JPH05177996A - 熱転写式アップリケ及びその製造法 - Google Patents

熱転写式アップリケ及びその製造法

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JPH05177996A
JPH05177996A JP3358812A JP35881291A JPH05177996A JP H05177996 A JPH05177996 A JP H05177996A JP 3358812 A JP3358812 A JP 3358812A JP 35881291 A JP35881291 A JP 35881291A JP H05177996 A JPH05177996 A JP H05177996A
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JP
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pattern
layer
flocked
adhesive layer
adhesive
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JP3358812A
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Kazuo Otomine
一男 音峰
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SANEI CHEM KK
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SANEI CHEM KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所望の形状並びに色彩を有したマークを所望
の位置に転写することができ、且つ複雑な形の柄も問題
なく加工できるものである。 【構成】 離型性基材1に図柄状感熱型接着剤層2を仮
着し、該図柄状感熱型接着剤層2の上面に強力な接着力
並びに伸縮性を有する図柄状接着層5を設け、更に図柄
状接着層5に短繊維3を植毛固着して図柄模様の植毛層
4を形成し、又は植毛層4の一部又は全面に顔料、染料
等の着色剤を塗着した着色繊維を備えた装飾用微細部材
15を設けた模様植毛層9を形成し、更に加熱による温
度上昇時に粘着性が全くなくなるマスキング用粘着テー
プ6を植毛層4又は模様植毛層9の上端面部7に貼付さ
せたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は製作容易であると共に
転写を所望の位置に確実に行うことができる熱転写式ア
ップリケ及びその製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来図22に図示したように熱反転式植
毛転写生地で剥離用母生地20に仮接着層21を設け、
次に短繊維22を仮接着層21に密度高く植毛仮着させ
て植毛層23を形成し、更に植毛層23の上に強力なる
接着剤にて図柄状の模様接着層24を設け、次に図柄状
の模様接着層24の上にホットメルト樹脂層25を固着
したものは知られている(特公昭53−35619号公
報参照)。
【0003】又熱転写植毛アップリケの工法で図23乃
至図28に図示したように剥離性基材31に所望の図柄
の接着剤層32を設け、この接着剤層32上に短繊維3
3を植毛して植毛シートAを製造し、別に転写用基材3
4に接着力の弱い接着剤又は熱溶融性樹脂からなるフイ
ルム層35を積層した積層シートBを準備し、次に積層
シートBを、積層シートBのフイルム層35に植毛シー
トAの短繊維33が接するように、植毛シートAを重
ね、短繊維33をフイルム層35に仮着させ、次いで剥
離性基材31を接着剤層32より引き剥がし、露出した
接着剤層32の表面に粉末状のホットメルト樹脂36を
固着させて転写シートCを製造し、この転写シートCを
被転写物37の所望の面にホットメルト樹脂36が接す
るように置き、加熱加圧してホットメルト樹脂36を被
転写物37に融着させ、転写用基材34を引き剥がすよ
うにしたものは知られている(特公平2−24239号
公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】ところで図22に図
示した熱反転式植毛転写生地は反転して熱転写するもの
であるので剥離用母生地20に仮接着層21を介して仮
