JPH05107960A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05107960A
JPH05107960A JP3298440A JP29844091A JPH05107960A JP H05107960 A JPH05107960 A JP H05107960A JP 3298440 A JP3298440 A JP 3298440A JP 29844091 A JP29844091 A JP 29844091A JP H05107960 A JPH05107960 A JP H05107960A
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temperature
fixing
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image
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JP3298440A
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Inventor
Ikuko Naruse
郁子 成瀬
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像定着手段20が、記録材Pの多色トナー
画像担持面に対して定着フィルム23を密着させて該フ
ィルムの記録材密着側とは反対側に配設した加熱体21
により該フィルムを介して記録材面の多色トナー画像を
加熱軟化溶融混色させる加熱混色工程と、フィルムと記
録材とを引続き密着させたまま搬送を続行させてその間
で加熱混色トナー画像を放熱させて冷却固化させる冷却
工程と、フィルムと記録材とを分離させる分離工程と、
の順次実行部を有する多色画像形成装置において、冷却
工程の冷却効果を所望に安定化させて、出力画像の光沢
のバラツキ発生を除去すること、冷却工程を加熱混色工
程に接近させて配置しても、また連続通紙しても、バラ
ツキなく安定した所望の光沢度合いの定着画像が得ら
れ、且つ装置の小型化設計ができるようにすること等を
目的とする。 【構成】 冷却工程は温度制御手段35〜37で温度管
理されること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真・静電記録・
磁気記録等の適宜の画像形成プロセス手段により、2色
以上の加熱定着性トナーを用いて記録材(転写材・感光
紙・静電記録シートなど)の面に間接方式(転写方式)
もしくは直接方式で目的の多色画像情報に対応した未定
着の多色トナー画像を形成担持させ、該未定着の多色ト
ナー画像を加熱軟化溶融混色させて記録材面に永久固着
画像として定着処理して多色画像形成物を出力させる多
色画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は先に下記の構成を特徴とする
画像形成装置を提案した(特願昭63−318098
号)。即ち、2色以上の加熱定着性トナーを用いて未定
着の多色トナー画像を記録材面に形成担持させる画像形
成手段と、該未定着の多色トナー画像を記録材面に定着
させる定着手段を有し、上記定着手段は、記録材の多色
トナー画像担持面に対して定着フィルムを密着させて該
定着フィルムの記録材密着側とは反対側に配設した加熱
体により該フィルムを介して記録材面の多色トナー画像
を加熱軟化溶融混色させる加熱混色工程と、その加熱混
色トナー画像を定着フィルムと記録材とを引続き密着さ
せたまま冷却固化させる冷却工程と、定着フィルムと記
録材とを分離させる分離工程と、の順次実行部を有して
いる、ことを特徴とする画像形成装置である。
【0003】この画像形成装置は、(1)トナーオフセ
ットの発生がなく定着可能である、(2)良好な混色性
が得られ高画質の多色画像形成物が得られる、(3)エ
ネルギーのムダがなく簡単な構成で加熱軟化・溶融状態
のトナー画像の冷却ができる、(4)使用記録材の選択
自由度が高い、(5)加熱体の許容温度範囲が広い、等
の特長を有するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの画像形成
装置の改善に関する。この画像形成装置においては定着
出力画像の光沢度合いにバラツキがみられる。その原因
