JPH04215316A - 逐次有限状態マシン回路とそのような回路を具える集積回路 - Google Patents

逐次有限状態マシン回路とそのような回路を具える集積回路

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JPH04215316A
JPH04215316A JP3040530A JP4053091A JPH04215316A JP H04215316 A JPH04215316 A JP H04215316A JP 3040530 A JP3040530 A JP 3040530A JP 4053091 A JP4053091 A JP 4053091A JP H04215316 A JPH04215316 A JP H04215316A
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circuit
values
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bistable elements
finite state
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JP3040530A
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English (en)
Inventor
Lars A R Eerenstein
ラルス アリエン ラウル エーレンスタイン
Mathias N M Muris
マティアス ニコラース マリー ムリス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
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Publication date
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/04Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
    • G05B19/045Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers using logic state machines, consisting only of a memory or a programmable logic device containing the logic for the controlled machine and in which the state of its outputs is dependent on the state of its inputs or part of its own output states, e.g. binary decision controllers, finite state controllers

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は1組のN個の双安定要素{FF(
1),...,FF(N)}とそれに接続された1組の
組合せ論理(combinatory logic )
を具える逐次有限状態マシン回路(sequentia
l finite−state machine ci
rcuit )に関連し、双安定要素の論理値の組合せ
は有限状態マシンの状態を表す回路状態を規定し、該回
路は組合せ論理、回路の現行状態(current s
tate )、および入力信号の影響の下でクロック信
号により決定される時点で次の状態に切り替わり、組合
せ論理の組は回路の有限状態マシンの状態間の遷移を実
現している。  この種の回路はドイツ国公開特許第D
E−3719181−A1 号から知られている。本発
明はまたそのような回路を具える集積回路にも関連して
いる。
【0002】
【背景技術】有限状態マシン(FSM:finite−
state machine)は論理システムを表現す
るモデルにしばしば使用されている。連続あるいはアナ
ログマシンとは反対に、FSMの動作は離散値情報に基
づいている。FSMは組合せマシン(combinat
orymachine )(メモリが無く、入力信号は
出力信号を一義的に規定する)と、逐次マシン(メモリ
