JPH05240458A - 個別型空気調和機 - Google Patents

個別型空気調和機

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Publication number
JPH05240458A
JPH05240458A JP4034696A JP3469692A JPH05240458A JP H05240458 A JPH05240458 A JP H05240458A JP 4034696 A JP4034696 A JP 4034696A JP 3469692 A JP3469692 A JP 3469692A JP H05240458 A JPH05240458 A JP H05240458A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outdoor
indoor
outdoor air
main body
duct
Prior art date
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Pending
Application number
JP4034696A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsunori Matsubara
充則 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP4034696A priority Critical patent/JPH05240458A/ja
Publication of JPH05240458A publication Critical patent/JPH05240458A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建物の外壁の美観を向上させ、建築設備設計
と工期の時間短縮を図り、製品の水密気密性能を向上さ
せる。 【構成】 本体1に室内熱交換器と室内送風機とを有す
る室内ユニット部を設け、室内空気吸込口2と室内空気
吹き出し口3を室内ユニット部と連通させ、室内ユニッ
ト部の周囲に室外送風機と室外熱交換器を設けた室外ユ
ニット部の両側方に室外空気吸込口9と室外空気吹き出
し口14を設け、室外空気吸込口9とダクトA11、パ
イプフードA13を接続し、室外空気吹き出し口14と
ダクトB16、パイプフードB17を接続して、室外熱
交換器を熱交換させる構成とし、建物の美観の向上、工
期の短縮化、雨水時の水の浸入防止を図ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビルディング等の壁面
に取り付けられる個別型空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビルディング等に使用される個別
型の空気調和機は建物の壁面に開口部を設け、この開口
部に空気調和機本体を取り付けるタイプのものが多くな
っている。
【0003】従来、この種の個別型空気調和機は(図
3)および(図4)に示すような構成であった。すなわ
ち、空気調和機の本体101の右前方あるいは、図示し
ていないが左前方には室内空気吸込口102が設けら
れ、本体天面右側には室内空気吹き出し口103が設け
られている。前記本体101は壁面104の近くの床1
05に据え付けられ、ペリカウンター106にて覆われ
ている。前記本体101の後部には室外空気吸込口10
7と室外空気吹き出し口108が設けられ、各々チャン
バー109、110と接続され、前記壁面104の上部
のサッシ111に設けられた室外空気吸込用開口部11
2と室外空気吹き出し用開口部113に接続されてい
る。
【0004】この構成において、室内循環空気は矢印I
に示すように、室内空気吸込口102から吸い込まれ、
室内送風機(図示せず)を経て室内熱交換器(図示せ
ず)を通過し、冷却または加熱された空気が前記本体1
01の右側上方に設けられた室内空気吹き出し口103
から室内へと矢印Jに示すように吹き出される。一方、
室外空気は矢印Kに示すように、室外に露出した室外空
気を導入する室外空気吸込用開口部112から吸い込ま
れ、チャンバー109、室外空気吸込口107を経て、
本体101内の室外送風機(図示せず)に吸い込まれ、
室外熱交換器(図示せず)を通って熱交換され、前記室
外空気吹き出し口108から前記チャンバー110を経
て、前記室外空気吹き出し用開口部113から室外へと
矢印Lに示すように吹き出される構成となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の個別
型空調機では、建物の外壁にかなり大きなスリット状の
室外空気吸込用開口部113および、室外空気吹き出し
用開口部113を設けなければならず、建物としてエク
ステリアの美観が損なわれるという問題があった。
【0006】さらに本体101とチャンバー109とサ
ッシ111と外壁の取り合いが複雑であり、標準品で対
応しにくいため、建築および、設備のつめに時間がかか
り、施工時間が非常に長くなるという問題もあった。
【0007】また、少しでもエクステリアの美観を向上
させるため、室外空気吸込用開口部113をサッシ11
1の窓部の近くに設置しなければならず、チャンバー1
09が本体101に対して上部になり、風雨時の水が本
体内に浸入しやすく、部屋内への水の浸入を防止するた
め、本体のシールを防水材で行うが、この防水材の塗布
も困難性を有し、チャンバー109にトラップをとって
水の浸入を防止するとチャンバー109の奥行きが大き
くなってしまうという問題もあった。
【0008】本発明は上記課題を解決するもので、建築
設備設計および、工期の時間短縮を図り、エクステリア
の美観を向上させ、製品の水密、気密性能を向上するこ
とのできる個別型空調機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の個別型空気調和
機は上記目的を達成するために、本体内部に室内熱交換
器と室内送風機とを有する室内ユニット部を設けるとと
もに、室内空気吸込口と室内空気吹き出し口を前記室内
ユニット部と連通させ、前記室内ユニット部の周囲に室
外送風機と室外熱交換器を設けた室外ユニット部の両側
方に、室外空気吸込口と室外空気吹き出し口を設け、前
記室外空気吸込口と室外空気吹き出し口に各々ダクト
A、ダクトBを接続し、前記室外空気吸込口と、前記室
外送風機と、前記室外熱交換器と、前記室外空気吹き出
し口を前記本体の一方端より他方端へ連通するような構
成とする。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成により、ダクトを介して
