JPH05149321A - 同期シヤフト - Google Patents

同期シヤフト

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Publication number
JPH05149321A
JPH05149321A JP31612391A JP31612391A JPH05149321A JP H05149321 A JPH05149321 A JP H05149321A JP 31612391 A JP31612391 A JP 31612391A JP 31612391 A JP31612391 A JP 31612391A JP H05149321 A JPH05149321 A JP H05149321A
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JP
Japan
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shaft
torque
paper storage
storage unit
gear
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Pending
Application number
JP31612391A
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English (en)
Inventor
Masakazu Sone
正和 曽根
Hidehiko Funayama
英彦 船山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ねじり強度がアップした合成樹脂部材の同期
シャフトを作ることによりトルク入力部やトルク出力部
のための加工工数が不要で、しかも、軽量・低コスト化
を図る。 【構成】 シャフト部80の一端に、このシャフト部8
0に回転トルクを伝達するトルク入力部81を設け、前
記シャフト部80の両端側に、伝達された回転トルクを
出力するトルク出力部82をそれぞれ設けた同期シャフ
トにおいて、前記シャフト部80の前記トルク入力部8
1の箇所を実軸とし、前記トルク入力部81以外の箇所
を中空軸として合成樹脂材にて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシャフト部の両端より同
期した回転トルクを出力する同期シャフトに関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタの紙収納部開閉機構やVTRの
カセットホルダローディング機構等の動力伝達系には同
期シャフトが用いられることが多い。かかる同期シャフ
トは大きな回転トルクを、しかも同期して伝達する必要
があるため従来では十分なねじり強度を有する金属部材
にて形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、同期シ
ャフトを金属部材にて形成すると、トルク入力部やトル
ク出力部の加工、例えばDカット形状、係止ピン用の
孔、キー溝等の加工が必要のため加工工数がかかるとい
う欠点があった。又、金属部材のため重く、コスト高で
あるという欠点があった。
【0004】そこで、本発明はトルク入力部やトルク出
力部のための加工工数が不要で、しかも、軽量・低コス
トとなる同期シャフトを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明に係る同期シャフトは、シャフト部の一端に、
このシャフト部に回転トルクを伝達するトルク入力部を
設け、前記シャフト部の両端側に、伝達された回転トル
クを出力するトルク出力部をそれぞれ設けた同期シャフ
トにおいて、前記シャフト部の前記トルク入力部の箇所
を実軸とし、前記トルク入力部以外の箇所を中空軸とし
て合成樹脂材にて構成したものである。
【0006】
【作用】シャフト部のトルク入力部以外の箇所を中空軸
として構成するが、最大トルクの作用するトルク入力部
の箇所を実軸としたので、ねじり強度がアップし両側の
トルク出力部より同期した回転トルクを得ることがで
き、しかも、トルク入力部のみが実軸のため合成樹脂の