を究明した結果、この画像形成装置では冷却工程が定着
画像に光沢を付与しているものであり、この冷却工程の
冷却効果の不均一が定着画像に光沢ムラを発生させてい
ることが判った。即ち、 a.冷却工程が加熱混色工程に接近しているため、冷却
工程の温度が上昇しやすい、 b.熱容量の大きな記録材が冷却工程を通過する際、若
干、冷却工程の周辺温度に影響して連続通紙時には多少
冷却の効果が減少する、 c.使用時の環境温度によって冷却工程の冷却温度が影
響を受ける などの理由から、冷却工程の冷却温度が周辺温度・環境
温度によって左右されて不安定化して冷却効果にかなり
のバラツキを生じるためである。
【0005】また高光沢化のために冷却効果を高めるべ
く、冷却工程長を長くし、加熱混色工程から離す構造に
すると装置の大型化を招く結果となる。
【0006】そこで本発明はこの画像形成装置において
冷却工程の冷却効果を所望に安定化させて、出力画像の
光沢のバラツキ発生を除去すること、冷却工程を加熱混
色工程に接近させて配置しても、また連続通紙しても、
バラツキなく安定した所望の光沢度合いの定着画像が得
られ、且つ装置の小型化設計ができるようにすること等
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする画像形成装置である。
【0008】2色以上の加熱定着性トナーを用いて未定
着の多色トナー画像を記録材面に形成担持させる画像形
成手段と、該未定着の多色トナー画像を記録材面に定着
させる定着手段を有し、上記定着手段は、記録材の多色
トナー画像担持面に対して定着フィルムを密着させて該
定着フィルムの記録材密着側とは反対側に配設した加熱
体により該フィルムを介して記録材面の多色トナー画像
を加熱軟化溶融混色させる加熱混色工程と、定着フィル
ムと記録材とを引続き密着させたまま搬送を続行させて
その間で加熱混色トナー画像を放熱させて冷却固化させ
る冷却工程と、定着フィルムと記録材とを分離させる分
離工程と、の順次実行部を有し、前記冷却工程は温度制
御手段で温度管理されることを特徴とする画像形成装
置。
【0009】
【作用】記録材面に目的の多色画像に対応する、2色以
上の加熱定着性トナーによる未定着多色トナー画像を形
成担持させる手段は、転写方式もしくは直接方式の電子
写真法・静電記録法・磁気記録法等の従来公知の適宜の
画像形成プロセス手段を採用することができる。
【0010】而して、本発明装置におけるトナー画像定
着手段は前記のように、加熱混色工程、冷却工程、分離
工程の順次実行部を有しており、記録材面に形成担持さ
せた未定着の多色トナー画像と、その記録材の多色トナ
ー画像担持面に密着させた定着フィルムは互いに重なり
状態のままで加熱と冷却を順次に受けて多色トナー画像
の加熱軟化溶融混色、次いでその冷却固化がなされるこ
とにより多色トナー画像が記録材面に定着化される。次
いでそのトナー画像定着を受けた記録材が定着シート材
面から分離されて多色画像形成物としてアウトプットさ
れる。
【0011】定着フィルムは耐熱性・トナー離型性・強
靭性を有する薄肉(例えば数μm〜数10μm)の単層
又は所望の表面処理やラミネート処理をした複合層フィ
ルム(もしくはシート)などである。
【0012】.加熱混色工程 加熱混色工程は前記したように記録材の未定着の多色ト
ナー画像担持面に対して定着フィルムを密着させて該定
着フィルムの記録材密着側とは反対側に配設した加熱体
により該フィルムを介して記録材面の未定着トナー画像
をトナーの融点以上の温度で加熱する工程であり、トナ
ーはフィルムの肉厚を介して加熱体の熱を受けて良好に
軟化・溶融混色すると共に記録材面に対する良好な定着
性を生じる。
【0013】即ち多色トナー画像をサンドイッチに挟ん
で互いに密着した定着フィルムと記録材は加熱体とこれ
に対向して定着フィルと記録材とを密着させる対向部材
間に良好に押圧密着されて加熱体側の熱が薄肉の定着フ
ィルムを介してトナー画像に効率的に熱伝達されるこ
と、後述するように、該加熱混色工程後の定着フィルム
と記録材との分離は加熱軟化・溶融混色状態の多色トナ
ー画像が冷却固化状態となった後になされるので、該加
熱混色工程での加熱体の温度は従来の加熱ローラ定着方
式では高温オフセット現象を生じて具合の悪い温度以上
に設定しても支障がないことから、つまり加熱体の許容
温度範囲を高温側に広くできることから、層厚のある多
