JPH05116195A - 型締装置 - Google Patents

型締装置

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Publication number
JPH05116195A
JPH05116195A JP10239592A JP10239592A JPH05116195A JP H05116195 A JPH05116195 A JP H05116195A JP 10239592 A JP10239592 A JP 10239592A JP 10239592 A JP10239592 A JP 10239592A JP H05116195 A JPH05116195 A JP H05116195A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold clamping
toggle mechanism
mold
toggle
screw
Prior art date
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Pending
Application number
JP10239592A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Ishikawa
▲やすし▼ 石川
Takeshi Fukuroi
武志 袋井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Priority to JP10239592A priority Critical patent/JPH05116195A/ja
Publication of JPH05116195A publication Critical patent/JPH05116195A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 型締行程の制御が行い易いトグル式の型締装
置を提供する。 【構成】 可動側金型31をトグル機構23を介してサ
ーボモータ20で駆動する。サーボモータの制御として
従来から使用されている位置決め制御等を利用して型締
工程を制御する。型締完了時には、トグル機構23のリ
ンクが伸び切った状態で金型31,32を締め付けるた
め、型締力による反力はトグル機構で吸収され、サーボ
モータ20には大きな負荷がかからない。そのため、サ
ーボモータ20を該型締力発生位置に保持し、位置決め
するためのトルクは少なくてすみ、エネルギーロスが少
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機におけるト
グル式型締装置に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形機のトグル式型締装置の駆動
は、従来油圧機構で行なわれていた。そのため、油圧ポ
ンプや弁等を必要とし、構成が複雑となっていた。ま
た、油圧により型締行程を制御しなくてはならないこと
から、その型締速度の制御も複雑で困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点を
改善し、構造が簡単で、型締行程の制御が行い易いトグ
ル式の型締装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、トグル機構で
可動側金型を移動させ型締を行う射出成形装置における
型締装置において、電気式サーボモータと、該サーボモ
ータの回転位置を検出する位置検出器と、上記サーボモ
ータの回転運動を直線運動に変えるスクリューとナット
機構と、該スクリューとナット機構の出力により上記ト
グル機構を駆動させ、上記位置検出器によって上記トグ
ル機構の位置を検出し、該トグル機構を位置決めするこ
とによって型締を行うようにすることにより上記課題を
解決した。
【0005】
【作用】サーボモータを駆動すると、該サーボモータの
回転力はスクリューとナット機構を介してトグル機構に
伝動され、トグル機構を駆動し、可動側金型を移動さ
せ、型開き,型閉じ,型締が行われる。その際、上記位
置検出器でサーボモータの回転位置、即ちトグル機構駆
動位置により可動側金型の位置が検出されるから、金型
タッチ位置等に応じて、型開き,型閉じ,型締の速度,
トルク制御が正確に、かつ、容易に行うことができる。
又、型締完了時においてはトグル機構を位置決めする
(トグル機構のリンクが伸びた状態にする)ことによっ
て型締を行い型締力を発生させているから、サーボモー
タの位置決め機能を利用して簡単に型締力を保持できエ
ネルギーロスも少ない。
【0006】
【実施例】第1図は、本発明の第1の実施例の構成図
で、1は電気式サーボモータ、2,3は歯車、4は歯車
3に固着されたナット、5は該ナットと係合するスクリ
ュー、6はダブルトグル式のトグル機構で、リンク9,
9′の一端が上記スクリュー5の先端に設けられたクロ
スヘッド10に回動自在に固着されており、他端は、リ
ンク7,7′に回動自在に固着されている。さらに、上
記リンク7,7′にはリンク8,8′が回動自在に固着
されていると共に、上記リンク7,7′は固定背圧板1
2に回動自在に固着され、また、上記リンク8,8′は
可動盤11に回動自在に固着されており、これらリンク
7,7′,8,8′,9,9′,クロスヘッド10によ
ってトグル機構6を構成している。
【0007】14,15は金型で、それぞれ上記可動盤
11,固定盤16に固着されている。そして、上記固定
盤16,固定背圧板12は4本のタイバー17−1〜1
7−4に固着され、可動盤11は、該タイバー17−1
〜17−4間をトグル機構6により第1図中左右方向に