成形品として作ることができ、この成形時にトルク入力
部やトルク出力部を同時に形成できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1乃至図16には本発明の一実施例が示され、こ
の実施例ではプリンタの紙収納部開閉機構の同期シャフ
トに適用した場合が示されている。図2には紙収納部が
閉位置に位置する場合のプリンタの斜視図、図3には紙
収納部が閉位置に位置する場合のプリンタの斜視図、図
4にはプリンタの分解斜視図、図5にはプリンタの一部
切欠き正面図がそれぞれ示されている。
【0008】図2乃至図5において、プリンタのケース
1は合成樹脂材にて構成され、下面を塞ぐボトムカバー
1aと上面及び両側面を塞ぐトップカバー1bと前面を
塞ぐフロントパネル1c及びドアパネル1dと後面を塞
ぐリアパネル1eとから成る。フロントパネル1cの上
部には操作スイッチ2等が配置され、又、この操作スイ
ッチ2等の下方には大開口部3が設けられている。
【0009】ドアパネル1dは図2に示す如く紙収納部
10が閉位置のときには大開口部3内に配置され、ドア
パネル1dで塞がれない大開口部3の上方一部が紙排出
口4を構成する。又、図3に示す如く紙収納部10が開
位置のときには大開口部3より下記するサブシャーシ7
bが引き出される。
【0010】ケース1内のフロント側にはシャーシ7に
固定されたメカブロック体5等が、又、リア側には基板
ブロック体6がそれぞれ収納されている。
【0011】図6及び図7には紙収納部10が閉位置に
位置する場合のメカブロック体5等の左右側面図、図8
には紙収納部10が開位置に位置する場合のメカブロッ
ク体5等の右側面図がそれぞれ示されている。
【0012】図6乃至図8において、シャーシ7は共に
金属部材にて形成されたメインシャーシ7aとサブシャ
ーシ7bとから成り、メインシャーシ7aは前記ボトム
カバー1aに取付けられている。メインシャーシ7aの
フロント側に前記フロントパネル1cが取付けられ、
又、サブシャーシ7bのフロント側に前記ドアパネル1
dが取付けられている。
【0013】サブシャーシ7bの上端にはプラテン8が
回転自在に支持され、このプラテン8はゴム材にて構成
されている。そして、このプラテン8が下記するプラテ
ン回転機構Cによって回転される。又、サブシャーシ7
b内側には下面が円弧状のトレー9が設けられ、このト
レー9の上方空間が紙収納部10を構成している。この
紙収納部10にはロール状に巻き付けられた感熱式のプ
リント紙11が収納され、このプリント紙11交換のた
めの紙収納部10が下記する紙収納部開閉機構Aによっ
て自動開閉される。プリント紙11の先端側はプラテン
8とローラ73間及びプラテン8と印画ヘッド12間を
通り、紙排出口4に達成する紙パス系に配される。
【0014】また、メインシャーシ7aの上端には印画
ヘッド12が支持され、この印画ヘッド12はヘッド昇
降機構Bによって変位される。
【0015】カッター13は金属部材にて形成され、刃
部13aとこの刃部13aを支持する刃取付部13bと
から成る。刃取付部13bはフロントパネル1cの引っ
掛け部14に揺動自在に支持され、カッター13が図6
に示す突出位置と図8に示す退出位置の間で変位自在に
設けられている。カッター13はトーションバネ15
(図7に示す。)のバネ力にて退出位置側に付勢されて
いる。サブシャーシ7bにはカッター押圧部16が設け
られ、又、メインシャーシ7aにはトーションバネ17
の一端側が支持されている。紙収納部10の閉位置でカ
ッター押圧部16がカッター13の被押圧部18の一端
を押圧すると共にこの被押圧部18の他端をトーション
バネ17で受けることによってカッター13はトーショ
ンバネ15のバネ力に抗して突出位置に位置される。カ
ッター13はトーションバネ17を介してメインシャー
シ7aにアースされるため静電ノイズを防止できる。紙
収納部10が閉位置から開位置へ変位されると、サブシ
ャーシ7bのカッター押圧部16が被押圧部18から離
れてカッター13はトーションバネ15のバネ力によっ
て退出位置へ変位する。
【0016】図9乃至図11には紙収納部開閉機構Aを
主に示す右側面図がそれぞれ示されている。図9乃至図
11において、紙収納部開閉機構Aは上記の如く紙収納
