JPH05107323A - 電子回路試験装置 - Google Patents

電子回路試験装置

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JPH05107323A
JPH05107323A JP3183668A JP18366891A JPH05107323A JP H05107323 A JPH05107323 A JP H05107323A JP 3183668 A JP3183668 A JP 3183668A JP 18366891 A JP18366891 A JP 18366891A JP H05107323 A JPH05107323 A JP H05107323A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
state
electronic circuit
buffers
high impedance
Prior art date
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Pending
Application number
JP3183668A
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English (en)
Inventor
Shunji Matsuno
竣治 松野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP3183668A priority Critical patent/JPH05107323A/ja
Publication of JPH05107323A publication Critical patent/JPH05107323A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 LSI電子回路のテストに際して出力信号同
時動作数を自動的に低減することを目的とする。 【構成】 電子回路のテスト装置において、入力信号1
を適宜制御することにより、出力バッファ群8〜10を
初め高インピーダンス出力状態とし、次いで順次通常出
力状態に戻す手段をもつことを特徴とする。 【効果】 テスト・データの自動生成ができ、人手修正
作業の大幅削減が可能になる効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、3ステート出力バッフ
ァを持つ電子回路に利用する。特に、LSI上に載せた
電子回路の出力信号同時動作数を低減する制御手段に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来例では、テスト・データのある所で
出力同時動作数制限を越えた場合に、個別に入力信号の
与え方や特定の回路の工夫などによって出力信号同時動
作数の低減を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来例で
は、問題個所に対して個別的に対処しているので、多く
の人手工数と時間とを必要とし、また、高度の技術力を
持った人を必要とする欠点があった。
【0004】本発明は、このような欠点を除去するもの
で、出力信号同時動作数を自動的に低減できる電子回路
試験装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、多数の3ステ
ート出力バッファをもつ電子回路に結合される電子回路
試験装置において、2以上の群に分割された上記3ステ
ート出力バッファのそれぞれの群に属する3ステート出
力バッファのすべてを通常出力状態から高インピーダン
ス出力状態とし、次いで与えられたデータに応じて所定
のテスト・サイクル毎に順次1群ずつ高インピーダンス
出力状態から通常出力状態に戻す制御動作を実行する制
御手段を備えたことを特徴とする。
【0006】ここで、上記制御手段に与えられるデータ
がテスト・データの一部であっても良い。また、上記制
御手段に与えられるデータは、群の数に対応したダミー
・テスト・サイクルを設けて3ステート出力バッファの
制御信号の基となる外部入力信号であっても良い。
【0007】
【作用】電子回路のテスト装置の入力信号を適宜制御す
ることにより、出力バッファ群を初め高インピーダンス
出力状態とし、次いで順次通常出力状態に戻す。これに
より、テストに際して出力信号同時動作数を自動的に低
減することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1はこの実施例の主要部の構成を示す
回路図である。
【0009】この実施例は、図1に示すように、多数の
3ステート出力バッファ11をもつ電子回路に結合さ
れ、この3ステート出力バッファ11の複数個を含む群
7〜10毎にその群に属する3ステート出力バッファの
すべてを通常出力状態から高インピーダンス出力状態と
し、次いで与えられたデータに応じて所定のテスト・サ
イクル毎に順次1群ずつ高インピーダンス出力状態から
通常出力状態に戻す制御動作を実行する制御手段を備え
る。
【0010】次に、この実施例の動作を説明する。この
