JP2005104625A - 作業車両の転倒防止制御装置 - Google Patents

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昭宏 豊村
Yoshimasa Tanaka
良昌 田中
Koji Otani
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Abstract

【課題】 作業機先端部にかかる過大荷重による車両本体の転倒を、確実に防止できる作業車両の転倒防止制御装置を提供する。
【解決手段】 作業機(5)を上下駆動する油圧シリンダ(9)の保持圧を受けるシリンダ室(9b)に接続され、外部からの指令を受けて、油圧シリンダ(9)の通常作業時のリリーフ圧よりも低い圧でシリンダ室(9b)の油をリリーフさせるリリーフ手段(35)と、車体の所定方向傾斜角度を検出する車体傾斜角検出器(42)と、この検出した車体傾斜角度が所定値以上になったとき、リリーフ手段(35)にリリーフ指令を出力する制御器(42)とを備える。リリーフ手段(35)が、シリンダ室(9b)に接続され、かつ前記通常作業時のリリーフ圧よりも低く設定されたリリーフ弁(36)と、該リリーフ弁(36)とタンク(40)との間に設けられ、制御器(42)のリリーフ指令を受けて開閉する電磁式開閉弁(37)とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、油圧ショベル等の作業車両の作業機に過大荷重がかかったときに該過大荷重による転倒を確実に防止できる作業車両の転倒防止制御装置に関する。
従来から、架線集材機としては、例えば特許文献1に記載されるような油圧ショベル等の作業車両を用いたものが知られている。図10は、特許文献1に記載された架線集材機の構成を示している。図10において、油圧ショベル本体71は下部走行体72の上部に上部旋回体73を旋回自在に設け、上部旋回体73に作業機74を垂直面内で揺動自在に取り付けている。作業機74は、ブーム76と、アーム78と、材木把持用のグラップル80とが順次連結されていて、これらの作業機はそれぞれ、ブームシリンダ75により上下方向に、アームシリンダ77により前後方向に、またバケットシリンダ79によりバケットの代わりに揺動される。
上部旋回体73の側面には、ウインチ取付ベース81に2台のウインチ82HAL,82HBLがダブルウインチとして搭載されている。一方のウインチ82HALから巻出された一方の索条体としてのワイヤロープ88HAL
は、前記作業機74のアーム78の先端部に取り付けた下側の滑車89aを経て引き出されている。また、他方のウインチ82HBL から巻出された他方の索条体としてのワイヤロープ88HBL
は、アーム78の先端部に取り付けた上側の滑車89bを経て引き出されている。
このワイヤロープ88HBL は、遠隔地に位置する定置物としての立木91にワイヤロープ92により括り付けられた滑車93に巻掛けられ、この滑車93を経て折り返された先端部はキャリッジ94に接続されている。
キャリッジ94は、上部に2つの滑車95,95が、また下部に1つの滑車96がそれぞれ回動自在に取り付けられており、上部の滑車95,95は、上側に張られたワイヤロープ88HBL 上に移動自在に係合されている。また、下側のワイヤロープ88HAL は、キャリッジ94の下部の滑車96に巻き掛けて下方へ垂下させ、その先端に取り付けられたフック97により荷としての材木98を吊上げる。フック97は、材木98の台付けワイヤ99に引掛ける。
このフック97により材木98を吊り下げた状態で、前記2台のウインチ82HAL,82HBLの一方をワイヤ巻込み側に、他方をワイヤ巻出し側に互いに同期して駆動することにより、材木98を所定位置まで運搬して集材する。
