JP3057786B2 - レイアウト検証システム - Google Patents

レイアウト検証システム

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JP3057786B2
JP3057786B2 JP3068201A JP6820191A JP3057786B2 JP 3057786 B2 JP3057786 B2 JP 3057786B2 JP 3068201 A JP3068201 A JP 3068201A JP 6820191 A JP6820191 A JP 6820191A JP 3057786 B2 JP3057786 B2 JP 3057786B2
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真澄 中尾
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LSI用レイアウト検
証システムに関し、特に大規模回路接続検証システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】レイアウト検証システムは、図形寸法検
証(DRCという)と回路接続検証(LVSという)と
からなる。一般に、レイアウトデータはセルと呼ばれる
データ集合からなり、チップ全体も1つのセルである。
【0003】各セルは、図5(a)〜(c)に示すよう
なプリシティブと称される基本図形と下位のセルから構
成される。この基本図形としては、図5(a)のように
座標(X1,Y1)〜(X6,Y6)をもつ多角形(ポ
リゴン)、図6(b)のように対角座標(X1,Y
1),(X2,Y2)をもつ矩形(レクタングル)およ
び図6(C)のように所定パス幅Dをもつ座標(X1,
Y1)〜(X4,Y4)の幅付き線(パス)が示されて
いる。
【0004】図6(a)はあるチップのレイアウト図
で、チップの中にセルA〜Dが含まれるが、この構成
は、図(b)のように、チップ中のセルAの中にセル
C,Dを含むという階層構造を示している。この他の基
本データとしては、図7(a),(b)に示すように、
レイアウト図形に付属されるテキストと属性があり、こ
れは文字情報と図形情報とをもっている。すなわち、図
(a)にはテキストAB図(b))には属性AB
例を示す
【0005】図8は従来の回路接続検証の手順を示すフ
ローチャートである。まずステップ10で、検査対象セ
ルの階層展開を行いプリシティブだけに分ける。次に、
ステップ11で、図形演算を行う。この図形演算は、図
9(a)〜(c)に示すように図形演算のうち論理和
(OR)、論理積(AND)、論理差(SUB)を組み
合わせて実行し、素子(MOSトランジスタ,抵抗,M
OSキャパシタ)図形を作成する。さらに、図(d)
で示すような包含検査を行い、回路接続情報を作成す
る。
【0006】この回路接続情報は、ネットリストと呼ば
れている。図10はこのネットリストの一例を説明する
回路図であり、この回路シミュレーションシステムSP
ICEの入力データは次のようになる。
【0007】M1 VDD A B VDD PMO
S L=3 W=20 M2 B A GND GND NMOS L=2 W
=10 この時テキスト又は節点名に対する属性があると、ネッ
トリスト中にその名称が出力されるが、どちらもない節
点は自動的に節点名を作成し出力する。
【0008】最後に、ステップ13でこのネットリスト
とあらかじめ用意したネットリスト(通常は回路シミュ
レーション用データ)を照合する。
【0009】現在、回路接続検証の課題は大規模高速化
である。通常、実行速度10MIPS、主記憶要領32
メガバイトのコンピュータは10万トランジスタが限界
で、実行時間も20時間程度かかっている。このため、
大規模なレイアウト検証にはセルの階層を利用して、下
位のセルから順に検証を行う方法がとられている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のレイア
ウトデータの階層を利用する回路接続検証では、各セル
が用意した回路の一部(部分回路)と対応するとは限ら
ない、また各セルが重なっている状態ので誤りを発見で
きない等の問題点があった。
【0011】本発明の目的は、これらの欠点を除き、回
路検証を分割して実行することにより、正確な回路検証
を高速に実行できるようにしたレイアウト検証システム
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のレイアウト検証
システムの構成は、回路レイアウトデータの指定した範
囲をウィンドウとして抽出する抽出手段とこの抽出手
段により抽出したウィンドウを上位セル、このウ
ィンドウを下位セルとして分割する分割手段と
前記各ウィンドウの境界に節点名属性付き端子図形から
なる節点情報データを発生させるデータ発生手段と、前
記上位セルの回路検証および前記下位セルの回路検証を
前記節点情報データに対応づけてそれぞれ分割して行う
