JPH05265710A - 丸め演算回路 - Google Patents

丸め演算回路

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JPH05265710A
JPH05265710A JP4064453A JP6445392A JPH05265710A JP H05265710 A JPH05265710 A JP H05265710A JP 4064453 A JP4064453 A JP 4064453A JP 6445392 A JP6445392 A JP 6445392A JP H05265710 A JPH05265710 A JP H05265710A
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signal
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Akio Yoshida
亜紀夫 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】正負対称な0捨1入丸め演算処理を高速に実現
する。 【構成】第1のデコーダ21は第2の入力信号12を入
力とし、第1,第2のデコード信号13,14を出力す
る。選択回路23は、第1の入力信号11の符号を示す
最上位ビット15が“0”の場合信号13を出力信号1
6として出力し、最上位ビット15が“1”の場合信号
14を出力信号16として出力する。算術論理演算回路
24は入力信号11と出力信号16との加算を行い、加
算結果を出力信号18として出力する。第2のデコーダ
22は入力信号12を入力し、所定表の値に対応した第
三のデコード信号17を出力する。マスク回路25は信
号18,17の論理積をとり、丸め結果を出力信号19
として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号処理プロセッサの
演算ユニットにおける任意の丸め位置に対して正負対称
な0捨1入丸めを行う丸め演算回路に関する。
【0002】
【従来の技術】2の補数表現された値に対する簡単な丸
め演算処理方法として丸め位置のビットに1を加算した
後、丸め位置より上位のビットを切り出す0捨1入丸め
が知られている。この方法では、例えば8ビットの正数
“00001011”に対して丸め位置をLSBより1
ビット上とした場合、丸め位置のビットは“1”でそれ
以外は“0”である“00000010”との加算結果
“00001101”に於ける上位6ビットを切り出す
ことにより“00001100”を得、8ビットの負数
“11110110”に対しては、正数と同様な“00
000010”との加算結果“11111000”に於
ける上位6ビットを切り出すことにより“111110
00”を得る。
【0003】しかし、この処理方法ては、丸めの位置に
関わらず丸めの中心が負方向にLSB/2ずれるため、
データの発生確率が正負等確率であっても誤差の時間平
均が0とならない事が報告されている。文献:望月他、
「動画処理用VISP−LSIでの逆DCT演算」19
90年、信学春季全大、A−192参照。
【0004】この文献では、この問題を解決する方法と
して、正負対称な0捨1入丸めが提案されている。これ
は対象とするデータの符号により加算する値を選択し、
正数に対する丸めの中心は負方向にLSB/2、負数に
対する丸めの中心は正方向にLSB/2ずらす丸め特性
を実現する事により、データの発生確率が正負等確率で
あった場合、誤差の時間平均を0とする方式である。
【0005】この方法では、例えば8ビットの正数“0
0001011”に対して丸め位置をLSBより1ビッ
ト目とした場合、丸め位置のビットは“1”でそれ以外
は“0”である“00000010”との加算結果“0
0001101”に於ける上位6ビットを切り出すこと
により“00001100”を得、8ビットの負数“1
1110110”に対しては、丸め位置より下位のビッ
トは“1”でそれ以外は“0”である“0000000
1”との加算結果“11110111”に於ける上位6
ビットを切り出すことにより“11110100”を得
る。
【0006】次に、従来の丸め演算回路に就いて、特願
平2−199552号に基づき図3及び表1を参照して
説明する。図3に於いて、11は第一の入力信号、12
は第二の入力信号、13,14は第一,第二のデコード
信号、15は入力信号11の最上位ビット、21aはデ
コーダ、23は選択回路3は算術論理演算回路(AL
U)、16は選択回路23の出力、18はALU24の
出力である。
【0007】次の表1は図3に於いて、8ビットの第一
の入力信号11に対する丸め位置を3ビットの第二の入
力信号12にて指定する場合の、第二の入力信号12に
対応する第一,第二のデコード信号13,14を示す。
この表に於いて、第一列は第二の入力信号12を示し、
第二列は第一のデコード信号11を示し、第三列は第二
のデコード信号14を示す。
【0008】
【表1】
【0009】次にこの回路の動作を説明する。デコーダ
21aは第二の入力信号12を入力し、表1に示す入力
信号12の値に対応した第一,第二のデコード信号1
3,14を出力する。選択回路23は、第一の入力信号
11の符号を示す最上位ビット15が“0”の場合デコ
ード信号13を選択信号16として出力し、最上位ビッ
ト15が“1”の場合デコード信号14を選択信号16
として出力する。算術論理演算回路24は信号11と信
号16との加算を行い、加算結果18として出力する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の丸め演
算回路では、正負対称の0捨1入丸め結果を得るために
は、図3に於ける加算結果信号18に対して、更に丸め
位置より上位のビットを切り出す必要がある。このため
実際の丸め結果を得るには、前述の実施例に於ける加算
命令に加え、丸め位置より上位のビットを切り出す命令
を要し、高速処理できないという欠点を有している。
【0011】本発明の目的は、このような欠点を除き、
高速演算処理を可能とした丸め演算回路を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の丸め演算回路の
構成は、2の補数で表現される第一の入力信号の丸め位
置を指定する第二の入力信号を入力しその丸め位置のビ
ットが“1”でそれ以外は“0”である第二のデコード
信号を出力する第一のデコーダと、前記第二の入力信号
を入力し前記丸め位置より上位のビットが“1”でそれ
以外は“0”である第三のデコード信号出力する第二の