色トナー画像をトナー層の表層である定着フィルム側か
らだけの短時間の高温加熱で十分に良好に加熱軟化・溶
融混色させて、且つ記録材面に対する良好な定着性を生
じせさせることができる。
【0014】又この加熱混色工程での記録材自体の昇温
は実際上極めて小さく熱エネルギーの無駄が少ない。つ
まり実質的に記録材自体は加熱せず、トナーのみを効果
的に加熱軟化・溶融して低電力でトナー画像の加熱定着
を良好に実行できる。従って使用記録材は厚みに関して
許容巾が広く、薄紙から厚紙までその使用選択自由度が
広い。
【0015】ここで本発明で記述されるトナーの軟化・
溶融に関して注記する。トナーの「融点」と便宜的に表
現している温度とは、トナーが定着するために最低必要
な温度を意味しており、その定着下限温度で、溶融とい
える程粘度が低下する場合や、軟化といった程度の粘度
低下の場合がある。したがって定着する際に溶融と便宜
的に表現している場合でも、実際には軟化といった程度
の粘度低下を示している場合がある。本発明ではこのよ
うな場合も含む。同様に、トナーが冷却固定したと便宜
的に表現している場合も、トナーによっては固化とはい
えず高粘度化といった方が適切である場合がある。本発
明ではこのような場合も含む。
【0016】.冷却工程 定着フィルムに密着して加熱混色工程部を順次に通過す
る多色トナー画像を加熱軟化・溶融混色済みの記録材部
分はこの加熱混色工程部通過後も定着フィルム面に対す
る密着を維持させたままの搬送を引続きしばらく続行さ
せ、この間を冷却工程として前記加熱混色工程で軟化・
溶融混色させた多色トナー画像の熱を放熱させてトナー
を冷却固定させる。この冷却固化でトナーの凝集力は非
常に大きくなって一団となって挙動することになり、又
記録材側に対する粘着・固着力が増大する一方、定着フ
ィルム側に対するそれは極めて低下していく。記録材に
対してはトナーは前記加熱混色工程で加熱軟化・溶融さ
れた際加熱体とその対向部材によって加圧されるため、
少なくともトナー画像の一部は記録材表面層に浸透し、
その浸透分の冷却固化によるアンカー効果で冷却固化ト
ナーの記録材側に対する粘着・固着力が増大する。
【0017】本発明ではこの冷却工程を温度制御手段で
温度管理させる。この温度管理により冷却工程の冷却温
度を所望に一定化して冷却効果を、前述のような周辺温
度・環境温度に左右されることなく常に所望の安定化状
態に維持できるので、出力定着画像の光沢度合いのバラ
ツキ発生を押えることができる。また光沢度合を所望に
制御することができる。冷却が安定化するため定着フィ
ルムへのトナーの高温オフセットの心配が全くなく、記
録材はフィルムから確実に分離される。記録材の使用範
囲も広がり様々なニーズに応対できるようになった。
【0018】.分離工程 上記の冷却工程によりトナー画像の冷却固化がなされた
後、定着フィルム面から記録材を順次に離反させる。こ
の離反時にはトナー画像は冷却固化で記録材に対する粘
着・固着力が十分に大きく、定着フィルムに対するそれ
は極めて小さい状態となっているから、画像定着済みの
記録材部分は定着フィルムに対するトナーオフセットを
発生することなく容易に順次に分離されていく。
【0019】かくして、接触定着部材としての定着フィ
ルムに対するトナーオフセットを発生することがなく、
かつ熱容量の小さい発熱体を用い、その発熱体への給電
を簡素な構成のもとに行なうことが可能となり、定着す
るためにトナーを昇温させるべき温度(融点または軟化
点)に対して、十分に高い温度の加熱体を維持すること
によって実質的に記録材自体は加熱することなく多色ト
ナー画像だけを効率的に加熱混色及び冷却固化すること
が可能となり、少ないエネルギーで定着不良のない十分
良好な多色トナー画像の加熱混色・定着が可能となり、
その結果、装置使用時の待機時間や、消費電力、さらに
は機内昇温の小さな多色画像形成装置を得るという効果
を奏する。
【0020】
【実施例】
<実施例1>(図1・図2) 図1は本発明の一実施例装置としての多色画像形成装置
の概略構成図である。本例装置は電子写真カラー複写装
置である。図2は加熱定着装置部分の拡大図である。 (1)装置の全体構成(図1) 本例装置は電子写真プロセスを利用して多色原稿画像の
色分解トナー画像を感光ドラム面に順次に形成し、その
各色分解トナー画像を同一の転写材面に順次に重畳画写
して原稿画像に対応した未定着の多色トナー画像を形成
