JPH05244367A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH05244367A
JPH05244367A JP4040984A JP4098492A JPH05244367A JP H05244367 A JPH05244367 A JP H05244367A JP 4040984 A JP4040984 A JP 4040984A JP 4098492 A JP4098492 A JP 4098492A JP H05244367 A JPH05244367 A JP H05244367A
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JP
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Yu Nameki
祐 行木
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 メモリオーバーフローが発生した場合に、再
度メモリオーバーフローが発生しないように領域を確保
することが可能な画像記憶装置の圧縮符号データ格納領
域の制御方法を提供する。 【構成】 データ格納手段6に対して圧縮符号データの
予測量に基づき格納領域を確保した後、画像データの入
力及び圧縮を行う制御手段2を備え、各画像入力手段か
ら入力した画像データをデータ圧縮手段4で圧縮してデ
ータ格納手段6に格納しデータ記憶手段7に蓄積した
後、蓄積したデータを読み出してデータ伸長手段5で伸
長し、画像出力手段20に送り出す場合に、データ格納
手段6に確保した格納領域が画像データ入力中にオーバ
ーフローすると、データ格納手段6への圧縮符号データ
の格納を保留して画像データの入力及び圧縮処理を続行
し、圧縮符号データを計測した量で、データ格納手段6
の格納領域を確保して再度画像入力を許可する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像入力手段から入力
した画像データを圧縮符号データに圧縮して蓄積し、圧
縮符号データを伸長して画像出力手段に送り出す画像処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータやワード
プロセッサの普及に伴い、オフィス等での業務において
複写等の処理がなされるイメージ情報が、多様かつ多量
化してきている。これに伴い、原稿の複写物を作製する
複写機においても、被複写画像の一層の高画質化が要求
されるのは勿論のこと、単に原稿の複写物を所定枚数だ
け複写したり、原稿の画像情報を拡大あるいは縮小して
複写するだけでなく、他の様々な機能が要求されてきて
いる。これには例えば、複数枚の原稿を任意の部数だけ
仕分けした状態での複写動作を電子的に行う電子RDH
(Electronic Recirculating Document Handler)
機能や、多数枚の原稿を記録用紙の片面に二枚ずつペー
ジを分割した状態で両面複写していき、原稿の画像がペ
ージ順に揃った一冊の小冊子となるように、原稿の画像
を編集して複写する製本機能等がある。
【0003】従来、この種の機能を実現し得る複写機と
しては、例えば次のようなデジタル複写機がある。すな
わち、このデジタル複写機は、原稿をADF(Automat
icDocument Feeder)にセットすることにより、原稿を
ADFによって自動的に複写機のプラテン上まで順次搬
送して、原稿の画像をスキャナーによって読み取り、デ
ジタル信号に一旦変換して記憶する。そして、この記憶
された画像情報を読み出してIOT(Image Output
Terminal)により画像の記録を行い、原稿の複写機能を
実現するように構成されている。
【0004】このようなデジタル複写機では、スキャナ
ーによって読み取られた原稿の画像情報を記憶するに当
たり、より多くの画像情報が記憶可能なように、原稿の
画像情報の情報論的な冗長度を圧縮して情報量を減少さ
せた状態で画像情報を記憶する画像記憶装置が使用され
ている。
【0005】この画像記憶装置は、スキャナーから読み
込まれた画像情報を圧縮器によって圧縮した後、ハード
ディスク等からなる大容量の記憶装置に記憶する。その
際上記記憶装置に画像情報を記憶させるのに要する時間
