JPH0522940U - トランスミツシヨンのシフトワイヤの取り回し構造 - Google Patents

トランスミツシヨンのシフトワイヤの取り回し構造

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JPH0522940U
JPH0522940U JP8112591U JP8112591U JPH0522940U JP H0522940 U JPH0522940 U JP H0522940U JP 8112591 U JP8112591 U JP 8112591U JP 8112591 U JP8112591 U JP 8112591U JP H0522940 U JPH0522940 U JP H0522940U
Authority
JP
Japan
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shift
transmission
rod
wire
shift wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP8112591U
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English (en)
Inventor
英司 武山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Machine Industry Co Ltd
Original Assignee
Aichi Machine Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aichi Machine Industry Co Ltd filed Critical Aichi Machine Industry Co Ltd
Priority to JP8112591U priority Critical patent/JPH0522940U/ja
Publication of JPH0522940U publication Critical patent/JPH0522940U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シフトロッドの取り出しがフロント側となっ
たとしてもシフトワイヤの取り回す曲率を大きく取るこ
とができる。 【構成】 トランスミッションの車両のフロント側に取
り出されるシフトロッド12において、該シフトロッド
12の取出端部よりこま型自在軸継手16を介してリン
ケージロッド14の上端を前記トランスミッションの上
部より突出状に垂直保持してシフトワイヤ30を取り回
す。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばワンボックスカーにおけるトランスミッションのシフトワイ ヤの取り回し構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3に示す現状の例えばワンボックスカーにおけるトランスミッション1にお いては、ギヤ配列やシャフト部品の構成,エンジンルームのスペース等からシフ トロッド2の取出方向を決定するものであるが、副伝達径路を持った無段変速機 からなるトランスミッション1ではシフトロッド2をフロントF側へ取り出すの が現状であり、このシフトロッド2の先端には所定の長さのレバー3が取り付け られ、同レバー3の端部にはシフトワイヤ4の端部が枢着され、このシフトワイ ヤ4はトランスミッション1の上部を取り回されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このシフトロッド2を取り出すのに、その取り出し長さにも限 度があり、このためシフトワイヤ4を曲げる曲率半径Rを大きく取り回すことが できないため、シフトワイヤ4を連繋するシフトロッド2を可能な限り延出して シフトワイヤ4を連繋するものであるが、トランスミッション1のフロントの図 示の位置より取り回す構成であるから、依然としてシフトワイヤ4の曲率Rを大 きく取り回すことができず、このためシフトレバーの操作力が重くなるという問 題点があった。
【0004】 本考案は、上記従来の問題点を解決すべく成されたもので、シフトロッド2の 取り出しがフロント側となったとしてもシフトワイヤの取り回す曲率を大きく取 ることができてシフトレバーの操作力を軽減することのできるトランスミッショ ンのシフトワイヤの取り回し構造を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記技術課題を解決するため、トランスミッションの車両のフロント側に取り 出されるシフトロッドにおいて、該シフトロッドの取出端部よりこま型自在軸継 手を介してリンケージロッドの上端を前記トランスミッションの上部より突出状 に垂直保持してシフトワイヤを取り回す構成としたトランスミッションのシフト ワイヤの取り回し構造に存する。
【0006】
【作用】
上記構成としたことにより、シフトワイヤを取り回す曲げの曲率半径を大きく して取り回すことができてシフト操作力を軽減可能とする。
【0007】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図1に従って説明すると、10はトランスミッショ ンケースの外郭を示すもので、このトランスミッションケース10のフロント側 の所定の位置にはシフトロッド12の取出部11が形成され、この取出部11に はシフトロッド12の端部が所定の長さ短尺に突設されている。このようにシフ トロッド12を突設した取出部11の上部にはリンケージブラケット13が形成 されている。
【0008】 このリンケージブラケット13はリンケージロッド14を垂直状に保持して回 動可能に支持するもので、同リンケージブラケット13に支持されるリンケージ ロッド14は所定の長さを有し、その上端には所定長さを有するレバー15が直 角状に取り付けられ、このリンケージロッド14の下端部とシフトロッド12の 突出端部とはこま型自在軸継手16を介して連繋されている。
