JPH05266116A - 回路データ変換方法 - Google Patents

回路データ変換方法

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Publication number
JPH05266116A
JPH05266116A JP3124151A JP12415191A JPH05266116A JP H05266116 A JPH05266116 A JP H05266116A JP 3124151 A JP3124151 A JP 3124151A JP 12415191 A JP12415191 A JP 12415191A JP H05266116 A JPH05266116 A JP H05266116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
flag
drain
source
circuit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3124151A
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English (en)
Inventor
Shintaro Shimogoori
慎太郎 下郡
Minoru Shoji
稔 庄司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP3124151A priority Critical patent/JPH05266116A/ja
Publication of JPH05266116A publication Critical patent/JPH05266116A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】トランジスタを含む階層設計された回路をシミ
ュレーションするための回路データ変換方法に関し、時
間をかけずにシミュレーションを行うことを目的とす
る。 【構成】トランジスタを含む階層構造をもつ回路データ
をメモリに格納し(a)、外部ピンの内部および外部か
らトランジスタのソースまたはドレインが接続している
ことを表すフラグ1,2をメモリに設け(b)、トラン
ジスタをグループ化し(c)、フラグ1,2がセットさ
れた階層境界に接したトランジスタを上位階層に上げる
(d)、ように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トランジスタを含む階
層設計された回路をシミュレーションするための回路デ
ータ変換方法に関する。トランジスタを含む階層設計さ
れた回路が仕様どおりに動作するかをシミュレーション
することが行われているが、このシミュレーションを時
間をかけずに効率的に行うことが要望されている。
【0002】
【従来の技術】図8(a)に示すように、回路1が複数
の階層2,3を有し、トランジスタ4,5,6をそれぞ
れ含んでいる場合、回路1が仕様どうり正しく動作する
かをシミュレーションするために、まず、図9に示すよ
うに、階層を展開する。これは、ドレイン・ソースが互
いに結合しているトランジスタ4,5,6をまとめて処
理する必要があるためである。次に、トランジスタ4,
5,6のグループ化を行い、その後、シミュレーション
を実行し、データを入力して結果を出力していた。
【0003】こうして階層2,3を展開し、トランジス
タ4,5,6のグループ化を行った後の回路1を図8
(b)に示す。図中、7がトランジスタ4,5,6のグ
ループを示す。なお、トランジスタのグループ化の他の
例を図10に示す。図中、8,9,10はトランジスタ
のグループである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の回路データ変換方法にあっては、回路がトラ
ンジスタを含んでいる場合には、回路を展開しなければ
ならないため、シミュレーションを行うのに多くの時間
が必要であるという問題点があった。本発明は、このよ
うな従来の問題点に鑑みてなされたものであって、時間
をかけずにシミュレーションを行うことができる回路デ
ータ変換方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1に示すよ
うに、トランジスタを含む階層構造をもつ回路データを
メモリに格納し(a)、前記回路データに対して外部ピ
ンの内部および外部から前記トランジスタのソースまた
はドレインが接続していることを表すフラグ1,2を前
記メモリに設け(b)、ドレインまたはソースで結合し
ているトランジスタをグループ化し(c)、前記フラグ
1,2がセットされた階層境界に接したトランジスタを