電子回路の出力の全てまたは大部分は、出力バッファ群
7〜10の3ステート出力バッファ11(以下、出力バ
ッファ11という)を経由している。各出力は同時動作
(およそ0〜30nsの時間内の動作を同時とみる)す
る可能性の大きいものをできるだけ別々の出力バッファ
群に割当てると効果的である。この実施例の電子回路の
動作テストを行うときに、あるテスト・データで出力同
時動作数が通常電子回路を実装するパッケージによって
定められる制限値を超えたとする。通常は入力端子1の
AおよびB入力を「1」および「1」とし、デコーダ2
の3出力は「0」である。よってナンドゲート4および
5、インバータ6の出力は全て「1」となり、出力バッ
ファ群7〜10の全出力バッファ11は通常出力状態に
なっている。このときに出力同時動作数が制限値を超え
ると、まず入力端子1のAおよびBの入力(テスト・デ
ータの一部である)を「0」および「0」にする。これ
により、デコーダ2の出力0が「0」、その他の出力
1、2および3が「1」になり、ナンドゲート4および
5、インバータ6の各出力が「0」になり、出力バッフ
ァ11のイネーブル入力が常に「1」クランプされてい
る出力バッファ群7の出力バッファのみが通常出力状態
のままであり、出力バッファ群8、9および10の出力
バッファ11のすべては高インピーダンス状態(こうし
て出力信号の変動をとめる)になる。次のサイクル(ダ
ミー・テスト・サイクル)で入力端子1のAおよびB入
力を「0」および「1」にする(その他のテスト・デー
タ入力は動かさない)と、デコーダ2の出力1のみが
「0」になり、ナンドゲート4の出力が「1」になる。
これにより新たに出力バッファ群8の出力バッファ11
が通常出力状態に戻る。同様にして次のサイクル(ダミ
ー・テスト・サイクル)で入力端子1のAおよびB入力
を「1」および「0」、さらに次のサイクル(ダミー・
テスト・サイクル)で「1」および「1」にすると、出
力バッファ群9および10を順次高インピーダンス出力
状態から通常出力状態に戻すことができる。
【0011】図2はこの動作を表したタイミング図であ
る。図中、Nは通常出力状態、Zは高インピーダンス出
力状態を示す。このように本発明では、出力同時動作数
が制限値で越えるテスト・データがあると、入力端子1
のAおよびB入力信号を制御することにより、図2のご
とく全出力を4分割して順次1群ずつ通常出力状態にす
ることができ、大部分の同時動作数制限を回避できる。
ごくまれに回避できない場合には、テスト・データを手
直しするか出力バッファ群の分割を変える等の方法があ
る。
【0012】図3は第二実施例の動作を表したタイミン
グ図である。前述の実施例との違いを説明する。前述の
実施例では出力同時動作数が制限を越えたときに入力端
子1のAおよびB信号のみを変化させたテスト・データ
を追加(この間はダミー・テスト・サイクルであり、他
の入力信号はずっと一定値のまま)していたが、本実施
例ではテスト・データの追加はせずに入力端子1のAお
よびB信号を4連続テスト・データにわたって「0」お
よび「0」→「0」および「1」→「1」および「0」
→「1」および「1」と変化させる(この間他の入力信
号普通に変化している)。これによりテスト・データの
増加をなくす効果がある。反面、同時に他の入力信号も
動いていることから、新たに同時動作数制限を越える可
能性があるが、そのときは第一実施例の方法を採ればよ
い。このように一連のテスト・データの中で第一実施例
と第二実施例とは適宜に併用することが可能である。
【0013】図4は第三実施例の回路図であり、出力バ
ッファ群7〜10は図1と同じであり省略してある。図
1に示す第一実施例との違いは、入力端子1のAおよび
B入力に代えて、図4ではマイナスカウンタ3を設け、
その反転出力23および24をデコーダ2に入力してい
ることである。マイナスカウンタ3にはクロック入力と
カウント入力およびその反転信号(インバータ22の出
力)とが入力されている。もう一つの違いは、デコーダ
2の入力にマイナスカウンタ3の出力を用いているの
で、マイナスカウンタ3を動かすためのテスト・サイク
ルが4サイクル多く必要であり、これ以外は図1の実施
例と同様である。図5は第三実施例の動作を示すタイミ
ング図である。
【0014】図6は第四実施例の回路図である。この実
施例も基本的には第一実施例と同様であるが、図1でデ
コーダ2とナンドゲート4および5とインバータ6とを
用いた代わりにシフトレジスタ30を用いたものであ
る。シフトレジスタ30は3ビットよりなり、各出力は
出力バッファ群8、9および10の出力バッファ11の
イネーブル入力に接続されている。図7はこの実施例の
動作を表すタイミング図である。図示はしないが、シフ
トレジスタ30はあらかじめ「111」にセットされて
おり、同時動作数制限を越えたテスト・データが現れる
と、まずクロック信号およびクリア信号によって「00
0」にクリアされる。次いでクロック信号を3回出し
て、シフトレジスタの内容を「100」、「110」お
よび「111」に変化させる。これによりシフトレジス
タ出力34、35および36が図示のように変化し、前
