JPH05238328A - 自動車用ウエザストリップ - Google Patents
自動車用ウエザストリップInfo
- Publication number
- JPH05238328A JPH05238328A JP4080398A JP8039892A JPH05238328A JP H05238328 A JPH05238328 A JP H05238328A JP 4080398 A JP4080398 A JP 4080398A JP 8039892 A JP8039892 A JP 8039892A JP H05238328 A JPH05238328 A JP H05238328A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weather strip
- side wall
- lip
- edge
- section
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- Granted
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- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車ボデーの開口縁に沿って取付けられる
ウエザストリップであって、車室内の側面や天井を覆う
ガーニッシュや天井材等の内装材の端縁を組付作業性よ
く密着させることができるウエザストリップを提供する
ことである。 【構成】 ウエザストリップ4Aの断面U字形をなす取
付基部41の車室内側の側壁411に、取付基部底面寄
りの位置から車室内方向へ張り出す剛性を有する根元部
452と、この根元部452の先端から反転して、更に
側壁411の先端方向へ伸びるリップ部450とを備え
た衝合部45を設け、該リップ部450の傾斜した面を
内装材5Aの端縁51の当り面451とした。
ウエザストリップであって、車室内の側面や天井を覆う
ガーニッシュや天井材等の内装材の端縁を組付作業性よ
く密着させることができるウエザストリップを提供する
ことである。 【構成】 ウエザストリップ4Aの断面U字形をなす取
付基部41の車室内側の側壁411に、取付基部底面寄
りの位置から車室内方向へ張り出す剛性を有する根元部
452と、この根元部452の先端から反転して、更に
側壁411の先端方向へ伸びるリップ部450とを備え
た衝合部45を設け、該リップ部450の傾斜した面を
内装材5Aの端縁51の当り面451とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車ボデーのドア開
口やウインド開口の開口縁に沿って取付けられるウエザ
ストリップ、特に車室内側の側面に自動車の内装材の端
縁が衝合されるウエザストリップに関するものである。
口やウインド開口の開口縁に沿って取付けられるウエザ
ストリップ、特に車室内側の側面に自動車の内装材の端
縁が衝合されるウエザストリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記開口縁に取付けられるウエザストリ
ップとして、開口縁に沿って形成したフランジに組付け
られる断面U字形の取付基部を備えたものが一般に用い
られている。
ップとして、開口縁に沿って形成したフランジに組付け
られる断面U字形の取付基部を備えたものが一般に用い
られている。
【0003】このウエザストリップの取付基部の車室内
側の側面に、天井材や、車室の側面部を覆うガーニッシ
ュ等の内装材の端縁を衝合させる場合、ウエザストリッ
プや内装材の取付けバラツキで衝合部に隙間が生じやす
い。
側の側面に、天井材や、車室の側面部を覆うガーニッシ
ュ等の内装材の端縁を衝合させる場合、ウエザストリッ
プや内装材の取付けバラツキで衝合部に隙間が生じやす
い。
【0004】そこで、この隙間対策として、取付基部の
車室内側の側壁に、上記衝合部よりも上方位置から車室
方向へ突出するリップを設けて、このリップで衝合部を
上から覆い隠す手段や(実開昭57−108483
号)、取付基部の車室内側の側壁に、該側壁とほぼ平行
な側面部を有して該側壁とで矩形ないしは長円形をなす
中空部を形成し、中空部の側面に内装材の端縁を押し当
てる手段(実開昭57−159813号)がとられてい
る。
車室内側の側壁に、上記衝合部よりも上方位置から車室
方向へ突出するリップを設けて、このリップで衝合部を
上から覆い隠す手段や(実開昭57−108483
号)、取付基部の車室内側の側壁に、該側壁とほぼ平行
な側面部を有して該側壁とで矩形ないしは長円形をなす
中空部を形成し、中空部の側面に内装材の端縁を押し当
てる手段(実開昭57−159813号)がとられてい
る。
【0005】しかしながら前者の手段では、衝合部はそ
の上部がリップで覆われるものの内装材の端縁にリップ
が密着せずに両者間に隙間ができたり、あるいは内装材
のウエザストリップに対する取付方向によっては、リッ
プが取付基部の側面と内装材の端縁との間にかみ込まれ
たりする。
の上部がリップで覆われるものの内装材の端縁にリップ
が密着せずに両者間に隙間ができたり、あるいは内装材
のウエザストリップに対する取付方向によっては、リッ
プが取付基部の側面と内装材の端縁との間にかみ込まれ