上位階層に上げて(d)、シミュレーションを行うもの
である。
【0006】
【作用】本発明においては、トランジスタを含む階層構
造をもつ回路を下位階層から上位階層にみてゆき、トラ
ンジスタのソースまたはドレインが階層の外に出ている
場合、他のトランジスタのソースまたはドレインと結合
しているか調べ、また、上位階層から下位階層に対して
みてゆき、同様にトランジスタのソースまたはドレイン
で結合しているか調べる。
【0007】そして、もう一度下位階層から上位階層に
向かってトランジスタをグループ化し、フラグ1,2が
セットされているものを上位階層に上げる。図11
(a)にデータ変換前の回路1を、図11(b)にデー
タ変換後の回路1をそれぞれ示す。図11(b)に示す
ように、元の階層2A,3Aをほぼ保ったままトランジ
スタ4,5,6はグループ7としてグループ化される。
【0008】このように、階層2,3を展開する必要が
ないので、時間をかけずに高速にシミュレーションを行
うことが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2〜図4は本発明の一実施例を示す図である。
図2において、フラグ1はモジュール(階層のこと)内
部からみたときに、トランジスタのソースまたはドレイ
ンが接続しているかどうかを表す。例えば、1なら接続
している、0なら接続していない。
【0010】フラグ2はモジュール外部からみたとき
に、トランジスタのソースまたはドレインに接続してい
るかを表す。例えば、1以上なら接続している、0なら
ば接続していない。これらのフラグ1,2は、トランジ
スタを含む複数のモジュールをもつ回路データを格納し
たメモリ上に設けられる。
【0011】次に本実施例のフローチャートを図3に示
す。また、実際の処理例を図4に示す。図4において、
11〜14はモジュールを、15〜20はMOSトラン
ジスタを、21は外部ピンを、それぞれ示す。フラグ1
は各外部ピン21の内側に、フラグ2は各外部ピン21
の外側に記入している。
【0012】図3に示すフローチャートに基づいて処理
を説明すると、まず、ステップS1で外部ピンにドレイ
ン、ソースが接続していたら、フラグ1を1にする。次
に、ステップS2でフラグ2を0にする。これを全外部
ピンに対して繰り返し行う(ステップS3)。次に、ス
テップS4で下位モジュールにドレイン、ソースが接続
していたら、フラグ2を+1し、ステップS5でドレイ
ン、ソースに接続していないが、上位階層に接続してい
る場合はそのモジュールを記憶しておく。これを全下位
モジュールに対して繰り返して行い(ステップS6)、
前記処理を下位モジュールから上位モジュールに対して
繰り返して行う(ステップS7)。こうして、処理1が
終了する。
【0013】処理1が終了すると、図4(a)の初期回
路から図4(b)の回路になる。図示のように、フラグ
1,2がセットされている外部ピン21は21Aと21
Bである。次に、ステップS8で記憶していた下位モジ
ュールを取り出し、ステップS9でそのモジュールに接
続していた外部ピンのフラグ2が1以上ならば、そのモ
ジュールのピンのフラグ2を+1する。
【0014】これを記憶していたモジュールに対して繰
り返し行い(ステップS10)、この処理を上位モジュ
ールから下位モジュールに対して繰り返して行う(ステ
ップS11)。こうして、処理2が終了する。処理2が
終了した状態は、図4(c)に示される。図中外部ピン
21Cのフラグ1,2は1,0であったものが1,1に
セットされる。
【0015】次に、ステップS12でトランジスタをグ
ループ化し、ステップS13でフラグ2が1以上の外部
ピンに接続しているトランジスタを上位階層に展開す
る。この処理を下位モジュールから上位モジュールに対
して繰り返して行う(ステップS14)。こうして、処
理3が終了する。処理3が終了した状態は、図4(d)
に示される。図中22〜24はトランジスタグループを
示す。すなわち、階層であるモジュール12,13を保
持した状態でトランジスタ15,16〜18,19〜2
0のグループ化を行うことができる。従来のように階層
を展開する時間が必要でないので、高速にシミュレーシ
ョンを行うことができる。
【0016】次に、図5〜図7は本発明の他の実施例を
示す図である。本実施例は、図5に示すように、フラグ
1,2に加えてフラグ3をメモリ上に設けている。フラ
グ3は、参照している下位モジュールの特定のピンに接
続しているトランジスタを展開するかどうかを表す。
【0017】図7(a)に示すように、回路25が複数
の同一モジュール26,27を有している場合、モジュ
ール26,27が複数であるというデータはメモリ上に
