JPH0526363B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0526363B2
JPH0526363B2 JP58093426A JP9342683A JPH0526363B2 JP H0526363 B2 JPH0526363 B2 JP H0526363B2 JP 58093426 A JP58093426 A JP 58093426A JP 9342683 A JP9342683 A JP 9342683A JP H0526363 B2 JPH0526363 B2 JP H0526363B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
current
base
collector
amplifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58093426A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59229908A (ja
Inventor
Junichi Hikita
Shigeyoshi Hayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP58093426A priority Critical patent/JPS59229908A/ja
Publication of JPS59229908A publication Critical patent/JPS59229908A/ja
Publication of JPH0526363B2 publication Critical patent/JPH0526363B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は電流反転回路に係り、特に集積回路
上で定電流源等として構成される電流反転回路の
改良に関する。
第1図は従来の電流反転回路を示している。即
ち、電源端子2から駆動電圧Vccが与えられる電
源ラインと基準電位点との間には、エミツタを電
源側にした第1のトランジスタ4及び定電流源6
が接続されている。トランジスタ4のベース・コ
レクタ間には増幅器8がその入力をコレクタ側、
出力をベース側にして挿入され、トランジスタ4
のベースには第2のトランジスタ10のベースが
共通に接続されている。トランジスタ10がエミ
ツタを電源ラインに接続し、そのコレクタには出
力端子12が形成されている。
このような構成によれば、定電流源6で基準電
流Iが与えられ、この電流Iは第1のトランジス
タ4の動作電流になるとともに、増幅器8に与え
られ、トランジスタ4,10は増幅器8の増幅出
力で駆動することができるので、トランジスタ4
に流れる電流を効率良く反転させてトランジスタ
10に流し、出力端子12から出力電流Iを取出
すことができ、その動作電流の低減を図ることが
できる。このような回路は、駆動電源にバツテリ
を使用する携帯用オーデイオ機器に適し、バツテ
リの減電時にも安定動作を得ることができる。
しかしながら、このような電流反転回路を集積
回路で構成した場合、トランジスタ4及び増幅器
8を構成するトランジスタの構造上、発振するお
それがある。
この発振現象について説明すると、増幅器8は
単純化して記載しているが、詳細に記載すれば、
正相入力端子(+)及び逆相入力端子(−)を備
えたものであり、その正相入力端子(−)はトラ
ンジスタ4のコレクタに接続され、また、その逆
相入力端子(+)は接地されている。トランジス
タ4は増幅器を構成し、この増幅器と増幅器8と
は縦続関係を以て全帰還増幅器が構成されている
から位相余裕がなく、そのため、発振を生じるの
である。
そこで、この発明は、発振を防止して電流反転
動作の安定化を図つた電流反転回路の提供を目的
とする。
即ち、この発明の電流反転回路は、エミツタが
電源ラインに接続されてベース電流に応じて電源
から電流を引き込む第1のトランジスタ4と、こ
の第1のトランジスタのコレクタと接地点との間
に接続されて前記第1のトランジスタ側から前記
電流を含む基準電流を引き込む定電流源6と、前
記第1のトランジスタとベースが共通に接続され
るとともに、前記電源ラインにエミツタが接続さ
れて前記基準電流に対応する出力電流を取り出す
第2のトランジスタ10と、前記第1のトランジ
スタのコレクタにベースが接続され、エミツタが
抵抗18を介して前記電源ラインに接続され、前
記基準電流によつてベース電流が与えられ、前記
電源側から前記抵抗を通して前記ベース電流に応
じた電流を引き込む第3のトランジスタ16と、
この第3のトランジスタのコレクタにベース・コ
レクタが接続されるとともに、エミツタが前記接
地点に接続されて、前記第3のトランジスタから
の前記電流を前記接地点側に流す第4のトランジ
スタ20と、この第4のトランジスタのベース・
コレクタにベースが接続されて前記第4のトラン
ジスタに流れる前記電流に対応する電流を前記第
1及び第2のトランジスタのベース側から引き込
んで前記接地点側に流す第5のトランジスタ22
と、前記第1のトランジスタのベースとコレクタ
との間に接続されたコンデンサ14とを備えたこ
とを特徴とする。
以下、この発明を図面に示した実施例を参照し
て詳細に説明する。
第2図はこの発明の電流反転回路の実施例を示
し、第1図に示す電流反転回路と同一部分には同
一符号が付してある。図において、第1及び第2
のトランジスタ4,10のベースと、トランジス
タ4のコレクタとの間には、増幅器8が入力をト
ランジスタ4のコレクタ側、出力をトランジスタ
4,10のベース側にして接続されるとともに、
この増幅器8の入出力間にコンデンサ14が接続
されている。
このように構成すれば、増幅器8とコンデンサ
14とでミラー積分回路を構成している。即ち、
増幅器8の入力にはコンデンサ14を介して出力
電圧が帰還されるが、コンデンサ14を介して高
域成分が帰還されるため、電流反転回路の発振が
防止されて電流反転動作の安定化が図られる。ト