たりする。
【0006】また後者の手段では、内装材の端縁の中空
部に対する組付け方向によっては、端縁が中空部にひっ
掛けたりして組付作業性がよくない。また、中空部が片
寄った変形をして見栄えが悪い。
部に対する組付け方向によっては、端縁が中空部にひっ
掛けたりして組付作業性がよくない。また、中空部が片
寄った変形をして見栄えが悪い。
【0007】
【本発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、内
装材の端縁を組付作業性よく衝合密着させることができ
るウエザストリップを提供することを課題としてなされ
たものである。
装材の端縁を組付作業性よく衝合密着させることができ
るウエザストリップを提供することを課題としてなされ
たものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は図2に例示する
ように、ウエザストリップ4Aの取付基部41の車内側
の側壁411に、取付基部底面寄りの位置から車内方向
に張り出す剛性を有する根元部452と、該根元部45
2の先端から反転して上記側壁411に向って延出し、
自動車内装材5Aの端縁51が当接する傾斜した当たり
面451を有するリップ部450とよりなる衝合部45
を形成したことを特徴とするものである。リップ部は、
図2に示すすリップ部450の如く、先端を取付基部4
1の車室内側の側壁411に結合させて側壁411とで
中空部を形成するようにしてもよいし、あるいは図6に
示すリップ部470の如く、先端を自由端としてもよ
い。
ように、ウエザストリップ4Aの取付基部41の車内側
の側壁411に、取付基部底面寄りの位置から車内方向
に張り出す剛性を有する根元部452と、該根元部45
2の先端から反転して上記側壁411に向って延出し、
自動車内装材5Aの端縁51が当接する傾斜した当たり
面451を有するリップ部450とよりなる衝合部45
を形成したことを特徴とするものである。リップ部は、
図2に示すすリップ部450の如く、先端を取付基部4
1の車室内側の側壁411に結合させて側壁411とで
中空部を形成するようにしてもよいし、あるいは図6に
示すリップ部470の如く、先端を自由端としてもよ
い。
【0009】
【作用】車室の内装材を組付けるとき、図2に示すよう
に内装材5Aの端縁51は側壁411の横方向から組付
けられ、あるいは図4に示す内装材5Bの如く取付基部
41の開口側から組付けられるが、いずれの方向から組
付けられても、内装材5Aの端縁51はリップ部450
の当り面451にひっ掛かりなく該当り面451に圧接
するように組付けられる。なお、衝合部45は、根元部
452が剛性を有しているため、どの方向から内装材5
Aの端縁51を組付けても衝合部45が片寄った変形を
して見栄えを悪くさせるようなことはない。
に内装材5Aの端縁51は側壁411の横方向から組付
けられ、あるいは図4に示す内装材5Bの如く取付基部
41の開口側から組付けられるが、いずれの方向から組
付けられても、内装材5Aの端縁51はリップ部450
の当り面451にひっ掛かりなく該当り面451に圧接
するように組付けられる。なお、衝合部45は、根元部
452が剛性を有しているため、どの方向から内装材5
Aの端縁51を組付けても衝合部45が片寄った変形を
して見栄えを悪くさせるようなことはない。
【0010】
【実施例】図1に示す自動車において、バックドア1用
の開口、およびサイドドア2用の開口には、開口縁に沿
ってウエザストリップが取付けられている。
の開口、およびサイドドア2用の開口には、開口縁に沿
ってウエザストリップが取付けられている。
【0011】図2は上記バックドア1用の開口に沿って
一連に取付けられるウエザストリップを示すもので、ウ
エザストリップ4Aは、断面U字形の取付基部41と、
基部41の底面から上方へ突出する中空状のシール部4
2と、取付基部41の一方の側壁412の先端から車室
外方へ突出するボデーシールリップ43と、他方の側壁
411から車室内方へ伸び出す衝合部45を備え、取付
基部41には保形用インサート44が埋設されている。
ウエザストリップ4Aは押出成形体で、シール部42、
ボデーシールリップ43および衝合部45のリップ部4
50はスポンジゴムから成り、他の部分はソリッドゴム
から成る。
一連に取付けられるウエザストリップを示すもので、ウ
エザストリップ4Aは、断面U字形の取付基部41と、
基部41の底面から上方へ突出する中空状のシール部4
2と、取付基部41の一方の側壁412の先端から車室
外方へ突出するボデーシールリップ43と、他方の側壁
411から車室内方へ伸び出す衝合部45を備え、取付
基部41には保形用インサート44が埋設されている。
ウエザストリップ4Aは押出成形体で、シール部42、
ボデーシールリップ43および衝合部45のリップ部4
50はスポンジゴムから成り、他の部分はソリッドゴム
から成る。
【0012】取付基部41は、バックドア用開口縁に沿
うようにボデーパネル3に形成されたフランジ31に、
側壁411を室内側として組付けられる。
うようにボデーパネル3に形成されたフランジ31に、
側壁411を室内側として組付けられる。
【0013】衝合部45は、側壁411の取付基部底面