記第三実施例と全く同様の動作をする。
【0015】なお、図1と図4とでデコーダ2と、ナン
ドゲート4および5と、インバータ6とで構成した回路
は他のゲートを用いたランダム・ロジック回路でも構成
できることは明白である。図8はその一例である。本例
はオアゲート40、バッファ41、アンドゲート42か
ら構成され図のように接続される。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、出力バ
ッファを複数の群に分割し、少量の回路と少数の手順を
加えることによりテスト時出力バッファを群ごとに順次
動作させるので、出力同時動作数制限を越えることを回
避でき、回路のテスト・データの自動作成、人手工数を
大幅に削減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の構成を示す回路接続図。
【図2】本発明の第一実施例の動作を示すタイミング
図。
【図3】本発明の第二実施例の動作を示すタイミング
図。
【図4】本発明の第三実施例の構成を示す回路接続図。
【図5】本発明の第三実施例の動作を示すタイミング
図。
【図6】本発明の第四実施例の構成を示す回路接続図。
【図7】本発明の第四実施例の動作を示すタイミング
図。
【図8】図1に示す制御回路と等価な回路の構成を示す
回路接続図。
【符号の説明】
1 入力端子 2 デコーダ 3 マイナスカウンタ 4、5 ナンドゲート 6、22 インバータ 7、8、9、10 出力バッファ群 11 3ステート出力バッファ 20、31 クロック入力端子 21 カウント入力端子 23、24 マイナスカウンタ出力 30 シフトレジスタ 32 クリア入力端子 33 シフト入力データ信号 34、35、36 シフトレジスタ出力 40 オアゲート 41 バッファ 42 アンドゲート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の3ステート出力バッファをもつ電
    子回路に結合される電子回路試験装置において、 2以上の群に分割された上記3ステート出力バッファの
    それぞれの群に属する3ステート出力バッファのすべて
    を通常出力状態から高インピーダンス出力状態とし、次
    いで与えられたデータに応じて所定のテスト・サイクル
    毎に順次1群ずつ高インピーダンス出力状態から通常出
    力状態に戻す制御動作を実行する制御手段を備えたこと
    を特徴とする電子回路試験装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段に与えられるデータがテス
    ト・データの一部である請求項1記載の電子回路試験装
    置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段に与えられるデータは、群
    の数に対応したダミー・テスト・サイクルを設けて3ス
    テート出力バッファの制御信号の基となる外部入力信号
    である請求項1記載の電子回路試験装置。
JP3183668A 1991-06-27 1991-06-27 電子回路試験装置 Pending JPH05107323A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3183668A JPH05107323A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 電子回路試験装置

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JP3183668A JPH05107323A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 電子回路試験装置

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JPH05107323A true JPH05107323A (ja) 1993-04-27

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ID=16139841

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JP3183668A Pending JPH05107323A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 電子回路試験装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6255574A (ja) * 1985-09-04 1987-03-11 Nec Corp 半導体集積回路

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6255574A (ja) * 1985-09-04 1987-03-11 Nec Corp 半導体集積回路

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