部10の自動開閉を行うもので、以下のように構成され
ている。即ち、メインシャーシ7aの両側板19に本発
明に係る同期シャフト20が回転自在に支持され、この
同期シャフト20の両端で、且つ両側板19の内側には
一対のアーム部材21が固定されている。この一対のア
ーム部材21の各先端が支持ピン22を介して前記サブ
シャーシ7bの後端に軸支されている。
【0017】一対のスライド部材23はメインシャーシ
7aの両側板19の外側に配置され、この各スライド部
材23の長孔23aに両側板19より突出したガイドピ
ン24がそれぞれ挿入されている。又、一対のスライド
部材23の上下面には両側板19に支持されたガイドロ
ーラ25がそれぞれ接触しており、一対のスライド部材
23はガイドピン24及びガイドローラ25によって前
後方向にスライド自在に設けられている。このようにス
ライド自在に設けられた一対のスライド部材23の各前
端が支持ピン26を介して前記サブシャーシ7bの前端
に軸支されている。
【0018】一方、前記同期シャフト20の右端には扇
形歯車27が固定され、この扇形歯車27にはモータ2
8の回転力がモータ28の回転軸に固定された歯車29
と2つの減速歯車30,31を介して伝達されるよう構
成されている。
【0019】図1には前記同期シャフト20の組付け状
態を詳しく示す分解斜視図が示されている。図1におい
て、同期シャフト20は合成樹脂部材にて形成され、そ
のシャフト部80の一端に複数の切欠き部81aを有す
るトルク入力部81が設けられている。このトルク入力
部81に前記扇形歯車27の孔27aが挿入されてお
り、前記扇形歯車27より回転運動が伝達される。又、
シャフト部80の両端側(トルク入力部81を有する側
はトルク入力部81より内側)にはキー溝82aを有す
るトルク出力部82がそれぞれ設けられている。この各
トルク出力部82にキー溝82aに突部21aが突出す
る状態で前記一対のアーム部材21の孔21bが挿入さ
れている。
【0020】また、シャフト部80はトルク入力部81
の箇所が実軸として構成されているが、それ以外の箇所
が中空軸として構成され、内部に孔80aが形成されて
いる。従って、同期シャフト20には肉厚が必要以上に
厚い部分が存在せず樹脂成形にて作ることができる。そ
して、切欠き部81aやキー溝82aは樹脂成形の際に
同時に形成できるため、後の加工が一切不要である。
【0021】さらに、一対のシャフト軸受部材83は合
成樹脂部材にて形成され、その各孔83aにシャフト部
80の両端側が挿入されている。この一対のシャフト軸
受部材83は両側板19上端の溝部84にそれぞれ支持
されており、この各シャフト軸受部材83は一対のアー
ム部材21の抜き止めも行っている。
【0022】再び図9乃至図11において、紙収納部ロ
ック手段32はメインシャーシ7aの右側板19に揺動
自在に支持されたロックレバー33を有し、このロック
レバー33の係止部33aがロック位置とロック解除位
置の間で変位可能に構成されている。ロックレバー33
にはロック位置側へ付勢するバネ34が作用し、ロック
位置では係止部33aが前記右側のスライド部材23の
被係止部23bに係止される。又、ロックレバー33の
被押圧部33bには解除レバー36の一端が当接し、こ
の解除レバー36の略中央部がメインシャーシ7aに軸
支されている。解除レバー36の他端にはカムピン37
が設けられ、このカムピン37が下記する制御歯車46
の第2カム面46bに当接している。そして、制御歯車
46の回転に応じて解除レバー36が回転してロックレ
バー33がロック解除位置へ変位される。
【0023】図10に示すように紙収納部10が閉位置
で、且つ、ロック解除状態にあってモータ28が回転す
ると、この回転力が同期シャフト20に伝達されて一対
のアーム部材21が時計方向に回転する。すると、サブ
シャーシ7bが一対のスライド部材23に案内されて前
方へ引き出されながら支持ピン26を支点として反時計
方向に回転して図11に示すように紙収納部10が開位
置に位置される。又、この逆の動作によって紙収納部1
0が開位置から閉位置に戻される。
【0024】図12乃至図14にはヘッド昇降機構Bを
主に示す右側面図がそれぞれ示されている。図12乃至
図14において、ヘッド昇降機構Bは印画ヘッド12を