寄りの位置からほぼ垂直に車室内方向へ張り出す根元部
452と、この根元部452の先端から反転して側壁4
11の先端方向へ伸びて該先端と結合するリップ部45
0とを備えている。これにより、側壁411と衝合部4
5とで断面ほぼ三角形状の中空部が形成され、リップ部
450は側壁411に対して傾斜する当り面451を有
する。側壁411からは衝合部45の根元部452にソ
リッドゴムの突起部410が突出しており根元部452
に剛性を付与している。
寄りの位置からほぼ垂直に車室内方向へ張り出す根元部
452と、この根元部452の先端から反転して側壁4
11の先端方向へ伸びて該先端と結合するリップ部45
0とを備えている。これにより、側壁411と衝合部4
5とで断面ほぼ三角形状の中空部が形成され、リップ部
450は側壁411に対して傾斜する当り面451を有
する。側壁411からは衝合部45の根元部452にソ
リッドゴムの突起部410が突出しており根元部452
に剛性を付与している。
【0014】車室には内装材として、両側面にこれ等を
覆うガーニッシュ5Aが組付けられ、天井にこれを覆う
天井材が組付けられる。
覆うガーニッシュ5Aが組付けられ、天井にこれを覆う
天井材が組付けられる。
【0015】図2に示すように車室側面のガーニッシュ
5Aは、その端縁51が、室内側から衝合部45の当り
面451に押込まれるように組付けられ、図3に示すよ
うに押込み状態で当り面451に密着する。組付け時、
上記端縁51は上記根元部452にて支持された傾斜し
た当り面451に押付けられるから、ひっ掛りなく円滑
に押込まれて組付作業性がよく、かつ衝合部45には不
規則な変形が生じない。
5Aは、その端縁51が、室内側から衝合部45の当り
面451に押込まれるように組付けられ、図3に示すよ
うに押込み状態で当り面451に密着する。組付け時、
上記端縁51は上記根元部452にて支持された傾斜し
た当り面451に押付けられるから、ひっ掛りなく円滑
に押込まれて組付作業性がよく、かつ衝合部45には不
規則な変形が生じない。
【0016】一方、図4に示すように表皮50にて被覆
された天井材5Bは、車室天井に向かって上方向へ組付
けられる。このとき、天井材5Bの端縁51は、衝合部
45の傾斜した当り面451を滑るようにして持ち上げ
られ、当り面451と密着する。従って組付作業性がよ
く、また衝合部45に不規則な変形が生じない。
された天井材5Bは、車室天井に向かって上方向へ組付
けられる。このとき、天井材5Bの端縁51は、衝合部
45の傾斜した当り面451を滑るようにして持ち上げ
られ、当り面451と密着する。従って組付作業性がよ
く、また衝合部45に不規則な変形が生じない。
【0017】このように、バックドア開口縁に一連に取
付けたウエザストリップ4Aには、ガーニッシュ5Aお
よび天井材5Bの各端縁51がそれぞれ異なった方向か
ら組付けられるが、傾斜した当り面451を有するリッ
プ部450を設けたことで、組付作業性よく、上記端縁
51を当り面451に密着衝合させることができる。
付けたウエザストリップ4Aには、ガーニッシュ5Aお
よび天井材5Bの各端縁51がそれぞれ異なった方向か
ら組付けられるが、傾斜した当り面451を有するリッ
プ部450を設けたことで、組付作業性よく、上記端縁
51を当り面451に密着衝合させることができる。
【0018】図5は、車体のサイドドア2用の開口縁に
沿って取付けられるウエザストリップを示すもので、ウ
エザストリップ4Bは、ボデーパネル3の開口フランジ
32に取付けられる断面U字形の取付基部41と、車室
外側の側壁412に形成されてサイドドア閉時にドアフ
レーム60が圧接される中空状のシール部42bと、車
室内側の側壁411に形成し、ルーフサイドガーニッシ
ュ5Cの端縁51が押付けられる衝合部46を備えてい
る。
沿って取付けられるウエザストリップを示すもので、ウ
エザストリップ4Bは、ボデーパネル3の開口フランジ
32に取付けられる断面U字形の取付基部41と、車室
外側の側壁412に形成されてサイドドア閉時にドアフ
レーム60が圧接される中空状のシール部42bと、車
室内側の側壁411に形成し、ルーフサイドガーニッシ
ュ5Cの端縁51が押付けられる衝合部46を備えてい
る。
【0019】衝合部46は、側壁411の取付基部底面
側の端部からほぼ垂直に車室内方向へ張り出す厚肉で剛
性を有する根元部462と、この根元部462の先端か
ら反転して側壁411の先端方向へ伸びて該先端と結合
するリップ部460を備えている。なお、リップ部46
0は、側壁411に対して傾斜した当り面461を備え
ている。
側の端部からほぼ垂直に車室内方向へ張り出す厚肉で剛
性を有する根元部462と、この根元部462の先端か
ら反転して側壁411の先端方向へ伸びて該先端と結合
するリップ部460を備えている。なお、リップ部46
0は、側壁411に対して傾斜した当り面461を備え
ている。
【0020】ルーフサイドガーニッシュ5Cの端縁51
は、車室内中央側から外方向へとリップ部460の傾斜
した当り面461に組付けられる。しかして、この場合
も、図2および図3に示すガーニッシュ5Aのように、
ルーフサイドガーニッシュ5Cの端縁51は円滑かつ密
着性よく上記当り面461に組付けられる。
は、車室内中央側から外方向へとリップ部460の傾斜