着した短繊維22の長さを長くすることができず、又更
に短繊維22の長さを同一に揃えなくてはならず、植毛
層23に凹凸等の変化を持たせることができないので美
感上好ましくない等の欠点があつた。
【0005】又図23乃至図28に図示した熱転写植毛
アップリケの工法では短繊維33に付着した粉末状のホ
ットメルト樹脂36を取り除く為の無駄な工程を必要と
し、もしホットメルト樹脂36が短繊維33内に少しで
も残ったままにしておけば、短繊維が立体的に転写され
ずに風合を悪くするおそれがあり、又短繊維の先端に積
層シートBのフイルム層5である接着剤又は熱溶融性樹
脂が付着したまま残って美感を悪くし、且又剥離性基材
1を剥離した後にホットメルト樹脂36の粒子を接着剤
層32に付着させることにより接着剤層32にホットメ
ルト樹脂36を付着させるための手段が必要でフイルム
層5に仮着した短繊維33が位置ずれをおこす等のおそ
れがあった。
【0006】この発明は上記の問題点を解決したもので
あり、所望の形状並びに色彩を有したマークを所望の位
置に適確迅速に転写することができ、更に植毛層の先端
に何ら粘着剤の付着が生ぜず美麗な模様を得ることがで
き、且つ複雑な形の柄も問題なく加工でき、柄によって
分離した飛び図柄も図柄構成のまま転写可能であり、且
又加工材料も必要な図柄模様部分のみで従来技術のよう
なロスがない等使用が便利で製作が容易な熱転写式アッ
プリケ及びその製造法を提供することを目的としたもの
である。
【0007】
【問題点を解決するための手段】上記の目的を達成する
ためのこの発明の熱転写式アップリケは離型性処理を施
した紙又は合成樹脂フイルム等の離型性基材1に図柄状
感熱型接着剤層2を仮着し、該図柄状感熱型接着剤層2
の上面に強力な接着力並びに伸縮性を有する図柄状接着
層5を設け、更に図柄状接着層5に綿・レーヨン・ナイ
ロン系・アクリル系・ポリエステル系等の短繊維3を植
毛固着して図柄模様の植毛層4を形成し、更に植毛層4
の上部に接着剤を介して金属粉、箔片、合成樹脂粒子、
着色ガラス等の装飾用微細部材15を設け、又更に加熱
による温度上昇時に粘着性が全くなくなるマスキング用
粘着テープ6を装飾用微細部材15を設けた植毛層4の
上端面部7に貼付させるか、又は植毛層4の一部又は全
面に顔料、染料等の着色剤を塗着した着色繊維を備えた
装飾用微細部材15を設けた模様植毛層9を形成し、更
に加熱による温度上昇時に粘着性が全くなくなるマスキ
ング用粘着テープ6を模様植毛層9の上端面部7に貼付
させたものであり、又その製造法は、離型性処理を施し
た紙又は合成樹脂フイルム等の離型性基材1にポリエチ
レン系・ポリアミド系・ポリエステル系等のホットメル
ト接着剤の粉末を界面活性剤・増粘剤・消泡剤等を溶解
した水中に分散させて得られたスラリー状のホットメル
ト接着剤を塗布して図柄状感熱型接着剤層2を仮着す
る。
【0008】次に図柄状感熱型接着剤層2の上面に酢酸
ビニール系・アクリル系・ラテックス系等の強力な接着
力並びに伸縮性を有する糊状の接着剤を設けて図柄状接
着層5を形成する。
【0009】次に図柄状接着層5が乾燥硬化しない前
に、レーヨン・ナイロン系・アクリル系・ポリエステル
系等の短繊維3を植毛して図柄模様の植毛層4を形成
し、図柄状接着層5の溶剤を蒸発させて短繊維3を図柄
状接着層5に固着させる。
【0010】次に植毛層4の上部に接着剤を介して金属
粉、箔片、合成樹脂粒子、着色ガラス等の装飾用微細部
材15を形成する。
【0011】次に加熱による温度上昇時に粘着性が全く
なくなるマスキング用粘着テープ6を図柄模様の装飾用
微細部材15を設けた植毛層4の上端面部7に貼付する
ものである。
【0012】又は図柄模様の植毛層4の一部又は全面に
顔料、染料等の着色剤を塗着して着色繊維を備えた模様
植毛層9を形成する。
【0013】次に模様植毛層9の上部に接着剤を介して
金属粉、箔片、合成樹脂粒子、着色ガラス等の装飾用微
細部材15を形成する。
【0014】次に加熱による温度上昇時に粘着性が全く
なくなるマスキング用粘着テープ6を装飾用微細部材1
5を固着した模様植毛層9の上端面部7に貼付するもの
である。
【0015】
【実施例】以下、この発明の熱転写式アップリケは図面
に示したように離型性処理を施した紙又は合成樹脂フイ
ルム等の離型性基材1に図柄状感熱型接着剤層2を仮着
し、該図柄状感熱型接着剤層2の上面に強力な接着力並
びに伸縮性を有する図柄状接着層5を設け、更に図柄状
接着層5に綿・レーヨン・ナイロン系・アクリル系・ポ
リエステル系等の短繊維3を植毛固着して図柄模様の植