担持させ、その転写材を定着処理して多色画像形成物
(コピー、複写物)を出力させるものであり、この多色
画像形成プロセス自体は既に知られているものであるか
ら簡単に説明するにとどめる。
【0021】9は装置のメイン電源スイッチ、1は操作
パネル、3は固定の原稿台ガラスであり、この原稿台ガ
ラス3の上面に多色原稿0を複写すべき画像面を下向き
にして所定の載置基準に従って載置し、その上から原稿
圧着板4をかぶせて押え込む。画像形成スタート信号に
もとずいて、原稿照明ランプ5a・移動第1ミラー5b
・移動第2ミラー5c・結像レンズ5d・固定第3ミラ
ー5e・切換え式色分解フィルタ5f・固定第4ミラー
5gを含む移動型結像光学系5により原稿台ガラス3上
に載置セットされている多色原稿0の下向き画像面が一
端側から他端側に順次に照明走査され、その照明走査光
が支軸18aを中心に矢示の時計方向に所定の周速度で
回転駆動されている感光ドラム18面に結像露光され、
感光ドラム面に対向配置された帯電器等の潜像形成用プ
ロセス機器との共働にて多色原稿画像の第1色目の色分
解画像に対応した静電潜像が形成されていく。そしてそ
の静電潜像が第1色目の現象器27aによりトナー画像
されていく。一方、予め選択指定した第1又は第2の転
写材(記録材)カセット10又は11から給紙ローラ1
0a又は11aの作動により転写材12又は13が1枚
宛繰出されてシートパス14・16又は15・16を介
して、感光ドラム18と同期して矢示の反時計方向に感
光ドラムと同じ周速度で回転している転写ドラム17に
対して給送され、その給送転写材の先端辺が転写ドラム
17に具備させたグリッパ(不図示)に把持され、転写
材は転写ドラム17の外周面に巻付きながら感光ドラム
18との対向部(転写部)へ搬送されて転写帯電器28
により感光ドラム18面側の第1色目のトナー画像の転
写を順次に受ける。
【0022】以下同様にして感光ドラム18面に対して
第2色目・第3色目…の色分解画像に対応した静電潜像
の形成並びに第2色目・第3色目…の現像器27b・2
7c…によるトナー現象が順次に実行され、それ等のト
ナー現象画像が転写ドラム17面に巻付き保持されてい
る同一の転写材に順次に重畳転写されていき、最終色目
のトナー画像が転写されることにより転写ドラム17上
の転写材面には多色原稿0の画像に対応した未定着の多
色トナー画像が形成担持される。
【0023】転写ドラム17上の転写材面に対して最終
色目のトナー画像が転写されるとグリッパによる把持が
解除されて転写材は転写ドラム17面から分離されて搬
送装置19により定着装置20へ導入されて未定着の多
色トナー画像の加熱混色・定着を受けて多色画像形成物
として機外の排紙トレイ26に排出される。 (2)定着装置(図2) 21は加熱体としての加熱ローラであり、ヒータ33を
内蔵し、温度検知素子34によって検出された加熱ロー
ラ表面温度に応じてヒータ33を適宜発熱制御させるこ
とにより、加熱ローラ21の温度を所望に設定・維持・
管理できる。
【0024】31は加熱ローラ21よりも転写材搬送方
向下流側に配設した小径の分離上ローラ、24は該ロー
ラの上方位置に配設したアイドラである。23は上記加
熱ローラ21・分離上ローラ31・アイドラ24の3つ
のローラ間に懸回張設したエンドレスベルト状の定着フ
ィルムである。アイドラ24は引っ張りばね24aで引
上げ付勢されていてその付勢力で定着フィルム23は常
に適度の緊張力を受けている。又定着フィルム23は加
熱ローラ21の回転力で転写材の搬送速度と同一速度で
時計方向に回動駆動される。
【0025】22は加熱ローラ21の下側に対向させて
配設した加圧ローラ、32は分離上ローラ31の下側に
対向させて配設した分離下ローラ、25は加圧ローラ2
2と分離下ローラ32との間に懸回張設したエンドレス
ベルト状の搬送ベルト(バックアップベルト)である。
加圧ローラ22は表層をゴム等の弾性体で形成したロー
ラである。この加圧ローラ22と加熱ローラ21との間
に定着フィルム23と搬送ベルト25を挟んで所定の当
接圧(例えばA4幅で総圧4〜6kg)を得ている。加
熱ローラ21の回転駆動により加圧ローラ22が従動回
転して搬送ベルト25も定着フィルム23と共に転写材
の搬送速度と同一速度で反時計方向に回動する。
【0026】而して加熱ローラ21が回転駆動され、従
って定着フィルム23及び搬送ベルト25が回動してい
