JPH05147292A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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Publication number
JPH05147292A
JPH05147292A JP31426091A JP31426091A JPH05147292A JP H05147292 A JPH05147292 A JP H05147292A JP 31426091 A JP31426091 A JP 31426091A JP 31426091 A JP31426091 A JP 31426091A JP H05147292 A JPH05147292 A JP H05147292A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal head
paper
platen
head
storage unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31426091A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Sone
正和 曽根
Kozo Kawakita
貢造 川北
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP31426091A priority Critical patent/JPH05147292A/ja
Priority to US07/981,208 priority patent/US5528278A/en
Publication of JPH05147292A publication Critical patent/JPH05147292A/ja
Priority to US08/452,874 priority patent/US5528273A/en
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J15/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in continuous form, e.g. webs
    • B41J15/04Supporting, feeding, or guiding devices; Mountings for web rolls or spindles
    • B41J15/042Supporting, feeding, or guiding devices; Mountings for web rolls or spindles for loading rolled-up continuous copy material into printers, e.g. for replacing a used-up paper roll; Point-of-sale printers with openable casings allowing access to the rolled-up continuous copy material

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Common Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 非印画時には感熱ヘッドがプラテンより離れ
る待機位置に変位されるプリンタにあって、非印画時に
はプリント紙が感熱ヘッドに接触して余熱を受けないよ
うにする。 【構成】 印画時には感熱ヘッド12をプラテン8に圧
接する圧接位置に、非印画時には前記感熱ヘッド12を
前記プラテン8より離れる待機位置に変位させるプリン
タにおいて、前記感熱ヘッド12の紙排出側に待機位置
の前記感熱ヘッド12よりも下方に突出する紙押えプレ
ート75を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロール状のプリント紙の
如く長いプリント紙を使用するプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタの概略側面図が図17及
び図18に示されている。図17及び図18において、
シャーシ7はメインシャーシ7aとサブシャーシ7bか
ら成る。メインシャーシ7aには同期シャフト20が回