毛層4を形成し、更に植毛層4の上部に接着剤を介して
金属粉、箔片、合成樹脂粒子、着色ガラス等の装飾用微
細部材15を設け、又更に加熱による温度上昇時に粘着
性が全くなくなるマスキング用粘着テープ6を植毛層4
の上端面部7に貼付させるか、又は該植毛層4の一部又
は全面に顔料、染料等の着色剤を塗着した着色繊維を備
えた模様植毛層9を形成し、更に模様植毛層9の上部に
接着剤を介して金属粉、箔片、合成樹脂粒子、着色ガラ
ス等の装飾用微細部材15を設け、又更に加熱による温
度上昇時に粘着性が全くなくなるマスキング用粘着テー
プ6を装飾用微細部材15を設けた模様植毛層9の上端
面部7に貼付させたものであり、その製造法の第1実施
例を図面につき説明すると次の通りである。
【0016】第1工程で図3に示すように離型性処理を
施した紙又は合成樹脂フイルム等の離型性基材1にポリ
エチレン系・ポリアミド系・ポリエステル系等のホット
メルト接着剤の粉末を界面活性剤・増粘剤・消泡剤等を
溶解した水中に分散させて得られたスラリー状のホット
メルト接着剤をスクリーン印刷や、その他の手段で図柄
状感熱型接着層2を塗布仮着する。
【0017】第2工程で図4に示すように図柄状感熱型
接着層2の上面に酢酸ビニール系・アクリル系・ラテッ
クス系等の強力な接着力並びに伸縮性を有する糊状の接
着剤で図柄状接着層5をスクリーン印刷や、その他の手
段により形成する。
【0018】第3工程で図5に示すように図柄状接着層
5が乾燥硬化しない前に、綿・レーヨン・ナイロン系・
アクリル系・ポリエステル系の長さ約0.3mm〜5m
m位で無色または着色した短繊維3を散布、吹付け、振
動法、静電気法、その他の手段で植毛して図柄模様の植
毛層4を形成し、図柄状接着層5の溶剤を蒸発させて短
繊維3を図柄状接着層5に固着させる。
【0019】第4工程で図6で示すように植毛層4の上
部に接着剤を介して金属粉、箔片、合成樹脂粒子、着色
ガラス等の装飾用微細部材15を形成する。
【0020】第5工程で図7で示すように加熱による約
120゜Cの温度上昇時に粘着性が全くなくなるマスキ
ング用粘着テープ6を図柄模様の装飾用微細部材15を
設けた植毛層4の上端面部7に貼付して熱転写式アップ
リケ10を形成するものである。
【0021】又製造法の第2実施例を図面につき説明す
ると次の通りである。
【0022】第1工程で図13で示すように離型性処理
を施した紙又は合成樹脂フイルム等の離型性基材1にポ
リエチレン系・ポリアミド系・ポリエステル系等のホッ
トメルト接着剤の粉末を界面活性剤・増粘剤・消泡剤等
を溶解した水中に分散させて得られたスラリー状のホッ
トメルト接着剤をスクリーン印刷や、その他の手段で図
柄状感熱型接着層2を塗布仮着する。
【0023】第2工程で図14に示すように図柄状感熱
型接着層2の上面に酢酸ビニール系・アクリル系・ラテ
ックス系等の強力な接着力並びに伸縮性を有する糊状の
接着剤を図柄状接着層5をスクリーン印刷や、その他の
手段により形成する。
【0024】第3工程で図15に示すように図柄状接着
層5が乾燥硬化しない前に、レーヨン・ナイロン系・ア
クリル系・ポリエステル系の長さ約0.3mm〜5mm
位で無色または着色した短繊維3を散布、吹付け、振動
法、静電気法、その他の手段で植毛して図柄模様の植毛
層4を形成し、図柄状接着層5の溶剤を蒸発させて短繊
維3を図柄状接着層5に固着させる。
【0025】第4工程で図16で示すように図柄模様の
植毛層4の一部又は全面にスクリーン板11やその他の
手段により顔料、染料等の着色剤を塗着して着色繊維を
備えた模様植毛層9を形成する。
【0026】第5工程で図17で示すように模様植毛層
9の上部に接着剤を介して金属粉、箔片、合成樹脂粒
子、着色ガラス等の装飾用微細部材15を形成する。
【0027】第6工程で図18で示すように加熱による
約120゜Cの温度上昇時に粘着性が全くなくなるマス
キング用粘着テープ6を装飾用微細部材15を設けた模
様植毛層9の上端面部7に貼付したものである。
【0028】又12は被転写部材、13は模様柄、14
はに図柄状感熱型接着剤層2を接着させる被転写部材1
2の被加工面である。
【0029】又8は被転写部材12への転写後図柄状感
熱型接着層5が被転写部材12に浸透接着し薄くなった
部分を示した接着層部である。
【0030】
【発明の作用効果】この発明は以上のような構成であ
り、離型性処理を施した紙又は合成樹脂フイルム等の離
型性基材1に図柄状感熱型接着剤層2を仮着し、該図柄
状感熱型接着剤層2の上面に強力な接着力並びに伸縮性