ランジスタ4のベースと増幅器8の入力端子との
間にコンデンサ14を挿入すると、コンデンサ1
4の容量に応じた位相余裕をトランジスタ4及び
増幅器8からなる全帰還増幅器に付与することに
なり、発振を防止することができる。コンデンサ
14を付加すると、このコンデンサ14と増幅器
8を以て積分器を構成することになり、この積分
器の時定数は、トランジスタ4の出力インピーダ
ンス、定電流源6のインピーダンス及び増幅器8
の入力インピーダンスが影響することになるが、
発振防止に大きく寄与する主パラメータは、増幅
器8の入力インピーダンスとコンデンサ14の容
量の積で与えられる。
第3図はこの電流反転回路の具体的回路を示し
ている。即ち、第1のトランジスタ4のコレクタ
には、増幅器8の入力側の第3のトランジスタ1
6のベースが接続され、このトランジスタ16の
エミツタと電源ラインとの間には抵抗18が接続
されている。トランジスタ16のコレクタと基準
電位点との間には、ベース・コレクタを共通にし
たダイオードとしての第4のトランジスタ20が
エミツタを基準電位点側にして接続され、このト
ランジスタ20のベース・コレクタには出力側の
第5のトランジスタ22のベースが共通に接続さ
れている。即ち、トランジスタ20,22は増幅
器8の内部において電流反転回路を構成してい
る。増幅器8の出力をトランジスタ4,10のベ
ースに与えるため、トランジスタ22は第1及び
第2のトランジスタ4,10のベースと基準電位
点との間に、エミツタを基準電位点側にして接続
されている。そして、コンデンサ14は第1及び
第2のトランジスタ4,10のベースとトランジ
スタ16のベースとの間に接続されている。
このように増幅器8を構成し、コンデンサ14
を付加することにより、前記実施例で示したよう
に、電流反転回路の発振を防止し、安定した電流
反転動作を得ることができる。
特に、トランジスタ16のエミツタ側に抵抗1
8を挿入しているため、トランジスタ16の入力
インピーダンスが高くなるので、コンデンサ14
の容量は小さいもので充当させることができる。
例えば、集積回路上の10pF程度の容量で所望の
効果を得ることができ、このような集積回路で容
量を形成すれば、コンデンサを外付けする手数を
省くことができ、外部端子の形成等も必要としな
いので、構成の簡略化が可能になる。コンデンサ
14の容量を小さくできるのは、次の理由によ
る。即ち、発振を防止するための位相余裕は、コ
ンデンサ14を含む時定数で決定されており、こ
の時定数はコンデンサ14の容量Cと増幅器8の
入力インビーダンスの積で与えられる。したがつ
て、発振防止上、必要な位相余裕を得るための時
定数と同一とすれば、入力インピーダンスが高け
れば、その分だけコンデンサ14の容量は小さく
て済むことになる。
以上説明したように、この発明によれば、定電
流源に流れる基準電流に対応する出力電流を取り
出すことができるとともに、極めて簡単な構成を
以て発振を防止して電流反転動作を安定化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電流反転回路を示す回路図、第
2図はこの発明の電流反転回路の実施例を示す回
路図、第3図はこの発明の電流反転回路の他の実
施例を示す回路図である。 4……第1のトランジスタ、6……定電流源、
10……第2のトランジスタ、14……コンデン
サ、16……第3のトランジスタ、18……抵
抗、20……第4のトランジスタ、22……第5
のトランジスタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エミツタが電源ラインに接続されてベース電
    流に応じて電源から電流を引き込む第1のトラン
    ジスタと、 この第1のトランジスタのコレクタと接地点と
    の間に接続されて前記第1のトランジスタ側から
    前記電流を含む基準電流を引き込む定電流源と、 前記第1のトランジスタとベースが共通に接続
    されるとともに、前記電源ラインにエミツタが接
    続されて前記基準電流に対応する出力電流を取り
    出す第2のトランジスタと、 前記第1のトランジスタのコレクタにベースが
    接続され、エミツタが抵抗を介して前記電源ライ
    ンに接続され、前記基準電流によつてベース電流
    が与えられ、前記電源側から前記抵抗を通して前
    記ベース電流に応じた電流を引き込む第3のトラ
    ンジスタと、 この第3のトランジスタのコレクタにベース・
    コレクタが接続されるとともに、エミツタが前記
    接地点に接続されて、前記第3のトランジスタか
    らの前記電流を前記接地点側に流す第4のトラン
    ジスタと、 この第4のトランジスタのベース・コレクタに
    ベースが接続されて前記第4のトランジスタに流
    れる前記電流に対応する電流を前記第1及び第2
    のトランジスタのベース側から引き込んで前記接
    地点側に流す第5のトランジスタと、 前記第1のトランジスタのベースとコレクタと
    の間に接続されたコンデンザと、 を備えたことを特徴とする電流反転回路。
JP58093426A 1983-05-27 1983-05-27 電流反転回路 Granted JPS59229908A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58093426A JPS59229908A (ja) 1983-05-27 1983-05-27 電流反転回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58093426A JPS59229908A (ja) 1983-05-27 1983-05-27 電流反転回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59229908A JPS59229908A (ja) 1984-12-24
JPH0526363B2 true JPH0526363B2 (ja) 1993-04-15