転自在に支持され、この同期シャフト20は紙収納部駆
動機構(図示せず)の回転力によって回転される。この
同期シャフト20の両端には一対のアーム部材21が設
けられており、一対のアーム部材21の先端側に前記サ
ブシャーシ7bが軸支されている。また、メインシャー
シ7aの両側には一対のスライド部材23が水平方向に
スライド自在に設けられ、この一対のスライド部材23
の先端に前記サブシャーシ7bが軸支されている。
【0003】プラテン8は前記サブシャーシ7bの上部
に回転自在に支持され、このプラテン8はプラテン回転
機構(図示せず)の回転力によって回転される。感熱ヘ
ッド12はヘッド支持部材40に固定され、このヘッド
支持部材40が前記メインシャーシ7aに軸支されてい
る。感熱ヘッド12の上面には左右一対の圧縮バネ42
が作用して感熱ヘッド12が前記プラテン8側に付勢さ
れている。又、感熱ヘッド12にはヘッド昇降機構(図
示せず)の押圧力が作用するよう構成され、感熱ヘッド
12は圧縮バネ42のバネ力によって前記プラテン8に
圧接する圧接位置(図17の実線位置。)と前記バネ力
に抗して前記プラテン8から離れる待機位置(図17の
仮想線位置。)の間で変位する。
【0004】ローラ72は感熱ヘッド12に支持され、
前記プラテン8を圧接する位置に配置されている。紙収
納部10は前記サブシャーシ7b内側に設けられ、この
紙収納部10にロール状のプリント紙11が収納され
る。このプリント紙11はローラ73とプラテン8間及
び感熱ヘッド12とプラテン8間を通り、紙排出口4に
達する紙パス系に配される。紙排出口4はフロントパネ
ル1cに形成され、この紙排出口4の内側にはカッター
13が設けられている。
【0005】上記構成において、紙収納部10が閉位置
で、且つ、感熱ヘッド12が待機位置の状態で印画モー
ドが選択されると、ヘッド昇降機構の押圧力が解除され
て感熱ヘッド12が図17にて実線で示す圧接位置に位
置される。次に、プラテン8がプラテン回転機構の回転
力にて回転すると共に感熱ヘッド12が駆動されてプリ
ントが開始される。プリントが終了すると、感熱ヘッド
12がヘッド昇降機構の押圧力により図17にて仮想線
で示す待機位置に戻される。そして、操作者が紙排出口
4より出たプリント紙11をカッター13を用いて切断
する。
【0006】また、紙収納部開モードが選択されると、
紙収納部駆動機構の回転力にて一対のアーム部材21が
回転し、サブシャーシ7bが回転しながら前方に排出さ
れて図18に示すように紙収納部10が開位置となる。
プリント紙11が新しいものと交換され紙収納部閉モー
ドが選択されると、紙収納部駆動機構の回転力にて一対
のアーム部材21が前記と逆回転し、サブシャーシ7b
が回転しながら収納されて図17に示すように紙収納部
10が閉位置となる(特開平3−130181号公報参
照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成によれ
ば、非印画時には感熱ヘッド12を待機位置に位置さ
せ、プリント紙11が感熱ヘッド12に長時間接触する
ことによって生じるプラテン8の永久変形や感熱ヘッド
12の余熱によるプリント紙11の発色を防止してい
る。
【0008】ところが、非印画時にはプリント紙11が
感熱ヘッド12とプラテン8間で自由に変位可能なた
め、場合によってはプリント紙11が感熱ヘッド12に
接触することがあった。すると、感熱ヘッド12の余熱
によってプリント紙11が熱を受けて発色し、次回のプ
リントで印画不良を起こすという欠点があった。
【0009】そこで、本発明は非印画時にはプリント紙
が感熱ヘッドに接触せず感熱ヘッドの余熱を受けること
がないプリンタを提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明に係るプリンタは、感熱ヘッドをプラテンに圧
接する圧接位置と前記プラテンから離れる待機位置との
間で変位可能に設け、前記プラテンと前記感熱ヘッド間
を通り紙排出口へ達する紙パス系にプリント紙を配し、
印画時には前記感熱ヘッドを圧接位置に、非印画時には
前記感熱ヘッドを待機位置に位置を可変するプリンタに
おいて、前記感熱ヘッドと前記紙排出口との間に、待機
位置の前記感熱ヘッドよりも前記プラテン側に突出する
紙押えプレートを設けたものである。
【0011】
【作用】プリントが終了すると感熱ヘッドが待機位置に
位置するためプリント紙がプラテンより自由に離れるこ
とができるが、紙押えプレートによってプリント紙の自