移動できるようになっている。なお、13はカップリン
グ装置で、サーボモータ1の出力を歯車2に伝動するも
のである。また、19はサーボモータ1に付けられたパ
ルスコーダ等の位置検出器である。
【0008】次に、動作を説明すると、サーボモータ1
が回転するとカップリング装置13を介して歯車2が回
動し、該歯車2と噛み合う歯車3が回動し、該歯車3に
固着されたナット4も回動する。ナット4が回動する
と、ナット4に噛み合うスクリュー5がナット4の回動
により押され、第1図中右方に移動し、こうして、サー
ボモータ1の回転運動がスクリュー5の直線運動に変換
される。スクリュー5が第1図右方に移動するにつれ、
スクリュー5の先端に固着されたクロスヘッド10がリ
ンク9,9′を介して、リンク7,8及びリンク7′,
8′の接合点18,18′を、第1図で上下に押し開く
ため、可動盤11及び可動盤11に固着された金型14
は第1図右方に移動し、そして、上記リンク7,8及び
リンク7′,8′が伸びきる直前で金型14,15は型
を閉じ、上記リンク7,8及びリンク7′,8′が伸び
きったところでサーボモータ1を停止させ、上記リンク
7,8及びリンク7′,8′の伸びきった分だけタイバ
ー17−1〜17−4を引張り、そのタイバー17−1
〜17−4の伸びにより発生した弾性回復力により、金
型14,15を締付けることとなる。また、金型14,
15を開くときは、サーボモータ1を逆転させてスクリ
ュー5を第1図中左方に移動させて第1図のような状態
にするものである。
【0009】上記トグル機構6のリンク7,8,7′,
8′が伸びきって金型14,15を締付けるために、そ
の締付け力の反力としてスクリュー5にはほとんど力は
受けない。そのため、サーボモータ1には微小の電力を
供給するだけでよく、エネルギーロスを少なくすること
ができる。さらに、トグル機構6のリンク7,8,
7′,8′が伸びきるまえにサーボモータ1を停め、金
型14,15の締付け力を調整する場合においても、ス
クリュー5に加わる反力は非常に少ないから、歯車2,
3等の伝導装置の摩擦等で吸収され、サーボモータ1に
はほとんど伝達されない。また、必要によってはブレー
キ付のサーボモータを使用すれば、より確実に一定位置
に保持でき、締付け力も一定な力として保持することが
できる。
【0010】第2図,第3図は、シングルトグル機構を
用いた他の実施例で、20はサーボモータ,21はギア
ボックス、22はスクリュー、23はトグル機構、2
4,25は該トグル機構のリンク、26は該リンク25
に回動自在に固着されたナットで、該ナット26は上記
スクリュー22と噛み合っている。27はリンク24,
25の結合点、28は固定背圧板、29は可動盤、30
は固定盤、31,32は金型、33−1〜33−4はタ
イバー、34は位置検出器である。
【0011】第2図で示す実施例において動作を説明す
ると、サーボモータ20が回転し、ギアボックス21内
のギアを介してスクリユー22が回動し、該スクリュー
22と噛み合うナット26が該スクリュー22上を移動
し、第2図中下方へ移動する。その結果、トグル機構2
3のリンク25,26が伸び、可動盤29及び金型31
を第2図中右方に移動させ、金型31及び金型32を閉
じ、かつ、該金型31,32を締付ける作用は第1図で
示した実施例と同じである。
【0012】なお、第3図で示す実施例と第2図で示す
実施例の相違点は、第2図で示す実施例が、スクリュー
22の回転によりナット26をサーボモータ20側に引
くことに対し、第3図で示す実施例は、押す点に相違す
るのみで他は同じである。
【0013】
【発明の効果】本発明は、サーボモータの回転運動を、
スクリューとナットにより直線運動に変え、それによ
り、トグル機構を作動させて型締を行うようにし、か
つ、位置検出器によってトグル機構のクロスヘッドの位
置を介して可動側金型位置を検出するから、該金型位置
に対応して、型締速度及びトルクの制御が非常に簡単に
なり、任意の型締速度及びトルクを得ることができる。
また、型締の制御がサーボモータの制御として従来から
一般的に行われ、ほぼ完成した位置決め制御によって行
うことができるので、サーボモータの制御技術として従
来から使用されてきた技術を使用することができ、型締
制御が容易になる。そして、トグル機構を採用している
から、小型のサーボモータでよく、構造も簡単で、保守
もやりやすいという特徴も有する。さらに、締付け力を
調整するときは、サーボモータに付けられた位置検出器
により、スクリューの位置及びトグル機構の位置を精密
に制御できるから、締付け力の調整が非常に簡単とな
る。
【0014】また、従来のように、油圧機構を用いない
から信頼性が高くなり、さらに、油圧機構の場合には電
力によって油圧ポンプを稼動させ、その油圧によって駆
動機構を駆動させ、かつ、常に一定圧を保持させるため
エネルギーロスが大きいが、本発明は電力でサーボモー
タを駆動させ、そのサーボモータの出力によって直接駆
動機構を作動させたから、エネルギーロスは小さい。ま
た、駆動機構としてトグル機構を使用しているから、締
付け時にはサーボモータへの駆動電流は微小ですみ、エ
ネルギー消費を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の一部断面要部構成図で
ある。
【図2】本発明の第2の実施例の要部構成図である。
【図3】本発明の第3の実施例の要部構成図である。
【符号の説明】
1.20 サーボモータ 2.3 歯車 4,26 ナット 5,22 スクリュー 6,23 トグル機構 11,29 可動盤 14,15,31,32 金型 21 ギアボックス
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B30B 1/10 Z 7728−4E

