JPH05240462A - 一体形空気調和機 - Google Patents

一体形空気調和機

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JPH05240462A
JPH05240462A JP4039376A JP3937692A JPH05240462A JP H05240462 A JPH05240462 A JP H05240462A JP 4039376 A JP4039376 A JP 4039376A JP 3937692 A JP3937692 A JP 3937692A JP H05240462 A JPH05240462 A JP H05240462A
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JP
Japan
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air conditioner
air
integrated
building
wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP4039376A
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English (en)
Inventor
Hideaki Koyama
英章 小山
Osamu Seki
修 関
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Hitachi Ltd
Hitachi Shimizu Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Shimizu Engineering Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/27Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
    • Y02A30/274Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies using waste energy, e.g. from internal combustion engine

Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄形化したビル用建材等に組込むに好適で建
屋開口部ペリメータゾーンの空調改善を行える一体形空
気調和機を提供する。 【構成】 室外ユニット部と室内ユニット部を1つの箱
体に収納した一体形空気調和機1において、該室内外ユ
ニットをカーテンウォール2の建物壁内の埋込むととも
に外気導通穴スリット3を設け、該室外ユニットの上部
に吸込口12を底部に吸込口13および吹出口16を設
け、吸込口12は2重窓等で建て込まれた該建物開口部
6に該吸込口4で連通し吸込口13および吹出口16は
外気導通穴スリット3に連通する通路をそれぞれ形成し
て設けたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カーテンウォールに組
付け可能な構造を有して建物壁面開口部ペリメータゾー
ンの空調改善に好適な一体形空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のペリメータゾーン用空気調和機は
特開昭59−38532号や特開昭60−152835
号公報に記載のように床に設置してユニット側面より外
気の吸込および排気を行う構造となっていた。また特開
昭58−17378号公報に記載のように下方から外気
を吸込んで上方に排出する構造のものもあった。
【0003】図8は従来の一体形空気調和機の一例を示
す建物取付状態の断面図である。図8において一体形空
調機(ウォールスルー型)1は室内の床面に設置され、
建物における腰壁(外壁)の屋内側面開口部6に沿って
配置される。そして空調機1の室外ユニット吸排気口2
6は外気の導入口27に接続する。また空調機1の室内
ユニットは床面より矢印で示す空気を吸込み、室内送風
機19により室内熱交換器18で熱交換された空気は上
方より吹出す。なお天井面には通気穴29があり、天井
内の換気ファン28により排熱される。屋内側面開口部
6にはブラインド30がある。図9は従来の一体形空気
調和機の他に例を示す建物取付状態の断面図である。図
9においては図8の建屋開口部6における建込部分が2
重ガラス6等で密閉空間7を構成しており、下面通気穴
31より空気を吸込んで天井内に排熱される。
【0004】上記の従来の一体形空気調和機はペリメー