圧接位置と離間位置の間で自動変位させるもので、以下
のように構成されている。即ち、メインシャーシ7aの
上端にはヘッド支持部材40の後端が支持軸41にて回
転自在に支持され、このヘッド支持部材40の先端側下
面に印画ヘッド12が固定されている。印画ヘッド12
はヘッド支持部材40が回転することにより前記プラテ
ン8に圧接する圧接位置と前記プラテン8より十分に離
れた上方の離間位置の間で変位可能に構成されている。
印画ヘッド12は例えば感熱式で図示しないドライブ回
路によってドライブされる。
【0025】また、ヘッド支持部材40の上面とメイン
シャーシ7aの間には左右一対の圧縮バネ42a,42
b(図5に示す。)が介在され、印画ヘッド12はこの
バネ力によって圧接位置側に付勢されている。印画ヘッ
ド12は圧接位置ではこのバネ力によってプラテン8に
圧接される。
【0026】さらに、ヘッド支持部材40にはローラ支
持部材70が支持ピン71を介して軸支されている。ロ
ーラ支持部材70の下端には軸72が固定され、この軸
72には複数のローラ73が回転自在に支持されてい
る。このローラ73の軸72はプラテン8の軸8aに平
行に配置されている。又、ローラ支持部材70の上端と
ヘッド支持部材40との間には引張りバネ74が掛けら
れ、このバネ力によってローラ73はプラテン8側に付
勢されている。紙収納部10が閉位置に位置しないとき
にはストッパー端面70aがヘッド支持部材40に当接
されて位置規制される。紙収納部10が閉位置に位置す
るときにはローラ73はプリント紙11を介してプラテ
ン8に圧接する。
【0027】また、ヘッド支持部材40の前面には紙押
えプレート75が固定され、この紙押えプレート75の
下端は印画ヘッド12よりも下方に位置している。
【0028】一方、略三角形状の作動板43はその一角
側が支持ピン44を介して右の側板19に回転自在に支
持されている。この作動板43の他の一角には押圧部4
3aが設けられ、この押圧部43aが作動板43の回転
によってヘッド支持部材40の下面を押圧可能に設けら
れている。又、作動板43のさらに他の一角側にはカム
ピン45が設けられ、このカムピン45は制御歯車46
の第1カム面46aに当接している。
【0029】制御歯車46は右側板19に支持され、そ
の内面側には第1カム面46aと第2カム面46bが設
けられている。第1カム面46aは中心からの距離が回
転角度の変化に従って徐々に変化するよう構成されてお
り、制御歯車46の回転によって作動板43の回転位置
が変化する。第2カム面46bは中心からの距離がその
一部のみで短くなるよう構成されており、この短い位置
で解除レバー36がロックレバー33を押圧する。そし
て、この制御歯車46にはモータ47の回転力がモータ
47の回転軸に固定された歯車48、タイミングベルト
49及び3つの減速歯車50,51,52によって達成
されるよう構成されている。
【0030】図12に示す如く印画ヘッド12が圧接位
置にあってモータ47が回転すると、この回転力が伝達
されて制御歯車46が回転する。すると、作動板43の
カムピン45が第1カム面46aを摺動し、作動板43
が時計方向に回転して作動板43の押圧部43aがヘッ
ド支持部材40の下面に当接する。さらに、作動板43
が回転すると、ヘッド支持部材40が圧縮バネ42a,
42bのバネ力に抗して上方へ変位して印画ヘッド12
が図13に示す待機位置に位置する。この状態よりさら
に作動板43が回転すると、上記と同様にしてヘッド支
持部材40が上方に変位して印画ヘッド12が図14に
示す離間位置に位置する。又、上記と逆の動作によって
印画ヘッド12は離間位置から待機位置を通って圧接位
置へ変位される。
【0031】図15及び図16にはプラテン回転機構C
を主に示す断面図がそれぞれ示されている。図15及び
図16において、プラテン回転機構Cは左のアーム部材
21の内側に固定された第1支持プレート55とサブシ
ャーシ7bの左内側に固定された第2支持プレート56
とを有する。第1支持プレート55にはモータ57とこ
のモータ57の回転軸に固定された歯車58に噛み合っ
ている第1減速歯車59とこの第1減速歯車59に噛み
合っている歯車60とがそれぞれ支持されている。第2
支持プレート56には前記歯車60に噛み合っている第