室外空気吸込口より室外空気を吸込み、室外送風機を経
て、室外熱交換器に流れ、室外空気吹き出し口よりダク
トを介して室外へ排気されるとともに、室内空気吸込口
より流入した空気は室内ユニット部を通って室内空気吹
き出し口より風が吹き出すことにより、冷暖房運転がで
きるため、施工が簡易な構造となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について(図1)お
よび(図2)を参照しながら説明する。
【0012】図に示すように、空気調和機の本体1の中
央付近に室内空気吸込口2が設けられ、本体天面中央付
近には室内空気吹き出し口3が設けられている。前記本
体1は壁面4の近くの床5に据え付けられ、ペリカウン
ター6にて覆われている。前記ペリカウンター6の上部
の吹き出し口7と本体1の室内空気吹き出し口3とは、
ダクト8で接続され、室内ユニット部20を構成してい
る。一方、前記室内ユニット部20の周囲を覆うように
形成された室外ユニット部21であって、前記本体1の
左側方には室外空気吸込口9が設けられ、回転可能なダ
クトベースA10が接続され、床5の近くの壁面4に設
けられた貫通口12に通されたパイプフードA13と、
前記ダクトベースA10とはダクトA11で接続されて
いる。前記本体1の右側方に設けられた室外空気吹き出
し口14には同様に、ダクトベースB15、ダクトB1
6、パイプフードB17が接続されている。前記本体1
内には前記室内空気吸込口2と、前記室内空気吹き出し
口3の間に室内熱交換器(図示せず)と室内送風機(図
示せず)を有する室内ユニット部20を設け、前記室内
ユニット部20の周囲に室外送風機(図示せず)、室外
熱交換器(図示せず)を備え、前記室外空気吸込口9と
前記室外空気吹き出し口14と連通されている。
【0013】上記構成において、室内ユニット部20に
おける室内空気の循環は矢印Aに示すように、室内空気
吸込口2から吸い込まれ、室内熱交換器(図示せず)を
経て室内送風機(図示せず)によって本体1の中央付近
に設けられた室内空気吹き出し口3、ダクト8を通っ
て、ペリカウンター6の吹き出し口7より矢印Bに示す
ように室内へ吹き出すのである。一方、室外ユニット部
21における室外空気は、矢印Cに示すように、ビルデ
ィング等の外壁4に設けられたパイプフードA13から
吸い込まれ、ダクトA11、ダクトベースA10を経
て、室外空気吸込口9から本体1に吸い込まれ、室外熱
交換器(図示せず)を通過して、室内送風機(図示せ
ず)によって室外空気吹き出し口14、ダクトベースB
15、ダクトB16を通って、外壁4に設けられたパイ
プフードB17から矢印Dに示すように室外へ吹き出さ
れる。すなわち、本体1の一方端より外気を取り入れ、
他方端より屋外へ吹き出す構成としている。
【0014】このように本発明の実施例の個別型空気調
和機によれば、建物の外壁4にパイプフード13、17
を2個設置し、それとダクトを介して連結するだけで室
内の冷暖房ができる。
【0015】なお実施例では室外空気吸込口9と室外空
気吹き出し口14が本体1の側面に配置されているが、
室外ユニット部の側方であれば本体1の底部あるいは、
下方部等でもよく、その作用効果に差異を生じない。
【0016】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、本体の室外ユニット部を本体の両側にわた
って連通する構成として、本体より外側にダクトを介し
て室外空気の吸込、吹き出しを行うようにしたため、外
壁にはパイプフードが露出するだけで、エクステリアの
美観が損なわれない個別型空気調和機を提供できる。
【0017】また特別なチャンバーとサッシが不要で、
パイプフードとダクトが標準品で、設置の自由度が大き
いため、建築設備設計と工期の時間短縮を図ることがで
きる個別型空気調和機を提供できる。
【0018】さらにパイプフードを製品本体の下方に設
置する等により製品本体内への風雨時の水の浸入を防止
しやすいため、本体のシールが簡易化できる個別型空気
調和機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の個別型空気調和機の設置透
視斜視図
【図2】同個別型空気調和機の設置断面図
【図3】従来の個別型空気調和機の設置透視斜視図
【図4】同個別型空気調和機の設置断面図
【符号の説明】
1 本体 2 室内空気吸込口 3 室内空気吹き出し口 9 室外空気吸込口 11 ダクトA 14 室外空気吹き出し口 16 ダクトB

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体内部に室内熱交換器と室内送風機とを
    有する室内ユニット部を設けるとともに、室内空気吸込
    口と室内空気吹き出し口を前記室内ユニット部と連通さ
    せ、前記室内ユニット部の周囲に室外送風機と室外熱交
    換器を設けた室外ユニット部の両側方に、室外空気吸込
    口と室外空気吹き出し口を設け、前記室外空気吸込口と
    室外空気吹き出し口に各々ダクトA、ダクトBを接続
    し、前記室外空気吸込口と、前記室外送風機と、前記室
    外熱交換器と、前記室外空気吹き出し口を前記本体の一
    方端より他方端へ連通するよう形成してなる個別型空気
    調和機。
JP4034696A 1992-02-21 1992-02-21 個別型空気調和機 Pending JPH05240458A (ja)

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JP4034696A JPH05240458A (ja) 1992-02-21 1992-02-21 個別型空気調和機

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JP4034696A JPH05240458A (ja) 1992-02-21 1992-02-21 個別型空気調和機

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JP4034696A Pending JPH05240458A (ja) 1992-02-21 1992-02-21 個別型空気調和機

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A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041210

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050408