ところで、上記のような集材機は平坦地で使われるだけでなく、例えば図11に示すような山間地の谷間において使用されることが多く、材木を運搬する際には、材木の一端側(木口)を吊上げ、かつ他端側を地面に滑らせて(通常、はな上げと呼ばれる。)材木の全重量がワイヤロープ88HAL,88HBLに掛からないようにしている。ところが、運搬中に材木98の下端側が急勾配の傾斜地で滑落する場合があり、このため前記ワイヤロープ88HAL,88HBLに急激に過大荷重が掛かることがある。このとき、油圧ショベル本体71のブーム76及びアーム78が上向きの高い姿勢をとっていると、ワイヤロープ88HAL,88HBLに掛かる過大荷重による張力が油圧ショベルを谷側へ転倒させる方向のモーメントを発生させ、万一、前記ワイヤ張力による転倒モーメントが、油圧ショベル本体71を静止させる方向の安定モーメントを超えた場合には、油圧ショベルはそのまま転倒することになる。
上記のような、油圧ショベル等の作業車両が山間部の傾斜地で作業する際の油圧ショベルの転倒を防止するための転倒防止装置として、例えば特許文献2に記載された建設機械の転倒警報装置が知られている。この転倒警報装置は、油圧ショベルの下部走行体に該下部走行体の所定方向の傾斜角度を検出する傾斜角検出装置を設け、この傾斜角検出装置により検出された検出角度と予め定められた設定角度とを比較して、前記検出角度が前記設定角度以上であると判断したときにブザー等の警報装置を作動して、オペレータに警報するようにしている。
しかしながら、前述のような集材機として使用する油圧ショベル等の作業車両に前記転倒防止装置を装着したとしても、車体が設定角度以上傾斜したときに警報装置で警報を出してもオペレータの操作タイミングが遅れることが多いので、確実に転倒を防止できない恐れがある。また、警報が鳴った後にオペレータがレバー操作により油圧回路を介して作業機(ブーム及びアーム等)を下降させても、通常のレバー操作時の作業機駆動による作業機の下降速度が遅いので、作業機の下げに伴って、転倒モーメントが小さくなる速度よりも、車体を元の安定姿勢に戻そうとする安定モーメントが大きくなる速度が遅いため、転倒を防止できない恐れがある。
特開2001−63967号公報(第4頁、第2図) 特開昭60−199130号公報(第3−4頁、第6−10図)
本発明は、上記の問題点に着目してなされたもので、作業機先端部にかかる過大荷重による車両本体の転倒を、確実に防止できる作業車両の転倒防止制御装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、第1発明は、
車体の上部に、油圧シリンダの伸縮によって上下動する作業機を設け、該作業機の先端部に荷重をかけて作業をする作業車両において、
前記作業機駆動用の油圧シリンダの保持圧を受けるシリンダ室に接続され、外部からの指令を受けて、前記油圧シリンダの通常の作業時のリリーフ圧よりも低いリリーフ圧で前記シリンダ室の油をリリーフさせるリリーフ手段と、
車体の所定方向の傾斜角度を検出する車体傾斜角検出器と、
該車体傾斜角検出器で検出した車体傾斜角度が所定値以上になったとき、前記リリーフ手段に指令を出力して、前記油圧シリンダの保持圧を低下させる制御器とを備えた構成としている。
第2発明は、この場合において、前記リリーフ手段が、
前記油圧シリンダの保持圧を受けるシリンダ室に接続され、かつ、前記油圧シリンダの通常の作業時のリリーフ圧よりも低いリリーフ圧に設定されたリリーフ弁と、
該リリーフ弁とタンクとの間に設けられ、前記制御器からの指令を受けて開閉する電磁式開閉弁とを備えた方が好ましい。
また、第3発明は、この場合において、前記リリーフ手段が、
前記油圧シリンダの保持圧を受けるシリンダ室とタンクとの間に設けられ、かつ、前記油圧シリンダの通常の作業時のリリーフ圧よりも低いリリーフ圧及び高いリリーフ圧が外部からの指令を受けて切換可能に設定された2段リリーフ弁と、
前記制御器からの指令を受けて、前記2段リリーフ弁に、低い設定リリーフ圧に切り換える指令を出力するリリーフ圧切換手段とを備えた方が好ましい。
第4発明は、第1、第2又は第3発明において、前記作業車両が、
前記上下動自在な作業機の基部近傍の車体に、2台のウインチを搭載し、
前記作業機の先端部に、複数の滑車を設け、
前記2台のウインチにそれぞれ巻き回された2本のワイヤロープのうち、一方のワイヤロープを、前記作業機先端部の複数の滑車のいずれか1つと、該車両の遠方に位置する立木等の支柱に取り付けられた滑車とを経由して、第1の治具に接続し、
他方のワイヤロープを、前記作業機先端部の複数の滑車の他の少なくとも1つの滑車と、前記第1の治具に連結された滑車とを経由して、運搬すべき材木を吊上げる第2の治具に接続し、