由変位が規制されるためプリント紙が感熱ヘッドに接触
することがない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1乃至図16には本発明の一実施例が示されてい
る。図2には紙収納部が閉位置に位置する場合のプリン
タの斜視図、図3には紙収納部が閉位置に位置する場合
のプリンタの斜視図、図4にはプリンタの分解斜視図、
図5にはプリンタの一部切欠き正面図がそれぞれ示され
ている。
【0013】図2乃至図5において、プリンタのケース
1は合成樹脂材にて構成され、下面を塞ぐボトムカバー
1aと上面及び両側面を塞ぐトップカバー1bと前面を
塞ぐフロントパネル1c及びドアパネル1dと後面を塞
ぐリアパネル1eとから成る。フロントパネル1cの上
部には操作スイッチ2等が配置され、又、この操作スイ
ッチ2等の下方には大開口部3が設けられている。
【0014】ドアパネル1dは図2に示す如く紙収納部
10が閉位置のときには大開口部3内に配置され、ドア
パネル1dで塞がれない大開口部3の上方一部が紙排出
口4を構成する。又、図3に示す如く紙収納部10が開
位置のときには大開口部3より下記するサブシャーシ7
bが引き出される。
【0015】ケース1内のフロント側にはシャーシ7に
固定されたメカブロック体5等が、又、リア側には基板
ブロック体6がそれぞれ収納されている。
【0016】図6及び図7には紙収納部10が閉位置に
位置する場合のメカブロック体5等の左右側面図、図8
には紙収納部10が開位置に位置する場合のメカブロッ
ク体5等の右側面図がそれぞれ示されている。
【0017】図6乃至図8において、シャーシ7は共に
金属部材にて形成されたメインシャーシ7aとサブシャ
ーシ7bとから成り、メインシャーシ7aは前記ボトム
カバー1aに取付けられている。メインシャーシ7aの
フロント側に前記フロントパネル1cが取付けられ、
又、サブシャーシ7bのフロント側に前記ドアパネル1
dが取付けられている。
【0018】サブシャーシ7bの上端にはプラテン8が
回転自在に支持され、このプラテン8はゴム材にて構成
されている。そして、このプラテン8が下記するプラテ
ン回転機構Cによって回転される。又、サブシャーシ7
b内側には下面が円弧状のトレー9が設けられ、このト
レー9の上方空間が紙収納部10を構成している。この
紙収納部10にはロール状に巻き付けられた感熱式のプ
リント紙11が収納され、このプリント紙11交換のた
めの紙収納部10が下記する紙収納部開閉機構Aによっ
て自動開閉される。プリント紙11の先端側はプラテン
8とローラ73間及びプラテン8と感熱ヘッド12間を
通り、紙排出口4に達成する紙パス系に配される。
【0019】また、メインシャーシ7aの上端には感熱
ヘッド12が支持され、この感熱ヘッド12はヘッド昇
降機構Bによって変位される。
【0020】カッター13は金属部材にて形成され、刃
部13aとこの刃部13aを支持する刃取付部13bと
から成る。刃取付部13bはフロントパネル1cの引っ
掛け部14に揺動自在に支持され、カッター13が図6
に示す突出位置と図8に示す退出位置の間で変位自在に
設けられている。カッター13はトーションバネ15
(図7に示す。)のバネ力にて退出位置側に付勢されて
いる。サブシャーシ7bにはカッター押圧部16が設け
られ、又、メインシャーシ7aにはトーションバネ17
の一端側が支持されている。紙収納部10の閉位置でカ
ッター押圧部16がカッター13の被押圧部18の一端
を押圧すると共にこの被押圧部18の他端をトーション
バネ17で受けることによってカッター13はトーショ
ンバネ15のバネ力に抗して突出位置に位置される。カ
ッター13はトーションバネ17を介してメインシャー
シ7aにアースされるため静電ノイズを防止できる。紙
収納部10が閉位置から開位置へ変位されると、サブシ
ャーシ7bのカッター押圧部16が被押圧部18から離
れてカッター13はトーションバネ15のバネ力によっ
て退出位置へ変位する。
【0021】図9乃至図11には紙収納部開閉機構Aを
主に示す右側面図がそれぞれ示されている。図9乃至図
11において、紙収納部開閉機構Aは上記の如く紙収納
部10の自動開閉を行うもので、以下のように構成され
ている。即ち、メインシャーシ7aの両側板19に同期
シャフト20が回転自在に支持され、この同期シャフト
20の両端で、且つ両側板19の内側には一対のアーム
部材21が固定されている。この一対のアーム部材21
の各先端が支持ピン22を介して前記サブシャーシ7b