した当り面461に組付けられる。しかして、この場合
も、図2および図3に示すガーニッシュ5Aのように、
ルーフサイドガーニッシュ5Cの端縁51は円滑かつ密
着性よく上記当り面461に組付けられる。
【0021】図6は、バックドア用開口の開口縁に取付
けられるウエザストリップの他の実施例を示すものであ
る。
けられるウエザストリップの他の実施例を示すものであ
る。
【0022】このウエザストリップ4Cの、上記ウエザ
ストリップ4Aとの相違点は、取付基部41の車室内側
の側壁411に設けて傾斜した当り面471を有するリ
ップ部470は、その先端が側壁411の先端まで伸び
ているが側壁411と結合されずに自由端となってお
り、また、衝合部47の根元部472側は、スポンジゴ
ム材料が側壁411から底面に至る室内側の全面を覆っ
ている。
ストリップ4Aとの相違点は、取付基部41の車室内側
の側壁411に設けて傾斜した当り面471を有するリ
ップ部470は、その先端が側壁411の先端まで伸び
ているが側壁411と結合されずに自由端となってお
り、また、衝合部47の根元部472側は、スポンジゴ
ム材料が側壁411から底面に至る室内側の全面を覆っ
ている。
【0023】リップ部470の先端を自由端としたこと
で、傾斜した当り面471が内装材の端縁によって押込
まれたときのリップ部470の追従性が良好である。ま
た、取付基部41の室内側の面は全面がスポンジゴム面
で統一されて見栄えがよい。
で、傾斜した当り面471が内装材の端縁によって押込
まれたときのリップ部470の追従性が良好である。ま
た、取付基部41の室内側の面は全面がスポンジゴム面
で統一されて見栄えがよい。
【0024】図7は、バックドア用開口の開口縁に取付
けられるウエザストリップの更に他の実施例を示すもの
である。
けられるウエザストリップの更に他の実施例を示すもの
である。
【0025】このウエザストリップ4Dの、上記ウエザ
ストリップ4Aとの相違点は、リップ部480の長さを
短くした点である。すなわち、取付基部41の室内側の
側壁411にからほぼ垂直に車室内方向へ突出する剛性
を有する根元部482と、この根元部482の先端から
反転して上記側壁411に向って延出し湾曲した当り面
481を有するリップ部480とを備えた衝合部48に
おいて、リップ部480の長さを根元部482の突出長
さとほぼ同じとしてリップ部480の内面にソリッドゴ
ム材410を延出させてある。
ストリップ4Aとの相違点は、リップ部480の長さを
短くした点である。すなわち、取付基部41の室内側の
側壁411にからほぼ垂直に車室内方向へ突出する剛性
を有する根元部482と、この根元部482の先端から
反転して上記側壁411に向って延出し湾曲した当り面
481を有するリップ部480とを備えた衝合部48に
おいて、リップ部480の長さを根元部482の突出長
さとほぼ同じとしてリップ部480の内面にソリッドゴ
ム材410を延出させてある。
【0026】ガーニッシュ5Dの端縁51は、本体部か
らL字状に折れ曲がり、長さは上記リップ部480の長
さとほぼ同じである。そして端縁51は、衝合部48の
リップ部480の湾曲した当り面481を押し込み、該
リップ部480を根元部482との間で挟み込んだ形で
組付けられる。なお、リップ部480の内側にソリッド
ゴム材料を延出させることで成形時の形状のバラツキを
減少させることができ、リップ部480の長さを短くす
ることができる。また、上記各実施例において、根元部
とリップ部との間の反転部位の内側にノッチを入れてお
けば、リップ部がさらに折れ曲り易くなり、内装材の端
縁との衝合がより簡単かつ確実なものとなる。
らL字状に折れ曲がり、長さは上記リップ部480の長
さとほぼ同じである。そして端縁51は、衝合部48の
リップ部480の湾曲した当り面481を押し込み、該
リップ部480を根元部482との間で挟み込んだ形で
組付けられる。なお、リップ部480の内側にソリッド
ゴム材料を延出させることで成形時の形状のバラツキを
減少させることができ、リップ部480の長さを短くす
ることができる。また、上記各実施例において、根元部
とリップ部との間の反転部位の内側にノッチを入れてお
けば、リップ部がさらに折れ曲り易くなり、内装材の端
縁との衝合がより簡単かつ確実なものとなる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、ウエザ
ストリップの取付基部の車室内側の側壁に剛性を有する
根元部と、傾斜もしくは湾曲した当り面を有するリップ
部とを備えた衝合部を設け、この衝合部のリップ部にお
ける傾斜もしくは湾曲した当り面に内装材端縁を衝合さ
せるようにしたので、内装材端縁のウエザストリップに
対する組付方向が変化しても、作業性よく内装材端縁を
上記衝合部に衝合密着させることができる。
ストリップの取付基部の車室内側の側壁に剛性を有する
根元部と、傾斜もしくは湾曲した当り面を有するリップ
部とを備えた衝合部を設け、この衝合部のリップ部にお
ける傾斜もしくは湾曲した当り面に内装材端縁を衝合さ
せるようにしたので、内装材端縁のウエザストリップに
対する組付方向が変化しても、作業性よく内装材端縁を
上記衝合部に衝合密着させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウエザストリップが適用される自動車