2減速歯車61とこの第2減速歯車61に噛み合ってい
る歯車62とさらにこれに噛み合っている歯車63とが
それぞれ支持されている。第2減速歯車61はアーム部
材21とサブシャーシ7bを軸支する支持ピン22を回
転中心として支持され、アーム部材21とサブシャーシ
7bの相対回転位置にかかわらず第2減速歯車61と歯
車60の回転中心間距離が変化しないように構成されて
いる。従って、図15にて示す紙収納部10の閉位置と
図16にて示す紙収納部10の開位置との間で変位して
も第2減速歯車61と歯車60は噛み合い状態を保持す
る。
【0032】前記歯車63には小径の歯車64が一体的
に設けられ、この歯車64と前記プラテン8の軸8aに
固定された歯車65との間にはタイミングベルト66が
掛けられている。前記第2支持プレート56は前記支持
ピン22を介してサブシャーシ7bに回転自在に支持さ
れている。そして、第2支持プレート56とサブシャー
シ7bとの間には引張りバネ67が掛けられ、このバネ
力によってタイミングベルト66に一定の張力が付与さ
れている。又、第2支持プレート56には仮バネ係止部
56aが設けられている。第2減速歯車61等の組付け
時には引張りバネ67の一端を仮バネ係止部56aに掛
けておき、第2減速歯車61等やタイミングベルト66
の組付け完了後に引張りバネ67の一端をサブシャーシ
7bのバネ係止部68に掛け換えれば引張りバネ67の
バネ力を受けることなく組付けできる。
【0033】このように構成されたプラテン回転機構C
はモータ57が回転すると、この回転力が第1減速歯車
59、歯車60、第2減速歯車61、歯車62及び歯車
63の順に伝達される。そして、歯車63の回転がタイ
ミングベルト66を介して伝達されてプラテン8が回転
される。
【0034】再び図4及び図5に戻り、プレート基板7
7はメインシャーシ7aの右側板19に一定間隔を有し
て支持され、メインシャーシ7aに支持された各歯車等
の軸の先端を支持している。又、制御歯車46や扇形歯
車27に設けられた接触子78がプリント基板77のプ
リントパターンに接触されて制御歯車46や扇形歯車2
7の回転位置検出手段が構成されている。
【0035】以下、上記構成の作用について説明する。
先づ、印画動作について説明する。図13に示すように
紙収納部10が閉位置で、且つ、印画ヘッド12が待機
位置に位置する場合にあって、印画モードが選択される
とヘッド昇降機構Bが駆動されて印画ヘッド12が図1
2に示す圧接位置に変位される。印画ヘッド12が圧接
位置に変位されると、プラテン回転機構Cが駆動してプ
ラテン8が回転すると共に印画ヘッド12のドライブ回
路が駆動する。このプラテン8の回転に従ってプリント
紙11が一定スピードで送られると共にこのプリント紙
11に印画ヘッド12にて適宜に熱が加えられてプリン
トされる。
【0036】プリントが終了すると、プラテン回転機構
Cが駆動を停止すると共にヘッド昇降機構Bが駆動して
印画ヘッド12が図13に示す圧接位置から図12に示
す待機位置へ変位される。操作者が紙排出口4から出た
プリント紙11をカッター13にて切断することにより
プリント画を得る。
【0037】次に、プリント紙11の交換動作について
説明する。図9に示す待機位置にあって、紙収納部開モ
ードが選択されると、ヘッド昇降機構Bが駆動して印画
ヘッド12が図10及び図14に示す離間位置へ変位さ
れると共に紙収納部ロック手段32のロックが解除され
る。次に、紙収納駆動機構Aが駆動して紙収納部10が
図11に示す開位置に変位される。この紙収納部10の
変位によってカッター13は退出位置に変位される。
【0038】操作者は紙収納部10内のプリント紙11
の芯を取出し、新しいプリント紙11をその先端側を引
き出した状態でセットする。そして、紙収納部閉モード
が選択されると、紙収納部駆動機構Aが駆動して紙収納
部10が図10に示す閉位置に変位される。次に、ヘッ
ド昇降機構Bが駆動して印画ヘッド12が図9及び図1
3に示す待機位置に戻されて完了する。
【0039】上記紙収納部10の開閉過程において、同
期シャフト20は扇形歯車27より回転運動を受けて回
転し、この回転運動を左右一対のアーム部材21に伝達
する。そして、この際にトルク入力部81に最大トルク