の後端に軸支されている。
【0022】一対のスライド部材23はメインシャーシ
7aの両側板19の外側に配置され、この各スライド部
材23の長孔23aに両側板19より突出したガイドピ
ン24がそれぞれ挿入されている。又、一対のスライド
部材23の上下面には両側板19に支持されたガイドロ
ーラ25がそれぞれ接触しており、一対のスライド部材
23はガイドピン24及びガイドローラ25によって前
後方向にスライド自在に設けられている。このようにス
ライド自在に設けられた一対のスライド部材23の各前
端が支持ピン26を介して前記サブシャーシ7bの前端
に軸支されている。
【0023】一方、前記同期シャフト20の右端には扇
形歯車27が固定され、この扇形歯車27にはモータ2
8の回転力がモータ28の回転軸に固定された歯車29
と2つの減速歯車30,31を介して伝達されるよう構
成されている。
【0024】紙収納部ロック手段32はメインシャーシ
7aの右側板19に揺動自在に支持されたロックレバー
33を有し、このロックレバー33の係止部33aがロ
ック位置とロック解除位置の間で変位可能に構成されて
いる。ロックレバー33にはロック位置側へ付勢するバ
ネ34が作用し、ロック位置では係止部33aが前記右
側のスライド部材23の被係止部23bに係止される。
又、ロックレバー33の被押圧部33bには解除レバー
36の一端が当接し、この解除レバー36の略中央部が
メインシャーシ7aに軸支されている。解除レバー36
の他端にはカムピン37が設けられ、このカムピン37
が下記する制御歯車46の第2カム面46bに当接して
いる。そして、制御歯車46の回転に応じて解除レバー
36が回転してロックレバー33がロック解除位置へ変
位される。
【0025】図10に示すように紙収納部10が閉位置
で、且つ、ロック解除状態にあってモータ28が回転す
ると、この回転力が同期シャフト20に伝達されて一対
のアーム部材21が時計方向に回転する。すると、サブ
シャーシ7bが一対のスライド部材23に案内されて前
方へ引き出されながら支持ピン26を支点として反時計
方向に回転して図11に示すように紙収納部10が開位
置に位置される。又、この逆の動作によって紙収納部1
0が開位置から閉位置に戻される。
【0026】図12乃至図14にはヘッド昇降機構Bを
主に示す右側面図がそれぞれ示されている。図12乃至
図14において、ヘッド昇降機構Bは感熱ヘッド12を
圧接位置と離間位置の間で自動変位させるもので、以下
のように構成されている。即ち、メインシャーシ7aの
上端にはヘッド支持部材40の後端が支持軸41にて回
転自在に支持され、このヘッド支持部材40の先端側下
面に感熱ヘッド12が固定されている。感熱ヘッド12
はヘッド支持部材40が回転することにより前記プラテ
ン8に圧接する圧接位置と前記プラテン8より十分に離
れた上方の離間位置の間で変位可能に構成されている。
感熱ヘッド12は感熱式で図示しないドライブ回路によ
ってドライブされる。
【0027】また、ヘッド支持部材40の上面とメイン
シャーシ7aの間には左右一対の圧縮バネ42a,42
b(図5に示す。)が介在され、感熱ヘッド12はこの
バネ力によって圧接位置側に付勢されている。感熱ヘッ
ド12は圧接位置ではこのバネ力によってプラテン8に
圧接される。
【0028】一方、略三角形状の作動板43はその一角
側が支持ピン44を介して右の側板19に回転自在に支
持されている。この作動板43の他の一角には押圧部4
3aが設けられ、この押圧部43aが作動板43の回転
によってヘッド支持部材40の下面を押圧可能に設けら
れている。又、作動板43のさらに他の一角側にはカム
ピン45が設けられ、このカムピン45は制御歯車46
の第1カム面46aに当接している。
【0029】制御歯車46は右側板19に支持され、そ
の内面側には第1カム面46aと第2カム面46bが設
けられている。第1カム面46aは中心からの距離が回
転角度の変化に従って徐々に変化するよう構成されてお
り、制御歯車46の回転によって作動板43の回転位置
が変化する。第2カム面46bは中心からの距離がその
一部のみで短くなるよう構成されており、この短い位置
で解除レバー36がロックレバー33を押圧する。そし
て、この制御歯車46にはモータ47の回転力がモータ
47の回転軸に固定された歯車48、タイミングベルト
49及び3つの減速歯車50,51,52によって達成
されるよう構成されている。
【0030】図12に示す如く感熱ヘッド12が圧接位