タゾーンの空調偏在をコントロールするために、天井内
の換気ファン28が必要であって個別にまたは連動して
制御する必要がある。また空調機1の室外ユニット吸排
気口26がそれぞれ背面上部に形成されているので、こ
れに合せて建物腰壁部も図のように水平に近くなるため
に外気の導入口27の所から雨水が侵入しやすく、空調
機1との接続箇所などから雨水がしみ出したりすること
がある。さらに空調機1の全体が腰壁の室内側に突出し
て配置されているので、その体積部だけ室内側空間を狭
めている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術はビル建
物等の壁面内に一体形空気調和機の一部または全部を埋
込んで外観上も室外熱交換器のための吹出口の取付構造
などを改善して好適にする点について十分な配慮がされ
ておらず、最近年の薄形化するビル用建材等に組込むよ
うに一体形空気調和機を構成したものではないという問
題があった。
【0006】本発明の目的は薄形化したビル用建材等に
組込むに好適な一体形空気調和機を提供するとともに、
建屋開口部ペリメータゾーンの空調改善についても行う
ことができるほか、フレッシュエアー取込用送風機の機
能も兼ねることのできる一体形空気調和機を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の一体形空気調和機は、室外ユニット部と室
内ユニット部を1つの箱体に収納した一体形空気調和機
において、建物外壁面に設置された一体形空気調和機が
外壁におけるスパンドレル部を形成して室内側からみて
上半分が腰壁となり、該室内外ユニットを建物壁内に埋
込むとともに該建物外壁面に外気導通穴を開口して設
け、かつ該室外ユニットの上部に室外ユニット部吸込口
を開口して設けるとともに該室外ユニットの底部に室外
ユニット部吸込口および吹出口を開口して設け、上記上
部に開口した室外ユニット部吸込口が2重窓等で建て込
まれた外建物開口部に連通する通路を形成するとともに
上記底面に開口した室外ユニット部吸込口および吹出口
が上記外気導通穴に連通する通路を形成して設けるよう
にしたものである。また上記建物外壁における建物開口
部と一体形空気調和機をモジュールとして一体枠に収納
するようにしたものである。
【0008】さらに上記一体形空気調和機において同一
階の隣接する建物開口部に連通する通路を形成して該建
物開口部などの空調も行うようにしたものである。また
階下天上裏を連通する通路を形成して該天井裏の排熱も
行うようにしたものである。また階下の建物開口部に連
通する通路を形成して該建物開口部などの空調も行うよ
うにしたものである。また上記一体枠を構成する部材に
アルミサッシ等を使用して一体枠を構成・組立てるよう
にしたものである。
【0009】
【作用】上記一体形空気調和機は一体形の薄形箱体ユニ
ットに形成されて建物壁内に埋込まれており、箱体ユニ
ットの底面には室外ユニット部の外気吸込口および吹出
口が開口していて外気は下方吸込み下方吹出し方式とな
っており、また箱形ユニットの上面には室外ユニット部
の上記外気吸込口側に吹込口が開口して、この吹込口が
さらに上段の2重ガラス窓等で建て込まれた建物開口部
の密閉空間と連通し、この密閉空間が上側で居住空間と
空気通気穴で連通しているため、天井面の室内空気はこ
の空気通気穴から吸引され建物開口部の密閉空間を通っ
て箱体ユニット上部から吹込まれ、室外ユニット熱交換
器で熱交換されて上記吹出口からの下方吹出し方式とな
る。この方式は2重ガラス等で建て込まれた建物開口部
の密閉空間の空気層として連通穴により常に室内空気が
流れることから外気との断熱効果が増大し、ペリメータ
ゾーンの空調偏在が解消されるうえ、上記作用によりフ
レッシュエアー取込み用の送風機を兼用できるのでフレ
ッシュエアー取込み用の送風機を兼用できるので、従来
別設置していたフレッシュエアー取込み用送風機が不要
となる。また建物外壁における建物開口部と一体形空気
調和機をモジュールとして一体枠に収納することが可能
である。
【0010】さらに上記一体形空気調和機において同一
階の隣接する建物開口部に連通する通路を形成すること
により、一台の空気調和機で同一階の複数の建物開口部
を含むペリメータゾーンの空調が可能となる。また階下
天井裏に連通する通路を形成することにより、階下天井
裏の排熱も同時に行うことができる。また階下の建物開
口部に連通する通路を形成することにより、上下階の建
物開口部を含むペリメータゾーンの空調が可能である。
また上記一体枠を構成する部材にアルミサッシ等を使用
して一体枠を構成・組立てることができ、該一体枠を構