前記2台のウインチのそれぞれのワイヤ巻込み及び巻出しの速度を互いに同期をとって制御して、前記材木を運搬する集材機であることを特徴としている。
さらに第5発明は、車体の上部に上下動自在に設けた作業機を、油圧シリンダの伸縮によって上下駆動し、
作業機の先端部に荷重をかけて作業をし、
過大荷重がかかったときに、車体の転倒を防止する作業車両の転倒防止方法において、
車体の所定方向の傾斜角度を検出し、
この検出した傾斜角度が所定値以上になったとき、前記油圧シリンダの保持圧を受けるシリンダ室の油をリリーフさせて、保持圧を低下させ、
前記荷重により作業機を下降させる方法としている。
第1又は第5発明によると、作業機に過大荷重がかかって転倒し始めたとき、作業機駆動用の油圧シリンダの保持圧を自動的に強制的にリリーフさせて低下させるので、前記荷重によって作業機は下降し、これに伴い、転倒モーメントが小さくなると共に、車体の安定モーメントが大きくなる。このとき、作業機保持圧のリリーフ時の油の流量を大きくして、作業機下降速度を速くすることにより、車体転倒限界角度まで至る前に、安定モーメントの方が転倒モーメントよりも大きくなるので、確実に転倒を防止できる。また、オペレータの操作を介さずに、自動的に作業機を下降させるので、操作遅れが無く、転倒し始めの早い段階で、作業機下げを開始でき、車体転倒を確実に防止できる。
また、第2又は第3発明によると、簡単な油圧回路構成によって、油圧シリンダの保持圧を確実にリリーフすることができる。
また、第4発明によると、架線集材機に適用することにより、集材中の材木の滑落等に起因する急激な過大荷重によるワイヤロープの張力の増大が作業車両の転倒モーメントを発生させた場合でも、確実に車体転倒を防止できる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、第1実施形態の集材機の説明図である。図1において、集材機は、油圧ショベル等の作業車両1に2台のウインチ13,14と、2個の滑車15,16とを備えている。作業車両1は、クローラ式走行装置、又はアウトリガ付き車輪式走行装置を有する下部走行体2(図示ではクローラ式である。)と、該下部走行体2の上部に旋回自在に搭載された上部旋回体3とを備え、該上部旋回体3の上部には、前部の左右一側(図示では左側)に運転室4と、該運転室4の側方(図示では右側)に垂直面内で揺動自在に作業機5とを設けている。作業機5は、ブーム6とアーム7とバケット8とが順次上下方向、前後方向に揺動自在に連結され、それぞれブームシリンダ9、アームシリンダ10及びバケットシリンダ11の伸縮によって駆動される。
上部旋回体3の前部の左右他側(図示ではブーム6の右側)には、下側に前記第1のウインチ13が、上側に前記第2のウインチ14が設けられ、それぞれ図示しない油圧モータによって駆動されるようになっている。運転室4の内部には、図示しないが、前記各シリンダ9,10,11及び各ウインチ13,14を操作するための操作レバーが設けられている。
また、アーム7の先端下部には、前記2個の滑車15,16が取り付けられており、第1、第2ウインチ13,14からそれぞれ巻き出される2本のワイヤロープ17a,17bは、それぞれ前記滑車15,16を経由して外部に接続されている。
さらに、作業車両1から遠方の位置にある立木(先柱と呼ばれる)等からなる支柱18には、スリンガ19を介して滑車20が接続されている。前記第2のウインチ14から巻き出されたワイヤロープ17bは、前記滑車16及び上記滑車20を経由して、滑車24が連結されたシャックル21に接続される。該シャックル21には、滑車16と滑車20の間のワイヤロープ17b上に転動自在に設けた滑車22が連結されている。また、前記第1のウインチ13から巻き出されたワイヤロープ17aは、前記滑車15及び上記滑車24を経由して、ラッチ27が取り付けられたシャックル26に接続される。なお、滑車24とシャックル26の間のワイヤロープ17aには、リング状のストッパ25が挿入されている。前記ラッチ27には、材木28に巻き付けて結んだワイヤを吊り下げる。