る状態において、転写ドラム17から分離されて搬送装
置19で定着装置20へ搬送された、未定着の多色トナ
ー画像Taを担持した転写材12(又は13)は加熱ロ
ーラ21と加圧ローラ22との圧接部Nの定着シート2
3と搬送ベルト25との間に進入して未定着トナー画像
面が転写材の搬送速度と同一速度で同方向に回動状態の
定着フィルム23の下面に密着して面ズレやしわ寄りを
生じることなく定着フィルム23と一緒の重なり状態で
加熱体21と加圧ローラ22との相互圧接部Nを挟圧力
を受けつつ通過していく。
【0027】この相互圧接部N通過過程を加熱混色工程
として前記(作用)の項に述べた多色トナー画像の加
熱軟化・溶融混色Tbが行なわれる。所定の温度に維持
された加熱ローラ21と、加熱手段を持たない加圧ロー
ラ22とによって、定着シート23を介して多色のトナ
ー画像を有する転写材を加圧挟持することによって、多
色のトナー画像を加熱加圧し軟化溶融混色Tbする。
【0028】加熱ローラ21と加圧ローラ22との相互
圧接部Nを通過した転写材部分は分離上ローラ31の位
置へ到達するまでの間は加熱ローラ21と分離上ローラ
31間で展張して走行している定着フィルム部分に引き
続き密着したまま搬送されていく。搬送ベルト25は転
写材の裏面を支えて定着フィルム23との密着を維持す
る作用をする。
【0029】この搬送過程を冷却工程として前記(作
用)の項に述べたように軟化・溶融混色トナーTbの
熱が放熱されてトナーの冷却固化Tcがなされる。
【0030】35・36は、加熱混色工程と分離工程と
の間の冷却工程部に配設した冷却工程温度制御手段とし
ての、冷却ファンと温度検知手段である。
【0031】温度検知手段36は加熱混色工程通過後の
定着フィルム23の温度を検知しその検知温度情報が制
御回路37へ入力する。制御回路37は入力される検知
温度情報と予め設定の基準温度情報とを対比し、その差
Δtの大小に応じて冷却ファン35の回転数を制御す
る。
【0032】このように制御される冷却ファン35の送
風により加熱混色工程通過後の定着フィルム23の温度
即ち冷却工程の温度が回路37に設定の基準温度にほぼ
一定に管理される。
【0033】即ち、冷却工程の冷却効果を周辺温度・環
境温度に左右されることなく常に所望の安定化状態に維
持することができ、連続通紙使用の場合でも出力定着画
像の光沢度合いのバラツキ発生を押えることができる。
【0034】回路37に設定する基準温度を設定切換ス
イッチ37aによって切換えることで冷却効果の段階を
様々に設定して出力画像の光沢度合いを高低所望に制御
することもできる。画像面の一部のみを高光沢化するこ
とも可能である。
【0035】冷却工程は加熱混色工程が接近していても
温度制御手段35・36・37で冷却効果の安定化がな
されるから、加熱混色工程と冷却工程を接近させて装置
の小型化を図ることができる。
【0036】冷却が安定化するため定着フィルム23へ
のトナーの高湿オフセットの心配が全くなく記録材12
(13)とフィルム23との分離工程での分離が確実化
する。記録材の使用範囲も広がり様々なニーズに対応で
きるようになった。
【0037】そして定着フィルム23と記録材12(1
3)の定着体が冷却工程を通過して分離上ローラ31の
位置へ到達すると、定着フィルム23は曲率の大きい分
離上ローラ31の面に沿って転写材面から離れる方向に
走行方向が転向されて定着フィルム23と記録材12
(13)とが互いに分離して排紙トレイ26へ排紙され
ていく。この分離時点までにはトナーは十分に冷却固化
して前記(作用)の項に述べたように記録材に対する
トナーの粘着・固着力が十分に大きく、定着フィルム2
3に対するそれは極めて小さい状態となっているから定
着フィルム23と記録材の分離は定着フィルム23に対
するトナーオフセットを実質的に発生することなく容易
に順次になされる。
【0038】温度検知手段(サーミスタ)36を分離ロ
ーラ31に当接させ、分離ローラ31の温度に応じて冷
却ファン35をオン/オフさせて冷却したり、分離ロー
ラ31自体を冷却しても同様の効果が得られ、かつ余分
な部材(例えばヒートパイプ等)を必要とせず、装置の
小型化が実現する。サーミスタ36をつける、あるいは
冷却する所は分離ステーでも可能である。
【0039】具体的に、定着装置20を下記の構成のも
のにして画像形成を実行した。 加熱ローラ21:外径30mm、肉厚2.5mmのアル