を具え、その現行の内容と入力信号はメモリの新しい内
容と出力信号を明確に規定する)とに細分できる。
【0003】FSMはFSM回路で実現できる。すなわ
ち、それは論理回路の後に連結されているフリップフロ
ップと、入力あるいは制御信号およびクロック信号を持
つ組合せ論理であり(同期FSM)、この論理は回路の
FSMの間の遷移(フリップフロップの内容により表さ
れる)を実現する。
【0004】FSMは吸収(absorbing )と
して言及される状態を有することができ、このいわゆる
静止状態はもし入力あるいは制御信号が所与の一連の値
を取るなら、すべての可能な状態から到達される。この
ようにFSMは自己開始(self−initiati
ng )であり、入力信号の所与の一連の値の供給はF
SMが引き続いて吸収状態になることを保証する。
【0005】そのようなFSMのモデルが論理デイジタ
ルシミュレータによりシミュレートされる場合、回路の
自己開始行動は明らかにならない。すなわち、シミュレ
ータはシミュレーションの始めで未知の状態でスタート
し、かつ駆動されさえする(すなわち、それは1つの状
態から他の状態に進行する)から、シミュレータの現行
状態のみが知られている。シミュレータのこの経歴の欠
如のために、供給された値のシーケンスを介する初期化
はシミュレートできない。この問題はシミュレーション
の始めでFSMを強制的に既知の状態にすることにより
解決できる。しかし、これは近似すべき現実の表現では
なく、またシミュレーション中に可能でもない。さらに
、回路のこの介入(intervention)は回路
の内部点へのアクセスの困難性のために実際的な問題を
課すことになる。
【0006】
【発明の開示】本発明の目的は特にシミュレートできる
自己開始行動を有する逐次有限状態マシン回路を与える
ことである。そのために、本発明による逐次有限状態マ
シン回路は、  入力信号のX値の所与のシーケンスで
起こる長さJを有する各サブシーケンス{c(0),c
(1),...,c(J−1)}でc(0)により開始
する入力信号{c(0),c(1),...,c(X−
1)}のX値の所与のシーケンスによって静止状態(r
est state)が任意の状態から到達され、ここ
で1<=J<=Xであるか、あるいはサブシーケンスが
回路に蓄積されているその1対1表現である長さJを有
するかであることを特徴としている。このようにこのシ
ミュレータは未知の状態から既知のステップ状の吸収状
態で、遷移の実現が可能である。
【0007】本発明による逐次有限状態マシン回路の1
実施例は、N個の双安定要素がプリセット可能であり、
入力信号の(X−1)個の最近の値(mostrece
nt value )あるいはその1対1表現である値
を蓄積するために、回路がシフトレジスタとして連結さ
れた(X−1)個の別の双安定要素を備え、かつ入力信
号とシフトレジスタの(X−1)個の双安定素子によっ
てフィードされた復号論理を備え、該論理は入力信号の
X値の所与のシーケンスの生起に関する検出信号を形成
し、上記の検出信号がN個のプリセット可能な双安定素
子にプリセット信号として印加されていることを特徴と
している。所与のシーケンスの生起に対する検出信号は
シフトレジスタと入力信号を評価する復号論理により供
給される。
【0008】本発明によるX>=Nである逐次有限状態
マシン回路の別の実施例は、回路が(X−N)個の別の
双安定要素FF(N+1),...,FF(X)と追加
の組合せ論理を具え、該組合せ論理は1<=J<=Xで
ある入力信号のX値の所与のシーケンスの長さJを有す
るサブシーケンス{c(0),c(1),...,c(
J−1)}の生起に応じて、毎回第1のJ個の双安定要
素FF(1),...,FF(J)が上記のサブシーケ
ンスの1対1表現であるJ値の表示シーケンス(rep
resentation sequence )を取る
ようにし、有限状態マシンの状態の表現の割り当ては第
1のJ値に関してJ値の表示シーケンスに対応する双安
定要素の論理値の組合せによってその状態が表されるよ
うになっていることを特徴としている。入力信号の所与
のシーケンスの長さが双安定要素(例えばセット/リセ
ットフリップフロップ)の数より大きいようなこのタイ
プのFSMに対して、最小数の追加の双安定要素が要求
され、かつ使用された双安定要求がプリセット可能であ
る必要がないことで有利となる。生起するサブシーケン
スの蓄積の結果として、この回路は全シーケンスが起こ