は、シーク時間等も含めるとアクセス速度がほぼ1メガ
バイト/秒程度であり、圧縮器から記憶装置に送られる
画像情報の通常の転送速度10メガバイト/秒程度に比
べて遅いため、圧縮器によって圧縮された画像をそのま
ま記憶装置に転送して記憶することができない。そのた
め、圧縮器と記憶装置との間に画像情報をぺージ単位で
一時的に格納するバッファメモリを設け、このバッファ
メモリに圧縮器から転送されてくる画像情報をぺージ単
位で一時的に格納する。そして記憶装置と同期をとって
バッファメモリに一時的に格納された画像情報を記憶装
置に転送して記憶する。
【0006】その後、記憶装置から画像情報を取り出す
際にも同様に速度差を吸収するために、前述のバッファ
メモリに一時的に格納し、1ぺージ分の画像情報が揃っ
た時点で、伸長器に転送し順次複号化してIOTにより
画像の記憶を行うよう構成されている。
【0007】このようなバッファメモリは、同期合わせ
を良好にするためや、原稿サイズの違い、画像情報の圧
縮率の変動を考慮すると、ある程度記憶容量に余裕を持
ち、あるいは記憶装置への入力、出力用に専用になって
いることが望ましい。しかし、メモリ容量の増大は、装
置全体のコストの増加に直接つながるため、現実には、
バッファメモリの管理方法を工夫して、汎用で多目的な
共通のバッファメモリとして実装されることが多い。そ
のため、バッファメモリは複数のジョブにより動的に制
御されており、一つ一つのジョブにはその都度必要最小
限のバッファメモリが割り当てられるように管理されて
いる。
【0008】ところで、画像情報を圧縮処理する画像圧
縮器は、画像の規則性や、印字比率等によって出力する
符号データの大きさが一定ではなく、圧縮率が不安定な
ものが一般に多く用いられている。このような圧縮器で
は、圧縮後の圧縮符号データの量は画像情報によって大
きく変動し、実際に圧縮が終了するまでは正確な圧縮符
号データ量を知ることは不可能である。そのため、前述
のバッファメモリの領域を確保した後、スキャナーデー
タ画像情報を入力し、画像の圧縮を開始するが、事前に
圧縮後の圧縮符号データ量を、例えばA4、B5等の原
稿サイズ、写真原稿、網点原稿、文字原稿等の原稿の種
類等に応じて経験に基づく平均的な圧縮率等の値を持っ
て予測し、さらにそれよりある程度余裕を持って、バッ
ファメモリの領域を確保することが従来、一般的に行わ
れている。
【0009】しかしながら、実際に圧縮した結果、ある
程度余裕を持って確保したバッファメモリの領域をも越
え、いわゆるメモリオーバーフローが発生することを1
00%免れることはできない。このようなメモリオーバ
ーフローに対し、従来、特開昭60ー100873号公
報にて開示されているように、メモリオーバーフローが
発生した場合、画像情報の入力とバッファメモリへの格
納を中断し、他のジョブが解放した領域を加えて、より
大きな領域を確保し直してから、バッファメモリへの格
納を再度行う対処法が考案されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような対処法は、一見良いように見えるが、前述したよ
うに圧縮後の圧縮符号データ量は画像情報によって大き
く変動し、実際に圧縮が終了するまでは正確な圧縮符号
データ量を知ることは不可能である。そのため、上記の
ような対処法では再入力時にもメモリオーバーフローが
再発生する可能性があり、再入力を繰り返す場合も生じ
る。さらに、このような試行錯誤のステップを踏んでい
る間は処理が進まないため、システム全体の生産性に大
きな影響を及ぼす結果となる。
【0011】そこで、本発明は、上記の課題を解決する
ものであって、メモリオーバーフローが発生した場合
に、再度メモリオーバーフローが発生しないように領域
を確保することが可能な画像記憶装置の圧縮符号データ
格納領域の制御方法を提供することを目的とするもので
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、図
1に示すように画像データを入力する画像入力手段11
〜19と、画像データを圧縮符号データに圧縮するデー
タ圧縮手段4と、少なくとも1ページ以上の画像データ
または圧縮符号データを格納可能なデータ格納手段6
と、該データ格納手段6の格納データを記憶・蓄積する
データ記憶手段7と、圧縮符号データを伸長し圧縮前の