ミニウム円筒体、180゜Cに温調 加圧ローラ22:7mm厚のシリコンゴム層を有する外
径30mmのゴムローラ 定着シート23:ニッケルを基材とした無端状ベルトの
外周面にPFA等のフッ素樹脂により離型化処理をした
約30μm厚のベルト 分離上下ローラ31・32:外径8mmのSUS製ロー
ラ 定着処理速度:50mm/sec(プロセススピード、
転写材搬送速度) 冷却工程は温度検知手段36としてサーミスタを用い、
140℃が検知されたところで冷却ファン35を回転さ
せる構成とした。必要な光沢の度合いによってファンを
オフとするのが望ましい。
【0040】出力された多色のトナー画像を有する転写
材は定着性、混色性、光沢性ともに良好であり、光沢度
合いのバラツキがなく高品質の画像を得ることができ
た。
【0041】又、定着フィルム上へのトナーオフセット
もなく、長期に亘って繰り返し画像形成を行なっても、
実用上問題のない画像を得ることができた。又トナー表
層から加熱するので、転写材の厚みに関して許容巾が広
く52gr/m程度の薄紙から128gr/m程度の厚
紙まで問題なく使用可能であった。さらには、OHPフ
ィルム等への画像形成が可能であり、特に定着フィルム
23の表層に平滑処理を施しておくことにより、トナー
画像の表層が平滑化され、透過性の良好なカラーOHP
を作成することもできた。
【0042】<実施例2>(図3) 本実施例は、加熱体として低熱容量線状加熱体を用いた
画像加熱定着装置である。
【0043】43はエンドレスベルト状の定着フィルム
であり、左側の駆動ローラ41と、右側の従動ローラ4
4と、該駆動ローラ41の下方に配置した分離ローラ5
2とと、駆動ローラ41と従動ローラ44の間の下方に
配置した加熱体(ヒータ)としての低熱容量線状加熱体
42、の互いにほぼ平行な該4部材41・44・52・
42に懸回張設してある。
【0044】従動ローラ44はエンドレスベルト状の定
着フィルム43のテンションローラを兼ねさせており、
該定着フィルム43は駆動ローラ41の時計方向回転駆
動に伴い時計方向に所定の周速度、即ち不図示の画像形
成部(A)側から搬送されてくる未定着トナー画像Ta
を上面に担持した記録材シートPの搬送速度と同じ周速
度を持ってシワや蛇行、速度遅れなく回転駆動される。
【0045】駆動ローラ41はシリコンゴム等の、定着
フィルム43に対して摩擦係数の高い耐熱材料をコート
した金属ローラ、従動ローラ44は駆動ローラ41に比
べ、定着フィルム43に対する摩擦係数の低い、例えば
金属の無垢ローラである。
【0046】49は加圧部材としての、シリコンゴム等
の離型性の良いゴム弾性層を有する加圧ローラであり、
前記のエンドレスベスト状定着フィルム43の下行側フ
ィルム部分を挟ませて前記加熱体42の下面に対して不
図示の付勢手段により例えば総圧4〜12kgの圧接力
を持って対向圧接させてあり、記録材シートPの搬送方
向に順方向の反時計方向に回転する。
【0047】回動駆動されるエンドレスベルト状の定着
フィルム43は繰り返してトナー画像の加熱定着に供さ
れるから、耐熱性・離型性・耐久性に優れたもので、一
般的には100μm以下、好ましくは40μm以下の薄
肉のものを使用する。例えばポリイミド・ポリエーテル
イミド・PES・PFA(4フッ化エチレン−パーフル
オロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂)などの耐熱
樹脂の単層フィルム、或いは複合層フィルム例えば20
μm厚フィルムの少なくとも画像当接面側にPTFE
(4フッ化エチレン樹脂)・PAF等のフッ素樹脂に導
電材を添加した離型性コート層を10μm厚に施したも
のなどである。
【0048】加熱体としての低熱容量線状加熱体42は
本例のものは、定着フィルム横断方向(定着フィルム4
3の走行方向に直角方向)を長手とする、通電発熱体5
3・検温素子45・表面層54等を具備させたヒータ基
板47からなる。この加熱体42を横長の剛性・高耐熱
性・断熱性を有するヒータ支持体46に固定支持させて
ある。
【0049】ヒータ支持体46は加熱体42を機械(定
着装置及び複写装置)全体に対し断熱支持するもので、
例えばPPS(ポリフェニレンサルファイド)、PAI
(ポリアミドイミド)、PI(ポリイミド)、PEEK
(ポリエーテルエーテルケトン)、液晶ポリマー等の高
耐熱性樹脂や、これらの樹脂とセラミックス、金属、ガ