る場合に自動的に初期化される。
【0009】本発明によるX>=Nである逐次有限状態
マシン回路の好ましい実施例は、回路が入力信号の(X
−N)個の最近の値あるいはその1対1表現である値の
蓄積のために(X−N)個の別の双安定要素を具え、該
回路はまたX−N<J<=Xである入力信号のX値の所
与のシーケンスの長さJを有するサブシーケンス{c(
0),c(1),...,c(J−1)}の生起に応じ
て、毎回第1のJ−X+N個の双安定要素FF(1),
...,FF(J−X+N)が上記のサブシーケンスの
1対1表現であるJ−X+N値の表示シーケンスを取る
ようにし、有限状態マシンの状態の表現の割り当ては第
1のJ−X+N値に関してJ−X+N値の表示シーケン
スに対応する双安定要素の論理値の組合せによって状態
が表されるようになっていることを特徴としている。こ
のFSMは回路のフリップフロップにどんな未使用状態
も起こることができないという追加の利点を有している
【0010】X<Nである本発明による逐次有限状態マ
シン回路の別の実施例は、回路が1<=J<=Xである
入力信号のX値の所与のシーケンスの長さJを有するサ
ブシーケンス{c(0),c(1),...,c(J−
1)}の生起に応じて、毎回第1のJ個の双安定要素F
F(1),...,FF(J)が上記のサブシーケンス
の1対1表現であるJの表示シーケンスを取るようにし
、有限状態マシンの状態の表現の割り当ては第1のJ値
に関してJ値の表示シーケンスに対応する双安定要素の
論理値の組合せによって状態が表現されるようになって
おり、追加の論理回路は入力信号のX値の全シーケンス
の生起に応じて、双安定要素FF(X+1),...,
FF(N)が静止状態の論理値に対応する値を取ること
を特徴としている。入力信号の所与のシーケンスの長さ
がフリップフロップの数より小さいこのタイプの回路に
対して、初期化が追加のフリップフロップ無しに実現さ
れることで付加的利点が得られる。
【0011】本発明を図面を参照して詳細に説明する。
【0012】
【実施例】その状態遷移が図1に示された逐次有限状態
マシンを参照して本発明を今後詳細に説明する。FSM
は16個の状態と種々の遷移を有し、その遷移の間でそ
れはクロツク信号と入力信号により制御される。この場
合、入力信号は2値タイプ(「0」あるいは「1」)で
ある。一般的に言って、入力信号はさらに多くのビット
からなっていてもよい。例えば縁部となる各位置のクロ
ツク信号により規定される時点で、有限状態マシンは次
の状態に切り替わる。数1を持つ状態は値「1」を有す
る5個の連続入力信号のシーケンスの場合に吸収され、
入力信号の最後の5個の1の後で任意の静止状態から静
止状態1が到達される。この場合の入力信号{c(0)
,c(1),...,c(X−1)}のX値の所与のシ
ーケンスは以下のように{「1」,「1」,「1」,「
1」,「1」};X=5およびN=4のようになる。こ
れらの値は単に一例として選ばれ、他の選択もまた可能
であることは明らかであろう。この逐次有限状態マシン
は4個の双安定要素あるいはフリップフロップ(2の冪
乗4は16個の可能な状態を含んでいる)と、状態間の
正しい遷移を実現する1組の組合せ論理によって実現で
きる。
【0013】この目的で要求された組合せ論理の組の正
確な構成は例えば英国のマンバース・ストリート・バス
・ビーエイ1  アイピーエックス、20(20 Ma
nvers StreetBath BA1 IPX,
 United Kingdom)のプラクシス・シス
テムズ・ピーエルシー(PRAXIS Systems
 PLC)からのソフトウエアパッケージ,ローカム(
LOCAM )を用いて自動的に発生でき、かつ最適化
できる。FSM回路は図2に示され、ここでFF(1)
からFF(4)と番号の付けられた4個のフリップフロ
ップが接続され、入力信号CSと状態遷移の速度を制御
するクロック信号CKを受信する1組の組合せ論理CL
が後に連結されている。
【0014】この回路は例えばユーザーズ・マニュアル
,参照番号14773、1988年5月に記載されたオ
ランダ国、2132  エッチアール・フーフドープ(
2132  HR  Hoofddorp )、メンタ
ー・グラヒクス・ビー・ベー(Mentor Grap
hics B. V. )からのクイックシム(QUI
CKSIM)のような論理ディジタルシミュレータを用
いてシュミレートできる。
【0015】シミュレータはフリップフロップ接続と論