元の画像データに復元するデータ伸長手段5と、画像デ
ータを出力する画像出力手段20と、及び画像入力手段
から入力される複数ページ分の画像データの圧縮を行う
ため上記データ格納手段6に対して圧縮符号データの予
測量に基づき格納領域を確保した後、画像データの入力
及び圧縮を行うように各手段を制御する制御手段2とを
備え、画像入力手段11〜19から入力した画像データ
をデータ圧縮手段4で圧縮符号データに圧縮してデータ
格納手段6に格納しデータ記憶手段7に蓄積した後、該
蓄積したデータを読み出してデータ伸長手段5で伸長
し、画像出力手段20に送るように構成した画像処理装
置において、画像データを圧縮した圧縮符号データ量を
計測するデータ量計測手段及びデータ格納手段の格納領
域のオーバーフロー検出手段22を備え、データ格納手
段7に確保した格納領域が画像データ入力中にオーバー
フローした場合には、データ格納手段6への圧縮符号デ
ータの格納を保留して画像データの入力及び圧縮処理を
続行して該画像データの圧縮符号データ量を計測し、計
測した圧縮符号データ量でデータ格納手段6の格納領域
を確保して再度画像入力を許可することを特徴とするも
のである。
【0013】
【作用】本発明の画像処理装置では、画像データを圧縮
した圧縮符号データ量を計測するデータ量計測手段及び
データ格納手段の格納領域のオーバーフロー検出手段2
2を備え、画像入力手段11〜19から入力した画像デ
ータをデータ圧縮手段4で圧縮符号データに圧縮してデ
ータ格納手段6に格納しデータ記憶手段7に蓄積した
後、該蓄積したデータを読み出してデータ伸長手段5で
伸長し、画像出力手段20に送り出す場合に、データ格
納手段7に確保した格納領域が画像データ入力中にオー
バーフローすると、データ格納手段6への圧縮符号デー
タの格納を保留して画像データの入力及び圧縮処理を続
行して該画像データの圧縮符号データ量を計測し、計測
した圧縮符号データ量でデータ格納手段6の格納領域を
確保して再度画像入力を許可するので、画像の再入力で
は、オーバーフローすることなくデータ格納手段7に確
保した格納領域に圧縮符号データを格納することができ
る。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説
明する。図1は本発明の画像処理装置の1実施例構成を
示す図、図2はページバッファ転送回路の構成例を示す
図である。
【0015】図1において、画像制御装置1は、画像読
取装置の画像データとPCやFAX等の外部機器の画像
データとを切り替えるマルチプレクサ3、画像データを
圧縮する圧縮器4、圧縮符号データを元の画像データに
復元する伸長器5、ぺージバッファ6、大容量のデータ
蓄積用メモリとしてのディスク7、圧縮器4から出力さ
れた圧縮符号データをカウントする複合カウンタとアド
レス生成回路を有するページバッファ転送回路22、及
び制御回路2からなるものである。
【0016】スキャナー18は、例えばCCDセンサを
使って原稿を読み取り画像データを入力する画像読取装
置であり、読取信号のオフセット調整、ゲイン調整を行
ってアナログの画像データをデジタルの画像データに変
換し、ギャップ補正、シェーディング補正等を行う。そ
して、カラー画像読み取りの場合には、R(赤)、G
(緑)、B(青)に色分解した3原色の画像データを取
り出し、その画像データに対して例えばEND(等価中
性濃度変換)、カラーマスキング、原稿サイズ検出、カ
ラー変換、UCR(下色除去)及び墨生成、網点除去及
びエッジ強調、TRC(色調補正制御)、縮拡処理、編
集処理を行う。このスキャナ18に取り付けられ、読み
取り原稿を自動的にフィードするのがADF19であ
る。
【0017】PC17は、任意のパーソナルコンピュー
タであり、PCデコンポーザ16は、PC17のコード
データをビットマップに展開するものである。IOCP
11は、PC画像データの入力回路15、ページバッフ
ァ12、画像転送回路14、及び制御回路13からなる
外部機器制御回路装置であり、IOCPぺージバッファ
12に格納した画像データを適宜分割して転送する。
【0018】画像出力装置20は、画像データから生成
された2値データに基づきレーザ光のオン/オフを各画
素毎に制御して網点により中間調画像を再現することが
できる、例えばレーザプリンタである。UI21は、デ