置にあってモータ47が回転すると、この回転力が伝達
されて制御歯車46が回転する。すると、作動板43の
カムピン45が第1カム面46aを摺動し、作動板43
が時計方向に回転して作動板43の押圧部43aがヘッ
ド支持部材40の下面に当接する。さらに、作動板43
が回転すると、ヘッド支持部材40が圧縮バネ42a,
42bのバネ力に抗して上方へ変位して感熱ヘッド12
が図13に示す待機位置に位置する。この状態よりさら
に作動板43が回転すると、上記と同様にしてヘッド支
持部材40が上方に変位して感熱ヘッド12が図14に
示す離間位置に位置する。又、上記と逆の動作によって
感熱ヘッド12は離間位置から待機位置を通って圧接位
置へ変位される。
【0031】図15及び図16にはプラテン回転機構C
を主に示す断面図がそれぞれ示されている。図15及び
図16において、プラテン回転機構Cは左のアーム部材
21の内側に固定された第1支持プレート55とサブシ
ャーシ7bの左内側に固定された第2支持プレート56
とを有する。第1支持プレート55にはモータ57とこ
のモータ57の回転軸に固定された歯車58に噛み合っ
ている第1減速歯車59とこの第1減速歯車59に噛み
合っている歯車60とがそれぞれ支持されている。第2
支持プレート56には前記歯車60に噛み合っている第
2減速歯車61とこの第2減速歯車61に噛み合ってい
る歯車62とさらにこれに噛み合っている歯車63とが
それぞれ支持されている。第2減速歯車61はアーム部
材21とサブシャーシ7bを軸支する支持ピン22を回
転中心として支持され、アーム部材21とサブシャーシ
7bの相対回転位置にかかわらず第2減速歯車61と歯
車60の回転中心間距離が変化しないように構成されて
いる。従って、図15にて示す紙収納部10の閉位置と
図16にて示す紙収納部10の開位置との間で変位して
も第2減速歯車61と歯車60は噛み合い状態を保持す
る。
【0032】前記歯車63には小径の歯車64が一体的
に設けられ、この歯車64と前記プラテン8の軸8aに
固定された歯車65との間にはタイミングベルト66が
掛けられている。前記第2支持プレート56は前記支持
ピン22を介してサブシャーシ7bに回転自在に支持さ
れている。そして、第2支持プレート56とサブシャー
シ7bとの間には引張りバネ67が掛けられ、このバネ
力によってタイミングベルト66に一定の張力が付与さ
れている。又、第2支持プレート56には仮バネ係止部
56aが設けられている。第2減速歯車61等の組付け
時には引張りバネ67の一端を仮バネ係止部56aに掛
けておき、第2減速歯車61等やタイミングベルト66
の組付け完了後に引張りバネ67の一端をサブシャーシ
7bのバネ係止部68に掛け換えれば引張りバネ67の
バネ力を受けることなく組付けできる。
【0033】このように構成されたプラテン回転機構C
はモータ57が回転すると、この回転力が第1減速歯車
59、歯車60、第2減速歯車61、歯車62及び歯車
63の順に伝達される。そして、歯車63の回転がタイ
ミングベルト66を介して伝達されてプラテン8が回転
される。
【0034】図1(a)及び(b)には感熱ヘッド12
付近の拡大側面図がそれぞれ示されている。図1(a)
及び(b)において、ヘッド支持部材40にはローラ支
持部材70が支持ピン71を介して軸支されている。ロ
ーラ支持部材70の下端には軸72が固定され、この軸
72には複数のローラ73が回転自在に支持されてい
る。このローラ73の軸72はプラテン8の軸8aに平
行に配置されている。又、ローラ支持部材70の上端と
ヘッド支持部材40との間には引張りバネ74が掛けら
れ、このバネ力によってローラ73はプラテン8側に付
勢されている。紙収納部10が閉位置に位置しないとき
にはストッパー端面70aがヘッド支持部材40に当接
されて位置規制される。紙収納部10が閉位置に位置す
るときにはローラ73はプリント紙11を介してプラテ
ン8に圧接するが、感熱ヘッド12が圧接位置に位置す
るときは引張りバネ73のストロークSが短くて圧接力
が弱く、感熱ヘッド12が待機位置に位置するときには
引張りバネ73のストロークSが長くなって圧接力が強
くなるよう構成されている。
【0035】また、紙押えプレート75は熱伝導率の低
い部材にて構成され、ヘッド支持部材40の前端に固定
されている。そして、この紙押えプレート75の下端は
感熱ヘッド12の下面よりもdだけ下方に位置されてお
り、紙押えプレート75は感熱ヘッド12と共に変位し