理、状態および可能な遷移のような回路に関するデータ
によりフィードされる。それに基づいて、シミュレータ
は回路行動をシュミレートする。シュミレーションの始
めに(パワーアップ)、FSMは任意の状態にあり、フ
リップフロップの内容はシミュレータに対して未知であ
る。シミュレータは以前の制御信号を「想起(reme
mber)」できない。それは計算により未知の状態を
放棄するように利用できるには不十分なデータを有して
いる。 このように、FSMの状態は次のクロック信号の後で未
知のままでいる。従って自己開始行動はシュミレートで
きない。このようにシュミレーション能力が制限される
理由は、シミュレータが3つの論理状態、低(「0」)
、高(「1」)および未知(「X」)を有していること
からなっている。未知の値「X」の数は例えば「0」と
「X」がアンドゲートに印加される場合には低減できる
。その結果は明確に「0」であろう。同じ結果は「1」
と「X」をオアゲートに印加することにより達成できる
。その結果は明確に「1」である。しかしアンドゲート
に印加された「1」と「X」は再び「X」を生成する。
【0016】FSMが信号を回路の内部点に強制するこ
とによりシュミレーションの始めで既知の状態に設定で
きないことは明らかであろう。しかしこれらの内部点へ
の物理的なアクセスはしばとば非常に困難である。さら
に、ユーザーはFSMが初期化されなければならず、か
ついかにしてこれをなすべきかを知る必要がある。
【0017】シミュレータがFSMの実際の行動を正確
にシュミレートしないという問題はハードウエアの適用
によりうまく解決できる。1<=J<=Xであるサブシ
ーケンス{c(0),...,c(J−1)}の(一時
)蓄積、あるいは1対1表現であるサブシーケンス(例
えば論理的補数)の(一時)蓄積はステップで未知の状
態から既知の状態への遷移をシミュレータが実現できる
追加の情報をシミュレータに供給する。この点に関する
種々の可能性は上に規定されたFSMを参照して説明さ
れよう。
【0018】図3は本発明によるFSM回路の1実施例
を示している。4個の追加のフリップフロップSRF(
1),...,SRF(4)が図2の回路に付加されて
おり、これらのフリップフロップは入力信号CSの4つ
の先行値が蓄積できるシフトレジスタを形成するように
連結されている。追加のフリップフロップSRF(1)
,...,SRF(4)の出力と入力CSの現行入力信
号は復号器サブ回路(この場合にはナンドゲートからな
る)に印加され、それは入力信号の所与のシーケンスの
生起(この場合にはもし5個の入力が論理「1」である
なら排他的に論理「0」となる)に関して検出信号SE
Tを形成する。この検出信号SETは回路の状態を含む
フリップフロップFF(1),...,FF(4)にプ
リセット信号として印加される。これらのフリップフロ
ップはこの目的でプリセット可能でなければならない。 この解決法はX,Nの任意の選択と、吸収となるシーケ
ンスに使用できる。
【0019】実際に、Xの値はしばしばNの値より大き
いかあるいはそれに等しいであろう。この条件を満足す
る回路に対して別の解決法が存在する。FSMの状態に
バイナリ表現の適当な割り当てにより、かつ追加の論理
の使用により、サブシーケンスの生起は既に存在するフ
リップフロップに「暗黙のうちに(implicitl
y)」蓄積できる。図1から明らかなように、FSMの
現行状態は第1論理「1」の生起の後では状態1,3,
4,9,10,13,14,15,16のいずれか1つ
のみであり得る。第2論理「1」の形の入力信号の生起
の後では、状態は1,3,4,15,16のいずれかで
あろう。第3論理「1」入力信号の後では、状態は1,
3,4のいずれかであろう。第4論理「1」入力信号の
後では、状態は1かあるいは4であり、そして入力信号
として第5論理「1」の後では、状態は明確に1である
【0020】1つのフリップフロップFF(5)が追加
され、X−N=5−4=1となる。1<=J<=X=5
の信号である少なくともJ個の論理1の形をした入力信
号の後ではフリップフロップFF(J)の値が論理「1
」であることを保証する別の論理回路の追加により、フ
リップフロップの内容は5個の1の形をした入力信号の
後で自動的に「11111」となる。従って、表示シー
ケンスはそれ自身生起するサブシーケンスである。FS
Mの状態のバイナリ表現の割り当ては以下のようになっ
ている。少なくともJ個の1の形をした入力信号の丁度