ィスプレイやコントロールパネル等で構成し、種々の機
能や編集の設定入力、その内容の表示出力を行うもので
ある。
【0019】また、画像制御装置1を構成するものは以
下のようなものである。マルチプレクサ3は、画像バス
8に接続する入力側のバスをスキャナ画像バス9かIO
CP画像バス10かに切り換えるものである。圧縮器4
は、圧縮モードとスルーモードとを有し、圧縮モードで
例えば適応予測符号化方式によりデータを圧縮処理する
ものである。適応予測符号化方式は、例えば画像データ
を8画素毎に複数の予測器で同時に予測し、最も的中率
の高かった予測器を次の8画素の予測に使用する方式で
ある。この場合、予測が的中した画素信号を
〔0〕、外
れた画素信号を〔1〕で置き換える。
【0020】ぺージバッファ転送回路22は、図2に示
すようにアドレス生成回路31と2つのカウンタ32、
33から構成されている。アドレス生成回路31は、制
御回路2により初期設定されぺージバッファ6のアドレ
スを転送単位ごとに生成する回路であり、圧縮器4の出
力(圧縮符号データ)は、このアドレス生成回路31で
生成されたアドレスにしたがってぺージバッファ6に格
納される。また、アドレス生成回路31は、生成するア
ドレスを制御回路2に指定さた特定アドレスに固定する
ことも可能である。二つのカウンタ32、33のうち、
一つは符号データ量を計測するためのアップカウンタ3
3であり、制御回路2により符号データ量の読み出し、
カウンタ値の0へのリセットが可能である。もう一つ
は、メモリオーバーフローを検出するダウンカウンタ3
2であり、制御回路2によりカウント値の初期設定が可
能である。しかも、カウント値が0になると、制御回路
2に割り込み信号を発生し、この信号により制御回路2
ではメモリオーバーフローが発生したことを認識でき
る。
【0021】伸長器5は、伸長モードとスルーモードと
を有し、伸長モードで圧縮データを伸長することによっ
て圧縮前の元の画像データに復元するものである。
【0022】ぺージバッファ6は、原稿の数ぺージ分の
画像データを格納するものであり、ディスク7の書き込
みデータやディスク7からの読み出しデータを一時的に
格納したり、画像出力する画像データをディスク7へ書
き込まずに一時的に格納し制御回路2により書き換えや
置き換え等の編集を行って出力するために用いるもので
ある。
【0023】ディスク7は、圧縮処理された大量の圧縮
符号データを蓄積する大容量のデータ蓄積用メモリであ
り、この書き込み、読み出しを制御するのがディスクコ
ントローラHDCである。ディスク7に蓄積するデータ
には、2値や多値の画像データ、コードデータがあり、
コードデータは、例えばPCデコンポーザ16でのビッ
トマップ化処理を行わずにIOCP画像バス10からマ
ルチプレクサ3、圧縮器4を通して入力されるものであ
る。従って、この場合、圧縮器4は、スルーモードとな
る。その他にスルーモードは、圧縮器4による圧縮処
理、伸長器5による伸長処理を行わずに、圧縮器4に入
力した画像データをそのままぺージバッファ6に格納し
て、あるいは直接出力する時に用いられる。
【0024】次に、上記構成の画像制御装置1の動作概
要を説明する。まず、オペレータからジョブの指定を入
力するUI21を通して画像情報入力の要求を受け付け
ると、制御回路2は、ページバッファ6の空き領域を調
べ、A4、B5等の原稿サイズや文字原稿、写真原稿文
字/写真混在原稿、グラフィック原稿のような入力画像
の属性等から圧縮後の圧縮符号データ量として予め設定
された圧縮符号データ量に対し、さらにそれよりある程
度余裕を持って、ページバッファ6の領域を確保する。
そして、スキャナ18やADF19、IOCP11に画
像情報の入力を指示してMPX3を選択し、入力した画
像を圧縮する圧縮器4と圧縮した圧縮符号データを一時
的に格納するページバッファ6を起動する。また同時
に、ページバッファ転送回路22のアドレス生成回路3
1、圧縮器4から出力された圧縮符号データ量を計測す
るアップカウンタ33、及びページバッファ6の格納領
域のオーバーフローを検出するダウンカウンタ32を初
期化しておく。このようにして各処理部を起動すると、
圧縮符号データをバッファメモリ6の確保した領域に格
納し始める。
【0025】このとき、画像情報入力中に、圧縮符号デ
