上げ
    動作とブ−ムの下げ動作を同時に自動停止させる構成と
    したことを特徴とするクレ−ンのフック過巻自動停止回
    路。
JP9592292A 1992-03-23 1992-03-23 クレ−ンのフック過巻自動停止回路 Pending JPH05270792A (ja)

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JP9592292A JPH05270792A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 クレ−ンのフック過巻自動停止回路

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JPH05270792A true JPH05270792A (ja) 1993-10-19

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JP9592292A Pending JPH05270792A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 クレ−ンのフック過巻自動停止回路

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