後で到達できる状態はJ個の1で始まり、例えば状態1
5は「11000」となる。この割り当ては追加の論理
が、許されない状態遷移を含まないことを保証し、追加
の論理回路により生じた遷移は表現されたFSMと正確
に一致する。入力信号として1を連続的に供給すること
により、値「X」はシミュレータに既知の値に変換され
る。入力信号としての別の「1」は、引き続くフリップ
フロップがもはや値「未知(unknown )」を有
さなくて値「1」を有することをシミュレータが知るこ
とを保証する。従って、5個の1の形をした入力信号の
後で、フリップフロップはシミュレータに対して値「1
1111」を有し、自己開始は事実である。もちろん双
安定要素の組の番号付け(numbering)は不適
切である。
【0021】関連遷移を実現する論理は再び自動的に発
生できる。1以上のクロック期間の入力信号の蓄積を必
要としなくてこの初期化が実現できる事実は以下のよう
に理解できる。 FF(1)は入力信号として少なくとも1つの「1」の
後で「1」である。 FF(2)は入力信号として少なくとも2つの論理1の
後で「1」である。... FF(5)は入力信号として少なくとも5つの論理1の
後で「1」である。と言うことは次のことに等価である
。 FF(1)は現行の入力信号1の後で「1」である。 FF(2)は現行の入力信号1と、FF(1)が「1」
である後で「1」である。... FF(5)は現行の入力信号1と、FF(1)が「1」
、FF(2)が「1」および...およびFF(4)が
「1」である後で「1」である。 このようにシミュレータはフリップフロップの現行の値
と入力信号と所与の状態遷移から初期化を推定できる。
【0022】元の4個のフリップフロップの代わりに5
個のフリップフロップを使用して、回路はこのようにシ
ミュレートできる。5個のフリップフロップの使用は使
用されない状態を意味し、従って遷移を実現する論理は
また使用されない状態に対して動作しなければならない
【0023】上の2つの解決法の組合せは図4に例示さ
れている。1個の追加のフリップフロップFF(0)(
X−1=1のため)が図2に示された回路に付加されて
いる。この追加のフリップフロップはクロック信号CK
に、入力としての入力信号CSに、そして組合せ論理C
Lに接続された出力c(0)に接続され、かつ先行クロ
ック期間の間に入力信号の値の蓄積に役立っている。 XあるいはNの別の選択に対して、特にもしX>N+1
なら、より多くのフリップフロップが追加される(X−
N>1)。その場合にはそれらは入力信号の最近の値の
蓄積に使用される。追加の組合せ論理とFSMの状態へ
のバイナリ表現の割り当ては生起するサブシーケンス(
この場合には1つ以上の連続論理1)が追加のフリップ
フロップに蓄積されるようになっており、そしてもしそ
れらが元のフリップフロップで上記のサブシーケンスを
もはや含めないならそうである。ここで表示シーケンス
はこのように再びサブシーケンスそれ自身である。
【0024】図5はこのFSMの状態の表現の可能な割
り当てを例示する表を示している。吸収状態1は表現「
1111」に割り当てられ、状態4は「1110」であ
り、状態3は「1101」であり(また「1100」に
もなろう)、そして状態15と16はそれぞれ「101
1」と「1010」である(それらは何時でも論理1で
始まらなければならない)。他の状態に対して何の制限
も存在しない。これは次のことを満足する。FF(1)
は入力信号として2個の1の後で「1」である。FF(
2)は入力信号として2個の1と、FF(1)が「1」
である後で「1」である。FF(3)は入力信号として
2個の1と、FF(1)が「1」であり、FF(2)が
「1」である後で「1」である。FF(4)は入力信号
として2個の1と、FF(1)が「1」、FF(1)が
「1」、FF(3)が「1」である後で「1」である。 入力信号として5個の1の後で、シミュレータに対する
フリップフロップの内容は従って自動的に「1111」
であり、自己開始である。関連遷移を実現する論理は自
動的に発生でき、かつ再び最適化される。
【0025】この実施例は以下の利点を提供する。すな
わち、プリセット可能なフリップフロップが要求されず
、復号論理が要求されず、第1の解決法よりも少ないフ
リップフロップが要求され、そして使用されない状態は
起こらず、従って組合せ論理に関して追加の要件が課せ
られない。入力信号の「11111」の形をした所与の