を有する図柄状接着層5を設け、更に図柄状接着層5に
レーヨン・ナイロン系・アクリル系・ポリエステル系等
の短繊維3を形成し、更に植毛層4の上部に接着剤を介
して金属粉、箔片、合成樹脂粒子、着色ガラス等の装飾
用微細部材15を設け、又更に加熱による温度上昇時に
粘着性が全くなくなるマスキング用粘着テープ6を図柄
模様の装飾用微細部材15を設けた植毛層4の上端面部
7に貼付させて熱転写式アップリケ10を形成したこと
によって被転写部材12への転写時は離型性基材1を図
8、図19に図示したように図柄状感熱型接着剤層2よ
り剥離し、次に図柄状感熱型接着剤層2を被転写部材1
2の被加工面14に当ててアイロン等の加熱器で図柄状
感熱型接着剤層2内に含まれたホットメルト接着剤が溶
解する温度(約120゜C)で加熱すると溶解したホッ
トメルト接着剤は被転写部材12の組織に流入し、一方
マスキング用粘着テープ6は加熱による温度上昇時(約
120゜C)で粘着性が全くなくなるので図10、図2
1に図示したように簡単にマスキング用粘着テープ6を
剥離除去することができ、その後冷却すると共に流入し
たホットメルト接着剤は強固に接着状態となるものであ
る。
【0031】よって被転写部材12に美麗な装飾用微細
部材15を設けた模様を形成するものである。
【0032】又植毛層4を形成する短繊維3の長さを異
にすることにより凹凸を有した模様柄13を得ることが
できるものである。
【0033】又図柄模様の植毛層4の一部又は全面に顔
料、染料等の着色剤を塗着して着色繊維を備え、更に装
飾用微細部材15を設けた模様植毛層9を形成したこと
によって所望の模様を簡単で迅速確実に行うことができ
るものである。
【0034】又保管時は加熱による温度上昇時に粘着性
が全くなくなるマスキング用粘着テープ6を植毛層4又
は模様植毛層9の装飾用微細部材15を設けた上端面部
7に貼付すると共に離型性基材1によって植毛層4が挾
持されていて長期に亘り変質しない植毛層4を得ること
ができるもので、転写時に美麗な模様柄13を形成する
ことができるものである。
【0035】更に伸縮性を有するような被転写部材への
転写も容易であって、被転写部材の伸縮に際しては短繊
維3間の隙間が図柄状接着層5によって適宜調節されて
短繊維3の脱落が防止され、立体的で美麗な図柄又は文
字等の模様柄を得ることができるものである。
【0036】又図柄状感熱型接着剤層2と図柄状接着層
5の二層としたことにより被転写部材への接着並びに植
毛層4の脱落を確実として転写後の模様柄13を長期に
亘り保存できるものである。
【0037】又従来は加工工程中に於いて粉末又はペレ
ット状ホットメルト接着剤が必要とする図柄模様以外の
植毛部分にも散布されるための余剰の粉末又はペレット
状ホットメルト接着剤を除去清掃しなくてはならない
が、図柄状感熱型接着層5の形成に際して従来の工程の
ような複雑な手段を行う必要がなく簡単な工程で図柄状
感熱型接着層5が形成されるものである。
【0038】又更に構造が極めて簡単であり、大量生産
に適し安価に提供できると共に婦女子が簡単な操作でア
イロンを使用して転写することができるものである等幾
多の産業的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の一部切欠平面図である。
【図2】第1実施例の転写後の平面図である。
【図3乃至図7】第1実施例の製作過程を示した説明断
面図である。
【図8乃至図10】第1実施例の転写時の過程を示した
説明断面図である。
【図11】第2実施例の一部切欠平面図である。
【図12】第2実施例の転写後の平面図である。
【図13乃至図18】第2実施例の製作過程を示した説
明断面図である。
【図19乃至図21】第2実施例の転写時の過程を示し
た説明断面図である。
【図22乃至図28】従来例の説明図である。
【符号の名称】
1 離型性基材 2 図柄状感熱型接着剤層 3 短繊維 4 植毛層 5 図柄状接着層 6 マスキング用粘着テープ 7 上端面部 8 接着層部 9 模様植毛層 10 熱転写式アップリケ 11 スクリーン板 12 被転写部材 13 模様柄 14 被加工面 15 装飾用微細部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 離型性処理を施した紙又は合成樹脂フイ
    ルム等の離型性基材1に図柄状感熱型接着剤層2を仮着
    し、該図柄状感熱型接着剤層2の上面に強力な接着力並
    びに伸縮性を有する図柄状接着層5を設け、更に図柄状