成する部材に空気調和機を組込むことができる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例を図1から図6により
説明する。図1は本発明による一体形空気調和機の第1
の実施例を示す一体形空気調和機を建物外壁部および開
口部に取付けた状態の断面図である。また図2は図1の
一体形空気調和機の内部構造の斜視図である。図1にお
いて、一体形空気調和機1を組み込んだ建物外壁におけ
るスパンドレル部のカーテンウォール2とその上部に2
重ガラス窓等で建て込まれた建物開口部6の断面を示
し、一体形空気調和機1は薄形箱体ユニットの室外ユニ
ット側の略断面部を示している。建物開口部6の下部の
吸込口4は建物開口部6の密閉空間7と連通し、建物開
口部6お上部室内側には通気穴5が配置されている。一
体形空気調和機1の薄形箱体ユニットの室外ユニット側
の上部に吸込口12が配置され、その内部に室外熱交換
器14および室外送風機15が設けられ、その下面に外
気吸込口13および吹出口16が配置される。これと対
応したカーテンウォール2の外壁に外気導通穴スリット
3が設けられる。なお、室内側天井面にはメインの天埋
空調機9がある。この構成でカーテウォール2に埋込ん
だ箱体ユニットの一体形空気調和機1と建物開口部6が
一体となった構造となる。
【0012】この構成で、空気の流れは矢印で示す天井
面の空気8が通気穴5より吹込まれて2重ガラス窓等で
建て込まれた建物開口部6の密閉空間7を通り、吸込空
気bとして吸込口4から一体形空気調和機1の上部の室
外ユニット側の吸込口12に吸込まれ、室外熱交換器1
4を通って室外送風器15により吹出口16より外気導
通穴スリット3の吸出口からの吹出空気cとなる。また
外気導通穴スリット3には室外ユニットの外気吸込空気
aの外気吸込口および上記吹出空気cの吹出口をそれぞ
れ有する。室内側天井面にはメインの天埋空調機9等が
あって室内の全体空調が行われる。外気条件として熱線
10および冷気11がある。なお、天埋空調機9はない
場合もあってよい。この場合、ダクト等による別の空調
手段による。
【0013】図2において、図1の一体形空気調和機1
の薄形箱体ユニットの内部構造を示している。一体形の
薄形箱体ユニットの室外ユニットの上部に室外ユニット
吹込口12を開口して設けて、底面に室外ユニット吸込
口13および吹出口16を開口して設けており、内部に
室外熱交換機14と室外送風機15が配置される。また
室内ユニットの前面下側に室内ユニット吹込口17を開
口して設け、内部に室内熱交換機18と室内送風機19
と圧縮機20が配置された構造である。
【0014】この構成で、図1の外気導通穴スリット3
の外気吹込口よりの室外吹込空気aは図2の下面外気吸
込口13より吸込まれる一方、図1の吸込口4よりの上
記吹込空気bも上面吸込口12より同時に吸込まれ、共
に室外熱交換器14を通って室外送風器15により下面
吹出口16より図1の外気導通穴スリット3の吹出口よ
りの吹出空気cとなって室外に排出される。また室内吸
込空気は室内ユニット吸込口17より吸込まれ、室内熱
交換器18を通って室内送風機19により図2の吹出空
気dとして室内に調和空気が吹出される。なお圧縮機2
0および冷凍サイクルの詳細は説明を省略するが、室外
熱交換器14と室内熱交換器18は冷凍回路で冷媒が連
結されていて、室外熱交換器14で外気吸込空気aに熱
を回収させ、冷却された冷媒を室内熱交換器18に送っ
て室内吸込空気から熱を回収して吹出空気dとしてい
る。
【0015】本実施例によれば、建物開口部6の2重ガ
ラス窓等空間の上部通気穴5から室内天井部の空気8を
吸込み、一体形空気調和機1の室外ユニット用熱交換器
14の吸込側に吸込口4,12の連通路を形成したこと
により、2重ガラス窓等密閉空間には空気流が流れるよ
うになり、この空気流は室内温度に近い空気層となるた
め熱線10や冷気11の外気温度の進入または放射に対
して断熱効果が高く、ペリメータゾーンの温度改善に有
効である。また室外送風機15で排熱するため、従来天
井裏の排熱に使用していた送風機(全熱交換器を含む)
は不要となって制御の手段も設ける必要がなく、加えて
フレッシュエアー用の送風機を兼用することができるた
め、従来別設置していた送風機が不要となる。
【0016】また一体形空気調和機1の室外ユニット部
の吸排気口13,16は底面に配置されているため、降
雨時の雨水がユニット内に侵入することがないので腐食
等が防止できる。また上部の吹込口12は建物開口部6
に直接に接続可能なため、通路の形成が簡単な構造でで
きて工事費が安価にできるとともに、空調機1の室内側
への突出がないため床面積が節約できる。さらには応用
例として、建物開口部6と連通している一体形空気調和