が作用し、それ以外の部分にこれの約半分のトルクが作
用することになるが、トルク入力部81の箇所をねじれ
強度が大きい実軸として構成し、トルク入力部81以外
の箇所をねじれ強度の小さい中空軸として構成されてい
る。従って、回転トルクのねじれによる同期ずれを起こ
すことなく回転運動が伝達される。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、シャ
フト部の両端より回転トルクを出力する同期シャフトに
おいて、トルク入力部を設けたシャフト部の一端部分を
実軸とし、それ以外を中空軸として合成樹脂部材にて同
期シャフトを構成したので、トルク入力部やトルク出力
部を樹脂成形時に同時に形成できるためトルク入力部や
トルク出力部のための加工工数が不要であり、又、合成
樹脂部材のため軽量、且つ、低コストであるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】同期シャフトの組付け状態を詳しく示す分解斜
視図(実施例)。
【図2】紙収納部が閉位置に位置する場合のプリンタの
斜視図(実施例)。
【図3】紙収納部が開位置に位置する場合のプリンタの
斜視図(実施例)。
【図4】プリンタの分解斜視図(実施例)。
【図5】プリンタの一部切欠き正面図(実施例)。
【図6】紙収納部が閉位置に位置する場合のシャーシブ
ロック体等の右側面図(実施例)。
【図7】紙収納部が閉位置に位置する場合のシャーシブ
ロック体等の左側面図(実施例)。
【図8】紙収納部が開位置に位置する場合のシャーシブ
ロック体等の右側面図(実施例)。
【図9】紙収納部が閉位置で、且つ、ロック状態を示す
紙収納部開閉機構を主に示す右側面図(実施例)。
【図10】紙収納部が閉位置で、且つ、ロック解除状態
を示す紙収納部開閉機構を主に示す右側面図(実施
例)。
【図11】紙収納部が開位置に位置する場合の紙収納部
開閉機構を主に示す右側面図(実施例)。
【図12】印画ヘッドが圧接位置に位置する場合のヘッ
ド昇降機構を主に示す右側面図(実施例)。
【図13】印画ヘッドが待機位置に位置する場合のヘッ
ド昇降機構を主に示す右側面図(実施例)。
【図14】印画ヘッドが離間位置に位置する場合のヘッ
ド昇降機構を主に示す右側面図(実施例)。
【図15】紙収納部が閉位置に位置する場合のプラテン
回転機構を主に示す断面図(実施例)。
【図16】紙収納部が開位置に位置する場合のプラテン
回転機構を主に示す断面図(実施例)。
【符号の説明】
20…同期シャフト、80…シャフト部、81…トルク
入力部、82…トルク出力部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフト部の一端に、このシャフト部に
    回転トルクを伝達するトルク入力部を設け、前記シャフ
    ト部の両端側に、伝達された回転トルクを出力するトル
    ク出力部をそれぞれ設けた同期シャフトにおいて、 前記シャフト部の前記トルク入力部の箇所を実軸とし、
    前記トルク入力部以外の箇所を中空軸として合成樹脂材
    にて構成したことを特徴とする同期シャフト。
JP31612391A 1991-11-29 1991-11-29 同期シヤフト Pending JPH05149321A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31612391A JPH05149321A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 同期シヤフト

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JP31612391A JPH05149321A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 同期シヤフト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001071606A (ja) * 1999-09-06 2001-03-21 Sony Corp ドアロック及びローラ圧着装置並びにプリンタ装置

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