材木28を谷間等の材木切出現場から集材機1が位置する集積場まで運搬する際には、第1ウインチ13でワイヤロープ17aを少し巻き込んで、材木28の一側のみを持ち上げ、かつ他側を地面に接触させたはな上げ状態にし、この状態を保持しつつ、第1ウインチ13によるワイヤロープ17aの巻込み、及び第2ウインチ14によるワイヤロープ17bの巻出しの速度を互いに同期をとって駆動するように、第1、第2ウインチ13,14の回転速度を制御する。あるいは、谷間上で運搬するときには、ワイヤロープ17a,17bのそれぞれの巻込み量及び巻出し量を調整して、材木28を空中に浮かした状態に吊り下げ、この状態を保持しつつ、第1ウインチ13によるワイヤロープ17aの巻込み、及び第2ウインチ14によるワイヤロープ17bの巻出しの速度を互いに同期をとって駆動する場合もある。これにより、ワイヤロープ17bの張力を張り過ぎない程度に所定の大きさに調整しつつ、滑車22をワイヤロープ17b上に転動させると共に、滑車24は材木28を吊り下げた状態で作業車両1の方へ引き寄せられる。
図2は、第1実施形態の制御装置の回路図である。図2において、油圧ポンプ30から吐出される圧油は、切換弁31及び管路38,39を介してブームシリンダ9に供給されている。切換弁31をA位置(ブーム上げ側)に切り換えると、圧油は管路38を経由してブームシリンダ9のボトム室9bに流入し、ヘッド室9aから流出した油は管路39及び切換弁31を経由してタンク40にドレンする。また、切換弁31をB位置(ブーム下げ側)に切り換えると、圧油は管路39を経由してブームシリンダ9のヘッド室9aに流入し、ボトム室9bから流出した油は管路38及び切換弁31を経由してタンク40にドレンする。
油圧ポンプ30と切換弁31を接続する管路は、リリーフ弁32を経由してタンク40に接続されている。なお、管路39には、タンク40からヘッド室9a側に油の流入可能なチェック弁41が接続されており、上記ブーム下げの時に、ブーム6自重により囲う速度が速いので、このチェック弁41を経由してヘッド室9aに補助的に油を流入させるようにしている。
ボトム室9bに接続された管路38は、所定圧に設定されたリリーフ弁33とチェック弁34との並列回路を経由して、タンク40に接続されている。また、該管路38は、リリーフ弁36及び電磁式開閉弁37の直列回路からなるリリーフ手段35を経由してタンク40に接続されている。第1のリリーフ弁33は、ブームシリンダ9に過大荷重がかかってボトム室9bに過大圧が発生したときに、これらの油圧機器を保護するためのリリーフ圧に設定されている。また第2のリリーフ弁36は、ブームシリンダ9での通常作業時のリリーフ圧(<第1のリリーフ弁33のリリーフ圧)よりも低いリリーフ圧に設定されている。
また、作業車両1には、所定方向(通常、集材作業を行う際の作業機5の揺動方向である車両前後方向)の傾斜角度を検出する車体傾斜角検出器42が取り付けられている。本実施形態では、この車体傾斜角検出器42は、予め設定された設定角度以上の傾斜角になったとき、出力接点信号をオンにする傾斜スイッチで構成されている。この車体傾斜角検出器42の出力接点を介して、前記電磁式開閉弁37のソレノイド部37aに操作電流が通電されるようになっている。
なお、上記の車体傾斜角検出器42は傾斜スイッチに限定するものではない。すなわち、車体傾斜角検出器42として車体傾斜角度を計測するものを用い、図示しない制御器がこの計測した車体傾斜角度と所定の設定角度とを比較し、比較結果に基づき前記電磁式開閉弁37のソレノイド部37aに操作電流指令を出力するようにしても構わない。つまり、本実施形態では、車体傾斜角検出器42の傾斜スイッチ自体が制御器としての機能も有している。
次に、上記構成による作動を図3を参照して説明する。図3は、本発明の作動の説明図である。
集材機で集材作業をするときには、まずブーム6、アーム7及びバケット8をそれぞれ上昇端近傍まで上昇させるため、ブームシリンダ9を伸長させ、アームシリンダ10及びバケットシリンダ11を縮小させる。次に、材木28を吊り下げた状態で、第1ウインチ13及び第2ウインチ14を所定量だけ駆動して、ワイヤロープ17a,17bの垂下角αを所定値に(図3に示す例では、α1である。)調整し、これによりワイヤロープ17a,17bの張力が所定値以下になるように調整する。なお、上記垂下角とは、図3に示すように、作業車両側の滑車15,16及び立木18側の滑車20間を結ぶ線と、ワイヤロープ17a,17bとの成す角度を指す。