て常に感熱ヘッド12よりも下方に突出している。
【0036】再び図4及び図5に戻り、プレート基板7
7はメインシャーシ7aの右側板19に一定間隔を有し
て支持され、メインシャーシ7aに支持された各歯車等
の軸の先端を支持している。又、制御歯車46や扇形歯
車27に設けられた接触子78がプリント基板77のプ
リントパターンに接触されて制御歯車46や扇形歯車2
7の回転位置検出手段が構成されている。
【0037】以下、上記構成の作用について説明する。
先づ、印画動作について説明する。図13に示すように
紙収納部10が閉位置で、且つ、感熱ヘッド12が待機
位置に位置する場合にあって、印画モードが選択される
とヘッド昇降機構Bが駆動されて感熱ヘッド12が図1
2に示す圧接位置に変位される。感熱ヘッド12が圧接
位置に変位されると、プラテン回転機構Cが駆動してプ
ラテン8が回転すると共に感熱ヘッド12のドライブ回
路が駆動する。このプラテン8の回転に従ってプリント
紙11が一定スピードで送られると共にこのプリント紙
11に感熱ヘッド12にて適宜に熱が加えられてプリン
トされる。
【0038】プリントが終了すると、プラテン回転機構
Cが駆動を停止すると共にヘッド昇降機構Bが駆動して
感熱ヘッド12が図13に示す圧接位置から図12に示
す待機位置へ変位される。操作者が紙排出口4から出た
プリント紙11をカッター13にて切断することにより
プリント画を得る。
【0039】上記動作過程において、図1(b)に示す
ように印画時には感熱ヘッド12とプラテン8間を通っ
たプリント紙11は感熱ヘッド12からの熱及び紙のこ
しによって、図1(b)にて仮想線で示すように、下方
にカールしようとするが、紙押えプレート75によっ
て、図1(b)にて実線で示すように、上方に強制的に
折曲されるため印画時のカールが軽減される。
【0040】また、図1(a)に示すように非印画時に
は感熱ヘッド12が待機位置に位置するため、図1
(a)にて仮想線で示すように、プリント紙11がプラ
テン8より離れることもあるが、図1(a)にて実線で
示すように、紙押えプレート75によってプリント紙1
1の上方への変位が規制されるため、プリント紙11が
感熱ヘッド12に接触することがない。従って、プリン
ト紙11に感熱ヘッド12の余熱が加わって発光等する
ことがないため、次の印画が印画不良となることがな
い。
【0041】次に、プリント紙11の交換動作について
説明する。図9に示す待機位置にあって、紙収納部開モ
ードが選択されると、ヘッド昇降機構Bが駆動して感熱
ヘッド12が図10及び図14に示す離間位置へ変位さ
れると共に紙収納部ロック手段32のロックが解除され
る。次に、紙収納駆動機構Aが駆動して紙収納部10が
図11に示す開位置に変位される。この紙収納部10の
変位によってカッター13は退出位置に変位される。
【0042】操作者は紙収納部10内のプリント紙11
の芯を取出し、新しいプリント紙11をその先端側を引
き出した状態でセットする。そして、紙収納部閉モード
が選択されると、紙収納部駆動機構Aが駆動して紙収納
部10が図10に示す閉位置に変位される。次に、ヘッ
ド昇降機構Bが駆動して感熱ヘッド12が図9及び図1
3に示す待機位置に戻されて完了する。
【0043】尚、この実施例では紙押えプレート75は
ヘッド支持部材40に取付けられ感熱ヘッド12の近傍
に設けられているが、感熱ヘッド12と紙排出口4との
間に設ければ良い。
【0044】又、この実施例では紙押えプレート75は
ヘッド支持部材40に取付けられて感熱ヘッド12と共
に変位するよう構成されているが、紙押えプレート75
の下端が待機位置の感熱ヘッド12の下面より下方に突
出するようメインシャーシ7aに取付けても良い。
【0045】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、非印
画時には感熱ヘッドをプラテンより離れる待機位置に変
位させるプリンタにおいて、感熱ヘッドより紙排出側に
待機位置の感熱ヘッドよりもプラテン側に突出する紙押
えプレートを設けたので、非印画時にはプリント紙が感
熱ヘッドに接触せず感熱ヘッドの余熱を受けることによ
る不具合を防止できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は感熱ヘッドが待機位置に位置する場合
の感熱ヘッド付近の拡大側面図、(b)は感熱ヘッドが
圧接位置に位置する場合の感熱ヘッド付近の拡大側面図
(実施例)。
【図2】紙収納部が閉位置に位置する場合のプリンタの