ラス等との複合材料などで構成できる。
【0050】ヒータ基板47は耐熱性・絶縁性・低熱容
量・高熱伝導性の部材であり、一例として厚み1mm・
幅10mm・長さ240mmのアルミナ基板である。
【0051】発熱体53は、基板47の下面の略中央部
に沿って、例えばAg/Pd(銀パラジウム)・Ta2
N等の電気抵抗材料を厚み約10μm、幅1〜3mmに
スクリーン印刷等により塗工したものである。
【0052】その上に絶縁・保護を目的として、表面層
54としての耐熱ガラスを備える。耐熱ガラスの表面粗
度は10点平均粗さRz(μm)0.8μmであるが、
この値を0.3≦Rz≦3にするのが好ましい。
【0053】検温素子45は、例えば、ヒータ基板47
の上面(発熱体53を設けた面とは反対側の面)の略中
央部にスクリーン印刷等により塗工して具備させたPt
膜等の低熱容量の測温抵抗体である。検温素子45は他
に、低熱容量サーミスタなどの他の検温素子をヒータ基
板47に当接配設する構成にしてもよい。
【0054】本例の加熱体42は発熱体53に対してそ
の長手方向両端部より通電し、発熱体53をほぼ略全長
にわたって発熱させる。通電はAC100Vであり、検
温素子45の検知温度に応じてトライアックを含む通電
制御回路により電源回路を制御して発熱体53に通電す
る位相角を制御することにより通電電力を制御してい
る。
【0055】画像形成部(A)が動作して該画像形成部
から定着装置へ搬送された、未定着のトナー画像Taを
上面に担持した記録材Pはガイド48に案内されて加熱
体42と加圧ローラ49との圧接部(定着部)Nの定着
フィルム43と加圧ローラ49との間に進入して、未定
着トナー画像面が記録材シートPの搬送速度と同一速度
で同方向に回動状態の定着フィルム43の下面に密着し
て定着フィルム43と一緒の重なり状態で加熱体42と
加圧ローラ49との相互圧接部N間を挟圧力を受けつつ
通過していく。加熱体42は画像形成スタート信号によ
り所定のタイミングで発熱体53に対して通電され加熱
されるので、トナー画像Taは圧接部Nにおいて加熱を
受けて軟化・溶融像Tbとなる(加熱混色工程)。
【0056】加熱混色工程としての圧接部Nを通過した
記録材シートPは分離ローラ52へ至るまで定着フィル
ム43に密着したまま帆走され、その間を冷却工程とし
て冷却される。この冷却工程は実施例1と同様に冷却フ
ァン35・温度検知素子36・制御回路37により温度
管理される。
【0057】定着フィルム43は分離ローラ52へ至る
と急角度で走行方向が転向する。従って、定着フィルム
43と重なった状態で冷却工程を経て搬送されたシート
Pは、分離ローラ52において定着フィルム43から曲
率分離し排紙されてゆく。
【0058】発熱体53及びヒータ基板47の熱容量が
小さく、かつ、これらが支持体46により断熱支持され
ているので、圧接部Nにおける加熱体42の表面温度は
短時間にトナーの融点(又はシートPへの定着可能温
度)に対して十分な高温に昇温してフィルム43を加熱
するから、加熱体42をあらかじめ昇温させておく(い
わゆるスタンバイ温調)必要がなく、省エネルギーが実
現でき、しかも機内昇温も防止できる。
【0059】実施例1及び実施例2において、冷却ファ
ン35の駆動をコントロールし、冷却をストップし、不
図示の機構を用いて分離ローラ31・52をフィルム2
3・43から離し、冷却工程を設けず、分離する方式も
ある。これによって制御しつつ冷却分離を行なう場合
と、全く冷却せず溶融分離を行なう場合とが設定でき、
必要な画像によって分離方式を選択することが可能であ
る。
【0060】<実施例3>(図4) 定着フィルム43はエンドレスのものに限らず、図4の
ように送り出し軸61にロール巻に巻回した有端の長尺
フィルムとし、これを加熱体42と加圧ローラ49の
間、分離ローラ52を経由させて巻取り軸62に係止さ
せて走行させて使用するフィルム巻取り式の構成にする
こともできる。
【0061】フィルム43は略全長分が巻取り使用され
たら新品と交換する構成、或いはフィルムの使用に伴な
う熱変形や劣化が小さければ取り軸62側へ巻取り使用
されたフィルムを適時に送り出し軸61側へ巻戻し制御
し、或いは巻取り軸62側と送り出し軸61側を反転交
換するなどして複数回繰り出し使用する構成にすること
もできる。
【0062】このようなフィルム巻取り式の場合は冷却
工程部のフィルム冷却手段の配置スペースを大きくとれ