検証手段とを有することを特徴とする。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例を説明するフロー
図、図2は図1の実施例を説明するレイアウト図であ
る。ここでは、予め指定されたレイアウトの範囲でウィ
ンドウA,Bをくり抜き、これらウィンドウA,Bの境
界で節点名(自動発生)、属性P・1〜P・3をもった
端子図形C〜Eが付加されている。
【0014】このように構成すると、図3(a)のよう
にウィンドウA,B内が下位セル、ウィンドウ外が上位
セルの2階層レイアウト(図3(C))データを作成す
ることになる。なお、図3(b)はウィンドウA,B内
のレイアウトを示す。
【0015】本実施例のフロー(図1)において、ステ
ップ1で階層展開を行い、ステップ2でウィンドウA,
Bに分割する。これらウィンドウA,Bはステップ3で
上位セルのウィンドウ外を検証し、ステップ4で下位セ
ルのウィンドウ内を検証する。これら検証は、従来例
(図8)と同じ手順で行われる。
【0016】この場合、本来1つの節点に複数の節点名
が端子図形を介して与えられる可能性がある。この場合
は上位セル検証(ステップ3)の等電位追跡で、次の表
1のような節点名対応表を用意すればよい。
【0017】
【0018】すなわち、節点名テキストや節点名属性が
表れるとノード(NODE)に格納し、同電位が判明し
た段階で対応するテキストを指定するデータ(ポイン
タ)をリスト(LIST)に書き込むことにより対応づ
けられる。
【0019】また、ウィンドウの切り出し、くり抜き
は、例えば、ウィンドウを図形と見なし各プリシティブ
との論理積、論理差を実行することにより実現すること
ができる。また端子図形はウィンドウ内にもウィンドウ
外にも含まれるもととする。
【0020】図4は本発明の第2の実施例を示すレイア
ウト図である。ここではウィンドウ境界にウィンドウ内
外にも節点名テキストを自動的に付加している。本実施
例は、第1の実施例に比較すると、テキストであるた
め、ウィンドウ分割後も目視しやすい長所がある。
【0021】
【発明の効果】以上説明したしように本発明は、ウィン
ドウ内を下位セル、ウィンドウ外を上位セルとし、この
ウィンドウ境界に節点情報データを発生してウィンドウ
を部分回路に対応する範囲にとることにより、回路接続
検証を分割して実行することができる。通常、ウィンド
ウは10個程度は可能であるから、これら部分回路を平
行して検証すれば、10倍程度の大規模化高速化が可能
となり、回路接続検証を正確にすると共に、高速に実行
できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するフロー図。
【図2】図1の実施例を説明するレイアウト図。
【図3】図1の実施例の階層構造を示すレイアウト図。
【図4】本発明の第2の実施例を示すレイアウト図。
【図5】(a),(b),(c)はプリシティブの三例
を示す平面図。
【図6】(a),(b)はレイアウトデータの階層構造
を示すレイアウト図。
【図7】(a),(b)はレイアウト図形に示されるテ
キスト,属性の一例を示すレイアウト図。
【図8】従来の回路接続検証の一例のフロー図。
【図9】(a)〜(d)は図形演算の各例を示す模式
図。
【図10】回路シミュレーションシステムSPICEの
ネットリストの一例の入力データを説明する回路図。
【符号の説明】
1〜4,10〜13 処理ステップ A,B ウィンドウ C,D,E 端子図形

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路レイアウトデータの指定した範囲を
    ウィンドウとして抽出する抽出手段とこの抽出手段に
    より抽出したウィンドウを上位セル、このウィン
    ドウを下位セルとして分割する分割手段と、前記
    各ウィンドウの境界に節点名属性付き端子図形からなる
    節点情報データを発生させるデータ発生手段と、前記上
    位セルの回路検証および前記下位セルの回路検証を前記
    節点情報データに対応づけてそれぞれ分割して行う検証
    手段とを有することを特徴とするレイアウト検証システ
    ム。
  2. 【請求項2】 データ発生手段が、各ウィンドウ境界
    に、節点名テキストを発生させる請求項1記載のレイア
    ウト検証システム。
JP3068201A 1991-04-01 1991-04-01 レイアウト検証システム Expired - Lifetime JP3057786B2 (ja)

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JPH04304562A JPH04304562A (ja) 1992-10-27
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JPH04304562A (ja) 1992-10-27

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