次に、第1ウインチ13の巻込み、第2ウインチ14の巻出しの回転速度を同期をとって制御することにより、材木28を作業車両1側に運搬する。このとき、ワイヤロープ17a,17bの張力は、所定値以下に維持されたままである。
ところが、前述のように材木28の滑落等によって過大な荷重がワイヤロープ17a,17bにかかったとき、ワイヤロープ17a,17bに急激に所定の許容値以上の過大張力が発生する。この過大張力によるモーメントが作業車両1の転倒側に作用する。このとき、車体の安定モーメントとの釣り合いより、最初ブームが高い位置にある時は転倒支点からの距離L1が大きいので、転倒に対する許容荷重(以下、転倒許容荷重と言う。)は小さい。すなわち、前記過大張力による転倒モーメントの方が車体安定モーメント(作業車両1を安定姿勢に戻そうとするモーメント)よりも大きいときには、作業車両1が傾斜し始める。この車体傾斜角が所定値以上になったとき、車体傾斜角検出器42の出力接点がオンになり、電磁式開閉弁37のソレノイド部37aに操作電流が通電されるので、電磁式開閉弁37が開位置(図示のA位置)に切り換わる。
このとき、ブームシリンダ9のボトム室9bの保持圧はリリーフ弁36の設定リリーフ圧よりも大きいので、ボトム室9bの油がリリーフ手段35のリリーフ弁36及び電磁式開閉弁37を経由してタンク40にリリーフする。すると、図3に示すように、ブーム6が過大張力によって引っ張られて所定速度で下方に引き下げられるので、このときのワイヤロープ17a,17bの垂下角α2は徐々に大きくなり、それに伴って張力P2が小さくなる。また、ブーム6が下降すると、転倒支点からの距離L2は小さくなるので、前記転倒許容荷重は大きくなる。これにより、ワイヤ張力(荷重)よりも転倒許容荷重の方が大きくなる。すなわち、ワイヤ張力による転倒モーメントよりも作業車両1の安定モーメントの方が大きくなり、作業車両1の傾斜は止まり、元の安定姿勢(設置位置)まで戻るため、転倒が防止される。
図4は、リリーフ弁36をリリーフさせたときの作業機5の動きを表している。出願人の確認試験によると、ブーム6の上昇端でリリーフ弁36をリリーフさせると、約1秒後には、作業機5が水平レベル位置まで下がった。このとき、ブーム上昇端でワイヤロープ17a,17bの張力が約80KN(8ton )あったものが、1秒後には約50KN(5ton )程度に減少することが確認された。
比較のために、図5には、従来の場合(ブームシリンダ9のボトム室圧の強制リリーフが無い場合)の、車両転倒時の作業機の動きを表している。図5によると、図4で示した確認試験の作業車両と同クラスの車両で試験した結果、ブーム6が上昇端にある位置で過大張力による転倒モーメントが発生した場合、転倒開始から約3.2秒後に車体が車体転倒限界の約35度まで傾斜することが分かった。ワイヤロープ17a,17bにかかる張力は、傾斜開始時に約78KN(7.8ton )あったものが、1秒後には約64KN(6.4ton )、2秒後には約42KN(4.2ton )、3秒後には約27KN(2.7ton
)と、ブーム6の下降に伴って減少する。しかし、車体を元の水平姿勢(安定姿勢)に戻そうとする車体保持力は、ワイヤロープの張力換算で傾斜開始時に約34.5KN(3・45ton
)あったものが、1秒後には約33.5KN(3.35ton )、2秒後には約28.9KN(2.89ton )、3秒後には約15.2KN(1.52ton )であった。この結果で分かるように、従来の場合は、車体が傾斜し始めると、ワイヤ張力は減少するが、車体保持力よりも常に大きくなっているため、遂に車両転倒に至ることが分かる。