て排熱がし易いというメリットがある。
【0063】<実施例4>(図5・図6) 本実施例は実施例2(図3)においてフィルム冷却手段
として冷却ファン35の代わりに、加熱体42と分離ロ
ーラ52との間のエンドレス定着フィルム部分の内側に
金属製の放射冷却コロ63・64を配置し、常時はバネ
65・66でフィルム43の内面から非接触に引き上げ
た状態に保たせる。そして温度検知手段36の検知温度
が所定温度以上を検知したときは制御回路37でソレノ
イド67・68を作動させてコロ63・64を引き下げ
させてフィルム43の内面に当接させることでフィルム
の放射冷却を行なわせる。
【0064】この構成のものは図6のようにコロ63は
フィルム43の幅寸法の手前側半分の長さとし、コロ6
4は奥側半分の長さとし、その両コロ63・64を選択
的にフィルム43の内面に当接させる制御により、画像
領域の例えば手前側半分のみを特に光沢をだしたり、全
面に光沢をだしたりという形態で使用用途に応じて画像
に光沢をだすことが可能となる。
【0065】<実施例5>(図7) 本実施例はフィルム冷却手段としてヒートパイプ69を
用いたものである。
【0066】ヒートパイプをペルチェ素子に変え、温度
上昇時には該素子の検知によって冷却が始まり、冷却が
進んで一定温度以下になったことがサーミスタ等の検温
素子で検知されると、ペルチェ素子を引き上げ機構によ
ってフィルム面から非接触に離間させて冷却をストップ
させるような構成とすることもできる。ペルチェ素子を
用いることで装置の更なる小型化が達成され、また短時
間で急激な冷却が可能となる。
【0067】
【発明の効果】以上のように本発明の多色画像形成装置
は、(1)トナーオフセットの発生を確実に防止してム
ラのない良好な画像定着処理を可能にすることができ
る、(2)良好な混色性が得られ高画質の多色画像形成
物が得られる、(3)エネルギーのムダがなく簡単な構
成で加熱軟化・溶融状態のトナー画像の確実な冷却がで
き、光沢ムラを発生させない、(4)使用記録材の選択
自由度が高い、(5)加熱体の許容温度範囲が広い、
(6)加熱混色工程と冷却工程を接近させて装置の小型
化を図れる、(7)連続通紙使用でも安定した画像が得
られる、(8)高光沢の付与が可能となる、(9)画像
面の一部のみを高光沢化することも可能である、等の特
長を有し、所期の目的にかなう実用性のある装置であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例の多色画像形成装置(電子写真カラ
ー複写機)の概略構成図
【図2】 定着装置部分の拡大図
【図3】 第2の実施例定着装置の構成略図
【図4】 第3の実施例定着装置の構成略図
【図5】 第4の実施例定着装置の構成略図
【図6】 その斜視図
【図7】 第5の実施例定着装置の構成略図
【符号の説明】
3 固定の原稿台ガラス 0 原稿 5 移動型結像光学系 18 感光ドラム 27a・27b・27c 各色の現像器 17 転写ドラム 28 転写用放電器 20 定着装置 21 加熱体としての加熱ローラ 22 加圧部材としての加圧ローラ 23 定着フィルム 31・32 上下の分離ローラ 25 搬送ベルト 12・13 記録材としての転写材 35 冷却ファン 36 温度検知手段 37 制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2色以上の加熱定着性トナーを用いて未
    定着の多色トナー画像を記録材面に形成担持させる画像
    形成手段と、該未定着の多色トナー画像を記録材面に定
    着させる定着手段を有し、 上記定着手段は、 記録材の多色トナー画像担持面に対して定着フィルムを
    密着させて該定着フィルムの記録材密着側とは反対側に
    配設した加熱体により該フィルムを介して記録材面の多
    色トナー画像を加熱軟化溶融混色させる加熱混色工程
    と、 定着フィルムと記録材とを引続き密着させたまま搬送を
    続行させてその間で加熱混色トナー画像を放熱させて冷
    却固化させる冷却工程と、 定着フィルムと記録材とを分離させる分離工程と、の順
    次実行部を有し、前記冷却工程は温度制御手段で温度管
    理されることを特徴とする画像形成装置。
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