JPH05121153A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器

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JPH05121153A
JPH05121153A JP3284393A JP28439391A JPH05121153A JP H05121153 A JPH05121153 A JP H05121153A JP 3284393 A JP3284393 A JP 3284393A JP 28439391 A JP28439391 A JP 28439391A JP H05121153 A JPH05121153 A JP H05121153A
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JP
Japan
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electric power
output
power
temperature
induction heating
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JP3284393A
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Shuji Sato
周史 佐藤
Toshiaki Iwai
利明 岩井
Yoshihiro Yamashita
佳洋 山下
Yumiko Kiyama
由美子 木山
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B40/00Technologies aiming at improving the efficiency of home appliances, e.g. induction cooking or efficient technologies for refrigerators, freezers or dish washers

Abstract

(57)【要約】 【目的】 誘導加熱調理器において、小さな電力で煮込
み調理を行う際に、むらなく焦げ付かずに煮込み調理を
行うことを目的とする。 【構成】 誘導加熱装置2の加熱により鍋5の温度を測
定する温度検知手段6と、加熱出力を任意に設定する電
力設定手段7と、この出力を受けて誘導加熱装置2の加
熱出力を制御する制御手段8と、電力設定手段7の出力
を受けて設定された加熱出力が所定出力W1以下の場合
に、所定時間T1毎に所定時間T2の間のみ所定出力W
1より大きい所定出力W2に加熱電力量を増加するよう
に制御手段8に出力を行う攪拌手段9とを備えて構成し
た。これにより、煮込み料理中に鍋5の中の水分を短時
間沸騰させて鍋5の中の対流を喚起し、その対流により
煮込み材料を攪拌することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭において使用
される誘導加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な誘導加熱調理器の構成を
図3のブロック図に、その動作を図4(a),(b)の
タイミングチャートに示す。
【0003】図3において、21は商用交流電源であ
り、誘導加熱装置22は高周波電源23と加熱コイル2
4により構成されている。鍋25は誘導加熱装置22に
よって加熱される負荷であり、温度検知手段26により
鍋25の温度が測定される。27は電力設定手段で、あ
らかじめ設定された150Wから1200Wまでの6段
階の電力から使用者が任意に希望の電力を選択できるも
のである。また、28は制御手段で、電力設定手段27
により設定された電力となるように誘導加熱装置22を
制御するものである。
【0004】このような誘導加熱調理器においては、一
般の電熱器のようなON/OFF制御ではなく、安定し
た電力の制御が可能であるため、また、ガスのように吹
きこぼれによって立ち消えすることもなく換気の必要も
ないという利点があるため、低い電力での長時間の煮込
み料理によく利用されている。
【0005】なお、その煮込み料理をしているときの電
力と負荷温度のグラフを図4(a),(b)に示してい
る。このとき図4(b)に示すB点において煮込み材料
の水分が蒸発して焦げ付いた場合に、温度検知手段26
により検知された温度が所定の温度θ2を越えると焦げ
付いたと判断し加熱を停止するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の誘導加熱調理器の構成では、煮込み料理を行っている
際に安定した低い電力を加えているため、煮込みの材料
が鍋の底に沈澱して焦げ易くなり、また、底に沈澱した
材料により熱の加わり方にむらができて、調理性能が著
しく低下するという不具合点を有していた。
【0007】本発明は上記問題を解決するもので、煮込
み料理中材料が鍋の底に沈澱しても焦げ付かないように
した調理性能のよい誘導加熱調理器を提供することを第
1の目的としている。第2の目的は、煮込み料理中水分
量が少なくなっても材料が焦げ付かないようにすること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の第1の課題解決手段は、高周波電源と加熱コ
イルを有する誘導加熱装置と、この誘導加熱装置により
加熱される負荷の鍋の温度を測定する温度検知手段と、
前記誘導加熱装置の加熱出力を任意に設定する電力設定
手段と、この電力設定手段の出力を受けて前記誘導加熱
装置の加熱出力を制御する制御手段と、前記電力設定手
段の出力を受けて設定された加熱出力が所定出力W1以
下の場合に所定時間T1毎に所定時間T2の間のみその
加熱出力を前記所定出力W1より大きい所定出力W2に
増加するように前記制御手段に出力を行う攪拌手段とを
備えたものである。
【0009】第2の課題解決手段は、上記攪拌手段によ
る加熱電力の増加を、温度検知手段による検知温度が所
定温度以上の場合には禁止するようにしたものである。
【0010】
【作用】本発明は上記した第1の手段により、攪拌手段