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トグル機構で可動側金型を移動させ型締
    を行う射出成形装置における型締装置において、電気式
    サーボモータと、該サーボモータの回転位置を検出する
    位置検出器と、上記サーボモータの回転運動を直線運動
    に変えるスクリューとナット機構と、該スクリューとナ
    ット機構の出力により上記トグル機構を駆動させ上記位
    置検出器によって上記トグル機構の位置を検出し、該ト
    グル機構を位置決めすることによって型締を行うように
    した型締装置。
  2. 【請求項2】 上記トグル機構はシングルトグル式のト
    グル機構である特許請求の範囲第1項記載の型締装置。
JP10239592A 1992-03-30 1992-03-30 型締装置 Pending JPH05116195A (ja)

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JP10239592A JPH05116195A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 型締装置

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JP10239592A JPH05116195A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 型締装置

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JP21951583A Division JPS60112417A (ja) 1983-11-24 1983-11-24 型締装置

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Publication Number Publication Date
JPH05116195A true JPH05116195A (ja) 1993-05-14

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ID=14326264

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JP10239592A Pending JPH05116195A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 型締装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001300778A (ja) * 2000-04-14 2001-10-30 Amino:Kk リンク式サーボプレス
JP2003094501A (ja) * 2001-09-26 2003-04-03 Toshiba Mach Co Ltd 射出成形機の電動直圧式型締装置および射出成形機
JP2017519640A (ja) * 2014-05-27 2017-07-20 コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ 立入禁止の有害環境でペレットを成形するためのプレスとプレス組立方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001300778A (ja) * 2000-04-14 2001-10-30 Amino:Kk リンク式サーボプレス
JP2003094501A (ja) * 2001-09-26 2003-04-03 Toshiba Mach Co Ltd 射出成形機の電動直圧式型締装置および射出成形機
JP2017519640A (ja) * 2014-05-27 2017-07-20 コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ 立入禁止の有害環境でペレットを成形するためのプレスとプレス組立方法

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