シーケンスに対して、追加の論理による表現の割り当て
に関して課せられた要件は役に立たないことに注意すべ
きである。少なくともJ個の1の後で到達すべき状態の
数は2の(X−J)冪乗より大きくないであろう。別の
FSMにおいて、例えば「101010....」のよ
うな吸収となる別のシーケンスもまた可能であり、吸収
状態が放棄される場合には排他的オアゲートがそれを決
定する。
【0026】図6は要求された追加の論理の可能な具体
化を示し(簡単のためにクロック信号の接続は省略され
ている)、入力信号CSは先行入力信号の蓄積のために
FF(0)に印加されている。FF(0)の出力とCS
はアンドゲートA1に印加され、その出力はその入力端
子が組合せ論理CLのブロックの出力にまた接続されて
いるオアゲートE1に接続されている。ゲートE1の出
力はその出力がA1の出力と共にアンドゲートA2に印
加されているFF(4)の入力端子に接続されている。 アンドゲートA2の出力はその入力端子がまたCLに接
続されているオアゲートE2に印加されている。ゲート
E2の出力はFF(3)に印加されている。この構成は
他のフリップフロップに全く同様に続いている。入力信
号として第1の「1」はFF(0)に蓄積され、第2の
「1」はゲートA1の出力に、従ってFF(4)に「1
」を生成し、それはゲートE1の別の入力端子の値にか
かわらずそうである。入力信号として第3の「1」はま
たFF(3),FF(4)に「1」を生成し、FF(0
)もまた値「1」を保持している。第4および第5の「
1」はまた最後の2つのフリップフロップを「1」にし
ている。この追加論理の付加の後で論理の総量が地頭的
に発生でき、かつ再び最適化できることに注意すべきで
ある。
【0027】図7は本発明による回路を具えるディジタ
ル集積回路を示している。このディジタルICは制御信
号あるいは入力信号CS、クロック信号CK、テストデ
ータ入力TDIおよびテストデータ出力TDOを供給す
る接続を具えている。この回路はまた組合せ論理(ハッ
チされた領域)に接続された双安定要素のレジスタBI
STと走査レジスタSCANと、境界走査セル(Bou
ndary Scan cells )BSC、別のレ
ジスタINST,BYP,ID、マルチプレクサMUX
および本発明による有限状態マシン回路FSMを具えて
いる。境界走査テスト(Boundary Scan 
Test)のこれ以上の情報はドイツ国公開特許第DE
−3727723−A1 号を参照されたい。FSMは
レジスタの状態遷移を決定する。表面マウント技術で構
成されたそのようなICのテスト可能性は本質的に重要
である。
【0028】遷移論理に関して殆ど制限を課すことなく
、少量の冗長論理が付加され、かつ状態の表現のスマー
トな割り当てが実現される場合に、有限状態マシン回路
は十分シミュレートできる。集積回路において、このこ
とは僅かの追加チップ表面面積のみを使用して実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は有限状態マシンの状態遷移図を示してい
る。
【図2】図2は適切な1つの回路を示している。
【図3】図3は本発明によるFSM回路の第1の実施例
を示している。
【図4】図4は本発明によるFSM回路の好ましい1実
施例を示している。
【図5】図5は有限状態マシンの状態の表現の割り当て
を例示する表を示している。
【図6】図6は追加の論理の可能な具体化によるFSM
回路を示している。
【図7】図7は本発明による回路を具えるディジタル集
積回路を示している。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  1組のN個の双安定要素{FF(1)
    ,...,FF(N)}とそれに接続された1組の組合
    せ論理を具える逐次有限状態マシン回路であって、双安
    定要素の論理値の組合せは有限状態マシンの状態を表す
    回路状態を規定し、該回路は組合せ論理、回路の現行状
    態、および入力信号の影響の下でクロック信号により決
    定される時点で次の状態に切り替わり、組合せ論理の組
    が回路の有限状態マシンの状態間の遷移を実現するもの
    において、入力信号のX値の所与のシーケンスで起こる
    長さJを有する各サブシーケンス{c(0),c(1)
    ,...,c(J−1)}でc(0)により開始する入