図4、図5のデータを比較すると、材木が滑落したため発生した急激な過大張力によって転倒モーメントが増大し、これにより車体が傾斜開始しても、最初の3秒間程度は車体の傾斜する速度は遅い(転倒限界角度まで約3.2秒かかる)が、本発明に係るブームシリンダ9のボトム室9bの油圧をリリーフ弁36を経由してリリーフさせた場合に、ワイヤ張力によってブーム6が下降する速度は、上記車体傾斜速度よりも速いことが分かる。従って、車体の傾斜の初期の段階に、例えば傾斜開始後約2秒以内、及び/又は傾き角度略10度以下のときに、ブーム6の下げ方向のアクションをとれば、十分に傾斜に追随できることが分かった。このとき、ブーム下げによってワイヤロープ17a,17bの垂下角が大きくなって、ワイヤ張力が減少し、転倒モーメントが小さくなる。さらに、車体の安定モーメントとの釣り合いより、最初ブームが高い位置にある時は転倒支点からの距離L1が大きいので、転倒限界角度に至る前に、安定モーメントが前記転倒モーメントよりも大きくなるようにブーム下げ速度、即ちリリーフ弁36を経由してドレンする流量を設定すればよい。
この様子をグラフで表したものが図6である。図6の横軸はブーム上昇端角度を0度としたときの下げ方向のブーム角度を表しており、縦軸はワイヤ張力を表している。また、実線のカーブは、転倒モーメントに寄与するワイヤ張力を表し、一点鎖線のカーブは、本発明に係る車体安定モーメントをワイヤ張力に換算したものを表し、破線のカーブは、従来の場合の車体安定モーメントをワイヤ張力に換算したものを表している。図6によると、ブームシリンダ9のボトム室9bの油圧をリリーフさせることによってブーム6を下降させると、ブーム角度が大きくなり、車体転倒限界角度よりも小さい角度で、車体安定モーメントの方がワイヤ張力による転倒モーメントを超えるので、車体転倒に至る前に元の安定姿勢に戻すことができる。
次に、図7に基づき、第2実施形態の制御装置の回路を説明する。尚、前出の第1実施形態の図2における構成と略同じ機能を有する構成には同一符号を付して、以下での説明を省き、以後も同様とする。本実施形態では、前記リリーフ弁36及び電磁式開閉弁37の代わりに、ブームシリンダ9のボトム室9bに接続された管路38に、パイロット式2段リリーフ弁44を介してタンク40に接続し、この2段リリーフ弁44のパイロット操作部44aには、パイロット用油圧ポンプ46から吐出されるパイロット油を電磁切換弁45を経由して供給する。ここに、2段リリーフ弁44、電磁切換弁45及びパイロット用油圧ポンプ46で、リリーフ手段35を構成している。前記電磁切換弁45のソレノイド操作部45aには、車体傾斜角検出器42の出力接点を介して操作電流が入力されるようになっている。
2段リリーフ弁44は、パイロット圧がパイロット操作部44aにかかっていないときにそのリリーフ圧が回路圧よりも少し高めに設定され、パイロット圧がパイロット操作部44aにかかると、そのリリーフ圧がブームシリンダ9で通常作業機5を保持している保持圧よりも低いリリーフ圧に設定される。
第2実施形態の構成による作動を説明する。なお、ここでは、第1実施形態と異なる構成による作動について説明する。
前述のように、材木28の滑落等によってワイヤロープ17a,17bに急激に所定の許容値以上の過大張力が発生し、この過大張力による転倒モーメントが作業車両1の安定モーメントよりも大きいときには、作業車両1が傾斜し始める。そして、この傾斜角が所定値以上になったとき、車体傾斜角検出器42の出力接点がオンになり、電磁切換弁45のソレノイド操作部45aに操作電流が通電されるので、電磁切換弁45が図示のA位置に切り換わり、これによってパイロット用油圧ポンプ46からのパイロット油を2段リリーフ弁44のパイロット操作部44aに供給する。
すると、2段リリーフ弁44はブームシリンダ9の通常の保持圧よりも低いリリーフ圧に設定されるため、ブームシリンダ9のボトム室9b内の油がこの2段リリーフ弁44を経由してタンク40にドレンされ、ボトム室9bの圧力が下がる。このため、ワイヤロープ17a,17bの張力によって作業機5は引き下げられ、所定速度で下降し始める。これによって、第1実施形態と同様に、ワイヤロープ17a,17bの張力が減少して転倒モーメントが小さくなると共に、車体安定モーメントが大きくなるので、車体の転倒が防止される。
次に、図8に基づき第3実施形態の制御装置の回路を説明する。本実施形態では、図7のリリーフ弁33と2段リリーフ弁44を兼用して、1個の2段リリーフ弁48を設けている。ここに、2段リリーフ弁48、電磁切換弁45及びパイロット用油圧ポンプ46で、リリーフ手段35を構成している。2段リリーフ弁48と並列に、チェック弁34を設けている。この2段リリーフ弁48は、電磁切換弁45からのパイロット圧がパイロット操作部48aにかかっていないときに、そのリリーフ圧が前記リリーフ弁33と同様に油圧機器を過大圧力から保護するためのリリーフ圧に設定され、パイロット圧がパイロット操作部48aにかかると、そのリリーフ圧がブームシリンダ9で通常作業機5を保持している保持圧よりも低いリリーフ圧に設定される。