【0009】 このこま型自在軸継手16は図2に示すように、左右の対をなすジョイント部 材17,18と、こま部材27とからなるもので、ジョイント部材17,18は 同じ構成に形成され、本体19と対をなす爪体22とさや体26とからなり、本 体19の中心にはシフトロッド12或いはリンケージロッド14を嵌合可能な内 径20を有する略円筒形状に形成され、この本体19の直径方向の対応する位置 には爪体22を嵌め込み固定する凹溝21が凹設されている。又、対をなす爪体 22は上記凹溝21に嵌め込み可能な取付片23と、この取付片23の先端内側 面には円形状で突出する爪24が形成され、一方の爪体22には図示のように爪 24の中心を嵌通する油孔25が貫設されている。又、さや体26は本体19に 外嵌する円筒形状に形成されている。このように形成された本体19の凹溝21 に爪体22を、その爪24を対向状にして嵌め込み、その外周にさや体26を外 嵌して爪体22は固定され、同爪体22は二股状に突出固定されている。
【0010】 又、こま部材27は所定の径を有する球状体に形成され、その直交する方向に は爪体22の爪24を回動可能に嵌合する嵌合孔28が貫通形成され、各嵌合孔 28の開口端は面取り形成されている。このように形成されたこま部材27の嵌 合孔28には対をなすジョイント部材17,18の爪24が嵌合されて軸継手1 6が形成されている。
【0011】 このように形成された軸継手16の一方のジョイント部材17をシフトロッド 12の突出端部に嵌着し、他方のジョイント部材18をリンケージロッド14の 下端部に嵌着して連結すると、リンケージロッド14の先端に取り付けたレバー 15はトランスミッションケース10の外郭上部より若干上部の位置となる。
【0012】 このようにシフトロッド12の端部に軸継手16を介して垂設保持したリンケ ージロッド14の上端のレバー15にはシフトワイヤ30がコンネクター31を 水平状に保持した状態で連結されて取り回されている。
【0013】 従って、本例によれば、シフトロッド12の取出端部に軸継手16を介して垂 設保持したリンケージロッド14の上端のレバー15にはシフトワイヤ30がコ ンネクター31を水平状に保持した状態で連結されて取り回されるものであるか ら、シフトワイヤ30の取り回しはその取付基部のコンネクター31を水平状に 保持して取り回しすることができるので、シフトワイヤ30の曲げの曲率半径を 大きく取ることができ、シフト操作力を軽減することができてシフトフィーリン グを向上することができるとともに、シフトワイヤ30の耐用度を向上すること ができる。
【0014】
【考案の効果】
上述したように、シフトロッドの取出端部にこま型自在軸継手を介して垂設保 持したリンケージロッドの上端のレバーにはシフトワイヤがコンネクターを水平 状に保持した状態で連結されて取り回されるものであるから、シフトワイヤの取 り回しはその取付基部のコンネクターを水平状に保持して取り回しすることがで きるので、シフトワイヤの曲げの曲率半径を大きく取ることができるので、シフ ト操作力を軽減することができてシフトフィーリングを向上することができると ともに、シフトワイヤの耐用度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トランスミッションに対するシフトワイヤの取
り回し図である。
【図2】こま型自在軸継手の断面図である。
【図3】従来のトランスミッションに対するシフトワイ
ヤの取り回し図である。
【符号の説明】
10 トランスミッションケース 11 シフトロッドの取出部 12 シフトロッド 14 リンケージロッド 16 こま型自在軸継手 30 シフトワイヤ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスミッションの車両のフロント側
    に取り出されるシフトロッドにおいて、該シフトロッド
    の取出端部よりこま型自在軸継手を介してリンケージロ
    ッドの上端を前記トランスミッションの上部より突出状
    に垂直保持してシフトワイヤを取り回す構成としたトラ
    ンスミッションのシフトワイヤの取り回し構造。
JP8112591U 1991-09-09 1991-09-09 トランスミツシヨンのシフトワイヤの取り回し構造 Pending JPH0522940U (ja)

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JP8112591U JPH0522940U (ja) 1991-09-09 1991-09-09 トランスミツシヨンのシフトワイヤの取り回し構造

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JP8112591U JPH0522940U (ja) 1991-09-09 1991-09-09 トランスミツシヨンのシフトワイヤの取り回し構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0522940U true JPH0522940U (ja) 1993-03-26

Family

ID=13737675

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JP8112591U Pending JPH0522940U (ja) 1991-09-09 1991-09-09 トランスミツシヨンのシフトワイヤの取り回し構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH023778A (ja) * 1988-06-14 1990-01-09 Jatco Corp 変速機のマニュアルシャフト装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH023778A (ja) * 1988-06-14 1990-01-09 Jatco Corp 変速機のマニュアルシャフト装置

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