を設けることによって、電力設定手段により設定した所
定電力W1より低い電力で長時間の煮込み料理を行って
いる際に、所定時間T1毎に所定時間T2の間だけ所定
電力W1より大きい所定の電力W2を加えることによ
り、鍋の中の水分を短時間沸騰させて鍋の中の対流を喚
起し、その対流により煮込み材料を攪拌することができ
る。
【0011】また第2の手段では、上記攪拌手段により
加熱電力を増加させる際に温度検知手段により測定され
た鍋の温度が所定温度より高い場合には、この攪拌手段
による電力の増加を禁止することによって水分の蒸発を
少なくすることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は誘導加熱調理器のブロック図、図2
(a),(b)はその動作を示すタイミングチャートで
ある。図において、1は商用交流電源であり、誘導加熱
装置2は高周波電源3と加熱コイル4により構成されて
いる。鍋5は誘導加熱装置2によって加熱される負荷で
あり、温度検知手段6により鍋5の温度が測定される。
7は電力設定手段で、あらかじめ設定された、たとえば
150Wから1200Wまでの6段階の電力から使用者
が任意に希望の電力を選択できるものである。制御手段
8は、電力設定手段7により設定された電力となるよう
に誘導加熱装置2の高周波電源3を制御するものであ
る。また制御手段8には、加熱中の所定のタイミングお
よび温度検知手段6の信号によって高周波電源3の電力
を制御する攪拌手段9を備えている。
【0013】上記構成において、攪拌手段9は電力設定
手段7によって設定された電力が所定の電力W1より低
い電力、たとえば300Wであるときに所定周期T1毎
に、たとえば10分毎に所定時間T2の間のみ、たとえ
ば30秒間のみ最高の電力1200Wの電力を負荷の鍋
5に与えるように制御手段8に働きかけるものである。
これによって、鍋5の中の水分を短時間沸騰させて鍋5
の中の対流を喚起し、その対流により煮込み材料を攪拌
することができる。
【0014】また、攪拌手段9により所定時間T2の間
1200Wを鍋5に与えている際に温度検知手段6によ
り検知された鍋5の温度が、所定の温度θ1をたとえば
100℃を超えた場合には、鍋5の中の煮込み材料の水
分が少なくなったと判断して、1200Wの電力を与え
るのを中止するものである。
【0015】なお、図2(a)は、誘導加熱装置2によ
り鍋5に与えられる電力の時間による変化を、同(b)
は、その結果による鍋5の温度変化を示している。すな
わち、攪拌手段9により所定時間T1毎に所定時間T2
の間のみ電力量を300Wから1200Wに増加させる
ようにしている。そして図2(b)における時間A点に
おいて、所定の温度θ1を越えると電力を1200Wか
ら300Wに戻すようにしている。そしてさらに、A′
点において120℃を超えると鍋5の中の材料が焦げ付
いたと判断して加熱を停止する。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の効果は、攪
拌手段を設けることにより、所定の電力W1より少ない
電力量で、煮込み料理を行っている際に所定時間T1毎
に所定時間T2の間だけW1より大きい電力量W2の電
力を負荷の鍋に与えるようにしたため、一時的に鍋の中
の水分を沸騰させて、鍋の底に沈んでいた煮込み調理の
材料を攪拌してむらなく材料が加熱されるという、調理
性能のよい誘導加熱調理器を得ることができる。
【0017】また、第2の効果は、攪拌手段により、大
きな電力で鍋の中の煮込み材料を攪拌している際に、温
度検知手段により検知された鍋の温度が所定温度θ1を
越えると、鍋の中の調理材料の水分が少なくなってきて
いると判断して大きな電力を与えるのを中止するように
したため、煮込み材料が焦げ付いたりすることなく安全
に煮込み調理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の誘導加熱調理器のブロック
【図2】(a),(b)同誘導加熱調理器の動作を示す
タイミングチャート
【図3】従来の加熱調理器のブロック図
【図4】(a),(b)同加熱調理器の動作を示すタイ
ミングチャート
【符号の説明】
2 誘導加熱装置 3 高周波電源 4 加熱コイル 5 鍋 6 温度検知手段 7 電力設定手段 8 制御手段 9 攪拌手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木山 由美子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高周波電源と加熱コイルを有する誘導加熱
    装置と、この誘導加熱装置により加熱される負荷の鍋の
    温度を測定する温度検知手段と、前記誘導加熱装置の加
    熱出力を任意に設定する電力設定手段と、この電力設定
    手段の出力を受けて前記誘導加熱装置の加熱出力を制御
    する制御手段と、前記電力設定手段の出力を受けて設定
    された加熱出力が所定出力W1以下の場合に所定時間T
    1毎に所定時間T2の間のみその加熱出力を前記所定出
    力W1より大きい所定出力W2に増加するように前記制
    御手段に出力を行う攪拌手段とを備えた誘導加熱調理
    器。
  2. 【請求項2】温度検知手段により検知された鍋の温度が
    所定温度を越えた場合には攪拌手段による出力の増加を
    禁止するようにした請求項1記載の誘導加熱調理器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004349098A (ja) * 2003-05-22 2004-12-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘導加熱調理機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004349098A (ja) * 2003-05-22 2004-12-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘導加熱調理機器

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