    力信号{c(0),c(1),...,c(X−1)}
    のX値の所与のシーケンスによって静止状態が任意の状
    態から到達され、ここで1<=J<=Xであるか、ある
    いはサブシーケンスが回路に蓄積されているその1対1
    表現である長さJを有するかであることを特徴とする逐
    次有限状態マシン回路。
  2. 【請求項2】  N個の双安定要素がプリセット可能で
    あり、入力信号の(X−1)個の最近の値あるいはその
    1対1表現である値を蓄積するために回路がシフトレジ
    スタとして連結された(X−1)個の別の双安定要素を
    備え、かつ入力信号とシフトレジスタの(X−1)個の
    双安定素子によってフィードされた復号論理を備え、該
    論理は入力信号のX値の所与のシーケンスの生起に関す
    る検出信号を形成し、上記の検出信号がN個のプリセッ
    ト可能な双安定素子にプリセット信号として印加される
    ことを特徴とする請求項1に記載の逐次有限状態マシン
    回路。
  3. 【請求項3】  回路が(X−N)個の別の双安定要素
    FF(N+1),...,FF(X)と追加の組合せ論
    理を具え、該組合せ論理は1<=J<=Xである入力信
    号のX値の所与のシーケンスの長さJを有するサブシー
    ケンス{c(0),c(1),...,c(J−1)}
    の生起に応じて、毎回第1のJ個の双安定要素FF(1
    ),...,FF(J)が上記のサブシーケンスの1対
    1表現であるJ値の表示シーケンスを取るようにし、有
    限状態マシンの状態の表現の割り当ては第1のJ値に関
    してJ値の表示シーケンスに対応する双安定要素の論理
    値の組合せによってその状態が表されるようになってい
    ることを特徴とするX>=Nである請求項1に記載の逐
    次有限状態マシン回路。
  4. 【請求項4】  回路が入力信号の(X−N)個の最近
    の値あるいはその1対1表現である値の蓄積のために(
    X−N)個の別の双安定要素を具え、該回路はまたX−
    N<J<=Xである入力信号のX値の所与のシーケンス
    の長さJを有するサブシーケンス{c(0),c(1)
    ,...,c(J−1)}の生起に応じて、毎回第1の
    J−X+N個の双安定要素FF(1),...,FF(
    J−X+N)が上記のサブシーケンスの1対1表現であ
    るJ−X+N値の表示シーケンスを取るようにし、有限
    状態マシンの状態の表現の割り当ては第1のJ−X+N
    値に関してJ−X+N値の表示シーケンスに対応する双
    安定要素の論理値の組合せによって状態が表されるよう
    になっていることを特徴とするX>=Nである請求項1
    に記載の逐次有限状態マシン回路。
  5. 【請求項5】  回路が1<=J<=Xである入力信号
    のX値の所与のシーケンスの長さJを有するサブシーケ
    ンス{c(0),c(1),...,c(J−1)}の
    生起に応じて、毎回第1のJ個の双安定要素FF(1)
    ,...,FF(J)が上記のサブシーケンスの1対1
    表現であるJの表示シーケンスを取るようにし、有限状
    態マシンの状態の表現の割り当ては第1のJ値に関して
    J値の表示シーケンスに対応する双安定要素の論理値の
    組合せによって状態が表現されるようになっており、追
    加の論理回路は入力信号のX値の全シーケンスの生起に
    応じて、双安定要素FF(X+1),...,FF(N
    )が静止状態の論理値に対応する値を取ることを特徴と
    するX<Nである請求項1に記載の逐次有限状態マシン
    回路。
  6. 【請求項6】  請求項1から5のいずれか1つに記載
    の逐次有限状態マシン回路を具える集積回路。
JP3040530A 1990-02-16 1991-02-13 逐次有限状態マシン回路とそのような回路を具える集積回路 Pending JPH04215316A (ja)

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US5097151A (en) 1992-03-17
DE69109703T2 (de) 1996-01-25
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