ータがバッファメモリ6の確保した領域を越えようとす
ると、ダウンカウンタ32が0になるのでメモリオーバ
ーフローが検知され、その情報が割り込みにより制御回
路2に通知される。その場合、制御回路2は、ページバ
ッファ転送回路22がバッファメモリ6の確保した領域
を越えて他のジョブの使用している領域に上書きしない
ようページバッファ転送回路22のアドレス生成回路3
1に対してアドレスを固定する等により圧縮符号データ
の書き込みを中断させる。
【0026】このとき、従来の画像処理装置では、原稿
の画像情報を入力するスキャナ18やADF19、IO
CP11と、入力した画像を圧縮する圧縮器6も停止さ
せるところであるが、本発明ではそのまま続行させる。
そして、スキャナ18やADF19、IOCP11と圧
縮器4が画像情報の入力処理を終えた後、制御回路2
は、圧縮器6から出力された圧縮符号データ量の計測値
をページバッファ転送回路22のアップカウンタ33か
ら読み込む。そして、再度画像情報を入力する際にバッ
ファメモリ6の領域を確保するとき、この計測された圧
縮符号データ量の領域を確保することによって、再度の
メモリオーバーフローが発生しないようにする。
【0027】図3は制御回路2による処理の流れを説明
するためのフローチャートである。まず、オペレータか
らUI21を通してジョブの要求を入力すると(ステッ
プ100)、制御回路2では、ぺージバッファ6の空き
領域を調べ、文字等の2値画像、写真・網点画像等の入
力画像の属性から圧縮後の圧縮符号データ量を予測し、
さらにそれよりある程度余裕を持ってぺージバッファ6
の領域を確保する(ステップ101)。そしてぺージバ
ッファ転送回路22のダウンカウンタを予測した圧縮後
の圧縮符号データ量に(ステップ102)、アドレス生
成回路を領域確保したぺージバッファ6のアドレスに
(ステップ103)、アップカウンタを0に(ステップ
104)、それぞれ初期化する。次に画像を圧縮する圧
縮器4を起動し(ステップ105)、原稿の画像情報を
入力するスキャナ18またはIOCP11に画像情報の
入力を指示する(ステップ106)。このように各部を
設定すると、圧縮符号データをぺージバッファ6の確保
した領域に格納し始め、制御回路2は、画像情報の入力
の終了待ちとなる(ステップ107)。
【0028】ここで、本発明の課題であるオーバーフロ
ーが発生したと仮定する。その場合、画像情報入力中
に、圧縮符号データがぺージバッファ6に確保した全領
域に格納されてしまい、ぺージバッファ転送回路22の
ダウンカウンタが0になる。そのため、ぺージバッファ
転送回路22から制御回路2に割り込み信号が入力され
る(ステップ108)。そこで制御回路2は、割り込み
処理の中で、メモリオーバーフロー発生という制御情報
を記憶し(ステップ109)、ページバッファ6の確保
した領域を越えて他のジョブが使用している領域に上書
きしないようにする。例えば領域を確保したぺージバッ
ファ6内の任意の一定アドレスを生成するようにぺージ
バッファ転送回路22のアドレス生成回路を設定し(ス
テップ110)、割り込み処理を終了する(ステップ1
11)。
【0029】スキャナ18またはIOCP11と、圧縮
器4が画像情報の入力と圧縮の処理を終了すると、制御
回路2は、前記割り込み処理の中で記憶したメモリオー
バーフロー発生という制御情報をチェックする(ステッ
プ112)。そして、オーバーフローが発生しなかった
場合には正常に画像情報の入力処理を終了する(ステッ
プ116)が、本発明の課題であるオーバーフローが発
生した場合には、圧縮器4から出力された圧縮符号デー
タ量を計測する。この計測では、ぺージバッファ転送回
路22のアップカウンタを読み出し、圧縮符号データ量
を読み出す(ステップ113)。
【0030】そして、再度画像情報を入力するために、
今度は計測した正確な圧縮符号データ量でぺージバッフ
ァ6の領域を確保する(ステップ115)。したがっ
て、これ以降は、再度領域確保したぺージバッファ6の
アドレスがぺージバッファ転送回路22のアドレス生成
回路に設定されているので、ステップ103以降のフロ
ーを繰り返し実行する。これにより、ぺージバッファ6
の領域が正確な圧縮符号データ量で確保してあるので、
オーバーフローは発生しえず、正常に画像情報の入力処
理が終了する(ステップ116)。
【0031】以上のような手続きにより、制御回路2