デコーダと、これら第一および第二の各デコード信号を
入力し前記第一の入力信号の最上位ビットが“1”の場
合前記第二のデコード信号を出力し前記第一の入力信号
の最上位ビットが“0”の場合前記第一のデコード信号
を出力する選択回路と、この選択回路の出力と前記第一
の入力信号とを入力としてこれらの加算を行う演算回路
と、この演算回路の出力と前記第三のデコード信号とを
入力しビット毎の論理積結果を出力するマスク回路とを
備え、任意の丸め位置に対して正負対称の0捨1入丸め
を行うようにしたことを特徴とする。
【0013】
【実施例】図1は本発明の第一の実施例の構成を示すブ
ロック図である。図に於いては、従来例に対して第二の
入力信号12から第三のデコード信号17を出力する第
二のデコーダ22と、このデコード信号17によりAL
U出力信号18をマスクするマスク回路25が付加され
ている。
【0014】次の表2は図1に於いて8ビットの第一の
入力信号11に対する丸め位置を3ビットの第二の入力
信号12にて指定する場合の、第二の入力信号12に対
応する第一,第二のデコード信号13,14及び第三の
デコード信号17を示す。この表に於いて、第一列は第
二の入力信号12を示し、第四列は第三のデコード信号
17を示す。
【0015】
【表2】
【0016】以下に本実施例の動作を説明する。第一の
デコーダ21は第二の入力信号12を入力とし、表2に
示す入力信号11の値に対応した第一,第二のデコード
信号13,14を出力する。選択回路23は、第一の入
力信号11の符号を示す最上位ビット15が“0”の場
合デコード信号13を出力信号16に出力し、最上位ビ
ット“1”の場合デコード信号14を出力信号16に出
力する。算術論理演算回路24は信号11,信号16の
加算を行い、加算結果を出力18として出力する。第二
のデコーダ22は入力信号12を入力とし、この入力信
号12の値に対応した第三のデコード信号17を表2の
ように出力する。マスク回路25は出力18とデコード
信号17の論理積をとり丸め結果を出力19として出力
する。
【0017】以上の回路により、正負対称な0捨1入丸
め演算を実行することが可能となる。
【0018】図2は本発明の第2の実施例の構成を示す
ブロック図である。図2に於いては、デコーダ21aが
図1と相違し、第二のデコーダ22をなくしている。
【0019】次の表3は図2に於いて8ビットの第一の
入力信号11に対する丸め位置を8ビットの第二の入力
信号12にて指定する場合の、第二の入力信号12に対
応する第一,第二のデコード信号13,14を示す。こ
の表に於いて、第一列は第二の入力信号12、第二列は
第一のデコード信号13、第三列は第二のデコード信号
14を示す。本実施例では、第1の実施例に比較し、第
二のデコーダ22を必要としないため、構成を簡略化で
きるという効果がある。
【0020】
【表3】
【0021】次に本実施例の動作を説明する。デコーダ
21aは第二の入力信号12を入力し、表3に示す入力
信号12の値に対応した第一,第二のデコード信号1
3,14を出力する。選択回路23は、第一の入力信号
11の符号を示す最上位ビット15が“0”の場合デコ
ード出力13を出力信号16として出力し、最上位ビッ
ト15が“1”の場合デコード出力144を出力信号1
6として出力する。算術論理演算回路24は信号11と
信号16との加算を行い、加算結果を出力信号18とし
て出力する。マスク回路25は信号18と入力信号12
との論理積をとり丸め結果を出力信号18として出力す
る。
【0022】以上の回路により、正負対称な0捨1入丸
め演算を実行することが可能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、前
述の信号処理で使用される正負対称な0捨1入丸め演算
を実行することができるので、これにより演算精度の維
持に効果的な丸め処理を1命令で実行できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のブロック図。
【図2】本発明の第2の実施例のブロック図。
【図3】従来例の丸め演算回路の構成を示すブロック
図。
【符号の説明】
11,12,17 第一,第二および第三の入力信号 13,14 第一,第二のデコード信号 15 第一の入力信号の最上位ビット 16 選択回路出力 18 算術論理演算回路出力 19 マスク回路出力(出力信号) 21,22 第一,第二のデコーダ 23 選択回路 24 算術論理演算回路 25 マスク回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2の補数で表現される第一の入力信号の
    丸め位置を指定する第二の入力信号を入力しその丸め位
    置のビットが“1”でそれ以外は“0”である第二のデ
    コード信号を出力する第一のデコーダと、前記第二の入
    力信号を入力し前記丸め位置より上位のビットが“1”
    でそれ以外は“0”である第三のデコード信号出力する
    第二のデコーダと、これら第一および第二の各デコード
    信号を入力し前記第一の入力信号の最上位ビットが
    “1”の場合前記第二のデコード信号を出力し前記第一
    の入力信号の最上位ビットが“0”の場合前記第一のデ
    コード信号を出力する選択回路と、この選択回路の出力
    と前記第一の入力信号とを入力としてこれらの加算を行
    う演算回路と、この演算回路の出力と前記第三のデコー
    ド信号とを入力しビット毎の論理積結果を出力するマス
    ク回路とを備え、任意の丸め位置に対して正負対称の0
    捨1入丸めを行うようにしたことを特徴とする丸め演算
    回路。
  2. 【請求項2】 第二の入力信号が、第一の入力信号の丸
    め位置より上位のビットが“1”でそれ以外は“0”で
    ある信号を用いて、これをマスク回路の第三のデコード
    信号とすることにより、第二のデコーダを削除した請求
    項1記載の丸め演算回路。
JP4064453A 1992-03-23 1992-03-23 丸め演算回路 Expired - Lifetime JP3031044B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011091499A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Hitachi Kokusai Electric Inc 歪補償装置

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