本実施形態の構成による作動は、第2実施形態における2段リリーフ弁44を2段リリーフ弁48に読み替えることによって第2実施形態と略同じであるから、ここでの説明は割愛する。
尚、上記実施形態では、作業車両の例として集材機を挙げ、図1に示したように第1ワイヤロープ17aの先端部に取り付けたラッチ27を介して材木を吊り下げる方式の集材機の例で説明したが、本発明の適用範囲はこの方式に限定されない。例えば図9に示すように、第1ワイヤロープ52aの両端をエンドレス状に、ラッチ27を設けたシャックル26に接続し、この第1ワイヤロープ52aを作業車両に搭載した第1ウインチ51にエンドレスで巻き回したものにおいても適用できることは勿論である。
ここで、図9に示す集材機を詳細に説明すると、油圧ショベル等の作業車両1の上部旋回体3の前部に、下側にエンドレスドラムを有する第1ウインチ51、及び上側に第2ウインチ14を搭載し、作業機5のアーム7の先端下部に滑車15a,15b,16を取り付けている。第2ウインチ14から巻き出されたワイヤロープ52bは、前記滑車16、及び立木18側の滑車20を経由して、滑車55が連結されたシャックル21に接続される。該滑車55にはウエイト56が吊り下げられており、滑車55に巻き回されたエンドレスのワイヤロープ52aが捩れないようにしている。また、前記第1のウインチ51にエンドレス状に巻き回されたワイヤロープ52aは、その一端部53が前記滑車15aを経由して、ラッチ27が取り付けられたシャックル26の一側に接続され、その他端部54が前記滑車15b及び前記滑車55を経由して、前記シャックル26の他側に接続されている。なお、前記シャックル26には、前記滑車16と滑車20の間のワイヤロープ52b上を転動する滑車57、及び前記滑車15bと滑車55の間のワイヤロープ52a上を転動する滑車58が連結されている。
この構成の集材機により材木を運搬するときには、第2ウインチ14でワイヤロープ52bの張力を調整しつつ、第1ウインチ51でワイヤロープ52aをエンドレスで駆動して材木の運搬方向及びその速度を制御している。
また、本発明は、油圧ショベルの作業機の先端部に荷吊り上げ用のフックを備えた、荷吊り作業にも兼用可能な作業車両(いわゆる、アームクレーン)にも適用できる。この場合、一般的には、小型の油圧ショベルを用いたアームクレーンにおいては、車体転倒が発生しないための吊荷の許容荷重と転倒限界荷重との差値、つまり転倒までの余裕度が小さいが、本発明による転倒防止制御装置を適用するとその余裕度を大きくとることができ、確実に転倒防止ができる。
本発明に係る第1実施形態の集材機の説明図である。 第1実施形態の制御装置の回路図である。 本発明の作動の説明図である。 本発明のリリーフ弁をリリーフさせたときの作業機の動きの説明図である。 従来の場合(ブームシリンダのボトム室圧の強制リリーフが無い場合)の作業機の動きの説明図である。 本発明の効果を説明するグラフである。 第2実施形態の制御装置の回路図である。 第3実施形態の制御装置の回路図である。 本発明を適用する集材機の他構成例を示す図である。 従来の集材機の構成を示す図である。 従来の集材機の転倒の説明図である。
符号の説明
1…作業車両、2…下部走行体、3…上部旋回体、5…作業機、6…ブーム、7…アーム、9…ブームシリンダ、9a…ヘッド室、9b…ボトム室、10…アームシリンダ、13,14…ウインチ、15,15a,15b,16…滑車、17a,17b…ワイヤロープ、18…立木(支柱)、20…滑車、21…シャックル、22,24…滑車、26…シャックル、27…ラッチ、28…材木、30…油圧ポンプ、31…切換弁、33…リリーフ弁、35…リリーフ手段、36…リリーフ弁、37…電磁式開閉弁、38,39…管路、40…タンク、42…車体傾斜角検出器、44…2段リリーフ弁、45…電磁切換弁、46…パイロット用油圧ポンプ、48…2段リリーフ弁、51…ウインチ、52a,52b…ワイヤロープ、71…油圧ショベル本体、72…下部走行体、73…上部旋回体、74…作業機、75…ブームシリンダ、76…ブーム、82HAL,82HBL…ウインチ、88HAL,88HBL…ワイヤロープ、89a,89b…滑車、91…立木、92…ワイヤロープ、97…フック、98…材木。