機1への空気吸込口4にダンパー(図示せず)を設けて
もよく、これを室温またはペリメータゾーンの温度を感
知して開閉制御させれば、さらにきめ細かい空調が可能
となる。
【0017】図3は本発明による一体形空気調和機の第
2の実施例を示す一体枠のカーテンウォールと一体形空
気調和機との取付関係の斜視図である。図3において、
建物外壁における建物開口部6と図1および図2のカー
テンウォール2に組み込んだ一体形空気調和機1とをモ
ジュールとして一体枠21に収納する組込関係位置を示
している。一体枠21のカーテンウォールの上部に建物
開口部6が配置され、この建物開口部6は2重ガラス窓
等で建て込まれており、内部に密閉空間7を形成し、上
部屋内側に通気穴5を設け、下部に上面吸込口12aが
設けられる。一体枠21のカーテンウォールの下部に一
体形空気調和機1の収納空間が配置され、この下面に外
気導通穴スリット3の下面外気吸込口13aおよび吹出
口16aが設けられる。この一体形空気調和機1と一体
枠27とのそれぞれの上面吸込口12,12aと下面外
気吸込口13,13aおよび吹出口16a,16は組込
関係において相対位置で連通路を形成する。化粧カバー
パネル1aは一体形空気調和機1の前面カバーとして装
着され、一体枠27の外壁には外壁パネル1bがある。
一体枠21は形成する部材にアルミサッシ等を使用して
構成・組立てる方式をとっており、一体形空気調和機1
の箱体ユニットは一体枠21を構成する部材に組込まれ
る。上記構成で、一体形空気調和機1の作用は図1およ
び図2と同様である。
【0018】図4は本発明による一体形空気調和機の第
3の実施例を示す同一階に隣接して設置された図3の一
体枠のカーテンウォールの建物開口部の間に連通路を設
けた構造の取付関係の斜視図である。また図5は図4の
建物開口部の部分断面図である。図4および図5におい
て、同一階に隣接して図3と同じく建物開口部6を有す
るアルミサッシ等で形成された一体枠21を複数配置し
た場合に一体形空気調和機1を搭載のものと搭載しない
ものの組合せを示している。これらの隣接する一体枠2
1の側面に建物開口部27を横に連通する連通穴22が
設けられる。この構成で、隣接する建物開口部6内の密
閉空間7はそれぞれ連通穴22で連通されるため、各建
物開口部6の上部室内側の通気穴5より吹込まれた空気
は矢印で示す空気流となって連通穴22から吸込まれ、
上面吸込口12a,12より一体形空気調和機1の室外
ユニット熱交換器に導入されるので、1第の空気調和機
1で複数の建物開口部6内の密閉空間7を含むペリメー
タゾーンの空間が可能である。図4のパネル1bはパネ
ル1aと同一寸法レベルで装着される。なお本実施例は
図3の一体枠21の側面に連通穴22を設けたが、これ
に限定されるものではなく各建物開口部6内の密閉空間
7から一台の空調機1の室外熱交換器に導く空気連通路
を形成することができる。したがって本実施例と同様の
ものは図1の一体形空気調和機1にも実施できる。
【0019】図6は本発明による一体形空気調和機の第
4の実施例を示す階下天井裏にも通気穴を設けた構造の
部分断面図である。図6において、図1と同じ一体形空
気調和機1の下部のカーテンウォール2の下側面の階下
天井裏に相対する位置にも通気穴23を配設し、一体形
空気調和機1の室外ユニット送風機15の下側面側の吸
込通路に連通させている。この構成で、階下天井裏の排
熱も矢印で示す流れとして一体形空気調和機1の室外ユ
ニット送風機15に同時に導入し、外気導通穴スリット
3の吸出口からの吹出空気cとする。なお、本実施例と
同様の構造は図3の一体形空気調和機1の一体枠21の
下側面に階下天井部空間に接するように通気穴23を配
設し、空気調和機1の室外ユニット送風機吹込通路に連
通させることにより実施できる。
【0020】図7は本発明による一体形空気調和機の第
5の実施例を示す階下建物開口部にも連通穴を設けた構
造の部分断面図である。図7において、図1と同じ一体
形空気調和機1の下部のカーテンウォール2の底部に連
通穴24を配設し、階下建物開口部6にも上部通気穴2
5が設けられ、図6と同じく一体形空気調和機1の室外
ユニット送風機15の下側面側の吹込通路に連通させて
いる。この構成で、階下建物開口部6からの空気も矢印
で示す流れとして一体形空気調和機1の室外ユニット1
5に同時に導入し、外気導通穴スリット3の吹出口から
の吹出空気とする。なお本実施例と同様の構造は図3の
一体形空気調和機1の一体枠27の底部に連通穴24を
配設して階下一体枠との連通路を形成し、階下一体枠に
は上部通気穴25を設けることにより実施できる。また
図6および図7の応用例として室外ユニット送風機15