    接着層5に綿・レーヨン・ナイロン系・アクリル系・ポ
    リエステル系等の短繊維3を植毛固着して図柄模様の植
    毛層4を形成し、更に植毛層4の上部に接着剤を介して
    金属粉、箔片、合成樹脂粒子、着色ガラス等の装飾用微
    細部材15を設け、又更に加熱による温度上昇時に粘着
    性が全くなくなるマスキング用粘着テープ6を図柄模様
    の装飾用微細部材15を設けた植毛層4の上端面部7に
    貼付させたことを特徴とする熱転写式アップリケ。
  2. 【請求項2】 離型性処理を施した紙又は合成樹脂フイ
    ルム等の離型性基材1に図柄状感熱型接着剤層2を仮着
    し、該図柄状感熱型接着剤層2の上面に強力な接着力並
    びに伸縮性を有する図柄状接着層5を設け、更に該図柄
    状接着層5に綿・レーヨン・ナイロン系・アクリル系・
    ポリエステル系等の短繊維3を植毛固着して図柄模様の
    植毛層4を形成すると共に該植毛層4の一部又は全面に
    顔料、染料等の着色剤を塗着した着色繊維を備えた模様
    植毛層9を形成し、更に植毛層4の上部に接着剤を介し
    て金属粉、箔片、合成樹脂粒子、着色ガラス等の装飾用
    微細部材15を設け、又更に加熱による温度上昇時に粘
    着性が全くなくなるマスキング用粘着テープ6を装飾用
    微細部材15を設けた模様植毛層9の上端面部7に貼付
    させたことを特徴とする熱転写式アップリケ。
  3. 【請求項3】 離型性処理を施した紙又は合成樹脂フイ
    ルム等の離型性基材1にポリエチレン系・ポリアミド系
    ・ポリエステル系等のホットメルト接着剤の粉末を界面
    活性剤・増粘剤・消泡剤等を溶解した水中に分散させて
    得られたスラリー状のホットメルト接着剤を塗布して図
    柄状感熱型接着剤層2を仮着する。次に図柄状感熱型接
    着剤層2の上面に酢酸ビニール系・アクリル系・ラテッ
    クス系等の強力な接着力並びに伸縮性を有する糊状の接
    着剤を設けて図柄状接着層5を形成する。次に図柄状接
    着層5が乾燥硬化しない前に、綿・レーヨン・ナイロン
    系・アクリル系・ポリエステル系等の短繊維3を植毛し
    て図柄模様の植毛層4を形成し、図柄状接着層5の溶剤
    を蒸発させて短繊維3を図柄状接着層5に固着させる。
    次に植毛層4の上部に接着剤を介して金属粉、箔片、合
    成樹脂粒子、着色ガラス等の装飾用微細部材15を形成
    する。次に加熱による温度上昇時に粘着性が全くなくな
    るマスキング用粘着テープ6を図柄模様の装飾用微細部
    材15を設けた植毛層4の上端面部7に貼付したことを
    特徴とする請求項1記載の熱転写式アップリケの製造
    法。
  4. 【請求項4】 離型性処理を施した紙又は合成樹脂フイ
    ルム等の離型性基材1にポリエチレン系・ポリアミド系
    ・ポリエステル系等のホットメルト接着剤の粉末を界面
    活性剤・増粘剤・消泡剤等を溶解した水中に分散させて
    得られたスラリー状のホットメルト接着剤を塗布して図
    柄状感熱型接着剤層2を仮着する。次に図柄状感熱型接
    着剤層2の上面に酢酸ビニール系・アクリル系・ラテッ
    クス系等の強力な接着力並びに伸縮性を有する糊状の接
    着剤を設けて、図柄状接着層5を形成する。次に図柄状
    接着層5が乾燥硬化しない前に、綿・レーヨン・ナイロ
    ン系・アクリル系・ポリエステル系等の短繊維3を植毛
    して図柄模様の植毛層4を形成し、図柄状接着層5の溶
    剤を蒸発させて短繊維3を図柄状接着層5に固着させ
    る。次に図柄模様の植毛層4の一部又は全面に顔料、染
    料等の着色剤を塗着して着色繊維を備えた模様植毛層9
    を形成する。次に植毛層4の上部に接着剤を介して金属
    粉、箔片、合成樹脂粒子、着色ガラス等の装飾用微細部
    材15を形成する。次に加熱による温度上昇時に粘着性
    が全くなくなるマスキング用粘着テープ6を装飾用微細
    部材15を設けた模様植毛層9の上端面部7に貼付した
    ことを特徴とする請求項2記載の熱転写式アップリケの
    製造法。
JP3358812A 1991-12-30 1991-12-30 熱転写式アップリケ及びその製造法 Pending JPH05177996A (ja)

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