Claims (5)

  1. 車体の上部に、油圧シリンダ(9)の伸縮によって上下動する作業機(5)を設け、該作業機(5)の先端部に荷重をかけて作業をする作業車両において、
    前記作業機駆動用の油圧シリンダ(9)の保持圧を受けるシリンダ室(9b)に接続され、外部からの指令を受けて、前記油圧シリンダ(9)の通常の作業時のリリーフ圧よりも低いリリーフ圧で前記シリンダ室(9b)の油をリリーフさせるリリーフ手段(35)と、
    車体の所定方向の傾斜角度を検出する車体傾斜角検出器(42)と、
    該車体傾斜角検出器(42)で検出した車体傾斜角度が所定値以上になったとき、前記リリーフ手段(35)に指令を出力して、前記油圧シリンダ(9)の保持圧を低下させる制御器(42)と
    を備えたことを特徴とする作業車両の転倒防止制御装置。
  2. 前記リリーフ手段(35)が、
    前記油圧シリンダ(9)の保持圧を受けるシリンダ室(9b)に接続され、かつ、前記油圧シリンダ(9)の通常の作業時のリリーフ圧よりも低いリリーフ圧に設定されたリリーフ弁(36)と、
    該リリーフ弁(36)とタンク(40)との間に設けられ、前記制御器(42)からの指令を受けて開閉する電磁式開閉弁(37)とを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の作業車両の転倒防止制御装置。
  3. 前記リリーフ手段(35)が、
    前記油圧シリンダ(9)の保持圧を受けるシリンダ室(9b)とタンク(40)との間に設けられ、かつ、前記油圧シリンダ(9)の通常の作業時のリリーフ圧よりも低いリリーフ圧及び高いリリーフ圧が外部からの指令を受けて切換可能に設定された2段リリーフ弁(44)と、
    前記制御器(42)からの指令を受けて、前記2段リリーフ弁(44)に、低い設定リリーフ圧に切り換える指令を出力するリリーフ圧切換手段(45)とを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の作業車両の転倒防止制御装置。
  4. 請求項1、2又は3記載の作業車両の転倒防止制御装置において、前記作業車両(1)が、
    前記上下動自在な作業機(5)の基部近傍の車体に、2台のウインチ(13,14)を搭載し、
    前記作業機(5)の先端部に、複数の滑車(15,16)を設け、
    前記2台のウインチ(13,14)にそれぞれ巻き回された2本のワイヤロープ(17a,17b)のうち、一方のワイヤロープ(17b)を、前記作業機先端部の複数の滑車のいずれか1つ(16)と、該車両の遠方に位置する立木(18)等の支柱に取り付けられた滑車(20)とを経由して、第1の治具(21)に接続し、
    他方のワイヤロープ(17a)を、前記作業機先端部の複数の滑車の他の少なくとも1つの滑車(15)と、前記第1の治具(21)に連結された滑車(24)とを経由して、運搬すべき材木(28)を吊上げる第2の治具(26)に接続し、
    前記2台のウインチ(13,14)のそれぞれのワイヤ巻込み及び巻出しの速度を互いに同期をとって制御して、前記材木(28)を運搬する集材機である
    ことを特徴とする作業車両の転倒防止制御装置。
  5. 車体の上部に上下動自在に設けた作業機(5)を、油圧シリンダ(9)の伸縮によって上下駆動し、
    作業機(5)の先端部に荷重をかけて作業をし、
    過大荷重がかかったときに、車体の転倒を防止する作業車両の転倒防止方法において、
    車体の所定方向の傾斜角度を検出し、
    この検出した傾斜角度が所定値以上になったとき、前記油圧シリンダ(9)の保持圧を受けるシリンダ室(9b)の油をリリーフさせて、保持圧を低下させ、
    前記荷重により作業機(5)を下降させる
    ことを特徴とする作業車両の転倒防止方法。
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