斜視図(実施例)。
【図3】紙収納部が開位置に位置する場合のプリンタの
斜視図(実施例)。
【図4】プリンタの分解斜視図(実施例)。
【図5】プリンタの一部切欠き正面図(実施例)。
【図6】紙収納部が閉位置に位置する場合のシャーシブ
ロック体等の右側面図(実施例)。
【図7】紙収納部が閉位置に位置する場合のシャーシブ
ロック体等の左側面図(実施例)。
【図8】紙収納部が開位置に位置する場合のシャーシブ
ロック体等の右側面図(実施例)。
【図9】紙収納部が閉位置で、且つ、ロック状態を示す
紙収納部開閉機構を主に示す右側面図(実施例)。
【図10】紙収納部が閉位置で、且つ、ロック解除状態
を示す紙収納部開閉機構を主に示す右側面図(実施
例)。
【図11】紙収納部が開位置に位置する場合の紙収納部
開閉機構を主に示す右側面図(実施例)。
【図12】感熱ヘッドが圧接位置に位置する場合のヘッ
ド昇降機構を主に示す右側面図(実施例)。
【図13】感熱ヘッドが待機位置に位置する場合のヘッ
ド昇降機構を主に示す右側面図(実施例)。
【図14】感熱ヘッドが離間位置に位置する場合のヘッ
ド昇降機構を主に示す右側面図(実施例)。
【図15】紙収納部が閉位置に位置する場合のプラテン
回転機構を主に示す断面図(実施例)。
【図16】紙収納部が開位置に位置する場合のプラテン
回転機構を主に示す断面図(実施例)。
【図17】紙収納部が閉位置に位置する場合のプリンタ
の概略側面図(従来例)。
【図18】紙収納部が開位置に位置する場合のプリンタ
の概略側面図(従来例)。
【符号の説明】
4…紙排出口、8…プラテン、11…プリント紙、12
…感熱ヘッド、75…紙押えプレート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 25/312 25/316 25/304 8604−2C B41J 25/30 U

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感熱ヘッドをプラテンに圧接する圧接位
    置と前記プラテンから離れる待機位置との間で変位可能
    に設け、前記プラテンと前記感熱ヘッド間を通り紙排出
    口へ達する紙パス系にプリント紙を配し、印画時には前
    記感熱ヘッドを圧接位置に、非印画時には前記感熱ヘッ
    ドを待機位置に位置を可変するプリンタにおいて、 前記感熱ヘッドと前記紙排出口との間に、待機位置の前
    記感熱ヘッドよりも前記プラテン側に突出する紙押えプ
    レートを設けたことを特徴とするプリンタ。
JP31426091A 1991-11-28 1991-11-28 プリンタ Pending JPH05147292A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31426091A JPH05147292A (ja) 1991-11-28 1991-11-28 プリンタ
US07/981,208 US5528278A (en) 1991-11-28 1992-11-25 Video printer having rewind function to improve transfer sheet utilization
US08/452,874 US5528273A (en) 1991-11-28 1995-05-31 Video printer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31426091A JPH05147292A (ja) 1991-11-28 1991-11-28 プリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05147292A true JPH05147292A (ja) 1993-06-15

Family

ID=18051212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31426091A Pending JPH05147292A (ja) 1991-11-28 1991-11-28 プリンタ

Country Status (1)

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JP (1) JPH05147292A (ja)

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