格納されるが、接続データのメモリ上の番地が同一であ
るため、図示のように、モジュール26の外部ピン28
のフラグ1,2は1,0にセットされずに、モジュール
27の外部ピン29のフラグ1,2と同様に1,1にセ
ットされ、また、モジュール27の外部ピン30のフラ
グ1,2は1,0にセットされずに、モジュール26の
外部ピン31のフラグ1,2と同様に1,1にセットさ
れる。このように、複数箇所から呼ばれているとき、フ
ラグ3によりどの外部ピンに接続したトランジスタを引
き上げるかを判断するようにしている。
【0018】次に、本実施例のフローチャートを図6に
示す。前記実施例と異なる点について説明すると、処理
1では、ステップS24で下位モジュールにドレイン、
ソースが接続していたら、フラグ2を+1し、同時にそ
のモジュールの外部ピンに対応するフラグ3に1を書き
込む。処理2では、ステップS29でそのモジュールに
接続していた外部ピンのフラグ2が1以上ならば、その
モジュールの外部ピンのフラグ2を+1し、同時にフラ
グ3に1を書き込む。
【0019】処理3では、ステップS33でトランジス
タの接続情報、どのトランジスタがどのグループに属し
ているかという情報をメモリのあいているところに書き
込む。そして、ステップS34で参照している下位モジ
ュールについてフラグ3の立っている外部ピンを含むト
ランジスタを自分の階層に引き上げ、下位モジュールの
残った部分を別のモジュールとして登録する。ただし、
同じ形のモジュールがすでに登録されていればこれを用
いる。
【0020】こうして処理した変換後の回路25の例を
図7(b)に示す。2つのモジュール26A,27Aが
保持されたまま、トランジスタグループ32,33がつ
くられる。このように、複数の同モジュールをもつ回路
の場合も、階層を展開する必要がない。したがって、時
間をかけずに高速でシミュレーションを行うことができ
る。
【0021】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、トランジスタを含む階層構造の回路に対して、階層
を展開する必要がなく、元の階層をほぼ保ったまま時間
をかけずにシミュレーションを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の一実施例に係るフラグを示す図
【図3】フローチャート
【図4】処理例を示す図
【図5】本発明の他の実施例に係るフラグを示す図
【図6】フローチャート
【図7】処理例を示す図
【図8】従来例の説明図
【図9】従来のフローチャート
【図10】トランジスタのグループ化の説明図
【図11】本発明のデータ変換の説明図
【符号の説明】
1:回路 2,2A,3,3A:階層 4,5,6:トランジスタ 7〜10:トランジスタグループ 11〜14:モジュール 15〜20:トランジスタ 21,21A〜21C:外部ピン 22〜24:トランジスタグループ 25:回路 26,26A,27,27A:モジュール 28〜31:外部ピン 32,33:トランジスタグループ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トランジスタを含む階層構造をもつ回路デ
    ータをメモリに格納し(a)、前記回路データに対して
    外部ピンの内部および外部から前記トランジスタのソー
    スまたはドレインが接続していることを表すフラグ1,
    2を前記メモリに設け(b)、ドレインまたはソースで
    結合しているトランジスタをグループ化し(c)、前記
    フラグ1,2がセットされた階層境界に接したトランジ
    スタを上位階層に上げて(d)、シミュレーションを行
    うことを特徴とする回路データ変換方法。
  2. 【請求項2】トランジスタを含む複数の同一階層構造を
    もつ回路データをメモリに格納し、前記回路データに対
    して外部ピンの内部および外部から前記トランジスタの
    ソースまたはドレインが接続していることを表すフラグ
    1,2および参照している下位階層の特定の外部ピンに
    接続しているトランジスタを展開するかどうかを表すフ
    ラグ3をメモリに設け、ドレインまたはソースで結合し
    ているトランジスタをグループ化し、前記フラグ1,
    2,3がセットされた階層境界に接したトランジスタを
    上位階層に上げて、シミュレーションを行うことを特徴
    とする回路データ変換方法。
JP3124151A 1991-05-29 1991-05-29 回路データ変換方法 Withdrawn JPH05266116A (ja)

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