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】図1のII−II線に沿う位置での本発明のウエザ
ストリップの断面図である。
ストリップの断面図である。
【図3】図1のII−II線に沿う位置での内装材が組付け
られた本発明のウエザストリップの断面図である。
られた本発明のウエザストリップの断面図である。
【図4】図1のIV−IV線に沿う位置での内装材が組付け
られた本発明のウエザストリップの断面図である。
られた本発明のウエザストリップの断面図である。
【図5】図1のV−V線に沿う位置での内装材が組付け
られた本発明のウエザストリップの断面図である。
られた本発明のウエザストリップの断面図である。
【図6】本発明の他のウエザストリップの断面図であ
る。
る。
【図7】本発明の更に他のウエザストリップの断面図で
ある。
ある。
1 バックドア 2 サイドドア 3 ボデーパネル 4A、4B、4C、4D ウエザストリップ 41 取付基部 411 車室内側の側壁 42 シール部 45、46、47、48 衝合部 450、460、470、480 リップ部 451、461、471、481 当り面 452、462、472、482 根元部 5A、5B、5C、5D 内装材
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車ボデーの開口部の開口縁に沿って
取付けられるウエザストリップであって、断面U字形の
取付基部を備え、該取付基部の車室内側の側壁外面に、
取付基部底面寄りの位置から車室内方向へ張り出す剛性
を有する根元部と、該根元部の先端から反転して前記車
室内側の側壁に向って延出し、自動車内装材端縁が当接
する傾斜もしくは湾曲した当たり面を有するリップ部と
よりなる衝合部を形成したことを特徴とする自動車用ウ
エザストリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4080398A JP2677109B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 自動車用ウエザストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4080398A JP2677109B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 自動車用ウエザストリップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05238328A true JPH05238328A (ja) | 1993-09-17 |
JP2677109B2 JP2677109B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=13717186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4080398A Expired - Fee Related JP2677109B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 自動車用ウエザストリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2677109B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009061833A (ja) * | 2007-09-04 | 2009-03-26 | Nishikawa Rubber Co Ltd | ドアガラスインナーウエザーストリップ |
JP2010202019A (ja) * | 2009-03-03 | 2010-09-16 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | ウェザーストリップ |
JP2011116228A (ja) * | 2009-12-03 | 2011-06-16 | Nishikawa Rubber Co Ltd | ウェザストリップ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58120720A (ja) * | 1982-01-11 | 1983-07-18 | Kawasaki Steel Corp | 調質鋼の製造方法 |
-
1992
- 1992-03-02 JP JP4080398A patent/JP2677109B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS58120720A (ja) * | 1982-01-11 | 1983-07-18 | Kawasaki Steel Corp | 調質鋼の製造方法 |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2677109B2 (ja) | 1997-11-17 |
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