は、オーバーフロー発生と、その時の圧縮符号データ量
を正確に知ることが可能であり、再度画像情報を入力す
る際、ぺージバッファ6から正確な圧縮符号データ量の
領域を確保するようにすれば、再度のメモリオーバーフ
ローが発生しないようにすることができる。
【0032】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記
の実施例では、メモリオーバーフローの発生により領域
を確保したぺージバッファ6内の任意の一定アドレスを
生成するようにぺージバッファ転送回路22のアドレス
生成回路を設定するように説明したが、ぺージバッファ
6への格納を停止して圧縮処理を続行するように構成し
てもよいし、メモリオーバーフロー発生時のダミーアド
レスを予め設定しておくようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、圧
縮符号データ量を計測するカウンタを備え、そのカウン
タによりメモリオーバーフローが発生した場合に圧縮処
理を中断することなく続行させて圧縮符号データ量を測
定するので、リカバリ時には正確な圧縮符号データ量の
領域を確保することができ、メモリオーバーフローを発
生することなないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像処理装置の1実施例構成を示す
図である。
【図2】 ページバッファ転送回路の構成例を示す図で
ある。
【図3】 制御回路2による処理の流れを説明するため
のフローチャートである。
【符号の説明】
1…画像制御装置、2…制御回路、3…MPX(マルチ
プレクサ)、4…圧縮器、5…伸長器、6…ぺージバッ
ファ、7…ハードディスク、8…画像バス、9…スキャ
ナ画像バス、10…IOCP画像バス、11…IOCP
(Input/Output Coprocessor)、12…IOCPぺ
ージバッファ、13…IOCP制御回路、14…画像転
送回路、15…PCデータ入力回路、16…PCデコン
ポーザ、17…PC(パーソナルコンピュータ)、18
…スキャナ、19…ADF(Auto Document Termina
l)、21…UI(User Interface)、22…ぺージバ
ッファ転送回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを入力する画像入力手段と、
    画像データを圧縮符号データに圧縮するデータ圧縮手段
    と、少なくとも1ページ以上の画像データまたは圧縮符
    号データを格納可能なデータ格納手段と、該データ格納
    手段の格納データを記憶・蓄積するデータ記憶手段と、
    圧縮符号データを伸長し圧縮前の元の画像データに復元
    するデータ伸長手段と、画像データを出力する画像出力
    手段と、及び画像入力手段から入力される複数ページ分
    の画像データの圧縮を行うため上記データ格納手段に対
    して圧縮符号データの予測量に基づき格納領域を確保し
    た後、画像データの入力及び圧縮を行うように各手段を
    制御する制御手段とを備え、画像入力手段から入力した
    画像データをデータ圧縮手段で圧縮符号データに圧縮し
    てデータ格納手段に格納しデータ記憶手段に蓄積した
    後、該蓄積したデータを読み出してデータ伸長手段で伸
    長し、画像出力手段に送るように構成した画像処理装置
    において、 画像データを圧縮した圧縮符号データ量を計測するデー
    タ量計測手段及びデータ格納手段の格納領域のオーバー
    フロー検出手段を備え、データ格納手段に確保した格納
    領域が画像データ入力中にオーバーフローした場合に
    は、データ格納手段への圧縮符号データの格納を保留し
    て画像データの入力及び圧縮処理を続行して該画像デー
    タの圧縮符号データ量を計測し、計測した圧縮符号デー
    タ量でデータ格納手段の格納領域を確保して再度画像入
    力を許可することを特徴とする画像処理装置。
JP4040984A 1992-02-27 1992-02-27 画像処理装置 Pending JPH05244367A (ja)

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