Family

ID=14081972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58093426A Granted JPS59229908A (ja) 1983-05-27 1983-05-27 電流反転回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59229908A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4528496A (en) * 1983-06-23 1985-07-09 National Semiconductor Corporation Current supply for use in low voltage IC devices
US4769619A (en) * 1986-08-21 1988-09-06 Tektronix, Inc. Compensated current mirror
JPH0614496Y2 (ja) * 1987-01-20 1994-04-13 三洋電機株式会社 電流ミラ−回路
JPH0736496B2 (ja) * 1987-06-05 1995-04-19 株式会社東芝 半導体回路

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5128459A (en) * 1974-09-03 1976-03-10 Omron Tateisi Electronics Co Pawaatoranjisutato no hogokairo
JPS54125950A (en) * 1978-03-24 1979-09-29 Victor Co Of Japan Ltd Current mirror circuit
JPS55132110A (en) * 1979-03-31 1980-10-14 Toshiba Corp Power amplifying circuit
JPS5619913B2 (ja) * 1977-01-07 1981-05-11

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6122346Y2 (ja) * 1979-07-20 1986-07-04

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5128459A (en) * 1974-09-03 1976-03-10 Omron Tateisi Electronics Co Pawaatoranjisutato no hogokairo
JPS5619913B2 (ja) * 1977-01-07 1981-05-11
JPS54125950A (en) * 1978-03-24 1979-09-29 Victor Co Of Japan Ltd Current mirror circuit
JPS55132110A (en) * 1979-03-31 1980-10-14 Toshiba Corp Power amplifying circuit

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59229908A (ja) 1984-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11186843A (ja) 安定化発振回路
JP2573666B2 (ja) 非平衡・平衡変換回路
JPS6218807A (ja) カレントミラ−回路
JPH0526363B2 (ja)
JPS59178014A (ja) 発振回路
JPH044768B2 (ja)
JPS5890807A (ja) トランジスタ回路
JPS58147211A (ja) 集積可能な差動増幅器
JPS59122207A (ja) 電流源
JPH0243387B2 (ja)
JP2752836B2 (ja) 電圧・電流変換回路
JPS5914817Y2 (ja) 安定化電源回路
JPS59168704A (ja) 半導体集積回路
JPS6115619Y2 (ja)
JPS6345048Y2 (ja)
JPH0449701Y2 (ja)
JPS6216572B2 (ja)
JPS61284109A (ja) インピ−ダンス変換回路
JP3283910B2 (ja) クランプ型電流電圧変換回路
JP3469639B2 (ja) 増幅回路
JPH066136A (ja) 圧電発振回路
JPH046281B2 (ja)
JPH07112138B2 (ja) 差動増幅器
JPS6228885B2 (ja)
JPH09232874A (ja) 増幅回路