の下吹込側にダンパー(図示せず)を配設して開閉制御
するようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので以下に記載されるような効果を奏する。建物外
壁における建物開口部の2重ガラス窓等空間の上部通気
穴から室内天井部の空気を吸込み、スパンドレル部のカ
ーテンウォールに組込んだ一体形空気調和機の室外ユニ
ット用熱交換機吸込側への連通路を形成したことによ
り、2重ガラス窓等密閉空間には空気流が流れて該空気
流が室内温度に近い空気層となるため、外気温度の進入
または放射に対して断熱効果が高くなってペリメータゾ
ーンの温度改善に効果がある。さらに室外ユニット用送
風機で排熱するため従来天井裏の排熱に使用していた送
風機(全熱交換器を含む)が不要となって該制御手段も
設ける必要がないうえ、フレッシュエアー用の送風機を
兼用することができるため従来別設置されていたフレッ
シュエアー取込み用の送風機が不要となる。また建物外
壁における建物開口部と一体形空気調和機をモジュール
として一体枠に収納することが可能である。
【0022】さらに上記一体形空気調和機において同一
階の隣接する建物開口部に連通する通路を形成すること
により、一台の空気調和機で同一階の複数の建物開口部
を含むペリメータゾーンの空調が可能である。また階下
天井裏に連通する通路を形成することにより、階下天井
裏の排熱も同時に行うことができる。また階下の建物開
口部に連通する通路を形成することにより、上下階の建
物開口部を含むペリメータゾーンの空調が可能である。
また上記一体枠をアルミサッシ等を使用して一体枠を構
成・組立てることができ、該一体枠を構成する部材に空
気調和機を組込むことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の取付断面図
【図2】図1の内部構造斜視図
【図3】本発明の第2実施例の取付斜視図
【図4】本発明の第3実施例の取付斜視図
【図5】図4の部分断面図
【図6】本発明の第4実施例の部分断面図
【図7】本発明の第5実施例の部分断面図
【図8】従来の一例の取付断面図
【図9】従来の他の例の取付断面図
【符号の説明】
1…一体形空気調和機、2…カーテンウォール、3…外
気導通穴スリット、4…吹込口、5…通気穴、6…建物
開口部、7…密閉空間、8…天井面空気、9…メイン天
埋空調機、10…熱線、11…冷気、12…上面吸込
口、13…下面外気吸込口、14…室外熱交換機、15
…室外送風機、16…吹出口、17…室内ユニット吸込
口、18…室内熱交換機、19…室内送風機、20…圧
縮機、21…一体枠、22…連通穴、23…通気穴、2
4…連通穴、25…上部通気穴、a…室外ユニットの吸
込空気、b…吸込空気、c…吹出空気。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物外壁面に設置された一体形空気調和
    機は外壁におけるスパンドレル部を形成すると共に室内
    側からみて上半分は腰壁はなり、壁パネル体の上方に開
    口した室外ユニット部吸込口は2重窓等で建て込まれた
    建物開口部に連通する通路を形成すると共に下方に開口
    した室外ユニット部吸込口および吹出口は外壁に設けた
    外気導通穴に連通する通路を形成して設けたことを特徴
    とする一体形空気調和機。
  2. 【請求項2】 建物外壁における建物開口部と一体形空
    気調和機をモジュールとして一体枠に収納したことを特
    徴とする請求項1記載の一体形空気調和機。
  3. 【請求項3】 同一階の隣接する建物開口部に連通する
    通路を形成して該建物開口部などの空調も行うことを特
    徴とする請求項1または請求項2記載の一体形空気調和
    機。
  4. 【請求項4】 階下天上裏に連通する通路を形成して該
    天上裏の排熱も行うことを特徴とする請求項1または請
    求項2記載の一体形空気調和機。
  5. 【請求項5】 階下の建物開口部に連通する通路を形成
    して該建物開口部などの空調を行うことを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の一体形空気調和機。
  6. 【請求項6】 一体枠を構成する部材にアルミサッシ等
    を使用して一体枠を構成・組立てたことを特徴とする請
    求項2記載の一体形空気調和機。
JP4039376A 1992-02-26 1992-02-26 一体形空気調和機 Pending JPH05240462A (ja)

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